JPS6131695B2 - - Google Patents
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- JPS6131695B2 JPS6131695B2 JP11192080A JP11192080A JPS6131695B2 JP S6131695 B2 JPS6131695 B2 JP S6131695B2 JP 11192080 A JP11192080 A JP 11192080A JP 11192080 A JP11192080 A JP 11192080A JP S6131695 B2 JPS6131695 B2 JP S6131695B2
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 17
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鍍金その他の処理設備に於て被処理物
を収納したバレルを効率的に搬送するようになし
た装置に関するものである。
を収納したバレルを効率的に搬送するようになし
た装置に関するものである。
従来鍍金設備に於ては各処理液槽間をキヤリヤ
ーにて吊垂してバレルを搬送し、且該キヤリヤー
にてバレルを各処理液槽への浸漬、引き上げも行
い、自動的に所望の処理を行なつている。近年こ
の鍍金等の表面処理が完了した時被処理物表面に
洗滌水が多量に附着しているのをフレオン液を用
いて短時間のうちに、且確実に乾燥する方式所謂
フレオンドライシステムが採用されつつある。し
かしこの乾燥方式でも鍍金処理と同様各バレルを
キヤリヤーにて一つづつ並列されるフレオン液槽
間を浸漬、引上を行いつつ移送しているためフレ
オン液による乾燥時間が短縮されても、搬送装置
の能力によつて乾燥作業時間を大幅に短縮するこ
とができなかつた。また処理液槽よりも深いフレ
オンドライシステムの槽をバレルをキヤリヤーに
て搬送せしめるにはキヤリヤー移送機の機高を高
くせねばならず建屋建設費が高価となり、且既設
の建屋を利用する場合天井面の高い建屋が必須条
件となる欠点がある。
ーにて吊垂してバレルを搬送し、且該キヤリヤー
にてバレルを各処理液槽への浸漬、引き上げも行
い、自動的に所望の処理を行なつている。近年こ
の鍍金等の表面処理が完了した時被処理物表面に
洗滌水が多量に附着しているのをフレオン液を用
いて短時間のうちに、且確実に乾燥する方式所謂
フレオンドライシステムが採用されつつある。し
かしこの乾燥方式でも鍍金処理と同様各バレルを
キヤリヤーにて一つづつ並列されるフレオン液槽
間を浸漬、引上を行いつつ移送しているためフレ
オン液による乾燥時間が短縮されても、搬送装置
の能力によつて乾燥作業時間を大幅に短縮するこ
とができなかつた。また処理液槽よりも深いフレ
オンドライシステムの槽をバレルをキヤリヤーに
て搬送せしめるにはキヤリヤー移送機の機高を高
くせねばならず建屋建設費が高価となり、且既設
の建屋を利用する場合天井面の高い建屋が必須条
件となる欠点がある。
本発明は上述の点に鑑みてなしたもので、以下
図示の実施例フレオンドライシステムに於いて説
明するが、他のシステムにも使用可能である。
図示の実施例フレオンドライシステムに於いて説
明するが、他のシステムにも使用可能である。
図において1はフレオンドライシステムの外槽
でこの外槽内底部にはその長手方向に夫々フレオ
ン液を満たし、且上部より越流するようにして多
段式に処理液槽2……を多数並列して設けると共
に該フレオン液槽の上段側より下段へフレオン液
を順次越流せしめる。またフレオン液が気化後、
外槽内壁面に設けた冷却器3にて液化せられ下方
の液槽内へ還元されるようになす。
でこの外槽内底部にはその長手方向に夫々フレオ
ン液を満たし、且上部より越流するようにして多
段式に処理液槽2……を多数並列して設けると共
に該フレオン液槽の上段側より下段へフレオン液
を順次越流せしめる。またフレオン液が気化後、
外槽内壁面に設けた冷却器3にて液化せられ下方
の液槽内へ還元されるようになす。
またこの外槽1の上方位置例えば建屋の天井等
に外槽長手方向に平行にして配設した走行レール
4に吊垂移動自在にキヤリヤ5を設けると共にこ
のキヤリヤ5の走行にて、外槽の外部に隣接して
被処理物のバレル内への投入と排出を行う準備架
台6と、外槽1の前端もしくは奥端との間をバレ
ルを移送せしめるようになす。このキヤリヤ5は
走行台車51の両端に走行レール4上に支持さ
れ、且走行する走行車輪52を突設し、この走行
車輪52の任意の一又はすべてを走行駆動装置5
3にて往復走行自在に駆動され、さらに走行台車
51の下面中央にはガイド杆54を垂設し、この
ガイド杆54に昇降自在にして昇降フレーム55
を設け、この昇降フレーム55にバレル吊垂用の
揺動レバー56を設けて成るもので、上記昇降フ
レーム55はガイド輪にてガイド杆を抱持されつ
つ円滑に昇降可能とし、且走行台車に設けた昇降
用モータ57にて駆動スプロケツトホイール58
を正逆転可能状態に駆動し、このスプロケツトホ
イール58に噛合されたチエンC1の一端を昇降
フレーム55の一部に結合し、チエンの他端を開
放するものである。また揺動レバー56の先端に
はバレルのフツクを選択的に引掛ける引掛フツク
56aを具備すると共に該レバーの他端頂面を、
走行台車の下面に突設したストツパー59に、昇
降フレームが上昇した時、当接せしめ、さらに昇
降フレームが上昇するとこのストツパーに当接さ
れた謡動レバー56が昇降フレームとの枢着点を
支軸として揺動し、揺動レバーの先端に突設した
引掛フツク56aが昇降フレームの上昇点よりも
さらに持ち上げられるようになす。
に外槽長手方向に平行にして配設した走行レール
4に吊垂移動自在にキヤリヤ5を設けると共にこ
のキヤリヤ5の走行にて、外槽の外部に隣接して
被処理物のバレル内への投入と排出を行う準備架
台6と、外槽1の前端もしくは奥端との間をバレ
ルを移送せしめるようになす。このキヤリヤ5は
走行台車51の両端に走行レール4上に支持さ
れ、且走行する走行車輪52を突設し、この走行
車輪52の任意の一又はすべてを走行駆動装置5
3にて往復走行自在に駆動され、さらに走行台車
51の下面中央にはガイド杆54を垂設し、この
ガイド杆54に昇降自在にして昇降フレーム55
を設け、この昇降フレーム55にバレル吊垂用の
揺動レバー56を設けて成るもので、上記昇降フ
レーム55はガイド輪にてガイド杆を抱持されつ
つ円滑に昇降可能とし、且走行台車に設けた昇降
用モータ57にて駆動スプロケツトホイール58
を正逆転可能状態に駆動し、このスプロケツトホ
イール58に噛合されたチエンC1の一端を昇降
フレーム55の一部に結合し、チエンの他端を開
放するものである。また揺動レバー56の先端に
はバレルのフツクを選択的に引掛ける引掛フツク
56aを具備すると共に該レバーの他端頂面を、
走行台車の下面に突設したストツパー59に、昇
降フレームが上昇した時、当接せしめ、さらに昇
降フレームが上昇するとこのストツパーに当接さ
れた謡動レバー56が昇降フレームとの枢着点を
支軸として揺動し、揺動レバーの先端に突設した
引掛フツク56aが昇降フレームの上昇点よりも
さらに持ち上げられるようになす。
キヤリヤ用走行レール4に平行し、且その外側
には走行レール8を天井より垂設すると共にこの
走行レール8は外槽1内をバレルが搬送できる程
度の長さでよく。しかもこれに複数のバレルを支
持せしめるバレル支持杆を具備したバレル支持台
車7を走行自在にして支持せしめる。このバレル
支持台車7は各走行レール上方に沿つて配置し、
且互いに対向して設けた二台のサドル71,71
に夫々車輪72,72を具備せしめ、サドル上に
設けた走行駆動装置73にて往復走行自在にしか
も各サドルを同期して駆動するようになすと共
に、この各サドル71には岳外槽1の両側壁の内
面に沿つてガイド74,74を垂設し、このガイ
ド74に支持されつつ昇降する昇降フレーム75
を設け、且該フレームの両側に夫々水平なるバレ
ル支持杆76,76を対向して設け、この支持杆
76の頂面には並設されたフレオン液槽内に順次
バレルを浸漬しつつ移送される多数のバレルBを
同時に懸垂支持されるようバレル受具76aを多
数しかも定ピツチで設けて成り、しかもこの昇降
フレームがガイド74に沿つて円滑に昇降移動す
るよう該フレームにガイド輪を突設し、これをガ
イド74に嵌合支持せしめると共に、サドル上に
設置した昇降装置77にて駆動される駆動される
駆動スプロケツトホイール78に噛合されたチエ
ンC2の一端を昇降フレーム75の一部に結合
し、チエンの他端を開放し、該ホイール78を正
逆転せしめて昇降フレームに吊垂されたバレルを
昇降させるものである。この昇降フレームの昇降
範囲はバレル支持杆のバレル受具76aの支持さ
れたバレルが並列したフレオン液槽より引き上げ
られ順次槽間を乗り越えて移送できる程度とし、
又バレル支持台車7の往復走行範囲は支持杆のバ
レル受具にて吊垂されたバレルが隣接フレオン液
槽へ移送できる範囲即ちフレオン液槽の一ピツチ
分のみ往復走行せしめるものである。また外槽1
の長手方向前端外側に設ける準備架台6はバレを
支持するに必要な高さを有する架台フレーム61
を床面上に設置し、この架台フレームの上部両端
即ち外槽長手方向と同方向の両端部にスプロケツ
トホイール62,62を対向して設け、この対向
する両ホイール62,62間にチエンC3を張架
したものを架台フレームの左右両側に夫々対向し
て設けると共にこの各チエンC3にバレル受具6
3を定ピツチで多数突設し、且架台フレーム上に
少くとも二つ以上のバレルを同時に支持できるよ
うにし、一方のバレル支持位置例えば図示の如く
外端側のバレル支持位置で、バレル内に被処理物
を投入したり、乾燥後の被処理物を取り出したり
するようになし、図中64はこの架台フレーム下
方を横方向に走行すり排出シユートであり、これ
にて被処理物の排出を迅速に確実に行うものであ
る。
には走行レール8を天井より垂設すると共にこの
走行レール8は外槽1内をバレルが搬送できる程
度の長さでよく。しかもこれに複数のバレルを支
持せしめるバレル支持杆を具備したバレル支持台
車7を走行自在にして支持せしめる。このバレル
支持台車7は各走行レール上方に沿つて配置し、
且互いに対向して設けた二台のサドル71,71
に夫々車輪72,72を具備せしめ、サドル上に
設けた走行駆動装置73にて往復走行自在にしか
も各サドルを同期して駆動するようになすと共
に、この各サドル71には岳外槽1の両側壁の内
面に沿つてガイド74,74を垂設し、このガイ
ド74に支持されつつ昇降する昇降フレーム75
を設け、且該フレームの両側に夫々水平なるバレ
ル支持杆76,76を対向して設け、この支持杆
76の頂面には並設されたフレオン液槽内に順次
バレルを浸漬しつつ移送される多数のバレルBを
同時に懸垂支持されるようバレル受具76aを多
数しかも定ピツチで設けて成り、しかもこの昇降
フレームがガイド74に沿つて円滑に昇降移動す
るよう該フレームにガイド輪を突設し、これをガ
イド74に嵌合支持せしめると共に、サドル上に
設置した昇降装置77にて駆動される駆動される
駆動スプロケツトホイール78に噛合されたチエ
ンC2の一端を昇降フレーム75の一部に結合
し、チエンの他端を開放し、該ホイール78を正
逆転せしめて昇降フレームに吊垂されたバレルを
昇降させるものである。この昇降フレームの昇降
範囲はバレル支持杆のバレル受具76aの支持さ
れたバレルが並列したフレオン液槽より引き上げ
られ順次槽間を乗り越えて移送できる程度とし、
又バレル支持台車7の往復走行範囲は支持杆のバ
レル受具にて吊垂されたバレルが隣接フレオン液
槽へ移送できる範囲即ちフレオン液槽の一ピツチ
分のみ往復走行せしめるものである。また外槽1
の長手方向前端外側に設ける準備架台6はバレを
支持するに必要な高さを有する架台フレーム61
を床面上に設置し、この架台フレームの上部両端
即ち外槽長手方向と同方向の両端部にスプロケツ
トホイール62,62を対向して設け、この対向
する両ホイール62,62間にチエンC3を張架
したものを架台フレームの左右両側に夫々対向し
て設けると共にこの各チエンC3にバレル受具6
3を定ピツチで多数突設し、且架台フレーム上に
少くとも二つ以上のバレルを同時に支持できるよ
うにし、一方のバレル支持位置例えば図示の如く
外端側のバレル支持位置で、バレル内に被処理物
を投入したり、乾燥後の被処理物を取り出したり
するようになし、図中64はこの架台フレーム下
方を横方向に走行すり排出シユートであり、これ
にて被処理物の排出を迅速に確実に行うものであ
る。
而して上述の如く構成したる装置に於て今鍍金
処理が完了した洗滌後の被処理物を乾燥する動作
について次に説明する。架台フレーム61上の外
端側に支持されたバレルB内に所要量の洗滌水が
附着している被処理物を投入した後、チエンC3
を駆動装置(図示省略)にて駆動し、架台フレー
ム上を被処理物投入排出位置aより待機位置bま
で移動せしめ、キヤリヤーにて吊垂されるまで停
止して待機させる。キヤリヤ5がその走行駆動装
置53にて走行レール4上を走行して外槽上より
準備架台6上の待機位置bにくると自動的に停止
する。この走行時昇降フレーム55は上昇位置に
て保持され、揺動レバーが外槽の壁体と衝突する
のを防ぐ。キヤリヤ5が待機位置bに停止した
後、あるいは停止と同時に昇降フレーム55が下
降し、上向に揺動していた揺動レバーはストツパ
ーより外れ元の状態即ち外掛フツク56aが下方
になるように傾斜状態となつて昇降フレームは下
降する。そしてこの昇降フレームが最下降位置に
達した後、再び上昇し始めると引掛フツク56a
にてバレルのフツクをチエンC3上のバレル受具
63より移載され、バレルフツクを引掛けて、昇
降フレームにてともに上昇せしめられ、揺動レバ
ー他端がストツパーに当接されると揺動レバーが
揺動し、バレルは昇降フレームの上昇分以上に扛
上され、走行台車下面の突設されたストツパーに
当接保持されこの状態で、次にキヤリヤ5が走行
し、外槽の前端のバレル挿入位置cにて停止する
と、次にキヤリヤの昇降フレームはガイドに沿つ
て下降する。このバレル挿入位置cの下方部には
バレル支持台車に吊垂した昇降フレーム75に設
けたバレル支持杆の最初のバレル受具が待機して
おり、降下してまたバレルはこのバレ受具76a
上に移載されるとキヤリヤの昇降フレームは再上
昇する。このバレル支持杆にバレルが支持される
とバレル支持台車を一ピツチのみ移走せしめた
後、該バレル支持杆をフレオン液槽上方の待機位
置より降下させ、バレルを最初のフレオン液槽2
内に浸漬されバレル架台に支持されつつバレル回
動装置にて回動せしめられると共に予じめ定めら
れた一定時間フレオン液槽内へ浸漬され被処理物
面に附着している水分が除去される。またこのバ
レル支持杆は降下した状態でバレル支持台車を一
ピツチ分のみバツクさせ元の位置に戻らせた後、
支持杆を上昇させフレオン液槽上方にバレル支持
杆が引き上げられ、待機位置で停止する。このバ
レル支持台車を次槽側即ち第1図では右方へ一槽
分のピツチだけ移動せしめる場合、走行駆動装置
73にて予じめ往復走行距離を槽ピツチに合うよ
うに定められている。このバレル支持台車の定ピ
ツチ移走後停止すると、次のバレルがキヤリヤに
て供給される。この後昇降フレーム75が降下し
バレル支持杆にて支持されたバレルを液槽内へ浸
漬する。このバレルが一槽目より次の二槽目へ浸
漬されるとき、前述のようにしてキヤリヤ5にて
フレオン液槽の一槽目にもバレルを同時に浸漬で
きるようにしてバレル支持杆の最初のバレル受具
へ供給されているものである。またこのバレルを
フレオン液槽へ浸漬せしめた時、バレルの支持は
バレル支持杆よりフレオン液槽上端位置に設けら
れたバレル架台にて行なわれる。そしてこのバレ
ルがバレル架台にて支持された後バレル支持杆は
降下状態で即ちバレル受具はバレルのフツク下方
位置にありこの状態でバレル支持台車を逆方向に
一ピツチのみ走行即ちバツクさせて元の位置に戻
らせる。次にこの昇降フレーム75を上昇させる
とバレル支持杆にて液槽内に浸漬されていたバレ
ルを引掛けて槽上方へ引き上げる。この動作を順
次繰り返してキヤリヤにて順次外槽内へ供給され
るバレルをバレル支持台車の走行とバレル支持杆
の昇降との組み合せによりフレオン液槽間を一槽
目より二槽、三槽へと順次吊垂、浸漬移送を行な
つて移動せしめて所望のフレオン乾燥を行なつた
後最終液槽よりバレル支持杆にて引き上げられた
バレルは先のバレルを供給用に走行していたキヤ
リヤを外槽の最奥端即ち最終液槽上方位置dまで
移送せしめ、キヤリヤの昇降フレームを降下せし
めて揺動レバー先端の引掛フツクにてバレルを支
持杆より受け取り、この後キヤリヤの昇降フレー
ムの最上昇位置まで上昇させバレルを持ち上げた
後該キヤリヤをバツクせしめて外槽外の準備架台
上のa位置で停止させた後バレルを降下せしめチ
エンC1のバレル受具に移載した乾燥処理が完了
した被処理物をバレル内より排出せしめる。空に
なつたバレル内には次の未処理被処理物を投入す
ると共に準備架台上のb位置にあるバレルを、こ
のb位置までキヤリヤ5を移動せしめた後、この
キヤリヤにて吊垂移送するものである。この動作
を順次繰り返して連続的にしかも自動的に被処理
物を乾燥等の処理を行なうものである。
処理が完了した洗滌後の被処理物を乾燥する動作
について次に説明する。架台フレーム61上の外
端側に支持されたバレルB内に所要量の洗滌水が
附着している被処理物を投入した後、チエンC3
を駆動装置(図示省略)にて駆動し、架台フレー
ム上を被処理物投入排出位置aより待機位置bま
で移動せしめ、キヤリヤーにて吊垂されるまで停
止して待機させる。キヤリヤ5がその走行駆動装
置53にて走行レール4上を走行して外槽上より
準備架台6上の待機位置bにくると自動的に停止
する。この走行時昇降フレーム55は上昇位置に
て保持され、揺動レバーが外槽の壁体と衝突する
のを防ぐ。キヤリヤ5が待機位置bに停止した
後、あるいは停止と同時に昇降フレーム55が下
降し、上向に揺動していた揺動レバーはストツパ
ーより外れ元の状態即ち外掛フツク56aが下方
になるように傾斜状態となつて昇降フレームは下
降する。そしてこの昇降フレームが最下降位置に
達した後、再び上昇し始めると引掛フツク56a
にてバレルのフツクをチエンC3上のバレル受具
63より移載され、バレルフツクを引掛けて、昇
降フレームにてともに上昇せしめられ、揺動レバ
ー他端がストツパーに当接されると揺動レバーが
揺動し、バレルは昇降フレームの上昇分以上に扛
上され、走行台車下面の突設されたストツパーに
当接保持されこの状態で、次にキヤリヤ5が走行
し、外槽の前端のバレル挿入位置cにて停止する
と、次にキヤリヤの昇降フレームはガイドに沿つ
て下降する。このバレル挿入位置cの下方部には
バレル支持台車に吊垂した昇降フレーム75に設
けたバレル支持杆の最初のバレル受具が待機して
おり、降下してまたバレルはこのバレ受具76a
上に移載されるとキヤリヤの昇降フレームは再上
昇する。このバレル支持杆にバレルが支持される
とバレル支持台車を一ピツチのみ移走せしめた
後、該バレル支持杆をフレオン液槽上方の待機位
置より降下させ、バレルを最初のフレオン液槽2
内に浸漬されバレル架台に支持されつつバレル回
動装置にて回動せしめられると共に予じめ定めら
れた一定時間フレオン液槽内へ浸漬され被処理物
面に附着している水分が除去される。またこのバ
レル支持杆は降下した状態でバレル支持台車を一
ピツチ分のみバツクさせ元の位置に戻らせた後、
支持杆を上昇させフレオン液槽上方にバレル支持
杆が引き上げられ、待機位置で停止する。このバ
レル支持台車を次槽側即ち第1図では右方へ一槽
分のピツチだけ移動せしめる場合、走行駆動装置
73にて予じめ往復走行距離を槽ピツチに合うよ
うに定められている。このバレル支持台車の定ピ
ツチ移走後停止すると、次のバレルがキヤリヤに
て供給される。この後昇降フレーム75が降下し
バレル支持杆にて支持されたバレルを液槽内へ浸
漬する。このバレルが一槽目より次の二槽目へ浸
漬されるとき、前述のようにしてキヤリヤ5にて
フレオン液槽の一槽目にもバレルを同時に浸漬で
きるようにしてバレル支持杆の最初のバレル受具
へ供給されているものである。またこのバレルを
フレオン液槽へ浸漬せしめた時、バレルの支持は
バレル支持杆よりフレオン液槽上端位置に設けら
れたバレル架台にて行なわれる。そしてこのバレ
ルがバレル架台にて支持された後バレル支持杆は
降下状態で即ちバレル受具はバレルのフツク下方
位置にありこの状態でバレル支持台車を逆方向に
一ピツチのみ走行即ちバツクさせて元の位置に戻
らせる。次にこの昇降フレーム75を上昇させる
とバレル支持杆にて液槽内に浸漬されていたバレ
ルを引掛けて槽上方へ引き上げる。この動作を順
次繰り返してキヤリヤにて順次外槽内へ供給され
るバレルをバレル支持台車の走行とバレル支持杆
の昇降との組み合せによりフレオン液槽間を一槽
目より二槽、三槽へと順次吊垂、浸漬移送を行な
つて移動せしめて所望のフレオン乾燥を行なつた
後最終液槽よりバレル支持杆にて引き上げられた
バレルは先のバレルを供給用に走行していたキヤ
リヤを外槽の最奥端即ち最終液槽上方位置dまで
移送せしめ、キヤリヤの昇降フレームを降下せし
めて揺動レバー先端の引掛フツクにてバレルを支
持杆より受け取り、この後キヤリヤの昇降フレー
ムの最上昇位置まで上昇させバレルを持ち上げた
後該キヤリヤをバツクせしめて外槽外の準備架台
上のa位置で停止させた後バレルを降下せしめチ
エンC1のバレル受具に移載した乾燥処理が完了
した被処理物をバレル内より排出せしめる。空に
なつたバレル内には次の未処理被処理物を投入す
ると共に準備架台上のb位置にあるバレルを、こ
のb位置までキヤリヤ5を移動せしめた後、この
キヤリヤにて吊垂移送するものである。この動作
を順次繰り返して連続的にしかも自動的に被処理
物を乾燥等の処理を行なうものである。
而して本発明による時はバレルを昇降自在に吊
垂し、且準備架台と処理液槽を設けた外槽間を循
環移送せしめるキヤリヤと、多数の処理液槽を並
列せしめた外槽内に設けたバレル支持杆のタクト
送りとを組み合せることにバレルの各処理液槽間
の移送と、準備架台、外槽間の循環移送とが円滑
に迅速に行なえると共にフレオンドライシステム
の如き深外槽に於ても機高を高くしなくても充分
にバレルを越えさせることができる利点がある。
垂し、且準備架台と処理液槽を設けた外槽間を循
環移送せしめるキヤリヤと、多数の処理液槽を並
列せしめた外槽内に設けたバレル支持杆のタクト
送りとを組み合せることにバレルの各処理液槽間
の移送と、準備架台、外槽間の循環移送とが円滑
に迅速に行なえると共にフレオンドライシステム
の如き深外槽に於ても機高を高くしなくても充分
にバレルを越えさせることができる利点がある。
第1図は一部破断した正面図、第2図は同側面
図、第3図は平面図である。 1……外槽、2……処理液槽、3……冷却器、
4……走行レール、5……キヤリヤ、6……準備
架台、7……バレル支持台車、B……バレル。
図、第3図は平面図である。 1……外槽、2……処理液槽、3……冷却器、
4……走行レール、5……キヤリヤ、6……準備
架台、7……バレル支持台車、B……バレル。
Claims (1)
- 1 バレル内に被処理物を投入又は排出する位置
より横方向の待機位置へバレルを移送可能とした
準備架台と、この準備架台に隣接され、かつ内底
部に複数の処理液槽を処理液が上段側槽より下段
側槽へ順次越流するように配設した外槽と、準備
架台の待機位置と外槽のバレル挿入位置又は最終
液槽位置との間を往復走行し、かつバレルを昇降
自在に吊垂支持するキヤリヤと、外槽内の処理液
槽間にバレルを昇降させつつ移送するバレル支持
台車とよりなり、バレルを昇降させつつ準備架
台、外槽間を循環移送せしめるようになしたこと
を特徴とするバレルの搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192080A JPS5738218A (en) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | Apparatus for conveying barrel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192080A JPS5738218A (en) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | Apparatus for conveying barrel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5738218A JPS5738218A (en) | 1982-03-02 |
JPS6131695B2 true JPS6131695B2 (ja) | 1986-07-22 |
Family
ID=14573421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11192080A Granted JPS5738218A (en) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | Apparatus for conveying barrel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5738218A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60137717A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-22 | Musashi Kogyo Kk | 洗浄用搬送装置 |
JPH0451585Y2 (ja) * | 1985-12-25 | 1992-12-04 | ||
JPH0627108Y2 (ja) * | 1986-11-05 | 1994-07-27 | マミヤ・オーピー株式会社 | 両軸受リ−ル |
JPS6375171U (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-19 | ||
CN112126969A (zh) * | 2020-09-03 | 2020-12-25 | 嘉善锦翔自动化机械有限公司 | 一种大型高效率轨道式滚镀设备及其控制系统 |
-
1980
- 1980-08-13 JP JP11192080A patent/JPS5738218A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5738218A (en) | 1982-03-02 |
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