JPH0629581Y2 - 蛇口用ホース継手 - Google Patents

蛇口用ホース継手

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JPH0629581Y2
JPH0629581Y2 JP1989129484U JP12948489U JPH0629581Y2 JP H0629581 Y2 JPH0629581 Y2 JP H0629581Y2 JP 1989129484 U JP1989129484 U JP 1989129484U JP 12948489 U JP12948489 U JP 12948489U JP H0629581 Y2 JPH0629581 Y2 JP H0629581Y2
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JP
Japan
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faucet
socket
hose
plug
joint
Prior art date
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JP1989129484U
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JPH0369781U (ja
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達也 松田
勝一 松波
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Toyox Co Ltd
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Toyox Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案上の利用分野) この考案は蛇口に対してホースを接続する時に使用され
るプラグとソケットから成る蛇口用ホース継手の改良に
関する。
(従来の技術) 従来のこの種蛇口用ホース継手は、第3図に示すよう
に、蛇口12に対して複数本の止めネジ14で固定する
プラグ13と、そのプラグ13に対してワンタッチで係
脱されるソケット15とから成り、そのプラグ13とソ
ケット15とは一直線の形態を呈し、ソケット15はホ
ース16の接続手段を備えているものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の蛇口用ホース継手はその全体が一直線状
を呈しているため、該継手によってホースを蛇口に接続
し、散水すべくホースを四方八方へ振り動かした場合、
ソケットの先端部でホースが折れて水の出が悪くなった
り、ホースの振り廻しによる力が蛇口とプラグとの固定
部に負荷として働き、蛇口とプラグとの間のシール性が
損なわれるといった不具合を有する。
即ち、従来のプラグとソケットが一直線上に配置構成さ
れたものはホースの軸芯がプラグに対するソケットの回
転中心線上にあるため、ホースを振り回してもその力は
ソケットを回転させる力として働かず、従って固定状の
ソケットに対してそれより突出したホースのみが振られ
るため、ソケットの先部でホースに折れを生じ、上記し
たような不具合が発生する。
特に、蛇口が地下に埋込まれた給水函に収容された所
謂、散水栓の場合は、蛇口が上向きに傾斜されており、
その蛇口に直線状態の継手を取付けたときには該継手の
ソケット部先端が給水函の上端縁と略面一又は上端縁よ
り下方となるため、接続されたホースが給水函の縁で折
られたりして思うように散水が出来ないといった不便さ
を有し、場合によっては蛇口に継手を接続することが出
来ないといったこともある。
本考案は上述した如き従来の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、蛇口(散水栓)に対して
確実に取付けることが出来、ホースに折れを生じにく
く、しかもホースの振り廻しもスムースに追従して蛇口
とプラグとのシール部に負荷を掛けることがない蛇口用
ホース継手を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案における蛇口用ホー
ス継手は、蛇口に対して定着されるプラグと、そのプラ
グに対し係脱されるホース接続手段を有したソケットと
からなる継手において、上記ソケットを長さ方向中程で
略く字形に屈曲形成したことを特徴とする。
上記プラグとソケットとの係脱構造は金属球を半径方向
に出没動させて行なう構造や、ソケット側の摺動部材に
弾性係合片を一体に設けて行なう構造(実開昭63−1
32193号参照)等、何れでもよいものである。
(作用) 上記手段によれば、プラグに対し係合されるソケットが
略く字形をしていることにより、ホースが接続される箇
所と、プラグに対して係合される箇所は一直線状になく
屈曲しており、それによりホース接続部に該部分を回動
させる力が作用した時は、その力がプラグとの係合部分
に効果的に作用して該ソケットがプラグを中心としてス
ムースに回動(首振り)することになる。
(考案の効果) 本考案の蛇口用ホース継手は以上詳述した如く、プラグ
に回転可能にして係脱接続されソケットを略く字形に屈
曲させたものであるから、蛇口に定着したプラグと、該
プラグに対し係合されるソケット先端のホース接続箇所
とは一直線上になく、夫々の軸芯は「く字形」に交差
し、ホースが接続されるソケットの先部はプラグに係合
されるソケットの接続部を中心として半径方向に突出す
ることになる。それにより、ソケット先端のホース接続
部に該部分を回動させる力が作用した時は、その力がプ
ラグとの係合部分に効果的に作用して該ソケットがプラ
グを中心としてスムースに回動(首振り)することにな
る。従って、ソケットに接続したホースを散水のために
四方八方に振り回した時その回動力はソケットを回動さ
せる力として効果的に働き、ホースの振り回しに追従し
てソケット部分も回動し、ソケットに接続されたホース
が該ソケットの先部で折れを生じることが無く、快適な
散水が可能となる。
又、本考案のものはソケットがプラグに対しスムースに
回動するため、プラグへの負荷は少なく、従ってプラグ
と蛇口とのシール部分は所期の密着状態が維持され、水
漏れを発生するといった心配は全くないものである。
更に、地下に埋め込んだ給水箱に水栓蛇口が収容設置さ
れた、いわゆる地下水栓(散水栓)においてはソケット
が直線形態をなした従来品と比較して顕著な作用効果の
差異を認められる。
即ち、この種地下水栓の蛇口が給水箱内に収容取り付け
られる際、箱体の周壁から地下水栓の中心までの寸法及
び地下水栓の取り付け面から給水箱の蓋体までの高さ寸
法は法的に定められているということはなく、作業者の
経験や勘で設置されているのが実状である。
従って、給水箱の周壁から地下水栓の中心までの距離が
短い場合、その地下水栓の蛇口に従来品を取り付けよう
としても取り付けることができないか、取り付けること
ができてもそれにホースを接続した場合ホースが折れ、
通水が阻害されることになる。
それに対し、本考案の場合は距離が短い場合でもソケッ
トがく字型に屈折している為、給水箱内に容易に収容し
て蛇口に接続することができると共に、接続したホース
には折れが生じることがなく、安定した通水状態を確保
できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は散水栓に本案蛇口用ホース継手を接続した状態
を示し、図中、Aはプラグ、Bはソケットであり、散水
栓11の蛇口11′に取付けられるプラグAはパッキン
2を内蔵した蛇口リング1と、その蛇口リング1の下部
に螺着されるジョイント口金3で構成され、蛇口リング
1の上部周囲には蛇口11′に対し固着する止めネジ4
が設けられている。
上記プラグAのジョイント口金3に対して係脱接続され
るソケットBは、ジョイント口金3の先部が嵌入される
凹部6を有し、且つホース差込用のニップル部7を形成
したソケット本体5と、凹部6に半径方向より出没する
係合片8′を備えたスライド筒8と、ニップル部7に差
込まれたホース9を締付ける締付筒10とで構成され、
上記ソケット本体5は凹部6とニップル部7との間で正
面略く字形に屈曲形成されている。
凹部6の軸芯に対するニップル部7の軸芯の偏位(屈曲
度)は約45°位とする。尚、凹部6に対するニップル
部7の屈曲角度は図示の約45°に限られるものでない
ことは言うまでもないことである。
上記の構成により、散水栓11に取付けた時、ソケット
Bの先部(ニップル部)は略鉛直方向を向き、ホース9
の振り廻しに伴ないソケットBはプラグAに対してスム
ースに回動首振りすることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は散水栓に取付け
た状態を示す一部切欠正面図、第2図はソケットをプラ
グより外した状態の一部切欠正面図、第3図は従来の継
手を散水栓に取付けた状態を示す正面図である。 図中 A:プラグ、B:ソケット 11′:蛇口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側に蛇口への接続手段を有し他側にジョ
    イント口金を有したプラグと、一側にジョイント口金に
    対し嵌入係合して周方向に回動し得る係脱手段を有し他
    側にホース接続手段を有したソケットとからなる蛇口用
    ホース継手において、上記ソケットを係脱手段とホース
    の接続手段との間で略く字形に屈曲形成したことを特徴
    とする蛇口用ホース継手。
JP1989129484U 1989-11-06 1989-11-06 蛇口用ホース継手 Expired - Lifetime JPH0629581Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0369781U JPH0369781U (ja) 1991-07-11
JPH0629581Y2 true JPH0629581Y2 (ja) 1994-08-10

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JPH0369781U (ja) 1991-07-11

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