JP2004210426A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理槽への物の搬送と揺動が安全に短時間で行える装置を提供する。
【解決手段】搬送装置1は、走行レール51とそれに平行な案内レール53とにより走行可能に支持され且つ走行方向前後端近傍に1対の垂直柱状部4,4を有する走行フレーム2を形成し、柱状部4,4には個別に昇降駆動装置を備えた昇降部材15,15を昇降可能に支持する一方、垂直部材26の下端に水平の支持部27を有する1対の支持部材25,25を、支持部27を走行方向と直交する水平同方向に向け且つ前後に限定的に揺動可能にその上端部を昇降部材15,15にそれぞれ枢止し、支持部材25の支持部27には、両支持部27,27にまたがる搬送物支持台30を前後傾斜可能に回転支持して構成する。昇降部材15はエンドレスに連結したチェーン37または垂直ねじ棒40に螺合するナット部材43などで駆動し、車輪はモーター駆動とし自走式にすると都合がよい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送装置の技術に係わり、更に詳しくは、例えば自動車生産工場における自動車ボディーの電解塗装処理またはその前処理など、被処理物の処理槽への搬送と処理槽内への昇降操作と処理槽内での揺動操作を安全且つ短時間に行い得る機能を備えた搬送装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車生産工場における自動車ボディーの電解塗装処理またはその前処理など、被処理物を処理槽内等の処理位置へ搬送および昇降する装置に関しては、パワーアンドフリー方式トロリーコンベアのキャリアに組み込まれた昇降装置により、この昇降装置から垂下する前後1対の吊り索の端末に、搬送物(被処理物)を載置した支持フレームの前後端をそれぞれ連結し、この搬送物を前記トロリーコンベアで処理槽上に搬送し、前記昇降装置を操作して支持フレームとともに処理槽内へ昇降させ、或いは更に処理槽内の処理液に浸漬した状態で前後に揺動させる搬送装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この搬送装置における吊り索はチェーンなど可撓性材料を用いているため、搬送物が搬送時や昇降時や処理液中での揺動操作時に慣性力や処理液の抵抗や搬送物内に滞留した空気の浮力などを受けて不用意に揺れ、支持フレームが処理槽側壁に接触または衝突して壁面や支持フレームを損傷する恐れもある。これを回避するためには、搬送物(被処理物)の大きさや形状によっては搬送と昇降などの操作速度を遅くしてゆっくり時間をかけて操作すればよいが、工程時間が長時間に及ぶといった問題がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−6792号公報(第2〜3頁、図1〜図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の状況に鑑み本発明が解決しようとするところは、自動車生産工場における自動車ボディーの各作業工程間の移動および電解塗装処理またはその前後処理など、被処理物の搬送と処理槽内への昇降操作と処理槽内での揺動操作を行う際に、被処理物に作用する慣性力や浮力や処理液の抵抗力で被処理物が不用意に動かないようにし、搬送と処理液への浸漬と引き上げおよび処理液中での揺動などの一連の操作を安全且つ迅速に短時間で行い得る機能を備えた搬送装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題解決のため、本発明では、搬送装置は、走行レールと該走行レールに平行に架設された案内レールとにより前記走行レールに沿って走行可能に支持され且つ走行方向前後端近傍に1対の垂直柱状部を有する走行フレームを形成し、該走行フレームの前記各柱状部には個別に昇降駆動装置を備えた昇降部材を昇降可能に支持する一方、垂直部材の下端に該垂直部材と一体または脱着可能に設けた水平の支持部を有する1対の略L字状の支持部材を、前記下端支持部を走行方向に直交する水平の同方向に向け且つ走行前後方向に限定的に揺動可能にその上端部を前記昇降部材に枢止し、該支持部材の下端支持部には両支持部にまたがる搬送物支持台を走行前後方向に傾斜可能に回転支持して構成する。
【0006】
上記構成により、搬送物を支持する支持部材の走行フレーム走行方向と直交する左右方向の揺れを防止するとともに、走行の起動停止など走行速度変化と慣性力に伴う前後の揺れを限定的に制限し、且つ、処理槽内への昇降操作と処理槽内での揺動操作を行う際に被処理物に作用する浮力に対抗して安全に昇降させることはできるとともに処理液の抵抗に伴う不用意な揺れを制限し、一連の操作を安全且つ迅速に短時間で行うことができる。
【0007】
具体的には、走行フレームは、前後に車輪を備えた水平の基台と、該基台の前後端近傍からそれぞれ上方に垂直立設する水平断面が三角形、四角形、多角形、円形または楕円形の柱状部と、該両柱状部の上部を連結する補強部材とで形成され、且つ、案内レールと接する案内用の摺動片またはローラーを備えた構成からなり、一方、昇降部材が、前記柱状部に対し適宜の隙間を隔ててその周囲を囲む枠部材と、該枠部材の上下に配置され前記柱状部と接して枠部材を垂直移動可能に支持する複数の摺動片またはローラーと、支持部材上端を前後揺動可能に枢止する支持部材枢止部と、該支持部材の前後揺動を限定的に規制するストッパとを設けて構成すると都合がよい。
【0008】
昇降部材の昇降駆動装置は、走行フレームの前後1対の柱状部に昇降可能に支持された昇降部材の昇降駆動装置としては、前記各柱状部の上下端近傍にそれぞれ設置した1対の滑車またはスプロケットと、この両滑車または両スプロケットに巻き掛けその両端を前記昇降部材に係止したロープまたはチェーンと、前記上下いずれかの滑車またはスプロケット或いは前記ロープまたはチェーンの経路途中で前記ロープまたはチェーンと接する第3の滑車またはスプロケットのいずれかに連結した駆動モーターとによって構成されたエンドレス式駆動機構を用いると好都合である。或いは、昇降駆動装置は、前記各柱状部に沿ってこれと平行に設置され且つ端部を回転可能に支持したねじ棒と、該ねじ棒に螺合し且つ昇降部材と連結されたナット部材と、前記ねじ棒の回転駆動装置とを有し、ねじ棒の回転作用でナット部材が昇降部材を昇降させる様に構成してもよい。
【0009】
そして、上記のいずれの場合においても、走行フレームの下部前後端近傍にそれぞれ走行用車輪を設け、該前後車輪の少なくとも一方は、少なくとも1個のモーター駆動式駆動輪を備えて自走可能に構成したので、一斉移動させる牽引用チェーンなどによらず個別に自走させることができ、搬送移動のタイミングを個別にコントロールすることができ、作業行程が個別に調整できて都合がよい。
【0010】
なお、本明細書においては、走行フレームの走行レールに沿って前進走行側を前,前方,前側面、その反対側を後,後方,後側面とし、走行レールと直交方向で前進走行方向に向かって左側を左,左方,左側面、またその反対側を右,右方,右側面とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。図1には、本発明に係る搬送装置の実施例を、搬送物を処理槽に下降させその後方を下方に沈めた状態を斜視図で示す。図2には、図1における搬送物を水平に保った状態で、走行方向に対し右方から見た状態を示し、2点鎖線の図は搬送物を処理槽に降下させた状態である。図3は、同じく走行方向に対し後方から見た状態を示し、2点鎖線の図は搬送物を上昇した状態である。図4は図1において走行方向に対し右方から見た状態、また図5は図4において前後の昇降装置のレベルを変えた状態をそれぞれ示す。
【0012】
自動車の製造ラインなどにおいては、例えば床面50に開口しその開口の下方が槽壁に連なる電解塗装処理またはその前後処理などを行う処理槽54やシャワー式処理設備などが必要に応じ行程順に複数配置されている。そしてその脇には搬送物60(添付図の場合は自動車のボディー)を搬送する搬送設備、例えば、搬送路に沿う床面50に直接または適宜の架構を介し敷設された走行レール51と、その上方に設けられた架構または天井52に前記走行レール51と平行に架設した案内レール53と、走行レール51上を移動可能な搬送装置(例えば添付図の符号1又は1aなど)とを設置する。
【0013】
図において、本発明に係る搬送装置1は、前後端近傍にモーター駆動の駆動輪7,7を備え走行レール51上を自走可能となした基台3と、基台3の前後端近傍からそれぞれ上方に立設する垂直の柱4,4と、柱4,4の上端を互いに連結する水平の補強部材5と、補強部材5の前後端近傍にそれぞれ側方に張り出し形成された支持ブラケット11,11と、支持ブラケット11に設けられて案内レール53の下面と両側面に接する案内部10,10とを有する走行フレーム2を形成する一方、柱4,4にはそれに沿ってそれぞれ昇降可能に支持された昇降部材15,15を備えるとともに、該昇降部材15,15をそれぞれ個別または同時に昇降可能な昇降駆動装置35,35をそれぞれ設け、更に、垂直部26の下端に走行フレーム2の走行方向に向かって左方即ち搬送路側に向け延出する水平の支持部27を有してなる略L字状の1対の支持部材25,25を、前後に(即ち走行方向に)限定的揺動可能に垂直部26上端を各昇降部材15にそれぞれ枢止し、且つ、支材部材25,25の支持部27,27にまたがる搬送物支持台30を前後傾斜可能に回転支持して構成する。
【0014】
前記搬送装置1は、昇降部材15、15が同レベルに位置しないとき、つまり前後の支持部材25,25を異なるレベルにした場合、支持部材25,25の下端支持部27,27にまたがって取り付けられた支持台30がそのレベル差に応じ前後に傾斜する。この傾斜に伴い、前方支持部材25は後方へ、また後方支持部材25は前方へと支持台30によって互いに引き寄せられ互いに僅かに前後回動する。従って、支持部材25,25を限定的角度範囲で前後揺動可能に支持する手段として、搬送物即ち被処理物60の傾斜揺動に必要な支持台30の最大傾斜時における支持部材25,25の前後回動角度を許容しそれ以上の回転揺動を規制するための支持部材25側面に当接するストッパ20,20を昇降部材15,15に設ける。
【0015】
つぎに、上記搬送装置1の細部の詳細構造を以下に順次説明する。まず、走行フレーム2については、基台3の上部から立設する柱4、4は、水平断面が四角の角パイプ材からなり、その下端部を基台3に溶接またはボルトなどで固着する。柱4,4の間隔は、昇降部材15,15からそれぞれ垂直に垂下した支持部材25,25で被処理物(図の場合は乗用車のボディー)60を安定支持し且つ搬送と昇降および処理槽54内での前後傾斜揺動の操作が支障なく行える適切な間隔に設定する。走行フレーム2の基台3の前後には、走行車輪の軸に減速機などを介し走行駆動モーター9を連結した構成からなる駆動輪7をそれぞれ取り付けてなる走行装置6を有し、駆動輪7,7の回転駆動により走行フレーム2が走行レール51上を自走可能にする。
【0016】
走行装置6は、基台3の前後に垂直支軸6aを介して左右方向変換可能に取り付けられ、走行レール51の軌道がカーブしていても脱線することなく駆動輪7が走行レール51に沿って走行するように構成している。なお、駆動輪7は、前後いずれか一方のみを駆動輪として他方を従動輪としてもよいし、或いは、駆動輪7すべてを走行モーターを有しない車輪または走行レール51上を摺動する摺動片に替えて、走行レール51の近傍に沿って敷設したチェーンまたはロープに走行フレームを連結し、このチェーンまたはロープを別の駆動装置で牽引して走行フレーム2を移動させる構成としてもよい。
【0017】
走行フレーム2上部の補強部材5の前後に設ける案内部10、10は、補強部材5の前後端近傍から案内レール53側に張り出す支持ブラケット11,11と、各支持ブラケット11にそれぞれ回転可能に取り付けた1対の対向水平ローラー13、13および1個の垂直ローラー12とを有してなる。この水平ローラー13,13を案内レール53の左右側面に当接させ且つ垂直ローラー12が案内レール53の下面に当接させる。これにより支持フレーム2の左右の倒れと浮き上がりを規制し走行用駆動輪7と協働して走行フレーム2を走行レール51および案内レール53の方向に移動可能に支持する支持構造を形成する。
【0018】
そして案内部10には、案内レール53とは反対側に水平の張り出し部を設け、この張り出し部に複数の給電素子56を取り付けるとともに、走行フレーム2の走行時の給電素子56の移動軌跡と対面する天井52には、給電素子56と接する給電線57を架設し、この給電線57から給電素子56を介して電源の供給を受け、図示しないケーブルを経由して走行フレーム2に設置した図示しない制御盤に給電する。また、走行フレーム2の駆動輪7など適宜の箇所にはエンコーダー等の適宜の位置センサー(図示しない)を設けて走行位置を検知し、搬送物60の各処理工程位置で搬送装置1の走行を停止させる。つまり、この位置センサーは、走行動作から昇降操作そして前後揺動操作などに移行する位置など走行フレームの位置を検知する手段である。
【0019】
なお、案内レール53を天井52ではなく例えば床面50近傍の低位置に架設する場合、上記案内部10はそれに応じて低位置に設ける。そして倒れ防止と浮き上がり防止の水平ローラー13と垂直ローラー12は、案内レールの形状に応じこれに合う適宜の姿勢と位置関係に配置すればよい。また、水平ローラー13と垂直ローラー12は、案内レールに接する摺動片に替えてもよい。或いはまた、図示は省略するが案内レールについては、走行レール51を固定支持する架構部材など適宜の垂直部と水平部とを案内レールの機能を担う部材として利用する形態であってもよい。
【0020】
つぎに、昇降部材15について説明する。昇降部材15は、柱4に対し適宜の隙間を隔ててその前後および搬送路側(支持部材25取り付け側)の3方を囲む枠部材16と、枠部材16の上下に垂直回転可能に取り付けられ、柱4を挟んで互いに対向し且つ柱4と接して枠部材16を垂直移動可能に案内支持する複数のローラー19と、支持部材25側の側壁に張り出し形成された支軸取付部17と、この支軸取付部17に固設され支持部材25上端を前後揺動可能に枢止する支持部材枢部としての支軸18と、支軸18に枢止された支持部材25の側方に当接し前後揺動を限定的に規制するため支軸取付部17に固設されたストッパ20とを有してなる。このストッパ20は、支持台30が最大傾斜した状態で支持部材25,25の各内側面にそれぞれ当接する位置、或いは支持台30が水平状態における支持部材25,25の外側面にそれぞれ当接する位置のいずれかに設ける。なお、上記のローラー19は、図示は省略するが、柱4に接して摺動する摺動片に替えることも可能である。また、柱4は水平断面が四角形の角パイプで形成する以外に、水平断面が三角形、多角形、円形、楕円形のいずれの形状で形成してもよく、いずれの場合も昇降部材15の枠部材16内周部の形状は柱に適合する形状にする。
【0021】
つぎに、昇降駆動装置35について説明する。昇降駆動装置35は、走行フレーム2の各柱4,4それぞれの上下端近傍に、それぞれスプロケット36,36aを回転可能に設置し、この両スプロケット36,36aにチェーン37を巻き掛けそのチェーンの両端を昇降部材15の上下に形成した係止部38,38aにそれぞれ係止してエンドレスの昇降牽引機構を構成するとともに、前記下方のスプロケット36aは、走行フレーム2の基台3に設置した昇降駆動モーター39の出力軸に連結して構成する。
【0022】
チェーン37には、係止部にスプリング式またはねじ式緊張装置(図示しない)を備えるなど適宜の緊張手段を設けるとよい。チェーン37の駆動手段としては、下方スプロケット36aを駆動することに代え、図示は省略するが、チェーン37の経路の途中にチェーン37と噛み合う第3のスプロケットを配置し、この第3のスプロケットを昇降駆動モーターに連結し、チェーン37をこの第3のスプロケットを経由して巻き掛けた構成としてもよい。また、前記のいずれの場合も、チェーンとスプロケットは、ワイヤーロープと滑車に代えてもよい。
【0023】
つぎに、支持部材25について説明する。支持部材25は、上端に前記昇降部材15の支軸18に枢止される軸穴を有する長寸の垂直部26と、該垂直部26の下端から前述の搬送物搬送路側に曲折して延出する水平の支持部27とを有する略L字状に形成した部材からなり、支持部27は支持部の長手方向と直交する垂直断面が円形に形成されている。なお、搬送路側に曲折して延出する水平の支持部27については、上記のように垂直部26と一体形成するほか、図6に例示する別の支持部材25aの様に、垂直部26aと支持部27aとに分割形成し、垂直部26aの下端に支持部27aを脱着可能に取り付けてもよい。このように分割可能な構造にすると、各種搬送物の寸法や形状に適合する異なる複数の支持部27aを準備し、搬送物の種類に応じて適宜付け替えたり、或いは塗料などが付着したり損耗した際のメンテナンス作業に便利である。
【0024】
つぎに支持台30について説明する。前後1対の支持部材25,25それぞれの下端の支持部27,27には、両支持部27,27にまたがる支持台30が前後傾斜可能に回転支持されている。この支持台30の支持部27との回転支持部29の構造は、断面円形の支持部27に対しルーズに嵌合する環状部材を支持台30の下面前後に固設してなる。この構造により、昇降部材15が前後同レベルで等速昇降すると支持台30は水平に保たれ、前後いずれか一方のみを昇降するかまたは前後を互いに逆方向に昇降させると支持台30を前後に傾斜させることが可能である。
【0025】
図示は省略するが、支持台30には、搬送物を固定する適宜の固定手段を設ける。この固定手段は、搬送物の形状に合わせ適宜の形態に形成するが、支持台そのものを搬送物に合わせて専用の固定手段を備えた支持台にするほか、同じ支持台で他種類の搬送物を搬送可能なように、支持台上に搬送物を固定支持するアダプターを設けるか或いは支持台上に固定ボルト用の孔を多数貫通形成するなど、その他適宜の方法がある。または前述のように、支持部材25下端の支持部27そのものを搬送物に合わせた支持台に形成し、これを垂直部材26下端に前後傾斜可能に取り付ける方法も可能である。なお、支持台30については、図示のような矩形枠の形態に限らず、搬送物の種類や形状或いは処理工程の作業内容に応じ、例えば網目状部材、板状部材、棒状部材、或いは網籠など適宜の形態を選択的に採用することができる。
【0026】
つぎに、以上の構成からなる昇降装置の操作と作用を説明する。本発明に係る搬送装置1は、例えば自動車などの製造ラインの適宜の工程に設置され、搬送物60を搬送する搬送路の始点から終点に亘って走行レール51と案内レール53が連続して平行に設置され、それに沿って走行フレーム2が走行する。搬送路の始点で搬送装置1の支持部材25を床面または適宜の高さに降下させ、支持台30に搬送物を支持固定し、昇降駆動装置35を操作して搬送物60を適宜のレベルに水平に持ち上げて移動する。そして、例えば電解塗装処理工程またはその前後処理工程の処理槽54の上に到達すると、前述の位置センサー(図示しない)が作動し、走行装置6を停止し、昇降駆動装置35が作動して支持部材15を降下させ、搬送物を処理槽54内の処理液中に浸漬させる。搬送物の形状により内部に空気が滞留する場合は、前後の昇降駆動装置35,35の昇降速度を変えたり個別操作などにより支持台30を前後に傾斜させ搬送物60を前後に揺動操作する。搬送時の慣性力、或いは処理槽への昇降操作時または処理液中での揺動操作時に作用する処理液の抵抗や浮力などが搬送物に作用しても、支持部材25の上端を枢止する支軸18が支軸回りの揺れ以外を拘束するとともに、昇降部材15の支軸18近傍に設けたストッパ20が支持部材25の前後の揺れを限定的に規制する。従って、処理物60の揺れはごく僅かな範囲に規制される。つまり、搬送路周辺の壁や機材或いは処理槽54の側壁55などへの衝突が回避でき、搬送と処理槽54内への昇降と処理槽内での揺動など一連の操作を安全且つ迅速に短時間で行うことができる。そして処理工程が終了後、昇降駆動装置35を操作して処理物60を処理槽から引き上げ、走行装置6を作動させて次の処理槽などへ処理物を搬送する。
【0027】
つぎに、図6には、本発明に係る搬送装置の昇降装置および支持部材の別の実施形態を走行方向前方から見た部分図で示す。この図は柱4に昇降可能に取り付けた昇降部材15aを昇降駆動する昇降駆動装置35aのみを拡大して示す部分図である。この図に示す搬送装置1aの昇降駆動装置35aは、走行フレーム2の前後1対の柱4,4のそれぞれに、各柱4に沿ってこれと平行にそれぞれ設置したねじ棒40を備えている。各ねじ棒40は、各走行フレーム2上端の補強部材5から側方に張り出した支持ブラケット11に対しベアリング41を介して上端部を回転可能に支持し、その下端は、走行フレーム1の基台3に設置されたねじ棒回転駆動装置44に連結支持する。ねじ棒40には、ほぼ全長に亘ってねじ部42が形成され、そのねじ部42にはこれに螺合するナット部材43を装着する。このナット部材43は、柱4に沿って昇降可能に支持された昇降部材15aに連結し、ねじ棒回転駆動装置44でねじ棒40を回転させるとナット部材43が昇降し、これによって昇降部材15aが昇降するように構成している。
【0028】
ねじ棒40は上端を支持ブラケット11に下端を基台3に設置したねじ棒回転駆動装置44にそれぞれ支持する方法に代え、いずれか一端を柱4にまたは下端を基台3にそれぞれ回転可能に支持してもよく、一方、ねじ棒回転駆動装置44は、ねじ棒40の上端部に連結するか、または歯車機構やチェーン機構を介して連結してもよい。
【0029】
上記搬送装置1aにおいては、昇降駆動装置35aの柱4,4および昇降部材15a,15aが、前述の搬送装置1の柱4,4と昇降部材15,15と同じ構造からなるが、昇降部材15aは、枠部材16aのねじ棒40側の側面に、ナット部材43aと連結する連結部材(図示しない)を有し、前述の実施例におけるチェーン係止部38,38aは備えていない。また、支持部材25aは、垂直部26aとその下端から水平に側方に延出する支持部27aとを分割形成し、支持部27aの基端を垂直部26aの下端に脱着可能に取り付けて構成している。搬送装置1aは、上記昇降装置35aと支持部材25aを除く他の部分については、前述の搬送装置1と同じ構造からなり、前述の説明と同様の作用機能を備えている。また、上記の支持部材25aは、前述の搬送装置1の支持部材25に付け替えることができる。
【0030】
なお、昇降部材の昇降駆動機構としては、以上に説明した、ロープまたはチェーンとそれを駆動する駆動装置とで構成するエンドレスの牽引機構、および、ねじ棒とこれに螺合するナット部材とねじ棒回転駆動装置とで構成する機構などが最適であるが、このほかにも種々の機構を用いてよい。図示は省略するが例えば、油圧または空気作動式のシリンダ装置を用い、その一端を走行フレーム側に、その他端を走行フレームの垂直柱状部に昇降可能に支持された昇降部材側にそれぞれ連結し、シリンダの伸縮で昇降部材を昇降させる機構、或いは、前記柱状部に沿って垂直にラックを取り付け、該ラックに噛み合うピニオンを前記昇降部材に取り付け、該ピニオンをモーターで回転駆動して昇降する機構等々、その他ここに列挙記載しないものも含め各種機構が選択的に採用可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上にしてなる請求項1に係る発明の搬送装置は、走行レールと該走行レールに平行に架設された案内レールとにより前記走行レールに沿って走行可能に支持され且つ走行方向前後端近傍に1対の垂直柱状部を有する走行フレームを形成し、該走行フレームの前記各柱状部には個別に昇降駆動装置を備えた昇降部材を昇降可能に支持する一方、垂直部材の下端に該垂直部材と一体または脱着可能に設けた水平の支持部を有する1対の略L字状の支持部材を、前記下端支持部を走行方向に直交する水平の同方向に向け且つ走行前後方向に限定的に揺動可能にその上端部を前記昇降部材に枢止し、該支持部材の下端支持部には両支持部にまたがる搬送物支持台を走行前後方向に傾斜可能に回転支持して構成したので、走行フレームの走行時に搬送物に作用する慣性力に伴う左右の揺れを防止するとともに前後の揺れを限定的に制限し、且つ、電解塗装処理およびその前後処理などを行う処理槽への昇降操作と処理槽内での揺動操作を行う際に被処理物に作用する浮力や処理液の抵抗に伴う不用意な揺れを制限し、一連の操作を安全且つ迅速に短時間で行うことができるといった作用効果がある。また、支持部材下端の水平の支持部を脱着可能にしていることにより、搬送物の形状や大きさに合わせた支持部との交換が可能となり、且つ、電解塗装処理などで付着した塗料などの剥離除去作業など、メンテナンス作業が容易に行えるといった作用効果がある。
【0032】
請求項2に係る発明の搬送装置は、走行フレームを、下部基台の前後に車輪を備え、該基台上方に水平断面が三角形、四角形、多角形、円形または楕円形の柱状部を垂直立設して柱状部上端を補強部材で連結し、更に案内レールと接する摺動片またはローラーを備えて倒れや浮き上がりを規制する強固な構造に形成する一方、昇降部材は、柱状部の周囲を囲む枠部材の上下に複数の摺動片またはローラーを対向配置して柱状部に沿って垂直移動可能に支持して構成し且つ該枠部材の側面に支持部材上端を枢止する枢止部および支持部材の前後揺動を限定的に規制するストッパを設けて構成した。これにより、重量物の搬送と昇降を安全に行える強固な構造となり、各可動部の抵抗が低下し円滑に作動し且つ耐久性が向上する。また、搬送物を支持する支持部材が昇降部材に強固に支持され、搬送物(被処理物)の前後傾転操作時に前後の支持部材が互いに僅かに前後に傾くことを許容し且つそのときの傾き角度を超える前後揺れをストッパで確実に規制するとともに、被処理物の昇降操作と処理槽内での揺動操作時に被処理物が処理槽内の処理液から受ける浮力や抵抗に伴って昇降部材に作用する偏心荷重を強固に支持することができるなどの作用効果がある。
【0033】
請求項3に係る発明の搬送装置は、昇降部材の昇降駆動装置を、柱状部の上下端近傍にそれぞれ設置した1対の滑車またはスプロケットと、この両滑車または両スプロケットに巻き掛けその両端を前記昇降部材に係止したロープまたはチェーンと、前記上下いずれかの滑車またはスプロケット或いは前記ロープまたはチェーンの経路途中で前記ロープまたはチェーンと接する第3の滑車またはスプロケットのいずれかに連結した駆動モーターとによって構成されたエンドレス式駆動機構にしたので、被処理物と支持部材および昇降装置の自重のほか、被処理物に作用する浮力や処理槽内で処理液の抵抗により支持部材に作用する下方および突き上げ方向の両方向の作用力に対抗して被処理物を安全に昇降操作する機構を簡単且つ安価な構成で実現きるといった作用効果がある。
【0034】
請求項4に係る発明の搬送装置は、昇降部材の昇降駆動装置を、走行フレームの各柱状部に沿ってこれと平行に設置され端部を回転可能に支持したねじ棒と、該ねじ棒に螺合し且つ昇降部材と連結されたナット部材と、前記ねじ棒の回転駆動装置とを備えて構成したので、前記と同様に突き上げ方向の力に対してもこれに対抗して安全に昇降操作するとともに、より一層コンパクトに構成でき、且つ緩みの発生によるスリップや衝撃作用に伴う破断事故の危険がなく、信頼性を向上させることができるといった作用効果がある。
【0035】
請求項5に係る発明の搬送装置は、走行フレームの下部前後端近傍にそれぞれ走行用車輪を設け、該前後車輪の少なくとも一方は、少なくとも1個のモーター駆動式駆動輪を備えて自走可能に構成したので、牽引用チェーンなどにより一斉移動させる方式とは異なり個別に自走させることができ、搬送移動のタイミングを個別にコントロールすることができ、作業行程が個別に調整できるといった作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送装置の実施例を示し、搬送物を処理槽に下降させて後方を下方に沈めた状態を斜め後方から見た斜視図である。
【図2】図1の搬送装置を前後の昇降部材を水平に保った状態で走行方向に対し右方から見た図を示し、2点鎖線の図は搬送物を処理槽に降下させた状態である。
【図3】図2における搬送物を処理槽に降下させた状態で走行方向に対し後方から見た図を示し、2点鎖線の図は搬送物を上昇した状態である。
【図4】図1の搬送装置を走行方向に対し右方から見た図である。
【図5】図4において前後の昇降装置のレベルを逆にした状態を示す図である。
【図6】本発明に係る搬送装置の昇降装置および支持部材の別の実施例を示し、走行方向前方から見た部分図である。
【符号の説明】
1、1a 搬送装置
2 走行フレーム
3 基台
4 柱
5 補強部材
6 走行装置
6a 垂直支軸
7 駆動輪
9 走行駆動モーター
10 案内支持部
11 支持ブラケット
12 垂直ローラー
13 水平ローラー
15,15a 昇降部材
16,16a 枠部材
17 支軸取付部
18 支軸(支持部材枢止部)
19 ローラー
20 ストッパ
25,25a 支持部材
26,26a 垂直部(垂直部材)
27,27a 支持部
29 回転支持部
30 支持台
35,35a 昇降駆動装置
36,36a スプロケット
37 チェーン
38,38a 係止部
39 昇降駆動モーター
40 ねじ棒
41 ベアリング
42 ねじ部
43 ナット部材
44 ねじ棒回転駆動装置
50 床面(搬送路床面)
51 走行レール
52 天井(上方支持架構)
53 案内レール
54 処理槽
55 側壁
56 給電素子
57 給電線
60 被処理物(搬送物または自動車のボディー)

Claims (5)

  1. 走行レールと該走行レールに平行に架設された案内レールとにより前記走行レールに沿って走行可能に支持され且つ走行方向前後端近傍に1対の垂直柱状部を有する走行フレームを形成し、該走行フレームの前記各柱状部には個別に昇降駆動装置を備えた昇降部材を昇降可能に支持する一方、垂直部材の下端に該垂直部材と一体または脱着可能に設けた水平の支持部を有する1対の略L字状の支持部材を、前記下端支持部を走行方向に直交する水平同方向に向け且つ走行前後方向に限定的に揺動可能にその上端部を前記昇降部材に枢止し、該支持部材の下端支持部には両支持部にまたがる搬送物支持台を走行前後方向に傾斜可能に回転支持した構成からなる搬送装置。
  2. 走行フレームが、前後に車輪を備えた水平の基台と、該基台の前後端近傍からそれぞれ上方に垂直立設する水平断面が三角形、四角形、多角形、円形または楕円形の柱状部と、該両柱状部の上部を連結する補強部材とで形成され、且つ、案内レールと接する案内用の摺動片またはローラーを備えた構成からなり、一方、昇降部材が、前記柱状部に対し適宜の隙間を隔ててその周囲を囲む枠部材と、該枠部材の上下に配置され前記柱状部と接して枠部材を垂直移動可能に支持する複数の摺動片またはローラーと、支持部材上端を前後揺動可能に枢止する支持部材枢止部と、該支持部材の前後揺動を限定的に規制するストッパとを有してなる、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 走行フレームの前後1対の柱状部に昇降可能に支持された昇降部材の昇降駆動装置が、前記各柱状部の上下端近傍にそれぞれ設置した1対の滑車またはスプロケットと、この両滑車または両スプロケットに巻き掛けその両端を前記昇降部材に係止したロープまたはチェーンと、前記上下いずれかの滑車またはスプロケット或いは前記ロープまたはチェーンの経路途中で前記ロープまたはチェーンと接する第3の滑車またはスプロケットのいずれかに連結した駆動モーターとによって構成されたエンドレス式駆動機構からなる、請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 走行フレームの前後1対の柱状部に昇降可能に支持された昇降部材の昇降駆動装置が、前記各柱状部に沿ってこれと平行に設置され且つ端部を回転可能に支持したねじ棒と、該ねじ棒に螺合し且つ昇降部材と連結されたナット部材と、前記ねじ棒の回転駆動装置とを有し、前記ねじ棒の回転作用で前記ナット部材が前記昇降部材を昇降させる様に構成してなる、請求項1または2に記載の搬送装置。
  5. 走行フレームの下部前後端近傍にそれぞれ走行用車輪を設け、該前後車輪の少なくとも一方は、少なくとも1個のモーター駆動式駆動輪を備えて自走可能に構成してなる、請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。
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