JP2556413Y2 - 竪樋継手 - Google Patents

竪樋継手

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JP2556413Y2
JP2556413Y2 JP7916791U JP7916791U JP2556413Y2 JP 2556413 Y2 JP2556413 Y2 JP 2556413Y2 JP 7916791 U JP7916791 U JP 7916791U JP 7916791 U JP7916791 U JP 7916791U JP 2556413 Y2 JP2556413 Y2 JP 2556413Y2
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downspout
downspouts
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広志 松井
雅文 片平
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は竪樋継手に係り、詳しく
は竪樋同士を短管体を用いて外観良くかつ確実強固に接
続し得る竪樋継手に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、竪樋同士を接続する継手
は、水漏れ防止と接着接続を確実に行うために、図4に
断面図で示す如く、受口aを上方に具え、差口bを下方
に具え、受口aにはその内面及び/又は上部竪樋cの下
端部外面に接着剤を塗布して、受口aは竪樋cに外嵌合
して接着固定し、また差口bにはその外面及び/又は下
部竪樋cの上端部内面に接着剤を塗布して差口bは竪樋
cに内嵌合して接着固定することが通常行われている。
【0003】しかしながら、上記従来の継手により竪樋
同士を接続すると、必然的に受口aの外面は竪樋c、c
の外面から突出して段差を生じ、接続部の外観を損うと
云う問題があった。
【0004】また、近年洋風住宅の普及に伴って、軒先
にフィットする竪樋及び竪樋同士の接続部の仕上り外観
に対する要望が高まっており、竪樋形状の多様化に対応
した竪樋同士の接続方法が課題となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するものであって、その要旨は竪樋同士を短管体により
接続する竪樋継手であって、上記短管体は、その外周形
状を上記竪樋の内周形状と略同一に設定し、一端側外面
の周方向に環状溝を形成すると共に、該環状溝には水膨
張ゴム製のガスケットを周設してなり、上記短管体の環
状溝の周辺及び他端側の外面に塗布した接着剤により竪
樋同士の突合せ内面で竪樋を接着接続してなる竪樋継手
である。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づき具体的に
説明する。図1は本考案で接続対象となる竪樋の例を斜
視図で示し、図2は図1に示す竪樋を接続する短管体を
斜視図で示し、図3は図2に示す短管体により、図1に
示す竪樋を接続した状態を断面図で示し、図4は従来の
竪樋継手を断面図で示す。
【0007】本考案の接続対象となる竪樋1は、図1に
斜視図で示す如く、断面が略楕円形であって、その長径
側両端部の長手方向に控金具(図示せず)を掛止するた
めの凹状溝11を具えている。
【0008】上記竪樋1同士を接続する短管体2は、図
2に斜視図で示す如く、外周形状が上記竪樋1の内周形
状と略同一に設定し、その一端側22外面の周方向に環
状溝24を形成すると共に、該環状溝24には、通常水
封材として用いられる水膨張ゴム製のガスケット3を周
設したものである。
【0009】上記図2に示す短管体2を用いて上記図1
に示す竪樋1同士を接続するには、先づ短管体2の環状
溝24内に、ガスケット3を接着剤を介し或いは介さず
に嵌着しておき、ガスケット3を嵌着した一端側22の
外面に接着剤4を塗布し、図3に断面図で示す如く、上
方の竪樋1の下端へ短管体2の一端側22を内嵌合し、
短管体2の長さの略1/2の挿入位置で接着固定してお
き、次いで短管体2の他端側23の外面に接着剤4を塗
布したのち、下方の竪樋1の上端へ短管体2の他端側2
3を内嵌合して、上方の竪樋1の下端面に当接する位置
1−1まで下方の竪樋1を挿入し接着固定する。
【0010】上記の如く、本考案は竪樋1,1同士の突
合せ内面で短管体2によって強固に接着固定できると共
に、水膨張ゴム製のガスケット3が短管体2と竪樋1と
の間に挟持される。
【0011】短管体2を竪樋1に接続したときに、短管
体2は、凹条溝11を具えた断面略楕円形の竪樋1の内
側で、該竪樋1に符合する外周形状と継手凹条溝21を
具えていると共に、水膨張ゴム製のガスケット3が環状
溝24に嵌着されているので、例え接着固定箇所から水
漏れを生じても、ガスケット3の膨張により封水し、接
続部から外部に漏水することがない。
【0012】上記実施例では、断面が略楕円形で、その
長径側端部の長手方向に凹条溝を具えた竪樋同士を接続
する竪樋継手について説明したが、これに拘束されず、
竪樋の断面が円形状、方形状、五角形状等に適用でき
る。特に側壁の両側長手方向に凹条溝を具えた竪樋同士
を接続する竪樋継手として最適である。
【0013】
【考案の効果】本考案は上記構成よりなるので、控金具
を掛止する凹条溝を具え、洋風建築にマッチした形状を
有する竪樋同士を、水漏れなく強固に接合できると共
に、接続箇所が外方に突出することがないので、体裁が
良く外観が優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案で接続対象となる竪樋の例を斜視図で示
す。
【図2】図1に示す竪樋を接続する短管体を斜視図で示
す。
【図3】図2に示す短管体により、図1に示す竪樋を接
続した状態を断面図で示す。
【図4】従来の竪樋継手を断面図で示す。
【符号の説明】
1 竪樋 2 短管体 22 一端側 23 他端側 24 環状溝 3 ガスケット 4 接着剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪樋同士を短管体により接続する竪樋継
    手であって、上記短管体は、その外周形状を上記竪樋の
    内周形状と略同一に設定し、一端側外面の周方向に環状
    溝を形成すると共に、該環状溝には水膨張ゴム製のガス
    ケットを周設してなり、上記短管体の環状溝の周辺及び
    他端側の外面に塗布した接着剤により竪樋同士の突合せ
    内面で竪樋を接着接続してなる竪樋継手。
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