JPS6362600B2 - - Google Patents

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JPS6362600B2
JPS6362600B2 JP3511485A JP3511485A JPS6362600B2 JP S6362600 B2 JPS6362600 B2 JP S6362600B2 JP 3511485 A JP3511485 A JP 3511485A JP 3511485 A JP3511485 A JP 3511485A JP S6362600 B2 JPS6362600 B2 JP S6362600B2
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JP
Japan
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barrel
hopper
tank
basket
water
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JP3511485A
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English (en)
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JPS61194199A (ja
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は鍍金その他の表面処理工程を終了した
被処理物をバレルより確実に取り出すと共にこの
バレルの洗浄をも行なうようになした被処理物の
取出及びバレルの洗浄装置に関するものである。
従来の技術とその問題点 比較的小さな物品を鍍金などの表面処理を行な
う場合、この被処理物をバレル内に投入し、脱
脂、水洗、酸洗の前処理工程の次に鍍金工程へバ
レルを移送し、最後に中和、水洗等の後処理工程
を経て所望の処理を行なう。この時この表面処理
(以下鍍度と略称する)後、被処理物をバレル内
より確実に全量を取り出さないと、即ち1つでも
取り出されず、バレル内に残留していると、次の
被処理物を投入し、鍍金をするとこの残留被処理
物は再度鍍金工程を得て二重鍍金されることとな
り、不良品となる。このため処理の完了した被処
理物は確実にバレル内より排出されることが必要
である。このため従来では完全排出の確認を兼ね
て入力により被処理物の取り出しを行なつている
が、これでは非常に非能率的で省力化を果ること
ができない。そこで自動的に排出する方法が特公
昭53―47057(特許第965642号)が提案されてい
る。しかしこの方法ではバレルを再度液中に沈
め、この後バレルを回転させ開口し、被処理物を
バレル下方にある容器内へあけ、この容器をレー
ルにそつて槽より引上揚げ、次の乾燥工程へ供給
するようになしている。従つてこの方法ではバレ
ルを液中に浸漬させる手段及びバレルより排出さ
れた被処理物をうける容器を液中を引き上げる手
段を要するものとなる。
問題点の解決手段 本発明はこれに鑑みて鍍金及び後処理工程を終
えたバレルをホツパー上部に於てバレルシリンダ
を水面上となるよう載架し、かつこのバレルの下
向開口を行なうためのバレル回転機構を具備せし
めた架台と、この架台内に必要に応じて液を満す
ようになして設けたタンクと、このタンク内に於
てバレル載架位置より横方向へ移動可能となした
ホツパーと、このホツパー下方で、かつタンク内
にてバレルからの被処理物をホツパーを介して受
けるバスケツトを載架するようになしたバスケツ
ト受台、及び下向にて開口したバレル内に洗浄を
兼ね、バレル内面に附着する被処理物を確実に排
出するためバレル内に洗浄水を噴射せしめる噴射
ノズルとより構成されると共に構成簡易にしてバ
レル内の被処理物を確実に排出し、かつ容器受台
上に載置された容器を直接引き揚げて次の乾燥工
程へそのまま供給できるようになしたものであ
る。
実施例 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
図に於て1は架台で、この架台1内にはタンク
2を設けるが、この架台1は省略してタンク2を
補強してタンクを架台代りとして使用することも
可能である。このタンク2は上部が開口され、水
又は洗浄液が一定水位まで注入されている。そし
てこの架台1又はタンク2の上部には鍍金、後処
理工程を終了したバレルを載架するためのバレル
架台3を設ける。このバレル架台3上に載架され
たバレル本体BのシリンダBaの底部はタンク内
に水又は洗浄液を注入する場合でも液面に少し浸
漬するか又は液面すれすれの位置とし、シリンダ
は液中に没しないようにする。架台1又はバレル
架台3には載架されたバレルシリンダを回転せし
め開口部が下向になるようにバレル回転駆動装置
4が設けられる。この装置4は従来の表面処理装
置の処理液槽に設けられる従来のものと同じでも
よい。
架台1又はタンク2の上部にはタンクの長手方
向に亘つてレール5を配設し、このレール5にホ
ツパー上部を支持せしめる。ホツパー6はその上
部に吊垂ガイドロール7を一体に設け、このロー
ル7が前記レール5上に載置されレールにそつて
ロールが転動し、ホツパーがバレル載架位置より
横移動するようになす。このホツパーの移動は架
台又はタンクに設けたホツパー横行駆動装置8に
て行なうもので、これは油圧シリンダ、電動シリ
ンダ伸縮リンク式などの機構も採用できるが、図
示の実施例ではホツパーの横行方向の両端に配設
したスプロケツトホイール8a,8a間にエンド
レスチエン8bを張架し、このチエン8bを駆動
装置8にて正逆方向に選択的に駆動することによ
りチエンの一部に係着されたホツパー6がレール
に吊垂されつつ横行するもので、この横行距離は
少くともバレル載置位置下方のバスケツトをタン
ク内より略垂直に吊り上げるとき支障のない位置
までとすればよい。
またタンク内底部でしかもホツパーの直下位置
にバスケツト受台9を設置し、この受台9にバス
ケツト10を載置するようになす。このバスケツ
ト10は受台9上に載置した時、ホツパー直下位
置に正確に配設されるようにこの受台上部は逆円
錐形(ラツパ状)となつていると共にこのバスケ
ツト受台9は固定式でもよいが、図示の実施例で
は昇降式となつている。これはタンク内の縦方向
に配設したガイド11に受台に突設したガイドロ
ール12を支持せしめ、この受台9を油圧シリン
ダ、チエン式、リンク式等の昇降駆動装置13に
て駆動せしめてバスケツト受台をホツパーの横行
と同調して昇降せしめるものである。
尚図中14は架台、タンクを移動せしめる車
輪、15はこの車輪を支持するレール、16はこ
の車輪14の走行駆動装置で、架台、タンクを一
設備のうちトラバーサとして用いることができる
ものである。
また前記ホツパー内には噴射ノズル17が一又
は二以上設けられ、ホツパー上方にて載架された
バレルがそのバレルシリンダの開口部が下向きに
て停止した時、このバレル内に水又は洗浄水を噴
射せしめこれによりバレル内の洗浄とバレル内壁
面に附着している被処理物を確実に排出(取り出
す)せしめるようになし、18はタンク内の水又
は液体を噴射ノズル17より所要圧、水量で噴出
せしめるためのポンプである。尚タンク内に水を
注入しない場合は他の水源あるいはポンプより噴
射ノズルへ給水するようになす。
作 用 次に本発明の作用について説明する。
表面処理工程を終了したバレルを本発明装置に
搬入し、架台上に載架した後、バレル回動駆動装
置4にてバレルシリンダを回動せしめその開口面
を下向きとしてバレルシリンダを停止せしめる。
次に噴射ノズルよりタンク内の水を噴射せしめ
る。このバレルシリンダの一回転定位置停止とノ
ズルよりの水の噴射を一サイクルとして少くとも
1回あるいは3〜4サイクル繰り返す。これによ
りバレルシリンダ内の被処理物は確実にすべてホ
ツパー内へ排出されると共にバレル内の洗浄が行
なわれる。次にバレルを搬出即ちキヤリヤー等に
て吊り上げ処理工程へ戻す。この時タンク内に水
又は洗浄液が注入されている場合、ホツパー内面
に被処理物が附着することなく確実に下方のバス
ケツト内へ落下するが、タンク内に水を充填しな
い場合、ホツパー内面に向つて水又は洗浄液を噴
射するノズルを設け、このノズルよりの水の噴射
にてホツパー内面に被処理物を附着せしめること
なくバレルから下方のバスケツト内へ確実に落下
せしめるようになす。
バレルシリンダから被処理物が完全に取り出さ
れた後、ホツパー横行装置を駆動してホツパー6
を横行せしめる。バスケツト受台が固定式ならば
図示省略したキヤリヤーにてバスケツトを直接タ
ンク内より引き上げて、次の乾燥工程へ搬入せし
めるがバスケツト受台が昇降式ならばある位置ま
で上昇後、キヤリヤーにて引掛けて吊り上げ、同
様に次工程の乾燥工程へ搬入する。この時タンク
内に水が充填されているならばキヤリヤーにてバ
スケツトをつかみその後、上下、左右に揺動して
バスケツト内の被処理物を洗浄してからタンク内
より引き上げることもある。
その後空のバスケツトをバスケツト受台上に載
置し、(昇降式ならば下降させて)次にホツパー
を元の位置に復帰させ次のバレルを搬入する。こ
の動作を繰り返すものである。
発明の効果 本発明による時はホツパー上方でかつ水面上に
支持されたバレルシリンダの開口面を下向きと
し、このバレルシリンダ内に洗浄水を噴射せしめ
るため被処理物がシリンダ内面に附着することな
く確実にすべてが排出されると共にバレル円の洗
浄も行なえ、しかもホツパーを横行式としている
のでホツパー下方にあるバスケツトの吊り上げも
容易で、このバスケツト毎次の乾燥工程へ搬入で
きるので装置が小型化、簡易化で、しかも被処理
物の確実な取り出しが自動的に行なえ品質の向上
を図ることができる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は側面図である。 1は架台、2はタンク、3はバレル架台、4は
バレル回転駆動装置、5はレール、6はホツパ
ー、7は吊垂ガイドロール、8はホツパー横行駆
動装置、9はバスケツト受台、10はバスケツ
ト、11はガイド、12はガイドロール、13は
昇降駆動装置、17は噴射ノズル、18はポン
プ、Bはバレル本体、Baはバレルシリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鍍金及び後処理工程を終えたバレルをホツパ
    ー上部に於てバレルシリンダを水面上となるよう
    載架し、かつこのバレルの下向開口を行なうため
    のバレル回転機構を具備せしめた架台と、この架
    台内に必要に応じて液を満すようになして設けた
    タンクと、このタンク内に於て、バレル載架位置
    より横方向へ移動可能となしたホツパーと、この
    ホツパー下方でかつタンク内にてバレルからの被
    処理物をホツパーを介して受けるバスケツトを載
    架するようになしたバスケツト受台、及び下向に
    て開口したバレル内に洗浄を兼ね、バレル内面に
    附着する被処理物を確実に排出するためバレル内
    に洗浄水を噴射せしめる噴射ノズルとより構成さ
    れることを特徴とする被処理物の取出及びバレル
    の洗浄装置。
JP3511485A 1985-02-23 1985-02-23 被処理物の取出及びバレルの洗浄装置 Granted JPS61194199A (ja)

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JP3511485A JPS61194199A (ja) 1985-02-23 1985-02-23 被処理物の取出及びバレルの洗浄装置

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JP3511485A JPS61194199A (ja) 1985-02-23 1985-02-23 被処理物の取出及びバレルの洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPS61194199A JPS61194199A (ja) 1986-08-28
JPS6362600B2 true JPS6362600B2 (ja) 1988-12-02

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JP3511485A Granted JPS61194199A (ja) 1985-02-23 1985-02-23 被処理物の取出及びバレルの洗浄装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3096725B2 (ja) * 1991-12-04 2000-10-10 東和工機株式会社 バレル入り物品の表面処理設備における処理済み物品排出装置
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JPS61194199A (ja) 1986-08-28

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