JPH08127898A - 浸漬処理装置 - Google Patents
浸漬処理装置Info
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- JPH08127898A JPH08127898A JP6290450A JP29045094A JPH08127898A JP H08127898 A JPH08127898 A JP H08127898A JP 6290450 A JP6290450 A JP 6290450A JP 29045094 A JP29045094 A JP 29045094A JP H08127898 A JPH08127898 A JP H08127898A
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- treated
- carrier
- stock
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D17/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
- C25D17/06—Suspending or supporting devices for articles to be coated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D11/00—Electrolytic coating by surface reaction, i.e. forming conversion layers
- C25D11/005—Apparatus specially adapted for electrolytic conversion coating
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロードストック部に供給順に配列された被処
理物を懸吊したキャリアバーのうち、処理効率の良い順
序に入替え台車で取り上げた複数本のキャリアバーを１
枠として直に最先処理槽へ搬送できる浸漬処理装置を提
供する。 【構成】 被処理物をキャリアバー７に懸吊するロード
部１と、懸吊済みキャリアバー７をストックするロード
ストック部２と、該被処理物の浸漬処理槽群を有する処
理ライン３と、該処理ライン３の上方をラインに沿って
走行する搬送台車１０〜１２とを備え、前記ロードスト
ック部２の上方に前記搬送台車１０〜１２と同方向に走
行する複数の昇降懸架機構９ａ〜９ｃを備えた入替え台
車９を設けてなる。
理物を懸吊したキャリアバーのうち、処理効率の良い順
序に入替え台車で取り上げた複数本のキャリアバーを１
枠として直に最先処理槽へ搬送できる浸漬処理装置を提
供する。 【構成】 被処理物をキャリアバー７に懸吊するロード
部１と、懸吊済みキャリアバー７をストックするロード
ストック部２と、該被処理物の浸漬処理槽群を有する処
理ライン３と、該処理ライン３の上方をラインに沿って
走行する搬送台車１０〜１２とを備え、前記ロードスト
ック部２の上方に前記搬送台車１０〜１２と同方向に走
行する複数の昇降懸架機構９ａ〜９ｃを備えた入替え台
車９を設けてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、軽金属型材、メッキ
処理材などの被処理物に一連の表面処理を行う浸漬処理
装置に関し、特に、多品種少量の被処理物を効率よく処
理するのに好適な浸漬処理装置に関するものである。
処理材などの被処理物に一連の表面処理を行う浸漬処理
装置に関し、特に、多品種少量の被処理物を効率よく処
理するのに好適な浸漬処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、アルミニウム型材やアルミニウ
ム合金型材の軽金属型材などの被処理物に、電解、着
色、電着などによって、クリア、有色、つや消しなどの
表面皮膜を形成する浸漬処理装置は、パレットにより供
給された被処理物をキャリアバーに懸吊するロード部
と、懸吊済みキャリアバーを供給順に配列してストック
するロードストック部と、該被処理物を浸漬処理する浸
漬処理槽群を有する処理ラインと、該処理ラインの上方
をラインに沿って走行するキャリアバーの搬送台車とを
備え、該搬送台車で１本〜複数本の懸吊済みキャリアバ
ーを１セットとして、その処理内容に応じた浸漬処理を
順次行うことができるようになっている。
ム合金型材の軽金属型材などの被処理物に、電解、着
色、電着などによって、クリア、有色、つや消しなどの
表面皮膜を形成する浸漬処理装置は、パレットにより供
給された被処理物をキャリアバーに懸吊するロード部
と、懸吊済みキャリアバーを供給順に配列してストック
するロードストック部と、該被処理物を浸漬処理する浸
漬処理槽群を有する処理ラインと、該処理ラインの上方
をラインに沿って走行するキャリアバーの搬送台車とを
備え、該搬送台車で１本〜複数本の懸吊済みキャリアバ
ーを１セットとして、その処理内容に応じた浸漬処理を
順次行うことができるようになっている。
【０００３】即ち、従来の浸漬処理装置では、まず、ロ
ード部（被処理物取付け部）にて、被処理物を寝かせた
状態でキャリアバーに取り付けた後、９０度回転して起
立させ、ロードストック部のストックコンベアー上に供
給順にストックする。次に、ストックされたキャリアバ
ーの１〜複数本を１セットとして搬送台車で支持した
後、該搬送台車を所定の運行プログラムに従って、一連
の処理工程を通過するように処理ラインに沿って搬送す
る。そして、処理ラインの終端側に設けられたアンロー
ド部（被処理物取外し部）において、キャリアバーを９
０度回転して横転させ、処理済みの被処理物をキャリア
バーから取り外すようになっていた。
ード部（被処理物取付け部）にて、被処理物を寝かせた
状態でキャリアバーに取り付けた後、９０度回転して起
立させ、ロードストック部のストックコンベアー上に供
給順にストックする。次に、ストックされたキャリアバ
ーの１〜複数本を１セットとして搬送台車で支持した
後、該搬送台車を所定の運行プログラムに従って、一連
の処理工程を通過するように処理ラインに沿って搬送す
る。そして、処理ラインの終端側に設けられたアンロー
ド部（被処理物取外し部）において、キャリアバーを９
０度回転して横転させ、処理済みの被処理物をキャリア
バーから取り外すようになっていた。
【０００４】しかしながら、上記従来の浸漬処理装置
は、ロード部に供給するキャリアバーをパレット（ラッ
ク）単位で供給していたため、１チャージ単位で同種の
被処理物を供給しなければならず、ローディング作業が
煩雑であった。また、複数のパレットを入れ替えたり、
再入れ替えを頻繁に行いながら処理効率の良い配列状態
を作り出さなければならなかったし、そのパレットの入
れ替えの都度、不要のパレットは一時的に退避エリアに
待機させなければならず、無駄なスペースと面倒な段取
り作業が必要であった。
は、ロード部に供給するキャリアバーをパレット（ラッ
ク）単位で供給していたため、１チャージ単位で同種の
被処理物を供給しなければならず、ローディング作業が
煩雑であった。また、複数のパレットを入れ替えたり、
再入れ替えを頻繁に行いながら処理効率の良い配列状態
を作り出さなければならなかったし、そのパレットの入
れ替えの都度、不要のパレットは一時的に退避エリアに
待機させなければならず、無駄なスペースと面倒な段取
り作業が必要であった。
【０００５】そこで、本出願人は、先に、上記問題を解
消できる浸漬処理装置（特開平６−２１２４９８号）を
提案した。この装置は、図４の如く、ロードストック部
４１と処理ライン（第１処理槽４２ａ、４２ｂを示す）
との間に、被処理物４３を懸吊したキャリアバー４４を
ストックする再列ストック部４５を設け、かつ、ロード
ストック部４１と処理ラインの上方に入替え台車４６を
ライン方向に走行させてロードストック部４１に貯えた
キャリアバー４４、４４…を、前記再列ストック部４５
へ最適な順序となるように搬送できるようにした。
消できる浸漬処理装置（特開平６−２１２４９８号）を
提案した。この装置は、図４の如く、ロードストック部
４１と処理ライン（第１処理槽４２ａ、４２ｂを示す）
との間に、被処理物４３を懸吊したキャリアバー４４を
ストックする再列ストック部４５を設け、かつ、ロード
ストック部４１と処理ラインの上方に入替え台車４６を
ライン方向に走行させてロードストック部４１に貯えた
キャリアバー４４、４４…を、前記再列ストック部４５
へ最適な順序となるように搬送できるようにした。
【０００６】例えば、ロードストック部４１に配列され
たキャリアバーが、例えば、Ｂ1 ，Ａ1 ，Ｄ2 ，Ｆ1 …
Ｆ2 ，Ｂ2 ，Ｄ1 …Ｄ3 ，Ａ2 ，Ｃ1 …Ｃ2 ，Ｂ3 ，Ａ
3 ，Ｃ3 の順になっている場合において、被処理物に対
する表面処理がＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの順で行われると効率が
良いとすると、制御手段の演算結果に応じて入替え台車
４６は、まず、（１）点まで移動し、その位置において
昇降懸架機構４６ａで１本目のキャリアバー「Ａ1 」を
把持、上昇させた後、（２）点まで移動し、その位置に
おいて昇降懸架機構４６ａを下降させ、再列ストック部
４５上に受け渡す。次いで、入替え台車４６は、（３）
の位置まで後進し、昇降懸架機構４６ａで２本目のキャ
リアバー「Ａ2 」を把持、上昇させ、再度前進点（２）
まで移動し、再列ストック部４５上に受け渡す。更に、
入替え台車４６は、（４）の位置まで後進し、昇降懸架
機構４６ａで３本目のキャリアバー「Ａ3 」を把持、上
昇させ、再々度前進点（２）まで移動し、昇降懸架機構
４６ａを下降させ、再列ストック部４５上に受け渡す。
再列ストック部４５上に受け渡された３本のキャリアバ
ーＡ1 〜Ａ3 は再列ストック部４５が走行しているの
で、一定の間隔を持って順序よく並ぶ。しかる後、これ
ら３本のキャリアバーＡ1 〜Ａ3 が再列ストック部４５
の走行で（２´）の位置まで移動した時点において処理
ライン搬送台車４７が、これらのキャリアバーＡ1 〜Ａ
3 を１枠として掬い取って二点鎖線で示す如く第１処理
槽４２ａまで搬送し浸漬させる。
たキャリアバーが、例えば、Ｂ1 ，Ａ1 ，Ｄ2 ，Ｆ1 …
Ｆ2 ，Ｂ2 ，Ｄ1 …Ｄ3 ，Ａ2 ，Ｃ1 …Ｃ2 ，Ｂ3 ，Ａ
3 ，Ｃ3 の順になっている場合において、被処理物に対
する表面処理がＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの順で行われると効率が
良いとすると、制御手段の演算結果に応じて入替え台車
４６は、まず、（１）点まで移動し、その位置において
昇降懸架機構４６ａで１本目のキャリアバー「Ａ1 」を
把持、上昇させた後、（２）点まで移動し、その位置に
おいて昇降懸架機構４６ａを下降させ、再列ストック部
４５上に受け渡す。次いで、入替え台車４６は、（３）
の位置まで後進し、昇降懸架機構４６ａで２本目のキャ
リアバー「Ａ2 」を把持、上昇させ、再度前進点（２）
まで移動し、再列ストック部４５上に受け渡す。更に、
入替え台車４６は、（４）の位置まで後進し、昇降懸架
機構４６ａで３本目のキャリアバー「Ａ3 」を把持、上
昇させ、再々度前進点（２）まで移動し、昇降懸架機構
４６ａを下降させ、再列ストック部４５上に受け渡す。
再列ストック部４５上に受け渡された３本のキャリアバ
ーＡ1 〜Ａ3 は再列ストック部４５が走行しているの
で、一定の間隔を持って順序よく並ぶ。しかる後、これ
ら３本のキャリアバーＡ1 〜Ａ3 が再列ストック部４５
の走行で（２´）の位置まで移動した時点において処理
ライン搬送台車４７が、これらのキャリアバーＡ1 〜Ａ
3 を１枠として掬い取って二点鎖線で示す如く第１処理
槽４２ａまで搬送し浸漬させる。
【０００７】この装置は、上述の如く、パレット（図示
せず）から供給されたキャリアバー４４、４４…をすべ
て順送りしてロードストック部４１に貯えた後、前記入
替え台車４６によってキャリアバーを再列ストック部４
５に再配列できるから、キャリアバーの最適な順序に再
配列する作業を、上記従来装置に比し、大幅に簡素化す
るとともに、キャリアバーの配列順序を変えるために複
数のパレットを待機させる必要はなく、パレット待機エ
リアを大幅に縮小ないし省略することができるようにな
った。
せず）から供給されたキャリアバー４４、４４…をすべ
て順送りしてロードストック部４１に貯えた後、前記入
替え台車４６によってキャリアバーを再列ストック部４
５に再配列できるから、キャリアバーの最適な順序に再
配列する作業を、上記従来装置に比し、大幅に簡素化す
るとともに、キャリアバーの配列順序を変えるために複
数のパレットを待機させる必要はなく、パレット待機エ
リアを大幅に縮小ないし省略することができるようにな
った。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本出願人が
提案した上記浸漬処理装置は、ロードストック部と処理
ラインの間に再列ストック部を設ける必要があり、設置
スペースの縮小化には未だ充分ではなかったし、入替え
台車によってロードストック部から再列ストック部への
キャリアバーの移載が１本づつ行われていたため、１枠
分（例えば３本）をストックするときには、図４の破線
〜で示す如く、入替え台車４６と昇降懸架機構４６
ａは、上昇、横行（前進）、下降、横行（後
進）の４工程のサイクル運動を３回繰り返すことになる
から、全部で１２工程を数える結果、迅速処理の点にお
いても充分ではなかった。
提案した上記浸漬処理装置は、ロードストック部と処理
ラインの間に再列ストック部を設ける必要があり、設置
スペースの縮小化には未だ充分ではなかったし、入替え
台車によってロードストック部から再列ストック部への
キャリアバーの移載が１本づつ行われていたため、１枠
分（例えば３本）をストックするときには、図４の破線
〜で示す如く、入替え台車４６と昇降懸架機構４６
ａは、上昇、横行（前進）、下降、横行（後
進）の４工程のサイクル運動を３回繰り返すことになる
から、全部で１２工程を数える結果、迅速処理の点にお
いても充分ではなかった。
【０００９】この発明は上記の点に鑑み、キャリアバー
の配列順序を変えるための再列ストック（コンベアー）
部を省略して省スペース化、システムの簡素化及び設備
のコストダウン化が達成でき、しかも、昇降懸架機構の
上昇・横行（前進）・下降・横行（後進）のサイクル時
間を低減し、迅速処理（スピードアップ）に寄与できる
新規な浸漬処理装置を提供することを目的としている。
の配列順序を変えるための再列ストック（コンベアー）
部を省略して省スペース化、システムの簡素化及び設備
のコストダウン化が達成でき、しかも、昇降懸架機構の
上昇・横行（前進）・下降・横行（後進）のサイクル時
間を低減し、迅速処理（スピードアップ）に寄与できる
新規な浸漬処理装置を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、被処理物をキャリアバーに懸吊するロー
ド部と、懸吊済みキャリアバーをストックするロードス
トック部と、該被処理物の浸漬処理槽群を有する処理ラ
インと、該処理ラインの上方をラインに沿って走行する
搬送台車とを備えてなる浸漬処理装置において、前記ロ
ードストック部の上方に前記搬送台車と同方向に走行す
る複数の昇降懸架機構を備えた入替え台車を設けたこと
を特徴とする浸漬処理装置を提供するものである。
め、本発明は、被処理物をキャリアバーに懸吊するロー
ド部と、懸吊済みキャリアバーをストックするロードス
トック部と、該被処理物の浸漬処理槽群を有する処理ラ
インと、該処理ラインの上方をラインに沿って走行する
搬送台車とを備えてなる浸漬処理装置において、前記ロ
ードストック部の上方に前記搬送台車と同方向に走行す
る複数の昇降懸架機構を備えた入替え台車を設けたこと
を特徴とする浸漬処理装置を提供するものである。
【００１１】
【作用】被処理物をロード部にてキャリアバーに懸吊
し、ロードストック部に順次ストックする。このロード
ストック部にストックされた被処理物を懸吊したキャリ
アバーは、その上方において演算処理に応じて入替え台
車を移動させ、その移動点毎に、複数の昇降懸架機構の
それぞれが１本づつキャリアバーを掬い取り、１枠分に
なった処で、その入替え台車にて、直に、処理ラインの
最先処理槽（第１処理槽）まで搬送する（その後の処理
ライン内の搬送は搬送台車による）ようにした。
し、ロードストック部に順次ストックする。このロード
ストック部にストックされた被処理物を懸吊したキャリ
アバーは、その上方において演算処理に応じて入替え台
車を移動させ、その移動点毎に、複数の昇降懸架機構の
それぞれが１本づつキャリアバーを掬い取り、１枠分に
なった処で、その入替え台車にて、直に、処理ラインの
最先処理槽（第１処理槽）まで搬送する（その後の処理
ライン内の搬送は搬送台車による）ようにした。
【００１２】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図１は本願浸漬処理装置を略示的に示す正面
図、図２は本願浸漬処理装置の処理ライン搬送台車の構
成を示す側面図、図３は本願浸漬処理装置の入替え台車
の作用を原理的に示す説明図である。
説明する。図１は本願浸漬処理装置を略示的に示す正面
図、図２は本願浸漬処理装置の処理ライン搬送台車の構
成を示す側面図、図３は本願浸漬処理装置の入替え台車
の作用を原理的に示す説明図である。
【００１３】図において、１はロード部、２はロードス
トック部、３は処理ラインである。該処理ライン３には
第１処理槽３ａ、第２処理槽３ｂ、第３処理槽３ｃ、第
４処理槽３ｄ、第５処理槽３ｅ、第６処理槽３ｆ及び乾
燥炉３ｇが、この順序で配列されている。４はアンロー
ドストック部、５はアンロード部である。
トック部、３は処理ラインである。該処理ライン３には
第１処理槽３ａ、第２処理槽３ｂ、第３処理槽３ｃ、第
４処理槽３ｄ、第５処理槽３ｅ、第６処理槽３ｆ及び乾
燥炉３ｇが、この順序で配列されている。４はアンロー
ドストック部、５はアンロード部である。
【００１４】前記ロード部１ではパレット（図示せず）
から供給された型材（被処理物）６を寝かせた状態でキ
ャリアバー７に取り付け、該キャリアバー７を型材６が
起立する方向（矢印）に９０°回転させることによって
型材６を吊り上げさせ、ロードストック部２に順次スト
ックさせる。
から供給された型材（被処理物）６を寝かせた状態でキ
ャリアバー７に取り付け、該キャリアバー７を型材６が
起立する方向（矢印）に９０°回転させることによって
型材６を吊り上げさせ、ロードストック部２に順次スト
ックさせる。
【００１５】８、８は前記ロードストック部２及び処理
ライン３を挟んで対向して付設された軌道で、該軌道
８、８上には、図２の如く、入替え台車９及び処理ライ
ン搬送台車１０、１１、１２がロードストック部２及び
処理ライン３の上方をそのライン方向に沿って移動でき
るように設けられている。
ライン３を挟んで対向して付設された軌道で、該軌道
８、８上には、図２の如く、入替え台車９及び処理ライ
ン搬送台車１０、１１、１２がロードストック部２及び
処理ライン３の上方をそのライン方向に沿って移動でき
るように設けられている。
【００１６】前記入替え台車９は、本実施例では、第１
〜第３の昇降懸架機構９ａ、９ｂ、９ｃを備えている。
しかして、該入替え台車９は制御部（図示せず）の演算
結果に応じて軌道８、８上を、ロードストック部（コン
ベアー）２上に供給されたキャリアバー７のうち、優先
順位に従って選択位置まで移動し、その位置において第
１昇降懸架機構９ａが作動して１本目のキャリアバー７
を掬い取り、次いで、入替え台車９が他の位置へ移動
し、その位置において第２昇降懸架機構９ｂにより２本
目のキャリアバー７を掬い取り、更に、入替え台車９が
第３の位置へ移動し、その位置において第３昇降懸架機
構９ｃが３本目のキャリアバー７を掬い取って、これら
を１枠として第１処理槽３ａまで搬送し浸漬させる。該
第１処理槽３ａに浸漬された１枠のキャリアバーは所定
の処理時間経過後、前記処理ライン搬送台車１０により
掬い取られ、次の処理槽まで搬送し浸漬させる。
〜第３の昇降懸架機構９ａ、９ｂ、９ｃを備えている。
しかして、該入替え台車９は制御部（図示せず）の演算
結果に応じて軌道８、８上を、ロードストック部（コン
ベアー）２上に供給されたキャリアバー７のうち、優先
順位に従って選択位置まで移動し、その位置において第
１昇降懸架機構９ａが作動して１本目のキャリアバー７
を掬い取り、次いで、入替え台車９が他の位置へ移動
し、その位置において第２昇降懸架機構９ｂにより２本
目のキャリアバー７を掬い取り、更に、入替え台車９が
第３の位置へ移動し、その位置において第３昇降懸架機
構９ｃが３本目のキャリアバー７を掬い取って、これら
を１枠として第１処理槽３ａまで搬送し浸漬させる。該
第１処理槽３ａに浸漬された１枠のキャリアバーは所定
の処理時間経過後、前記処理ライン搬送台車１０により
掬い取られ、次の処理槽まで搬送し浸漬させる。
【００１７】前記処理ライン搬送台車１０、１１、１２
による処理ライン内の搬送は、所定の運行プログラムに
より互いの干渉を避けながら順次受け渡される。そし
て、最終搬送台車１２によりアンロードストック部４ま
で搬送することとなる。アンロードストック部４に貯え
られた型材６は、アンロード部５にて、キャリアバー３
を９０°横転させて型材６を寝かせた状態で取り外さ
れ、製品として搬出されることとなる。
による処理ライン内の搬送は、所定の運行プログラムに
より互いの干渉を避けながら順次受け渡される。そし
て、最終搬送台車１２によりアンロードストック部４ま
で搬送することとなる。アンロードストック部４に貯え
られた型材６は、アンロード部５にて、キャリアバー３
を９０°横転させて型材６を寝かせた状態で取り外さ
れ、製品として搬出されることとなる。
【００１８】上記実施例において、図３の如く、例え
ば、ロードストック部２に配列されたキャリアバーが、
例えば、Ｂ1 ，Ａ1 ，Ｄ2 ，Ｆ1 …Ｆ2 ，Ｂ2 ，Ｄ1 …
Ｄ3 ，Ａ2 ，Ｃ1 …Ｃ2 ，Ｂ3 ，Ａ3 ，Ｃ3 の順になっ
ている場合において、型材６に対する表面処理が、Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄの順で行われると効率が良いとすると、制御
手段はその演算結果に応じて、入替え台車９を制御し、
優先順位に従って（１）点まで移動（横行）し、その位
置において第１昇降懸架機構９ａが作動して１本目のキ
ャリアバー「Ａ1 」を掬い取る。次いで、入替え台車９
は（２）点まで移動し、その位置において第２昇降懸架
機構９ｂが２本目のキャリアバー「Ａ2 」を掬い取り、
さらに、入替え台車９が（３）点へ移動し、その位置に
おいて第３昇降懸架機構９ｃが３本目のキャリアバー
「Ａ3 」を掬い取る。しかる後、これら３本のキャリア
バーＡ1 〜Ａ3 を１枠として第１処理槽３ａまで搬送し
浸漬させる。
ば、ロードストック部２に配列されたキャリアバーが、
例えば、Ｂ1 ，Ａ1 ，Ｄ2 ，Ｆ1 …Ｆ2 ，Ｂ2 ，Ｄ1 …
Ｄ3 ，Ａ2 ，Ｃ1 …Ｃ2 ，Ｂ3 ，Ａ3 ，Ｃ3 の順になっ
ている場合において、型材６に対する表面処理が、Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄの順で行われると効率が良いとすると、制御
手段はその演算結果に応じて、入替え台車９を制御し、
優先順位に従って（１）点まで移動（横行）し、その位
置において第１昇降懸架機構９ａが作動して１本目のキ
ャリアバー「Ａ1 」を掬い取る。次いで、入替え台車９
は（２）点まで移動し、その位置において第２昇降懸架
機構９ｂが２本目のキャリアバー「Ａ2 」を掬い取り、
さらに、入替え台車９が（３）点へ移動し、その位置に
おいて第３昇降懸架機構９ｃが３本目のキャリアバー
「Ａ3 」を掬い取る。しかる後、これら３本のキャリア
バーＡ1 〜Ａ3 を１枠として第１処理槽３ａまで搬送し
浸漬させる。
【００１９】従って、３本のキャリアバーＡ1 〜Ａ3 を
１枠として第１処理槽３ａまでの工程は、図３の〜
の如く、８工程で完了する。即ち、第１昇降懸架機構
の上昇、台車の横行、第２昇降懸架機構の上昇、
台車の横行、第３昇降懸架機構の上昇、台車の横行
（前進）、第１〜第３昇降懸架機構が同時に下降、
台車の横行（後進）の８工程である。
１枠として第１処理槽３ａまでの工程は、図３の〜
の如く、８工程で完了する。即ち、第１昇降懸架機構
の上昇、台車の横行、第２昇降懸架機構の上昇、
台車の横行、第３昇降懸架機構の上昇、台車の横行
（前進）、第１〜第３昇降懸架機構が同時に下降、
台車の横行（後進）の８工程である。
【００２０】以後、同様に、Ｂ1 ，Ｂ2 ，Ｂ3 ，Ｃ1 ，
Ｃ2 ，Ｃ3 ，Ｄ1 ，Ｄ2 ，Ｄ3 …の如く掬い取り、順
次、第１処理槽３ａへと搬送を繰り返えす。なお、ロー
ドストック部２に緊急処理しなければならない型枠６を
懸吊したキャリアバー「Ｆ1 」「Ｆ2 」が混在している
ときは、入替え台車９は前記制御手段の演算結果に関わ
りなく、ロードストック部２に貯えられた他の懸吊済み
キャリアバー「Ａ1 」〜「Ｄ3 」に優先してＦ1 ，Ｆ2
を掬い取り、所定のように搬送することができるように
なっている。
Ｃ2 ，Ｃ3 ，Ｄ1 ，Ｄ2 ，Ｄ3 …の如く掬い取り、順
次、第１処理槽３ａへと搬送を繰り返えす。なお、ロー
ドストック部２に緊急処理しなければならない型枠６を
懸吊したキャリアバー「Ｆ1 」「Ｆ2 」が混在している
ときは、入替え台車９は前記制御手段の演算結果に関わ
りなく、ロードストック部２に貯えられた他の懸吊済み
キャリアバー「Ａ1 」〜「Ｄ3 」に優先してＦ1 ，Ｆ2
を掬い取り、所定のように搬送することができるように
なっている。
【００２１】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、被処理物をキャ
リアバーに懸吊するロード部と、懸吊済みキャリアバー
をストックするロードストック部と、該被処理物の浸漬
処理槽群を有する処理ラインと、該処理ラインの上方を
ラインに沿って走行する搬送台車とを備えてなる浸漬処
理装置において、前記ロードストック部の上方に前記搬
送台車と同方向に走行する複数の昇降懸架機構を備えた
入替え台車を設けたことを特徴としているから、ロード
ストック部に不規則にストックされた被処理物を懸吊し
たキャリアバーから必要な複数本を、直に、掬い取って
処理ラインまで搬送でき、本出願人の先の提案装置に比
し、迅速処理（スピードアップ）が可能であるととも
に、再列ストック部が不要となり、省スペース化、シス
テムの簡素化及び設備のコストダウン化が達成できるな
ど、各種の優れた効果を奏するものである。
リアバーに懸吊するロード部と、懸吊済みキャリアバー
をストックするロードストック部と、該被処理物の浸漬
処理槽群を有する処理ラインと、該処理ラインの上方を
ラインに沿って走行する搬送台車とを備えてなる浸漬処
理装置において、前記ロードストック部の上方に前記搬
送台車と同方向に走行する複数の昇降懸架機構を備えた
入替え台車を設けたことを特徴としているから、ロード
ストック部に不規則にストックされた被処理物を懸吊し
たキャリアバーから必要な複数本を、直に、掬い取って
処理ラインまで搬送でき、本出願人の先の提案装置に比
し、迅速処理（スピードアップ）が可能であるととも
に、再列ストック部が不要となり、省スペース化、シス
テムの簡素化及び設備のコストダウン化が達成できるな
ど、各種の優れた効果を奏するものである。
【図１】本願浸漬処理装置を略示的に示す正面図であ
る。
る。
【図２】本願浸漬処理装置の処理ライン搬送台車の構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図３】本願浸漬処理装置の入替え台車の作用を原理的
に示す説明図である。
に示す説明図である。
【図４】本出願人が先に提案した浸漬処理装置の入替え
台車の作用を原理的に示す説明図である。
台車の作用を原理的に示す説明図である。
１ ロード部 ２ ロードストック部 ３ 処理ライン ３ａ〜３ｆ 第１〜第６処理槽 ３ｇ 乾燥炉 ４ アンロードストック部 ５ アンロード部 ６ 被処理物（型材） ７ キャリアバー ８ 軌道 ９ 入替え台車 ９ａ、９ｂ、９ｃ 第１〜第３昇降機構 １０、１１、１２ 処理ライン搬送台車
Claims (1)
- 【請求項１】 被処理物をキャリアバーに懸吊するロー
ド部と、懸吊済みキャリアバーをストックするロードス
トック部と、該被処理物の浸漬処理槽群を有する処理ラ
インと、該処理ラインの上方をラインに沿って走行する
搬送台車とを備えてなる浸漬処理装置において、前記ロ
ードストック部の上方に前記搬送台車と同方向に走行す
る複数の昇降懸架機構を備えた入替え台車を設けたこと
を特徴とする浸漬処理装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290450A JPH08127898A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 浸漬処理装置 |
| KR1019950013500A KR0177010B1 (ko) | 1994-10-31 | 1995-05-26 | 침지 처리장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290450A JPH08127898A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 浸漬処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08127898A true JPH08127898A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17756191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6290450A Ceased JPH08127898A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 浸漬処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08127898A (ja) |
| KR (1) | KR0177010B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107986022A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-05-04 | 贵州西南工具(集团)有限公司 | 一种零件表面自动处理线及处理方法 |
| CN114210509A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-03-22 | 芜湖荣基密封系统有限公司 | 升降型密封垫浸胶设备和密封垫浸胶方法 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6290450A patent/JPH08127898A/ja not_active Ceased
-
1995
- 1995-05-26 KR KR1019950013500A patent/KR0177010B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107986022A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-05-04 | 贵州西南工具(集团)有限公司 | 一种零件表面自动处理线及处理方法 |
| CN107986022B (zh) * | 2017-12-06 | 2023-09-05 | 贵州西南工具(集团)有限公司 | 一种零件表面自动处理线及处理方法 |
| CN114210509A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-03-22 | 芜湖荣基密封系统有限公司 | 升降型密封垫浸胶设备和密封垫浸胶方法 |
| CN114210509B (zh) * | 2021-12-14 | 2023-08-15 | 芜湖荣基密封系统有限公司 | 升降型密封垫浸胶设备和密封垫浸胶方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR960014384A (ko) | 1996-05-22 |
| KR0177010B1 (ko) | 1999-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040817 |
|
| A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20041221 |