JP2607982B2 - 電着塗装装置 - Google Patents

電着塗装装置

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JP2607982B2
JP2607982B2 JP3155193A JP15519391A JP2607982B2 JP 2607982 B2 JP2607982 B2 JP 2607982B2 JP 3155193 A JP3155193 A JP 3155193A JP 15519391 A JP15519391 A JP 15519391A JP 2607982 B2 JP2607982 B2 JP 2607982B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D13/00Electrophoretic coating characterised by the process
    • C25D13/22Servicing or operating apparatus or multistep processes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍛造部品、鋳造部品等
の自動車部品をバスケットに入れて電着塗装する電着塗
装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本発明者は、特開平1−1196
95号公報や米国特許第4812211号の明細書、図
面において、鍛造部品、鋳造部品等の自動車部品(以
下、ワークという)を、一度に多量に処理浴に供すると
好適な電着塗装用バスケットと、当該バスケットに入れ
た多量のワークをバスケットごと電着処理した上で、乾
燥処理に供してなる電着塗装装置(以下、バスケット式
電着塗装装置という)を提案し、実施化している。
【0003】これは電着塗装の工程順序に従って配設し
た多数の処理槽と、電着処理したワークの焼付乾燥炉を
組合せ構成してなる電着塗装装置において、前記処理槽
の槽底部に配設したバスケット支持台を揺動自在に構成
し、当該バスケット支持台にワークを入れた電着塗装用
バスケットを載置し、また、処理槽の上方部には、前後
移動自在なキャリアビーム機構と昇降移動自在なエレベ
ータビーム機構とからなるキャリアタクト機構を吊設
し、当該キャリアタクト機構によって、電着塗装用バス
ケットをバスケット支持台に移載搬送し得るようにした
バスケット式電着塗装装置としている。これにより、電
着塗装用バスケットに収容されて一度に多量に処理浴に
供されるワークに対する処理斑や電着斑を解消すると共
に、処理液を電着塗装用バスケットの隅々まで平均的に
行き亙るようにして、ワークに対する均一な厚みの塗膜
に電着処理され、ひいては、此種の鍛造部品や鋳造部品
に対する電着塗装が多量処理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の先行
技術の場合には、処理浴に供される電着塗装用バスケッ
トが、処理槽の直上部に構成した前後移動自在なキャリ
アビーム機構と昇降移動自在なエレベータビーム機構と
からなるキャリアタクト機構によって、電着塗装用バス
ケットをその侭、槽上方部へ持ち上げて次の処理槽へ移
載することで搬送している。その為、前の処理槽の処理
液を次の処理槽へ持ち込んで、当該処理液を前の処理液
で希釈化したり、前の処理槽における薬液が混入して汚
濁することになり、それが為、処理液の補充や処理液の
更新をしばしば行なわねばならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、前記の課題を解
決するため、本発明では、電着塗装の順序に従って配設
した多数の処理槽で、電着塗装用バスケットに入れたワ
ークを処理浴するに、モノレール搬送車の車体に電動ホ
イストを設け、当該電動ホイストから垂設したロードチ
ェンによりハンガを多点吊りし、当該ハンガにバスケッ
トを収容支持するモノレール構造の電着塗装装置を提供
することで、処理槽の内部へ吊り降ろしたハンガを、当
該ハンガに収容した電着塗装用バスケットごと槽内で揺
動させて処理浴し、また、処理槽の直上部へ吊り上げた
ハンガを、槽上部で電着塗装用バスケットごと揺動させ
て垂れ切り処理するようにした。また、ワークを電着塗
装用バスケットに入れて取り扱うことにより、当該バス
ケットの搬入から積み込み、電着塗装処理、積み降ろ
し、焼き付け乾燥処理、バスケットの搬出までの一連の
諸工程を自動化すると共に、これらの装置全体を適所に
効果的にレイアウトすることにより、此種の電着塗装作
業の省力化、合理化にも対処できるようにした。
【0006】
【実施例】先ず、懸垂型モノレールの全体概要を、図1
〜図3に基づいて説明する。 (モノレール搬送車の構成について) 1は天井部にI型メインレールを架設したモノレール軌
道であって、その左右両側位置に間隔を隔ててサブレー
ル2,3を略平行に並設している。4は箱枠状にフレー
ム構成したモノレール車体であって、その車体4の上面
中央位置の前部側と後部側には、モノレール軌道1に乗
架支持されて転動案内される従動車J,Jを構成し
ている。この従動車J,Jは、左右に間隔を隔てて
突設した左右のブラケット5の前後上端部に、モノレー
ル軌道1に乗架支持されて転動案内される前後2体の転
動車aが軸受け支持され、また、ブラケット5の前後両
端部に、モノレール軌道1の左右のレール端縁部に転動
案内される前後2体の転動車bが軸受け支持されること
で構成される。
【0007】6はモノレール車体4の前部側と後部側の
左右両側位置に突設したブラケットであって、その上端
部に転動車cをそれぞれ軸受け支持し、当該4体の転動
車cがサブレール2,3の底面を転動案内されること
で、走行時におけるモノレール車体4の振れや、後記す
るように電着塗装用バスケットBを収容したハンガH全
体の揺動作動時におけるモノレール車体4の前後左右方
向の振れを防止している。Eはモノレール車体4を牽引
する機関車、7は機関車Eの駆動モータ、図3におい
て、8は駆動モータ7によって回転される駆動輪であっ
て、モノレール軌道1の底面に圧接支持されて回転駆動
する。また、機関車Eの車体フレーム9の上端部には、
モノレール軌道1に乗架支持されて転動案内される前後
2体の転動車dが軸受け支持され、また、その下部側に
は、モノレール軌道1の左右のレール端縁部に転動案内
される前後2体の転動車eが軸受け支持され、また、機
関車Eの後部側とモノレール車体4の前部側には、両者
を連結する連結器10が図5〜図7に示すように設けら
れている。これにより、機関車Eでモノレール車体4を
モノレール軌道1に沿って牽引走行する自走式モノレー
ル搬送車Mが構成される。
【0008】(電動ホイストの構成について) D,Dはモノレール車体4の前部側と後部側に内蔵
させて固定した電動ホイストであって、それぞれの電動
モータ11で巻き取りドラム(図示せず)を正逆回転さ
せることにより、左右に間隔を隔てて垂設した前部側の
ロードチェーンF,F(リンクチェーン又はワイヤ
ロープでも可)と後部側のロードチェーンR,R
(リンクチェーン又はワイヤロープでも可)を巻き上
げ、巻き戻し自在に制御する巻き上げ構造の電動ホイス
トを採択する。或は、図示する実施例の場合のように、
ロードチェーンF,F、R,R(リンクチェー
ンでも可)と噛み合うロードシーブ(図示せず)を、そ
れぞれの電動モータ11で正逆回転させることにより、
前部側のロードチェーンF,Fと後部側のロードチ
ェーンR,Rを巻き上げ、巻き戻し自在に制御する
巻き上げ構造の電動ホイストを採択している。
【0009】前記の場合には、2体の電動ホイスト
,Dをモノレール車体4の前部側と後部側に配設
固定しているが、当該2体の電動ホイストD,D
モノレール車体4の左右両側位置に配設固定したり、或
は、モノレール車体4の前後左右位置に、4体の電動ホ
イストD〜D(図示せず)を配設固定し、個々の電
動ホイストD〜DからロードチェーンF,F
,Rをそれぞれ垂設し、当該4体の電動ホイスト
〜Dを同期させて作動したり、独立別個に作動さ
せることで、前部側の左右のロードチェーンF,F
と後部側の左右のロードチェーンR,Rを巻き上
げ、巻き戻し自在に制御するように構成することもでき
る。12はロードチェーンF,F,R,Rの収
納ボックス、13は機関車Eの先端部に設けた衝突防止
用センサ、14は機関車Eの下端部に取着した赤色回転
灯である。
【0010】(ハンガの構成について) Hは底部と前後部を開口状態にフレーム構成したハンガ
であって、その上端部には、矩形状の天井枠15がフレ
ーム構成され、当該天井枠15の前部側と後部側の左右
両側位置の4箇所には、それぞれ吊持用ブラケット16
を突設している。このブラケット16には、前部側のロ
ードチェーンF,Fと後部側のロードチェーン
,Rの下端部がそれぞれ連結され、これにてハン
ガHをロードチェーンF,F,R,Rで4点吊
りしている。17は天井枠15の左右両側部から前後に
間隔を隔てて格子状に垂下固定した左右両側位置の支持
枠であって、その下端部から内側へ向かって支持台18
を張り出して突設し、当該支持台18の内側端部には、
バスケットBを載置する際のガイドプレート19と、2
体のバスケットBをハンガHの前半部側と後半部側に安
定的に載置する台形状又は半台形状の受け台20を形成
している。
【0011】21は天井枠15の左右両側位置の中央上
方部に突設したブラケット、22はブラケット21に突
設した掛架用回転軸であって、後記する多数の処理槽Z
〜Z12の内、特に、電着槽Zの左右両側位置の中
央部に形成したV字状の受け金具23に、ハンガHの左
右両端部を安定的に掛架支持することで、それを槽内で
前後方向へピッチング揺動させる際に有効に機能するよ
うにしている。従って、2体の電動ホイストD,D
をモノレール車体4の左右両側位置に配設し、当該2体
の電動ホイストD,Dを制御することで、ハンガH
を左右方向へローリング揺動させたり、或は、4体の電
動ホイストD〜DでハンガHを4点吊りし、当該電
動ホイストD〜Dを制御してハンガHを前後左右方
向へ自在に揺動させる場合には、ハンガHの掛架用回転
軸22とそのブラケット21、電着槽Z8に形成した受
け金具23は不要となる。
【0012】24は天井枠15の前後位置の中央上方部
に突設したガイドピンであって、モノレール車体4の前
部側と後部側の底面に固定した筒状で、その断面形状が
逆摺鉢状とするストッパ部材25の天井部に当接支持さ
れるようにしている。これはモノレール搬送車Mを走行
させる際に、ハンガHを引き上げてモノレール車体4に
略上下合着させることで、ロードチェーンF,F
,Rで4点吊りされたハンガHの安定的な走行
や、モノレール車体4に対するハンガHの芯だしに対処
している。尚、本発明で使用する電着塗装用バスケット
B(単にバスケットともいう)は、上部が開口した箱枠
状にフレーム構成され、その箱体底部と前後左右外周部
には、エキスバントメタル製の金属ネット26が張設固
定されている。
【0013】(電着塗装装置の構成について) 次に、図4に基づいて本装置の全体概要を説明するに、
先ず、柱材,梁材,桁材等の鉄骨構造材にて本装置の建
屋(図示せず)が構成され、当該建屋の外周部の天井部
には、平面縦長矩形状で無端のモノレール軌道1が架設
され、このモノレール軌道1には、自走式のモノレール
搬送車M(牽引式のモノレール搬送車でも可)の多数台
が掛架支持されて循環走行する。Yは装置全体の中央部
に配設した長尺な焼付乾燥炉であって、その一方には搬
入口Yを、また、他方には搬出口Yをそれぞれ開口
形成している。
【0014】(ストレージコンベアの構成について) 27,28はモノレール軌道1の正面長手側のフロアの
前後位置に、即ち、モノレール搬送車Mが空荷で搬送さ
れる側のフロアに並設したストレージコンベアであっ
て、その内、外側位置のストレージコンベア27は、多
数個のバスケットBをストックしながら搬入できるよう
に長尺にライン構成され、ワークWを投入したバスケッ
トBの多数個が載置されて次々と送り込まれるように構
成している。また、この長尺なストレージコンベア27
の末端部には、キャタビラー構造でコンベア長さの短い
送り出し制御コンベア29〜31が3体連設され、個々
の制御コンベア29〜31にはバスケットBを1体ずつ
順次移載しながら搬送される。また、内側位置のストレ
ージコンベア28は、焼き付け乾燥された製品ワークW
が入ったバスケットBの搬出と、そのストックを兼ねる
べく長尺にライン構成され、搬出されるバスケットBの
多数個が載置されながら送り出されることで、製品ワー
クWが空冷されて搬出されるようにしている。Gは3体
程度の転動ローラ32を出没自在にフレーム構成したロ
ーラ移載装置であって、最後尾の送り出し制御コンベア
31から送り出されたバスケットBを、露呈した転動ロ
ーラ32の上に1体ずつ搬入させて移載することで、バ
スケットBの搬送方向を直交方向へ変換させる。
【0015】(積み込みコンベアの構成について) 33はバスケットBを横行搬送する積み込みコンベアで
あって、モノレール軌道1の短手側の直下部に形成さ
れ、その基端部を前記ローラ移載装置32と平面直交状
に重ね合わせて構成され、また、この積み込みコンベア
33の先端部の積み込み位置には、図2と図6に示すよ
うに、駆動モータ34で作動する比較的長さの短い積み
込みコンベア35が延設され、当該積み込みコンベア3
5の後端部と前記積み込みコンベア33の前端部とを同
一軸で支持している。尚、図2と図6において、36は
積み込みコンベア33の先端部と積み込みコンベア34
の外側位置の四隅部に立ち上げたガイドプレートであっ
て、モノレール車体4から吊り降ろされるハンガHの位
置決めに対処している。
【0016】(バスケットの積み込み工程について) 先ず、本装置へ運び込まれ、内部に鍛造部品や鋳造部品
等のワークWが入れらた電着塗装用バスケットBは、ス
トレージコンベア27の始端部に次々と載置すること
で、多量のバスケットBが長尺なストレージコンベア2
7上に積み込まれてストック状態で搬送され、その末端
部に到達したバスケットBを、更に、3連の送り出し制
御コンベア29〜31の上に、1体ずつ順次移載させる
ことでバスケットBを積み込む前の搬入を制御してい
る。
【0017】そこで、2体のバスケットB,Bをモ
ノレール搬送車MのハンガHに積み込む工程を、図6に
基づいて説明するに、最後尾の制御コンベア31から送
り出され第1番目の先行バスケットBが、ローラ移載
装置Gを上昇させて露呈した転動ローラ32の上まで送
り出して待機している。他方、バスケットBの積み込み
位置の直上部まで図6(a)に示すように空荷状態で、
モノレール搬送車Mが自走Lて来て停止すると、それを
感知してモノレール車体4の前部側と後部側の電動ホイ
ストD,Dが同期して逆転作動することにより、ロ
ードチェーンF,F、R,Rが巻き戻され、こ
れにて、当該ロードチェーンF,F、R,R
吊設したハンガHが、ガイドプレート36に位置決めさ
れながら下降し、最終的には、図6(b)に示すように
ハンガHの下端部が、前記積み込みコンベア34の先端
部と、同じく延設した積み込みコンベア35の高さ位置
の下部まで下降して停止する。
【0018】それを感知すると、先ず、積み込みコンベ
ア33の基端部のローラ移載装置Gが下降移動し、転動
ローラ32の上に待機している先行バスケットBを、
積み込みコンベア33の基端部に乗せ換えた上で、当該
積み込みコンベア33を作動させることで、図6(b)
に示すように先行バスケットBを積み込み位置へ向か
って横行搬送し、それと相前後して作動する駆動モータ
34によって、図6(c)に示すように積み込みコンベ
ア33の先端部に延設した積み込みコンベア35へと移
載され、所定の位置まで先行バスケットBが送り込ま
れた段階で、駆動モータ34が停止して積み込みコンベ
ア35が停止し、これにてハンガHの前半部に先発バス
ケットBが収容されて待機する。その間に、最後尾の
制御コンベア31からローラ移載装置Gに移載して待機
している第2番目の後行バスケットBは、前記の工程
が完了することと相前後して、積み込みコンベア33の
基端部に移載された上で、その先端部へ向かって横行搬
送されることで、後行バスケットBは図6(d)に示
すようにハンガHの後半部まで送り込まれて収容され
る。
【0019】斯様に、2体のバスケットB,Bが、
ハンガHの前後位置に送り込まれると、それを感知し
て、今度は、前部側と後部側の電動ホイストD,D
が同期して正転作動してロードチェーンF,F、R
,Rを巻き上げ、ハンガHの前後位置に2体のバス
ケットB,Bが積み込まれた上で、その鉛直上方ま
で吊り上げられ、図6(e)に示すようにハンガHの天
井部のガイドピン24がモノレール車体4のストッパ部
材25に当接することで、当該モノレール車体4にハン
ガHが合着支持される。それを感知すると、機関車Eが
駆動してモノレール軌道1に沿ってモノレール搬送車M
が、最先の処理槽Z1の直上部まで自走する一方、再び
積み込み位置までモノレール搬送車Mが空荷状態で自走
されることで、再び、積み込み作業が繰り返し行われ
る。
【0020】(処理槽の構成と処理浴工程について) Z〜Z12はモノレール軌道1の背面側の直下部に、
電着塗装の順序に従って連設した10〜12槽程度の処
理槽であって、モノレール搬送車MのハンガHに積み込
んだバスケットBを、当該ハンガHごと個々の処理槽Z
〜Z12の槽内へ吊り下げて浸漬処理したり、シャワ
ー洗浄することにより、電着塗装の前処理浴と電着浴と
後処理浴に供され、これにてバスケットBに入れたワー
クWに対する電着塗装がなされる。
【0021】それを電着処理の工程順序に従って最先の
処理槽Zから順次説明するに、Zは予備脱脂槽であ
って、シャワー洗浄によってワークWの予備脱脂浴が行
われる。Zは脱脂槽であって、ワークWをアルカリ脱
脂浴処理する。Zは第1水洗槽、Zは第2水洗槽、
は第3水洗槽であって、バスケットBに入れられた
ワークWを、繰り返し浸漬させてディッピング処理した
り、シャワーで水洗処理される。ZはワークWを純水
で水洗する純水洗槽、Zは垂れ切り用空槽であって、
以上の処理槽Z〜ZでワークWに対する一連の前処
理浴が、個々の処理槽Z〜Z当たり1分間程度の設
定時間で処理浴される。Zは前処理されたワークWの
電着槽であって、電着液中でワークWを4分間程度に亙
って通電処理することで電着処理浴が行われる。Z
第1後水洗槽、Z10は第2後水洗槽、Z11は第3後
水洗槽であって、電着処理されたワークWが繰り返し水
洗処理される。Z12は最終の垂れ切り用空槽であっ
て、以上の処理槽Z〜Z12で電着処理されたワーク
Wに対する一連の後処理浴が、前処理浴の場合と同様
に、個々の処理槽Z〜Z12当たり1分間程度の設定
時間で処理浴される。
【0022】(バスケットの揺動工程について) モノレール搬送車Mが最先の処理槽Zの直上部まで到
達して停止すると、それを感知して2体の電動ホイスト
,Dが同期して逆転作動して、ロードチェーンF
,F、R,Rを巻き戻し、バスケットBを収容
したハンガH全体が処理槽Z内へ降下移動する。バス
ケットBが槽内へ吊り下ろされた段階で、前後2体の電
動ホイストD,Dを交互に正逆作動させ、電動ホイ
ストD,Dの一方を停止したまま他方のロードチェ
ーンF,Fを巻き上げ作動し、それとは逆に、当該
巻き上げ側のロードチェーンF,Fを巻き戻して降
下すると同時に、他方のロードチェーンR,Rを巻
き上げるように制御することにより、図2や図5に示す
ようにハンガHごとバスケットBが槽内で適度な傾斜角
度、即ち、電着塗装用バスケットに入れたワークが、当
該バスケットから飛び出さない範囲の角度まで、交互に
傾けられてピッチング揺動させられる。斯様に、ハンガ
H全体をピッチング揺動させると、バスケットBに収容
されたワークWは、当該バスケットBの内部で転動した
り、或は、ワークW相互間の収容位置をズラして接触位
置が変動させられ、ワークW相互間のエアーポケットが
解消されると共に、処理液がバスケットBの隅々まで平
均的に行き渡ることで、処理斑のない予備脱脂浴が1分
間程度に亙って行われる。
【0023】予備脱脂浴が終わると、今度は電動ホイス
トD,Dが正転作動して、ロードチェーンF,F
、R,Rが巻き上げられ、当該処理槽Zの直上
部の槽上部へバスケットBごとハンガHが引き上げられ
る。そこで、再び電動ホイストD,Dを交互に正逆
作動させることで、電動ホイストD,Dの一方を停
止したまま他方のロードチェーンF,Fを巻き上
げ、それとは逆に、当該巻き上げ側のロードチェーンF
,Fを巻き戻して降下すると同時に、他方のロード
チェーンR,Rを巻き上げるように、電動ホイスト
,Dの作動を制御することにより、図5に示すよ
うに適度な傾斜角度までバスケットBごとハンガH全体
を交互に傾けてピッチング揺動させる。これにより、バ
スケットBに収容したワークWを内部で転動させたり、
収容位置をズラして相互の接触位置を変動させられ、ワ
ークWの相互間に付着したり、ワークW相互間やその凹
凸部分等に入り込んでいる処理液の垂れ切り処理が効果
的に行われ、次の処理槽Zへの処理液の持ち込みを防
止している。
【0024】処理槽Zの槽上部での処理液の垂れ切り
処理が終わると、再び、電動ホイストD,Dが同期
して正転作動してモノレール車体4にハンガHを引き上
げて安定的に吊設支持した上で、次の処理槽Zの直上
部までモノレール搬送車Mを自走させ、当該処理槽Z
の直上部で停止した段階で、前記と同様に、電動ホイス
トD,Dを逆転作動することにより、ハンガHごと
バスケットBを槽内へ吊り降ろした上で揺動制御を繰り
返して脱脂浴処理した上で、その槽上部へ引き上げて再
びハンガH全体の揺動制御を繰り返す。尚、電着処理浴
は、電着槽Zの槽内で図2や図5に示すような状態で
行われるのであるが、この電着処理浴は、その前処理浴
における個々の処理浴や後処理浴における個々の処理浴
が1分程度であるに対し、4分間程度の時間に設定さ
れ、然も、本実施例の場合には、ハンガに収容したバス
ケットを、前後方向へピッチング揺動させる場合の実施
例としているから、電動ホイストD,Dで槽内へ吊
り降ろされたハンガHは、電着槽Zの左右両側部の中
央位置に安定的に両端支持された状態で、それ以外の処
理浴時間に比して時間をかけた揺動処理浴が行われる。
【0025】斯様に、モノレール搬送車Mの直上部に連
設した多数の処理槽Z〜Z12の槽内でハンガH全体
を繰り返し揺動制御することにより、バスケットBに入
れた多量のワークWに対する処理斑のない均一な処理浴
が行われ、また、処理槽Z〜Z12の槽上部でもハン
ガH全体を繰り返し揺動制御することにより、バスケッ
トBに収容したワークW相互間からの垂れ切りが効果的
に行われ、次の処理槽への処理液の持ち込みが防止され
ることになる。前記のように、電着塗装の前処理浴と電
着処理浴と後処理浴の総ての処理浴、または、ワークW
の種類によっては、前処理浴の一部や後処理浴の一部で
の処理浴がカットされることで、一連の電着塗装工程が
完了すると、再び、モノレール搬送車Mが駆動して、ハ
ンガHの収容した前後2体のバスケットB,Bを積
み降ろす位置まで自走する
【0026】(バスケットの積み降ろし装置について) 37,38は後処理浴が終わった2体のバスケット
,Bを、ハンガHから積み降ろす前後2体で1組
の積み降ろしコンベアであって、モノレール軌道1の短
手側の積み降ろし位置の直下部に、即ち、焼付乾燥炉Y
への搬入口Yと交差する位置に昇降自在にフレーム構
成され、その内、前部側の積み降ろしコンベア37の後
端部と後部側の積み降ろしコンベア38の前端部とを同
一軸で支持している。Kは積み降ろされたバスケットB
,Bを移載するローラ移載装置であって、後部側の
積み降ろしコンベア38に直交状に重ね合わせて並設さ
れた3体程度の転動ローラ39からなる。40はローラ
移載装置Kに載置されたバスケットBを、焼付乾燥炉Y
の搬入口Yへ送り込む搬入コンベアである。
【0027】(バスケットの積み降ろし工程について) ハンガHに収容した前後2体のバスケットB,B
吊持したモノレール搬送車Mが、図4や図7(a)に示
す積み降ろす位置の直上部で停止すると、今度は連設し
た2連の積み降ろしコンベア37,38が上昇移動し
て、当該積み降ろしコンベア37,38に前後2体のバ
スケットB,Bを載置した上で、図7(b)に示す
ようにハンガHとの抱持状態を解除する高さ位置まで持
ち上げることで移載される。それを感知すると、モノレ
ール搬送車Mが発進し、2体のバスケットB,B
移載した積み降ろしコンベア37,38の間から、図7
(c)に示すようにハンガHが通過す。その後、バスケ
ットB,Bを載置した積み降ろしコンベア37,3
8をフロアまで降下移動させる。すると、後部側のバス
ケットBは、後部側の積み降ろしコンベア38の位置
に形成されたローラ移載装置Kの転動ローラ39の上に
図7(d)に示すように移載され、当該転動ローラ39
を作動させることにより、焼付乾燥炉Yへの搬入コンベ
ア40へ移載されることで炉内へ送り込まれる。
【0028】また、後部側のバスケットBが搬入コン
ベア40へ移載されると、再び、積み降ろしコンベア3
7,38が上方へ僅かに押し上げられ、それを感知した
段階で、前部側の積み降ろしコンベア37を逆転作動さ
せることにより、その上に載置した前部側のバスケット
を、図7(e)に示すように後退搬送させて後部側
の積み降ろしコンベア38の上に乗せ換え、再び、積み
降ろしコンベア37,38の全体を下降させることで、
露呈した転動ローラ39の上に載置することで移載す
る。再び、転動ローラ39を作動させることにより、前
部側のバスケットBを焼付乾燥炉Yへの搬送コンベア
40へ移載させた上で炉内へ送り込む。搬入コンベア4
0で焼付乾燥炉Yの搬入口Yへ送り込まれたバスケッ
トBは、焼付乾燥炉Yの搬入口Yの内側位置に昇降自
在に構成した上昇用エレベータ装置(図示せず)によっ
て、焼付乾燥炉Yの階上部へ引き上げられ、当該階上部
の搬入側から搬出側にかけて構成した炉内コンベア(図
示せず)に移載された上で、焼き付け乾燥処理に供され
る。
【0029】その後、図4には図示されていないが、焼
き付け乾燥処理されたバスケットBは、焼付乾燥炉Yの
搬出口Yの内側位置に昇降自在に構成した下降用エレ
ベータ装置(図示せず)によって、焼付乾燥炉Yの階上
部から搬入口Yのフロアに構成した搬出コンベア(図
示せず)の上に下ろされて移載された上で炉外へ押し出
され、前記した積み込みコンベア33,35や出没自在
なローラ移載装置G等が組み合わされた移載搬送装置
(図示せず)を経て、搬出されるバスケットBを移載さ
せた上で横行搬送し、最終的には、搬出用ストレージコ
ンベア28の基端部に移載されて自然冷却されながら搬
出される。
【0030】前記の場合には、モノレール車体4を機関
車Eで牽引する構造の自走式モノレール搬送車Mとした
が、モノレール車体4における前部側と後部側の従動車
,Jのうち、前後いずれか一方を駆動車とする構
造の自走式モノレール搬送車Mとすることもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、前記のように、電着塗装の順
序に従って配設した多数の処理槽で、電着塗装用バスケ
ットに入れたワークを処理浴するに、モノレール搬送車
の車体に電動ホイストを設け、当該電動ホイストから垂
設したロードチェンによりハンガを多点吊りし、当該ハ
ンガにバスケットを収容支持するモノレール構造の電着
塗装装置を提供したので、処理槽の内部へ吊り降ろした
ハンガを、当該ハンガに収容した電着塗装用バスケット
ごと槽内で揺動させて処理浴した上で、処理槽の直上部
へ吊り上げたハンガを、槽上部で電着塗装用バスケット
ごと揺動させて垂れ切り処理する。その為、各種の鍛造
部品や鋳造部品等の形状や構造の如何を問わず、処理槽
内では、電着塗装用バスケットに入れた多量のワークに
対する斑のない均一な処理浴や電着処理浴が行われ、ま
た、槽上部では、電着塗装用バスケットに収容したワー
ク相互間からの垂れ切りが効果的に行われ、次の処理槽
への処理液の持ち込みが防止され、ひいては処理浴コス
トの大幅な軽減に寄与する。また、ワークを電着塗装用
バスケットに入れて取り扱うようにしているので、当該
バスケットの搬入から積み込み、電着塗装処理、積み降
ろし、焼き付け乾燥処理、バスケットの搬出までの一連
の諸工程の自動化に寄与する。また、前記の装置全体を
適所に効果的にレイアウトしたことにより、設備スペー
スの有効利用に優れ、此種の電着塗装作業の省力化、合
理化にも貢献することができる等の諸効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】モノレール軌道の曲成部分に支持したモノレー
ル搬送車と、当該モノレール車体に吊り上げられたハン
ガを示す斜視図である。
【図2】電着塗装用バスケットの積み込み状態を示す後
部側からの斜視図である。
【図3】電着槽の槽内での処理浴状態を示す斜視図であ
る。
【図4】電着塗装装置の全体概要を示す斜視図である。
【図5】処理槽の槽内とその直上部で、ハンガに収容し
たバスケットを揺動させた状態を示す正面図である。
【図6】(a)〜(e)は電着塗装用バスケットの積み
込み工程を示す概要図である。
【図7】(a)〜(e)は電着塗装用バスケットの積み
降ろし工程を示す概要図である。
【符号の説明】
M モノレール搬送車 Y 焼付乾燥炉 B バスケット D,D 電動ホイスト W ワーク H ハンガ Z〜Z12 処理槽 G,K ローラ移載装置 J,J 従動車 E 機関車 F,F ロードチェーン R,R ロードチェーン 1 モノレール軌道 2,3 サブレール 4 モノレール車体 5,6,16,21 ブラケット 7 駆動モータ 8 駆動輪 9 車体フレーム 10 連結器 11 電動モータ 12 収納ボックス 13 センサ 14 回転灯 15 天井枠 17 支持枠 18 支持台 19,36 ガイドプレート 20 受け台 22 回転軸 23 受け金具 24 ガイドピン 25 ストッパ部材 26 金属ネット 27,28 ストレージコンベア 29〜31 送り出し制御コンベア 32,39 転動ローラ 33,35 積み込みコンベア 34 駆動モータ 37,38 積み降ろしコンベア 40 搬入コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−2397(JP,A) 特開 平1−294898(JP,A) 特開 平1−119695(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋の天井部にモノレール軌道(1)を
    無端に架設し、当該モノレール軌道(1)に沿って循環
    走行するモノレール搬送車(M)を設け、当該モノレー
    ル搬送車(M)の車体(4)には2〜4体の電動ホイス
    ト(D,D)を設け、当該電動ホイスト(D,D
    )から垂設したロードチェーン(F,F)、(R
    ,R)で、電着塗装用バスケット(B)を収容する
    ハンガ(H)の前後左右位置を多点吊りし、 前記モノレール軌道(1)の背面長手側の直下部には、
    電着塗装の順序に従って多数の処理槽(Z〜Z12
    を連設し、 前記モノレール軌道(1)の正面長手側の直下部の外側
    位置には、ワーク(W)が投入されたバスケット(B)
    の多数個を送り込むストレージコンベア(27)と、そ
    の末端部に連設され前記バスケット(B)を1体ずつ移
    載する送り出し制御コンベア(29)〜(31)を設
    け、 また、前記モノレール軌道(1)の正面長手側の直下部
    の内側位置には、焼き付け乾燥されたワーク(W)が入
    ったバスケット(B)を送り出すストレージコンベア
    (28)を設け、 前記処理槽(Z〜Z12)とストレージコンベア(2
    8)の間には、その一方に搬入口(Y)を、他方に搬
    出口(Y)を開口形成した焼付乾燥炉(Y)を設け、 前記モノレール軌道(1)の短手側の一方の直下部に
    は、バスケット(B)を横行搬送する積み込みコンベア
    (33)を設け、当該積み込みコンベア(33)の基端
    部には、前記送り出し制御コンベア(31)から送り出
    されるバスケット(B)を移載するために、転動ローラ
    (32)を出没自在に構成したローラ移載装置(G)を
    設け、前記積み込みコンベア(33)の先端部には、モ
    ノレール車体(4)から吊り降ろされるハンガ(H)の
    ガイドプレート(36)を立ち上げ、また、前記モノレ
    ール軌道(1)の短手側の他方の直下部には、後処理浴
    が終わったバスケット(B)をハンガ(H)から積み降
    ろす昇降自在な積み降ろしコンベア(37)、(38)
    と、積み降ろしたバスケット(B,B)を焼付乾燥
    炉(Y)の搬入口(Y)へ送り込むローラ移載装置
    (K)を設けてなり、 前記処理槽(Z〜Z12)の内部へ吊り降ろしたハン
    ガ(H)を、当該ハンガ(H)に収容した電着塗装用バ
    スケット(B)ごと、槽内で揺動させて処理浴し、ま
    た、処理槽(Z〜Z12)の直上部へ吊り上げたハン
    ガ(H)を、槽上部で電着塗装用バスケット(B)ごと
    揺動させて垂れ切り処理するように構成したことを特徴
    とする電着塗装装置。
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