JP3599469B2 - 竪樋継手 - Google Patents

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範男 丹野
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は竪樋継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、竪樋継手としては、実開昭60−154528号公報に記載あるように、上端部に竪樋の外径とほぼ等しい内径を有する受け口からなる接続部と、下端部に竪樋の内径とほぼ等しい外径を有する挿し口からなる接続部とが設けられた短筒状をしている。
そして、この竪樋継手は、上方の竪樋下端部の外周面に接着剤を塗布し、この下端部を竪樋継手の受け口の中に挿入して接続し、竪樋継手の挿し口外周面に接着剤を塗布し、この挿し口を下方の竪樋の上端部に挿入して接続して、上下の竪樋を接続するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の竪樋継手で竪樋を接続すると、受け口が竪樋より大きいために竪樋よりこの部分が突出して外観が悪い。
又、竪樋の下端部を竪樋継手の受け口に挿入する際に、竪樋の下端部に塗布されている接着剤が受け口の周縁で剥ぎ取られる結果、この竪樋と受け口との接着が不充分になり、この間から雨水が漏れることがある。同様に、竪樋継手の挿し口を竪樋の中に挿入する際に、挿し口に塗布されている接着剤が竪樋の上縁で剥ぎ取られて接着不良を起こすことが覆い。
【0004】
特に、最近では、竪樋が垂直に取り付けられるだけでなく、斜めに取り付けられることが多くなっているが、このように、竪樋が斜めに取り付けられると、接続部の接着不良部分から雨水が漏れるという事故が発生する。
そこで、本発明の目的は接続部分が突出せず、しかも、雨水が漏れないように接続できる施工性のよい竪樋継手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであって、竪樋の内径より若干小さい外径を有し、上端から下方にスリット状に切欠された上部切欠溝と下端から上方にスリット状に切欠された下部切欠溝とが交互に設けられリングと、ほぼ竪樋の内径よりリングの厚みだけ小さい外径の接続部を両側に有する短筒状の継手本体とからなるものである。
【0006】
(作用)
使用方法の一例を説明しながら本発明竪樋継手の作用を説明する。
最初に、リングの外周面に接着剤を塗布して上方の竪樋の下端部の中に挿入する。又、同様に、別のリングの外周面に接着剤を塗布して下方の竪樋の上端部の中に挿入する。
すると、本発明に使用するリングは竪樋の内径より若干小さい外径を有するから、竪樋の内周面とリングの外周面との間に隙間があり、この隙間の中に接着剤が留まった状態に挿入される。このように、リングの外周面に塗布された接着剤は竪樋の縁で剥ぎ取られて接着剤がなくなることがない。
【0007】
次に、上方のリングの中に継手本体の上側の接続部を、又、下方のリングの中に継手本体の下側の接続部をそれぞれ挿入する。
すると、本発明の継手本体はほぼ竪樋の内径よりリングの厚みだけ小さい外径の接続部を両側に有するし、リングの外径は竪樋の内径より若干小さいから、継手本体の接続部の外径はこのリングの内径より若干大きい。しかも、リングには上端からスリット状に切欠された上部切欠溝と下端からスリット状に切欠された下部切欠溝とが交互に設けられているから、リングの径を拡大し易い構造になっている。従って、リングの中に継手本体の接続部を挿入すると、この継手本体の接続部が上部切欠溝または下部切欠溝を拡げて、リングの外径を大きくしながら入ってゆく。その結果、リングの外周面が竪樋の内周面に密着する。
【0008】
そして、リングの外周面に塗布された接着剤はリングの外周面と竪樋の内周面との間の僅かな隙間に残ったり、上部切欠溝または下部切欠溝の中に残るので、この接着剤によってリングの外周面と竪樋の内周面が強固に接着される。更に、上部切欠溝または下部切欠溝を通ってリングの内周面と継手本体の外周面との間に滲み出た接着剤によってリングの内周面と継手本体の外周面が強固に接着される。
このようにして竪樋を接続すると、竪樋継手のリングや接続部はすべて竪樋の内部にあるので、竪樋から突出することがない。従って、この接続部分が美麗である。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を説明する。
図1〜図3は本発明の一実施例を示すもので、図1は竪樋継手を示すもので、(イ)はリングの平面図、(ロ)はリングの正面図、(ハ)はリングの断面図、(ニ)は継手本体の平面図、(ホ)は継手本体の一部切欠正面図、図2は竪樋にリングを挿入した状態を示す断面図、図3(イ)は竪樋継手で竪樋を接続した状態の正面図、(ロ)は断面図である。
【0010】
図1〜図3において、1はポリ塩化ビニル樹脂製の竪樋であり、11は上方の竪樋、12は下方の竪樋である。この竪樋1は四角の角部が内方に湾曲されている筒状体である。
2は竪樋継手であり、この竪樋継手はリング3と継手本体4とからなる。
リング3は竪樋1の内径より若干小さい外径を有し、竪樋1と同様に、四角の角部が内方に湾曲されている短筒体であり、一端部に若干外径の大きい鍔35が設けられている(図1の(イ)、(ロ)、(ハ)参照)。
【0011】
そして、短筒体の上端から下方にスリット状に切欠された4本の上部切欠溝31と下端から上方にスリット状に切欠された4本の下部切欠溝32とが交互に設けられている。
従って、リング3の径を拡げる方向に力を加えると、上部切欠溝31と下部切欠溝32とが拡がってリング3の径が拡がるようになっている。
継手本体4は竪樋と同様に、四角の角部が内方に湾曲された短筒状であり、ほぼ中央に仕切り壁41が設けられ、この仕切り壁41の両側に接続部42、42が設けられている。切り壁41は竪樋1とほぼ等しい外径を有し、接続部42はほぼ竪樋1の内径よりリングの厚みだけ小さい外径を有する。
従って、中央の仕切り壁41がリング3の厚みだけ外方に突出している。又、この接続部42の先端43は、竪樋1の中に挿入し易いように、テーパー状に細くなっている(図1(ニ)、(ホ)参照)。
【0012】
次に、この竪樋継手で竪樋を接続する施工方法および作用について説明する。最初に、リング3の外周面に接着剤を塗布して上方の竪樋11の下端部の中に挿入する。又、同様に、別のリング3の外周面に接着剤を塗布して下方の竪樋12の上端部の中に挿入する。
すると、リング3は竪樋1の内径より若干小さい外径を有するし、一端部に若干外形の大きい鍔35があるから、リング3は鍔35まで簡単に挿入できる。しかも、リング3は竪樋1の内径より若干小さい外径を有するから、竪樋1の内周面とリング3の外周面との間に隙間があり、この隙間の中に接着剤が留まった状態に挿入される。従って、リング3の外周面に塗布された接着剤は竪樋の縁で剥ぎ取られて接着剤がなくなることがない。
【0013】
次に、上方のリング3の中に継手本体4の上側の接続部42を、又、下方のリング3の中に継手本体4の下側の接続部42をそれぞれ仕切り壁41まで挿入する。この際、継手本体4の先端43はテーパー状に細くなっているから簡単に挿入できる。そして、仕切り壁41は竪樋の外径とほぼ等しい外径を有するから、この竪樋1はこの仕切り壁41まで挿入され、ここで止まる。
このように挿入すると、継手本体4はほぼ竪樋1の内径よりリング3の厚みだけ小さい外径の接続部42を両側に有するし、リング3の外径は竪樋の内径より若干小さいから、継手本体4の外径はリングの内径より若干大きい。従って、リング3の中に継手本体4の接続部42を挿入すると、この継手本体の接続部42が上部切欠溝31または下部切欠部32を拡げ、リング3の外径を大きく品柄入ってゆく。その結果、リング3の外周面が竪樋1の内周面に密着する。
【0014】
リング3の外周面に塗布された接着剤はリング3の外周面と竪樋1の内周面との間の僅かな隙間に残ったり、上部切欠溝31または下部切欠溝32の中に残るので、この残った接着剤によってリング3と竪樋1が強固に接着される。更に、接着剤が上部切欠溝31または下部切欠溝32を通ってリング3と継手本体4との隙間に滲み込むので、この接着剤によってリング3と継手本体4とが強固に接着される。
このように、リング3に接着剤を塗布し、このリング3を竪樋1の中に挿入し、継手本体4をリング3の中に挿入するだけであるから施工が極めて簡単である。
【0015】
このようにして竪樋1を接続すると、継手本体4の仕切り壁41は竪樋1とほぼ同じ外径を、又、仕切り壁41は竪樋とほぼ等しい外径を有するし、竪樋継手2のリング3や接続部はすべて竪樋1の内部にあるので、竪樋1、仕切り壁41とが面一になって竪樋1から突出しない。従って、この接続部分が美麗である。
【0016】
【発明の効果】
本発明に使用するリングは竪樋の内径より若干小さい外径を有するから、リングの外周面に塗布された接着剤は竪樋の縁で剥ぎ取られることなく、リングを竪樋の下端部や上端部の中に挿入できるし、継手本体の接続部の外径が、竪樋の内径よりリングの厚みだけ小さいから、リングの中に継手本体の接続部を挿入すると、リングの外径が大きくなり、リングの外周面が竪樋の内周面に密着する。
リングの外周面に塗布された接着剤はリングの外周面と竪樋の内周面との間の僅かな隙間に残ったり、上部切欠部や下部切欠部の中に残るので、この残った接着剤によってリングとが、又、リングと継手本体とが強固に接着される。
【0017】
このように、施工が極めて簡単で、強固に接着され、接着不良で水漏れの事故が発生しない。
このようにして竪樋を接続すると、竪樋継手のリングや接続部はすべて竪樋の内部にあるので、竪樋から突出することがない。従って、この接続部分が美麗である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(イ)は竪樋継手のリングの平面図、(ロ)はリングの正面図、(ハ)はリングの断面図、(ニ)は継手本体の平面図、(ホ)は継手本体の一部切欠正面図である。
【図2】竪樋にリングを挿入した状態を示す断面図である。
【図3】(イ)は竪樋継手で竪樋を接続した状態を示す正面図、(ロ)は断面図である。
【符号の説明】
1 竪樋
11 上方の竪樋
12 下方の竪樋
2 竪樋継手
3 リング
31 上部切欠溝
32 下部切欠溝
4 継手本体
41 仕切り壁
42 接続部

Claims (1)

  1. 竪樋の内径より若干小さい外径を有し、上端から下方にスリット状に切欠された上部切欠溝と下端から上方にスリット状に切欠された下部切欠溝とが交互に設けられリングと、ほぼ竪樋の内径よりリングの厚みだけ小さい外径の接続部を両側に有する短筒状の継手本体とからなる竪樋継手。
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