JP2906077B2 - 表面処理装置 - Google Patents

表面処理装置

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JP2906077B2
JP2906077B2 JP15167990A JP15167990A JP2906077B2 JP 2906077 B2 JP2906077 B2 JP 2906077B2 JP 15167990 A JP15167990 A JP 15167990A JP 15167990 A JP15167990 A JP 15167990A JP 2906077 B2 JP2906077 B2 JP 2906077B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ワーク例えば自動車車体を処理槽に浸漬し
て、化成処理、電着塗装等の表面処理を施す表面処理装
置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の装置として、特開昭63-229167号公報
により、処理槽を配置する処理ステーションに、自動車
車体を保持する治具を昇降自在に且つ車長方向の水平軸
線回りに回動自在に設け、ハンガコンベアで搬送されて
来た車体を治具に受取られてその昇降動で車体を処理槽
に入出槽させ、且つ治具の回動で車体を水平姿勢と横転
姿勢とに反転自在とし、横転姿勢で入出槽することによ
り入出槽時の抵抗を減らしたり、入槽後の車体反転で車
室内のエア溜りを除去し得るようにしたものが知られて
いる。
このものにおいて、治具は、処理槽の両側に設けた1
対の昇降枠間に回動自在に支持され、各昇降枠の昇降用
駆動源と昇降枠に搭載した治具の回動用駆動源とで治具
を昇降及び回動させるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上記のものでは治具の昇降装置が大型化すると共に、
昇降用の駆動源とは別に回動用の駆動源を設ける必要が
あって装置が複雑高価になり、大量生産の場合には良い
ものの、実験設備や少量生産の場合には不向きである。
本発明は、以上の点に鑑み、処理槽にワークを入出槽
して且つ回動し得るようにした簡易な装置を提供するこ
とをその第1の目的としている。
又、ワークをハンガコンベアで搬送して複数の処理槽
に順に浸漬する場合、設備の一層の簡略化を図るために
は、ハンガにワークを昇降及び回動自在に吊持し得るよ
うにすることが望まれ、かかる要望に適合した装置を提
供することが本発明の第2の目的である。
(課題を解決するための手段) 上記第1の目的を達成すべく、請求項1の発明では、
ワークを浸漬処理する処理槽を備え、該処理槽にワーク
を上下動させて入出槽すると共にワークを水平軸線回り
に回動自在とするバッチ式の表面処理装置において、ワ
ークを保持する治具の両端に同一水平軸線上に位置させ
てスプロケットから成る1対の回動輪を固設し、該治具
を該両回動輪に夫々巻掛けしたチェーンから成る1対の
索条により吊持すると共に、1対の巻上げ機を設けて、
該両索条の夫々の一端を一方の巻上げ機と、該両索条の
夫々の他端を他方の巻上げ機とに連結すると共に、前記
処理槽に、前記各回動輪の軸部に係合して前記治具の昇
降を案内する1対のガイド枠を立設した。
また、請求項2の発明では、ワークを保持する治具の
両端に同一水平軸線上に位置させて1対の回動輪を固設
し、該各回動輪に互に反対方向に巻掛けして夫々の一端
を該各回動輪に固定した各1対の計4本の索条により該
治具を吊持すると共に、1対の巻上げ機を設け、前記4
本の索条を巻掛け方向が一致する2本宛の2組に分け
て、一方の組の2本の索条の夫々の他端を一方の巻上げ
機と、他方の組の2本の索条の夫々の他端を他方の巻上
げ機とに連結すると共に、前記処理槽に、前記各回動輪
の軸部に係合して前記治具の昇降を案内する1対のガイ
ド枠を立設した。
尚、請求項2の発明において、索条と回動輪の組合せ
は、ワイヤとプーリ、チェーンとプーリ、チェーンとス
プロケットの何れであっても良い。
又、請求項4の発明では、上記第2の目的を達成すべ
く、ハンガに前記各索条を案内する各ガイド輪を取付け
た前記水平軸線に平行な支持フレームを固設すると共
に、該ハンガに前記両巻上げ機を搭載した。
(作用) 請求項1の発明によれば、1対の巻上げ機を共に索条
の繰出し方向に回転すると、一方の巻上げ機に連結した
各索条の一端と、他方の巻上げ機に連結した該各索条の
他端とが共に該各巻上げ機から繰出されて治具が下降
し、逆に該両巻上げ機を共に巻上げ方向に回転すれば、
各索条の両端が共に巻上げられて治具が上昇し、又該両
巻上げ機を互に反対方向に回転すれば、各索条の両端の
一方が繰出されて他方が巻上げられ、これにより各回動
輪が回転してこれと一体に治具が水平軸線回りに回転す
る。また、各回動輪の軸部に係合する各ガイド枠により
治具の昇降動作や回動に際しての治具の振れが防止され
る。以上の作用は請求項2の発明でも同様に得られる。
尚、請求項2の発明において、請求項3の発明の如
く、各索条の一端を各回動輪に位置調整手段を介して固
定すれば、該手段により各回動輪を微小角度回動して、
治具の姿勢調整を行い得られる。
また、請求項4の発明の如くハンガに1対の巻上げ機
を搭載しておけば、ハンガを処理槽の直上位置で停止し
て両巻上げ機を同方向に回転することにより、治具を下
降及び上昇させてこれに保持されるワークを処理槽に入
出槽でき、且つ両巻上げ機を逆方向に回転することによ
りワークを水平軸線回りに回動できる。
この場合、請求項6の発明の如く、ハンガの支持フレ
ームに各回動輪の軸部に係合して治具の昇降を案内する
1対のガイド部材を垂下し、ハンガが処理槽の直上部に
位置したとき、該各ガイド部材の下端が前記各ガイド枠
の上端に対向するようにしておけば、治具の下降時に各
回動輪の軸部を各ガイド部材を介して各ガイド枠にスム
ーズに挿入でき、又搬送時のハンガに対する治具の振れ
を防止できる。搬送時に、治具をハンガに対してより強
固に位置決めするには、請求項5の発明の如く、各回動
輪に治具の上昇端位置において前記支持フレームに係合
する位置決め用の係合部材を固設しておけば良く、更に
請求項7の発明の如く、支持フレームに係合してハンガ
の移動を案内するガイドレールを設けておけば、搬送時
のハンガの振れも防止でき、ワークを安定に搬送でき
る。
(実施例) 図面を参照して、(1)はワークたる自動車車体Wを
浸漬する処理槽、(2)は処理槽(1)の上方空間を横
断するように設けたハンガコンベアを示し、該コンベア
(2)は、コンベアレール(3)に複数のローラ(4)
を介して吊持されるハンガ(5)を該レール(3)に沿
って自走するモータ(6a)付きの駆動体(6)により搬
送すべく構成されており、搬送方向を横方向、これを直
交する方向を前後方向として、該ハンガ(5)の下端に
前後方向に長手の支持フレーム(7)を固設し、該支持
フレーム(7)に、車体Wを保持する前後方向に長手の
治具(8)を前後1対のチェーン(91)(92)を介して
吊持した。
該治具(8)は、車体Wをサスペンション取付穴等に
おいてクランプする複数のクランプ部材(8a)を備える
もので、更に該治具(8)の前後両端に、前後方向の同
一水平軸線上に位置させてスプロケットから成る1対の
回動輪(101)(102)を固設し、前側の回動輪(101
にチェーンから成る前側の索条(91)と、後側の回動輪
(102)にチェーンから成る後側の索条(92)とを夫々
巻掛けした。
前記ハンガ(5)には、左右1対の巻上げ機(111
(112)が搭載されており、更に前記支持フレーム
(7)の前端と中間部とに夫々前側索条(91)のための
左右1対のスプロケット状のガイド輪(121)(122)を
取付けて、前側の索条(91)の一端をこれら左側のガイ
ド輪(121)(122)を介して左側の巻上げ機(111
と、該索条(91)の他端をこれら右側のガイド輪(1
21)(122)を介して右側の巻上げ機(112)とに連結
し、又支持フレーム(7)の後端と中間部とに夫々後側
索条(92)のための左右1対のスプロケット状のガイド
輪(131)(132)を取付けて、後側索条(92)の一端を
これら左側のガイド輪(131)(132)を介して左側の巻
上げ機(111)と、該索条(112)の他端をこれらの右側
のガイド輪(131)(132)を介して右側の巻上げ機(11
2)とに連結した。
而して、両巻上げ機(111)(112)を共に繰出し方向
又は巻上げ方向に回転すれば、両索条(91)(92)の両
端が夫々繰出し又は巻上げられて、治具(8)が水平姿
勢のまま下降又は上昇され、一方該両巻上げ機(111
(112)を互に逆方向に回転すれば、両索条(91
(92)の一端が繰出され他端が巻上げられて、両索条
(101)(102)を会して治具(8)が水平軸線回りに回
転される。
該各回動輪(101)(102)の外側面には、その軸線上
に突出する軸部(10a)と、径方向外方に突出する係合
部材(10b)とが設けられており、前記処理槽(1)の
前後両端に各回動輪(101)(102)の軸部(10a)に係
合して治具(8)の昇降を案内する水平断面コ字状のガ
イド枠(14)(14)を立設し、又前記支持フレーム
(7)の前後両端に脚片(7a)(7a)を垂設し、治具
(8)を上昇足し位置に上昇させたとき、各回動輪(10
1)(102)の係合部材(10b)が該各脚片(7a)に形成
した位置決め用の溝(7b)に係合して、治具(8)がハ
ンガ(5)に対し前後左右に且つ回転方向に位置決めさ
れるようにした。
更に、前記支持フレーム(7)の前後両端にガイドロ
ーラ(7c)(7c)を取付け、該各ローラ(7c)を受入れ
る垂直断面コ字状のガイドレール(15)を前記コンベア
レール(3)と平行に前後1対に設けて、ハンガ(5)
の移動を案内するようにした。
次に本実施例の作用を説明するに、ハンガ(5)を処
理槽(1)の直上位置で停止した後、1対の巻上げ機
(111)(112)を共に繰出し方向に回転させて、治具
(8)を係合部材(10b)が溝(7b)から離脱する位置
まで下降し、次いで巻上げ機(111)(112)の一方を繰
出し方向に回転させたまま他方を巻上げ方向に回転さ
せ、治具(8)を90°回転させて車体Wを横転姿勢にし
た後、再び両巻上げ機(111)(112)を共に繰出し方向
に回転させ、治具(8)をガイド枠(14)(14)に案内
させて下降端位置に下降させ、車体Wを横転姿勢で処理
槽(1)に入槽する。その後、両巻上げ機(111)(1
12)の一方を巻上げ方向と他方を繰出し方向とに回転さ
せて治具(8)を上記とは逆方向に180°回転させ、車
体Wを処理槽(1)内で上記とは逆向きの横転姿勢に反
転し、この反転で車室内のエア溜りを解消して車体W全
体にむらなく表面処理を施す。
処理後、両巻上げ機(111)(112)を共に巻上げ方向
に回転して車体Wを逆向きの横転姿勢にしたまま治具
(8)を上昇させ、車体Wが処理槽(1)から出槽した
ところで両巻上げ機(111)(112)の一方を繰出し方向
と他方を巻上げ方向とに回転させ、治具(8)を90°回
転させて車体(W)を水平姿勢に戻し、次いで再び両巻
上げ機(111)(112)を共に巻上げ方向に回転させて治
具(8)を上昇端位置に上昇させ、係合部材(10b)を
溝(7b)に係合させてハンガ(5)に対し治具(8)を
位置決め固定し、その後ハンガ(5)をガイドレール
(15)に案内させて次の処理槽の配置部に搬送する。
ところで、上記実施例では、各回動輪(101)(102
に各1本の索条(91)(92)をU字状に巻掛けしたが、
第3図及び第4図に示す如く、治具(8)の前後両端に
同一水平軸線上に位置させて固設する各回動輪(16)
に、各1対の索条(171)(172)を互に反対方向に巻掛
けして、該両索条(171)(172)の夫々の一端を該回動
輪(16)に固定し、各回動輪(16)について各1対の計
4本の索条により治具(8)を上記実施例のハンガ
(5)同様のハンガに吊持することができる。この場
合、図示の回動輪(16)に巻掛けした一方の索条(1
71)と該索条(171)と同方向で他方の回動輪に巻掛け
した索条とを、ハンガに搭載した一方の巻上げ機に上記
実施例の1対の索条(91)(92)の一端と同様の態様で
連結すると共に、回動輪(16)に巻掛けした他方の索条
(172)と該索条(172)と同方向で他方の回動輪に巻掛
けした索条とを、前記両索条(91)(92)の他端と同様
の態様で他方の巻上げ機に連結する。これによれば、上
記実施例と同様の方法で治具(8)を昇降及び水平軸線
回りに回動できる。
又、この実施例においては、図示しないハンガの支持
フレームに、回動輪(16)の軸部(16a)に係合して治
具(8)の昇降を案内する水平断面コ字状のガイド部材
(18)を垂下し、ハンガが処理槽の直上部に位置したと
き、これに立設した前記ガイド枠(14)の上端に該ガイ
ド部材(18)の下端が対向し、治具(8)の下降に際
し、該軸部(16a)が該ガイド部材(18)に案内されて
スムーズにガイド枠(14)に挿入されるようにした。
該回動輪(16)には、これに巻掛けする2本の索条
(171)(172)がからみ合わないように、巻掛け溝(16
b)が1対に形成されており、更に該回動輪(16)の対
称位置に1対のブラケット(16c)(16c)を固設して、
該各ブラケット(16c)に第5図の如く位置調整手段と
してのアジャストボルト(19)を取付け、該ボルト(1
9)の先端の二股部に横設したクロスピン(19a)に各索
条(171)(172)を構成するチェーンの一端を係止し、
該ボルト(19)の操作により治具(8)の姿勢調整を行
い得られるようにした。
ところで、先の実施例では、回動輪(101)(102)か
ら索条(91)(92)が外れると治具(8)が脱落する
が、この実施例では各索条(171)(172)の一端が回動
輪(16)に固定されるため、回動輪(16)から索条(17
1)(172)が外れても治具(8)は脱落せず安全であ
る。
尚、各処理槽の上方に1対の巻上げ機とこれに索条を
介して吊持される治具とを配置し、ハンガから治具にワ
ークを受渡して処理槽に入出槽するようにしても良い
が、上記実施例の如くハンガ(5)に治具(8)を吊持
すれば、ワークの受渡しが不要となってい能率アップを
図れると共に、設備が簡素化され且つ処理槽の増設にも
容易に対処できて有利である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、請求項1,2の発明に
よれば、治具を1対の巻上げ機と索条とから成る簡易な
気候により昇降及び水平軸線回りに回動でき、更に、治
具の振れを防止して処理槽にワークを安定して入出槽で
きると共にワークを安定して回動でき、而もこの気候は
小型軽量に構成できるから、ワーク搬送用ハンガコンベ
アのハンガに該機構を無理なく搭載でき、而して請求項
4の発明の如くハンガに治具を昇降及び回動自在に吊持
して、ワークをその受渡しを行なうことなく処理槽に入
出槽できるようになり、能率アップと設備の一層の簡素
化とを図れる。更に、請求項2の発明によれば、各回動
輪に1対の索条をその一端を固定して巻掛けするため、
索条の巻掛け部分が回動輪から外れても治具は脱落せず
安全であり、更に請求項3の発明によれば、治具の姿勢
調整を容易に行い得られる効果を有する。
又、請求項6の発明によれば、治具の下降時に各回動
輪の軸部を各ガイド部材を介して各ガイド枠にスムーズ
に挿入できると共に、搬送時のハンガに対する治具の振
れも防止でき、更に請求項5の発明によれば治具をその
上昇端位置においてハンガに対し位置決めでき、而も請
求項7の発明によれば、搬送時のハンガ自体の振れも防
止され、ワークを安定に搬送できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の1例の截断側面図、第2図は第1
図のII-II線截断面図、第3図は他の実施例の要部の截
断側面図、第4図は第3図のIV-IV線截断面図、第5図
は当該実施例の回動輪に備える長さ調節手段の拡大図で
ある。 (1)……処理槽、(2)……ハンガコンベア (5)……ハンガ、(7)……支持フレーム (8)……治具 (91)(92)(171)(172)(201)(202)……索条 (101)(102)(16)……回動輪 (10a)(16a)……軸部 (10b)……係合部材 (111)(112)……巻上げ機 (121)(122)(131)(132)……ガイド輪 (14)……ガイド枠、(15)……ガイドレール (18)……ガイド部材 (19)……アジャストボルト(位置調節手段) W……車体(ワーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 栄治 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 多田 映彦 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを浸漬処理する処理槽を備え、該処
    理槽にワークを上下動させて入出槽すると共にワークを
    水平軸線回りに回動自在とするバッチ式の表面処理装置
    において、ワークを保持する治具の両端に同一水平軸線
    上に位置させてスプロケットから成る1対の回動輪を固
    設し、該治具を該両回動輪に夫々巻掛けしたチェーンか
    ら成る1対の索条により吊持すると共に、1対の巻上げ
    機を設けて、該両索条の夫々の一端を一方の巻上げ機
    と、該両索条の夫々の他端を他方の巻上げ機とに連結す
    ると共に、前記処理槽に、前記各回動輪の軸部に係合し
    て前記治具の昇降を案内する1対のガイド枠を立設した
    ことを特徴とする表面処理装置。
  2. 【請求項2】ワークを浸漬処理する処理槽を備え、該処
    理槽にワークを上下動させて入出槽すると共にワークを
    水平軸線回りに回動自在とするバッチ式の表面処理装置
    において、ワークを保持する治具の両端に同一水平軸線
    上に位置させて1対の回動輪を固設し、該各回動輪に互
    に反対方向に巻掛けして夫々の一端を該各回動輪に固定
    した各1対の計4本の索条により該治具を吊持すると共
    に、1対の巻上げ機を設け、前記4本の索条を巻掛け方
    向が一致する2本宛の2組に分けて、一方の組の2本の
    索条の夫々の他端を一方の巻上げ機と、他方の組の2本
    の索条の夫々の他端を他方の巻上げ機とに連結すると共
    に、前記処理槽に、前記各回動輪の軸部に係合して前記
    治具の昇降を案内する1対のガイド枠を立設したことを
    特徴とする表面処理装置。
  3. 【請求項3】前記各索条の夫々の一端を前記各回動輪に
    位置調整手段を介して固定したことを特徴とする請求項
    2に記載の表面処理装置。
  4. 【請求項4】ワーク搬送用のハンガコンベアを備え、該
    コンベアのハンガに前記各索条を案内する各ガイド輪を
    取付けた前記水平軸線に平行な支持フレームを固設する
    と共に、該ハンガに前記両巻上げ機を搭載したことを特
    徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表面処理装
    置。
  5. 【請求項5】前記各回動輪に、前記治具の上昇端位置に
    おいて前記支持フレームに係合する位置決め用の係合部
    材を固設したことを特徴とする請求項4に記載の表面処
    理装置。
  6. 【請求項6】前記支持フレームに、前記各回動輪の軸部
    に係合して前記治具の昇降を案内する1対のガイド部材
    を垂下し、前記ハンガが該処理槽の直上部に位置したと
    き、該各ガイド部材の下端が前記各ガイド枠の上端に対
    向するようにしたことを特徴とする請求項4又は5に記
    載の表面処理装置。
  7. 【請求項7】前記支持フレームに係合して前記ハンガの
    移動を案内するガイドレールを設けたことを特徴とする
    請求項4〜6の何れか1項に記載の表面処理装置。
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