JP2595709Y2 - コントロールスイッチ - Google Patents

コントロールスイッチ

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JP2595709Y2 JP1991014968U JP1496891U JP2595709Y2 JP 2595709 Y2 JP2595709 Y2 JP 2595709Y2 JP 1991014968 U JP1991014968 U JP 1991014968U JP 1496891 U JP1496891 U JP 1496891U JP 2595709 Y2 JP2595709 Y2 JP 2595709Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の自動変速機の
操作状態に応じて切換が行われるコントロールスイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の自動変速機の中立位置、リバー
ス位置、ドライブ位置等の操作に応じて切換が行われる
コントロールスイッチでは、自動変速機の操作状態に応
じて回動する可動体を容器の内部に形成された収納室に
密封収納し、可動体の可動位置に応じて可動体の備える
可動接点が収納室の内面から突設された複数の固定接点
に選択的に接触して、自動変速機の中立位置、リバース
位置、ドライブ位置等の操作状態に応じて切換が行われ
る。
【0003】この種のコントロールスイッチの可動体
7’は図10に示す構造になっており、自動変速機に連
結される可動軸3と、固定接点13’に摺接して接点の
開閉を行う可動接点体22’が取り付けられる可動片2
とからなる。可動接点体22’は図12に示す形状に形
成され、図10(b)に示すように可動片2の一面に形
成された凹部8にスプリング21を介装する形で突出自
在に収められ、この可動接点体22’により1対の固定
接点13’間を短絡あるいは開放することにより切換を
行う。固定接点13’は図11に示すように導電板12
の一端に打ち出し成形により形成され、同図(b)に破
線で示すように可動接点体22’がスプリング21のば
ね力により弾性接触する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の接点
構造であると、部品点数が多い上、可動接点体22’を
スプリング21を介装する形で凹部8に収めなければな
らないため、組立が面倒になる問題がある。また、上述
のように可動接点体22’を弾性的に突出させて固定接
点13’に弾性的に接触させる構造であると、動作角度
(可動接点体22’と固定接点13とが接触する範囲)
を設定するために、例えば固定接点13’が突出する収
納室の内面にリブ等による動作角度の設定構造を必要と
するという問題があり、しかも上記構造であるとあまり
接触の信頼性が高くないという問題があった。
【0005】本考案は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、接点部の構造を簡素化
でき、動作角度の精度が良く、且つ接触の信頼性が高い
コントロールスイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案、上記目的を達
成するために、自動変速機の操作状態に応じて回動する
可動体を容器の内部に形成された収納室に密封収納し、
可動体の接触部が収納室の内面から突設された複数の固
定接点に選択的に接触して、自動変速機の中立位置、リ
バース位置、ドライブ位置等の操作状態に応じて切換が
行われるコントロールスイッチであって、可動体の回転
軸を中心とする円弧状に形成されて収納室の内面に配設
されるとともに該収納室内面に略直交する方向に突出す
る上記固定接点と、ばね性を有する導電部材を曲成して
互いに対向する片の中央の間隔が狭くなる波状に形成さ
れて上記可動体に配設されるとともに上記収納室内面と
略平行な方向より上記固定接点を両面から弾性的に挟持
する上記接触部とを備え、複数の固定接点のうちの共通
接点を収納室内における可動体の回動範囲の略全域に設
け且つこの共通接点に上記接触部を常時弾性的に挟持す
る形で接触させてある。
【0007】
【作用】本考案は、自動変速機の操作状態に応じて回動
する可動体を容器の内部に形成された収納室に密封収納
し、可動体の接触部が収納室の内面から突設された複数
の固定接点に選択的に接触して、自動変速機の中立位
置、リバース位置、ドライブ位置等の操作状態に応じて
切換が行われるコントロールスイッチであって、可動体
の回転軸を中心とする円弧状に形成されて収納室の内面
に配設されるとともに該収納室内面に略直交する方向に
突出する上記固定接点と、ばね性を有する導電部材を曲
成して互いに対向する片の中央の間隔が狭くなる波状に
形成されて上記可動体に配設されるとともに上記収納室
内面と略平行な方向より上記固定接点を両面から弾性的
に挟持する上記接触部とを備え、複数の固定接点のうち
の共通接点を収納室内における可動体の回動範囲の略全
域に設け且つこの共通接点に上記接触部を常時弾性的に
挟持する形で接触させて成るので、固定接点を接触部が
両側から挟持する形で接触する2点接触構造として、接
続の信頼性が高くなるようにし、接触部自体にばね性を
持たせて、スプリング等の部材を不要として部品点数が
少なくして組立が容易に行えるようにし、さらに固定接
点を挟む形で可動体が回動する構造とすることにより、
固定接点の幅だけで動作角度を設定でき、特に複数の固
定接点のうちで収納室内における可動体の回動範囲の略
全域に設けた共通接点に、上記接触部を常時弾性的に挟
持させることによってがたつきなどが少なくなるように
して、他の固定接点と接触部との接触動作及び動作角度
の精度が向上するようにしたものである。また、接触部
はばね性を有する導電部材を曲成することで容易に作成
できるものである。
【0008】
【実施例】図1乃至図9に本考案の一実施例を示す。本
実施例のコントロールスイッチは、ガラス繊維入りの強
化樹脂等の樹脂成型品からなる略扇形の2つのカバー体
1a,1bを被着して構成される容器1と、この容器1
の内部に形成される収納室27内に密封収納され自動変
速機の操作状態に応じて可動する可動体7とからなる。
【0009】図2に示すカバー体1aの内面には図3に
示すように扇形の凹部5が形成され、この扇形の凹部5
の要部分に貫通穴4を穿設してある。また、図4に示す
カバー体1bは図5に示すようにカバー体1aと同様に
扇形の凹部8が内面に形成され、この凹部8の要部分に
貫通穴9を穿設してある。従って、これらカバー体1
a,1bを被着すると、凹部5, 8により可動体7を収
納する収納室27が容器1の内部に形成される。
【0010】上記カバー体1a,1b内に複数の導電板
12をインサートし、この導電板12の一端に夫々一体
に固定接点13を形成してある。固定接点13は図7に
示すように導電板12の一端を折曲し、貫通穴4,9を
中心とする同心円弧状に湾曲させて形成してあり、導電
板12は上記固定接点13を貫通穴4,9を中心とする
同心円弧状に配置するようにカバー体1a,1bの凹部
5,8の内底面に埋設してある。ここで、図1に示すよ
うに凹部5,8の内底面に略直交する方向に各固定接点
13が突出することになる。そして、上記複数の導電板
12の他端は各カバー体1a,1bの外周面より外方へ
突出させて端子15a,15bとしてあり、この端子1
5a,15bの突出部にコネクタハウジング36を装着
して、外部回路にコネクタ接続できるようにしてある。
【0011】ここで、カバー体1aの固定接点13(P
I) はパーキング入力接点、13(RI) はリバース入
力接点、13(DI) はドライブ入力接点、13(L
I) はロー入力接点、13(COM) は共通接点であ
り、カバー体1b側の固定接点13(PS),13'
(PS) はパーキング入力接点、13(NS),13'
(NS) はニュートラル入力接点、13(NI) はニュ
ートラル入力接点、13(2I) はセカンド入力接点で
ある。なお、上記複数の固定接点13のうちの共通接点
13(COM)は、図3に示すようにカバー体1aの凹
部5の内における可動体7の回動範囲の略全域に設けて
ある。
【0012】さらに、カバー体1aには凹部5の外周に
沿うようにゴムパッキン嵌込用溝14を形成した突畝部
16を突設し、この突畝部16を嵌合するための凹部1
7をカバー体1bの凹部8の外周に形成してある。可動
体7は、図6に示すように、自動変速機に連結される可
動軸3と、固定接点13に摺接して接点の開閉を行う可
動接点体22が取り付けられる可動片2とからなる。可
動接点体22はばね性を有する導電部材を図8に示すよ
うに梯子状に形成し、横片の中央に固定接点13に挟持
する形で接触する接触部22aを形成し、接触部22a
の互いに対向する片の中央の間隔を狭くするように波状
に曲成して、この部分で接触部22aに弾性を持たせて
ある。この可動接点体22は可動体7に圧入あるいはイ
ンサート成形により取り付けられ、可動片2の固定接点
13を通過させるための溝7a内に接触部22aを露呈
させてある。
【0013】ところで、上述の可動接点体22は固定接
点13がカバー体1a,1bのいずれか一方だけに設け
てある場合ものである。従って、本実施例のようにカバ
ー体1a,1bの両方に固定設定13を設ける場合に
は、基本的に図8に示す構造の可動接点体22を2組可
動体7に取り付け、可動体7の両面で固定接点13に接
触部22aを接触させる必要がある。また、上述の場合
には接触部22aの波状に曲成していたが、図1に示す
ように先端の幅を狭くする形状とするなど接触部22a
の各片に弾性を持たせる形状であれば、その形状は限定
されない。さらに、図8の場合には接触部2aの波状部
が可動接点として機能するが、図1に示すように各片の
内面に互いに対向する位置に可動接点を固着してもよ
い。
【0014】この可動体7を挟み込んでカバー体1a,
1b同士を被着した状態を図1に示す。この場合、回動
軸3の両端面をカバー体1a,1bの貫通穴4, 9の開
口周縁で回動自在に保持して可動体7は容器1に収納さ
れる。この状態で回動軸3の貫通穴3aは貫通穴4, 9
に連通することになる。さらに、カバー体1a,1bを
被着した際には、カバー体1aの突畝部16がカバー体
1bの凹所17に嵌合されて両カバー体1a,1bの内
周面が接面され、この接面部分に接着剤による接着、あ
るいは超音波溶接機による溶着等を施して固定し、上記
可動体7を収納する収納室27を密封する。
【0015】ところで、上述のように接点部を形成する
と、次のような利点が得られる。つまり、図1に示すよ
うに固定接点13を接触部22aが両側から挟持する形
で接触する構造になるため、接点部が2点接触構造とな
り、接続の信頼性が高くなる。また、可動接点体22を
図8に示す構造とすれば、従来よりも部品点数を少なく
でき、スプリングを介装するという面倒な作業を必要と
しない。さらに、固定接点13を図7に示す構造にする
と、従来のようにリブ等をカバー体1a,1bに形成し
なくても、固定接点13の幅だけで動作角度を設定で
き、固定接点13が両側から挟持される形で接触部22
a内を移動する形になるので、がたつきなどが少なく、
動作角度の精度が向上する。しかも、可動体7の回動範
囲の略全域に設けた共通接点13(COM)については
常時可動接点13が挟持することになるから、がたつき
が非常に少なくなるとともに、他の固定接点13と接触
部22aとの接触動作が確実に行える。
【0016】以下、本実施例の動作を説明する。但し、
本実施例の可動接点体22は、図3及び図5で説明した
状態に固定接点13をカバー体1a,1b側に分散させ
て配設してある関係から次の構造になっている。つま
り、図1に示すように、カバー体1b側に臨む面には3
個の接触部22aが臨み、カバー体1a側に臨む面には
2個の接触部22aが臨む(なお、以下においては可動
接点体22及び各接触部22aは図示の番号により区別
して説明を行う)。そして、本実施例の場合には接触部
22a3 ,22a4 は一体になっているが、接触部22
5 は接触部22a3 ,22a4 とは一体にはなってお
らず、他方の接触部22a1 ,22a2 と接続されてい
る。
【0017】今、可動体7を所定角度回転させると、可
動体7のカバー体1b側に臨む接触部22a3 ,22a
4 が13(PS) と13' (PS) 、13(NS) と1
3'(NS) に接触すると共に、接触部22a5 が固定
接点13(NI),13(2I) に接触する。また、カ
バー体1a側に臨む接触部22a1 ,22a2 が、13
(COM) と、13(PI),13(RI),13(D
I),13(LI) とに接触する。
【0018】図9にコントロールスイッチの結線図を示
す。このコントロールスイッチは、スタータ回路ST、
バッテリBT、及びスタータスイッチSWの直列回路の
両端を端子15b4,15b1 に夫々接続してあり、これ
ら端子15b4 , 15b1 との間には、スタータ回路用
のパーキング入力接点13(PS),13' (PS)間
を可動接点体222 によりオンオフするスイッチ回路
と、スタータ回路用のニュートラル入力接点13(N
S),13' (NS) 間を可動接点体222 でオンオフ
するスイッチ回路とが夫々並列挿入されている。
【0019】一方、信号回路系には共通接点13(CO
M) とパーキング入力接点13(PI) との間をオンオ
フするスイッチ回路を介して信号処理負荷L1 を接続し
た回路と、共通接点13(COM) とリバース入力接点
13(RI) とをオンオフするスイッチ回路を介して信
号処理負荷L2 を接続した回路と、共通接点13(CO
M) と信号系のニュートラル入力接点13(NI) とを
でオンオフするスイッチ回路を介して信号処理負荷L3
を接続した回路と、共通接点13(COM) とドライブ
入力接点13(DI) とをオンオフするスイッチ回路を
介して信号処理負荷L4 を接続した回路と、共通接点1
3(COM) とセカンド入力接点13(2I) とをオン
オフするスイッチ回路を介して信号処理負荷L5 を接続
した回路と、共通接点13(COM) とロー入力接点1
3(LI) とをオンオフするスイッチ回路を介して信号
処理負荷L6 を接続した回路とが構成され、夫々の回路
は可動接点体221 によりオンオフされ、ニュートラル
入力接点13(NI) とセカンド入力接点13(2I)
とを含む回路では接触部22a5 がオンオフに関係して
いる。
【0020】以下、可動体7を回動させてパーキング位
置" P"からロー位置"L" の各位置に可動体7を移動さ
せた場合のスイッチ回路の切換状態を説明する。まず、
パーキング位置" P" に可動体7を移動させると、この
状態では可動接点体222 によりパーキング入力接点1
3(PS) と13' (PS) とがオンし、また同時に可
動接点体221 により共通接点13(COM) と、パー
キング入力接点13(PI) とがオンし、これによりス
タータ回路STの起動が可能となるとともに、信号処理
負荷L1 が動作してパーキングにかかる信号処理が行わ
れる。
【0021】次に、可動体7をリバース位置" R" に回
動すれば、可動接点体221 により共通接点13(CO
M) とリバース入力接点13(RI) がオンし、このオ
ンにより信号処理負荷L2 が動作してリバースにかかる
信号処理が行われる。この時はスタータ回路STのスイ
ッチ回路は開放されており、このリバース位置" R"で
のスタータ回路STの起動を行うことはできない。
【0022】可動体7を更に回動してニュートラル位
置" N"に移動させると、可動接点体222 によりニュ
ートラル入力接点13(NS) と13' (NS) とがオ
ンし、同時にニュートラル入力接点13(NI) が接触
部22a5 に接触すると共に、可動接点体221 が共通
接点13(COM) に接触し、ニュートラル接点13
(NI) と共通接点13(COM) との間がオンする。
これによりスタータ回路STの起動が可能となるととも
に、信号処理負荷L3 が動作してニュートラルにかかる
信号処理が行われる。
【0023】さらに、可動体4を回動してドライブ位
置" D" に移動させると、可動接点体221 により共通
接点13(COM)とドライブ入力接点13(DI) と
の間がオンし、このオンにより信号処理負荷L4 が動作
してドライブにかかる信号処理が行われる。この時はス
タータ回路STのスイッチ回路は開放されており、この
ドライブ位置" D" でのスタータ回路STの起動を行う
ことはできない。
【0024】可動体4を回動してセカンド位置" 2" に
移動させると、接触部22a5 にセカンド入力接点13
(2I) が接触すると共に、可動接点体221 が共通接
点13(COM) に接触してセカンド入力接点13(2
I) と共通接点13(COM) との間がオンする。この
オンにより信号処理負荷L5 が動作してセカンドにかか
る信号処理が行われる。この時もスタータ回路STのス
イッチ回路は開放されており、このセカンド位置" 2"
でのスタータ回路STの起動を行うことはできない。
【0025】可動体4を回動してロー位置" L" に移動
させると、可動接点体221 により共通接点13(CO
M) とロー入力接点13(LI) とがオンし、このオン
により信号処理負荷L6 が動作してローにかかる信号処
理が行われる。この時もスタータ回路STのスイッチ回
路は開放されており、このロー位置" L" でのスタータ
回路STの起動を行うことはできない。
【0026】このようにして可動体4を回動することに
より、順次信号処理負荷L1 〜L6を切り換えるととも
に、パーキング位置"P"位置及びニュートラル位置"
N"においてスタータ回路STが起動可能となるように
設定するのである。
【0027】
【考案の効果】本考案は上述のように、自動変速機の操
作状態に応じて回動する可動体を容器の内部に形成され
た収納室に密封収納し、可動体の接触部が収納室の内面
から突設された複数の固定接点に選択的に接触して、自
動変速機の中立位置、リバース位置、ドライブ位置等の
操作状態に応じて切換が行われるコントロールスイッチ
であって、可動体の回転軸を中心とする円弧状に形成さ
れて収納室の内面に配設されるとともに該収納室内面に
略直交する方向に突出する上記固定接点と、ばね性を有
する導電部材を曲成して互いに対向する片の中央の間隔
が狭くなる波状に形成されて上記可動体に配設されると
ともに上記収納室内面と略平行な方向より上記固定接点
を両面から弾性的に挟持する上記接触部とを備え、複数
の固定接点のうちの共通接点を収納室内における可動体
の回動範囲の略全域に設け且つこの共通接点に上記接触
部を常時弾性的に挟持する形で接触させて成るので、
定接点を接触部が両側から挟持する形で接触する2点接
触構造となり、接続の信頼性が高くなり、接触部自体に
ばね性を持たせているので、スプリング等の部材を不要
として部品点数が少なくなり、組立が容易に行え、さら
に固定接点を挟む形で可動体が回動する構造としてある
ので、固定接点の幅だけで動作角度を設定でき、特に複
数の固定接点のうちで収納室内における可動体の回動範
囲の略全域に設けた共通接点に、上記接触部を常時弾性
的に挟持させることによってがたつきなどが少なくなる
ようにして、他の固定接点と接触部との接触動作及び動
作角度の精度が向上する利点がある。また、接触部はば
ね性を有する導電部材を曲成することで容易に作成でき
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】容器を構成する一方のカバー体の平面図であ
る。
【図3】同上の底面図である。
【図4】容器を構成する他方のカバー体の平面図であ
る。
【図5】同上の底面図である。
【図6】(a)は可動体の平面図である。 (b)は同上のA−A’線断面図である。
【図7】(a)は導電板の斜視図である。 (b)は同上のB−B’線断面図である。
【図8】(a)は可動接点体の平面図である。 (b)は同上のC−C’線断面図である。
【図9】コントロールスイッチの結線図である
【図10】(a)は従来の可動体の平面図である。 (b)は同上のD−D’線断面図である。
【図11】(a)は導電板の斜視図である。 (b)は同上のE−E’線断面図である。
【図12】(a)は可動接点体の平面図である。 (b)は同上のF−F’線断面図である。
【符号の説明】
1 容器 7 可動体 13 固定接点 22a 接触部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の操作状態に応じて回動する
    可動体を容器の内部に形成された収納室に密封収納し、
    可動体の接触部が収納室の内面から突設された複数の固
    定接点に選択的に接触して、自動変速機の中立位置、リ
    バース位置、ドライブ位置等の操作状態に応じて切換が
    行われるコントロールスイッチであって、可動体の回転
    軸を中心とする円弧状に形成されて収納室の内面に配設
    されるとともに該収納室内面に略直交する方向に突出す
    る上記固定接点と、ばね性を有する導電部材を曲成して
    互いに対向する片の中央の間隔が狭くなる波状に形成さ
    れて上記可動体に配設されるとともに上記収納室内面と
    略平行な方向より上記固定接点を両面から弾性的に挟持
    する上記接触部とを備え、複数の固定接点のうちの共通
    接点を収納室内における可動体の回動範囲の略全域に設
    け且つこの共通接点に上記接触部を常時弾性的に挟持す
    る形で接触させて成ることを特徴とするコントロールス
    イッチ。
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