JPH046843Y2 - - Google Patents

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JPH046843Y2
JPH046843Y2 JP18471085U JP18471085U JPH046843Y2 JP H046843 Y2 JPH046843 Y2 JP H046843Y2 JP 18471085 U JP18471085 U JP 18471085U JP 18471085 U JP18471085 U JP 18471085U JP H046843 Y2 JPH046843 Y2 JP H046843Y2
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JP
Japan
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movable
tube
pipe
fixed
water sprinkler
Prior art date
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JP18471085U
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JPS6290768U (ja
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  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば農場や鉱石・コークス・石炭
ヤード等で使用される撒水器用伸縮立上り管に係
り、とりわけ、反復旋動式撒水器を取付ける際に
好適なるものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の撒水器用伸縮立上り管として
は、例えば実開昭58−42036号公報に開示された
ものが知られている。
これは、伸縮機構を備えた撒水器用立上り管に
おいて、断面角形の管材の固定立上り外管内に、
下端にピンを貫通した移動立上り内管を廻動不
能、摺動自在に嵌装してなる立上り管の上端部に
撒水器を連通取付けてなるものである。
つまり、固定管に対して可動管を旋動不能且つ
昇降可能に構成し、可動管に取付けた反復旋動式
撒水器の方向が可動管の昇降に依つて常に変化し
ない様にしたものである。
ところが、従来のものは、固定管が角形管であ
つたので、頻用されている丸形管よりコストが高
く付くと共に、埋設管との接続も行ない難いとい
う難点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
コストの低減を図る事ができると共に、埋設管と
の接続も容易に行なえる撒水器用伸縮立上り管を
提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の撒水器用伸縮立上り管は、略垂直に設
けられた固定管と、固定管に対してテレスコープ
状に昇降可能に設けられた少なくとも一つの可動
管と、固定管並びに最先以外の可動管の上部に設
けられた傾斜下面と、可動管の下部に設けられて
可動管の上昇に依り傾斜下面と整合するまで可動
管を旋動し得る傾斜上面と、から構成した事に特
徴が存する。
(作用) 固定管の下端は、埋設管に接続されると共に、
最先の可動管の上端には撒水器が接続される。
水や薬液を埋設管から供給すると、固定管並び
に可動管を経て撒水器に送られ、その圧力に依り
短縮位置の可動管が固定管に対して自動的に上昇
し、傾斜下面と傾斜上面とが当合して可動管が伸
長位置に停止され、撒水器から水や薬液が撒布さ
れる。
この時、傾斜下面と傾斜上面とが正対状態にな
つているならば、そのままこれらが整合し、それ
以外の捻れの状態になつているならば可動管の上
昇に伴なつて傾斜下面と傾斜上面とが漸次当合す
るので、可動管が固定管に対して旋動し、最後に
は傾斜下面と傾斜上面とが整合して可動管が伸長
位置になる。
つまり、伸長位置の可動管は、常に正規の方向
を向き、これに取付けられた撒水器も同様とな
る。
従つて、撒水器が反復旋動式であつても、撒布
に際しては常に所定の範囲だけが撒布される。
可動管を短縮位置にする場合は、水や薬液の供
給を停止する。
そうすると、可動管や撒水器の自重に依りこれ
らが自動的に降下して短縮位置になると共に、撒
水器からの撒布も停止される。
可動管が自動的に降下しない場合には、人力に
依りこれを押下げる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案の実施例に係る撒水器用伸縮
立上り管の一部を縦断して示す側面図。第2図
は、傾斜下面を備えた固定斜管を示す正面図。第
3図は、設置状態を示す側面図である。
撒水器用伸縮立上り管1は、固定管2、可動管
3、傾斜下面4、傾斜上面5とからその主要部が
構成されている。
固定管2は、略垂直に設けられたものである。
この例では、丸形管状の管体6と、これの上部
に螺着される円筒状の冠体7とから成り、管体6
の下部は、第3図に示す如く埋設管8の途中に設
けたチーズ管9に螺着される。
可動管3は、固定管2に対してテレスコープ状
に昇降可能に設けられた少なくとも一つのもので
ある。
この例では、単一の場合を例示して居り、固定
管2より小径なる丸形管状を呈して固定管2の冠
体7並びに管体6内に嵌挿され、上部には第3図
に示す如く撒水器10が接続される。
而して、固定管2の冠体7の上部と可動管3と
の間には、Oリング等のシール体11が介設され
る。
傾斜下面4は、固定管2並びに最先以外の可動
管3の上部に設けられたものである。
この例では、可動管3が単一であるので固定管
2のみに設けられ、具体的には固定管2とは別体
の固定斜管12の下端に形成している。
而して、固定斜管12は、固定管2の冠体7並
びに可動管3に遊嵌される内外径を備えていると
共に、外周等角度位置には複数の貫孔13が穿設
されて居り、冠体7の内部にその上壁部に当合す
るまで挿入され、冠体7の側部から螺入した止螺
子14を貫孔13の一つに掛入させる事に依り廻
止めされて取付けられている。
傾斜上面5は、可動管3の下部に設けられて可
動管3の上昇に依り傾斜下面4と整合するまで可
動管3を旋動し得るものである。
この例では、可動管3とは別体の可動斜管15
の上端に形成している。
可動斜管15は、固定管2の管体6に遊嵌され
る外径を備えて可動管3の下部に密嵌させたり、
或は遊嵌して溶接したりする事に依り固定されて
いる。
而して、傾斜上面5は、傾斜下面4に適合する
ものであり、これらの管軸線に対する角度θは、
45度以下が望ましく、図面では30度にしている。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解す
る。
第3図は、撒水器用伸縮立上り管1を茶樹園に
施設した場合を例示して居り、その右側は、可動
管3が短縮位置を呈して撒水器10が茶樹Aの頂
部ラインBよりも下がつた状態を示している。
この様な状態に於て、埋設管8から水や薬液を
供給すると、チーズ管9→固定管2→可動管3→
撒水器10に送られる。
そうすると、水や薬液の圧力に依り可動管3が
固定管2に対して自動的に上昇し、傾斜下面4と
傾斜上面5とが当合して可動管3が第3図の左側
に示す如く伸長位置になり、撒水器10が頂部ラ
インBより突出した状態になつて撒布される。
この時、傾斜下面4と傾斜上面5とが第1図の
鎖線で示す如く正対状態になつているならば、第
1図の実線で示す如くそのまま整合し、それ以外
の捻れの状態になつているならば、可動管3の上
昇に伴なつて傾斜下面4と傾斜上面5とが漸次当
合するので可動管3が固定管2に対して旋動し、
最後には傾斜下面4と傾斜上面5とが整合して可
動管3が伸長位置になる。
つまり、伸長位置の可動管3は、常に正規の方
向を向き、これに取付けられた撒水器10も同様
となる。
従つて、撒水器10が反復旋動式であつても、
撒布に際しては常に所定の範囲だけ撒布される。
可動管3を短縮位置にする場合は、埋設管8か
らも水や薬液の供給を停止する。
そうすると、可動管3や撒水器10の自重に依
りこれらが自動的に降下して短縮位置になると共
に、撒水器10からの撒布も停止される。
可動管3が自動的に降下しない場合には、人力
に依りこれを強制的に押下げる。
可動管3が短縮位置になると、撒水器10が第
3図の右側に示す如く頂部ラインBよりも下がつ
た状態となる。
従つて、茶樹Aの葉を刈取る場合には、可動管
3並びに撒水器10が邪魔にならず、能率良く刈
取作業が行なえる。
撒水器10は、最先の可動管3との取付部分で
その方向を調整できるが、可動管3が伸長位置に
あつて撒水器10が人の届かない高い位置にある
場合にはこれが行ない難い。
この様な場合、本実施例では、水や薬液を供給
して可動管3を伸長位置にした状態で止螺子14
を緩めて可動管3を所定の角度だけ旋動させ、再
び止螺子14を締めて他の貫孔13に掛入させれ
ば、撒水器10の方向を容易に調整できる。
つまり、止螺子14を緩めた場合には、固定斜
管12と可動斜管15が第1図の実線で示す如く
整合しているので、可動管3を旋動させれば固定
斜管12も追旋動するからである。
尚、固定管2と可動管3は、先の実施例では、
固定管2を外管に可動管3を内管にしたが、これ
に限らず、例えばこれらを逆にしても良い。
可動管3は、先の実施例では、単一であつた
が、これに限らず複数であつても差支えない。
傾斜下面4は、先の実施例では固定管2とは別
体の固定斜管12に決成したが、これに限らず、
例えば固定管2と固定斜管12が始めから一体で
あつても良い。
傾斜上面5は、先の実施例では、可動管3とは
別体の可動斜管15に形成したが、これに限ら
ず、例えば可動管3と可動斜管15が始めから一
体であつても良い。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば次の様な優
れた効果を奏する事ができる。
(1) 固定管、可動管、傾斜下面、傾斜上面とで構
成しているので、とりわけ固定管を頻用されて
いる丸形管にする事ができる。
この為、コストの低減を図る事ができると共
に、埋設管との接続も容易に行なえる。
(2) 傾斜下面と傾斜上面とを設けているので、こ
れらが抜止めとなり、別途抜止め手段を設ける
必要がない。
(3) 傾斜下面と傾斜上面とを設けて可動管の伸長
位置の時のみにこれらを整合させているので、
それ以外の過程では可動管の昇降が円滑に行な
える。
(4) 傾斜下面と傾斜上面とを設けているので、固
定管と可動管との間にガタがあつても両面が整
合した場合には楔作用が発生してガタが無くな
る。
この為、固定管と可動管との嵌合精度を高く
する必要がないと共に、撒水時に撒水器及び可
動管が揺動する事がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る撒水器用伸縮
立上り管の一部を縦断して示す側面図。第2図
は、傾斜下面を備えた固定斜管を示す正面図。第
3図は、設置状態を示す側面図である。 1……撒水器用伸縮立上り管、2……固定管、
3……可動管、4……傾斜下面、5……傾斜上
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略垂直に設けられた固定管と、固定管に対して
    テレスコープ状に昇降可能に設けられた少なくと
    も一つの可動管と、固定管並びに最先以外の可動
    管の上部に設けられた傾斜下面と、可動管の下部
    に設けられて可動管の上昇に依り傾斜下面と整合
    するまで可動管を旋動し得る傾斜上面と、から構
    成した事を特徴とする撒水器用伸縮立上り管。
JP18471085U 1985-11-29 1985-11-29 Expired JPH046843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18471085U JPH046843Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18471085U JPH046843Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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JPS6290768U JPS6290768U (ja) 1987-06-10
JPH046843Y2 true JPH046843Y2 (ja) 1992-02-25

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JP18471085U Expired JPH046843Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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JP5562907B2 (ja) * 2011-06-10 2014-07-30 株式会社永田製作所 噴霧機の噴霧管における伸縮部の固定方法及び固定装置

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JPS6290768U (ja) 1987-06-10

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