JPH03112025A - 自動変速機用コントロールスイッチの製造方法 - Google Patents

自動変速機用コントロールスイッチの製造方法

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JPH03112025A
JPH03112025A JP25010289A JP25010289A JPH03112025A JP H03112025 A JPH03112025 A JP H03112025A JP 25010289 A JP25010289 A JP 25010289A JP 25010289 A JP25010289 A JP 25010289A JP H03112025 A JPH03112025 A JP H03112025A
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molding
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Haruhiko Mihara
晴彦 三原
Tokuhiro Ida
徳浩 位田
Yoshibumi Oi
義文 大井
Kazuhiko Arashiki
新敷 一彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は自動車の自動変速機の切り換え設定を行うコン
l−ロールスイッチの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 中立位置、リバース位置、ドライブ位置等自動変速機の
設定に連動させて使用する自動変速機用コントロールス
イッチは従来実開昭62−92534号公報などに見ら
れるような金属ダイキャストのスイッチケースと合成樹
脂製のカバーとで器体を構成していた。
[発明の解決しようとする課題] しかしながら従来例の場合にはスイッチケースが金属製
であるため固定接点を一枚のステータ基板に配列しなけ
ればならず、そのため固定接点数が増加するとスイッチ
外形も大きくなり、スイッチ固定スペースをその分大き
くしなければならなかった。
そこで本発明者は自動変速機の中立位置、リバース位置
、ドライブ位置等に応じた切り換え設定を行うための切
り換え用の複数の固定接点を内側壁面に設けた器体と、
上記器体外から操作可能で且つ内側壁面に並行する方向
に回動自在となるように器体に装着された回動軸と該回
動軸に一体連結されて上記内側壁面に並行するように回
動軸を中心として移動する可動片と該可動片の上記内側
壁面に対向する面に設けられ可動片の移動位置に応じて
上記固定接点に対して接触離脱する可動接点とからなる
可動体とで構成され、上記器体を樹脂成形品からなる2
つのカバー体を突き合わせ嵌合するとともに嵌合部位を
密封して形成し、両カバー体の内側壁面には固定接点を
配設し、これらの固定接点に対応して可動体の可動片の
両側面に可動接点を設けた自動変速機用コントロールス
イ・:チの構造を既に提案しているが、固定接点板や、
端子板をインサート成形する場合に成形時の成形圧力に
より変形など防ぐために成形時にビン等によりこれら固
定接点板や端子板を支持しなければならないが、成形後
ビンによりカバー体に孔があき、導電部位が外部に露出
することになるため、成形後、接着剤等によりこの孔を
ふさぐ作業等を必要とした。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたものでその目的
するところは器体を構成する両側のカバー体に固定接点
を分けて配設することができてスイッチ全体の小型化を
可能とし且つ軽量化が可能な自動変速機用コントロール
スイッチにおいて、カバー体の成形後における孔埋め作
業を必要とせず、しかも一次成形体に可動体の支持孔を
形成することにより二次成形時の位置決め用孔として使
用でき、寸法精度の良い二次成形体を得ることができ、
しかも二次成形体の成形材料として耐摩耗性及び摺動性
が良く、強度的に強いものを用いることにより、強度的
に強く、耐摩耗性及び摺動性が良いカバー体を持つ自動
変速機用コントロールスイッチを実現できる自動変速機
用コントロールスイッチの製造方法を提供するにある。
更に請求項2記載の発明にあっては、導電部分の露出を
完全に無くしてシール性に優れ、しかも成時時の成形圧
による固定接点、端子の変形や位置ずれが無く精度の高
いカバー体を実現できる自動変速機用コントロールスイ
ッチの製造方法を提供することを目的とする。
また請求項3記載の発明にあっては固定接点部位を確実
に一次成形体に固定でき、しかも使用時の発熱等による
経時変化に対しても剥離することが無い自動変速機用コ
ントロールスイッチの製造方法を提供することを目的と
する。
更にまた請求項4記載の発明にあっては一次成形体の成
形時の部品の変形やそりの発生を防いで、部品精度を向
上させ、しかも二次成形時において一次成形体と二次成
形体との密着性を高め、しかも外部との絶縁沿面距離を
リブの分だけ長くすることができる自動変速機用コント
ロールスイッチの製造方法を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段〕 本発明の自動変速機用コントロールスイッチの製造方法
は、固定接点板及び端子板を熱可塑性合成樹脂による一
次成形によってインサートした固定接点板先端及び可動
体の回動軸を回転保持するための可動体支持孔を形成し
た一次成形体を構成し、この一次成形体を耐摩耗性、摺
動性に優れ且つ強度の強い合成樹脂材料による二次成形
によってインサートして一次成形体を覆う二次成形体を
形成して上記カバー体を構成したことを特徴とする請 求 は金属導電板を打ち抜き形成したもので、端子板の端子
部位と固定接点板の固定接点部位とをリード部で連続的
に一体につなぐとともに、端子と固定接点部位との中間
部で隣接するリード部同士をつなぎ部により一体とし且
つ固定接点部位近傍にはパイロット孔を穿設し、一次成
形時には上記パイロット孔にパイロットピンを挿入し且
つ固定接点板裏面部位を押えた状態で端子部位及び固定
接点部位が表面より露出するように固定接点板及び端子
板をインサート成形して一次成形体を形成し、且つつな
ぎ部に対応する一次成形体にはつなぎ部を露出させる窓
孔を設け、一次成形後において該窓孔を利用して上記つ
なぎ部を分断して端子を独立させ、この分断工程後の二
次成形時に固定接点部位の裏面部えの跡孔と、パイロッ
トピンの挿入跡の孔と、パイロット孔と、窓孔とに二次
成形体の樹脂を充実したものである。
請求項3記載の発明は固定接点部位周辺の固定接点板先
端より突片を突設してこの突片先端を成形体内方向に折
り曲げ一次成形時に一次成形体の樹脂内にインサートし
たことを特徴とする。
請求項4記載の発明は一次成形体の外周部に全周に互っ
てリブを形成し、二次成形時に該リブをくわえ込むよう
に二次成形体にインサートしたことを特徴とするもので
ある。
[作用コ 本発明の自動変速機用コントロールスイッチの方法によ
れば、パイロット孔を利用して固定接点部位にパイロッ
トピンを挿入して位置決め及び変形を防止しながら且つ
固定接点部位を裏面から押えながら一次成形を行うこと
により、高精度で端子、固定接点の位置決めした一次成
形体を得る。
このとき固定接点部位に突出させてある突片が一次成形
体にインサートされるなめ、固定接点部位を確実に一次
成形体に固定できることになる。
また一次成形体の外周には全周に互ってリブを形成して
いるから一次成形体に剛性を持たせることができて、成
形時の変形やそりが押えられて部品精度が向上すること
になる。
次に二次成形を行うまえにつなぎ部を分断して端子を独
立させ、しかる後に二次成形により一次成形体を二次成
形体にインサートすることにより所望のカバー体を得る
ことができるのである。
この二次成形時において、可動体の支持孔が2次成形の
際の位置決めに利用することにより二次成形体の精度を
高めることができる。
また二次成形時に不要となった孔と、パイロット孔と、
窓孔とに二次成形体の樹脂を充実することにより、成形
後の孔埋め作業を不要とするとともにシール性を高める
ことができるのである.また一次成形体のリブが二次成
形体にくわえ込まれるようにインサートされるため一次
成形体と二次成形体との密着性を高めることになる。
このようにして完成したカバー体における導電部分に対
する絶縁沿面距離は一次成形体のリブにより長くなり、
しかも−吹成形と二次成形とに分離するため二次成形体
の樹脂材料に強度的に強く、しかも摺動性、耐圧摩耗性
に優れた材料を使用することができて、カバー体を強く
、且つ摺動性及び耐久性に優れたものとすることができ
るのである。
[実施例] 以下本発明を実施例によって説明する。
第1図は自動変速機用コントロールスイッチのカバー体
1aの一次成形工程を示しており、同図(a)では導電
金属板材を打ち抜き加工して端子板30と、固定接点板
12a1〜12a、とを一体に形成したもので、端子板
30の各端子15a〜15asと、固定接点板12a、
〜12a、とはリード部311〜31.により一体に接
続され、また固定接点板12a5と12a、の反端子側
はリード部316と、317が延設されている。
端子15 a+〜15 asと固定接点板12al〜1
2a、との中間部の隣合うリード部31□〜31、間は
つなぎ部33.〜33.により一体結合され、またリー
ド部31g、31.の先端間もつなぎ部335により一
体結合され、打ち抜き形状の変形を防止するようなって
いる。
固定接点板12a1〜12a、には夫々固定接点たる、
共通接点13 fcON+、パーキング入力接点13゜
1、リバース入力接点13゜1、ドライブ入力接点13
 LDTl、L入力接点13 fL++を膨出形成して
いる。これらの接点部位の近傍にはパイロットピン挿入
のためのパイロット孔34を夫々穿設している。また固
定接点板12a3の先端には突片35を突設している。
しかして第1図(a)に示した金属導電板相分一次成形
材料でインサート成形する。この−吹成形材料は熱可塑
性樹脂がらなり、第1図(b)に示すように固定接点板
12a1〜12a5及び端子板30をインサートして固
定接点基型を構成する扇形の一次成形体36を形成する
。一次成形体36は裏面に細かい凹凸を形成し、更に扇
形の要部位に後述の可動体7の回動軸3を回動自在に支
持する支持孔4を形成し、また表面側に上記固定接点板
12a、〜12a、の接点部位を露出させた溝部111
,112を形成し、また各パイロット孔34に位置決め
用のパイロットピンを挿入した跡の孔37が形成されて
いる。
更に各接点部位の裏面側に臨むように一次成形体36の
裏面には成形時に固定接点部位を裏面から押える治具の
ための跡孔38が第1図(d)に示すように形成されて
いる。また端子15a1〜155は基部が一次成形体3
6にインサートされるが、つなぎ部331〜334は一
次成形体36に設けた窓孔39より露出する。またつな
ぎ部33、は一次成形体36より外部に突出して露出し
ている。尚このつなぎ部331〜33.は一次成形時に
端子板30や、固定接点板12a、〜12a、が変形し
て接点部位の位置ずれを起こしたり、端子15a1〜1
5a1間の距雛がばらつくのを防止するためのものであ
る。
ここで上記突片35の先端折り曲げ部位が第2図に示す
ように一次成形体36にインサートされるため固定接点
板12a1〜12a5の剥離を防止し且つ使用時の発熱
による経時変化によるflllMをも防止するようにな
っている。
第1図(C)は一次成形体36の断面構造を示している
さて一次成形体36の成形終了後において、第1図(e
)に示すように上記窓孔39を利用してつなぎ部35.
〜354を、また外部露出のつなぎ部35.を分断して
、各端子15a、〜15a5を独立させるとともに、固
定接点板12 a l〜】2a5を独立させるのである
この−吹成形工程終了後、二次成形工程に移行するので
あるが、二次成形工程においては強度を強めるためにガ
ラス繊維を混入し且っ摺動性、耐摩耗性を高めるために
ガラスピーズを混入した熱可塑性(M脂材料を使用して
二次成形体4oを一次成形体36をインサートした形で
成形する。 この二次成形体40は第3図(a)〜(c
)に示すように一次成形体36の表面外周の全周に亙っ
て形成したリブ41をくわえ込むように、且つ孔37.
38、パイロット孔34、窓孔39に二次成形材料を裏
面側より充実して裏面全体の外殻部を構成する二次成形
体40を形成する。
かくして合成樹脂製カバー体1aが得られることになる
尚上述の型状成形時において、第4図(a)〜(c)に
示すように打ち抜き加工した金属導電板材の端子15a
、〜15a3間や、固定接点板12a、〜12a3を一
次成形による橋絡片43で橋絡して間隔保持を行い、そ
の後二次成形を施すようにしても良い。第4図(c)は
一次成形後につなぎ部33.〜335を分断した状態を
示す。
このように製造したカバー体1aは別のカバー体1bと
突き合わせて結合することにより器体を構成する。
カバー体1bはカバー体1aと同様に製造され、内側壁
面に第5図(a)(b)に示すように足形の四部8を形
成し、この凹部8の要部位には第6図に示すように可動
体7の回動軸3に貫通させた貫通孔3aに連通ずる貫通
孔9を穿設し、カバー体1bの内側壁面の貫通孔9の開
口周縁部位には上記凹部8の他の底面より一段低く且つ
貫通孔9の内径より大きな内径の凹所10を形成してい
る。
更にカバー体1bの内側壁面にはりを中心とする円弧状
のfl 11 b +・・・を同心円的に複数条形成し
ており、これらの溝11b、・・・に対応するように夫
々のカバー体1bにインサート成形されている固定接点
板12b1・・・の一端部を配設し、固定接点板12b
、・・・に適宜な長さで溝11b、・・・の長手方向に
沿うように一体形成した固定接点であるパーキング入力
接点13 f P II + +ニュートラル入力接点
13 (Ml!1113 +NI++セカンド入力接点
13,211、パーキング入力接点13 ’ +ps+
−ニュートラル入力接点13゛。1を溝11a、・・・
内に露出させている。固定接点板12b1・・・は他端
部に端子15b、・・・を一体に設けており、これら端
子15b、・・・はカバー体1aと同様にカバー体1b
の一端外周面より外方へ突出されている。
尚カバー体1aは裏面の凹部5及び凹所6の外周に沿う
ようにゴムパツキン嵌め込み用?1s14を形成した突
畝部16を突設し、この突畝部16を嵌合するための凹
部17をカバー体lbの内側壁面に形成している。
可動体7は第7図に示すように可動片2の表面に回動軸
3の貫通孔3aを中心とする径方向が長手幅方向である
有底の細溝18aを開口し、更にこの細溝18aに並行
し且つ径方向の長手幅寸法が細溝18aより短い細溝1
8bを開口している。
この[118bは可動体7の裏面に開口させている細溝
18cに連通している。細溝18cは細溝18aと長手
幅寸法が同じように形成されている。
細溝18a、18b、18cの中央には丸孔20a、2
0bを穿設しており、この丸孔20a、20bには第6
図に示すコイルばね21a、21bが夫々挿着される。
側溝18a、18cは第6図に示すように夫々略E状に
形成された導電材からなる可動接点体22a・・・が移
動自在に挿入され、各可動接点体22a・・・は中足2
6a・・・を丸孔20a・・・に挿着されているコイル
ばね21a、21bの一端に圧入する。
これらの可動接点体22a・・・の両端層には外方に向
けて可動接点23..232を夫々突出させている。
一方細溝18bはやや小さなE状に形成された可動接点
体22bが移動自在に挿入され、可動接点体22bは上
記丸孔20bに挿着されているコイルばね21bの他端
に中足26bを圧入する。
この可動接点体22bは中足26bの反対側に可動接点
23.を突出させている。
而して可動接点体22a、22b、22cを上記のよう
にして組み込んだ可動体7をカバー体1a、1bに組み
込むに際しては、可動体7を挟み込むようにしてカバー
体1a、1b同士を嵌合するのである。
この場合同動軸3の両端面がカバー体1a、1bの支持
孔4、貫通孔9に回動自在に嵌合される。
またカバー体1aの突畝部16がカバー体1bの凹所1
7に嵌合されて、両カバー体1a、1bの内側壁面周部
が接面され、カバー体1a、1bの凹部5.8で形成さ
れる空所内に可動体7の可動片2が移動自在に収納され
る。ここで嵌き接面部位を結合固定して上記空間を密封
する手法としては接着剤による接着、或は超音波溶接機
による溶着等を用いる。特に全周に亙って均一に密封で
きる超音波溶接機による溶着を用いると密封性が安定し
且つ組立作業性も向上するから、特に好ましい、また特
に高い密封性が要求される場合には溝14にゴムパツキ
ンを嵌め込んで凹所17と突畝部16との間にゴムパツ
キンを介在させれば良い。
さてカバー体1a、1bからなる器体内に収納された可
動体7の可動片2の一面側に装着しである可動接点体2
2aはコイルばね21aで弾発され、両端に設けである
可動接点231.232がカバー体lb側に設けである
溝11b+、11b3内に摺動自在に配置され、また可
動接点体22bはコイルばね21bで弾発され、中央に
設けである可動接点23.がカバー体1b側に設けであ
る溝11b2内に摺動自在に配置される。ここで可動接
点体22aの可動接点233,232に対応する対の固
定接点がパーキング入力接点13 (pHlと13’f
P!!+、ニュートラル入力接点13flll11と1
3b′。1となり、可動接点体22bの可動接点23、
に対応するニュートラル入力接点L 3 (1111、
セカンド入力接点13+211は後述の共通接点を構成
する。
可動片2の他面側に装着しである可動接点体22cはコ
イルばね21cにより弾発されて両端に設けである可動
接点237.23□をカバー体la側に設けである溝1
1a1.11a2内に摺動自在に配置される。ここで可
動接点体22cに対応する共通接点13 fcONIと
、パーキング入力接点13.9I++ リバース入力接
点13゜、、ドライブ入力接点13.o、l、L入力接
点13a、L口との組み合わせとなる。
第8図に示す回路は本発明の自動変速機用コントロール
スイッチを用いた回路を示しており、大電流(例えば1
0A)を流すスタータ回路STと、バッテリBTと、ス
タータスイッチSWとの直列回路の両端を端子15a1
.15b、に夫々接続してあり、これら端子15a4と
、15b1との間にはスタータ回路用のパーキング入力
接点13 +PII+ +13’+l’ll1間を可動
接点体22aによりオンオフするスイッチ回路と、スタ
ータ回路用のニュートラル入力接点13 fl+81.
13 ’ fNll1間を可動接点体22aでオンオフ
するスイッチ回路とが夫々並列挿入されている。
一方信号系には共通接点13 fcONIと、パーキン
グ入力接点13+p++とを可動接点体22cでオンオ
フするスイッチ回路を介して信号処理負荷り、を接続し
た回路と、共通接点13 +coPI+とリバース入力
接点13゜□、とを可動接点体22cでオンオフするス
イッチ回路を介して信号処理負荷L2を接続した回路と
、共通接点13 fcONIと信号系のニュートラル入
力接点13゜4.とを可動接点体22b、22cでオン
オフするスイッチ回路を介して信号処理負荷り、を接続
した回路と、共通接点13.。。1と、ドライブ入力接
点13++111とを可動接点体22cでオンオフする
スイッチ回路を介して信号処理負荷L4を接続した回路
と、共通接点13100M+とセカンド入力接点13゜
、とを可動接点体22b、22cでオンオフするスイッ
チ回路を介して信号処理負荷り、を接続した回路と、共
通接点13 fcONIとL入力接点13 +L11と
を可動接点体22cでオンオフするスイッチ回路を介し
て信号処理負荷L6を接続した回路とで構成される。
かくして可動体7の回動軸3を回動させると、可動片2
が移動して溝11a1・・・、11b、・・・で摺動す
る可動接点233.232.23.が所定角度の回動に
よって共通接点13 TCQM+・・・笠と、パーキン
グ入力接点13 +PS+・・・笠と接触することにな
り、可動接点体22aの対の可動接点231.232で
通電回路が形成され、また可動接点22cの対の可動接
点234.23□で形成される通電回路はコイルばね2
1bを通じて可動接点体22bに電気的に接続され、可
動接点体22bの可動接点23.と接触するニュートラ
ル入力接点13.1.3セ力ンド入力接点13 +21
1側を共通接点回路とすることになる。この共通接点回
路によりスイッチを固定接点の2分割配置を可能として
いる。
ごこでコイルばね21a、21bの弾発力により接点圧
が得られて確実な電気的接続ができ、また可動接点23
+・・・のスムーズな摺動が行える。
次に第8図に示す回路に沿って更に動作を説明する。ま
ず可動体7を回動させて、パーキング位置”p”から”
L”(ロー)位置の各位置に動作させると、スイッチ回
路は次のように切り替わる。
つまりパーキング位置”P”に可動体7を移動させると
、この状態では可動体7内にガイドされた可動接点体2
2aによりパーキング入力接点13、pIll+と13
’F991とがオンし、また同時に可動接点体22cに
より共通接点13 +co、l+と、パーキング入力接
点13!Pl+とがオンする。
これらのオンによりスタータ回路STの起動が可能とな
るとともに、信号処理負荷L1が動作し。
てパーキングにかかる信号処理が為される。
次に可動体7をリバース位置”R”に回動すれば、可動
接点体22cにより共通接点1.3 +coPI+とリ
バース入力接点13゜I、がオンし、このオンにより信
号処理負荷L2が動作してリバースにかかる信号処理が
為される。この時はスタータ回路STのスイッチ回路は
開放されており、このリバース位置Rでのスタータ回i
¥88Tの起動を行うことはできない。
可動体7を更に回動してニュートラル位置” N″に移
動させると、可動接点体22 aにより、ニュートラル
入力接点13+nB)と13°。1とがオンし、同時に
ニュートラル入力接点]、3flll+が可動接点体2
2bに接触し、この可動接点体221つに接触するコイ
ルばね21. bを通して接続する可動接点体22 c
が共通接点13(c+))11に接触してニュートラル
接点13+M11と共通接点13.。。□どの間がオン
する。
これらのオンによりスタータ回路STの起動が可能とな
るとともに、信号処理負荷り、が動(′!シてニュート
ラルにかかる信号処理が為される。
更に可動体4を回動してドライブ位置”D”に移動させ
ると、可動接点体22(、により、共通接点22cと、
ドライブ入力接点13to++どの間がオンし、このオ
ンにより信号処理負荷L4が動作してドライブにかかる
信号処理が為される。この時はスタータ回路STのスイ
ッチ回路は開放されており、このドライブ位i”D”で
のスタータ回路STの起動を行うことはできない。
可動体4を回動してセカンド位置”2”に移動させると
、可動接点体22bにセカンド入力接点13f211が
接触し、可動接点体22bに接触せるコイルばね21b
に接触した可動接点体22cが共通接点13じ。、に接
触してセカンド入力接点13 +2rlと共通接点1.
3.。。、との間がオンする。
このオンにより信号処理負荷り、が動ftEしてセカン
ドにかかる信号処理が為される。この時もスタータ回路
STのスイッチ回路は開放されており、このセカンド位
置“2″でのスタータ回路STの起動を行うことはでき
ない。
可動体4を回動してロー位置”L”に移動させると、可
動接点体22 cにより共通接点13+cos、とし入
力接点13゜、とがオンし、このオンにより信号処理負
荷り、sが動作してローにがかる13号処理がなされる
。この時もスタータ回路STのスイッチ回路は開放され
ており、このロー位置°“L”でのスタータ回路STの
起動を行うことはできない。
このようにして可動体4を回動することにより、順次信
号処理負荷り、〜L6を切り替えとともに、パーキング
位置”p”位置及びニュートラル位置”N”においてス
タータ回路STが起動可能となるように設定するのであ
る。
[発明の効果] 本発明の自動変速機用コントロールスイッチの方法は固
定接点板及び端子板を熱可塑性合成樹脂による一次成形
によってインサートした固定接点基磐部及び可動体の回
動軸を回転保持するための可動体支持孔を形成した一次
成形体を構成し、この一次成形体を耐摩耗性、摺動性に
優れ且つ強度の強いき成樹脂材料による二次成形によっ
てインサートして一次成形体を覆う二次成形体を形成し
て上記カバー体を構成したので、〜吹成1Eqと二次成
形とに分離するため二次成形体の樹脂材Pロ二強度的に
強く、且つ摺動性、耐圧摩耗性に優れた材料を使用する
ことができて、カバー体を強く、且つ摺動性及び耐久性
に優れたものとすることができ、しかも二次成形体によ
り導電部を露出する孔をふさぐことができて、成形後の
孔埋め作業工程が不要となり、またそのうえ上記支持孔
が二次成形時の位置決め用孔として使用できて二次成形
の精度を高めることができるという効果がある。
また固定接点板及び端子板は金属導電板を打ち抜き形成
したもので、端子板の端子部位と固定接点板の固定接点
部位とをリード部で連続的に一体につなぐとともに、端
子と固定接点部位との中間部で隣接するリード部同士を
つなぎ部により一体とし且つ固定接点部位近傍にはパイ
ロット孔を穿設し、一次成形時には上記パイロット孔に
パイロットピンを挿入した状態で且つ固定接点部位を裏
面より押えた状態で端子部位及び固定接点部位が表面よ
り露出するように固定接点板及び端子板をインサート成
形して一次成形体を形成するので、成形時の成形圧で端
子板や固定接点板の位置ずれや変形をパイロット孔に挿
入するパイロットピンで防止でき、そのため端子の位置
や固定接点の位置決めを高精度とすることができるとい
う効果があり、しかもつなぎ部に対応する一次成形体に
はつなぎ部を露出させる窓孔を形成しであるから成形後
の分断が可能となり、従ってつなぎ部によって一次成形
終了までの金属導電板材の変形を防止することができ、
この分断工程後の二次成形時にこれら不要となった跡孔
と、連通孔と、パイロット孔と、窓孔とに二次成形体の
樹脂を充実するのて、一次成形体と二次成形体との結合
を強めることができるという効果がある。
また固定接点部位周辺の固定接点板先端より突片を突設
してこの突片先端を成形体内方向に折り曲げ一次成形時
に一次成形体の樹脂内にインサートしたので、固定接点
部位を確実に一次成形体に固定でき、しかも使用時の熱
などにより経時変化に対しても固定接点部位の剥離を生
じることがないという効果がある。
更に一次成形体の外周部には全周に亙ってリブを形成し
、二次成形時に該リブをくわえ込むように二次成形体に
インサートしたから一次成形体に剛性を持たせるこ・と
ができて、成形時の変形やそりが押えられて部品精度が
向上することになる。
また一次成形体のリブが二次成形体にくわえ込まれるよ
うにインサートされるため一次成形体と二次成形体との
密着性を高め、更に完成したカバー体における導電部分
に対する絶縁沿面距離を一次成形体のリブにより長くす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本発明の一実施例の一次成形工
程説明図、第2図は同上の要部断面図、第3図(a)〜
(c)は同上の二次成形工程説明図、第4図(a)〜(
c)は別の例の一次成形工程説明図、第5図(a>(b
)は同上のカバー体1bの左側面図、右側面図、第6図
は同上の分解断面図、第7図(a)は同上の可動体の正
面図、第7図(b)は同上の可動体の側断面図、第7図
(C)は同上の可動体の可動片部位の一部省略せる断面
図、第7図(d)は同上の可動体の背面図、第7図(e
)は第7図(a)のA−A’断面図、第7図(f)は同
上の可動体の回動軸の横断面図、第8図は同上使用の回
路構成図である。 1aはカバー体、4は支持孔、12a1・・・は固定接
点板、15a、・・・は端子、30は端子板、311・
・・はリード部、331・・・はつなぎ部、34はパイ
ロット孔、35は突片、36は一次成形体、37.38
は孔、39は窓孔、40は二次成形体、41はリブであ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動変速機の中立位置、リバース位置、ドライブ
    位置等に応じた切り換え設定を行うための切り換え用の
    複数の固定接点を内側壁面に設けた器体と、上記器体外
    から操作可能で且つ内側壁面に並行する方向に回動自在
    となるように器体に装着された回動軸と該回動軸に一体
    連結されて上記内側壁面に並行するように回動軸を中心
    として移動する可動片と該可動片の上記内側壁面に対向
    する面に設けられ可動片の移動位置に応じて上記固定接
    点に対して接触離脱する可動接点とからなる可動体とで
    構成され、上記器体を樹脂成形品からなる2つのカバー
    体を突き合わせ嵌合するとともに嵌合部位を密封して形
    成し、両カバー体の内側壁面には固定接点を配設し、こ
    れらの固定接点に対応して可動体の可動片の両側面に可
    動接点を設けた自動変速機用コントロールスイッチの製
    造方法において、固定接点板及び端子板を熱可塑性合成
    樹脂による一次成形によってインサートした固定接点基
    盤部及び可動体の回動軸を回転保持するための可動体支
    持孔を形成した一次成形体を構成し、この一次成形体を
    耐摩耗性、摺動性に優れ且つ強度の強い合成樹脂材料に
    よる二次成形によってインサートして一次成形体を覆う
    二次成形体を形成して上記カバー体を構成したことを特
    徴とする自動変速機用コントロールスイッチの製造方法
  2. (2)固定接点板及び端子板は金属導電板を打ち抜き形
    成したもので、端子板の端子部位と固定接点板の固定接
    点部位とをリード部で連続的に一体につなぐとともに、
    端子と固定接点部位との中間部で隣接するリード部同士
    をつなぎ部により一体とし且つ固定接点部位近傍にはパ
    イロット孔を穿設し、一次成形時には上記パイロット孔
    にパイロットピンを挿入し且つ固定接点部位を裏面より
    押えた状態で端子部位及び固定接点部位が表面より露出
    するように固定接点板及び端子板をインサート成形して
    一次成形体を形成し、且つつなぎ部に対応する一次成形
    体にはつなぎ部を露出させる窓孔を設け、一次成形後に
    おいて該窓孔を利用して上記つなぎ部を分断して端子を
    独立させ、この分断工程後の二次成形時に固定接点部位
    の裏面押えの跡孔と、パイロットピンの挿入跡の孔と、
    パイロット孔と、窓孔とに二次成形体の樹脂を充実した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機用コントロ
    ールスイッチの製造方法。
  3. (3)固定接点部位周辺の固定接点板先端より突片を突
    設してこの突片先端を成形体内方向に折り曲げ一次成形
    時に一次成形体の樹脂内にインサートしたことを特徴と
    する請求項1記載又は2記載の自動変速機用コントロー
    ルスイッチの製造方法。
  4. (4)一次成形体の外周部に全周に互ってリブを形成し
    、二次成形時に該リブをくわえ込むように二次成形体に
    インサートしたことを特徴とする請求項1又は2又は3
    記載の自動変速機用コントロールスイッチの製造方法。
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