JPH0111846Y2 - - Google Patents

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JPH0111846Y2
JPH0111846Y2 JP1735085U JP1735085U JPH0111846Y2 JP H0111846 Y2 JPH0111846 Y2 JP H0111846Y2 JP 1735085 U JP1735085 U JP 1735085U JP 1735085 U JP1735085 U JP 1735085U JP H0111846 Y2 JPH0111846 Y2 JP H0111846Y2
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pipe
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gutter
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は屋上防水工法に使用するドレインに関
するものであり、更に詳しくは既設の老旧屋上防
水層の補修時に簡便で、しかも極めて有効に使用
できる軟質合成樹脂製の防水用ドレインに関する
ものである。
(従来の技術とその問題点) 屋上防水、特に老旧防水層が施工されている屋
上の場合には老旧防水層を全面的に撤去し、コン
クリート下地を綺麗にケレン、清掃した後新規防
水層を施工することになるが、その場合既設の埋
設樋管は錆や腐蝕などによつて再使用が不可能と
なることが多く、したがつて新規のドレインを新
たに取り付けることが必要となる。
しかし乍ら、建物中に既に埋設されている竪樋
管、又は横樋管に対して適切に嵌め込むことが出
来るような鋳鉄製ドレインを手配することは極め
て困難である。
それは、これら竪又は横樋管の埋設位置やその
内径が建物により異なり、かつ永年の間における
建物の歪やずれによつて、ドレイン埋設孔に曲り
や変形が生じているためである。
したがつて、本出願人はこのような補修防水工
事時に極めて有効かつ適切な防水用ドレインを提
供せんと、既に実開昭58−89521号及び実開昭58
−89522号の考案による軟質合成樹脂製ドレイン
を提案している。
しかし、これらは管首部と管端部の径の寸法が
同一であるため一種類の埋設樋管にしか使用でき
ず、埋設樋管が標準の樋管寸法、例えば4インチ
よりも細いものである場合は使用できないことに
なる。
またドレイン管本体が埋設樋管の竪樋管用と横
樋管用と2つのタイプのものが必要となり部品の
調達が繁雑となる等の問題がある。
(考案が解決しようとする技術的課題) 本考案が解決しようとする技術的課題は、ドレ
イン管本体を単体で管寸法の異なる2種類の埋設
樋管に使用することができるようにすると共に竪
樋管及び横樋管の異なるタイプの埋設樋管にも共
用することができるようにすることである。
(技術的課題を達成するための技術的手段) 以上の技術的課題を達成するための技術的手段
は、ドレイン管本体の管首部を管端部の径よりも
大径に形成し、該管首部に通水円筒部と該円筒部
上端に設けた接着鍔部とで形成する集水体を嵌着
すると共に、該集水体に多数の通水孔を開穿した
ストレーナーを嵌合被蓋し、これらドレイン管本
体と集水体、ストレーナーを夫々軟質合成樹脂で
形成することである。
(作用) 建物の屋上等における老旧防水層を撤去し、は
つり及びケレン、サンダーがけをして防水下地を
綺麗に仕上げた後、接着剤を用いて防水シートを
全面的に接着する。
このときドレイン孔部分の防水シートは集水体
の形状に合わせて切り取つておく。
そして既設の埋設樋管が3インチ管である場合
は管首部が4インチ径、管端部が3インチ径のド
レイン管本体を用いるが、このままのドレイン孔
ではドレイン管本体を嵌入することが出来ないの
で、管首部の形状に合わせてコンクリート躯体を
へつり該孔を拡大する。
然る後、ドレイン管本体の管端部を埋設樋管の
内側に嵌入し、かつ管首部と嵌着した集水体の接
着鍔部を防水シートに接着剤を介して接着し、該
集水体にストレーナーを嵌合被蓋する。
(考案の効果) 本考案は以上の様にドレイン管本体の管首部を
管端部の径よりも大径に形成したことにより、単
体で管寸法の異なる2種類の埋設管に使用するこ
とが出来、さらにドレイン管本体と集水体、スト
レーナーを夫々別個に形成したことにより、竪樋
管及び横樋管にも共用することが出来る。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明する。
防水用ドレインAはドレイン管本体1と該本体
1の管首部4に嵌着する集水体2,2aと該集水
体2,2aに嵌合被蓋するストレーナー3,3a
とにより構成される。
ドレイン管本体1はコンクリート躯体Gに開穿
されたドレイン孔N内に埋設された竪樋管m及び
横樋管nに挿入するものであり、軟質合成樹脂で
管状に形成し、その管首部4の口径4aを管端部
5の口径5aよりも大径に形成すると共に該管首
部4と管端部5との間にベローズ部6を形成す
る。
前記管首部4は第5図及び第6図に示す如く、
管端部5の中心点に対して変心して形成され、そ
の内側に後述する集水体2,2aの通水円筒部
7,7aを嵌着する。
またドレイン管本体Aの管端部5の管径はドレ
イン孔N内に埋設された竪樋管m及び横樋管nの
管径に対応する規格寸法として49mmφ(2インチ
用)、65mmφ(2.5インチ用)、75mmφ(3インチ
用)、100mmφ(4インチ用)、123mmφ(5インチ
用)及び145mmφ(6インチ用)の6タイプのもの
がある。これに対して管首部4の寸法は例えば前
記管端部5を75mmφ(3インチ)した場合に4イ
ンチ径(100mmφ)として管端部5との口径差を
1インチ程度にする。
したがつて現在埋設樋管の管径の寸法が上記の
ように6種類あるとすれば、管首部4と管端部5
の組合せを6インチと5インチ、4インチと3イ
ンチ、3インチと2インチの3種類、準備するこ
とによりこれら6種類の埋設樋管に対応すること
が出来る。
ベローズ部6はドレイン管本体1を屈曲可能と
するためのものであり、これにより竪樋管m及び
横樋管nの埋設樋管が位置ずれを起こしていて
も、ドレイン管本体1を容易にこれら埋設樋管に
挿入出来るようにする。
また、ドレイン管本体1を管端部5から埋設管
に挿入する場合に、ベローズ部6の外周凹部8全
周にわたりシーリング材9を充填することにより
高度の水密性を確保し、かつ逆流時の漏水事故を
防止する。
この場合、シーリング材9の充填は該凹部8の
凹溝8aの2〜3本でも充分であるが、これは状
況により任意に決定することが出来る。
集水体2,2aは軟質合成樹脂で形成され、ド
レイン管本体1の管首部4に嵌着される通水円管
部7,7aと該円筒部7,7aの一端に設け防水
シート11に接着される接着鍔部10,10aと
からなり、該円筒部7,7aを前記ドレイン管本
体1の管首部4内側に嵌着する。
この集水体2,2aは竪樋管mと横樋管nによ
りその形状が異なり、竪樋管mのものは通水円筒
部7一端の周辺に環状の接着鍔部10を形成し、
かつその円筒部7,の内周々辺にストレーナー3
を嵌合被蓋するための嵌合段差部13を設ける。
横樋管nのものは屋上面Sのコーナー部に埋設
樋管が設けられているため、接着鍔部10aを立
上り片10a1と平面片10a2とでL字形に形成
し、平面片10a2には通水を容易に行なうための
通水部12を通水円筒部7aと連続するように形
成すると共に、該通水部12の先端部周辺にスト
レーナー3aを嵌合被蓋するための嵌合段差部1
3aを設ける。
ドレイン管本体1の管首部4と通水円筒部7,
7aとの接着は、これらが同質の軟質合成樹脂の
場合は、この合成樹脂用の溶剤を通水円筒部7,
7aの外周面及び管首部4の内周面に塗布して接
着する。
この場合熱風溶着法による溶着も可能である。
一方、これらが異質の軟質合成樹脂の場合は、
両者に共通して使用できる接着剤を用いて接着す
る。
また、接着鍔部10,10aと防水シート11
との接着も上記場合と同様にして行なう。
ストレーナー3,3aは軟質合成樹脂で形成さ
れた集水体2,2aに嵌合被蓋するためのもので
あり、これも集水体2,2aと同様竪樋管mと横
樋管nとによりその形状が異なる。
竪樋管m用のものは、多数の通水孔14を開穿
した帽状形の覆部15と嵌合段差部13に嵌合接
着する嵌合鍔部16とにより形成する。
横樋管n用のものは、通水円筒部7aを被覆可
能なL字形板であり、前記竪樋管mと同様多数の
通水孔14aを開穿した覆部15aと該覆部15
a周辺に設けた嵌合段差部13aと嵌合接着する
嵌合鍔部16aとにより形成する。
またこれらストレーナー3,3aと防水シート
nとの接着は、前述したドレイン管本体1の管首
部4と通水円筒部7,7aとの接着と同じように
して行なう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の竪樋管用防水ドレインを竪樋
管に装置した状態の断面図、第2図は同分解断面
図、第3図は横樋管用防水ドレインを横樋管に装
置した状態の断面図、第4図は同分解断面図、第
5図はドレイン管本体の断面図、第6図は同斜視
図、第7図はストレーナーの平面図、第8図はス
トレーナーを集水板に嵌合した状態の斜視図、第
9図は横樋管用の集水板の平面図、第10図は同
正面図、第11図は横樋管用のストレーナーの平
面図、第12図は同ストレーナーを集水板に嵌合
した状態の斜視図である。 尚図中、A…防水用ドレイン、1…ドレイン管
本体、2,2a…集水体、3,3a…ストレーナ
ー、4…管首部、5…管端部、7,7a…通水円
筒部、10,10a…接着鍔部、14…通水孔を
夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドレイン管本体の管首部を管端部の径よりも大
    径に形成し、該管首部に通水円筒部と該円筒部上
    端に設けた接着鍔部とで形成する集水体を嵌着す
    ると共に、該集水体に多数の通水孔を開穿したス
    トレーナーを嵌合被蓋し、これらドレイン管本体
    と集水体、ストレーナーを夫々軟質合成樹脂で形
    成した防水用ドレイン。
JP1735085U 1985-02-08 1985-02-08 Expired JPH0111846Y2 (ja)

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JP1735085U JPH0111846Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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JPS61133629U JPS61133629U (ja) 1986-08-20
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JP2017133175A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 北開技研工業株式会社 ドレン用逆流対策装置およびこれを備えたルーフドレン

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