JPH0726396A - 電着塗装方法 - Google Patents

電着塗装方法

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JPH0726396A
JPH0726396A JP3155193A JP15519391A JPH0726396A JP H0726396 A JPH0726396 A JP H0726396A JP 3155193 A JP3155193 A JP 3155193A JP 15519391 A JP15519391 A JP 15519391A JP H0726396 A JPH0726396 A JP H0726396A
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hanger
tank
electrodeposition
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NICHIDAI KOGYO KK
Aichi Steel Corp
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DAIWA TORYO HANBAI KK
NICHIDAI KOGYO KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D13/00Electrophoretic coating characterised by the process
    • C25D13/22Servicing or operating apparatus or multistep processes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電着塗装用バスケットに多量に収容したワー
クを、処理槽の槽内で揺動制御することにより、斑のな
い処理浴や電着浴を可能ならしめると共に、処理槽の槽
上部でもバスケットを揺動制御させて、垂れ切り処理を
積極的に行うことで、次の処理槽への処理液の持ち込み
を防止する電着塗装方法に関する。 【構成】 第1には、処理槽の内部へ吊り降ろした電着
塗装用バスケットを、槽内で揺動させて処理浴した上
で、処理槽の直上部へ吊り上げた電着塗装用バスケット
を、槽上部で揺動させて垂れ切り処理するように構成
し、また、第2には、処理槽の内部へ吊り降ろしたハン
ガを、当該ハンガに収容した電着塗装用バスケットごと
槽内で揺動させて処理浴した上で、処理槽の直上部へ吊
り上げたハンガを、槽上部で電着塗装用バスケットごと
揺動させて垂れ切り処理するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、鍛造部品、鋳造
部品等の自動車部品を入れた電着塗装用バスケットを、
電着塗装の順序に従って配設した処理槽の槽内と槽上部
で揺動制御する電着塗装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、本発明者は、特開平1−1196
95号公報や米国特許第4812211号の明細書、図
面において、鍛造部品、鋳造部品等の自動車部品(以
下、ワークという)を、一度に多量に処理浴に供すると
好適な電着塗装用バスケットと、当該バスケットに入れ
た多量のワークをバスケットごと電着処理した上で、乾
燥処理に供してなる電着塗装装置(以下、バスケット式
電着塗装装置という)を提案し、実施化している。これ
は電着塗装の工程順序に従って配設した多数の処理槽
と、電着処理したワークの焼付乾燥炉を組合せ構成して
なる電着塗装装置において、前記処理槽の槽底部に配設
したバスケット支持台を揺動自在に構成し、当該バスケ
ット支持台にワークを入れた電着塗装用バスケットを載
置し、また、処理槽の上方部には、前後移動自在なキャ
リアビーム機構と昇降移動自在なエレベータビーム機構
とからなるキャリアタクト機構を吊設し、当該キャリア
タクト機構によって、電着塗装用バスケットをバスケッ
ト支持台に移載搬送し得るようにしてなるバスケット式
電着塗装装置を提供し、これにて電着塗装用バスケット
に収容されて一度に多量に処理浴に供されるワークに対
する処理斑や電着斑を解消すると共に、処理液を電着塗
装用バスケットの隅々まで平均的に行き亙るようにし
て、ワークに対する均一な厚みの塗膜に電着処理すべく
なし、ひいては、此種の鍛造部品や鋳造部品に対する電
着塗装が多量処理できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところが、前記の先
行技術の場合には、処理浴に供される電着塗装用バスケ
ットが、処理槽の直上部に構成した前後移動自在なキャ
リアビーム機構と昇降移動自在なエレベータビーム機構
とからなるキャリアタクト機構によって、電着塗装用バ
スケットをその儘、槽上方部へ持ち上げて次の処理槽へ
移載することで搬送している。その為、前の処理槽の処
理液を次の処理槽へ持ち込んで、当該処理液を前の処理
液で希釈化したり、前の処理槽における薬液が混入して
汚濁することになり、それが為、処理液の補充や処理液
の更新をしばしば行なわねばならない。特に、電着塗装
用バスケットに多量の部品を収容したり、嵩のある部品
を多量に収容し、個々の処理槽が大容量とならざるを得
ないような場合には、更新の度毎に一度に多量の処理液
が消費されることになり、それが高価な処理液である場
合には、処理コスト上、看過することができない要因で
ある。
【0004】他方、近年の自動車等の製造段階では、従
来では数種類のパーツで構成されている部品を、可能な
限り1つの部品にまとめることでパーツ点数を減らし、
製造コストの低減を企図している。その為、部品が複雑
な形状に一体形成され、特に、必要な強度を保持させる
為に、袋物構造の部品形状が多くなる傾向にある。この
ような複雑な形状を呈する部品を電着塗装用バスケット
に収容し、それを処理槽の内部で槽内揺動させること
で、斑のない処理浴、電着浴に対処できる前記のバスケ
ット式電着塗装装置が極めて有効であるものの、その反
面、電着塗装用バスケットに収容されたワーク形状が複
雑化したり、袋物化すればするほど、前の処理槽の処理
液を次の処理槽へ多量に持ち込み、比較的少ない使用頻
度で後の処理液を前の処理液で希釈化したり、或は、前
の処理槽における多量の薬液が混入して後の処理液を汚
濁させることになり、それが為、処理液の補充や処理液
の更新の頻度を早めてしまうことになる。
【0005】
【問題点を解決するための手段】そこで、本発明では、
電着塗装の順序に従って配設した多数の処理槽で、電着
塗装用バスケットに入れたワークを処理浴してなる電着
塗装方法において、先ず、第1には、処理槽の内部へ吊
り降ろした電着塗装用バスケットを、槽内で揺動させて
処理浴した上で、処理槽の直上部へ吊り上げた電着塗装
用バスケットを、槽上部で揺動させて垂れ切り処理する
ように構成してなる電着塗装方法を、また、第2には、
処理槽の内部へ吊り降ろしたハンガを、当該ハンガに収
容した電着塗装用バスケットごと槽内で揺動させて処理
浴した上で、処理槽の直上部へ吊り上げたハンガを、槽
上部で電着塗装用バスケットごと揺動させて垂れ切り処
理するように構成してなる電着塗装方法を提供したので
ある。
【0006】
【作用】具体的には、前者の場合には、電着塗装用バス
ケットを自走式搬送車又は牽引式搬送車に支持した複数
の電動ホイストで多点吊りし、当該電動ホイストを巻き
上げ、巻き戻し制御することにより、電着塗装用バスケ
ットを昇降移動した上で、処理槽内とその槽上部で電着
塗装用バスケットを前後方向へ揺動したり、左右方向へ
揺動したり、或は、前後左右方向へ揺動させることによ
り、適度な傾斜角度、即ち、電着塗装用バスケットに入
れたワークが、当該バスケットから飛び出さない範囲の
角度まで、電着塗装用バスケットを交互に傾けるように
制御することで、槽内での斑のない処理浴や電着浴を可
能とすると共に、槽上部でもそれを繰り返すことによ
り、垂れ切り処理を速やかに促進し、次の処理槽への処
理液の持ち込みを可能な限り防止している。また、後者
の場合には、電着塗装用バスケットを収容するハンガ
を、自走式搬送車又は牽引式搬送車に支持した複数の電
動ホイストで多点吊りし、当該電動ホイストを巻き上
げ、巻き戻し制御することにより、電着塗装用バスケッ
トを収納したハンガ全体を昇降移動したり、処理槽内と
その直上部で前後方向へ揺動したり、又は、左右方向へ
揺動したり、或は、前後左右方向へ揺動させることによ
り、適度な傾斜角度までハンガごと電着塗装用バスケッ
トを交互に傾けるように制御することで、前者の場合と
同様に、槽内での斑のない処理浴や電着浴を可能とする
と共に、槽上部でもそれを繰り返すことにより、垂れ切
り処理を速やかに促進し、次の処理槽への処理液の持ち
込みを可能な限り防止している。
【0007】
【実施例】先ず、懸垂型モノレールの全体概要を、図1
〜図3に基づいて説明する。 モノレール搬送車の構成について 1は天井部にI型メインレールを架設したモノレール軌
道であって、その左右両側位置に間隔を隔ててサブレー
ル2,3を略平行に並設している。4は箱枠状にフレー
ム構成したモノレール車体であって、その車体4の上面
中央位置の前部側と後部側には、モノレール軌道1に乗
架支持されて転動案内される従動車J1,J2を構成して
いる。この従動車J1,J2は、左右に間隔を隔てて突設
した左右のブラケット5の前後上端部に、モノレール軌
道1に乗架支持されて転動案内される前後2体の転動車
aが軸受け支持され、また、ブラケット5の前後両端部
に、モノレール軌道1の左右のレール端縁部に転動案内
される前後2体の転動車bが軸受け支持されることで構
成される。6はモノレール車体4の前部側と後部側の左
右両側位置に突設したブラケットであって、その上端部
に転動車cをそれぞれ軸受け支持し、当該4体の転動車
cがサブレール2,3の底面を転動案内されることで、
走行時におけるモノレール車体4の振れや、後記するよ
うに電着塗装用バスケットBを収容したハンガH全体の
揺動作動時におけるモノレール車体4の前後左右方向の
振れを防止している。Eはモノレール車体4を牽引する
機関車、7は機関車Eの駆動モータ、図3において、8
は駆動モータ7によって回転される駆動輪であって、モ
ノレール軌道1の底面に圧接支持されて回転駆動する。
また、機関車Eの車体フレーム9の上端部には、モノレ
ール軌道1に乗架支持されて転動案内される前後2体の
転動車dが軸受け支持され、また、その下部側には、モ
ノレール軌道1の左右のレール端縁部に転動案内される
前後2体の転動車eが軸受け支持され、また、機関車E
の後部側とモノレール車体4の前部側には、両者を連結
する連結器10が図5〜図7に示すように設けられてお
り、これにて機関車Eでモノレール車体4をモノレール
軌道1に沿って牽引走行する自走式モノレール搬送車M
が構成される。
【0008】電動ホイストの構成について D1,D2はモノレール車体4の前部側と後部側に内蔵さ
せて固定した電動ホイストであって、それぞれの電動モ
ータ11で巻き取りドラム(図示せず)を正逆回転させ
ることにより、左右に間隔を隔てて垂設した前部側のロ
ードチェーンF1,F2(リンクチェーン又はワイヤロー
プでも可)と後部側のロードチェーンR1,R2(リンク
チェーン又はワイヤロープでも可)を巻き上げ、巻き戻
し自在に制御する巻き上げ構造の電動ホイストを採択す
るか、或は、図示する実施例の場合のように、ロードチ
ェーンF1,F2、R1,R2(リンクチェーンでも可)と
噛み合うロードシーブ(図示せず)を、それぞれの電動
モータ11で正逆回転させることにより、前部側のロー
ドチェーンF1,F2と後部側のロードチェーンR1,R2
を巻き上げ、巻き戻し自在に制御する巻き上げ構造の電
動ホイストを採択している。
【0009】前記の場合には、2体の電動ホイスト
1,D2をモノレール車体4の前部側と後部側に配設固
定しているが、当該2体の電動ホイストD1,D2をモノ
レール車体4の左右両側位置に配設固定したり、或は、
モノレール車体4の前後左右位置に、4体の電動ホイス
トD1〜D4(図示せず)を配設固定し、個々の電動ホイ
ストD1〜D4からロードチェーンF1,F2、R1,R2
それぞれ垂設し、当該4体の電動ホイストD1〜D4を同
期させて作動したり、独立別個に作動させることで、前
部側の左右のロードチェーンF1,F2と後部側の左右の
ロードチェーンR1,R2を巻き上げ、巻き戻し自在に制
御するように構成することもできる。12はロードチェ
ーンF1,F2,R1,R2の収納ボックス、13は機関車
Eの先端部に設けた衝突防止用センサ、14は機関車E
の下端部に取着した赤色回転灯である。
【0010】ハンガの構成について Hは底部と前後部を開口状態にフレーム構成したハンガ
であって、その上端部には、矩形状の天井枠15がフレ
ーム構成され、当該天井枠15の前部側と後部側の左右
両側位置の4箇所には、それぞれ吊持用ブラケット16
を突設している。このブラケット16には、前部側のロ
ードチェーンF1,F2と後部側のロードチェーンR1
2の下端部がそれぞれ連結され、これにてハンガHを
ロードチェーンF1,F2,R1,R2で4点吊りしてい
る。17は天井枠15の左右両側部から前後に間隔を隔
てて格子状に垂下固定した左右両側位置の支持枠であっ
て、その下端部から内側へ向かって支持台18を張り出
して突設し、当該支持台18の内側端部には、バスケッ
トBを載置する際のガイドプレート19と、2体のバス
ケットBをハンガHの前半部側と後半部側に安定的に載
置する台形状又は半台形状の受け台20を形成してい
る。21は天井枠15の左右両側位置の中央上方部に突
設したブラケット、22はブラケット21に突設した掛
架用回転軸であって、後記する多数の処理槽Z1〜Z12
の内、特に、電着槽Z8の左右両側位置の中央部に形成
したV字状の受け金具23に、ハンガHの左右両端部を
安定的に掛架支持することで、それを槽内で前後方向へ
ピッチング揺動させる際に有効に機能するようにしてい
る。従って、2体の電動ホイストD1,D2をモノレール
車体4の左右両側位置に配設し、当該2体の電動ホイス
トD1,D2を制御することで、ハンガHを左右方向へロ
ーリング揺動させたり、或は、4体の電動ホイストD1
〜D4でハンガHを4点吊りし、当該電動ホイストD1
4を制御してハンガHを前後左右方向へ自在に揺動さ
せる場合には、ハンガHの掛架用回転軸22とそのブラ
ケット21、電着槽Z8に形成した受け金具23は不要
となる。24は天井枠15の前後位置の中央上方部に突
設したガイドピンであって、モノレール車体4の前部側
と後部側の底面に固定した筒状で、その断面形状が逆摺
鉢状とするストッパ部材25の天井部に当接支持される
ようにしている。これはモノレール搬送車Mを走行させ
る際に、ハンガHを引き上げてモノレール車体4に略上
下合着させることで、ロードチェーンF1,F2、R1
2で4点吊りされたハンガHの安定的な走行や、モノ
レール車体4に対するハンガHの芯だしに対処してい
る。尚、本発明で使用する電着塗装用バスケットB(単
にバスケットともいう)は、上部が開口した箱枠状にフ
レーム構成され、その箱体底部と前後左右外周部には、
エキスバントメタル製の金属ネット26が張設固定され
ている。
【0011】電着塗装装置の構成について 次に、図4に基づいて本装置の全体概要を説明するに、
先ず、柱材,梁材,桁材等の鉄骨構造材にて本装置の建
屋(図示せず)が構成され、当該建屋の外周部の天井部
には、平面縦長矩形状で無端のモノレール軌道1が架設
され、このモノレール軌道1には、自走式のモノレール
搬送車M(牽引式のモノレール搬送車でも可)の多数台
が掛架支持される。Yは装置全体の中央部に配設した長
尺な焼付乾燥炉であって、その一方には搬入口Y1を、
また、他方には搬出口Y2をそれぞれ開口形成してい
る。 ストレージコンベアの構成について 27,28はモノレール軌道1の正面長手側のフロアの
前後位置に、即ち、モノレール搬送車Mが空荷で搬送さ
れる側のフロアに並設したストレージコンベアであっ
て、その内、外側位置のストレージコンベア27は、多
数個のバスケットBをストックしながら搬入できるよう
に長尺にライン構成され、ワークWを投入したバスケッ
トBの多数個が載置されて次々と送り込まれるように構
成している。 また、この長尺なストレージコンベア27の末端部に
は、キャタビラー構造でコンベア長さの短い送り出し制
御コンベア29〜31が3体連設され、個々の制御コン
ベア29〜31にはバスケットBを1体ずつ順次移載し
ながら搬送される。 また、内側位置のストレージコンベア28は、焼き付け
乾燥された製品ワークWが入ったバスケットBの搬出
と、そのストックを兼ねるべく長尺にライン構成され、
搬出されるバスケットBの多数個が載置されながら送り
出されることで、製品ワークWが空冷されて搬出される
ようにしている。Kは3体程度の転動ローラ32を出没
自在にフレーム構成したローラ移載装置であって、最後
尾の送り出し制御コンベア31から送り出されたバスケ
ットBを、露呈した転動ローラ32の上に1体ずつ搬入
させて移載することで、バスケットBの搬送方向を直交
方向へ変換させる。 積み込みコンベアの構成について 33はバスケットBを横行搬送する積み込みコンベアで
あって、モノレール軌道1の短手側の直下部に形成さ
れ、その基端部を前記ローラ移載装置32と平面直交状
に重ね合わせて構成され、また、この積み込みコンベア
33の先端部の積み込み位置には、図2と図6に示すよ
うに、駆動モータ34で作動する比較的長さの短い積み
込みコンベア35が延設され、当該積み込みコンベア3
5の後端部と前記積み込みコンベア33の前端部とを同
一軸で支持している。尚、図2と図6において、36は
積み込みコンベア33の先端部と積み込みコンベア34
の外側位置の四隅部に立ち上げたガイドプレートであっ
て、モノレール車体4から吊り降ろされるハンガHの位
置決めに対処している。
【0012】バスケットの積み込み工程について 先ず、本装置へ運び込まれ、内部に鍛造部品や鋳造部品
等のワークWが入れらた電着塗装用バスケットBは、ス
トレージコンベア27の始端部に次々と載置すること
で、多量のバスケットBが長尺なストレージコンベア2
7上に積み込まれてストック状態で搬送され、その末端
部に到達したバスケットBを、更に、3連の送り出し制
御コンベア29〜31の上に、1体ずつ順次移載させる
ことでバスケットBを積み込む前の搬入を制御してい
る。そこで、2体のバスケットB1,B2をモノレール搬
送車MのハンガHに積み込む工程を、図6に基づいて説
明するに、最後尾の制御コンベア31から送り出された
第1番目の先行バスケットB1が、ローラ移載装置Gを
上昇させて露呈した転動ローラ32の上まで送り出して
待機している。他方、バスケットBの積み込み位置の直
上部まで図6(a)に示すように空荷状態で、モノレー
ル搬送車Mが自走して来て停止すると、それを感知して
モノレール車体4の前部側と後部側の電動ホイスト
1,D2が同期して逆転作動することにより、ロードチ
ェーンF1,F2、R1,R2が巻き戻され、これにて、当
該ロードチェーンF1,F2、R1,R2に吊設したハンガ
Hが、ガイドプレートに位置決めされながら下降し、最
終的には、図6(b)に示すようにハンガHの下端部
が、前記積み込みコンベア34の先端部と、同じく延設
した積み込みコンベア35の高さ位置の下部まで下降し
て停止する。それを感知すると、先ず、積み込みコンベ
ア33の基端部のローラ移載装置Gが下降移動し、転動
ローラ32の上に待機している先行バスケットB1を、
積み込みコンベア33の基端部に乗せ換えた上で、当該
積み込みコンベア33を作動させることで、図6(b)
に示すように先行バスケットB1を積み込み位置へ向か
って横行搬送し、それと相前後して作動する駆動モータ
34によって、図6(c)に示すように積み込みコンベ
ア33の先端部に延設した積み込みコンベア35へと移
載され、所定の位置まで先行バスケットB1が送り込ま
れた段階で、駆動モータ34が停止して積み込みコンベ
ア35が停止し、これにてハンガHの前半部に先発バス
ケットB1が収容されて待機する。その間に、最後尾の
制御コンベア31からローラ移載装置Gに移載して待機
している第2番目の後行バスケットB2は、前記の工程
が完了することと相前後して、積み込みコンベア33の
基端部に移載された上で、その先端部へ向かって横行搬
送されることで、後行バスケットB2は図6(d)に示
すようにハンガHの後半部まで送り込まれて収容され
る。斯様に、2体のバスケットB1,B2が、ハンガHの
前後位置に送り込まれると、それを感知して、今度は、
前部側と後部側の電動ホイストD1,D2が同期して正転
作動してロードチェーンF1,F2、R1,R2を巻き上
げ、ハンガHの前後位置に2体のバスケットB1,B2
積み込まれた上で、その鉛直上方まで吊り上げられ、図
6(e)に示すようにハンガHの天井部のガイドピン2
4がモノレール車体4のストッパ部材25に当接するこ
とで、当該モノレール車体4にハンガHが合着支持され
る。それを感知すると、機関車Eが駆動してモノレール
軌道1に沿ってモノレール搬送車Mが、最先の処理槽Z
1の直上部まで自走する一方、再び積み込み位置までモ
ノレール搬送車Mが空荷状態で自走されることで、再
び、積み込み作業が繰り返し行われる。
【0013】処理槽の構成と処理浴工程について Z1〜Z12はモノレール軌道1の背面側の直下部に、電
着塗装の順序に従って連設した10〜12槽程度の処理
槽であって、モノレール搬送車MのハンガHに積み込ん
だバスケットBを、当該ハンガHごと個々の処理槽Z1
〜Z12の槽内へ吊り下げて浸漬処理したり、シャワー洗
浄することにより、電着塗装の前処理浴と電着浴と後処
理浴に供され、これにてバスケットBに入れたワークW
に対する電着塗装がなされる。それを電着処理の工程順
序に従って最先の処理槽Z1から順次説明するに、Z1
予備脱脂槽であって、シャワー洗浄によってワークWの
予備脱脂浴が行われる。Z2は脱脂槽であって、ワーク
Wをアルカリ脱脂浴処理する。Z3は第1水洗槽、Z4
第2水洗槽、Z5は第3水洗槽であって、バスケットB
に入れられたワークWを、繰り返し浸漬させてディッピ
ング処理したり、シャワーで水洗処理される。Z6はワ
ークWを純水で水洗する純水洗槽、Z7は垂れ切り用空
槽であって、以上の処理槽Z1〜Z7でワークWに対する
一連の前処理浴が、個々の処理槽Z1〜Z7当たり1分間
程度の設定時間で処理浴される。Z8は前処理されたワ
ークWの電着槽であって、電着液中でワークWを4分間
程度に亙って通電処理することで電着処理浴が行われ
る。Z9は第1後水洗槽、Z10は第2後水洗槽、Z11
第3後水洗槽であって、電着処理されたワークWが繰り
返し水洗処理される。Z12は最終の垂れ切り用空槽であ
って、以上の処理槽Z9〜Z12で電着処理されたワーク
Wに対する一連の後処理浴が、前処理浴の場合と同様
に、個々の処理槽Z9〜Z12当たり1分間程度の設定時
間で処理浴される。
【0014】バスケットの揺動工程について モノレール搬送車Mが最先の処理槽Z1の直上部まで到
達して停止すると、それを感知して2体の電動ホイスト
1,D2が同期して逆転作動して、ロードチェーン
1,F2、R1,R2を巻き戻し、バスケットBを収容し
たハンガH全体が処理槽Z1内へ降下移動する。バスケ
ットBが槽内へ吊り下ろされた段階で、前後2体の電動
ホイストD1,D2を交互に正逆作動させ、電動ホイスト
1,D2の一方を停止したまま他方のロードチェーンF
1,F2を巻き上げ作動し、それとは逆に、当該巻き上げ
側のロードチェーンF1,F2を巻き戻して降下すると同
時に、他方のロードチェーンR1,R2を巻き上げるよう
に制御することにより、図2や図5に示すようにハンガ
HごとバスケットBが槽内で適度な傾斜角度、即ち、電
着塗装用バスケットに入れたワークが、当該バスケット
から飛び出さない範囲の角度まで、交互に傾けられてピ
ッチング揺動させられる。斯様に、ハンガH全体をピッ
チング揺動させると、バスケットBに収容されたワーク
Wは、当該バスケットBの内部で転動したり、或は、ワ
ークW相互間の収容位置をズラして接触位置が変動させ
られ、ワークW相互間のエアーポケットが解消されると
共に、処理液がバスケットBの隅々まで平均的に行き渡
ることで、処理斑のない予備脱脂浴が1分間程度に亙っ
て行われる。予備脱脂浴が終わると、今度は電動ホイス
トD1,D2が正転作動して、ロードチェーンF1,F2
1,R2が巻き上げられ、当該処理槽Z1の直上部の槽
上部へバスケットBごとハンガHが引き上げられる。そ
こで、再び電動ホイストD1,D1を交互に正逆作動させ
ることで、電動ホイストD1,D2の一方を停止したまま
他方のロードチェーンF1,F2を巻き上げ、それとは逆
に、当該巻き上げ側のロードチェーンF1,F2を巻き戻
して降下すると同時に、他方のロードチェーンR1,R2
を巻き上げるように、電動ホイストD1,D2の作動を制
御することにより、図5に示すように適度な傾斜角度ま
でバスケットBごとハンガH全体を交互に傾けてピッチ
ング揺動させる。これにより、バスケットBに収容した
ワークWを内部で転動させたり、収容位置をズラして相
互の接触位置を変動させられ、ワークWの相互間に付着
したり、ワークW相互間やその凹凸部分等に入り込んで
いる処理液の垂れ切り処理が効果的に行われ、次の処理
槽Z2への処理液の持ち込みを防止している。処理槽Z1
の槽上部での処理液の垂れ切り処理が終わると、再び、
電動ホイストD1,D2が同期して正転作動してモノレー
ル車体4にハンガHを引き上げて安定的に吊設支持した
上で、次の処理槽Z2の直上部までモノレール搬送車M
を自走させ、当該処理槽Z2の直上部で停止した段階
で、前記と同様に、電動ホイストD1,D2を逆転作動す
ることにより、ハンガHごとバスケットBを槽内へ吊り
降ろした上で揺動制御を繰り返して脱脂浴処理した上
で、その槽上部へ引き上げて再びハンガH全体の揺動制
御を繰り返す。尚、電着処理浴は、電着槽Z8の槽内で
図2や図5に示すような状態で行われるのであるが、こ
の電着処理浴は、その前処理浴における個々の処理浴や
後処理浴における個々の処理浴が1分程度であるに対
し、4分間程度の時間に設定され、然も、本実施例の場
合には、ハンガに収容したバスケットを、前後方向へピ
ッチング揺動させる場合の実施例としているから、電動
ホイストD1,D2で槽内へ吊り降ろされたハンガHは、
電着槽Z8の左右両側部の中央位置に安定的に両端支持
された状態で、それ以外の処理浴時間に比して時間をか
けた揺動処理浴が行われる。斯様に、モノレール搬送車
Mの直上部に連設した多数の処理槽Z1〜Z12の槽内で
ハンガH全体を繰り返し揺動制御することにより、バス
ケットBに入れた多量のワークWに対する処理斑のない
均一な処理浴が行われ、また、処理槽Z1〜Z12の槽上
部でもハンガH全体を繰り返し揺動制御することによ
り、バスケットBに収容したワークW相互間からの垂れ
切りが効果的に行われ、次の処理槽への処理液の持ち込
みが防止されることになる。前記のように、電着塗装の
前処理浴と電着処理浴と後処理浴の総ての処理浴、また
は、ワークWの種類によっては、前処理浴の一部や後処
理浴の一部での処理浴がカットされることで、一連の電
着塗装工程が完了すると、再び、モノレール搬送車Mが
駆動して、ハンガHの収容した前後2体のバスケットB
1,B2を積み降ろす位置まで自走する
【0015】バスケットの積み降ろし装置について 37,38は後処理浴が終わった2体のバスケット
1,B2を、ハンガHから積み降ろす前後2体で1組の
積み降ろしコンベアであって、モノレール軌道1の短手
側の積み降ろし位置の直下部に、即ち、焼付乾燥炉Yへ
の搬入口Y1と交差する位置に昇降自在にフレーム構成
され、その内、前部側の積み降ろしコンベア37の後端
部と後部側の積み降ろしコンベア38の前端部とを同一
軸で支持している。Kは積み降ろされたバスケット
1,B2を移載するローラ移載装置であって、後部側の
積み降ろしコンベア38に直交状に重ね合わせて並設さ
れた3体程度の転動ローラ39からなる。40はローラ
移載装置Kに載置されたバスケットBを、焼付乾燥炉Y
の搬入口Y 1へ送り込む搬入コンベアである。
【0016】バスケットの積み降ろし工程について ハンガHに収容した前後2体のバスケットB1,B2を吊
持したモノレール搬送車Mが、図4や図7(a)に示す
積み降ろす位置の直上部で停止すると、今度は連設した
2連の積み降ろしコンベア37,38が上昇移動して、
当該積み降ろしコンベア37,38に前後2体のバスケ
ットB1,B2を載置した上で、図7(b)に示すように
ハンガHとの抱持状態を解除する高さ位置まで持ち上げ
ることで移載される。それを感知すると、モノレール搬
送車Mが発進し、2体のバスケットB1,B2を移載した
積み降ろしコンベア37,38の間から、図7(c)に
示すようにハンガHが通過す。その後、バスケット
1,B2を載置した積み降ろしコンベア37,38をフ
ロアまで降下移動させる。すると、後部側のバスケット
2は、後部側の積み降ろしコンベア38の位置に形成
されたローラ移載装置Kの転動ローラ39の上に図7
(d)に示すように移載され、当該転動ローラ39を作
動させることにより、焼付乾燥炉Yへの搬入コンベア4
0へ移載されることで炉内へ送り込まれる。また、後部
側のバスケットB2が搬入コンベア40へ移載される
と、再び、積み降ろしコンベア37,38が上方へ僅か
に押し上げられ、それを感知した段階で、前部側の積み
降ろしコンベア37を逆転作動させることにより、その
上に載置した前部側のバスケットB1を、図7(e)に
示すように後退搬送させて後部側の積み降ろしコンベア
38の上に乗せ換え、再び、積み降ろしコンベア37,
38の全体を下降させることで、露呈した転動ローラ3
9の上に載置することで移載する。再び、転動ローラ3
9を作動させることにより、前部側のバスケットB1
焼付乾燥炉Yへの搬送コンベア40へ移載させた上で炉
内へ送り込む。搬入コンベア40で焼付乾燥炉Yの搬入
口Y1へ送り込まれたバスケットBは、焼付乾燥炉Yの
搬入口Y1の内側位置に昇降自在に構成した上昇用エレ
ベータ装置(図示せず)によって、焼付乾燥炉Yの階上
部へ引き上げられ、当該階上部の搬入側から搬出側にか
けて構成した炉内コンベア(図示せず)に移載された上
で、焼き付け乾燥処理に供される。その後、図4には図
示されていないが、焼き付け乾燥処理されたバスケット
Bは、焼付乾燥炉Yの搬出口Y2の内側位置に昇降自在
に構成した下降用エレベータ装置(図示せず)によっ
て、焼付乾燥炉Yの階上部から搬入口Y2のフロアに構
成した搬出コンベア(図示せず)の上に下ろされて移載
された上で炉外へ押し出され、前記した積み込みコンベ
ア33,35や出没自在なローラ移載装置G等が組み合
わされた移載搬送装置(図示せず)を経て、搬出される
バスケットBを移載させた上で横行搬送し、最終的に
は、搬出用ストレージコンベア28の基端部に移載され
て自然冷却されながら搬出される。
【0017】前記の場合には、モノレール車体4を機関
車Eで牽引する構造の自走式モノレール搬送車Mとした
が、モノレール車体4における前部側と後部側の従動車
1,J2のうち、前後いずれか一方を駆動車とする構造
の自走式モノレール搬送車Mとすることもできる。ま
た、モノレール軌道1に沿って無端に張設したコンベア
チェーン(図示せず)によって牽引走行させる構造の牽
引式モノレール搬送車Mとしたり、或は、トロリ軌道1
に沿って無端に張設したコンベアチェーンに、モノレー
ル車体4と同様なトロリ車体を連結し、当該トロリ車体
に電動ホイストD1,D2を内蔵させて支持する牽引式ト
ロリ搬送車とすることもできる。また、無端のコンベア
チェーンに直接、電動ホイストD1,D2を安定的に吊設
し、当該電動ホイストD1,D2のロードチェーンF1
2、R1,R2やワイヤロープ等の下端部に、直接、電
着塗装用バスケットBを着脱自在に掛架支持するか、ロ
ードチェーンF1,F2、R1,R2やワイヤロープ等で、
バスケットBを収容するハンガHを多点吊りしてなるト
ロリタイプの牽引式搬送車(以下、トロリ搬送車とい
う、図示せず)によることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、前記のように電着塗装の順序
に従って配設した多数の処理槽で、電着塗装用バスケッ
トに入れたワークを処理浴してなる電着塗装方法におい
て、先ず、第1には、処理槽の内部へ吊り降ろした電着
塗装用バスケットを、槽内で揺動させて処理浴した上
で、処理槽の直上部へ吊り上げた電着塗装用バスケット
を、槽上部で揺動させて垂れ切り処理するように構成し
てなる電着塗装方法を、また、第2には、処理槽の内部
へ吊り降ろしたハンガを、当該ハンガに収容した電着塗
装用バスケットごと槽内で揺動させて処理浴した上で、
処理槽の直上部へ吊り上げたハンガを、槽上部で電着塗
装用バスケットごと揺動させて垂れ切り処理するように
構成してなる電着塗装方法を提供したので、各種の鍛造
部品や鋳造部品等の形状や構造の如何を問わず、処理槽
の槽内で電着塗装用バスケットが揺動することにより、
当該バスケットに入れた多量のワークに対する斑のない
均一な処理浴や電着処理浴が行われ、また、処理槽の槽
上部でも電着塗装用バスケットが揺動することにより、
当該バスケットに収容したワーク相互間からの垂れ切り
が効果的に行われ、次の処理槽への処理液の持ち込みが
防止され、ひいては処理浴コストの大幅な軽減に寄与す
る等の諸効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】モノレール軌道の曲成部分に支持したモノレー
ル搬送車と、当該モノレール車体に吊り上げられたハン
ガを示す斜視図である。
【図2】電着塗装用バスケットの積み込み状態を示す後
部側からの斜視図である。
【図3】電着槽の槽内での処理浴状態を示す斜視図であ
る。
【図4】電着塗装装置の全体概要を示す斜視図である。
【図5】処理槽の槽内とその直上部で、ハンガに収容し
たバスケットを揺動させた状態を示す正面図である。
【図6】(a)〜(e)は電着塗装用バスケットの積み込み
工程を示す概要図である。
【図7】(a)〜(e)は電着塗装用バスケットの積み降ろ
し工程を示す概要図である。
【符号の説明】
M モノレール搬送車 Y 焼付乾燥炉 B バスケット D1,D2 電動ホイスト W ワーク H ハンガ Z1〜Z12 処理槽 G,K ローラ移載装置 J1,J2 従動車 E 機関車 F1,F2 ロードチェーン R1,R2 ロードチェーン 1 モノレール軌道 2,3 サブレール 4 モノレール車体 5,6,16,21 ブラケット 7 駆動モータ 8 駆動輪 9 車体フレーム 10 連結器 11 電動モータ 12 収納ボックス 13 センサ 14 回転灯 15 天井枠 17 支持枠 18 支持台 19,36 ガイドプレート 20 受け台 22 回転軸 23 受け金具 24 ガイドピン 25 ストッパ部材 26 金属ネット 27,28 ストレージコンベア 29〜31 制御コンベア 32,39 転動ローラ 33,35 積み込みコンベア 34 駆動モータ 37,38 積み降ろしコンベア 40 搬入コンベア
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電着塗装の順序に従って配設した多数の
    処理槽で、電着塗装用バスケットに入れたワークを処理
    浴してなる電着塗装方法において、前記処理槽の内部へ
    吊り降ろした電着塗装用バスケットを、槽内で揺動させ
    て処理浴した上で、処理槽の直上部へ吊り上げた電着塗
    装用バスケットを、槽上部で揺動させて垂れ切り処理す
    るように構成したことを特徴とする電着塗装方法。
  2. 【請求項2】 電着塗装用バスケットを、自走式搬送車
    又は牽引式搬送車に支持した複数の電動ホイストで多点
    吊りし、当該電動ホイストを巻き上げ、巻き戻し制御す
    ることにより、電着塗装用バスケットを昇降移動した
    り、処理槽内とその槽上部で、電着塗装用バスケットを
    前後方向へ揺動したり、左右方向へ揺動したり、或は、
    前後左右方向へ揺動させてなる請求項1に記載の電着塗
    装方法。
  3. 【請求項3】 自走式搬送車又は牽引式搬送車に2〜4
    体の電動ホイストを設け、当該電動ホイストから垂設し
    たロードチェーンやワイヤロープ等で、電着塗装用バス
    ケットの前後左右位置を多点吊りしてなる請求項1又は
    請求項2に記載の電着塗装方法。
  4. 【請求項4】 電着塗装の順序に従って配設した多数の
    処理槽で、電着塗装用バスケットに入れたワークを処理
    浴してなる電着塗装方法において、前記処理槽の内部へ
    吊り降ろしたハンガを、当該ハンガに収容した電着塗装
    用バスケットごと、槽内で揺動させて処理浴した上で、
    処理槽の直上部へ吊り上げたハンガを、槽上部で電着塗
    装用バスケットごと揺動させて垂れ切り処理するように
    構成したことを特徴とする電着塗装方法。
  5. 【請求項5】 電着塗装用バスケットを収容するハンガ
    を、自走式搬送車又は牽引式搬送車に支持した複数の電
    動ホイストで多点吊りし、当該電動ホイストを巻き上
    げ、巻き戻し制御することにより、電着塗装用バスケッ
    トを収容したハンガを昇降移動したり、処理槽内とその
    槽上部で、電着塗装用バスケットを収容したハンガを前
    後方向へ揺動したり、左右方向へ揺動したり、或は、前
    後左右方向へ揺動させてなる請求項4に記載の電着塗装
    方法。
  6. 【請求項6】 自走式搬送車又は牽引式搬送車に2〜4
    体の電動ホイストを設け、当該電動ホイストから垂設し
    たロードチェーンやワイヤロープ等で、電着塗装用バス
    ケットを収容するハンガの前後左右位置を多点吊りして
    なる請求項4又は請求項5に記載の電着塗装方法。
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