JP2601385B2 - 車両用アクチュエータのハウジング用シール部材 - Google Patents

車両用アクチュエータのハウジング用シール部材

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JP2601385B2
JP2601385B2 JP21613791A JP21613791A JP2601385B2 JP 2601385 B2 JP2601385 B2 JP 2601385B2 JP 21613791 A JP21613791 A JP 21613791A JP 21613791 A JP21613791 A JP 21613791A JP 2601385 B2 JP2601385 B2 JP 2601385B2
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二郎 井上
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用アクチュエータ
ハウジング用シールに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、公知の、実願昭61−118020
号(実開昭63−25768号)のマイクロフィルムに
は、割り体からなるハウジング本体内にロックアンロッ
ク切替用モータと、減速機構と、出力軸に固定されてい
るセクタギアとを収納し、合せ面にシールをして止めネ
ジによりハウジング蓋体を止着する車両用アクチュエー
タのハウジング用シールの構造について記載されてい
る。また、実願昭54−22833号(実開昭55−1
23137号)のマイクロフィルムには、合せ面のシー
ルを二重にしたハウジング用シールの構造について記載
されている。なお、図1、2のように、割り体からなる
ハウジング本体a内にロックアンロック切替用モータb
と、減速機構cと、出力軸dに固定されているセクタギ
アeとを収納し、合せ面fにシールgをして止めネジi
によりハウジング蓋体hを止着する車両用アクチュエー
タのハウジング用シールの構造は、上記の外多数の公知
例があって周知である。また、図3に示したように、割
り体からなるハウジング本体a内にロックアンロック切
替用モータbと、減速機構cと、出力軸に固定されてい
るセクタギアeとを収納し、合せ面fにシールgをして
止めネジによりハウジング蓋体hを止着した車両用アク
チュエータのハウジング用シー公知である
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記各公知例に記載さ
れたもののうち、実願昭54−22833号のマイクロ
フィルムに記載されたものは、合せ面のシールを内外二
重にしたハウジング用シールの構造について記載されて
いるから、このものは、防水が他の公知例に比べて効果
的であるが、全周を二重シールにしているので、ひと回
り大きな車両用アクチュエータになって、狭い車両扉の
巾内への取付けはむずかしい上記以外の前記公知例の
ものは、例えば、図4のようにハウジング本体とハウジ
ング蓋体を、合せ面でシールをして複数個(6個)の止
めネジiにより止着する車両用アクチュエータにおいて
は、上部のAの部分及び下部のBの部分のように、隣り
合う止めビスi、iを直線で結ぶ線分a−a、線分b−
bよりも外側に出張った突出部分は、止めビスiで止着
されていないので、図6のようにハウジング本体aとハ
ウジング蓋体hが変形して、外側方向に反ることがあ
り、隙間fができて雨および洗車の水が浸入することが
ある。なお、ビスi、iで止着されている部分は、図5
のように変形は生じない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、ハウジング蓋体が変形して外
側方向に反っても雨水が浸入しないようにしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、割り
体からなり、外周縁に添って所定の間隔を置いて設けた
複数の止めビス4、4で止着されるハウジング本体2お
よびハウジング蓋体3と、前記本体2と前記蓋体3との
合せ面5に設けられるシール6部材とからなるものにお
いて、隣合う止めビス4、4を直線で結んだときその線
分a−a或は線分b−bよりも外側に出張った突出部1
のみのシール6は、内側シール16と外側シール17
の二重シールに形成したハウジング用シール部材とした
ものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
第7〜9図のように、アクチュエータ1は、割り体から
なるハウジング本体2とハウジング蓋体3内に設けら
れ、ハウジング本体2とハウジング蓋体3は合せ面5を
合せて止めビス4で止着され、合せ面5にはシール6が
されて防水される。ハウジング本体2内には、ロックと
アンロックの切替用のモータ7が固定され、その駆動軸
8に駆動歯車9が固定され、駆動歯車9には減速歯車1
0を介してセクタギヤ11が係合する。セクタギヤ11
は、その基部が出力軸12に固定されて出力軸12を中
心に回動し、ストッパ13またはストッパ14に当接し
て停止する。
【0007】しかして、例えば上部のAの部分と下部の
Bの部分には、隣合う止めビス4、4を結ぶ線分a−
a、線分b−bよりも外側に出張ってハウジング蓋体3
側に止めビス4で止着されていない突出部15を形成す
るが、本発明は、その突出部15のみのシール6を、
8図、第9図のように、内側シール16と外側シール1
7の二重シールに形成し、仮に第9図のように、止めビ
ス4で止着されていない突出部15の部分が離れる方向
に反って外側シール17はシールが外れても、内側シー
ル16はシールとしての効果を持続するようにする。
【0008】
【作用】次に作用を述べる。本発明は、割り体からなる
ハウジング本体2内に、ロックアンロックの切替用のモ
ータ7を収納固定し、その駆動軸8に駆動歯車9を固定
し、駆動歯車9には減速歯車10群を介してセクタギヤ
11を係合させ、ハウジング本体2とハウジング蓋体3
の合せ面5にシール6を取付け、ハウジング蓋体3を止
めビス4で止着する。
【0009】このように止着されたハウジング本体2と
ハウジング蓋体3のうち、たとえば上部の突出部15の
部分と下部の突出部15の部分の隣合う止めビス4、4
により止着された間の部分のように、止めビス4、4を
直線で結ぶ線分a−a、線分b−bよりも外側に出張っ
た部分が形成されるが、この突出部15部分は止めビス
4で止着されていないので、変形して外側方向に反るこ
とがあり、隙間ができて雨および洗車の水が浸透するこ
とがある。
【0010】しかし、本発明は、突出部15の部分のみ
シール6は、内側シール16と外側シール17の二重
シールとしてあるので、第9図のように突出部15が
離れる方向に反っても、内側シール16はシールとし
ての効果を維持するものである(なお、熱で反り返るの
は突出部15の部分のみで、突出部15以外の部分は熱
で反らない)。しかして、本発明は、内側シール16と
外側シール17の二重シールとしてあっても、それは、
第7図のように突出部15の部分のみであるから、全体
を大きくしないので、巾の狭い車両扉内に容易に取付け
られる。
【0011】
【発明の効果】前記各公知例に記載されたもののうち、
実願昭54−22833号のマイクロフィルムに記載さ
れたものは、合せ面のシールを内外二重にしたハウジン
グ用シールの構造について記載されているから、このも
のは、防水が他の公知例に比べて効果的であるが、全周
を二重シールにしているので、ひと回り大きな車両用ア
クチュエータになって、狭い車両扉の巾内への取付けは
むずかしい上記以外の前記公知例の、例えば、図4の
ようにハウジング本体とハウジング蓋体を、合せ面でシ
ールをして複数個(6個)の止めネジiにより止着する
車両用アクチュエータにおいては、図4の上部のAの部
分及び下部のBの部分のように、隣り合う止めビスi、
iを直線で結ぶ線分a−a及び線分b−bよりも外側に
出張った突出部分は、止めビスiで止着されていないの
で、図6のようにハウジング本体aとハウジング蓋体h
が変形して、外側方向に反ることがあり、隙間fができ
て雨および洗車の水が浸入することがある。
【0012】しかるに、本発明は、割り体からなり、外
周縁に添って所定の間隔を置いて設けた複数の止めビス
4、4で止着されるハウジング本体2およびハウジング
蓋体3と、前記本体2と前記蓋体3との合せ面5に設け
られるシール6部材とからなるものにおいて、隣合う止
めビス4、4を直線で結んだときその線分a−a或は
b−bよりも外側に出張った突出部15のみのシール
6は、内側シール16と外側シール17の二重シールに
形成した車両用アクチュエータのハウジング用シール部
材としたものであるから、前記突出部15の部分のシー
ル6は、内側シール16と外側シール17の二重シール
としてあるので、熱のため突出部15が離れる方向に反
っても、内側シール16はシールとしての効果を維持で
きる。また、本発明は、内側シール16と外側シール1
7の二重シールとしてあっても、二重シールとしたの
は、図7のように突出部15の部分のみで全周ではない
ので、全体を大きくしないから、巾の狭い車両扉内に容
易に取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知例の縦断面分解図。
【図2】 公知例の側面図。
【図3】 公知例の縦断側面図。
【図4】 公知例の横断平面図。
【図5】 公知例の突出部のシール図。
【図6】 公知例の突出部のシールがはがれた状態図。
【図7】 本発明の横断平面図。
【図8】 本発明の突出部のシール図。
【図9】 本発明の突出部のハウジング蓋体が反った状
態図。
【符号の説明】
1…アクチュエータ、2…ハウジング本体、3…ハウジ
ング蓋体、4…止めビス、5…合せ面、6…シール、7
…モータ、8…駆動軸、9…駆動歯車、10…減速歯
車、11…セクタギヤ、12…出力軸、13、14…ス
トッパ、15…突出部、16…内側シール、17…外側
シール、a…ハウジング本体,b…ロックアンロック切
替用モータ、c…減速機構、d…出力軸、e…セクタギ
ア、f…合せ面、g…シール、i…止めネジ、h…ハウ
ジング蓋体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割り体からなり、外周縁に添って所定の
    間隔を置いて設けた複数の止めビス4、4で止着される
    ハウジング本体2およびハウジング蓋体3と、前記本体
    2と前記蓋体3との合せ面5に設けられるシール6部材
    とからなるものにおいて、隣合う止めビス4、4を直線
    で結んだときその線分a−a或は線分b−bよりも外側
    に出張った突出部15のみのシール6は、内側シール1
    6と外側シール17の二重シールに形成した車両用アク
    チュエータのハウジング用シール部材。
JP21613791A 1991-08-01 1991-08-01 車両用アクチュエータのハウジング用シール部材 Expired - Fee Related JP2601385B2 (ja)

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WO2007074527A1 (ja) 2005-12-27 2007-07-05 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 車両用ドアロック駆動装置
EP2881622A1 (de) * 2013-12-05 2015-06-10 Continental Automotive GmbH Aktuator

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