JP2001317657A - マルチウェイコック - Google Patents
マルチウェイコックInfo
- Publication number
- JP2001317657A JP2001317657A JP2001091058A JP2001091058A JP2001317657A JP 2001317657 A JP2001317657 A JP 2001317657A JP 2001091058 A JP2001091058 A JP 2001091058A JP 2001091058 A JP2001091058 A JP 2001091058A JP 2001317657 A JP2001317657 A JP 2001317657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- housing
- groove
- projection
- way cock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K11/00—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
- F16K11/02—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
- F16K11/08—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only taps or cocks
- F16K11/085—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only taps or cocks with cylindrical plug
- F16K11/0853—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only taps or cocks with cylindrical plug having all the connecting conduits situated in a single plane perpendicular to the axis of the plug
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/22—Valves or arrangement of valves
- A61M39/223—Multiway valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K35/00—Means to prevent accidental or unauthorised actuation
- F16K35/04—Means to prevent accidental or unauthorised actuation yieldingly resisting the actuation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 点滴薬剤のごとき注入水薬や薬液などを扱う
医用装置に用いて好適な三ウェイコックのごときマルチ
ウェイコックに関し、コックプラグの開閉位置が正確に
セットされ、セットされた位置から容易に変化すること
のないマルチウェイコックを設計できるようにする。 【解決手段】 周壁部上に接続穴を有する中空円柱状の
ハウジング1と、このハウジング1に回転可能に装着さ
れるとともに、ハウジング1の接続穴と連通する流通路
を有するプラグ3と、ハウジング1のベース5上に設け
られ、ロック用溝10を有するスタッド9とをそなえ、
プラグ3の内周上において、スタッド9付きのロック用
溝10とプラグ3側のロック用突起11とが協働して係
合を行なうように構成される。
医用装置に用いて好適な三ウェイコックのごときマルチ
ウェイコックに関し、コックプラグの開閉位置が正確に
セットされ、セットされた位置から容易に変化すること
のないマルチウェイコックを設計できるようにする。 【解決手段】 周壁部上に接続穴を有する中空円柱状の
ハウジング1と、このハウジング1に回転可能に装着さ
れるとともに、ハウジング1の接続穴と連通する流通路
を有するプラグ3と、ハウジング1のベース5上に設け
られ、ロック用溝10を有するスタッド9とをそなえ、
プラグ3の内周上において、スタッド9付きのロック用
溝10とプラグ3側のロック用突起11とが協働して係
合を行なうように構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点滴薬剤のごとき
注入水薬や薬液(液状薬剤)などを扱う医用装置に用い
て好適な三ウェイコックのごときマルチウェイコック
(Multi-way cock)に関する。
注入水薬や薬液(液状薬剤)などを扱う医用装置に用い
て好適な三ウェイコックのごときマルチウェイコック
(Multi-way cock)に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるマルチウェイコックでは、そのコ
ックプラグはラインが十分に閉じていない、あるいはコ
ネクションが十分に開いていないといった、中間の位置
をとりうることが予想される。
ックプラグはラインが十分に閉じていない、あるいはコ
ネクションが十分に開いていないといった、中間の位置
をとりうることが予想される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のようなマルチウェイコックにおいて、コックプラグの
開閉位置が正確にセットされ、セットされた位置から容
易に変化することのないマルチウェイコックを設計する
ことにある。
のようなマルチウェイコックにおいて、コックプラグの
開閉位置が正確にセットされ、セットされた位置から容
易に変化することのないマルチウェイコックを設計する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のマル
チウェイコックは、周壁部に開口する複数の接続穴を有
する中空円柱状又はほぼ中空円柱状のハウジングと、該
ハウジングに回転可能に装着され、回転軸に対して横方
向に通過するとともに該ハウジングの接続穴と連通する
ように設けられた流通路を有するプラグと、該ハウジン
グのベース上に設けられた係合要素とをそなえ、該プラ
グの内周上においてロック用溝とロック用突起とが協働
して係合を行なうように、該係合要素が構成されている
ことを特徴としている。
チウェイコックは、周壁部に開口する複数の接続穴を有
する中空円柱状又はほぼ中空円柱状のハウジングと、該
ハウジングに回転可能に装着され、回転軸に対して横方
向に通過するとともに該ハウジングの接続穴と連通する
ように設けられた流通路を有するプラグと、該ハウジン
グのベース上に設けられた係合要素とをそなえ、該プラ
グの内周上においてロック用溝とロック用突起とが協働
して係合を行なうように、該係合要素が構成されている
ことを特徴としている。
【0005】また、本発明のマルチウェイコックは、周
壁部に開口する複数の接続穴を有する中空円柱状又はほ
ぼ中空円柱状のハウジングと、該ハウジングに回転可能
に装着され、回転軸に対して横方向に通過するとともに
該ハウジングの接続穴と連通するように設けられた流通
路を有するプラグと、該ハウジングの上端部に配され、
ロック用突起及びロック用溝の一方をそなえた第一環状
体とを有し、該第一環状体が、該プラグのグリップベー
ンの下部に配された上記の突起及び溝の他方を有するロ
ック要素と協働して係合を行なうように構成されている
ことを特徴としている。
壁部に開口する複数の接続穴を有する中空円柱状又はほ
ぼ中空円柱状のハウジングと、該ハウジングに回転可能
に装着され、回転軸に対して横方向に通過するとともに
該ハウジングの接続穴と連通するように設けられた流通
路を有するプラグと、該ハウジングの上端部に配され、
ロック用突起及びロック用溝の一方をそなえた第一環状
体とを有し、該第一環状体が、該プラグのグリップベー
ンの下部に配された上記の突起及び溝の他方を有するロ
ック要素と協働して係合を行なうように構成されている
ことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。図1は中空円柱状ハウ
ジング1を有する三ウェイコックを示しており、更にこ
の三ウェイコックのハウジング1は、その周壁部から放
射状に突き出たラインアタッチメントとしてのライン連
結口2,2´,2´´を三つ有している。上記のライン
連結口2´及び2´´はそれぞれライン連結のためのル
アコーン(Lure cone)をそなえている。ここで、ルア
コーンは、ライン連結口2´、2´´と連結されるべき
チューブ(図示せず)との連結部材で、上記チューブに
ルアコーンとの係合具を付設した状態で、ルアコーンを
チューブ付きの係合具に差し込みながら回転させていく
と、チューブとルアコーンとを連結できるようになって
いる。もちろん、ルアコーンの代わりに通常のねじ部材
を用いることもできる。
の実施の形態について説明する。図1は中空円柱状ハウ
ジング1を有する三ウェイコックを示しており、更にこ
の三ウェイコックのハウジング1は、その周壁部から放
射状に突き出たラインアタッチメントとしてのライン連
結口2,2´,2´´を三つ有している。上記のライン
連結口2´及び2´´はそれぞれライン連結のためのル
アコーン(Lure cone)をそなえている。ここで、ルア
コーンは、ライン連結口2´、2´´と連結されるべき
チューブ(図示せず)との連結部材で、上記チューブに
ルアコーンとの係合具を付設した状態で、ルアコーンを
チューブ付きの係合具に差し込みながら回転させていく
と、チューブとルアコーンとを連結できるようになって
いる。もちろん、ルアコーンの代わりに通常のねじ部材
を用いることもできる。
【0007】符号3はコックプラグ(以下、単にプラグ
という場合がある)を示しているが、このプラグ3は、
ハウジング1の中で回転可能に設けられるとともに、9
0°間隔で配置された三つのグリップベーン4を有して
いる。すなわち、このプラグ3は、ハウジング1内に形
成された円柱状空間に回転自在に装着される円柱状のプ
ラグ本体3Aと、このプラグ本体3Aと一体に形成され
ハウジング1の外部に位置する三つのグリップベーン4
とをそなえて構成されていることになる(図2参照)。
という場合がある)を示しているが、このプラグ3は、
ハウジング1の中で回転可能に設けられるとともに、9
0°間隔で配置された三つのグリップベーン4を有して
いる。すなわち、このプラグ3は、ハウジング1内に形
成された円柱状空間に回転自在に装着される円柱状のプ
ラグ本体3Aと、このプラグ本体3Aと一体に形成され
ハウジング1の外部に位置する三つのグリップベーン4
とをそなえて構成されていることになる(図2参照)。
【0008】なお、ハウジング1とプラグ3とはそれぞ
れプラスチックでできている。図2は本実施形態にかか
る三ウェイコックの縦断面を示しており、この図2から
もわかるように、中空円柱状ハウジング1は閉じた底部
(閉塞底部;ハウジングベース)5を有し、この閉塞底
部5上に中空円柱状プラグ3の下端面が支持されてい
る。プラグ3は回転軸αに対して交叉する方向、即ち横
方向にプラグ3を貫通する流通路6を有し、この流通路
6はそれぞれライン接続口2、2´´に対応したハウジ
ング1の穴1A,1A´´(各穴1A,1A´´はライ
ン連結口2,2´´に連通している)と一直線に並ぶよ
うになっている。なお、流通路6は例えば図11
(a),(b)に示すようにT字形流通路として形成さ
れており、図11(a)に示す状態では、流通路6は穴
1A,1A´´を介してライン連結口2,2´´と連通
する一方、図11(a)に示す状態からプラグ3を90
°反時計回りの方向へ回すと、図11(b)に示すよう
に、流通路6は穴1A,1A´を介してライン連結口
2,2´と連通するようになっている。また、図11
(a)に示す状態からプラグ3を時計回りの方向へ90
°回転すると、流通路6は穴1A´,1A´´を介して
ライン連結口2´,2´´と連通するようになってお
り、更に、図11(a),(b)に示す状態あるいは流
通路6がライン連結口2´,2´´と連通している状態
からプラグ3を例えば45°時計回りあるいは反時計回
りの方向へ回転すると、ライン連結口2,2´,2´´
のいずれをも連通させない閉の状態を達成できるように
なっている。なお、流通路6の水平断面形状としては図
11(a),(b)に示すようなT字形のもの以外、他
の形状のものが考えられることはいうまでもない。そし
て、これらのライン接続口とこれに連通する穴とで、ハ
ウジング1の周壁部に開口連通する複数(三つ)の接続
穴を構成する。プラグ3は、その本体上部において、そ
の外周上にビード(bead)7を有し、このビード7はハ
ウジング1の内周上に形成された環状溝8と係合するよ
うになっており、このビード7によってプラグ3はハウ
ジング1内でその軸方向での姿勢が保持されるようにな
っている。さらに、流通路6のプラグ3における開口部
の周囲において、ハウジング1の内周上にプラグ3の本
体外周が密封されるように、プラグ3がハウジング1に
支持されている。
れプラスチックでできている。図2は本実施形態にかか
る三ウェイコックの縦断面を示しており、この図2から
もわかるように、中空円柱状ハウジング1は閉じた底部
(閉塞底部;ハウジングベース)5を有し、この閉塞底
部5上に中空円柱状プラグ3の下端面が支持されてい
る。プラグ3は回転軸αに対して交叉する方向、即ち横
方向にプラグ3を貫通する流通路6を有し、この流通路
6はそれぞれライン接続口2、2´´に対応したハウジ
ング1の穴1A,1A´´(各穴1A,1A´´はライ
ン連結口2,2´´に連通している)と一直線に並ぶよ
うになっている。なお、流通路6は例えば図11
(a),(b)に示すようにT字形流通路として形成さ
れており、図11(a)に示す状態では、流通路6は穴
1A,1A´´を介してライン連結口2,2´´と連通
する一方、図11(a)に示す状態からプラグ3を90
°反時計回りの方向へ回すと、図11(b)に示すよう
に、流通路6は穴1A,1A´を介してライン連結口
2,2´と連通するようになっている。また、図11
(a)に示す状態からプラグ3を時計回りの方向へ90
°回転すると、流通路6は穴1A´,1A´´を介して
ライン連結口2´,2´´と連通するようになってお
り、更に、図11(a),(b)に示す状態あるいは流
通路6がライン連結口2´,2´´と連通している状態
からプラグ3を例えば45°時計回りあるいは反時計回
りの方向へ回転すると、ライン連結口2,2´,2´´
のいずれをも連通させない閉の状態を達成できるように
なっている。なお、流通路6の水平断面形状としては図
11(a),(b)に示すようなT字形のもの以外、他
の形状のものが考えられることはいうまでもない。そし
て、これらのライン接続口とこれに連通する穴とで、ハ
ウジング1の周壁部に開口連通する複数(三つ)の接続
穴を構成する。プラグ3は、その本体上部において、そ
の外周上にビード(bead)7を有し、このビード7はハ
ウジング1の内周上に形成された環状溝8と係合するよ
うになっており、このビード7によってプラグ3はハウ
ジング1内でその軸方向での姿勢が保持されるようにな
っている。さらに、流通路6のプラグ3における開口部
の周囲において、ハウジング1の内周上にプラグ3の本
体外周が密封されるように、プラグ3がハウジング1に
支持されている。
【0009】図2,3に示すように、軸方向αに沿って
突き出た二つのスタッド9が、ハウジングベース(閉塞
底部)5の内底部上において、真向かいの位置、即ち直
径方向の相互に対向する位置に、それぞれハウジングベ
ース5と一体的に形成されており、これらのスタッド9
は、それぞれその外側面に、軸αの方向に伸びる平らな
溝(ロック用溝;凹み)10をそなえ、この溝10がプ
ラグ3の下端部内周上に配置されたロック用突起として
のリブ又はカム11(以下、単にリブ11という場合が
ある)と係合するようになっている。
突き出た二つのスタッド9が、ハウジングベース(閉塞
底部)5の内底部上において、真向かいの位置、即ち直
径方向の相互に対向する位置に、それぞれハウジングベ
ース5と一体的に形成されており、これらのスタッド9
は、それぞれその外側面に、軸αの方向に伸びる平らな
溝(ロック用溝;凹み)10をそなえ、この溝10がプ
ラグ3の下端部内周上に配置されたロック用突起として
のリブ又はカム11(以下、単にリブ11という場合が
ある)と係合するようになっている。
【0010】また、軸方向に突き出たスタッド9を、ハ
ウジングベース5上に上記のように二個設けるほか、適
宜の複数個を配置してもよく、更に各スタッド9上に突
起リブ11を設け、プラグ内周面に凹み又は溝10を形
成して、スタッド9付きリブ11と対応するプラグ内周
上の凹みまたは溝10と係合させるようにしてもよい。
ウジングベース5上に上記のように二個設けるほか、適
宜の複数個を配置してもよく、更に各スタッド9上に突
起リブ11を設け、プラグ内周面に凹み又は溝10を形
成して、スタッド9付きリブ11と対応するプラグ内周
上の凹みまたは溝10と係合させるようにしてもよい。
【0011】なお、リブまたはカム11あるいは対応す
る凹みまたは溝10はプラグ3の周上に45°おきに配
置されることが好ましい(図3参照)。このような構成
により、プラグ3を回転させると、プラグ3は45°お
きにクリックされてその位置を保持し、ライン連結口
2,2´´やライン連結口2,2´やライン連結口2
´,2´´の各連通位置(開位置)あるいはライン連結
口2,2´,2´´のいずれをも連通させない位置(閉
位置)を確実に保持できるほか、上記のようにプラグ3
を回転させても、径方向に突き出たリブ11と径方向に
弾性変形可能なスタッド9とによって、プラグ3とハウ
ジング1との間の密封性及びビード7によるハウジング
1内でのプラグ3のフィット性が、それぞれプラグ3を
回転させたときのロック配置により損なわれることはな
い。
る凹みまたは溝10はプラグ3の周上に45°おきに配
置されることが好ましい(図3参照)。このような構成
により、プラグ3を回転させると、プラグ3は45°お
きにクリックされてその位置を保持し、ライン連結口
2,2´´やライン連結口2,2´やライン連結口2
´,2´´の各連通位置(開位置)あるいはライン連結
口2,2´,2´´のいずれをも連通させない位置(閉
位置)を確実に保持できるほか、上記のようにプラグ3
を回転させても、径方向に突き出たリブ11と径方向に
弾性変形可能なスタッド9とによって、プラグ3とハウ
ジング1との間の密封性及びビード7によるハウジング
1内でのプラグ3のフィット性が、それぞれプラグ3を
回転させたときのロック配置により損なわれることはな
い。
【0012】図4,図5は合計八個の環状に配列された
スタッド9´がハウジングベース5上に一体的に形成さ
れた実施形態を示しており、上記スタッド9´は互いに
微小距離12だけ離して配置されており、それぞれが径
方向に弾性変形により伸縮的に動けるようになってい
る。そして、各スタッド9´は外径側(外周側)に、ロ
ック用突起としてのロックリブ(ロッキングリブともい
う)13を有しており、その平らな側腹は近接したスタ
ッド9´と隣接している。
スタッド9´がハウジングベース5上に一体的に形成さ
れた実施形態を示しており、上記スタッド9´は互いに
微小距離12だけ離して配置されており、それぞれが径
方向に弾性変形により伸縮的に動けるようになってい
る。そして、各スタッド9´は外径側(外周側)に、ロ
ック用突起としてのロックリブ(ロッキングリブともい
う)13を有しており、その平らな側腹は近接したスタ
ッド9´と隣接している。
【0013】図4の縦断面図で示すように、環状体14
がスタッド9´の内周上に沿ってハウジングベース5上
に一体的に形成されており、更に、この環状体14はス
タッド9´のおよそ半分の高さまで延在し、これらのス
タッド9´を径方向に支えている。プラグ3の下部3´
の内径部(内周部)は、スタッド9´と相補的な形状を
有している。すなわち、図5に示すように、プラグ下部
3´の内周部は粗い八角形の形状(その他の多角形状で
も可)を呈しており、更にその八つ(複数)の側面は内
径側、即ち径方向内側(又は外形側、即ち径方向外側)
に少し彎曲しており、各側面の遷移部は、スタッド9´
の外側のロックリブ13とその少し彎曲した側腹の形状
に合わせて丸くしてある。すなわち、環状に配されたス
タッド9´の外面がプラグ3の内周部形状と相補的な形
状を有していることになる。
がスタッド9´の内周上に沿ってハウジングベース5上
に一体的に形成されており、更に、この環状体14はス
タッド9´のおよそ半分の高さまで延在し、これらのス
タッド9´を径方向に支えている。プラグ3の下部3´
の内径部(内周部)は、スタッド9´と相補的な形状を
有している。すなわち、図5に示すように、プラグ下部
3´の内周部は粗い八角形の形状(その他の多角形状で
も可)を呈しており、更にその八つ(複数)の側面は内
径側、即ち径方向内側(又は外形側、即ち径方向外側)
に少し彎曲しており、各側面の遷移部は、スタッド9´
の外側のロックリブ13とその少し彎曲した側腹の形状
に合わせて丸くしてある。すなわち、環状に配されたス
タッド9´の外面がプラグ3の内周部形状と相補的な形
状を有していることになる。
【0014】図4,図5に対応した実施形態において、
プラグ3の内径側に彎曲した側面は、逆に外に突き出し
た形状とし、対応する隣接するロックリブ13間の窪み
を溝あるいは突部としてもよい。かかる実施形態におい
て、プラグ3を回転させると、この実施形態において
も、プラグ3は45°おきにクリックされてその位置を
保持し、ライン連結口2,2´´やライン連結口2,2
´やライン連結口2´,2´´の各連通位置(開位置)
あるいはライン連結口2,2´,2´´のいずれをも連
通させない位置(閉位置)を確実に保持できるほか、プ
ラグ3を回転すると、プラグ3とハウジング1との間の
密封面に圧力がかかり、その結果密封状態が損なわれな
い。
プラグ3の内径側に彎曲した側面は、逆に外に突き出し
た形状とし、対応する隣接するロックリブ13間の窪み
を溝あるいは突部としてもよい。かかる実施形態におい
て、プラグ3を回転させると、この実施形態において
も、プラグ3は45°おきにクリックされてその位置を
保持し、ライン連結口2,2´´やライン連結口2,2
´やライン連結口2´,2´´の各連通位置(開位置)
あるいはライン連結口2,2´,2´´のいずれをも連
通させない位置(閉位置)を確実に保持できるほか、プ
ラグ3を回転すると、プラグ3とハウジング1との間の
密封面に圧力がかかり、その結果密封状態が損なわれな
い。
【0015】図6(a),(b),図7は他の実施形態
を示しており、環状体(第一環状体)17はハウジング
1の上端部と一体的に形成されて、その内周上にロック
用突起としてのカムまたはリブ11(以下、この例でも
単にリブ11という場合がある)をそなえている。上記
のカムまたはリブ11は図7に示すように45°おきに
配され、真向かいに位置する突起部18上でロック用溝
(又は凹み)10と係合するようになっている。そし
て、上記突起部18は、プラグ本体と放射状に突き出し
たグリップベーン4との間の遷移部分においてプラグ3
と一体的に形成されている。
を示しており、環状体(第一環状体)17はハウジング
1の上端部と一体的に形成されて、その内周上にロック
用突起としてのカムまたはリブ11(以下、この例でも
単にリブ11という場合がある)をそなえている。上記
のカムまたはリブ11は図7に示すように45°おきに
配され、真向かいに位置する突起部18上でロック用溝
(又は凹み)10と係合するようになっている。そし
て、上記突起部18は、プラグ本体と放射状に突き出し
たグリップベーン4との間の遷移部分においてプラグ3
と一体的に形成されている。
【0016】図2,図3に対応させて、環状体17をそ
れぞれカムまたはリブ11を有する複数のセグメントに
分けてもよい。図6(b)の概略部分断面図に示すよう
に、カム又はリブ11をそなえた環状体17は、隣接す
るハウジング1の壁部厚さより薄い壁部を有している。
このようにすることで、プラグ3が回転したとき、環状
体17が外方へたわんでも環状体17以外の厚い壁部を
有するハウジング部分はたわまないので、ビード7での
保持が損なわれることを確実に防ぐことができる。この
場合も、プラグ3を回転させると、プラグ3は45°お
きにクリックされてその位置を保持し、ライン連結口
2,2´´やライン連結口2,2´やライン連結口2
´,2´´の各連通位置(開位置)あるいはライン連結
口2,2´,2´´のいずれをも連通させない位置(閉
位置)を確実に保持できる。
れぞれカムまたはリブ11を有する複数のセグメントに
分けてもよい。図6(b)の概略部分断面図に示すよう
に、カム又はリブ11をそなえた環状体17は、隣接す
るハウジング1の壁部厚さより薄い壁部を有している。
このようにすることで、プラグ3が回転したとき、環状
体17が外方へたわんでも環状体17以外の厚い壁部を
有するハウジング部分はたわまないので、ビード7での
保持が損なわれることを確実に防ぐことができる。この
場合も、プラグ3を回転させると、プラグ3は45°お
きにクリックされてその位置を保持し、ライン連結口
2,2´´やライン連結口2,2´やライン連結口2
´,2´´の各連通位置(開位置)あるいはライン連結
口2,2´,2´´のいずれをも連通させない位置(閉
位置)を確実に保持できる。
【0017】図8,図9による実施形態においては、ロ
ック用突起としてのカムまたはリブ11が、ハウジング
1の上端部に一体的に形成された環状体(第一環状体)
17´の外周上に設けられ、二つの真向かいに位置する
一対の突起部19上でロック用溝(又は凹み)10にロ
ックされるようになっている。上記突起部19はプラグ
3のグリップベーン4の下部に一体的に形成されてい
る。この実施形態では、プラグ3を回転させたとき、内
径方向に向けられた力が環状体17´に働くため、ビー
ド7上でプラグ3のハウジング1への保持が損なわれる
ことはない。この場合もプラグ3を回転させると、プラ
グ3は45°おきにクリックされてその位置を保持し、
ライン連結口2,2´´やライン連結口2,2´やライ
ン連結口2´,2´´の各連通位置(開位置)あるいは
ライン連結口2,2´,2´´のいずれをも連通させな
い位置(閉位置)を確実に保持できる。
ック用突起としてのカムまたはリブ11が、ハウジング
1の上端部に一体的に形成された環状体(第一環状体)
17´の外周上に設けられ、二つの真向かいに位置する
一対の突起部19上でロック用溝(又は凹み)10にロ
ックされるようになっている。上記突起部19はプラグ
3のグリップベーン4の下部に一体的に形成されてい
る。この実施形態では、プラグ3を回転させたとき、内
径方向に向けられた力が環状体17´に働くため、ビー
ド7上でプラグ3のハウジング1への保持が損なわれる
ことはない。この場合もプラグ3を回転させると、プラ
グ3は45°おきにクリックされてその位置を保持し、
ライン連結口2,2´´やライン連結口2,2´やライ
ン連結口2´,2´´の各連通位置(開位置)あるいは
ライン連結口2,2´,2´´のいずれをも連通させな
い位置(閉位置)を確実に保持できる。
【0018】図8,図9に対応したこの実施形態では、
ハウジング1の上端部に対応した環状体17´はハウジ
ングの径より大きな径を有することができ、その場合、
グリップベーン4上に設けられた突起部19を更に外径
側に形成することができる。これにより、コックプラグ
3を回転したとき、ロック配置に対してより大きなトル
クがかかり、その結果プラグの調整がより簡単になる。
ハウジング1の上端部に対応した環状体17´はハウジ
ングの径より大きな径を有することができ、その場合、
グリップベーン4上に設けられた突起部19を更に外径
側に形成することができる。これにより、コックプラグ
3を回転したとき、ロック配置に対してより大きなトル
クがかかり、その結果プラグの調整がより簡単になる。
【0019】なお、カム11の一つと係合させてロック
する突起部19を三つ目のグリップベーン4上に更に形
成してもよい。図6から図9に対応する実施形態は、ハ
ウジングベース5のないマルチウェイコック、言い換え
ると底が開いている即ち開放底部をもったハウジング1
を有するマルチウェイコックに適している。
する突起部19を三つ目のグリップベーン4上に更に形
成してもよい。図6から図9に対応する実施形態は、ハ
ウジングベース5のないマルチウェイコック、言い換え
ると底が開いている即ち開放底部をもったハウジング1
を有するマルチウェイコックに適している。
【0020】図10(a)〜(c)には異なるリブとカ
ムの形状が示されており、図10(a)は上記の各実施
形態に用いられるカム形状の詳細を示している。溝10
が設けられた突起19は傾斜したストップ面20を有し
ており、図10(a)では、この場合水平から15°の
角度をなしている。そして、リブまたはカム11の側腹
と、それに対応して、溝10の側面はこの場合45°の
角度をなしている。
ムの形状が示されており、図10(a)は上記の各実施
形態に用いられるカム形状の詳細を示している。溝10
が設けられた突起19は傾斜したストップ面20を有し
ており、図10(a)では、この場合水平から15°の
角度をなしている。そして、リブまたはカム11の側腹
と、それに対応して、溝10の側面はこの場合45°の
角度をなしている。
【0021】図10(b)では、三角の断面形状を有
し、軸方向に伸びたロック用突起としてのリブ11´が
示されており、リブ11´は相補的な形状を有するロッ
ク用溝10´と係合するようになっている。この実施形
態では、リブ11´の高さまたは溝10´の深さは、図
10(a)の実施形態と同様に、およそ0.2mmから
0.3mmであり、リブ11´の側腹は45°の傾斜を
有している。
し、軸方向に伸びたロック用突起としてのリブ11´が
示されており、リブ11´は相補的な形状を有するロッ
ク用溝10´と係合するようになっている。この実施形
態では、リブ11´の高さまたは溝10´の深さは、図
10(a)の実施形態と同様に、およそ0.2mmから
0.3mmであり、リブ11´の側腹は45°の傾斜を
有している。
【0022】図10(c)は半円に近似される断面形状
を有するロック用突起としてのリブ11´´を示してお
り、上記リブ11´´は凹状のロック用溝10´´と係
合するようになっている。上記溝10´´の曲率はリブ
11´´のまるみよりも大きな半径を有するように設計
されている。また、ロックプロセスをスムーズにするた
めに、図10(a),図10(b)に示されている傾斜
面に代えて、まるみを持った表面をそなえるようにして
もよい。
を有するロック用突起としてのリブ11´´を示してお
り、上記リブ11´´は凹状のロック用溝10´´と係
合するようになっている。上記溝10´´の曲率はリブ
11´´のまるみよりも大きな半径を有するように設計
されている。また、ロックプロセスをスムーズにするた
めに、図10(a),図10(b)に示されている傾斜
面に代えて、まるみを持った表面をそなえるようにして
もよい。
【0023】上記した構成に対する様々な変形例も可能
である。例えば、ハウジング1の閉じた底5に代えて、
星型に配されたウェブ(Web)をハウジング1の周から
内径側に伸びるようにそなえてもよい。この場合、係合
ロック用のスタッド9は、これらウェブ上にそれぞれ一
体的に形成することができる。図2,図3に対応する実
施形態では、たとえば、スタッド9間のハウジングベー
ス5中央部に穴を開け、ハウジングベースがオープンに
なるようにしてもよい。この場合、スタッド9は穴周辺
の環状領域に一体的に形成される。
である。例えば、ハウジング1の閉じた底5に代えて、
星型に配されたウェブ(Web)をハウジング1の周から
内径側に伸びるようにそなえてもよい。この場合、係合
ロック用のスタッド9は、これらウェブ上にそれぞれ一
体的に形成することができる。図2,図3に対応する実
施形態では、たとえば、スタッド9間のハウジングベー
ス5中央部に穴を開け、ハウジングベースがオープンに
なるようにしてもよい。この場合、スタッド9は穴周辺
の環状領域に一体的に形成される。
【0024】他の実施形態にしたがって、図8,図9に
対応する構造では、突起部19に代えて、第二環状体
(図示せず)をそなえてもよい。この第二環状体はグリ
ップベーン4の下部に一体的に形成されるか、さもなけ
ればしっかり固定され、図8の断面描写で示されている
ように、ハウジング1上に一体的に形成された第一環状
体17´と係合する。このような実施形態では、グリッ
プベーン4上に設けられた第二環状体は、図9に対応し
た断面描写において、第一環状体17´を囲み、ロック
プロシージャー(locking procedure)あるいは二つの
環状体の相対的回転動の間、周上に分散された力はハウ
ジングに内径方向に働く。なお、図9に対応する実施形
態では、突起部19と第一環状体17´の間の相対動に
おいて内径方向に向けられた力は真向かいの位置にのみ
働く。
対応する構造では、突起部19に代えて、第二環状体
(図示せず)をそなえてもよい。この第二環状体はグリ
ップベーン4の下部に一体的に形成されるか、さもなけ
ればしっかり固定され、図8の断面描写で示されている
ように、ハウジング1上に一体的に形成された第一環状
体17´と係合する。このような実施形態では、グリッ
プベーン4上に設けられた第二環状体は、図9に対応し
た断面描写において、第一環状体17´を囲み、ロック
プロシージャー(locking procedure)あるいは二つの
環状体の相対的回転動の間、周上に分散された力はハウ
ジングに内径方向に働く。なお、図9に対応する実施形
態では、突起部19と第一環状体17´の間の相対動に
おいて内径方向に向けられた力は真向かいの位置にのみ
働く。
【0025】なお、上記の各実施形態において、同一の
符号を付した部材は同一又はほぼ同様の機能を有する部
材を示している。また、上記の各実施形態においては、
ハウジング1は円柱状空間を有する中空円柱状のものが
使用されているが、ほぼ中空円柱状のハウジング1(こ
のハウジング1はほぼ円柱状の内部空間を有している)
を使用することもでき、同様にして、ほぼ中空円柱状の
プラグ3(このプラグ3はほぼ中空円柱状のプラグ本体
を有している)を使用することもできる。
符号を付した部材は同一又はほぼ同様の機能を有する部
材を示している。また、上記の各実施形態においては、
ハウジング1は円柱状空間を有する中空円柱状のものが
使用されているが、ほぼ中空円柱状のハウジング1(こ
のハウジング1はほぼ円柱状の内部空間を有している)
を使用することもでき、同様にして、ほぼ中空円柱状の
プラグ3(このプラグ3はほぼ中空円柱状のプラグ本体
を有している)を使用することもできる。
【0026】さらに、上記の各実施形態では、三つの接
続穴(各接続穴はライン連結口とハウジング穴とから構
成される)をハウジング1の周壁部に形成した三ウェイ
コックを開示しているが、その他複数の接続穴をハウジ
ング1の周壁部に形成したマルチウェイコックに、本発
明を適用することももちろん可能であり、この場合は流
通路6の形状は、接続穴の数に応じて複数の接続穴の中
から二つあるいは適宜の数の接続穴を連通・非連通させ
るのに必要な形状のものとされることはいうまでもな
い。
続穴(各接続穴はライン連結口とハウジング穴とから構
成される)をハウジング1の周壁部に形成した三ウェイ
コックを開示しているが、その他複数の接続穴をハウジ
ング1の周壁部に形成したマルチウェイコックに、本発
明を適用することももちろん可能であり、この場合は流
通路6の形状は、接続穴の数に応じて複数の接続穴の中
から二つあるいは適宜の数の接続穴を連通・非連通させ
るのに必要な形状のものとされることはいうまでもな
い。
【0027】なお、溝10及びリブ11はその一方がプ
ラグ3側に設けられるとともに、その他方がハウジング
1側に設けられる。すなわち、プラグ3側に溝10を設
けた場合はハウジング1側にリブ11を設ける一方、プ
ラグ3側にリブ11を設けた場合はハウジング1側に溝
10を設ける。また、リブ又はカム11あるいは対応す
る凹みまたは溝10を、プラグ3の周上に適宜の角度
(等間隔でなくてもよい)をあけて配置することももち
ろん可能である。
ラグ3側に設けられるとともに、その他方がハウジング
1側に設けられる。すなわち、プラグ3側に溝10を設
けた場合はハウジング1側にリブ11を設ける一方、プ
ラグ3側にリブ11を設けた場合はハウジング1側に溝
10を設ける。また、リブ又はカム11あるいは対応す
る凹みまたは溝10を、プラグ3の周上に適宜の角度
(等間隔でなくてもよい)をあけて配置することももち
ろん可能である。
【0028】さらに、本発明の各種態様を付記すると以
下のようになる。 付記(1) 周壁部上に複数の接続穴を有する中空円柱
状又はほぼ中空円柱状のハウジング(1)と、該ハウジ
ング(1)に回転可能に装着され、回転軸に対して横方
向に通過するとともに該ハウジング(1)の接続穴のう
ち少なくとも二つの接続穴どおしと連通するように設け
られた流通路(6)を有するプラグ(3)と、該ハウジ
ング(1)のベース(5)上に設けられた係合要素
(9,9´)とをそなえ、該プラグ(3)の内周上にお
いてロック用溝(10)とロック用突起(11)とが協
働して係合を行なうように該係合要素(9,9´)が構
成されていることを特徴とする、マルチウェイコック。 付記(1−2) 上記ベース(1)が閉塞底部として構
成されたことを特徴とする、付記(1)記載のマルチウ
ェイコック。 付記(1−3) 上記ベース(5)が開放底部として構
成されたことを特徴とする、付記(1)記載のマルチウ
ェイコック。 付記(2) 該係合要素が対向して設けられる少なくと
も一対のスタッド(9)として構成され、各スタッドの
外径側に溝(10)及びロック用突起としてのリブ(1
1)の一方が配され、上記の溝(10)及びリブ(1
1)の一方の上で該プラグ(3)の内周上に設けられた
上記の溝(10)及びリブ(11)の他方が係合しうる
ように構成されていることを特徴とする、付記(1)記
載のマルチウェイコック。 付記(3) 該係合要素が環状に配置された複数のスタ
ッド(9´)として構成され、各スタッド(9´)がリ
ブ形状のロック用突起(13)を有し、該ロック用突起
(13)が該プラグ(3)の対応する内周上の凹みと係
合するように構成されていることを特徴とする、付記
(1)又は付記(2)に記載のマルチウェイコック。 付記(4) 該プラグ(3)の内周部が粗い八角形であ
り、該粗い八角形の内周部の各側面が内側又は外側にや
や彎曲している一方、環状に配された該スタッド(9
´)の外面が該プラグ(3)の内周部形状と相補的な形
状を有していることを特徴とする、付記(3)記載のマ
ルチウェイコック。 付記(4−2) 該プラグ(3)の内周部が多角形状で
あり、該多角形状の内周部の各側面が内側又は外側にや
や彎曲している一方、環状に配されたスタッド(9´)
の外面がプラグ(3)の内周形状と相補的な形状を有し
ていることを特徴とする、付記(3)記載のマルチウェ
イコック。 付記(5) 該スタッド(9´)が、径方向に弾性変形
可能に構成され、且つ、環状に配された該スタッド(9
´)の内側に一体に形成された環状体(14)によって
支持されることを特徴とする、付記(2)〜付記(4)
のいずれか一つに記載のマルチウェイコック。 付記(5−2) 該スタッド(9)が径方向に弾性変形
可能に構成された付記(1)記載のマルチウェイコッ
ク。 付記(6) 周壁部上に複数の接続穴を有する中空円柱
状又はほぼ中空円柱状のハウジング(1)と、該ハウジ
ング(1)に回転可能に装着され、回転軸に対して横方
向に通過するとともに該ハウジング(1)の接続穴のう
ち少なくとも二つの接続穴どおしと連通するように設け
られた流通路(6)を有するプラグ(3)と、該ハウジ
ング(1)の上端部に配され、ロック用突起(11)及
びロック用溝(10)の一方をそなえた第一環状体(1
7)とを有し、該第一環状体(17)が、プラグ(3)
のグリップベーン(4)の下部に配された上記の突起
(11)及び溝(10)の他方を有するロック要素と協
働して係合を行なうように構成されたことを特徴とす
る、マルチウェイコック。 付記(7) 該ロック要素がグリップベーン(4)の下
部に配された第二環状体として構成され、該第二環状体
がその内径側に上記のロック用突起としてのリブ(1
1)及び溝(10)の他方を有し、該ハウジング(1)
の上端部(17´)の外周上で上記のリブ(11)と溝
(10)とが協働して係合を行なうように構成されたこ
とを特徴とする、付記(6)記載のマルチウェイコッ
ク。 付記(8) 該ロック要素が上記のグリップベーン
(4)の下部に一体に設けられた突起部(19)として
構成され、該突起部(19)がその内径側に上記リブ
(11)及び溝(10)の他方を有し、上記のリブ(1
1)と溝(10)とが上記ハウジング(1)の上端部
(17´)の外周上でそれぞれ協働して係合を行なうよ
うに構成されたことを特徴とする、付記(6)記載のマ
ルチウェイコック。 付記(9) 上記のリブ(11)及び溝(10)の一方
が、ハウジング(1)の上端部(17)の内周部上に配
されるとともに、該プラグ(3)の外周部上で上記のリ
ブ(11)と溝(10)とが協働して係合を行なうよう
に構成されたことを特徴とする、付記(6)記載のマル
チウェイコック。 付記(10) それぞれリブ(11)及び溝(10)の
他方を有する一対の突起部(18)が該プラグ(3)の
対向する位置に配されていることを特徴とする、付記
(6)又は付記(9)記載のマルチウェイコック。 付記(11) ロック位置が45°おきに配されている
ことを特徴とする、付記(1)〜(10)のいずれか一
つに記載のマルチウェイコック。
下のようになる。 付記(1) 周壁部上に複数の接続穴を有する中空円柱
状又はほぼ中空円柱状のハウジング(1)と、該ハウジ
ング(1)に回転可能に装着され、回転軸に対して横方
向に通過するとともに該ハウジング(1)の接続穴のう
ち少なくとも二つの接続穴どおしと連通するように設け
られた流通路(6)を有するプラグ(3)と、該ハウジ
ング(1)のベース(5)上に設けられた係合要素
(9,9´)とをそなえ、該プラグ(3)の内周上にお
いてロック用溝(10)とロック用突起(11)とが協
働して係合を行なうように該係合要素(9,9´)が構
成されていることを特徴とする、マルチウェイコック。 付記(1−2) 上記ベース(1)が閉塞底部として構
成されたことを特徴とする、付記(1)記載のマルチウ
ェイコック。 付記(1−3) 上記ベース(5)が開放底部として構
成されたことを特徴とする、付記(1)記載のマルチウ
ェイコック。 付記(2) 該係合要素が対向して設けられる少なくと
も一対のスタッド(9)として構成され、各スタッドの
外径側に溝(10)及びロック用突起としてのリブ(1
1)の一方が配され、上記の溝(10)及びリブ(1
1)の一方の上で該プラグ(3)の内周上に設けられた
上記の溝(10)及びリブ(11)の他方が係合しうる
ように構成されていることを特徴とする、付記(1)記
載のマルチウェイコック。 付記(3) 該係合要素が環状に配置された複数のスタ
ッド(9´)として構成され、各スタッド(9´)がリ
ブ形状のロック用突起(13)を有し、該ロック用突起
(13)が該プラグ(3)の対応する内周上の凹みと係
合するように構成されていることを特徴とする、付記
(1)又は付記(2)に記載のマルチウェイコック。 付記(4) 該プラグ(3)の内周部が粗い八角形であ
り、該粗い八角形の内周部の各側面が内側又は外側にや
や彎曲している一方、環状に配された該スタッド(9
´)の外面が該プラグ(3)の内周部形状と相補的な形
状を有していることを特徴とする、付記(3)記載のマ
ルチウェイコック。 付記(4−2) 該プラグ(3)の内周部が多角形状で
あり、該多角形状の内周部の各側面が内側又は外側にや
や彎曲している一方、環状に配されたスタッド(9´)
の外面がプラグ(3)の内周形状と相補的な形状を有し
ていることを特徴とする、付記(3)記載のマルチウェ
イコック。 付記(5) 該スタッド(9´)が、径方向に弾性変形
可能に構成され、且つ、環状に配された該スタッド(9
´)の内側に一体に形成された環状体(14)によって
支持されることを特徴とする、付記(2)〜付記(4)
のいずれか一つに記載のマルチウェイコック。 付記(5−2) 該スタッド(9)が径方向に弾性変形
可能に構成された付記(1)記載のマルチウェイコッ
ク。 付記(6) 周壁部上に複数の接続穴を有する中空円柱
状又はほぼ中空円柱状のハウジング(1)と、該ハウジ
ング(1)に回転可能に装着され、回転軸に対して横方
向に通過するとともに該ハウジング(1)の接続穴のう
ち少なくとも二つの接続穴どおしと連通するように設け
られた流通路(6)を有するプラグ(3)と、該ハウジ
ング(1)の上端部に配され、ロック用突起(11)及
びロック用溝(10)の一方をそなえた第一環状体(1
7)とを有し、該第一環状体(17)が、プラグ(3)
のグリップベーン(4)の下部に配された上記の突起
(11)及び溝(10)の他方を有するロック要素と協
働して係合を行なうように構成されたことを特徴とす
る、マルチウェイコック。 付記(7) 該ロック要素がグリップベーン(4)の下
部に配された第二環状体として構成され、該第二環状体
がその内径側に上記のロック用突起としてのリブ(1
1)及び溝(10)の他方を有し、該ハウジング(1)
の上端部(17´)の外周上で上記のリブ(11)と溝
(10)とが協働して係合を行なうように構成されたこ
とを特徴とする、付記(6)記載のマルチウェイコッ
ク。 付記(8) 該ロック要素が上記のグリップベーン
(4)の下部に一体に設けられた突起部(19)として
構成され、該突起部(19)がその内径側に上記リブ
(11)及び溝(10)の他方を有し、上記のリブ(1
1)と溝(10)とが上記ハウジング(1)の上端部
(17´)の外周上でそれぞれ協働して係合を行なうよ
うに構成されたことを特徴とする、付記(6)記載のマ
ルチウェイコック。 付記(9) 上記のリブ(11)及び溝(10)の一方
が、ハウジング(1)の上端部(17)の内周部上に配
されるとともに、該プラグ(3)の外周部上で上記のリ
ブ(11)と溝(10)とが協働して係合を行なうよう
に構成されたことを特徴とする、付記(6)記載のマル
チウェイコック。 付記(10) それぞれリブ(11)及び溝(10)の
他方を有する一対の突起部(18)が該プラグ(3)の
対向する位置に配されていることを特徴とする、付記
(6)又は付記(9)記載のマルチウェイコック。 付記(11) ロック位置が45°おきに配されている
ことを特徴とする、付記(1)〜(10)のいずれか一
つに記載のマルチウェイコック。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ロック配置によってプ
ラグの各操作位置が操作者に対して予め明確に規定され
るとともにセットされた各操作位置が固定され、径方向
に働くこのロック配置がプラグとハウジングの間で規定
されることにより、コックプラグの開閉位置が正確にセ
ットされ、セットされた位置から容易に変化することの
ないマルチウェイコックを設計することができる。
ラグの各操作位置が操作者に対して予め明確に規定され
るとともにセットされた各操作位置が固定され、径方向
に働くこのロック配置がプラグとハウジングの間で規定
されることにより、コックプラグの開閉位置が正確にセ
ットされ、セットされた位置から容易に変化することの
ないマルチウェイコックを設計することができる。
【図1】三ウェイコックの斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる三ウェイコック
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った横断面を示す模式図で
ある。
ある。
【図4】本発明の他の実施形態にかかる三ウェイコック
の部分縦断面図である。
の部分縦断面図である。
【図5】図4のB−B線に沿った横断面図である。
【図6】本発明の他の別の実施形態にかかる三ウェイコ
ックを示しており、(a)はその縦断面図であり、
(b)は(a)の係合部分を拡大して示す図である。
ックを示しており、(a)はその縦断面図であり、
(b)は(a)の係合部分を拡大して示す図である。
【図7】図6(a)のC−C線に沿った横断面を示す模
式図である。
式図である。
【図8】本発明の更に他の実施形態にかかる三ウェイコ
ックの縦断面図である。
ックの縦断面図である。
【図9】図8のD−D線に沿った横断面図である。
【図10】(a),(b),(c)はそれぞれリブ/カ
ムとロック用溝の各種の態様を示す図である。
ムとロック用溝の各種の態様を示す図である。
【図11】(a)は図2のE−E線に沿った横断面を示
す模式図、(b)はプラグを回転させたときの(a)に
対応する図である。
す模式図、(b)はプラグを回転させたときの(a)に
対応する図である。
1 中空円柱状ハウジング 1A,1A´,1A´´ ハウジングの穴 2,2´,2´´ ライン連結口(ラインアタッチメン
ト) 3 コックプラグ 3A コックプラグ本体 4 グリップベーン 5 ハウジングベース(閉塞底部) 6 流通路 7 ビード 8 環状溝 9,9´ スタッド(係合要素) 10 ロック用溝(凹み) 11 ロック用突起としてのリブ又はカム 12 微小距離 13 ロックリブ(ロック用突起) 14 環状体 17,17´ 第一環状体 18,19 突起部 20 ストップ面 α 回転軸
ト) 3 コックプラグ 3A コックプラグ本体 4 グリップベーン 5 ハウジングベース(閉塞底部) 6 流通路 7 ビード 8 環状溝 9,9´ スタッド(係合要素) 10 ロック用溝(凹み) 11 ロック用突起としてのリブ又はカム 12 微小距離 13 ロックリブ(ロック用突起) 14 環状体 17,17´ 第一環状体 18,19 突起部 20 ストップ面 α 回転軸
フロントページの続き (72)発明者 ボーリス ハヨツ スイス連邦 シーエイチ−6170 シュップ フハイム オーバートュリューエーベバッ ハ 2 (72)発明者 アロイス シュラーブ スイス連邦 シーエイチ−6110 ヴォルフ ーゼン コメッツリューティ 62
Claims (11)
- 【請求項1】 周壁部に開口する複数の接続穴を有する
中空円柱状又はほぼ中空円柱状のハウジング(1)と、 該ハウジング(1)に回転可能に装着され、回転軸に対
して横方向に通過するとともに該ハウジング(1)の接
続穴と連通するように設けられた流通路(6)を有する
プラグ(3)と、 該ハウジング(1)のベース(5)上に設けられた係合
要素(9,9´)とをそなえ、 該プラグ(3)の内周上においてロック用溝(10)と
ロック用突起(11)とが協働して係合を行なうよう
に、該係合要素(9,9´)が構成されていることを特
徴とする、マルチウェイコック。 - 【請求項2】 該係合要素が対向して設けられる少なく
とも一対のスタッド(9)として構成され、各スタッド
(9)の外径側に溝(10)及び突起(11)の一方が
配され、上記の溝(10)及び突起(11)の一方の上
で該プラグ(3)の内周上に設けられた上記の溝(1
0)及び突起(11)の他方が係合するように構成され
ていることを特徴とする、請求項1記載のマルチウェイ
コック。 - 【請求項3】 該係合要素が環状に配置された複数のス
タッド(9´)として構成され、各スタッド(9´)が
リブ形状のロック用突起(13)を有し、該ロック用突
起(13)が該プラグ(3)の対応する内周上の凹みと
係合するように構成されていることを特徴とする、請求
項1又は請求項2に記載のマルチウェイコック。 - 【請求項4】 該プラグ(3)の内周部が粗い八角形で
あり、該粗い八角形の内周部の各側面が内側にやや彎曲
している一方、環状に配された該スタッド(9´)の外
面が該プラグ(3)の内周部形状と相補的な形状を有し
ていることを特徴とする、請求項3記載のマルチウェイ
コック。 - 【請求項5】 該スタッド(9´)が、径方向に弾性変
形可能に構成され、且つ、環状に配された該スタッド
(9´)の内側に一体に形成された環状体(14)によ
って支持されることを特徴とする、請求項2〜請求項4
のいずれか一項に記載のマルチウェイコック。 - 【請求項6】 周壁部に開口する複数の接続穴を有する
中空円柱状又はほぼ中空円柱状のハウジング(1)と、 該ハウジング(1)に回転可能に装着され、回転軸に対
して横方向に通過するとともに該ハウジング(1)の接
続穴と連通するように設けられた流通路(6)を有する
プラグ(3)と、 該ハウジング(1)の上端部に配され、ロック用突起
(11)及びロック用溝(10)の一方をそなえた第一
環状体(17)とを有し、 該第一環状体(17)が、該プラグ(3)のグリップベ
ーン(4)の下部に配され上記の突起(11)及び溝
(10)の他方を有するロック要素と協働して係合を行
なうように構成されたことを特徴とする、マルチウェイ
コック。 - 【請求項7】 該ロック要素がグリップベーン(4)の
下部に配された第二環状体として構成され、該第二環状
体がその内径側に上記の突起(11)及び溝(10)の
他方を有し、該ハウジング(1)の上端部(17´)の
外周上で上記の突起(11)と溝(10)とが協働して
係合を行なうように構成されたことを特徴とする、請求
項6記載のマルチウェイコック。 - 【請求項8】 該ロック要素が上記のグリップベーン
(4)の下部に一体に設けられた突起部(19)として
構成され、該突起部(19)がその内径側に上記の突起
(11)及び溝(10)の他方を有し、上記の突起(1
1)と溝(10)が上記ハウジング(1)の上端部(1
7´)の外周上でそれぞれ協働して係合を行なうように
構成されたことを特徴とする、請求項6記載のマルチウ
ェイコック。 - 【請求項9】 上記の突起(11)及び溝(10)の一
方が、上記ハウジング(1)の上端部(17)の内周部
上に配されるとともに、該プラグ(3)の外周部上で上
記の突起(11)と溝(10)とが協働して係合を行な
うように構成されたことを特徴とする、請求項6記載の
マルチウェイコック。 - 【請求項10】 それぞれ突起(11)及び溝(10)
の他方を有する一対の突起部(18)が該プラグ(3)
の対向する位置に配されていることを特徴とする、請求
項6又は請求項9記載のマルチウェイコック。 - 【請求項11】 ロック位置が45°おきに配されてい
ることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に
記載のマルチウェイコック。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE20005691U DE20005691U1 (de) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | Mehrweghahn |
DE20005691.3 | 2000-03-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001317657A true JP2001317657A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=7939435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001091058A Pending JP2001317657A (ja) | 2000-03-28 | 2001-03-27 | マルチウェイコック |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6536742B2 (ja) |
EP (1) | EP1138990A3 (ja) |
JP (1) | JP2001317657A (ja) |
BR (1) | BR0101160A (ja) |
DE (1) | DE20005691U1 (ja) |
TW (1) | TW486553B (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20107715U1 (de) | 2001-05-07 | 2001-08-23 | Filtertek B.V., Limerick | Mehrwege- und Verteilerventil |
DE10213758B4 (de) * | 2002-03-26 | 2004-03-04 | Epro Elektronik Gmbh | Anordnung zum Umstellen eines Betätigungsorgans |
FR2845452B1 (fr) * | 2002-10-04 | 2005-09-23 | Vygon | Robinet a cle tournante indexable. |
US7454214B2 (en) * | 2003-12-01 | 2008-11-18 | Interdigital Technology Corporation | Wireless communication method and apparatus for optimizing access point channel selection |
JP2008128298A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Nix Inc | 液体送受用ジョイント装置及びこれを備えた燃料電池システム |
US9332969B2 (en) * | 2009-01-06 | 2016-05-10 | Carefusion 207, Inc. | Fluid flow control apparatus and patient fluid sampling method |
US8070730B2 (en) * | 2009-03-27 | 2011-12-06 | Tyco Healthcare Group Lp | Integral insufflation valve |
DE102009026172A1 (de) * | 2009-07-14 | 2011-01-27 | Hans Jürgen Hopf Betriebsgesellschaft | Mehrweghahn und Verfahren zu dessen Herstellung |
DE202009013408U1 (de) * | 2009-10-23 | 2011-03-03 | Hopf, Hans-Jürgen | Mehrwegehahn mit antiseptisch bzw. antimikrobiell wirkenden Oberflächen |
US8313085B2 (en) * | 2009-08-03 | 2012-11-20 | U.S. Innovations, Inc. | Fluid flow control apparatus |
US8753515B2 (en) | 2009-12-05 | 2014-06-17 | Home Dialysis Plus, Ltd. | Dialysis system with ultrafiltration control |
DE202010004098U1 (de) | 2010-03-23 | 2011-08-10 | N.V. Nutricia | Mehrwegehahn |
CN102834140B (zh) | 2010-03-23 | 2015-11-25 | N.V.努特里西阿公司 | 用于肠内管饲应用的三向关闭旋塞 |
US8501009B2 (en) | 2010-06-07 | 2013-08-06 | State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University | Fluid purification system |
CA2849486C (en) | 2011-09-21 | 2017-12-12 | Bayer Medical Care Inc. | Continuous multi-fluid pump device, drive and actuating system, and method |
JP2014533133A (ja) | 2011-10-07 | 2014-12-11 | ホーム・ダイアリシス・プラス・リミテッドHome DialysisPlus, Ltd. | 透析システムのための熱交換流体の精製 |
US10350402B2 (en) * | 2012-06-15 | 2019-07-16 | Carefusion 303, Inc. | Fluid flow control by a non-pinching valve |
DE102014002158B4 (de) * | 2014-02-19 | 2019-02-07 | Olympus Winter & Ibe Gmbh | Absperrhahn |
ES2864727T3 (es) | 2014-04-29 | 2021-10-14 | Outset Medical Inc | Sistema y métodos de diálisis |
WO2016112163A1 (en) | 2015-01-09 | 2016-07-14 | Bayer Healthcare Llc | Multiple fluid delivery system with multi-use disposable set and features thereof |
DE102015205517A1 (de) | 2015-03-26 | 2016-09-29 | B. Braun Melsungen Ag | Medizinische Fluidsteuervorrichtung für ein medizinisches Fluidleitungssystem |
WO2018035520A1 (en) | 2016-08-19 | 2018-02-22 | Outset Medical, Inc. | Peritoneal dialysis system and methods |
DE202016105607U1 (de) * | 2016-10-07 | 2018-01-09 | Grüning & Loske GmbH | Reguliervorrichtung zum Regulieren eines Fluiddurchflusses, insbesondere Sperrhahn, Fluidleitungssystem |
WO2019070028A1 (ja) * | 2017-10-06 | 2019-04-11 | ニプロ株式会社 | 流路切り換え装置 |
DE102017129033A1 (de) * | 2017-12-06 | 2019-06-06 | Hans-Jürgen Hopf | Kükenhahn für die Medizintechnik |
USD886953S1 (en) * | 2019-03-22 | 2020-06-09 | Sabry Gabriel | Three-way valve |
USD886954S1 (en) * | 2019-03-22 | 2020-06-09 | Sabry Gabriel | Three-way valve |
US11311458B2 (en) | 2019-09-11 | 2022-04-26 | B Braun Medical Inc. | Binary connector for drug reconstitution |
DE102020108886A1 (de) | 2020-03-31 | 2021-09-30 | Hans-Jürgen Hopf | Mehrweghahn mit Rasterung |
DE102021105353A1 (de) | 2021-03-05 | 2022-09-08 | Olympus Winter & Ibe Gmbh | Absperrhahn, Gehäuse eines Absperrhahns sowie Verfahren zur Herstellung eines Gehäuses eines Absperrhahns |
CN118302224A (zh) * | 2021-11-24 | 2024-07-05 | 丝路医疗公司 | 具有用于提供毂位置的反馈的分度机构的旋塞阀 |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US292824A (en) * | 1884-02-05 | Stop and waste cock | ||
US1299428A (en) * | 1917-11-03 | 1919-04-08 | Henry L Schueck | Valve. |
DE1750867U (de) | 1956-12-20 | 1957-08-22 | Siemens Schukkertwerke Ag | Vorrichtung zum induktiven erwaermen von seitlich scharf begrenzten konkaven flaechen. |
US3481367A (en) | 1967-06-13 | 1969-12-02 | Brunswick Corp | Three-way stopcock |
US3783900A (en) * | 1972-06-05 | 1974-01-08 | Medex Inc | Stop cock |
CA1027540A (en) | 1974-04-04 | 1978-03-07 | Baxter Travenol Laboratories | Adjustable valve |
US3957082A (en) | 1974-09-26 | 1976-05-18 | Arbrook, Inc. | Six-way stopcock |
US4147184A (en) * | 1975-04-30 | 1979-04-03 | Baxter Travenol Laboratories, Inc. | Adjustable valve |
DE3019426A1 (de) | 1980-05-21 | 1981-11-26 | Joseph L. Las Vegas Nev. Fink | Mehrstellungsventil bsp. fuer intravenoese verabreichung von medikamenten |
US4549569A (en) * | 1982-04-21 | 1985-10-29 | Mcgard, Inc. | Locking valve construction |
IL82540A (en) | 1987-05-15 | 1992-07-15 | Plasson Maagan Michael Ind Ltd | Quarter-turn valve |
DE3718815A1 (de) | 1987-06-05 | 1988-12-15 | Frank Plastic Gmbh | Verfahren zur herstellung von aus kueken und gehaeuse bestehendem haehnchen fuer medizinische geraete |
US4794944A (en) * | 1987-10-14 | 1989-01-03 | Dresser Industries, Inc. | Plastic valve |
US4809949A (en) * | 1988-01-26 | 1989-03-07 | Dresser Industries, Inc. | Plug valve |
US5183077A (en) * | 1991-12-09 | 1993-02-02 | Raymond Keiper | Flow control valve |
DE4200452C2 (de) | 1992-01-10 | 1994-02-03 | Schott Geraete | Wechselarmatur für das Einführen von Meßsonden in das in einem unter Druck stehenden Behälter befindliche Medium |
DE4404865C2 (de) | 1994-02-16 | 1996-01-18 | Pfaff Gmbh System Innovation S | Spritzgieß-Verfahren sowie danach hergestellter Kükenhahn |
CA2162535A1 (en) * | 1995-03-21 | 1996-09-22 | John Terence Stone | Valve |
GB9521120D0 (en) * | 1995-10-16 | 1995-12-20 | Boc Group Plc | Improvements in stopcocks |
DE19708884C2 (de) | 1997-03-05 | 1999-05-27 | Wolf Gmbh Richard | Demontierbarer Hahn |
DE19728234C2 (de) | 1997-07-02 | 2001-09-27 | Pvb Medizintechnik Gmbh & Co K | Hahn |
-
2000
- 2000-03-28 DE DE20005691U patent/DE20005691U1/de not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-03-22 TW TW090106709A patent/TW486553B/zh active
- 2001-03-27 JP JP2001091058A patent/JP2001317657A/ja active Pending
- 2001-03-27 BR BR0101160-0A patent/BR0101160A/pt not_active Application Discontinuation
- 2001-03-28 EP EP01107481A patent/EP1138990A3/de not_active Withdrawn
- 2001-03-28 US US09/819,878 patent/US6536742B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1138990A2 (de) | 2001-10-04 |
US6536742B2 (en) | 2003-03-25 |
TW486553B (en) | 2002-05-11 |
DE20005691U1 (de) | 2000-06-29 |
EP1138990A3 (de) | 2002-10-09 |
US20010025942A1 (en) | 2001-10-04 |
BR0101160A (pt) | 2001-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001317657A (ja) | マルチウェイコック | |
JP5368568B2 (ja) | 停止機構付きクロージャー | |
JP5439487B2 (ja) | 停止機構付きクロージャー | |
CN105518319A (zh) | 螺纹体的逆旋转防止构造 | |
JP2004275739A (ja) | 点滴または輸血処置において流量を調整するための調整バルブ | |
BR112014004406B1 (pt) | válvula de libertação de pressão residual | |
JP7261431B2 (ja) | バタフライバルブ | |
JP2002081589A (ja) | 誤接続防止流体コネクタ | |
WO2022134539A1 (zh) | 一种水路控制阀及相应的出水装置 | |
JP2012211628A (ja) | ダンパ装置 | |
JP2000337557A (ja) | 樹脂チューブの回転防止構造 | |
JP6689118B2 (ja) | 流路切換弁 | |
TWI525268B (zh) | Rotary damper | |
JP2017172651A (ja) | 流路切換弁 | |
JP3718396B2 (ja) | 三方活栓 | |
JP2000065260A (ja) | 管体接続構造 | |
JP7061527B2 (ja) | 吐水管の回動規制構造 | |
JP2017133667A (ja) | 流体ダンパ装置およびダンパ付き機器 | |
JPH0346463Y2 (ja) | ||
JPH0534393Y2 (ja) | ||
JPH0540133Y2 (ja) | ||
CN215541880U (zh) | 一种出水装置 | |
JPH025162Y2 (ja) | ||
JPH0137262Y2 (ja) | ||
JPS6333820Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050412 |