JP2621996B2 - 自動変速機用コントロールスイッチの製造方法 - Google Patents

自動変速機用コントロールスイッチの製造方法

Info

Publication number
JP2621996B2
JP2621996B2 JP1250102A JP25010289A JP2621996B2 JP 2621996 B2 JP2621996 B2 JP 2621996B2 JP 1250102 A JP1250102 A JP 1250102A JP 25010289 A JP25010289 A JP 25010289A JP 2621996 B2 JP2621996 B2 JP 2621996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed contact
movable
contact
molded body
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1250102A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03112025A (ja
Inventor
晴彦 三原
徳浩 位田
義文 大井
一彦 新敷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1250102A priority Critical patent/JP2621996B2/ja
Publication of JPH03112025A publication Critical patent/JPH03112025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2621996B2 publication Critical patent/JP2621996B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車の自動変速機の切り換え設定を行うコ
ントロールスイッチ及びその製造方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 中立位置、リバース位置、ドライブ位置等自動変速機
の設定に連動させて使用する自動変速機用コントロール
スイッチは従来実開昭62−92534号公報などに見られる
ような金属ダイキャストのスイッチケースと合成樹脂製
のカバーとで器体を構成していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来例の場合にはスイッチケースが金属
製であるため固定接点を一枚のステータ基板に配設しな
ければならず、そのため固定接点数が増加するとスイッ
チ外形も大きくなり、スイッチ固定スペースをその分大
きくしなければならなかった。
そこで本発明者は自動変速機の中立位置、リバース位
置、ドライブ位置等に応じた切り換え設定を行うための
切り換え用の複数の固定接点を内側壁面に設けた器体
と、上記器体外から操作可能で且つ内側壁面に並行する
方向に回動自在となるように器体に装着された回動軸と
該回動軸に一体連結されて上記内側壁面に並行するよう
に回動軸を中心として移動する可動片と該可動片の上記
内側壁面に対向する面に設けられ可動片の移動位置に応
じて上記固定接点に対して接触離脱する可動接点とから
なる可動体とで構成され、上記器体を樹脂成形品からな
る2つのカバー体を突き合わせ嵌合するとともに嵌合部
位を密封して形成し、両カバー体の内側壁面には固定接
点を配設し、これらの固定接点に対応して可動体の可動
片の両側面に可動接点を設けた自動変速機用コントロー
ルスイッチの構造を既に提案しているが、固定接点板
や、端子板をインサート成形する場合に成形時の成形圧
力により変形など防ぐために成形時にピン等によりこれ
ら固定接点板や端子板を支持しなければならないが、成
形後ピンによりカバー体に孔があき、導電部位が外部に
露出することになるため、成形後、接着剤等によりこの
孔をふさぐ作業等を必要とした。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものでその目
的とするところは強度的に強く、耐摩耗性及び摺動性が
良いカバー体を持つ自動変速機用コントロールスイッチ
を実現でき、しかも導電部分の露出を完全に無くしてシ
ール性に優れ、しかも成時時の成形圧による固定接点、
端子の変形や位置ずれが無く精度の高いカバー体を実現
できる自動変速機用コントロールスイッチの製造方法を
提供することを目的とする。
また請求項2記載の発明にあっては固定接点部位を確
実に一次成形体に固定でき、しかも使用時の発熱等によ
る経時変化に対しても剥離することが無い自動変速機用
コントロールスイッチの製造方法を提供することを目的
とする。
更にまた請求項3記載の発明にあっては一次成形体の
成形時の部品の変形やそりの発生を防いで、部品精度を
向上させ、しかも二次成形時において一次成形体と二次
成形体との密着性を高め、しかも外部との絶縁沿面距離
をリブの分だけ長くすることができる自動変速機用コン
トロールスイッチの製造方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
述の目的を達成するために、請求項1の発明では、自
動変速機の中立位置、リバース位置、ドライブ位置等に
応じた切り換え設定を行うための切り換え用の複数の固
定接点を内側壁面に設けた器体と、上記器体外から操作
可能で且つ内側壁面に並行する方向に回動自在となるよ
うに器体に装着された回動軸と該回動軸に一体連結され
て上記内側壁面に並行するように回動軸を中心として移
動する可動片と該可動片の上記内側壁面に対応する面に
設けられ、可動片の移動位置に応じて上記固定接点に対
して接触離脱する可動接点とからなる可動体とで構成さ
れ、上記器体を樹脂成形体と固定接点基盤部とからなる
2つのカバー体を突き合わせ嵌合するとともに嵌合部位
を密封して形成し、両カバー体の内側壁面には固定接点
を配設し、これら固定接点に対して可動体の可動片の両
側面に可動接点を設けた自動変速機用コントロールスイ
ッチの製造方法において、固定接点板及び端子板を、端
子板の端子部位と固定接点板の固定接点部位とをリード
部で連続的に一体につないだ状態で且つ上記端子部位と
上記固定接点部位との中間部で隣接するリード部同士が
つなぎ部で一体となるように金属導電板を打ち抜いて形
成するとともに、上記固定接点部位近傍にパイロット孔
を穿設する第1の工程と、上記パイロット孔にパイロッ
トピンを挿入し且つ上記固定接点部位を裏面より押さえ
た状態で上記端子部位及び上記固定接点部位が表面より
露出するように上記端子板及び上記固定接点板をインサ
ートして固定接点基盤部を構成するとともに、上記可動
体の回動軸を回転保持するための可動体支持孔及び上記
リード部のつなぎ部を露出する窓孔を設けた熱可塑性合
成樹脂の一次成形体を形成する第2の工程と、該第2の
工程により上記つなぎ部を露出させるように一次成形体
に形成された上記窓孔を利用して上記つなぎ部を分断し
て端子を独立形成する第3の工程と、上記一次成形体を
インサートし、上記一次成形体が有する、上記固定接点
部位の裏面を押さえたときに形成された上記跡孔と上記
パイロットピンの挿入跡の孔と上記パイロット孔と上記
窓孔とに樹脂が充実されるようにして二次成形体を形成
し上記カバー体を得る第4の工程とから成るものであ
る。
請求項2の発明では固定接点部位周辺の固定接点板先
端より突片を突設してこの突片先端を成形体内方向に折
り曲げ一次成形時に一次成形体の樹脂内にインサートし
たことを特徴とする。
請求項3の発明では一次成形体の外周部に全周に亙っ
てリブを形成し、二次成形時に該リブをくわえ込むよう
に二次成形体にインサートしたことを特徴とするもので
ある。
[作用] 本発明の自動変速機用コントロールスイッチの方法に
よれば、パイロット孔を利用して固定接点部位にパイロ
ットピンを挿入して位置決め及び変形を防止しながら且
つ固定接点部位を裏面から押えながら一次成形を行うこ
とにより、高精度で端子、固定接点の位置決めした一次
成形体を得る。このとき固定接点部位に突出させてある
突片が一次成形体にインサートされるため、固定接点部
位を確実に一次成形体に固定できることになる。
また一次成形体の外周には全周に亙ってリブを形成し
ているから一次成形体に剛性を持たせることができて、
成形時の変形やそりが押えられて部品精度が向上するこ
とになる。
次に二次成形を行うまえにつなぎ部を分断して端子を
独立させ、しかる後に二次成形より一次成形体を二次成
形体にインサートすることにより所望のカバー体を得る
ことができるのである。
この二次成形時において、可動体の支持孔が2次成形
の際の位置決めに利用することにより二次成形体の精度
を高めることができる。
また二次成形時に不要となった孔と、パイロット孔
と、窓孔とに二次成形体の樹脂を充実することにより、
成形後の孔埋め作業を不要とするとともにシール性を高
めることができるのである。また一次成形体のリブが二
次成形体にくわえ込まれるようにインサートされるため
一次成形体と二次成形体との密着性を高めることにな
る。
このようにして完成したカバー体における導電部分に
対する絶縁沿面距離は一次成形体のリブにより長くな
り、しかも一次成形と二次成形とに分離するため二次成
形体の樹脂材料に強度的に強く、しかも摺動性、耐圧摩
耗性に優れた材料を使用することができて、カバー体を
強く、且つ摺動性及び耐久性に優れたものとすることが
できるのである。
[実施例] 以下本発明を実施例によって説明する。
第1図は自動変速機用コントロールスイッチのカバー
体1aの一次成形工程を示しており、同図(a)では導電
金属板材を打ち抜き加工して端子板30と、固定接点板12
a1〜12a5とを一体に形成したもので、端子板30の各端子
15a1〜15a5と、固定接点板12a1〜12a5とはリード部311
〜315により一体に接続され、また固定接点板12a5と12a
1の反端子側はリード部316と、317が延設されている。
端子15a1〜15a5と固定接点板12a1〜12a5との中間部の
隣合うリード部311〜315間はつなぎ部331〜334により一
体結合され、またリード部316,317の先端間もつなぎ部3
35により一体結合され、打ち抜き形状の変形を防止する
ようになっている。
固定接点板12a1〜12a5には夫々固定接点たる、共通接
点13(coM)、パーキング入力接点13(PI)、リバース入力
接点13(RI)、ドライブ入力接点13(DI)、L入力接点13
(LI)を膨出形成している。これらの接点部位の近傍には
パイロットピン挿入のためのパイロット孔34を夫々穿設
している。また固定接点板12a3の先端には突片35を突設
している。
しかして第1図(a)に示した金属導電板材を一成形
材料でインサート成形する。この一次成形材料は熱可塑
性樹脂からなり、第1図(b)に示すように固定接点板
12a1〜12a5及び端子板30をインサートして固定接点基盤
を構成する扇形の一次成形体36を形成する。一次成形体
36は裏面に細かい凹凸を形成し、更に扇形の要部位に後
述の可動体7の回動軸3を回動自在に支持する支持孔4
を形成し、また表面側に上記固定接点板12a1〜12a5の接
点部位を露出させた溝部111,112を形成し、また各パイ
ロット孔34に位置決め用のパイロットピンを挿入した跡
の孔37が形成されている。
更に各接点部位の裏面側に臨むように一次成形体36の
裏面には成形時に固定接点部位を裏面から押える治具の
ための跡孔38が第1図(d)に示すように形成されてい
る。また端子15a1〜155は基部が一次成形体36にインサ
ートされるが、つなぎ部331〜334は一次成形体36に設け
た窓孔39より露出する。またつなぎ部335は一次成形体3
6より外部に突出して露出している。尚このつなぎ部331
〜335は一次成形時に端子板30や、固定接点板12a1〜12a
5が変形して接点部位の位置ずれを起こしたり、端子15a
1〜151間の距離がはらつくのを防止するためのものであ
る。
ここで上記突片35の先端折り曲げ部位が第2図に示す
ように一次成形体36にインサートされるため固定接点板
12a1〜12a5の剥離を防止し且つ使用時の発熱による経時
変化による剥離をも防止するようになっている。
第1図(c)は一次成形体36の断面構造を示してい
る。
さて一次成形体36の成形終了後において、第1図
(e)に示すように上記窓孔39を利用してつなぎ部351
〜354を、また外部露出のつなぎ部355を分断して、各端
子15a1〜155を独立させるとともに、固定接点板12a1〜1
2a5を独立させるのである。
この一次成形工程終了後、二次成形工程に移行するの
であるが、二次成形工程においては強度を強めるために
ガラス繊維を混入し且つ摺動性、耐摩耗性を高めるため
にガラスビーズを混入した熱可塑性樹脂材料を使用して
二次成形体40を一次成形体36をインサートした形で成形
する。この二次成形体40は第3図(a)〜(c)に示す
ように一次成形体36の表面外周の全周に亙って形成した
リブ41をくわえ込むように、且つ孔37、38、パイロット
孔34、窓孔39に二次成形材料を裏面側より充実して裏面
全体の外殻部を構成する二次成形体40を形成する。
かくして合成樹脂製カバー体1aが得られることにな
る。
尚上述の一次成形時において、第4図(a)〜(c)
に示すように打ち抜き加工した金属導電板材の端子15a1
〜15a5間や、固定接点板12a1〜12a3を一次成形による橋
絡片43で橋絡して間隔保持を行い、その後二次成形を施
すようにしても良い。第4図(c)は一次成形後につな
ぎ部331〜335を分断した状態を示す。
このように製造したカバー体1aは別のカバー体1bと突
き合わせて結合することにより器体を構成する。
カバー体1bはカバー体1aと同様に製造され、内側壁面
に第5図(a)(b)に示すように扇形の凹部8を形成
し、この凹部8の要部位には第6図のように可動体7の
回動軸3に貫通させた貫通孔3aに連通する貫通孔9を穿
設し、カバー体1bの内側壁面の貫通孔9の開口周縁部位
には上記凹部8の他の底面より一段低く且つ貫通孔9の
内径より大きな内径の凹所10を形成している。更にカバ
ー体1bの内側壁面には9を中心とする円弧状の溝11b1
を同心円的に複数条形成しており、これらの溝11b1…に
対応するように夫々のカバー体1bにインサート成形され
ている固定接点板12b1…の一端部を配設し、固定接点板
12b1…に適宜な長さで溝11b1…の長手方向に沿うように
一体形成した固定接点であるパーキング入力接点1
3(PS),ニュートラル入力接点13(NS),13(NI),セカンド入
力接点13(2I),パーキング入力接点13′(PS),ニュートラ
ル入力接点13′(NS)を溝11a1…内に露出させている。固
定接点板12b1…は他端部に端子15b1…を一体に設けてお
り、これら端子15b1…はカバー体1aと同様にカバー体1b
の一端外周面より外方へ突出されている。
尚カバー体1aは裏面の凹部5及び凹所6の外周に沿う
ようにゴムパッキン嵌め込み用溝14を形成した突畝部16
を突設し、この突畝部16を嵌合するための凹部17をカバ
ー体1bの内側壁面に形成している。
可動体7は第7図に示すように可動片2の表面に回動
軸3の貫通孔3aを中心とする径方向が長手幅方向である
有底の細溝18aを開口し、更にこの細溝18aに並行し且つ
径方向の長手幅寸法が細溝18aより短い細溝18bを開口し
ている。この細溝18bは可動体7の裏面に開口させてい
る細溝cに連通している。細溝18cは細溝18aと長手幅寸
法が同じように形成されている。細溝18a、18b、18cの
中央には丸孔20a、20bを穿設しており、この丸孔20a、2
0bには第6図に示すコイルばね21a,21bが夫々挿着され
る。
細溝18a、18cは第6図に示すように夫々略E状に形成
された導電材からなる可動接点体22a…が移動自在に挿
入され、各可動接点体22a…は中足26a…を丸孔20a…に
挿着されているコイルばね21a、21bの一端に圧入する。
これらの可動接点体22a…の両端肩は外方に向けて可動
接点231,232を夫々突出させている。
一方細溝18bはやや小さなE状に形成された可動接点
体22bが移動自在に挿入され、可動接点体22bは上記丸孔
20bに挿着されているコイルばね21bの他端に中足26bを
圧入する。この可動接点体22bは中足26bの反対側に可動
接点233を突出させている。
而して可動接点体22a、22b、22cを上記のようにして
組み込んだ可動体7をカバー体1a、1bに組み込むに際し
ては、可動体7を挟み込むようにしてカバー体1a、1b同
士を嵌合するのである。
この場合回動軸3の両端面がカバー体1a、1bの支持孔
4、貫通孔9に回動自在に嵌合される。またカバー体1a
の突畝部16がカバー体1bの凹所17に勘合されて、両カバ
ー体1a、1bの内側壁面周部が接面され、カバー体1a、1b
の凹部5、8で形成される空所内に可動体7の可動片2
が移動自在に収納される。ここで嵌合接面部位を結合固
定して上記空間を密封する手法としては接着剤による接
着、或は超音波溶接機による溶着等を用いる。特に全周
に亙って均一に密封できる超音波溶接機による溶着を用
いると密封性が安定し且つ組立操作性も向上するから、
特に好ましい。また特に高い密封性が要求される場合に
は溝14にゴムパッキンを嵌め込んで凹所17と突畝部16と
の間にゴムパッキンを介在させれば良い。
さてカバー体1a、1bからなる器体内に収納された可動
体7の可動片2の一面側に装着してある可動接点体22a
はコイルばね21aで弾発され、両端に設けてある可動接
点231、232がカバー体1b側に設けてある溝11b1、11b3
に摺動自在に配置され、また可動接点体22bはコイルば
ね21bで弾発され、中央に設けてある可動接点233がカバ
ー体1b側に設けてある溝11b2内に摺動自在に配置され
る。ここで可動接点体22aの可動接点231、232に対応す
る対の固定接点がパーキング入力接点13(PS)と1
3′(PS)、ニュートラル入力接点13(NS)と13′(NS)とな
り、可動接点体22bの可動接点233に対応するニュートラ
ル入力接点13(NI)、セカンド入力接点13(2I)は後述の共
通接点を構成する。
可動片2の他面側に装着してある可動接点体22cはコ
イルばね21cにより弾発されて両端に設けてある可動接
点231、232をカバー体1a側に設けてある溝11a1、11a2
に摺動自在に配置される。ここで可動接点体22cに対応
する共通接点13(COM)と、パーキング入力接点13(PI),リ
バース入力接点13(RI),ドライブ入力接点13(DI),L入力
接点13a(LI)との組み合わせとなる。
第8図に示す回路は本発明の自動変速機用コントロー
ルスイッチを用いた回路を示しており、大電流(例えば
10A)を流すスタータ回路STと、バッテリBTと、スター
タスイッチSWとの直列回路の両端を端子15a4、15b1に夫
々接続してあり、これら端子15a4と、15b1との間にはス
タータ回路用のパーキング入力接点13(PS),13′(PS)
を可動接点体22aによりオンオフするスイッチ回路と、
スタータ回路用のニュートラル入力接点13(NS),13′
(NS)間を可動接点体22aでオンオフするスイッチ回路と
が夫々並列挿入されている。
一方信号系には共通接点13(COM)と、パーキング入力
接点13(PI)とを可動接点体22cでオンオフするスイッチ
回路を介して信号処理負荷L1を接続した回路と、共通接
点13(COM)とリバース入力接点13(RI)とを可動接点体22c
でオンオフするスイッチ回路を介して信号処理負荷L2
接続した回路と、共通接点13(COM)と信号系のニュート
ラル入力接点13(NI)とを可動接点体22b、22cでオンオフ
するスイッチ回路を介して信号処理負荷L3を接続した回
路と、共通接点13(COM)と、ドライブ入力接点13(DI)
を可動接点体22cでオンオフするスイッチ回路を介して
信号処理負荷L4を接続した回路と、共通接点13(COM)
セカンド入力接点13(2I)とを可動接点体22b,22cでオン
オフするスイッチ回路を介して信号処理負荷L5を接続し
た回路と、共通接点13(COM)とL入力接点13(LI)とを可
動接点体22cでオンオフするスイッチ回路を介して信号
処理負荷L6を接続した回路とで構成される。
かくして可動体7の回動軸3を回動させると、可動片
2が移動して溝11a1…、11b1…で摺動する可動接点2
31、232、233が所定角度の回動によって共通接点13
(COM)…等と、パーキング入力接点13(PS)…等と接触す
ることになり、可動接点体22aの対の可動接点231、232
で通電回路が形成され、また可動接点22cの対の可動接
点231、232で形成される通電回路はコイルばね21bを通
じて可動接点体22bに電気的に接続され、可動接点体22b
の可動接点233と接触するニュートラル入力接点13(NI),
セカンド入力接点13(2I)側を共通接点回路とすることに
なる。この共通接点回路によりスイッチを固定接点の2
分割配置を可能としている。
ここでコイルばね21a、21bの弾発力により接点圧が得
られて確実な電気的接続ができ、また可動接点231…の
スムーズな摺動が行える。
次に第8図に示す回路に沿って更に動作を説明する。
まず可動体7を回動させて、パーキング位置“P"から
“L"(ロー)位置の各位置に動作させると、スイッチ回
路は次のように切り替わる。
つまりパーキング位置“P"に可動体7を移動させる
と、この状態では可動体7内にガイドされた可動接点体
22aによりパーキング入力接点13(PS)と13′(PS)とがオ
ンし、また同時に可動接点体22cにより共通接点13(COM)
と、パーキング入力接点13(PI)とがオンする。
これらのオンによりスタータ回路STの起動が可能とな
るとともに、信号処理負荷L1が動作してパーキングにか
かる信号処理が為される。
次に可動体7をリバース位置“R"に回動すれば、可動
接点体22cにより共通接点13(COM)とリバース入力接点13
(RI)がオンし、このオンにより信号処理負荷L2が動作し
てリバースにかかる信号処理が為される。この時はスタ
ータ回路STのスイッチ回路は開放されており、このリバ
ース位置Rでのスタータ回路STの起動を行うことはでき
ない。
可動体7を更に回動してニュートラル位置“N"に移動
させると、可動接点体22aにより、ニュートラル入力接
点13(NS)と13′(NS)とがオンし、同時にニュートラル入
力接点13(NI)が可動接点体22bに接触し、この可動接点
体22bに接触するコイルばね21bを通して接続する可動接
点体22cが共通接点13(COM)に接触してニュートラル接点
13(NI)と共通接点13(COM)との間がオンする。
これらのオンによりスタータ回路STの起動が可能とな
るとともに、信号処理負荷L3が動作してニュートラルに
かかる信号処理が為される。
更に可動体4を回動してドライブ位置“D"に移動させ
ると、可動接点体22cにより、共通接点22cと、ドライブ
入力接点13(DI)との間がオンし、このオンにより信号処
理負荷L4が動作してドライブにかかる信号処理が為され
る。この時はスタータ回路STのスイッチ回路は開放され
ており、このドライブ位置“D"でのスタータ回路STの起
動を行うことはできない。
可動体4を回動してセカンド位置“2"に移動させる
と、可動接点体22bにセカンド入力接点13(2I)が接触
し、可動接点体22bに接触せるコイルばね21bに接触した
可動接点体22cが共通接点13(COM)に接触してセカンド入
力接点13(2I)と共通接点13(COM)との間がオンする。
このオンにより信号処理負荷L5が動作してセカンドに
かかる信号処理が為される。この時もスタータ回路STの
スイッチ回路は開放されており、このセカンド位置“2"
でのスタータ回路STの起動を行うことはできない。
可動体4を回動してロー位置“L"に移動させると、可
動接点体22cにより共通接点13(COM)とL入力接点13(LI)
とがオンし、このオンにより信号処理負荷L6が動作して
ローにかかる信号処理がなされる。この時もスタータ回
路STのスイッチ回路は開放されており、このロー位置
“L"でのスタータ回路STの起動を行うことはできない。
このようにして可動体4を回動することにより、順次
信号処理負荷L1〜L6を切り替えるとともに、パーキング
位置“P"位置及びニュートラル位置“N"においてスター
タ回路STが起動可能となるように設定するのである。
〔発明の効果〕
本発明の自動変速機用コントロールスイッチの製造方
法は、固定接点板及び端子板を、端子板の端子部位と固
定接点板の固定接点部位とをリード部で連続的に一体に
つないだ状態で且つ上記端子部位と上記固定接点部位と
の中間部で隣接するリード部同士がつなぎ部で一体とな
るように金属導電板を打ち抜いて形成するとともに、上
記固定接点部位近傍にパイロット孔を穿設する第1の工
程と、上記パイロット孔にパイロットピンを挿入し且つ
上記固定接点部位を裏面より押さえた状態で上記端子部
位及び上記固定接点部位が表面より露出するように上記
端子板及び上記固定接点板をインサートして固定接点基
盤部を構成するとともに、上記可動体の回動軸を回転保
持するための可動体支持孔及び上記リード部のつなぎ部
を露出する窓孔を設けた熱可塑性合成樹脂の一次成形体
を形成する第2の工程と、該第2の工程により上記つな
ぎ部を露出させるように一次成形体に形成された上記窓
孔を利用して上記つなぎ部を分断して端子を独立形成す
る第3の工程と、上記一次成形体をインサートし、上記
一次成形体が有する、上記固定接点部位の裏面を押さえ
たときに形成された上記跡孔と上記パイロットピンの挿
入跡の孔と上記パイロット孔と上記窓孔とに樹脂が充実
されるようにして二次成形体を形成し上記カバー体を得
る第4の工程とから成るので、一次成形と二次成形とに
分離することにより二次成形体の樹脂材料に強度的に強
く、且つ摺動性、耐磨耗性に優れた材料を使用すること
ができて、カバー体を強く且つ摺動性及び耐久性に優れ
たものとすることができ、しかも二次成形により導電部
を露出する孔をふさぐことができて、成形後の孔埋め作
業工程が不要となり、またそのうえ上記支持孔が二次成
形時の位置決め用孔として使用できて二次成形の精度を
高めることができるという効果がある。
また上述のように固定接点板及び端子板は金属導電板
を打ち抜き形成したもので、端子板の端子部位と固定接
点板の固定接点部位をリード部で連続的に一体につなぐ
とともに、端子と固定接点部位との中間部で隣接するリ
ード部同士をつなぎ部により一体とし且つ固定接点部位
近傍にはパイロット孔を穿設し、一次成形時には上記パ
イロット孔にパイロットピンを挿入した状態で且つ固定
接点部位を裏面より押えた状態で端子部位及び固定接点
部位が表面より露出するように固定接点板及び端子板を
インサート成形して一次成形体を形成するので、成形時
の成形圧で端子板や固定接点板の位置ずれや変形をパイ
ロット孔に挿入するパイロットピンで防止でき、そのた
め端子の位置や固定接点の位置決めを高精度とすること
ができるという効果があり、しかもつなぎ部に対応する
一次成形体にはつなぎ部を露出させる窓孔を形成してあ
るから成形後の分断が可能となり、従ってつなぎ部によ
って一次成形終了までの金属導電板材の変形を防止する
ことができ、この分断工程後の二次成形時にこれら不要
となった跡孔と、連通孔と、パイロット孔と、窓孔とに
二次成形体の樹脂を充実するので、一次成形体と二次整
形体との結合を強めることができるという効果がある。
また固定接点部位周辺の固定接点板先端より突片を突
設してこの突片先端を成形体内方向に折り曲げ一次成形
時に一次成形体の樹脂内にインサートしたので、固定接
点部位を確実に一次成形体に固定でき、しかも使用時の
熱などにより経時変化に対しても固定接点部位の剥離を
生じることがないという効果がある。
更に一次成形体の外周部には全周に亙ってリブを形成
し、二次成形時に該リブをくわえ込むように二次成形体
にインサートしたから一次成形体に剛性を持たせること
ができて、成形時の変形やそりが押えられて部品精度が
向上することになる。また一次成形体のリブが二次成形
体にくわえ込まれるようにインサートされるため一次成
形体と二次成形体との密着性を高め、更に完成したカバ
ー体における導電部分に対する絶縁沿面距離を一次成形
体のリブにより長くすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本発明の一実施例の一次成形工
程説明図、第2図は同上の要部断面図、第3図(a)〜
(c)は同上の二次成形工程説明図、第4図(a)〜
(c)は別の例の一次成形工程説明図、第5図(a)
(b)は同上のカバー体1bの左側面図、右側面図、第6
図は同上の分解断面図、第7図(a)は同上の可動体の
正面図、第7図(b)は同上の可動体の側断面図、第7
図(c)は同上の可動体の可動片部位の一部省略せる断
面図、第7図(d)は同上の可動体の背面図、第7図
(e)は第7図(a)のA−A′断面図、第7図(f)
は同上の可動体の回動軸の横断面図、第8図は同上使用
の回路構成図である。 1aはカバー体、4は支持孔、12a1…は固定接点板、15a1
…は端子、30は端子板、311…はリード部、331…はつな
ぎ部、34はパイロット孔、35は突片、36は一次成形体、
37,38は孔、39は窓孔、40は二次成形体、41はリブであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 義文 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 新敷 一彦 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−87432(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動変速機の中立位置、リバース位置、ド
    ライブ位置等に応じた切り換え設定を行うための切り換
    え用の複数の固定接点を内側壁面に設けた器体と、上記
    器体外から操作可能で且つ内側壁面に並行する方向に回
    動自在となるように器体に装着された回動軸と該回動軸
    に一体連結されて上記内側壁面に並行するように回動軸
    を中心として移動する可動片と該可動片の上記内側壁面
    に対応する面に設けられ、可動片の移動位置に応じて上
    記固定接点に対して接触離脱する可動接点とからなる可
    動体とで構成され、上記器体を樹脂成形体と固定接点基
    盤部とからなる2つのカバー体を突き合わせ嵌合すると
    ともに嵌合部位を密封して形成し、両カバー体の内側壁
    面には固定接点を配設し、これら固定接点に対して可動
    体の可動片の両側面に可動接点を設けた自動変速機用コ
    ントロールスイッチの製造方法において、 固定接点板及び端子板を、端子板の端子部位と固定接点
    板の固定接点部位とをリード部で連続的に一体につない
    だ状態で且つ上記端子部位と上記固定接点部位との中間
    部で隣接するリード部同士がつなぎ部で一体となるよう
    に金属導電板を打ち抜いて形成するとともに、上記固定
    接点部位近傍にパイロット孔を穿設する第1の工程と、 上記パイロット孔にパイロットピンを挿入し且つ上記固
    定接点部位を裏面より押さえた状態で上記端子部位及び
    上記固定接点部位が表面より露出するように上記端子板
    及び上記固定接点板をインサートして固定接点基盤部を
    構成するとともに、上記可動体の回動軸を回転保持する
    ための可動体支持孔及び上記リード部のつなぎ部を露出
    する窓孔を設けた熱可塑性合成樹脂の一次成形体を形成
    する第2の工程と、 該第2の工程により上記つなぎ部を露出させるように一
    次成形体に形成された上記窓孔を利用して上記つなぎ部
    を分断して端子を独立形成する第3の工程と、 上記一次成形体をインサートし、上記一次成形体が有す
    る、上記固定接点部位の裏面を押さえたときに形成され
    た上記跡孔と上記パイロットピンの挿入跡の孔と上記パ
    イロット孔と上記窓孔とに樹脂が充実されるようにして
    二次成形体を形成し上記カバー体を得る第4の工程とか
    ら成ることを特徴とする自動変速機用コントロールスイ
    ッチの製造方法。
  2. 【請求項2】固定接点部位周辺の固定接点板先端より突
    片を突設してこの突片先端を成形体内方向に折り曲げ一
    次成形時に一次成形体の樹脂内にインサートしたことを
    特徴とする請求項1記載の自動変速機用コントロールス
    イッチの製造方法。
  3. 【請求項3】一次成形体の外周部に全周に亘ってリブを
    形成し、二次成形時に該リブをくわえ込むように二次成
    形体にインサートしたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の自動変速機用コントロールスイッチの製造方法。
JP1250102A 1989-09-26 1989-09-26 自動変速機用コントロールスイッチの製造方法 Expired - Lifetime JP2621996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1250102A JP2621996B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 自動変速機用コントロールスイッチの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1250102A JP2621996B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 自動変速機用コントロールスイッチの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112025A JPH03112025A (ja) 1991-05-13
JP2621996B2 true JP2621996B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=17202847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1250102A Expired - Lifetime JP2621996B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 自動変速機用コントロールスイッチの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2621996B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05290677A (ja) * 1992-04-08 1993-11-05 Asahi Natl Shomei Kk スイッチ
JPH08227637A (ja) * 1994-02-23 1996-09-03 Matsushita Electric Works Ltd コントロールスイッチ及びその製造方法
JP4917927B2 (ja) * 2007-03-15 2012-04-18 太平洋精工株式会社 車両用多連型ヒューズ装置
JP4527142B2 (ja) 2007-10-11 2010-08-18 朝日電装株式会社 インヒビタスイッチ及びその製造方法
JP5266081B2 (ja) * 2009-02-06 2013-08-21 矢崎総業株式会社 ヒューズ装置及びその製造方法
JP5937943B2 (ja) 2012-10-05 2016-06-22 ホシデン株式会社 樹脂成型品及び樹脂成型品の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287432A (ja) * 1988-09-26 1990-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03112025A (ja) 1991-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3766207B2 (ja) 複合操作型電気部品
US6903293B2 (en) Switch device having good sense of operational touch even when sliding operating knob or rocking operating knob is attached thereto
JPH043379Y2 (ja)
JPS5824347Y2 (ja) 押釦スイツチ
JP2621996B2 (ja) 自動変速機用コントロールスイッチの製造方法
JPH0129951Y2 (ja)
JPH0532915Y2 (ja)
JP2010073642A (ja) 複合操作型入力装置
JPH091678A (ja) 押釦スイッチ装置用ハウジングおよび押釦スイッチ装置
JPS5848748Y2 (ja) スイツチ
JP3183776B2 (ja) 操縦杆式スイッチ
JPH11144564A (ja) 回転型電気部品の操作機構
US20080210530A1 (en) Automatic transmission switch
JP2567066Y2 (ja) 自動変速機用コントロールスイッチの構造
JP2593851Y2 (ja) 自動変速機用コントロールスイッチの構造
JP2000133087A (ja) 回転操作型電子部品およびその製造方法
JP3589269B2 (ja) プッシュオンスイッチ付き回転操作型電子部品
JP4002414B2 (ja) 複合操作型電子部品
JP3896213B2 (ja) 複合操作型電気部品
JP2705730B2 (ja) 自動変速機用コントロールスイッチの構造
JPS6224901Y2 (ja)
JP2595709Y2 (ja) コントロールスイッチ
JPS61110921A (ja) スイツチ
JP3380682B2 (ja) 電気部品
JPS6244499Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080404

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 12

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 13