JPH10148291A - 二つの円管部材を接続する継手装置 - Google Patents
二つの円管部材を接続する継手装置Info
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- JPH10148291A JPH10148291A JP9245626A JP24562697A JPH10148291A JP H10148291 A JPH10148291 A JP H10148291A JP 9245626 A JP9245626 A JP 9245626A JP 24562697 A JP24562697 A JP 24562697A JP H10148291 A JPH10148291 A JP H10148291A
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- joint
- coupling
- bush
- nipple
- ring
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/24—Couplings of the quick-acting type in which the connection is made by inserting one member axially into the other and rotating it to a limited extent, e.g. with bayonet action
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/12—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単純な構造であっても簡単に取り扱える、二
つの円管あるいはホース部材を接続する継手装置を提供
する。 【解決手段】 二つの円管あるいはホース部材が付属す
るニップル部材１と、それぞれ他の円管あるいはホース
部材が付属し、ニップル部材１を入れるために形成され
た内部開口６を有するブッシュ部材２と、ニップル部材
１あるいはブッシュ部材２に配設され、ニップル部材１
をブッシュ部材２に装着する時にそれぞれ他の部材で継
手部材と作用して両方の部材の外れを防止し、印加力に
逆らって解放位置に移動する継手部材とを有する。
つの円管あるいはホース部材を接続する継手装置を提供
する。 【解決手段】 二つの円管あるいはホース部材が付属す
るニップル部材１と、それぞれ他の円管あるいはホース
部材が付属し、ニップル部材１を入れるために形成され
た内部開口６を有するブッシュ部材２と、ニップル部材
１あるいはブッシュ部材２に配設され、ニップル部材１
をブッシュ部材２に装着する時にそれぞれ他の部材で継
手部材と作用して両方の部材の外れを防止し、印加力に
逆らって解放位置に移動する継手部材とを有する。
Description
【発明の属する技術分野】この発明は、水の流れる二つ
の円管部材あるいはホース部材を接続する継手装置を前
提としている。特に、この発明は水を通す二つの衛生部
材を接続することに関する。
の円管部材あるいはホース部材を接続する継手装置を前
提としている。特に、この発明は水を通す二つの衛生部
材を接続することに関する。
【従来の技術】このような二つの部材、例えばホースと
ハンドシャワーを接続するため、ネジ接続部が知られて
いる。これには、例えばホースの端部に配置されている
袋ナットがハンドシャワーの外ネジにネジ止めされてい
る。同様に、ニップルを先ず直線状にブッシュの中に通
し、次いで直線状の導入移動部に対して直角に回転させ
る差し込み継手も周知である。ここでは、利用者が接続
するため明らかに別々な二つの動きを利用する必要があ
る。結合状態では、ニップルはハンドシャワーの握りに
対して変わった回転位置を有する。同様に、ロックする
ため接続すべき二つの部品の軸に対して垂直に移動する
スライダーの存在する差し込み継手も周知である。これ
は通常スライダーの成形部品であるバネによりロック位
置にされる。このロック位置ではバネは未だ応力を受け
ている。
ハンドシャワーを接続するため、ネジ接続部が知られて
いる。これには、例えばホースの端部に配置されている
袋ナットがハンドシャワーの外ネジにネジ止めされてい
る。同様に、ニップルを先ず直線状にブッシュの中に通
し、次いで直線状の導入移動部に対して直角に回転させ
る差し込み継手も周知である。ここでは、利用者が接続
するため明らかに別々な二つの動きを利用する必要があ
る。結合状態では、ニップルはハンドシャワーの握りに
対して変わった回転位置を有する。同様に、ロックする
ため接続すべき二つの部品の軸に対して垂直に移動する
スライダーの存在する差し込み継手も周知である。これ
は通常スライダーの成形部品であるバネによりロック位
置にされる。このロック位置ではバネは未だ応力を受け
ている。
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、単
純な構造であっても簡単に取り扱える、二つの円管部材
あるいはホース部材を接続する継手装置を提供すること
にある。
純な構造であっても簡単に取り扱える、二つの円管部材
あるいはホース部材を接続する継手装置を提供すること
にある。
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、二つの円管部材あるいはホース部材が付属する
ニップル部材１と、それぞれ他の円管部材あるいはホー
ス部材が付属し、ニップル部材１を入れるために形成さ
れた内部開口６を有するブッシュ部材２と、ニップル部
材１あるいはブッシュ部材２に配設され、ニップル部材
１をブッシュ部材２に装着する時にそれぞれ他の部材の
ところで継手部材と作用して両方の部材の外れを防止
し、水の印加力に逆らって解放位置に移動する継手部材
とを有し、二つの円管部材あるいはホース部材を接続す
る継手装置ことによって解決されている。この発明によ
る他の有利な構成は、特許請求の範囲の従属請求項に記
載されている。
により、二つの円管部材あるいはホース部材が付属する
ニップル部材１と、それぞれ他の円管部材あるいはホー
ス部材が付属し、ニップル部材１を入れるために形成さ
れた内部開口６を有するブッシュ部材２と、ニップル部
材１あるいはブッシュ部材２に配設され、ニップル部材
１をブッシュ部材２に装着する時にそれぞれ他の部材の
ところで継手部材と作用して両方の部材の外れを防止
し、水の印加力に逆らって解放位置に移動する継手部材
とを有し、二つの円管部材あるいはホース部材を接続す
る継手装置ことによって解決されている。この発明によ
る他の有利な構成は、特許請求の範囲の従属請求項に記
載されている。
【発明の実施の形態】この発明は非常に簡単に操作で
き、更に実用的な利点を有する簡単な構造の継手装置を
提供する。ニップル部材は、例えばホースの端部あるい
は円管端部にネジ止めされ、この端部に直結している。
ブッシュ部材は、例えばシャワーの握りの端部である。
当然、逆の配置あるいは構成も可能である。継手部材は
ニップル部材あるいはブッシュ部材に配置されている
が、対向部材はそれぞれ他の部材に取り付けてある。こ
の発明の他の構成では、継手部材が継手ニップル部材お
よび継手ブッシュ部材の共通軸周りに回転可能に配置さ
れている。これにより、円管部材あるいはホース部材で
目視を与える回転運動を直線状の差し込み動作と組み合
わせることができる。この発明で提唱する直線運動で
は、ニップル部材が非常に簡単にブッシュ部材へ案内で
きるので、不慣れな利用者も困難に直面することはな
い。この発明によれば、継手部材はバネ付勢され、切り
離されたバネや継手部材の一部のバネ付勢された構成も
問題になる。この発明によれば、継手対向部材は周囲に
配分された特に固定あるいは一体成形された多数の止め
歯を有する。これ等の止め歯は、結合状態で継手部材が
止め歯の裏側に嵌まるように継手部材と作用する。特
に、他の部材はそれぞれ止め歯の案内溝を有する。これ
により、ニップルをブッシュに直線挿入運動が支援さ
れ、案内される。多数の溝と多数の止め歯があると、ニ
ップルが場合によって多数の位置へ導入できる。この発
明によれば、他の構成で継手部材および／または対向部
材は、ニップル部材をブッシュ部材に入れる時に継手部
材は解放位置に移動するように形成されている。特に、
例えば少なくとも一部楔形を有する止め歯に付いてこの
構成を設けるとよい。この発明は、ニップル部材がブッ
シュ部材から外れることを阻止する阻止位置で継手部材
が未だ同じ操作方向に移動できることを提案している。
つまり、例えば解放位置からロックするため数度ほどの
僅かな回転で十分であるが、継手部材は同じ方向に更に
かなり回転させる、例えば 90 °程度回転させる。この
動きは付加的な操作を行うために利用できる。特に、継
手部材に利用者が継手部材を調整するために握る操作部
材、例えば操作ノブを設けるとよい。更に、継手部材の
他の部分は外から扱えない。この発明によれば、継手部
材は継手ニップル部材あるいは継手ブッシュ部材の付加
的な部材と接続するか、あるいは結合させる時に接続で
きる。この付加的な部材は継手部材が結合をロックする
と継手部材を更に移動させて操作できる。この更なる移
動領域では、継手部材が更に調整部材として働く。この
場合、同じ操作ノブで操作でき、このノブによりロック
を行ったり解除したりするために操作される。付加的な
部材は、例えば継手ニップルに組み込める絞り装置であ
る。この絞り装置は、例えばニップルの軸の周りに回転
させて調整できる。これには操作ピンが継手ニップルの
壁を通して気密状態で外に突出している。絞り装置の調
整部の外に突出する部分は継手部材に嵌まる。これは、
例えば継手ニップル部材をブッシュ部材に差し込んで行
われる。特に、継手部材にはリング溝に入るリングがあ
る。こうして、リングを確実に支承して案内するため僅
かな軸方向の遊びが与えられる。リング部材は殆ど全端
面にわたりリング溝の横壁に接触する。こうしてただ僅
かな面圧力が生じる。特に、リングには継手対向部材の
止め歯用の軸方向に貫通する窪みがあるとよい。
き、更に実用的な利点を有する簡単な構造の継手装置を
提供する。ニップル部材は、例えばホースの端部あるい
は円管端部にネジ止めされ、この端部に直結している。
ブッシュ部材は、例えばシャワーの握りの端部である。
当然、逆の配置あるいは構成も可能である。継手部材は
ニップル部材あるいはブッシュ部材に配置されている
が、対向部材はそれぞれ他の部材に取り付けてある。こ
の発明の他の構成では、継手部材が継手ニップル部材お
よび継手ブッシュ部材の共通軸周りに回転可能に配置さ
れている。これにより、円管部材あるいはホース部材で
目視を与える回転運動を直線状の差し込み動作と組み合
わせることができる。この発明で提唱する直線運動で
は、ニップル部材が非常に簡単にブッシュ部材へ案内で
きるので、不慣れな利用者も困難に直面することはな
い。この発明によれば、継手部材はバネ付勢され、切り
離されたバネや継手部材の一部のバネ付勢された構成も
問題になる。この発明によれば、継手対向部材は周囲に
配分された特に固定あるいは一体成形された多数の止め
歯を有する。これ等の止め歯は、結合状態で継手部材が
止め歯の裏側に嵌まるように継手部材と作用する。特
に、他の部材はそれぞれ止め歯の案内溝を有する。これ
により、ニップルをブッシュに直線挿入運動が支援さ
れ、案内される。多数の溝と多数の止め歯があると、ニ
ップルが場合によって多数の位置へ導入できる。この発
明によれば、他の構成で継手部材および／または対向部
材は、ニップル部材をブッシュ部材に入れる時に継手部
材は解放位置に移動するように形成されている。特に、
例えば少なくとも一部楔形を有する止め歯に付いてこの
構成を設けるとよい。この発明は、ニップル部材がブッ
シュ部材から外れることを阻止する阻止位置で継手部材
が未だ同じ操作方向に移動できることを提案している。
つまり、例えば解放位置からロックするため数度ほどの
僅かな回転で十分であるが、継手部材は同じ方向に更に
かなり回転させる、例えば 90 °程度回転させる。この
動きは付加的な操作を行うために利用できる。特に、継
手部材に利用者が継手部材を調整するために握る操作部
材、例えば操作ノブを設けるとよい。更に、継手部材の
他の部分は外から扱えない。この発明によれば、継手部
材は継手ニップル部材あるいは継手ブッシュ部材の付加
的な部材と接続するか、あるいは結合させる時に接続で
きる。この付加的な部材は継手部材が結合をロックする
と継手部材を更に移動させて操作できる。この更なる移
動領域では、継手部材が更に調整部材として働く。この
場合、同じ操作ノブで操作でき、このノブによりロック
を行ったり解除したりするために操作される。付加的な
部材は、例えば継手ニップルに組み込める絞り装置であ
る。この絞り装置は、例えばニップルの軸の周りに回転
させて調整できる。これには操作ピンが継手ニップルの
壁を通して気密状態で外に突出している。絞り装置の調
整部の外に突出する部分は継手部材に嵌まる。これは、
例えば継手ニップル部材をブッシュ部材に差し込んで行
われる。特に、継手部材にはリング溝に入るリングがあ
る。こうして、リングを確実に支承して案内するため僅
かな軸方向の遊びが与えられる。リング部材は殆ど全端
面にわたりリング溝の横壁に接触する。こうしてただ僅
かな面圧力が生じる。特に、リングには継手対向部材の
止め歯用の軸方向に貫通する窪みがあるとよい。
【実施例】以下、添付図面に基づきこの発明による一つ
の実施例を説明する。図１は、継手ブッシュ２に装着さ
れ結合された継手ニップル１の縦断面を示す。継手ニッ
プルは図１の左端に外ネジ３を備えている。この外ネジ
３により、例えばシャワーホースの端部にネジ止めでき
る。外ネジ３に続いて、継手ニップル１には外向きのフ
ンラジ４がある。このフランジ４は接続状態で継手ブッ
シュ２の端面５に接触する。この継手ブッシュ２は例え
ばハンドシャワーの握りである。継手ブッシュ２の内部
には開口６がある。この開口の内径はその長い長さにわ
たり継手ニップル１の外径に一致している。これによ
り、継手ニップル１はほぼ遊びのない状態で継手ブッシ
ュ２に収納されている。継手ブッシュ２の内開口６は端
面５で仕切られた外端部のところに軸方向に延びる多数
の溝７と軸溝と交差して回転するリング溝８を有する。
リング溝８にはリング部材９が装着され、このリング部
材９は継手ブッシュ２の長手軸の周りに回転できる。リ
ング部材９の幅はリング溝８の幅に等しい。これにより
リング部材９はリング溝の中に軸方向に遊びのない状態
で導入される。リング部材９の一個所に操作ノブ１０が
ある。この操作ノブ１０は或る円弧ほど延びるスリット
１１を通して継手ブッシュ２の壁に嵌まる。それ故、操
作ノブ１０は継手ブッシュ２の外側から扱える（図１の
上部を参照）。他方、リング部材９は完全に継手ブッシ
ュ２の内部に配置されて取り付けられている。リング部
材９はリング溝８の中に入れることにより継手部材を形
成する。この継手部材により継手ニップル１を継手ブッ
シュ２に連結してロックできる。図２は図１の線分 II
− II から見た横断面を示す。これから分かることは、
継手ブッシュ２の中に前部で４つの長手溝７があり、こ
れ等の長手溝は軸方向に延びていて周囲に均等に配分し
て配置されている。長手溝７の一つはリング部材９によ
り覆われている。このリング部材も横に延びる溝１２を
有し、これ等の溝１２はリング部材９の適当な位置で長
手溝７を覆うように装着されている。リング部材９が、
案内部８と共に、調整できる、この場合、回転できる継
手部材を形成するが、継手ニップル１は４つの止め歯１
３で形成されている継手対向部材を有する。これ等の止
め歯１３は長手溝７に対応する位置決めと大きさを与え
る。継手ニップル１には、継手ブッシュ２の内部に向い
た端部のところに（図３の右）Ｏリングを入れる回転リ
ング溝１４がある。このＯリングは継手ブッシュ２に対
して気密封止するために使用されている。長手延長部の
ほぼ中央には、継手ニップル１が既に説明した止め歯１
３を有する。止め歯１３により形成される継手部材には
或る軸方向の間隔で大きな直径の部分１５が続き、この
部分は継手部材１を継手ブッシュ２の中に導くために使
用される。幾分大きい直径のこの部分１５はリングフラ
ンジ４まで達する。図４は図２の線分 IV − IV から見
た継手ブッシュ２の縦断面を示す。図１で見やすくする
ためただ一つのみ示した長手溝７はリング部材９を入れ
るリング溝８を交差し、リング部材９のどの側にも一定
の長さほど更に延びている。長手溝７の後部分１６の長
さは、少なくとも止め歯１３の軸方向の延びに相当す
る。リング溝９を交差する横溝１２は継手ブッシュ２の
外端部に対向する前側のところに傾斜面１６を有する。
リング部材９には片側に形成された斜めのバネ１７があ
る（図５を参照）。このバネは継手ブッシュ２の当接面
１８と作用する。操作ノブ１０を図５で上に移動させ
て、操作ノブ１０によりリング部材９を図５に示す位置
から更に回転させると、バネ１７が変形する（図７の位
置を参照）。この位置から、バネ１７の変形により生じ
る復帰力が、リング部材９を図４と図５に示す位置に戻
すようにする。図４と図５に示す位置から出発するな
ら、継手を連結したい場合、継手ニップル１を継手ブッ
シュ２へ軸方向に向けて挿入する必要がある。その場
合、継手ニップルを更に入れるため止め歯１３を長手溝
７に揃える必要がある。止め歯１３はそれぞれ一つの傾
斜面２０が配置されている前縁部分１９をリング部材９
の横溝１２の傾斜面１６に接するまで長手溝７に沿って
摺動する。更に入ると、傾斜面は止め歯１３が横溝１２
を通してリング部材９の後縁部分２１の後の長手溝１７
の後領域に達するまでバネ１７の復帰力に逆らってリン
グ部材９を回転させる。挿入方向に見て止め歯１３の後
縁部分２２がリング部材９の後縁部分２１に達すると、
バネ１７はリング部材９を再び図４に示す阻止位置まで
回転させる。この位置では止め歯１３の前記後縁部分２
２がリング部材９により保持される。この位置では、フ
ランジ４も継手ブッシュ２の端面５に接触する。こうし
て、連結が行われロックされる。この位置から（図４と
図５参照）今度は継手部材を形成するリング部材９が同
じ操作方向にもっと回転する。これは図５と図７で操作
ノブ１０の下方への動きに相当する。これはバネ１７に
より阻止されたり困難にされることはない。何故なら、
このバネは逆向きに回転する場合にのみ当接面１８に接
触するからである。継手部材あるいは操作ノブ１０の上
記最大限界位置は図９に示してある。ここでは、操作ノ
ブ１０が継手ブッシュ２のスリット１１の対向端部に接
触している。バネ１７の位置は破線で示してある。特に
図１から分かるように、継手ニップル１には更に調節可
能な絞り装置２３がある。この絞り装置２３には、回転
可能なスリーブで形成された調節可能な絞り部材２４が
ある。絞り部材２４のスリーブは水の入口側で開いてい
る（図１の左を参照）。対向する側では、このシリーブ
が終端壁２５により閉ざされ、この終端壁２５によりス
リーブが継手ニップル１の固定横壁２６に接触する。横
壁２６には外周に沿って円弧状の多数の開口２７があ
る。絞り部材２４の終端壁２５にも周囲に沿って円弧状
の多数の開口２８がある。円弧状の開口２７，２８は約
45 °の角度で延びている。流れ方向に見て、終端壁２
５の前には絞り部材２４のスリーブが放射状に延びた多
数の開口２９を有する。これ等の開口２９を通して水が
スリーブの内部から外へ、そして円弧状の開口２８へ流
れる。絞り部材２４を周回方向に回転するため、絞り部
材２４にピン３０がある。このピン３０は封止されたス
リット３１を通してニップル１の外側に延びている（特
に図３の上部を参照）。このピン３０により絞り部材２
４は継手ニップル１の中で回転する。その場合、絞り部
材２４の位置に応じて、円弧状の開口２７，２８が一致
する（図２を参照）あるいは一部一致しない（図６を参
照）。図２に示すように、円弧状の開口の完全な一致は
最小の絞り度合に対応し、回転とそれに伴う開口断面の
低減は或る絞り度合を示す（図６を参照）。ピン３０を
操作するためにリング部材９が使用される。このリング
部材９は同時に継手を形成する。継手ニップル１を挿入
すると、ピン３０はリング部材９の横溝１２に入り込
む。その場合、ピンは軸方向に向けて継手ニップル１が
完全に入り込みロックされると更に横溝１２に配置され
る。これは、例えば図１の線分VIII − VIII から見た
断面を表す図８から分かる。操作部材１０を用いて、リ
ング部材９が止め歯１３をロックする領域で回転するこ
とにより絞り部材２４が回転する。この場合、操作ノブ
１０はロックの時と同じ向きに動く、つまり回転する。
利用者は左または右回転により絞りの度合を強くしたり
弱く選択できる。絞り度合がロックの外れる領域になる
と、利用者はバネ１７の変形度のため抵抗の増加により
これを知る。この発明は、原理的に三つの部分、つまり
継手ニップル１，継手ブッシュ２およびリング部材９で
形成される回転可能な継手部材で構成される継手装置を
提供している。継手ブッシュ２は一体物で、継手ニップ
ル１も絞り装置２３を除いて一体物であり、継手部材、
つまり操作ノブ１０を伴うリング部材９も同じように一
体物である。これにより、簡単に形成されそのため頑丈
な継手装置が提供される。この継手装置により、更に付
加的な部材、図示する実施例の場合、絞り装置２３も操
作できる。当然、こうして、つまり連結領域で継手部材
を回転させて、他の付加的な装置も操作でき、例えばシ
ャンプー等を供給する開口を可変する弁を操作できる。
の実施例を説明する。図１は、継手ブッシュ２に装着さ
れ結合された継手ニップル１の縦断面を示す。継手ニッ
プルは図１の左端に外ネジ３を備えている。この外ネジ
３により、例えばシャワーホースの端部にネジ止めでき
る。外ネジ３に続いて、継手ニップル１には外向きのフ
ンラジ４がある。このフランジ４は接続状態で継手ブッ
シュ２の端面５に接触する。この継手ブッシュ２は例え
ばハンドシャワーの握りである。継手ブッシュ２の内部
には開口６がある。この開口の内径はその長い長さにわ
たり継手ニップル１の外径に一致している。これによ
り、継手ニップル１はほぼ遊びのない状態で継手ブッシ
ュ２に収納されている。継手ブッシュ２の内開口６は端
面５で仕切られた外端部のところに軸方向に延びる多数
の溝７と軸溝と交差して回転するリング溝８を有する。
リング溝８にはリング部材９が装着され、このリング部
材９は継手ブッシュ２の長手軸の周りに回転できる。リ
ング部材９の幅はリング溝８の幅に等しい。これにより
リング部材９はリング溝の中に軸方向に遊びのない状態
で導入される。リング部材９の一個所に操作ノブ１０が
ある。この操作ノブ１０は或る円弧ほど延びるスリット
１１を通して継手ブッシュ２の壁に嵌まる。それ故、操
作ノブ１０は継手ブッシュ２の外側から扱える（図１の
上部を参照）。他方、リング部材９は完全に継手ブッシ
ュ２の内部に配置されて取り付けられている。リング部
材９はリング溝８の中に入れることにより継手部材を形
成する。この継手部材により継手ニップル１を継手ブッ
シュ２に連結してロックできる。図２は図１の線分 II
− II から見た横断面を示す。これから分かることは、
継手ブッシュ２の中に前部で４つの長手溝７があり、こ
れ等の長手溝は軸方向に延びていて周囲に均等に配分し
て配置されている。長手溝７の一つはリング部材９によ
り覆われている。このリング部材も横に延びる溝１２を
有し、これ等の溝１２はリング部材９の適当な位置で長
手溝７を覆うように装着されている。リング部材９が、
案内部８と共に、調整できる、この場合、回転できる継
手部材を形成するが、継手ニップル１は４つの止め歯１
３で形成されている継手対向部材を有する。これ等の止
め歯１３は長手溝７に対応する位置決めと大きさを与え
る。継手ニップル１には、継手ブッシュ２の内部に向い
た端部のところに（図３の右）Ｏリングを入れる回転リ
ング溝１４がある。このＯリングは継手ブッシュ２に対
して気密封止するために使用されている。長手延長部の
ほぼ中央には、継手ニップル１が既に説明した止め歯１
３を有する。止め歯１３により形成される継手部材には
或る軸方向の間隔で大きな直径の部分１５が続き、この
部分は継手部材１を継手ブッシュ２の中に導くために使
用される。幾分大きい直径のこの部分１５はリングフラ
ンジ４まで達する。図４は図２の線分 IV − IV から見
た継手ブッシュ２の縦断面を示す。図１で見やすくする
ためただ一つのみ示した長手溝７はリング部材９を入れ
るリング溝８を交差し、リング部材９のどの側にも一定
の長さほど更に延びている。長手溝７の後部分１６の長
さは、少なくとも止め歯１３の軸方向の延びに相当す
る。リング溝９を交差する横溝１２は継手ブッシュ２の
外端部に対向する前側のところに傾斜面１６を有する。
リング部材９には片側に形成された斜めのバネ１７があ
る（図５を参照）。このバネは継手ブッシュ２の当接面
１８と作用する。操作ノブ１０を図５で上に移動させ
て、操作ノブ１０によりリング部材９を図５に示す位置
から更に回転させると、バネ１７が変形する（図７の位
置を参照）。この位置から、バネ１７の変形により生じ
る復帰力が、リング部材９を図４と図５に示す位置に戻
すようにする。図４と図５に示す位置から出発するな
ら、継手を連結したい場合、継手ニップル１を継手ブッ
シュ２へ軸方向に向けて挿入する必要がある。その場
合、継手ニップルを更に入れるため止め歯１３を長手溝
７に揃える必要がある。止め歯１３はそれぞれ一つの傾
斜面２０が配置されている前縁部分１９をリング部材９
の横溝１２の傾斜面１６に接するまで長手溝７に沿って
摺動する。更に入ると、傾斜面は止め歯１３が横溝１２
を通してリング部材９の後縁部分２１の後の長手溝１７
の後領域に達するまでバネ１７の復帰力に逆らってリン
グ部材９を回転させる。挿入方向に見て止め歯１３の後
縁部分２２がリング部材９の後縁部分２１に達すると、
バネ１７はリング部材９を再び図４に示す阻止位置まで
回転させる。この位置では止め歯１３の前記後縁部分２
２がリング部材９により保持される。この位置では、フ
ランジ４も継手ブッシュ２の端面５に接触する。こうし
て、連結が行われロックされる。この位置から（図４と
図５参照）今度は継手部材を形成するリング部材９が同
じ操作方向にもっと回転する。これは図５と図７で操作
ノブ１０の下方への動きに相当する。これはバネ１７に
より阻止されたり困難にされることはない。何故なら、
このバネは逆向きに回転する場合にのみ当接面１８に接
触するからである。継手部材あるいは操作ノブ１０の上
記最大限界位置は図９に示してある。ここでは、操作ノ
ブ１０が継手ブッシュ２のスリット１１の対向端部に接
触している。バネ１７の位置は破線で示してある。特に
図１から分かるように、継手ニップル１には更に調節可
能な絞り装置２３がある。この絞り装置２３には、回転
可能なスリーブで形成された調節可能な絞り部材２４が
ある。絞り部材２４のスリーブは水の入口側で開いてい
る（図１の左を参照）。対向する側では、このシリーブ
が終端壁２５により閉ざされ、この終端壁２５によりス
リーブが継手ニップル１の固定横壁２６に接触する。横
壁２６には外周に沿って円弧状の多数の開口２７があ
る。絞り部材２４の終端壁２５にも周囲に沿って円弧状
の多数の開口２８がある。円弧状の開口２７，２８は約
45 °の角度で延びている。流れ方向に見て、終端壁２
５の前には絞り部材２４のスリーブが放射状に延びた多
数の開口２９を有する。これ等の開口２９を通して水が
スリーブの内部から外へ、そして円弧状の開口２８へ流
れる。絞り部材２４を周回方向に回転するため、絞り部
材２４にピン３０がある。このピン３０は封止されたス
リット３１を通してニップル１の外側に延びている（特
に図３の上部を参照）。このピン３０により絞り部材２
４は継手ニップル１の中で回転する。その場合、絞り部
材２４の位置に応じて、円弧状の開口２７，２８が一致
する（図２を参照）あるいは一部一致しない（図６を参
照）。図２に示すように、円弧状の開口の完全な一致は
最小の絞り度合に対応し、回転とそれに伴う開口断面の
低減は或る絞り度合を示す（図６を参照）。ピン３０を
操作するためにリング部材９が使用される。このリング
部材９は同時に継手を形成する。継手ニップル１を挿入
すると、ピン３０はリング部材９の横溝１２に入り込
む。その場合、ピンは軸方向に向けて継手ニップル１が
完全に入り込みロックされると更に横溝１２に配置され
る。これは、例えば図１の線分VIII − VIII から見た
断面を表す図８から分かる。操作部材１０を用いて、リ
ング部材９が止め歯１３をロックする領域で回転するこ
とにより絞り部材２４が回転する。この場合、操作ノブ
１０はロックの時と同じ向きに動く、つまり回転する。
利用者は左または右回転により絞りの度合を強くしたり
弱く選択できる。絞り度合がロックの外れる領域になる
と、利用者はバネ１７の変形度のため抵抗の増加により
これを知る。この発明は、原理的に三つの部分、つまり
継手ニップル１，継手ブッシュ２およびリング部材９で
形成される回転可能な継手部材で構成される継手装置を
提供している。継手ブッシュ２は一体物で、継手ニップ
ル１も絞り装置２３を除いて一体物であり、継手部材、
つまり操作ノブ１０を伴うリング部材９も同じように一
体物である。これにより、簡単に形成されそのため頑丈
な継手装置が提供される。この継手装置により、更に付
加的な部材、図示する実施例の場合、絞り装置２３も操
作できる。当然、こうして、つまり連結領域で継手部材
を回転させて、他の付加的な装置も操作でき、例えばシ
ャンプー等を供給する開口を可変する弁を操作できる。
【発明の効果】以上、説明したように、二つの円管部材
あるいはホース部材を接続するこの発明の継手装置によ
り、単純な構造でもあっても簡単に取り扱うことができ
る。
あるいはホース部材を接続するこの発明の継手装置によ
り、単純な構造でもあっても簡単に取り扱うことができ
る。
【図１】 組み立てた状態でのこの発明の継手装置の部
分縦断面図、
分縦断面図、
【図２】 図１の線分 II − II から見た横断面図、
【図３】 図１に対応する継手ニップルの側面図、
【図４】 線分 IV − IV から見た継手ブッシュ部材の
横断面図、
横断面図、
【図５】 一部断面図にした継手部材の図４に対応する
側面図、
側面図、
【図６】 継手部材を更に回転させた時の図２に対応す
る横断面図、
る横断面図、
【図７】 図６の位置に対応する継手のブッシュ部材の
部分側面図、
部分側面図、
【図８】 図１の配置の線分 VIII − VIII から見た横
断面図、
断面図、
【図９】 図８の継手部材の位置での継手のブッシュ部
材の側面図。
材の側面図。
１ 継手ニップル ２ 継手ブッシュ ３ 外ネジ ４ フランジ ５ 継手ブッシュの端面 ６ 継手ブッシュの内部開口 ７ 縦溝 ８ リング溝 ９ リング部材 １０ 操作ノブ １１ スリット １２ 横溝 １３ 止め歯 １４ 回転リング溝 １５ 部分 １６ 後部分 １７ バネ １８ 当接面 １９ 前縁部分 ２０ 傾斜面 ２１ リング部材の後縁部分 ２２ 止め歯の後縁部分 ２３ 絞り装置 ２４ 絞り部材 ２５ 終端壁 ２６ 横壁 ２７ 横壁の円弧状開口 ２８ 絞り部材２４の円弧状開口 ２９ スリーブの開口 ３０ ピン
Claims (13)
- 【請求項１】 二つの円管部材あるいはホース部材が付
属するニップル部材（１）と、それぞれ他の円管部材あ
るいはホース部材が付属し、ニップル部材（１）を入れ
るために形成された内部開口（６）を有するブッシュ部
材（２）と、ニップル部材（１）あるいはブッシュ部材
（２）のところに配設され、ニップル部材（１）をブッ
シュ部材（２）に装着する時にそれぞれ他の部材で継手
部材と作用して両方の部材の外れを防止し、水の印加力
に逆らって解放位置に移動する継手部材とを有すること
を特徴とする二つの円管部材あるいはホース部材を接続
する継手装置。 - 【請求項２】 継手部材は継手ニップル部材（１）と継
手ブッシュ部材（２）の共通の軸の周りに回転可能に配
置されていることを特徴とする請求項１に記載の継手装
置。 - 【請求項３】 ニップル部材（１）はブッシュ部材
（２）の中に直線状に導入されることを特徴とする請求
項１または２に記載の継手装置。 - 【請求項４】 継手部材はバネ付勢されていることを特
徴とする請求項１〜３の何れか１項に記載の継手装置。 - 【請求項５】 継手対向部材は周囲に配分され特に固定
配置された多数の止め歯（１３）を有することを特徴と
する請求項１〜４の何れか１項に記載の継手装置。 - 【請求項６】 それぞれ他の部材は止め歯（１３）の案
内溝（７）を有することを特徴とする請求項１〜５の何
れか１項に記載の継手装置。 - 【請求項７】 継手部材および／または継手対向部材
は、ニップル（１）を継手ブッシュ（２）に入れる時に
継手部材が解放位置に移動するように構成されているこ
とを特徴とする請求項１〜６の何れか１項に記載の継手
装置。 - 【請求項８】 継手部材はその阻止位置で操作方向に更
に移動することを特徴とする請求項１〜７の何れか１項
に記載の継手装置。 - 【請求項９】 継手部材は操作部材（１０）を用いるだ
けで取り扱えることを特徴とする請求項１〜８の何れか
１項に記載の継手装置。 - 【請求項１０】 継手部材が継手ニップル部材（１）ま
たは継手ブッシュ部材（２）の付加的な装置（２３）と
連結しているか、継手ニップル部材（１）を継手ブッシ
ュ部材（２）に入れる時に接続できることを特徴とする
請求項１〜９の何れか１項に記載の継手装置。 - 【請求項１１】 付加的な装置（２３）は継手部材によ
り継手装置のロック状態に移動することを特徴とする請
求項１０に記載の継手装置。 - 【請求項１２】 継手部材はリング溝（８）に入れたリ
ング部材（９）を有することを特徴とする請求項１〜１
１の何れか１項に記載の継手装置。 - 【請求項１３】 リング部材は継手対向部材に対する軸
方向に通しの横溝（１２）を有することを特徴とする請
求項１２に記載の継手装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19637074A DE19637074A1 (de) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | Kupplungseinrichtung zur Verbindung zweier Rohrelemente |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=7805367
Family Applications (1)
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Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6015171A (ja) |
| EP (1) | EP0838625B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10148291A (ja) |
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-
1997
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