JP2649639B2 - 電着塗装物の移載搬送装置 - Google Patents

電着塗装物の移載搬送装置

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JP2649639B2
JP2649639B2 JP4284028A JP28402892A JP2649639B2 JP 2649639 B2 JP2649639 B2 JP 2649639B2 JP 4284028 A JP4284028 A JP 4284028A JP 28402892 A JP28402892 A JP 28402892A JP 2649639 B2 JP2649639 B2 JP 2649639B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電着塗装物の移載搬送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種のワークを電着処理したり、
それを移載して焼き付け乾燥炉を搬送するに、特公昭6
1−4920号公報に示す電着塗装装置や実公昭61−
4530号公報に示す被塗装物の乗せ換え移載装置が実
用化されている。この電着塗装装置の場合には、支持バ
ーに吊持したワークを搬送チェーンで搬送するに、当該
搬送チェーンを個々の処理槽の左右両側上方部を上下方
向へ昇降自在とするように架け渡すと共に、前後に隣合
う処理槽との間を跨いで搬送するように、その上方位置
で前後方向へ搬送チェーンを架け渡し、当該搬送チェー
ンに所定の間隔毎に枢設した受け金具に、支持バーの両
端部を載置し、当該搬送チェーンを間欠的に搬送させる
ようにし、これにてワークを前処理浴し、電着処理浴し
た上で、後処理浴し、それを装置後端部から上方へ引き
上げ、階上部の焼き付け乾燥炉の搬入口で、支持バーを
炉内チェーンへ乗せ換えて移載し、焼き付け乾燥炉の搬
出口で炉内チェーンから搬送チェーンに再び移載して降
下した上で、当初の積み込み位置でワークを積み降ろす
ように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電着塗装物
であるワークの支持バーを両持ち状態で搬送するに、そ
れを左右1組の無端の搬送チェーンで搬送し、しかも、
それを焼き付け乾燥炉の搬出口側の上方部に差し渡した
1体の駆動軸で搬送する1軸駆動構造としている為、搬
送ラインの全長の荷重が負担となって駆動することか
ら、駆動モータの寿命が早い。また、左右1組の搬送チ
ェーンを装置全体に無端に配設したコンベア構造として
いる為、その駆動モータが故障して停止したような場合
には、焼き付け乾燥炉に送り込まれているワークを取り
出すことができない。また、搬送チェーンの張力に限界
がある為、それに制約されて処理工程を大幅に増加させ
たり、或は、比較的大きなワークや重いワークを対象と
することができず、それが為、電着塗装ラインを長尺化
する上での制約となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
記のような搬送チェーンによるデメリットを解消する
に、電着塗装の工程順序に従って多数の処理槽Tを配設
し、当該処理槽Tの上方部に電着塗装物のキャリアタク
ト装置を設け、当該キャリアタクト装置を進退移動自在
なキャリア装置と昇降移動自在なエレベータ装置とで構
成し、当該キャリアタクト装置によって電着塗装物を処
理槽Tへ搬入したり、処理槽Tから搬出したり、処理槽
Tから処理槽Tへ移載搬送するように構成してなる電着
塗装物の移載搬送装置を提供したのである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。 (1) 電着塗装用バスケットについて 先ず、本装置において使用する電着塗装用バスケットB
の全体概要を、図1〜図3に基づいて説明する。1は上
部を開口して箱枠状にフレーム構成したフレーム本体、
2はエキスバントメタル製の金属ネットであって、当該
金属ネット2の線杆は菱形断面を呈し、これが斜め格子
状に編成されて適宜大の菱形メッシュ孔に形成され、フ
レーム本体1の内周面と底面に張設固定している。3は
角軸状(丸軸状でも可)の揺動用支軸であって、フレー
ム本体1の左右両側部の上方位置に突設している。4は
フレーム本体1の左右両側位置の中央部から上方へ立ち
上げた吊持フレーム、5はバスケットBの掛架用支軸で
あって、前記揺動用支軸3に比して長く形成され、吊持
フレーム4の上方部に当該吊持フレーム4と直交状に左
右両側方へ突設している。6は補強フレームであって、
掛架用支軸5の下面と揺動用支軸3の上面との間に固定
している。7はフレーム本体1の左右両側部の下方位置
に張り出したガイドフレームであって、図4に示すよう
に、前記電着塗装用バスケットBをチェーンコンベア1
4に載置して搬送する場合等に、その前後両側部に配設
したガイドローラ(図示せず)によって搬送案内され
る。8は掛架用支軸5の先端部に固定した上開きしたU
字状の掛架金具であって、図4と図10に示すように、
主にバスケットBの昇降移動の際に、フロントコンベア
FやリアコンベアRに揺動自在に枢設した受け金具12
に着脱自在に掛架支持されて移載搬送自在にしている。
9は掛架金具8の内側位置の掛架用支軸5の下面に折曲
固定した掛架金具であって、図4や図11に示すよう
に、主にバスケットBの前進移動の際に、電着処理工程
におけるキャリアビーム32のフック33や乾燥工程に
おける炉内コンベアIに突設した受け金具58に安定的
に掛架支持される。
【0006】(2) 電着塗装装置の全体概要について 次に、本装置の全体概要を、図4以降の添付図面に従っ
て説明する。Hは柱材、梁材、桁材等の鉄骨構造材にて
全体として2階建にフレーム構成した本装置の建屋であ
って、その階下部にはバスケットBへのワークの搬入装
置や製品ワークの搬出装置が構成され、また、2階建の
建屋Hの前部側には、バスケットBを掛架して階下部と
階上部との間を循環昇降動せしめるダブルチェーン構造
のチェーンコンベア(以下、フロントコンベアFとい
う)が無端に掛架支持され、また、建屋Hの階上部の後
部側には、電着処理したワークを収容したバスケットB
を上昇動せしめるダブルチェーン構造のチェーンコンベ
ア(以下、リアコンベアRという)が無端に掛架支持さ
れ、当該リアコンベアRとフロントコンベアFとの間に
おける階上部の床側には、電着塗装の工程順序に従って
多数の処理槽Tが配設され、また、その階上部の天井側
には、電着処理したワークの焼き付け乾燥炉Yが構成さ
れ、その内部には、焼き付け乾燥炉Yの入り口から出口
へ向かってバスケットBを炉内搬送するチェーンコンベ
ア(以下、炉内コンベアIという)が無端に掛架支持さ
れ、また、処理槽T群の直上部には、バスケットBを工
程順序に従って順次架け替えたり、移載搬送せしめる為
に、進退移動自在とするキャリア装置と、昇降移動自在
とするエレベータ装置とからなる電着塗装物のキャリア
タクト装置が構成される等の全体概要としている。
【0007】以下、本装置の個々の構成を電着乾燥処理
の工程順に従って説明する。 (イ)、往行程のフロントコンベアに関連する構成につ
いて M1はフロントコンベアFを間欠的に循環駆動せしめる
ギヤードモータであって、焼き付け乾燥炉Yの出口部の
外壁面に固定している。10はフロントコンベアFを無
端に架け渡して回転案内するダブル構造の従動スプロケ
ット、11は左右のフロントコンベアFを同期させて回
転せしめる駆動軸であって、焼き付け乾燥炉Yの出口側
の内壁上方部の左右方向に差し渡して回転可能に軸受け
支持している。而して、ギヤードモータM1を駆動せし
めると、チェーン(歯車でも可)伝達機構を介して上端
部の従動スプロケット10が回転し、これにてフロント
コンベアFは時計方向へ間欠的に循環駆動せしめられ
る。図10において、12はバスケットBを昇降動自在
に掛架支持する受け金具であって、その上端部をフロン
トコンベアFのチェーン内側に適宜間隔毎に揺動自在に
枢設している。13は前工程でショットピーニングされ
て脱脂処理したワーク搬入装置であって、予めバケット
bに所定量を積載して所定位置まで搬送した上で、当該
バケットbを空けてシュート位置に停止している空のバ
スケットBへワークを投入するか、或は、前工程で脱脂
処理したワークを整列搬送し、所定位置に停止している
空のバスケットBへのシュート個数をカウントしなが
ら、当該バスケットBに所定量のワークを自動的に投入
できるように構成している。14はバスケットBを積載
して搬送せしめるチェーンコンベアであって、下降動す
るフロントコンベアFから一旦離脱させたバスケットB
を、再び上昇動するフロントコンベアFに掛架せしめる
ようにしている。M2はチェーンコンベア14を間欠的
に駆動せしめるギヤードモータである。15は階下部に
並設した前後2体のローラコンベアであって、チェーン
コンベア14と平面直交状に配設され、予めワークを入
れたバスケットBをフロントコンベアFの途中から搬入
せしめる場合に使用される。
【0008】(ロ)、処理槽群の構成について 次に、個々の処理槽Tを電着処理の工程順序に従って説
明する。図6において、16は前工程で脱脂処理された
ワークを純水で水洗する水洗槽であって、バスケットB
に入れたワークの前処理浴工程を構成する。17は前処
理したワークの電着処理浴を行う電着槽、18,19は
電着処理したワークを水洗する第1後水洗槽と第2後水
洗槽であって、電着処理したワークの後処理浴工程を構
成する。20は処理液を垂れ切り処理する空槽である。
前記の内、電着槽17と第1後水洗槽18と第2後水洗
槽19には、図7に示すように此等の主槽17,18,
19に対する副槽が仕切り板17Aを介して区画形成さ
れ、主槽側から副槽側へ溢流した処理液を循環ポンプと
濾過器を介して循環せしめるようにしている。尚、前記
の場合には、予め脱脂処理したワークを電着処理対象と
したが、予備処理のされていないワークを対象とする場
合には、従来技術として当初に開示した特公昭61−4
920号公報、実公昭61−4530号公報等の電着塗
装装置における処理浴工程によるべく、先ず、ノズル洗
浄又はシャワー洗浄によってワークの予備脱脂浴を行う
第1脱脂槽、同じくワークのアルカリ脱脂浴を行う第2
脱脂槽、それを水洗する第1水洗槽、その表面調整を行
う調整槽、それをリン酸亜鉛処理する皮膜槽、再び水洗
する第2水洗槽等を、前記水洗槽16の前処理浴工程に
適宜組み入れて電着処理に供することで対処せしめる。
【0009】(ハ)、電着塗装用バスケットの揺動機構
について 図6〜図8において、21は平面梯子状にフレーム構成
したバスケット支持枠であって、個々の処理槽Tの槽底
部に左右方向に差し渡して配設支持している。22はバ
スケット支持枠21の左右両側位置に立ち上げた平面箱
枠状の揺動アーム、23はバスケット支持枠21の揺動
用支軸であって、揺動アーム22の上端部に左右外側方
へ向かって突設している。24はバスケット支持枠21
の吊持フレームであって、処理槽Tの内壁面に垂下内設
した上で、その上端部を処理槽Tの中央位置に固定し、
その下端部には前記揺動用支軸23を軸受け支持してい
る。25は揺動アーム22の上端内側部の中央位置に凹
設したバスケットBの受け口であって、当該受け口25
にバスケットBの揺動用支軸3を落とし込んで嵌め込
み、バスケット支持枠21とバスケットBとが一体に揺
動自在としている。26はバスケット支持枠21に突設
したストッパー突起であって、揺動時におけるバスケッ
トBの落ち込み移動を阻止する。27はチェーン取付金
具であって、バスケット支持枠21の左右両側位置の前
後コーナー部に突設している。M3はバスケット支持枠
21を左右同期させて揺動せしめる正逆回転自在なギヤ
ードモータであって、最後部の空槽20の後部に設置し
ている。28はギヤードモータM3の駆動軸に固定した
駆動スプロケット、29はバスケット支持枠21の揺動
チェーンであって、その一端部を隣合う処理槽Tにおけ
る一方のバスケット支持枠21のチェーン取付金具27
に固定し、その他端部を他方のバスケット支持枠21の
チェーン取付金具27に取り付け、その中間部を隣合う
処理槽T間の上端部に軸受け支持した従動スプロケット
30に掛架し、更に、最先部の水洗槽16の前部上方と
最後部の空槽20の後部上方に軸受け支持した従動スプ
ロケット30に掛架すると共に、後記のキャリアビーム
32をそのチェーンガイドとした上で、前記駆動スプロ
ケット28に掛架している。31は空槽20の後方位置
に固定したバスケットBの設置台であって、バスケット
支持枠21と略同一の高さとしている。
【0010】(ニ)、電着塗装用バスケットのキャリア
タクト機構について 次に、処理槽T群の直上部に構成したキャリア装置とエ
レベータ装置とからなる電着塗装物のキャリアタクト装
置を説明する。32はキャリア装置のキャリアビームで
あって、平面梯子状にフレーム構成され、その下端部に
所定間隔毎にバスケットBを掛架支持するフック33を
垂下形成している。34はエレベータ装置のエレベータ
ビームであって、前記キャリアビーム32の上部にそれ
と平行に配設支持している。35はキャリアビーム32
を吊持する転動ローラであって、エレベータビーム34
に挟着支持して進退移動自在としている。 (キャリア装置について)M4はキャリアビーム32を
前後に1ピッチ分だけ進退移動せしめる正逆回転自在な
ギヤードモータであって、エレベータビーム34の略中
央位置に凹設した支持フレームに設置している。36は
キャリアビーム32を進退移動せしめる駆動軸であっ
て、その両端部をエレベータビーム34の支持フレーム
に軸受け支持し、ギヤードモータM4の出力軸に固定し
た駆動スプロケット37と駆動軸36に固定した従動ス
プロケット(後記の駆動スプロケット39と同軸上に固
定)との間に掛架した駆動チェーン38によって回転さ
れる。39は駆動軸36の左右両端部に固定した駆動ス
プロケット、40はエレベータビーム34の左右両側部
に軸受け支持したガイドスプロケットであって、駆動ス
プロケット39の前後両側部に配設している。41はキ
ャリアビーム32を進退移動せしめる駆動チェーンであ
って、前記駆動スプロケット39とガイドスプロケット
40に掛架した上で、当該駆動チェーン41の前後両端
部をキャリアビーム32のチェーン取付金具42に固定
している。 (エレベータ装置について)43はエレベータビーム3
4の上方部にそれと平行に配設した連結バー、44は連
結バー43の下端部を進退動自在に支持するガイドロー
ラ、45はガイドローラ44の前部寄りの位置に軸受け
支持したガイドスプロケットであって、焼き付け乾燥炉
Yの下部内壁面に左右方向に差し渡して軸受け支持した
回転軸46に固定している。47はキャリアタクト機構
の装置全体を吊り上げる吊持チェーンであって、そのチ
ェーン上端部を連結バー43に所定の間隔毎に取り付け
固定し、また、チェーン下端部をエレベータビーム34
のチェーン取付金具48に固定している。M5はキャリ
アタクト機構の装置全体を昇降移動せしめる正逆回転自
在なギヤードモータであって、焼き付け乾燥炉Yの入口
側の下部外壁面に固定している。49は左右の連結バー
43を同期させて前後に進退移動せしめる駆動軸であっ
て、焼き付け乾燥炉Yの入口部の内壁面の左右方向に差
し渡して回転可能に軸受け支持している。50は駆動軸
49に固定した駆動スプロケット、Wはウエイト板を多
数枚積層して適宜の重量に形成したバランスウエイト、
51はバランスウエイトWの吊持チェーンであって、駆
動スプロケット50に掛架した上で、そのチェーン先端
部を連結バー43の後端部に連結固定している。
【0011】(ホ)、リアコンベアについて M6はリアコンベアRを間欠的に循環駆動せしめるギヤ
ードモータであって、焼き付け乾燥炉Yの入口部の外壁
面に固定している。52はリアコンベアRを無端に架け
渡して回転案内する従動スプロケット、53は左右のリ
アコンベアRを同期させて回転せしめる駆動軸であっ
て、焼き付け乾燥炉Yの入口側の内壁上方部の左右方向
に差し渡して回転可能に軸受け支持され、ギヤードモー
タM6の駆動をチェーン(歯車でも可)伝達機構を介し
て上端部の従動スプロケット52を回転させ、リアコン
ベアRを時計方向へ循環駆動せしめる。このリアコンベ
アRにも、フロントコンベアFと同様に、電着処理後の
バスケットBを移載して掛架支持する受け金具12が、
リアコンベアRのチェーン内側に揺動自在に枢設されて
いる。54は垂直方向、水平方向、斜め方向に固定した
コンベアガイドであって、フロントコンベアFとリアコ
ンベアRの垂れ下がりや横振れ等を規制して搬送案内す
る。
【0012】(ヘ)、炉内コンベアについて M7は炉内コンベアIを間欠的に循環駆動せしめるギヤ
ードモータであって、焼き付け乾燥炉Yの出口側の下部
外壁面に固定している。55は炉内コンベアIを無端に
架け渡して回転案内する従動スプロケット、56は左右
の炉内コンベアIを同期させて回転せしめる駆動軸であ
って、焼き付け乾燥炉Yの出口部直下の左右方向に差し
渡して回転可能に軸受け支持され、ギヤードモータM7
の駆動をチェーン(歯車でも可)伝達機構を介して駆動
軸56に固定した駆動スプロケット57を回転させ、こ
れにて炉内コンベアIを時計方向へ循環駆動せしめる。
この炉内コンベアIには、図11に示すチェーンと一体
のバスケットBの掛架用受け金具58が適宜間隔毎に突
設されている。59は炉内コンベアIの往行程側を搬送
案内するコンベアガイドであって、前後両端部の従動ス
プロケット55に掛架した炉内コンベアIの垂れ下がり
規制して電着塗装用バスケットBを水平搬送する。
【0013】(ト)、焼き付け乾燥装置について 図5において、60は階上部のフロアに設置した燃焼炉
であって、その前部側に燃焼バーナ61を、中間部にフ
ィルターボックス62を介設している。63は燃焼炉6
0で発生した熱風を焼き付け乾燥炉Yへ導く熱風ダクト
であって、モータM8駆動する熱風循環ファン64によ
って焼き付け乾燥炉Yの左右両側部の熱風吹き出し口6
5から炉内へ吹き出すようにしている。66は戻りダク
トであって、焼き付け乾燥炉Yの排気口67から一旦出
た熱風を燃焼炉60で再度加熱処理する為に配管してい
る。尚、68は焼き付け乾燥炉Yの前後天井部に立設し
た排気ダクト、69は電着槽17からの局所排気装置で
あって、排気ファンと排気ダクトで構成される。
【0014】(チ)、電着塗装用バスケットの反転機構
について 最後に、電着塗装用バスケットBの反転機構を図9に従
って説明する。70は建屋Hの前部側の下端部にフレー
ム構成した前後2体の昇降案内マストであって、左右に
適宜間隔隔てて立設している。71は昇降案内マスト7
0の内側部から張り出し突出した昇降アームであって、
その基端部に直交する昇降フレーム72が昇降案内マス
ト70間に昇降移動自在に支持され、この昇降アーム7
1と昇降フレーム72とが正面逆L字状に構成してい
る。73は上部とその後部側を開口した反転ケースであ
って、バスケットBの本体部を落とし込んで収容する為
に、復工程のフロントコンベアFの下降端部に配設して
いる。74は反転ケース73の左右両端部を支持する反
転用支軸であって、左右両端部に張り出し形成した昇降
アーム71の先端部に軸受け支持している。75は反転
用支軸74に固定した従動スプロケットである。M9
反転ケース73を揺動自在とする正逆回転自在なギヤー
ドモータであって、左右の昇降フレーム72の間に差し
渡したモータ設置台75aの上に据え付け固定してい
る。76は昇降アーム71と昇降フレーム72の突き合
わせ角部に軸受け支持した従動スプロケットであって、
左右の昇降案内マスト70に差し渡して軸受け支持した
回転軸77に固定している。78はギヤードモータM9
の出力軸に固定した駆動スプロケット、79は駆動スプ
ロケット78と従動スプロケット76との間に掛架した
駆動チェーン、80は昇降アーム71の前後中間部に配
設したテンションスプロケット、81は前後の従動スプ
ロケット76、75とテンションスプロケット80に掛
架した従動チェーンである。82は昇降フレーム72の
上下両端部に支持したガイドローラであって、昇降案内
マスト70の間に挟着支持されて上下方向へ転動自在と
している。M10は昇降アーム71と昇降フレーム72を
往復昇降移動せしめる正逆回転自在なギヤードモータで
あって、一方の昇降案内マスト70の上端部に据え付け
固定している。83はギヤードモータM10の出力軸に固
定した駆動スプロケット、84は左右の昇降案内マスト
70の後部上端部に差し渡して軸受け支持した回転軸、
85は回転軸84に固定した従動スプロケット、86は
昇降案内マスト70の後部下端部に軸受け支持した従動
スプロケット、87は従動スプロケット85.86に掛
架した駆動チェーンであって、そのチェーン端部を昇降
フレーム72の中央後部位置に突設したチェーン取付金
具88に連結固定している。89は反転ケース73の左
右両端中央位置に凹設したバスケットBの受け口、90
は受け口89に落とし込んだバスケットBの揺動用支軸
3をチャッキングする揺動フックであって、反転ケース
73の受け口89の直下部にピンで枢設している。91
は揺動フック90の操作シリンダであって、そのシリン
ダロッドの先端部を揺動フック90にピンで枢設し、操
作シリンダ91の本体下端部を反転ケース73の下部側
壁にピンで枢設している。92は製品ワークの搬出用ベ
ルトコンベアであって、反転ケース73の直下部に横設
している。93は上下両端部を開口した排出シュートで
あって、ベルトコンベア92の支持フレームの上に設置
している。94はベルトコンベア92のコンベア端部に
配設した製品ワークの収容パレットである。
【0015】(3) 電着処理方法の全体概要について 次に、本装置における電着乾燥処理の工程を、図4の全
体概要図に従って説明する。先ず、前工程でショットピ
ーニングされて一種の前処理浴のなされたワークを、本
装置の階下部に横設したワーク搬入装置13によって所
定のシュート位置まで送り込み、そのシュート位置のチ
ェーンコンベア14の基端部に、フロントコンベアFの
受け金具12から一旦外されて停止している空のバスケ
ットBに所定量のワークを投入する。それをチェーンコ
ンベア14の前進端まで搬送し、その位置で間欠的に上
昇動するフロントコンベアFの受け金具12に再び掛架
して移載せしめると、後は、フロントコンベアFによっ
て建屋Hの階上部へ間欠的に上昇搬送され、階上部に配
設した処理槽T群における最前列の水洗槽16の直前に
バスケットBが到達した段階で一時停止する。すると、
処理槽T群の上方部に構成した進退移動自在なキャリア
装置と、昇降移動自在なエレベータ装置とからなる電着
塗装物のキヤリアタクト装置が作動する。その動きを、
図12に示すキャリアビーム32の前後両端部に形成し
たフック33部分の移動説明図に従って説明するに、先
ず、前記のように所定の移載位置においてフロントコン
ベアFが一時停止すると、予めの位置で停止している
フック33が、キャリア装置を駆動せしめるギヤードモ
ータM4の逆転によっての位置へ後退移動せしめる
(第1段階)。それを感知すると、今度はエレベータ装
置を駆動せしめるギヤードモータM5が正転して、キャ
リアビーム32のフック33にバスケットBの掛架用支
軸5を掛架支持した上で、それをの位置まで上昇搬送
せしめる(第2段階)。すると、今度はキャリア装置の
ギヤードモータM4が正転してキャリアビーム32を
に位置まで前進移動せしめる(第3段階)。それを感知
すると、エレベータ装置のギヤードモータM5が逆転し
てキャリアビーム32をの位置へ向かって降下移動せ
しめ、その最下端部まで降下する直前位置で、バスケッ
ト支持枠21の受け口25にバスケットBの揺動用支軸
3を落とし込むことで、当該バスケットBをバスケット
支持枠21に移載支持した上で、キャリアビーム32の
フック33をの位置まで降下移動せしめる(第4段
階)。すると、今度はキャリア装置のギヤードモータM
4が正転しての位置まで前進移動する(第5段階)。
再び、エレベータ装置のギヤードモータM4が正転して
エレベータビーム32のフック33をの位置へ上昇移
動せしめる(第6段階)。それを感知すると、今度はキ
ャリア装置のギヤードモータM5が逆転しての位置ま
でキャリアビーム32を後退移動せしめる(第7段
階)。最後に、再びエレベータ装置のギヤードモータM
5が逆転してキャリアビーム32のフック33をの原
位置まて復帰せしめる(第8段階)。等の作動行程を繰
り返すことで、キャリアタクト機構によるバスケットB
の処理槽T内への移載搬送が行われる。前記と同時にキ
ャリアビーム32の後端部のフック33も同様に移動さ
せられ、その内、第4段階においてキャリアビーム32
をの位置へ向かって降下移動せしめ、最後部のフック
33がの最下端部へ向かって降下する直前位置で、バ
スケット設置台31にバスケットBが設置された上で離
脱せしめられる。斯様なキャリアタクト装置によって、
電着塗装用バスケットBを移載搬送せしめ、個々の処理
槽T内に揺動自在に構成したバスケット支持枠21に設
置し、その処理液の中で浸漬処理したり、水洗処理した
り、垂れ切り処理に供する。即ち、この段階でバスケッ
ト支持枠21の揺動機構を駆動せしめるギヤードモータ
3を正逆回転せしめる。すると、それに伴ってバスケ
ットBを設置したバスケット支持枠21が、比較的緩慢
に数回程度前後に揺動させられ、これにて個々の処理槽
T内でワークに対する前処理浴、電着処理浴、後処理浴
等の電着処理が効果的に行われる。これを所定の処理工
程分繰り返して処理すべく、再びキヤリアタクト装置に
よって隣合う次の処理槽Tへと順次架け替えて移載搬送
し、最後には、電着処理済みのバスケットBを最後部の
空槽20の後部に配設したバスケット設置台31に設置
した段階で、当該バスケットBを今度は乾燥工程に供す
べく、リアコンベアRの受け金具12に掛架させて移載
して上昇搬送せしめる。斯様にバスケットBが焼き付け
乾燥炉Yの入り口まで引き上げられた段階で、それを炉
内コンベアIの受け金具58へ移載して炉内搬送に供す
ることで、ワークに対する焼き付け乾燥処理がなされ
る。この焼き付け乾燥炉Iの出口部に到達したバスケッ
トBは、当初のフロントコンベアFの復工程側に再び移
載されて下降搬送され、その下降端部に配設した反転ケ
ース73に落とし込んで収容された上で、フロントコン
ベアFの受け金具12から一旦外されて一時停止する。
先ず、反転ケース73の受け口89にバスケットBの支
軸3が落とし込まれると、操作シリンダ91が作動して
当該支軸3を揺動フック90でチャッキングする。する
と、反転ケース73のギヤードモータM9が駆動して、
当該反転ケース73を反転用支軸74を支点として反転
揺動せしめ、これにて製品ワークは排出シュート93に
空けられ、搬出用ベルトコンベア92から取り出され
る。その後、反転ケース73を再び揺動して起立状態に
復帰せしめた上で、バスケットBのチャッキングを解除
すると共に、今度は昇降アーム71のギヤードモータM
10を駆動せしめて当該昇降アーム71を下降動せしめる
ことで、反転ケース73を図9の想像線の位置まで下方
へ引き下げると、フロントコンベアFの受け金具12に
空のバスケットBの掛架用支軸5が再び掛架支持され、
当初のワーク搬入位置へと循環搬送せしめる等のことで
一連の電着乾燥処理が達成される。
【0016】前記の場合では、バスケット支持枠21を
チェーン伝達機構によって揺動自在に構成したが、それ
をリンク伝達機構で構成したり、或は、バスケット支持
枠21の揺動用支軸23にギアを固定し、当該ギアに正
逆反転自在な駆動ギアを噛み合わせる等のギア伝達機構
で構成することもできる。また、前記の場合には、鍛造
部品、鋳造部品等の自動車部品を電着塗装用バスケット
に収容し、当該バスケットごと移載搬送しながら電着処
理浴に供する場合の実施例について説明したが、従来技
術として当初に開示した特公昭61−4920号公報や
実公昭61−4530号公報の電着塗装装置に示すよう
に、比較的嵩があったり、重量のある電着塗装物を、吊
持ハンガーに吊設して移載搬送しながら電着処理浴に供
するようにすることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、前記のように、電着塗装の工
程順序に従って処理槽を配設し、当該処理槽の上方部に
電着塗装物のキャリアタクト装置を設け、当該キャリア
タクト装置を進退移動自在なキャリア装置と昇降移動自
在なエレベータ装置とで構成し、当該キャリアタクト装
置によって電着塗装物を処理槽へ搬入したり、処理槽か
ら搬出したり、処理槽から処理槽へ移載搬送するように
してなる電着塗装物の移載搬送装置を提供したので、電
着塗装の工程順序に従って電着塗装物を円滑且つ確実に
架け換えて移載搬送することができ、電着処理の自動
化、省力化による作業能率の飛躍的な向上等に有用に対
処できる。その際、電着塗装物である鍛造部品、鋳造部
品等の自動車部品を電着塗装用バスケットに収容し、当
該バスケットごと移載搬送したり、電着処理浴に供する
ようにした場合には、1度に多量の部品を電着処理浴に
供することができ、その処理効率を飛躍的に向上させ、
処理コストの大幅な軽減に寄与する等の諸効果を齎す。
勿論、ワークを収容した電着塗装用バスケットを、処理
槽内で揺動操作した場合には、多量のワークに対する処
理斑や電着斑の発生を防止すると共に、処理液がバスケ
ットの隅々まで平均的に行き亙る為、ワークに対して均
一な厚みの塗膜処理がなされ、その処理精度を著しく向
上せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電着塗装用バスケットの斜視図である。
【図2】電着塗装用バスケットの側面図である。
【図3】電着塗装用バスケットの正面図である。
【図4】電着塗装装置の全体概要を示す正面図である。
【図5】電着塗装装置の平面図である。
【図6】処理槽とバスケットのキャリアタクト装置を示
す正面図である。
【図7】処理槽の縦断側面図である。
【図8】バスケットの揺動機構を示す要部斜視図であ
る。
【図9】バスケットの反転昇降機構を示す正面図であ
る。
【図10】バスケットがフロントコンベアとリアコンベ
アに掛架される状態を示す斜視図である。
【図11】バスケットが炉内コンベアに掛架される状態
を示す斜視図である。
【図12】キャリアタクト装置におけるキャリアビーム
の前後両端部の構成したフック部分の移動軌跡を示す行
程図である。
【符号の説明】
B バスケット F フロントコンベア R リアコンベア I 炉内コンベア T 処理槽 Y 焼き付け乾燥炉 W バランスウエイト M1〜M10 駆動モータ 1 フレーム本体 2 ネット 3 揺動用支軸 4 吊持フレーム 5 掛架用支軸 6 補強フレーム 7 ガイドフレーム 8,9 掛架金具 12,58 受け金具 13 ワーク搬入装置 14 チェーンコンベア 15 ローラコンベア 16 水洗槽 17 電着槽 18 第1後水洗槽 19 第2後水洗槽 20 空槽 21 バスケット支持枠 22 揺動アーム 23 揺動用支軸 24 吊持フレーム 25 受け口 26 突起 28,30 スプロケット 29 揺動チェーン 31 バスケット設置台 32 キャリアビーム 33 フック 34 エレベータビーム 35 転動ローラ 37,39,40 スプロケット 38,41 駆動チェーン 43 連結バー 44 ガイドローラ 45 スプロケット 46 回転軸 47,51 吊持チェーン 49,53,56 駆動軸 50,52,57 スプロケット 54,59 コンベアガイド 60 燃焼炉 63,66,68 ダクト 64 循環ファン 65 吹き出し口 67 排気口 70 昇降案内マスト 71 昇降アーム 72 昇降フレーム 73 反転ケース 74 反転用支軸 77,84 回転軸 90 揺動フック 91 操作シリンダ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電着塗装の工程順序に従って多数の処理
    槽を配設し、当該処理槽の上方部に電着塗装物のキャリ
    アタクト装置を設け、当該キャリアタクト装置を進退移
    動自在なキャリア装置と昇降移動自在なエレベータ装置
    とで構成し、 また、前記キャリア装置のキャリアビーム32とエレベ
    ータ装置のエレベータビーム34を平行に配設し、当該
    エレベータビーム34に対してキャリアビーム32を進
    退移動自在に支持し、 また、当該キャリアビーム32に電着塗装物を着脱自在
    に掛架支持し、当該キャリアビーム32の上部にそれと
    平行なエレベータビーム34を設け、当該エレベータビ
    ーム34に対してキャリアビーム32を転動ローラ35
    で吊設し、当該キャリアビーム32の進退移動をエレベ
    ータビーム34に設置したギアードモータM4によって
    チェーン駆動するように構成したことを特徴とする電着
    塗装物の移載搬送装置。
  2. 【請求項2】 エレベータビーム34を吊持チェーン4
    7で吊設し、当該吊持チェーン47の上端部を連結バー
    43に固定し、当該連結バー43の端部に昇降移動自在
    なバランスウエイトWの吊持チェーン51を支持してな
    る請求項1に記載の電着塗装物の移載搬送装置。
  3. 【請求項3】 電着塗装物であるワークを電着塗装用バ
    スケットBに収容し、当該電着塗装用バスケットBをキ
    ャリアビーム32に着脱自在に掛架支持してなる請求項
    1に記載の電着塗装物の移載搬送装置。
  4. 【請求項4】 電着塗装用バスケットBを、処理槽Tの
    槽底部に揺動自在に支持したバスケット支持枠21に移
    載してなる請求項3に記載の電着塗装物の移載搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 バスケット支持枠21の両側位置に揺動
    アーム22を立ち上げ、当該揺動アーム22に電着塗装
    用バスケットBの揺動用支軸3を掛架支持してなる請求
    項4に記載の電着塗装物の移載搬送装置。
  6. 【請求項6】 電着塗装用バスケットBを、上部を開口
    したフレーム本体1と、その内面に固定したネット2
    と、フレーム本体1の両側部に突設した揺動用支軸3
    と、フレーム本体1の両側部から立ち上げた吊持フレー
    ム4と、当該吊持フレーム4に突設した掛架用支軸5と
    で構成してなる請求項4又は請求項5に記載の電着塗装
    物の移載搬送装置。
  7. 【請求項7】 電着塗装用バスケットBの掛架用支軸5
    を、キャリアビーム32のフック33に着脱自在に掛架
    支持し、電着塗装用バスケットBの揺動用支軸3を、バ
    スケット支持枠21の揺動アーム22の受け口25に着
    脱自在に掛架支持してなる請求項4、請求項5又は請求
    項6に記載の電着塗装物の移載搬送装置。
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