JP3380682B2 - 電気部品 - Google Patents

電気部品

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JP3380682B2
JP3380682B2 JP18563396A JP18563396A JP3380682B2 JP 3380682 B2 JP3380682 B2 JP 3380682B2 JP 18563396 A JP18563396 A JP 18563396A JP 18563396 A JP18563396 A JP 18563396A JP 3380682 B2 JP3380682 B2 JP 3380682B2
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継久 林田
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば摺動子を取
り付けた摺動子受けの軸方向の変位により出力を検出す
ることができるスライド型ポテンショメータ、あるいは
回転軸の回転により出力を検出することができる回転型
ポテンショメータ等の電気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気部品を図6および図
7を用いて説明する。図6は従来の電気部品の断面図、
図7は図5におけるA−A断面図である。ケース1は合
成樹脂からなり、一端面が開口部2とされ他端面に軸孔
3とピン孔4が設けられ、ケース1の内壁に対向した一
対の突起5により一対の条溝6が形成される。このケー
ス1のピン孔4に固定軸7がはめ込まれる。
【0003】摺動子8を取り付けた合成樹脂からなる摺
動子受け9が予め摺動軸10に固着されている。摺動子
受け9は固定軸7が挿通される孔11が設けられてい
る。この摺動軸10がケース1の開口部2側から軸孔3
に挿通されるとともに摺動子受け9の孔11が固定軸7
に挿通されて摺動軸10はケース1に摺動自在に保持さ
れる。固定軸7と軸孔3により摺動軸10は案内され
る。
【0004】表面に抵抗体12および集電体13が形成
され、抵抗体12および集電体13の電極14に金属板
からなる端子15がはんだ付けで接続された絶縁基板1
6の両側端部がケース1の一対の条溝6内に挿入され
る。条溝6内において絶縁基板16の裏面とケース1と
の間に金属板からなる第一のバネ17が介在されて、絶
縁基板16は摺動子8側に偏奇される。第一のバネ17
にはバネ部18が絶縁基板16側に切り起こされてい
る。第一のバネ17には絶縁基板16の切り欠き19に
係止される係止片20が設けられている。端子15には
外部導出用のリード線21がはんだで接続されている。
【0005】第一のバネ17は絶縁基板16の裏面を弾
圧して絶縁基板16の表面側をケース1の一対の突起5
に押しつける。従って第一のバネ17は絶縁基板16の
厚さ方向のガタツキを防止する役割を有する。また、第
一のバネ17の係止片20が絶縁基板16の切り欠き1
9に係止されて機械的振動による第一のバネ17のケー
ス1の開口部2方向の動きは制限される。
【0006】コイルバネ22が固定軸7に挿通された後
ケース1の開口部2は閉塞部材23により閉ざされる。
すなわち、先ず、固定軸7の一端側をケース1のピン孔
4にかん合し、次に、摺動軸10が固着された摺動子受
け9とコイルバネ22とを固定軸7に挿通する。このと
き、摺動軸10もケース1の軸孔3に挿通される。そし
て、コイルバネ22をたわませながら(このとき、摺動
子受け9はケース1のピン孔4側の内側面に押圧されて
いる。)固定軸7の他端側を閉塞部材23の凹部24に
かん合する。コイルバネ22は摺動子受け9を復帰させ
るためのものである。この閉塞部材23には第二のバネ
25が取り付けられ、絶縁基板16の端面26を弾圧し
て絶縁基板16をケース1の軸孔3側に付勢ことにより
絶縁基板16の長手方向のガタツキを防止する役割を有
する。ケース1の開口部2に接着剤27が塗布硬化され
開口部2は封止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の構
成においては、コイルバネ22を固定軸7に通した後に
閉塞部材23によって押さえる構造なので、コイルバネ
22で摺動子受け9をピン孔4側に押した状態でもなお
コイルバネ22をたわめながら閉塞部材23を開口部2
に組み込むようにしなければならず、また、その場合
も、閉塞部材23の裏面側の見えない凹部24に固定軸
7をかん合しなければならず、組み立て性が悪かった。
そこで、本発明では、組み立て性に優れた電気部品を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、少なくとも一方の支持部材に軸挿入孔
が形成されて対向する二つの支持部材と、細軸部と太軸
部または頭部とを有して前記二つの支持部材に架橋され
る支軸と、前記二つの支持部材間に配設されるとともに
前記支軸が挿通される軸孔を有する移動部材と、前記支
軸の前記細軸部に挿通されるとともに前記移動部材と前
記支軸の前記太軸部または頭部との間に介在するコイル
バネとからなり、前記コイルバネの巻き径を前記支軸の
前記太軸部または頭部の径より小さく、かつ、前記支持
部材の前記軸挿入孔の径より小さくした。
【0009】また、前記支軸の前記太軸部を前記支持部
材の前記軸挿入孔に軸支した。
【0010】また、前記支軸の前記頭部を前記一方の支
持部材の前記軸挿入孔よりも外形を大きくして前記一方
の支持部材に外方から当接した。
【0011】さらにまた、前記移動部材の前記軸孔に、
前記コイルバネの巻き径よりも径の大きな第二の軸孔を
連設し、前記コイルバネを前記第二の軸孔に挿入した。
【0012】さらに、本発明では、軸受け孔を備えた上
面板を有するケースと、前記上面板に対向する前記ケー
スの開口部に取り付けられる絶縁基板と、径小部と径大
部とを有して前記径大部が前記軸受け孔に軸支されると
ともに前記上面板と前記絶縁板とに架橋される回転軸
と、前記ケースに収納されるとともに前記回転軸が挿通
される軸孔を有する摺動子受けと、前記回転軸の前記径
小部に挿通されるとともに前記摺動子受けと前記回転軸
の前記径大部との間に介在するコイルバネとからなり、
前記コイルバネの巻き径を前記回転軸の径大部の径より
小さく、かつ、前記上面板の前記軸受け孔の径より小さ
くした。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明をスライド型ポテンショメ
ータに適用した第一の実施の形態を図1乃至図4に基づ
いて説明する。図1は本発明の第一の実施形態の電気部
品の断面図、図2は図1におけるB−B断面図である。
図3は図1の第一の実施の形態に於ける第一の変形例の
要部断面図、図4は同じく第二の変形例の要部断面図で
ある。図1および図2において、金属板等を折り曲げて
形成したケース31は一端側(下方)が開口部32とさ
れ、開口部32に対向する上側板33にはスリット34
が設けられている。また、このスリット34の長手方向
の両端側に間隔を置いて対向する二つの側板からなる板
状の支持部材35、36が配置され、それぞれの支持部
材35、36には径の異なる軸挿入孔37、38が同軸
的に穿設されている。そして、支持部材35の軸挿入孔
37よりも支持部材36の軸挿入孔38が大きく設定さ
れている。
【0014】ケース31内に収納される摺動子受け等の
移動部材39は合成樹脂からなり、スリット34にガイ
ドされるガイド部40と、このガイド部40から延在す
るとともにスリット34からケース31の外部に突出す
るツマミ等の操作部41が一体に設けられ、このスリッ
ト34をガイドとして図1の左右方向に摺動可能となっ
ている。移動部材39には小径の軸孔42と大径の軸孔
43との二つの軸孔が同軸的に、しかも二つの支持部材
35、36の軸挿入孔37、38と同軸的になるように
連設されている。移動部材39は、小径の軸孔42が小
径の軸挿入孔37を形成した支持部材35側に、大径の
軸孔43が大径の軸挿入孔38を形成した支持部材36
側に対向してケース31内に収納される。
【0015】支持部材35、36に架橋される支軸44
は一方端側が係止部45とされ、他方端側に太軸部46
及びこの太軸部46よりも外形の大きな頭部47が形成
されている。この頭部47の径は支持部材36の軸挿入
孔38の径よりも大きくなっている。そして、係止部4
5と太軸部46との間は太軸部46よりも細い細軸部4
8となっている。係止部45は支持部材35の小径の軸
挿入孔37に挿通可能とされ、その先端側に複数のかし
め片49を備えている。一方、他端側の太軸部46は支
持部材36の大径の軸挿入孔38に挿通可能とされ、こ
の軸挿入孔38に軸支される。
【0016】支軸44の細軸部48に挿通されるコイル
バネ50は支軸44の太軸部46と移動部材39との間
に配置され、移動部材39を支持部材35側に押圧する
ためのものである。コイルバネ50の巻き径は移動部材
39の小径の軸孔42の径よりも大きく、大径の軸孔4
3及び支軸44の太軸部46の径よりも小さく設定され
ていて、コイルバネ50は移動部材39の軸孔43内に
位置した状態で太軸部46と移動部材39との間に配置
される。
【0017】開口部32を塞ぐ絶縁基板51は、その上
面(図1、2では絶縁基板51の上側)上に、抵抗体5
2と集電体53が印刷等により形成されおり、この抵抗
体52あるいは集電体53に接続された導出用の端子群
54が下面に取り付けられている。そして、絶縁基板5
1はケース31の開口部32を塞ぐように配置されて、
ケース31の下端側に形成された折り曲げ片55によっ
てケース31に取り付けられる。
【0018】絶縁基板51に対向した移動部材39の下
面には弾性を有する摺動子56が取り付けられる。摺動
子56は、絶縁基板51の抵抗体52および集電体53
にそれぞれ対応した一体形成の摺動片57、58を有し
ており、この摺動片57、58は、移動部材39の摺動
にともなって抵抗体52、集電体53上をそれぞれ摺動
するようになっている。なお、摺動子56は移動部材3
9の下面に形成した突起59に、摺動子56に形成した
孔(図示せず)を嵌合することで移動部材39に取り付
けられる。
【0019】つぎに、以上に述べた本発明の電気部品の
組立を説明する。まず、摺動子56を取り付けた移動部
材39をケース31内に収納し、ガイド部40をケース
31のスリット34内にのぞませるとともに操作部41
をスリット34から外方に突出させる。次に、絶縁基板
51を、抵抗体52、集電体53を形成した上面側をケ
ース31の内方にして開口部32を塞ぎ、ケース1下端
の折り曲げ片55を図2の点線のように折り曲げてケー
ス31に取り付ける。この時点で、摺動片57、58は
抵抗体52と集電体53にそれぞれ弾接する。
【0020】つぎに、支軸44の細軸部48にコイルバ
ネ50を挿通する。そして、係止部45を先端として、
支持部材36の外方側から細軸部48を順次支持部材3
6の大径の軸挿入孔38、移動部材39の大径の軸孔4
3、小径の軸孔42に挿入する。このとき、コイルバネ
50は、その巻き径が支軸44の太軸部46よりも小さ
いので、支軸44とともにケース31内に挿入され、さ
らに、移動部材39の小径の軸孔42の径より大きく、
また大径の軸孔43の径よりも小さいので、大径の軸孔
43内にも挿入されて大径の軸孔43の側面60に弾接
する。
【0021】支軸44は、はじめに大径の軸孔43に挿
入され、次に小径の軸孔42に挿入されるので、大径の
軸孔43がガイドになり支軸44は挿入し易くなってい
る。また、コイルバネ50は大径の軸孔43内に保持さ
れているので支軸44は軸振れすることなく挿入ができ
る。そして、支軸44の挿入とともにコイルバネ50は
たわみながら移動部材39を支持部材35側に押してい
く。最終的に支軸44の係止部45を支持部材35の小
径の軸挿入孔37に挿通してかしめ片49を小径の軸挿
入孔37から突出させる。
【0022】一方、支軸44の頭部47は支持部材36
に当接しストッパーの機能を果たし、この時点で太軸部
46は支持部材36の大径の軸挿入孔38に挿通され
る。このようにして、支軸44は支持部材35の軸挿入
孔37と支持部材36の軸挿入孔38とに軸支されて、
支持部材35、36間に架橋される。 その後、支持部
材35の軸挿入孔37から突出した係止部45のかしめ
片49を図1の点線のように押し広げて、支持部材36
に当接した支軸44の頭部47とともにケース31全体
を支持部材35、36の外側から挟持する。これによ
り、支軸44はケース31に固定される。
【0023】なお、支軸44は図3に示すように、支軸
44の頭部47を形成することなく、支軸44の係止部
45を支軸44の中央部分の細軸部48よりも部分的に
細くして段部61を形成し、この段部61を支持部材3
5の内側に当接するとともにかしめ片49をかしめ、段
部61とかしめ片49とで支持部材35を挟持するよう
にしてもよい。この場合においても、支軸44は係止部
45と太軸部46とで支持部材35、36に架橋され、
かつケース31に固定される。
【0024】また、支軸44は図4に示すように、太軸
部48を形成することなく、細軸部48から直接頭部4
7を延在させ、コイルバネ50を移動部材39とこの頭
部47との間に挿通して移動部材39を支持部材35側
に押すようにしてもよい。
【0025】なお、上記の実施の形態において、支軸4
4は円柱状のもので説明したが、この支軸44を四角柱
状、四角以上の多角柱状、あるいは小判型柱状等のもの
を使用してもよく、さらに、ポテンショメータの他にス
イッチ等にも適用できる。
【0026】以上の説明から明らかなように、この発明
の第一の実施の形態による電気部品は支軸44をコイル
バネ50とともに一方の支持部材36側からケース31
内に挿入して、他方の支持部材35の軸挿入孔37から
突出した係止部45のかしめ片49をかしめるだけで簡
単に組み立てが完了するようになっている。そして、組
み立てられた電気部品は操作部41を手動、あるいは他
の駆動部材でコイルバネ50に抗して移動可能となる。
【0027】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図5
により説明する。図5は、本発明を回転型のポテンショ
メータに適用した場合の断面図である。この図におい
て、円筒形をしたケース71の上面板72のほぼ中央部
にはバーリング加工により円筒状の軸受け孔73が突出
形成されている。上面板72に対向した側は開口部74
となっており、開口部74の周辺に複数の折り曲げ片7
5が形成されている。
【0028】ケース71内に収納される摺動子受け76
には回転の中央部に小判形状の軸孔77と、この軸孔7
7の長径よりも径が大きく設定された円形の軸孔78が
同軸的にかつ連通して穿設されている。ケース71の開
口部74を塞ぐ絶縁基板79には摺動子受け76に対向
した面に抵抗体、集電体(いずれも図示せず)等が印刷
等により形成されている。そして、絶縁基板79の抵抗
体、集電体に摺動する摺動片80が一体に形成された摺
動子81が摺動子受け76に取り付けられている。すな
わち、摺動子81には爪82を内方に突設した孔(図示
せず)が形成されており、この孔を摺動子受け76に設
けられた突起83に挿入して爪82を突起83に嵌合す
ることで摺動子81は摺動子受け76に取り付けられ
る。
【0029】回転軸84は摺動子受け76の小判形状の
軸孔77に挿入される嵌合部85とコイルバネ86が挿
入される径小部87と、軸受け孔73に支持され、径小
部87よりも径の大きな径大部88と、この径大部88
より外方に突出し、上面板72の軸受け孔73よりも径
の大きな頭部89とをを有している。嵌合部85は摺動
子受け76の軸孔77に対応してその断面は小判形状で
ある。また、嵌合部85の先端側に小径となった係止部
90が形成されている。コイルバネ86は、その巻き径
が回転軸84の径小部87の径よりも大きく、径大部8
8および摺動子受け76の軸孔78の径よりも小さく設
定されている。
【0030】摺動子81を取り付けた摺動子受け76が
収納され、絶縁基板79がケース71の開口部74に折
り曲げ片75を点線のように折り曲げられて取り付けら
れたケース71に回転軸84が取り付けられる。すなわ
ち、予めコイルバネ86が径小部87の位置に挿入され
ている回転軸84を小径となった係止部90側を先端と
して上面板72の軸受け孔73からケース71内に挿入
する。この場合も、第一の実施の形態と同様に、コイル
バネ86の巻き径は摺動子受け76の軸孔77の径より
も大きく、軸孔78および回転軸84の径大部88の径
よりも小さいので、コイルバネ86は回転軸84の挿入
とともにたわみながら摺動子受け76の軸孔78の側面
94を押していく。
【0031】そして、回転軸84の頭部89が軸受け孔
73に当接し挿入は止まり、径大部88はケース71の
軸受け孔73に挿通され、係止部90は絶縁基板79の
中央部に設けられた軸受け孔92から突出し、回転軸8
4は上面板72と絶縁基板79とに架橋される。そし
て、この係止部90にE型ワッシャ92を嵌入して回転
軸84の抜け止めをするようにする。
【0032】この第二の実施の形態においても、回転軸
84をコイルバネ86とともにケース71に挿入してケ
ース71の上面板72と絶縁基板79とに架橋し、回転
軸84の先端側の係止部90にE型ワッシャ93を嵌入
するだけで組立が簡単に完了する。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、対向す
る二つの支持部材に架橋される支軸に、コイルバネを挿
通する細軸部とこのコイルバネの巻き径よりも径の大き
い太軸部または頭部とを設け、一方の支持部材にコイル
バネの巻き径よりも径の大きい軸挿入孔を設けたので、
予め、コイルバネに挿通した支軸を一方の支持部材の軸
挿入孔から挿入するだけでコイルバネをたわませながら
移動部材を押して支軸を支持部材に取り付けることがで
き、組立が極めて簡単になる。従って、電気部品の組立
費が削減できる。
【0034】また、本発明では、支軸の太軸部を支持部
材の軸挿入孔に軸支したので、支軸は軸振れすることな
く支持部材に固定される。
【0035】さらに、本発明では、支軸の頭部を支持部
材に当接したので頭部が支軸挿入時のソトッパになりま
た、支持部材への支軸の取り付けがより強固になる。
【0036】また、本発明では、移動部材にコイルバネ
の径よりも径の大きな軸孔を設けて、この軸孔にコルバ
ネを挿入するようにしたので、支軸を挿入するときの軸
振れをなくすことができる。
【0037】さらにまた、本発明は、上面板と絶縁基板
とに架橋する回転軸に細径部と太径部とを設け、細径部
にコイルバネを挿通してケースに挿入するようにしたの
で回転型の電気部品の組立が極めて簡単になり、組立費
が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の電気部品の断面図
である。
【図2】本発明のB−B断面図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態の第一の変形例の要
部断面図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態の第二の変形例の要
部断面図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態の電気部品の断面図
である。
【図6】従来の電気部品の断面図である。
【図7】図6におけるA−A断面図である。
【符号の説明】
1.31.71 ケース 2.32.74 開口部 3.42.43.77.78 軸孔 4 ピン孔 5.59.83 突起 6 条溝 7 固定軸 8.56.81 摺動子 9 摺動体 10 摺動軸 11 孔 12.52 抵抗体 13.53 集電体 14 電極 15.54 端子 16.51.79 絶縁基板 17 第一のバネ 18 バネ部 19 切り欠き 20 係止片 21 リード線 22.50.86 コイルバネ 23 閉塞部材 24 凹部 25 第二のバネ 26 端面 27 接着剤 33 上側板 34 スリット 35.36 支持部材 37.38 軸挿入孔 39 移動部材 40 ガイド部 41 操作部 44 支軸 45.90 係止部 46 太軸部 47.89 頭部 48 細軸部 49 かしめ片 55.75 折り曲げ片 57.58.80 摺動片 60.91 側面 61 段部 72 上面板 73.92 軸受け孔 76 摺動支受け 82 爪 84 回転軸 85 嵌合部 87 径小部 88 径大部 93 E型ワッシャ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の支持部材に軸挿入孔が
    形成されて対向する二つの支持部材と、細軸部と太軸部
    または頭部とを有して前記二つの支持部材に架橋される
    支軸と、前記二つの支持部材間に配設されるとともに前
    記支軸が挿通される軸孔を有する移動部材と、前記支軸
    の前記細軸部に挿通されるとともに前記移動部材と前記
    支軸の前記太軸部または頭部との間に介在するコイルバ
    ネとからなり、前記コイルバネの巻き径を前記支軸の前
    記太軸部または頭部の径より小さく、かつ、前記支持部
    材の前記軸挿入孔の径より小さくしたことを特徴とする
    電気部品。
  2. 【請求項2】 前記支軸の前記太軸部を前記支持部材の
    前記軸挿入孔に軸支したことを特徴とする請求項1記載
    の電気部品。
  3. 【請求項3】 前記支軸の前記頭部を前記一方の支持部
    材の前記軸挿入孔よりも外形を大きくして前記一方の支
    持部材に外方から当接したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の電気部品。
  4. 【請求項4】 前記移動部材の前記軸孔に、前記コイル
    バネの巻き径よりも径の大きな第二の軸孔を連設し、前
    記コイルバネを前記第二の軸孔に挿入したことを特徴と
    する請求項1または2または3記載の電気部品。
  5. 【請求項5】 軸受け孔を備えた上面板を有するケース
    と、前記上面板に対向する前記ケースの開口部に取り付
    けられる絶縁基板と、径小部と径大部とを有して前記径
    大部が前記軸受け孔に軸支されるとともに前記上面板と
    前記絶縁板とに架橋される回転軸と、前記ケースに収納
    されるとともに前記回転軸が挿通される軸孔を有する摺
    動子受けと、前記回転軸の前記径小部に挿通されるとと
    もに前記摺動子受けと前記回転軸の前記径大部との間に
    介在するコイルバネとからなり、前記コイルバネの巻き
    径を前記回転軸の径大部の径より小さく、かつ、前記上
    面板の前記軸受け孔の径より小さくしたことを特徴とす
    る電気部品。
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