JP6282211B2 - パネル施工機及びパネル施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、傾斜架台に対する太陽光パネルの配置作業効率を向上させるためのパネル施工機及びパネル施工方法に関する。
ソーラー発電施設では、複数の太陽光パネルが地面に対して傾斜するようにして傾斜架台上に固定され、整列配置されている。太陽光パネルには様々なサイズのものがあるが、その一例としては、縦1000mm、横2000mm、厚さ80mm程度のサイズのもので、フレームを合わせた重量が凡そ40kg程度のものがある。こうしたサイズの太陽光パネルは、作業者によって持ち運びが可能であり、人手によって運搬や傾斜架台への取り付けが行われることもある。しかし、そうした作業は作業者への負荷が大きいため、下記特許文献1には太陽光パネルのパネル施工機が提案されている。
同文献のパネル施工機は、平地に設置された傾斜架台に対して太陽光パネルを搬送及び配置させるものである。そのパネル施工機は、太陽光パネルを搭載するフレームが油圧シリンダを介してクローラの走行装置に支持され、その走行装置は旋回装置によって旋回可能な構造を有している。そして、このパネル施工機では、地表面から突出した突起物があっても、昇降シリンダによってフレームなどを上昇させ、突起物との衝突を回避することにより傾斜架台の取り付け位置まで太陽光パネルが運ばれる。太陽光パネルは、油圧シリンダのストローク調整により所定角度に傾けられた傾斜姿勢になり、傾斜架台上に配置される。
特開2012−201248号公報
前記従来例のパネル施工機は、太陽光パネルを搭載したまま傾斜架台まで入り込み、そこで太陽光パネルを傾斜させて傾斜架台上に配置させるようにしたものである。すなわち、太陽光パネルの運搬から傾斜架台に対する配置までの一連の作業を一台で行うものである。そのため、作業者の負担を減らすという点で有効なものといえる。しかし、十数枚或いは何十枚もある太陽光パネルについて一枚ごとに運搬および傾斜架台への配置を繰り返していたのでは、施工に要する時間がどうしても長くなってしまう。太陽光パネルの収納場所と傾斜架台との間を往復する必要があり、パネル施工機の移動距離が長くなってしまうからである。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、傾斜架台に対して太陽光パネルを効率よく配置させるためのパネル施工機及びパネル施工方法を提供することを目的とする。
本発明に係るパネル施工機は、太陽光パネルを搭載するためのパネル台を傾斜させる傾斜手段と、前記傾斜手段により傾斜させた前記太陽光パネルの下方への移動を案内する案内手段と、前記パネル台上の太陽光パネルを平面上で位置決めする位置調整手段と、前記パネル台上の太陽光パネルを高さ方向に位置決めする高さ調整手段と、前記パネル台に搭載した太陽光パネルを移動させる走行手段とを有し、太陽光パネルを配置させる傾斜架台に対して前記走行手段、高さ調整手段、位置調整手段及び傾斜手段の何れか或いは全部の駆動により太陽光パネルを傾斜させた送り出し状態にし、前記案内手段の駆動により、前記太陽光パネルを前記パネル台から下方に移動させて前記傾斜架台上に配置させるものである。
また、本発明に係るパネル施工方法は、荷台に複数の太陽光パネルを搭載したパネル搬送機により、傾斜架台に対する作業位置へと太陽光パネルを搬送する搬送工程と、前記作業位置のパネル施工機へ前記パネル搬送機から太陽光パネルを移し替える移し替え工程と、前記パネル施工機により、傾斜架台に合わせて太陽光パネルの高さ及び平面位置の調整並びに傾斜架台の傾斜角度に合わせた太陽光パネルの傾きを調整するとともに、当該太陽光パネルを傾斜架台の傾斜に沿って下方に移動させて当該傾斜架台に配置させる配置工程とを有する。
パネル施工機では、傾斜架台に対して走行手段によりパネル施工機を停止させ、高さ調整手段や位置調整手段によりパネル台の位置決めを行った後、傾斜手段により太陽光パネルを傾斜させた送り出し状態にし、案内手段をより太陽光パネルをパネル台から下方に移動させて傾斜架台上に配置させる。従って、パネル施工機が作業位置でパネル搬送機などから太陽光パネルを受け取って傾斜架台へと配置させるため、運搬のための時間を省くことができ効率よく太陽光パネルの配置作業を行うことができる。
複数の太陽光パネルを傾斜架台に配置させる発電ソーラー施設の施工状況を示した図である。 パネル搬送機を概念的に示した正面図である。 パネル搬送機を概念的に示した側面図である。 パネル施工機を概念的に示した正面図である。 パネル搬送機を概念的に示した側面図である。 パネル施工機3を具体的に示した平面図である。 パネル施工機3を具体的に示した側面図である。 パネル施工機3を具体的に示した正面図である。 X軸テーブルおよびY軸テーブルを移動させるための動力伝達機構を示した平面図である。 クランプユニットを示した図である。
次に、本発明に係るパネル施工機及びパネル施工方法の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、複数の太陽光パネルを有する発電ソーラー施設の施工状況を示した図である。このソーラー発電施設は傾斜地に設置するものであり、傾斜架台1が斜面101に沿って設けられている。そのため、傾斜架台1は斜面101に沿って長く、複数の太陽光パネル8が傾斜方向に連続して配置される。例えば本実施形態では、パネル列80が3列設けられ、各々のパネル列80には6枚の太陽光パネル8が連続して取り付けられる。
こうした傾斜地でのパネル取り付け作業は、作業者が太陽光パネル8を担いで傾斜架台1に配置させることは困難である。一方で、従来例のような平地対応のパネル施工機を使用することもできない。そこで本実施形態では、傾斜地に設置するソーラー発電施設の施工において、太陽光パネル8の配置を効率よく行うためのパネル施工機及びパネル施工方法について説明する。ただし、このパネル施工機やパネル施工方法は、傾斜地でのパネル配置にとって特に効果的であるものの、これに限定されるわけではなく、通常の平地に設置するソーラー発電施設のパネル配置にも有効である。
本実施形態のソーラー発電施設は、傾斜面に沿って太陽光パネルを取り付けるものであるため、太陽光パネルを支持するための傾斜架台1は傾斜地に設けられている。その傾斜地には、傾斜架台1を設置するための斜面101と、作業を行うための作業路102が造成されている。傾斜架台1は、その作業路102から斜面101下方へと延びるように造られている。傾斜架台1は、斜面101及び作業路102に複数の架台柱11が垂直に立設され、その架台柱11に複数の傾斜梁12が掛け渡されている。傾斜梁12は、斜面101に沿うように固定され、地面から所定の高さにある。一つのパネル列80では、太陽光パネル8の長手方向を幅方向として、その幅寸法に合わせて2本の傾斜梁12が平行に設けられている。
本実施形態のパネル施工方法は、斜面101上方の作業路102から太陽光パネル8を下方に送って傾斜架台1の所定箇所に配置させるものであり、その作業にはパネル搬送機2とパネル施工機3が使用される。パネル搬送機2は、複数の太陽光パネル8を作業場所に運搬するためのものであり、そのパネル搬送機2からパネル施工機3へと太陽光パネル8が移し替えられる。一方、パネル施工機3は、傾斜架台1に対して太陽光パネル8を送り込み、取り付け個所に太陽光パネル8を配置させるためのものである。なお、図1に示す作業路102が作業場所であり、そこでパネル搬送機2とパネル施工機3とが向き合うように配置される。
そこで次に、パネル搬送機2及びパネル施工機3について説明する。先ず、図2はパネル搬送機を概念的に示した正面図であり、図3は同じくパネル搬送機を概念的に示した側面図である。ここで、図1に示すように、パネル列80が並んだ方向(作業路102の方向)をX軸方向とし、水平面上でX軸に直交する斜面101の傾斜方向をY軸方向とし、X軸及びY軸に直交する垂直方向をZ軸方向として説明する。そして、図2に示す正面図は、図1に示す作業場所のパネル搬送機2をパネル施工機3側からX軸方向に見た図であり、図3に示す側面図は、図1の手前側に示した傾斜架台1側からY軸方向に見た図である。
パネル搬送機2は、クローラ211を備えた走行装置21に昇降装置22を介してパネルラック23が搭載されている。パネルラック23は、平置き状態の太陽光パネル8が長手方向(図3に示すX軸方向)に出し入れ可能になっている。太陽光パネル8を一枚ずつ搭載する棚が複数段形成され、前方側から出し入れできるようになっている。昇降装置22は、走行フレーム212上の前後2箇所でパネルラック23を支持するものであり、例えば、不図示の油圧シリンダによってX字状のパンタアーム221を作動させるパンタグラフ式昇降装置が構成されている。
走行装置21は、走行フレーム212を車幅方向に配置された一対のクローラ211によって走行可能に支持するものである。このパネル搬送機2にはディーゼルエンジンと油圧ポンプが搭載され、ディーゼルエンジンの駆動により油圧ポンプから供給される油圧が油圧モータや油圧シリンダの作動源となっている。そして、このパネル搬送機2では、走行フレーム212の後方に制御盤を備えた操作部24が設けられ、作業者が操作部24のレバー操作を行うことにより、パネル搬送機2を走行させたり、パネルラック23を昇降させることが可能になっている。こうした操作は、作業者がパネル搬送機2に搭乗することなく後方から連れ歩きして行われる。
パネルラック23は、機体の前方側から太陽光パネル8の出し入れが行われるものであるため、パネル施工機3との間で太陽光パネル8の移し替えが行い易いように、機体前方に配置されている。また、太陽光パネル8を出し入れする際、バランスが崩れてパネルラック23が前方へ傾くおそれがあるため、パネル搬送機2には前方部分に補助輪25が設けられている。補助輪25は、例えばクローラ211前方の2箇所に設けられ、走行フレーム212から下方に延びた伸縮可能なポール251の下端に回転支持されている。ポール251は、二重管であって両者に形成された複数のピン孔に止めピンを差し込むことにより、長さを調整できるようになっている。
続いて、パネル施工機3について説明する。図4はパネル施工機を概念的に示した正面図であり、図5は同じくパネル搬送機を概念的に示した側面図である。特に、図4に示す正面図は、図1に示す作業場所のパネル施工機3をパネル搬送機2からX軸方向に見た図であり、図3に示す側面図は、図1の手前側に示した傾斜架台1側からY軸方向に見た図である。このパネル施工機3もクローラ311を備えた走行装置31によって移動可能なものである。そして、走行装置31上には、昇降装置32及びテーブル装置33が重ねて搭載され、更にそのテーブル装置33上にはパネル台35を傾斜させる傾斜装置34が搭載されている。
走行装置31は、走行フレーム312の車幅方向両側に配置された一対のクローラ311によって走行可能に構成されている。パネル搬送機2と同様に、ディーゼルエンジンと油圧ポンプが搭載され、ディーゼルエンジンの駆動により油圧ポンプから供給される油圧が、クローラ311を駆動させる油圧モータや昇降装置32を駆動させる油圧シリンダの駆動源となっている。図示する昇降装置32は、走行フレーム312上の前後2箇所でテーブル装置33を支持するものであり、例えば、不図示の油圧シリンダによってX字状のパンタアーム321を作動させるパンタグラフ式昇降装置である。
テーブル装置33は、XYテーブルであり、固定テーブル331上にX軸ガイド332によって摺動可能なX軸テーブル333が搭載され、そのX軸テーブル333上にはY軸ガイド334によって摺動可能なY軸テーブル335が搭載されている。X軸テーブル333およびY軸テーブル335を作動させるための構造は、後述するように、作業者が回すハンドルの回転をボールネジ機構を介して直進運動に変換するものである。そして、Y軸テーブル335上には、パネル台35が傾斜架台1側に位置する支持柱353に軸支されている。パネル台35は、そうしたX軸方向の回転軸を支点に揺動自在であり、水平状態と架台1側に傾いた傾斜状態との切り換えが可能になっている。
パネル台35とY軸テーブル335との間には電動シリンダ341からなる傾斜装置34が設けられている。電動シリンダ341は、パネル台35の状態を変化させるための駆動手段であり、伸縮時には自身も揺動するため、パネル台35及びY軸テーブル335には先端部分が軸着されている。そして、パネル台35には、搭載した太陽光パネル8の傾斜に沿った下方への移動を案内する案内装置36が設けられている。案内装置36は、パネル台35のY軸方向端部にワイヤ駆動部360が固定され、そこから巻き出されたワイヤ365にクランプバー363が連結されている。クランプバー363は、太陽光パネル8に対して着脱可能なものである。
続いて、パネル施工機について更に具体的な構成を示して説明する。図6乃至図8は、パネル施工機3を具体的に示した図であり、特に図6は平面図、図7は側面図そして図8は正面図である。ここで示すパネル施工機は、前述した図4及び図5に示すパネル施工機3を具体化したものであるため、パネル施工機3として説明し、同じ構成については同じ符号を付して説明する。
パネル施工機3の走行装置31は、車幅方向両側に一対のクローラ311を有するクローラ車両である。このクローラ車両は汎用車両であり、ディーゼルエンジンや油圧ポンプなどを備えた油圧回路が搭載され、ディーゼルエンジンの駆動により油圧ポンプから供給される油圧が油圧モータや油圧シリンダの駆動源となっている。そして、後方側(図7左側)には制御操作部37が設けられ、パネル搬送機2と同様に、作業者が搭乗することなく後方から連れ歩きして操作するものである。
制御操作部37は、操作レバーを備えた操作部371を有し、その上部には操作盤372があり、操作部カバー内にバッテリや制御部373が設けられている(図5参照)。操作盤372は、非常停止のための操作は押しボタン式とし、そのほかの操作に関しては操作画面を表示したタッチパネル方式となっている。また、操作盤371は、制御操作部37に着脱可能であり、ケーブル接続により持ち運びが可能になっている。制御部373は、各種検出センサや操作レバーのスイッチ等から送られる信号に基づき各装置の作動を制御するものであり、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)が使用されている。
このクローラ車両は、走行フレーム312上の昇降フレーム322を上下させる昇降機構を備えるものであり、昇降装置32に相当する昇降機構は不図示の油圧シリンダである。パネル施工機3は、こうしたクローラ車両によって走行装置31及び昇降装置32が構成され、その昇降フレーム322上にテーブル装置33や傾斜装置34などが搭載されている。その際、昇降フレーム322に比べてテーブル装置33などが大きいため、図7に示すようにテーブル装置33などが前方(図面右側)に突き出している。そこで、走行フレーム312には前方に延びたフレームを介して左右一対の補助輪315が固定されている。
この点、テーブル装置33などのサイズに合わせて大型のクローラ車両を選択することも考えられる。安定して補助輪315を取り付ける必要がなくなるからである。しかし、ソーラー発電施設の施工現場は移動スペースが狭いことなど、小型であって小回りが可能な車両であることが望ましい。そのため、このパネル施工機3や前述したパネル搬送機2には小型のクローラ車両が使用される。そこで、仮に不安定な状態になっても安全に走行や作業が行えるように、補助輪315(パネル搬送機2の補助輪25)が設けられている。
昇降フレーム322上に搭載されたテーブル装置33はXYテーブルである。前述したようにX軸方向とY軸方向との各ガイドを有し、X軸テーブル333やY軸テーブル335が各方向に移動自在な構成になっている。そして、X軸テーブル333およびY軸テーブル335を移動させるため、作業者がハンドルを回すことで得られる動力を伝達する伝達機構が構成されている。図9は、X軸テーブル333やY軸テーブル335を移動させるための動力伝達機構を示した平面図である。この動力伝達機構では、X軸ハンドル51とY軸ハンドル52が機体後方の操作部37の隣に配置されている。作業者が直接操作する操作レバーなどの他の操作手段とともに作業者の立ち位置周辺に集約して作業がし易いようにするためである。
X軸ハンドル51は、X軸方向に延びたX軸ロッド53に形成されたものであり、そのX軸ロッド53は、固定テーブル331(図4及び図5参照)に固定され機体後方に突き出した支持部材54に回転支持されている。X軸ロッド53は機体側に延び、その先端部にギヤが固定され、X軸ネジ56に固定されたギヤとの間にチェーン55が掛けられている。X軸ロッド53側のギヤとX軸ネジ56側のギヤは、回転数が小さくなるようにギヤ比が設定され、ハンドル操作によりX軸テーブル333(図4及び図5参照)の移動が微調整できるようになっている。X軸ネジ56は、固定テーブル331に回転支持されたボールネジのネジ軸であり、X軸テーブル333の下面側に固定されたX軸ナット57を貫通して螺合している。
一方、Y軸ハンドル52は、Y軸テーブル335(図4及び図5参照)に固定された支持梁61の端部に直交して回転支持され、支持梁61を貫通した先端部のギヤに第1チェーン62が掛けられている。第1チェーン62は、支持梁61の機体側端部に設けられたギヤにも掛けられている。そして、そのギヤの回転軸には支持梁61を挟んで反対側にギヤが固定されて第2チェーン63が掛けられている。第2チェーン63は、Y軸テーブル335に回転支持されたY軸ロッド64のギヤに掛けられている。
第1チェーン62及び第2チェーン63のギヤも回転数が小さくなるようにギヤ比が設定され、ハンドル操作によってY軸テーブル335の移動が微調整できるようになっている。Y軸ロッド64は、Y軸テーブル335に回転支持されたY軸ネジ65と同軸上に連結されている。Y軸ネジ65は、Y軸テーブル335に回転支持されたボールネジのネジ軸であり、X軸テーブル333の上面側に固定されたY軸ナット66を貫通して螺合している。よって、こうした動力伝達機構では、X軸ハンドル51の操作により、X軸ネジ56の回転がX軸ナット57のX軸方向移動に変換され、X軸テーブル333がX軸方向に移動することとなる。また、Y軸ハンドル52の操作では、固定側のY軸ナット66に対してY軸ネジ65が回転しながらY軸方向に移動することにより、Y軸テーブル335がY軸方向に移動することとなる。
テーブル装置33では、このように平面上での位置合わせが行われるが、これは傾斜架台1に対するY軸テーブル335の位置合わせである。そこで、位置合わせ後のY軸テーブル335が位置ずれしないように、そのY軸テーブル335には架台柱11に連結するための固定クランプ41が設けられている。固定クランプ41は、図8に示すようにY軸方向に張り出すようにして取り付けられ、架台柱11の上方から掛けられるフック411と、側方から挟み込むクランプ部412が構成されている。架台柱11は、角型鋼材であり、その上端部にはフック411を掛けるフック穴が形成され、側面部には図9に示すようにX軸方向に沿って突出した張出部111が形成されている。
クランプ部412は、そうした架台柱11の外面側から当てられる当板414に三角形状のブラケット415が水平方向に突き出すようにして固定されている。ブラケット415には、ハンドルリンク416とクランプリンク417の各一端が軸支され、両者が中間リンク418によって連結されている。この固定クランプ41は、実線で示すアンプランプ状態から矢印で示す方向にハンドルリンク416を回転させれば、中間クリンク418を介してクランプリンク417が回転し、そのクランプリンク417が一点鎖線で示すように架台柱11の張出部111に押し当てられてクランプ状態になる。このときハンドルリンク416と中間リンク418とは、当板414に対して直交するY軸方向にほぼ重なった状態になるため、クランプリンク417にY軸方向の力が作用しても、クランプ状態が解除されることはない。一方で、ハンドルリンク413はX軸方向には容易に回転するため、作業者のハンドル操作によってアンクランプになる。
次に、Y軸テーブル335の上には、図8に示すように、パネル台35を傾斜させる傾斜装置34が構成されている。パネル台35は、図6に示すように、パネル施工機3の前後方向(X軸方向)両側に、所定幅の棒状部材である傾斜フレーム351が配置されている。傾斜フレーム351は、図8に示すように、Y軸テーブル335に立設された支持柱353の頂部に回転部材354が固定され、その回転部材354を介して取り付けられている。よって、傾斜フレーム351は、Y軸方向の一端部側(傾斜架台1側)を支点に揺動可能であり、他端部側に連結された電動シリンダ341によって傾き制御が可能になっている。
電動シリンダ341は、ブレーキ付のサーボモータを搭載したものであるため、ロータリエンコーダの検出信号によって推力ロッドの位置をストローク全域に亘って検出できる。従って、電動シリンダ341のストロークを任意に制御することが可能であり、傾斜フレーム351の傾きも微調整することが可能である。そして、一対の傾斜フレーム351は、各々の電動シリンダ341が独立して制御することが可能になっている。そのため、例えば地面の状態によってパネル施工機1がX軸方向に傾いてしまっているような場合には、同方向への太陽光パネル8の傾きを傾斜センサによって検出し、太陽光パネル8が傾斜架台1に対して正しい傾き姿勢になるように、各々の電動シリンダ341につい補正制御が行われ、一対の傾斜フレーム351がそれぞれ異なる角度で傾けられる。
パネル台35は、傾斜フレーム351の他にも、図6に示すように、水平に固定されたX軸プレート352を有している。パネル台35には、前述したパネル搬送機2から太陽光パネル8が送り込まれるが、その方向はパネル施工機3の前方側(図6の右側)からである。そのため、X軸プレート352は前方側に突出しており、その両側(Y軸方向両側)には案内プレート355が起立しており、太陽光パネル8の進入を案内するようになっている。また、そうした太陽光パネル8の進入側の傾斜フレーム351にはシャッタ機構42が構成されている。
パネル施工機3から傾斜架台1へと太陽光パネル8が移し替えられる際、太陽光パネル8は、姿勢を保ってY軸方向に真っ直ぐ移動する必要がある。そのため、パネル台35上では、X軸方向の両側から太陽光パネル8を挟むようにしてガイドが設けられている。シャッタ機構42は、そのためのガイドプレートを、太陽光パネル8がパネル搬送機2からパネル施工機3へと進入する際に邪魔にならないよう上下させるものである。そこで、シャッタ機構42は、図8に示すように、ゲート部材421に対してガイドプレート422が上下方向に移動自在に取り付けられ、そのガイドプレート422が、ゲート部材421に固定された電動シリンダ423に連結されている。このシャッタ機構42は、太陽光パネル8の進入側の傾斜フレーム351のみに構成されている。
次に、案内装置36は、両方の傾斜フレーム351に設けられている。案内装置36は、図6に示すように、傾斜フレーム351の端部にそれぞれ設けられたワイヤ駆動部360と、太陽光パネル8に取り付けるクランプバー363とによって構成されている。ワイヤ駆動部360は、リールモータ361の回転軸にワイヤリール362が連結されたものであり、そのリールモータ361にはブレーキ付のモータが使用されている。クランプバー363は、太陽光パネル8の長辺とほぼ同じ長さであり、一対のワイヤリール362に対応して2箇所に連結部364が形成されている。これは、ワイヤリール362から巻き出されたワイヤ365(図4参照)のフックが引っ掛けられるようにしたものである。
クランプバー363は、太陽光パネル8に対して着脱可能なものであり、そのためのクランプユニット43が2箇所に設けられている。ここで図10は、図7に示す右側のクランプユニット43を示した図である。このクランプユニット43は、ハンドル431の回転により、中間リンク432を介してスライダ433がX軸方向に移動するようにしたトグル機構によって構成されたものである。そのスライダ433には円形の鉤434が固定されている。一方、太陽光パネル8にはクランプ板801が固定され、そのクランプ板801には、鉤434よりも大きい径の円と小さい短径の長孔とからなる取付孔802が形成されている。
よって、鉤434を取付孔802の円部分から挿入して、ハンドル431を図示するように倒すことで長孔部分へと鉤434が移動し、太陽光パネル8にクランプバー363が取り付けられる。傾斜フレーム351上の太陽光パネル8は、傾きによって自重で下降方向に移動してしまうが、案内装置36により上方側からワイヤによって吊られた状態になる。そして、太陽光パネル8への衝撃を抑えるため、リールモータ361の駆動制御によってワイヤリール362から巻き出されるワイヤの巻き出し量が調整され、安全な速度で傾斜梁12上を太陽光パネル8が下降するようになっている。
ところで、傾斜架台1に関して、太陽光パネル8の下降移動を案内するようなガイドなどが存在しないことも考えられる。そうした場合、太陽光パネル8が長い距離下降する間に幅方向(X軸方向)にずれてしまうおそれがある。そこで、案内装置36では、クランプバー363の両端部にガイドローラ367が取り付けられている。傾斜架台1の傾斜梁12は、角型鋼材の長手方向にガイド溝121形成されたものであり、ガイドローラ367がそのガイド溝121内に入り込み、太陽光パネル8が傾斜架台1上を移動する場合に幅方向(X軸方向)へずれないようにしている。
傾斜フレーム351にはストッパ部材45が設けられている。太陽光パネル8に案内装置36が連結されていない状態で傾斜フレーム351が傾いてしまった場合、太陽光パネル8が傾斜架台1側へと滑り落ちてしまうことが考えられるからである。そのストッパ部材45は、図6に示すように図面左側の傾斜フレーム351に対しては横置きに取り付けられているが、右側の傾斜フレーム351には、太陽光パネル8の進入を妨げないように縦置きに取り付けられている。構造は両者とも同じである。
ストッパ部材45は、電動シリンダ451の推力ロッドに対し、先端にローラ452を備えた作動ロッド453が固定され、電動シリンダ451のY軸方向の伸縮に対してX軸方向に摺動するスライドブロック454にストッパ455が固定されている。スライドブロック454には図示するように斜めのスリット456が形成され、その中をローラ452が移動するように形成されている。また、スライドブロック454とストッパ455との移動はX軸方向に制限されている。そこで、電動シリンダ451の伸縮によりローラ452がY軸方向に移動すれば、スリット456を介してスライドブロック454がX軸方向に移動する。図示するように電動シリンダ451が収縮した状態ではストッパ455が突き出て太陽光パネル8の移動を規制し、電動シリンダ451が伸びた状態ではストッパ455が引き込まれて太陽光パネル8の移動を自由にすることとなる。
次に、上記パネル搬送機2やパネル施工機3を使用した太陽光パネル8の施工方法について説明する。図1に示すように、パネル施工機3を傾斜架台1の上方側作業位置まで移動して停止する。そして、図4に示すように、架台柱11と走行装置31とが連結部材47によって連結され、パネル施工機3の作業中の安定維持が図られる。こうしてパネル施工機1が位置決めされた後は、操作部37のレバー操作や、X軸ハンドル51及びY軸ハンドル52の操作により、昇降装置32やテーブル装置33の調整が行われる。すなわち、パネル台35をZ軸方向、X軸方向及びY軸方向へ移動させた位置調整が行われる。こうした3軸方向の位置調整によりパネル台35を所定位置に移動させ、固定クランプ41を架台柱11に対してクランプさせて位置決めが行われる。
パネル搬送機2は、太陽光パネル8が最大6枚までが搭載され、作業位置のパネル施工機3まで移動する。そして、昇降装置22によってパネルラック23の高さが調整され、作業者によって太陽光パネル8がパネル施工機3へと移し換えられる。移し換えの際には、シャッタ機構42の駆動によりガイドプレート422が上昇してゲートが開けられる。パネル台35の上に載せられて位置決めされた太陽光パネル8は、クランプバー363がクランプユニット43を介して取り付けられる。そのクランプバー363にはワイヤリール362から巻き出されたワイヤがフックを介して引っ掛けられている。こうして傾斜架台1へ太陽光パネル8を送り出す準備が整えられる。
次に、操作部37のレバー操作により傾斜装置34を駆動させ、パネル台35を所定の角度に傾斜させる。その際、傾斜装置34は、独立した駆動によって一対の傾斜フレーム351がそれぞれ適切な角度に傾斜し、傾斜梁12の傾きに太陽光パネル8の傾きが合わせられる。なお、パネル施工機3へ搭載された太陽光パネル8は、不図示のワーク検出センサによって検出される。ストッパ455が出ていない場合には、この検出信号によってストッパ部材45が駆動制御され、太陽光パネル8の移動が規制された状態になる。すなわち落下防止状態になる。
太陽光パネル8が傾けられた後は、操作部37のレバー操作によりワイヤ駆動部のリールモータ361が駆回し、ワイヤリール362からワイヤが巻き出され、吊り状態の太陽光パネル8がパネル台35から傾斜架台1へと所定速度で送られる。なお、ストッパ部材45は、こうしたリールモータ361の巻出し駆動に同期してストッパの解除が行われる。そして、太陽光パネル8がゆっくりと下降し、クランプバー363の位置が傾斜架台1へと移る段階で、ガイドローラ367が作業者により傾斜梁12のガイド溝121内に嵌め込まれる。太陽光パネル8は、姿勢を保ったまま傾斜梁12上を下降し、所定位置まで下降したところでリールモータ361の駆動が停止されて配置される。そして、その配置位置で太陽光パネル8が傾斜架台1へ取り付けられる。
その後、太陽光パネル8からクランプバー363が外され、ワイヤリール362にワイヤが巻き戻されてクランプバー363が元の位置に戻る。その際、不図示の巻き戻しセンサによりワイヤの巻戻しが検出され、自動的にリールモータ361の駆動停止が制御される。そして、前述した同じ作業が繰り返えされ、次の太陽光パネル8が傾斜架台1の所定位置に配置されて取り付けられる。この傾斜架台1では、3列のパネル列80の各列に6枚ずつの太陽光パネル8が取り付けられるため、パネル搬送機2に搭載された6枚の太陽光パネル8が一つのパネル列80に取り付けられたならば、パネル施工機3は次のパネル列80に移動して位置決めされ、パネル搬送機2は、収納場所に戻り新たに6枚の太陽光パネル8を搭載してパネル施工機3が位置する作業場所へと移動する。
よって、こうした本実施形態によれば、パネル施工機3によって太陽光パネル8を傾斜架台1へ効率よく配置させることができる。傾斜架台1の横(作業路2)の作業位置にパネル施工機3を停止させ、そこから太陽光パネル8を傾斜架台1へと送っているため、従来例のように傾斜架台にまで入り込んでパネル施工機自体を位置決めする必要がないからである。また、パネル施工機3では、昇降装置32やテーブル装置33などによるパネル台35の位置決めを行う構成であるため、太陽光パネル8を傾斜架台に配置するのに必要な位置決め作業が容易だからである。
更に、本実施形態のような傾斜地に設置された傾斜架台1に対しては、パネル搬送機2とパネル施工機3との組み合わせにより、複数の太陽光パネル8を傾斜架台1へ連続して配置させることができる点で非常に効率がよい。この点、平地に設置の傾斜架台に対しては一枚の太陽光パネルごとにパネル施工機3を移動させる必要があるが、それでもパネル搬送機2との組み合わせにより、パネル施工機3の移動距離を最短にすることができる。しかも、パネル施工機3によって傾斜架台への配置作業を行っている間に、パネル搬送機2によって太陽光パネル8を追加搭載することができるため、非常に効率よく作業を進めることができる。
また、パネル施工機1では、一対の傾斜フレーム351の傾きを独立して制御することが可能であるため、地面の状態によってパネル施工機1が傾いてしまっているような場合などであっても、太陽光パネル8を傾斜架台1に対して正しい傾き姿勢にすることができる。また、パネル施工機1では、ワイヤ駆動部360により、衝撃を抑えた安全な速度で太陽光パネル8を下降させることができる。また、パネル施工機1では、位置合わせしたテーブル装置33を固定クランプ41によって架台柱11に固定して位置決めするため、その後に傾斜架台1に対して太陽光パネル8を送り込む作業が安定することになり、特に
傾斜架台1では複数枚の太陽光パネル8を連続して配置させるが、その繰り返しの作業を安定させることができる。
以上、本発明の部品回収機の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、パネル施工機3の走行装置31などはディーゼルエンジンを搭載したクローラ車両を例に挙げて説明したが、バッテリを搭載してモータ駆動により走行するものであってもよい。そのため、昇降装置などに関しても、油圧シリンダではなくモータを使用したアクチュエータを使用するようにしてもよい。
また、テーブル装置33はハンドル操作による位置決めではなく、サーボモータを使用したものであったり、ワイヤリール362に代えてベルトスリングやロープを使用したリールであってもよい。
1…傾斜架台 2…パネル搬送機 3…パネル施工機 8…太陽光パネル 11…架台柱 12…傾斜梁 31…走行装置 32…走行装置 33…テーブル装置 34…傾斜装置 35…パネル台 36…案内装置 37…制御操作部 41…固定クランプ 42…シャッタ機構 43…クランプユニット 45…ストッパ部材




Claims (8)

  1. 太陽光パネルを搭載するためのパネル台を傾斜させる傾斜手段と、前記傾斜手段により傾斜させた前記太陽光パネルの下方への移動を案内する案内手段と、前記パネル台上の太陽光パネルを平面上で位置決めする位置調整手段と、前記パネル台上の太陽光パネルを高さ方向に位置決めする高さ調整手段と、前記パネル台に搭載した太陽光パネルを移動させる走行手段とを有し、
    太陽光パネルを配置させる傾斜架台に対して前記走行手段、高さ調整手段、位置調整手段及び傾斜手段の何れか或いは全部の駆動により太陽光パネルを傾斜させた送り出し状態にし、前記案内手段の駆動により、前記太陽光パネルを前記パネル台から下方に移動させて前記傾斜架台上に配置させるものであることを特徴とするパネル施工機。
  2. 前記パネル台は、傾斜方向に見た左右両側に太陽光パネルの左右両端部を支持する一対の支持部を有するものであり、前記傾斜手段は、左右の前記支持部に対して独立して駆動する一対の傾斜用アクチュエータを有するものであることを特徴とする請求項1に記載のパネル施工機。
  3. 前記案内手段は、前記太陽光パネルに着脱可能なクランプ部材と、前記パネル台に取り付けられて前記クランプ部材に連結するワイヤを巻回したリール部材とを有するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパネル施工機。
  4. 前記クランプ部材は、前記傾斜架台に形成されたガイド部に係合して前記太陽光パネルの姿勢を維持する案内部材を有するものであることを特徴とする請求項3に記載のパネル施工機。
  5. 前記位置調整手段は、平面上を移動するXYテーブルを有し、前記傾斜架台に連結する連結部材が前記XYテーブルに設けられたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のパネル施工機。
  6. 前記走行手段は、左右一対のクローラ駆動によって走行可能なクローラ車両であり、
    前記高さ調整手段は、前記クローラ車両の車体に搭載された油圧シリンダによって昇降フレームを昇降させるものであり、
    前記位置調整手段は、昇降フレームに対してX軸ガイド及びY軸ガイドを介して移動可能なXYテーブルにボールネジを介して動力を伝達するものであり、
    前記傾斜手段は、前記XYテーブルと前記XYテーブル上に所定の高さで一端部が軸支された前記パネル台とにシリンダが軸着されたもの
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のパネル施工機。
  7. 荷台に複数の太陽光パネルを搭載したパネル搬送機により、傾斜架台に対する作業位置へと太陽光パネルを搬送する搬送工程と、
    前記作業位置のパネル施工機へ前記パネル搬送機から太陽光パネルを移し替える移し替え工程と、
    前記パネル施工機により、傾斜架台に合わせて太陽光パネルの高さ及び平面位置の調整並びに傾斜架台の傾斜角度に合わせた太陽光パネルの傾きを調整するとともに、当該太陽光パネルを傾斜架台の傾斜に沿って下方に移動させて当該傾斜架台に配置させる配置工程とを有することを特徴とするパネル施工方法。
  8. 前記傾斜架台が、傾斜地に構築され傾斜方向に並べた複数の前記太陽光パネルを固定可能なものである場合に、前記移し替え工程と配置工程とが繰り返し行われることを特徴とする請求項7に記載のパネル施工方法。
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