JP2526302B2 - デジタル運行記録デ―タの解析装置 - Google Patents

デジタル運行記録デ―タの解析装置

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JP2526302B2
JP2526302B2 JP2122985A JP12298590A JP2526302B2 JP 2526302 B2 JP2526302 B2 JP 2526302B2 JP 2122985 A JP2122985 A JP 2122985A JP 12298590 A JP12298590 A JP 12298590A JP 2526302 B2 JP2526302 B2 JP 2526302B2
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/002Analysing tachograph charts

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車速、走行距離などの車両の運行状態を示
すデジタル運行データを記録媒体に記録して収集し、こ
の収集したデジタル運行記録データを解析するデジタル
運行記録データの解析装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のデジタル運行記録データの解析装置で
解析するためのデジタル運行記録データは、車両に搭載
されたデジタル運行データ記録装置に着脱自在に装着し
たICメモリカードのような記録媒体に、車両の運行状態
を示すデジタル運行データを所定の設定値に基づいて圧
縮処理して記録することで収集される。このように記録
媒体に記録して収集されたデジタル運行記録データは、
車両の運行を管理するオフィスに設置されたデジタル運
行記録データの解析装置において読取られ、伸長処理さ
れた後各種の解析に供される。
上記記録媒体への記録は、例えば第7図に示すような
形式で行われる。
同図において、Mは1ワードが8ビット(1バイト)
構成のメモリであり、このメモリの中にはデータ領域M1
とID領域M2とが形成され、データ領域M1は更に1運行毎
に区切って所定の圧縮法によって圧縮した走行距離デー
タを順次記録する距離データ記録領域M11と、同じく1
運行毎に区切って所定の圧縮法によって圧縮した速度デ
ータを順次記録する速度データ記録領域M12とに分けら
れている。1運行は、例えばICメモリカードがデジタル
運行データ記録装置に装着されてから抜かれるまでの期
間として定められる。
また、上記ID領域M2には、各運行毎に許容差、分解能
及びサンプリングタイムの他、当該運行における走行距
離データと速度データの最終のデータが記録されている
領域M11及びM12のアドレスなどが記録される。上記許容
差は記録の際の許される誤差範囲を示し、分解能及びサ
ンプリングタイムは収集した速度データの精度に関係す
るものであり、圧縮処理によって得られるデータの精度
は、上記速度圧縮の許容差、分解能及びサンプリングタ
イムに依存し、これらのデータは解析側で伸長、解析す
るのに必須のものとなる。
また、上記データ領域M1の速度データ領域には、各運
行の開始と終了において開始時刻と終了時刻が記録され
るが、この時刻情報は解析によって速度データをこの時
刻の間に割り振り、各時点での速度がどのようになって
いるかを知る上で重要なものである。
上述のように運行データを記録した記録媒体をその後
デジタル運行データ記録装置から抜き取り、デジタル運
行記録データを解析する解析装置にかけることによって
各運行の解析が行われるが、その解析の一つに、時々刻
々変化する各運行中の車両の走行速度をグラフ形式でCR
Tの画面に表示させたり用紙にプリントアウトさせたり
して、運行状態が一目で分かるようにするものがある。
より具体的には、デジタル運行データ記録装置は、車
両のトランスミッションに連結手段によって連結された
回転センサが発生する車軸の回転に応じた周期の電気信
号をサンプリングして入力し、演算により瞬時速度及び
走行距離を求めると共に、この演算によって求めた瞬時
速度及び走行距離をデジタルデータとしてカード書込器
に装着されている記録媒体を記録するに当たってデータ
長を短くするためのデータ圧縮処理などを行うマイクロ
コンピュータから構成されている。
一方、デジタル運行記録データの解析装置は、パーソ
ナルコンピュータ(PC)と、このPCに接続されたリーダ
ライタ(RW)とから構成され、RWにデジタル運行記録装
置から引き抜いた記録媒体を装着すると、記録媒体に記
録されているデジタル運行記録データが読取られてPCに
伝送され、その内のメモリに格納される。このメモリに
格納されたデータは解析プログラムに従って伸長処理や
解析処理されたり、フロッピーディスク(FD)に記録さ
れたりする。
上記解析処理の一つに、伸長処理した例えば速度デー
タをCRTの画面にグラフ表示するものがあるが、24時間
分のデータを一画面に全部表示するとグラフ表示の細部
が非常に分かり難く、そこで一部分を拡大して表示する
ことも行われるようになっている。また、CRTの画面上
の24時間グラフ表示や拡大グラフ表示をプリンタによっ
て印字することも行われている。
この場合、プリンタ用紙に印字されたグラフは一画面
分のものであるので、グラフの全体を拡大した状態で見
たいときには、隣接する前後の拡大グラフをCRTの画面
に表示させて再度印字するようにする。この際、連続し
たデータをCRTに連続して出力することが必要になる
が、従来はこのためにスクロール機能を用いていた。こ
の従来のスクロール機能は、グラフ画面を手動操作によ
って1ドット(画素)単位で移動して前後させるもので
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述したスクロール機能では、前画面の終わ
り或いは始まりと次画面の始まり或いは終わりとを一致
させることが非常に難しい。このため、第8図(a)に
示す画面が前画面であり、連続する次画面が(b)に示
すものであるとしたとき、スクロール機能によって移動
して実際に得られる画面は往々にして(c)に示すよう
なものとなり、図示のように範囲Dの画面部分が消失い
たり、或いは一部分が重複した画面が得られるようにな
るため、これらをプリント用紙にプリントアウトした場
合には、グラフが連続しなくなるという問題があった。
よって本発明は、上述の問題点に鑑み、車両の運行状
態を示すデジタル運行記録データに基づいて作成したグ
ラフの全部が一画面中に表示することができない場合で
も、相前後する部分のグラフを何らの消失や重複もなく
表示できるようにして、しかも表示された拡大グラフを
印字したとき何らの消失や重複もなく全体として連続し
た運行データ通りの拡大グラフが得られるようにしたデ
ジタル運行記録データの解析装置を提供することを課題
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明により成された車両運
行データの記録解析システムは、第1図の基本構成図に
示すように、時間と共に変化する車両の運行状態を記録
媒体2に記録して収集したデジタル運行記録データを読
み込み保存し、この保存したデジタル運行記録データを
処理してその一部分を拡大グラフ変換して表示手段31b
に表示し、該表示手段31bに表示されているグラフを印
字手段31eによって印字するようにしたデジタル運行記
録データの解析装置において、前記表示手段31bに表示
するグラフの起点時刻と、前記表示手段31bに表示する
グラフの終点時刻を決定するための情報とを入力する入
力手段31c1と、該入力手段31c1によって入力された前記
起点時刻と前記情報とに基づいて前記表示手段31bに表
示することのできる前記デジタル運行記録データを読み
取り、該読み取ったデジタル運行記録データを前記表示
手段31bの1画面にグラフ表示するための拡大グラフ変
換を行うグラフ変換手段31a1と、該グラフ変換手段31a1
による拡大グラフ変換によって得たグラフ表示データを
前記表示手段31bに対して出力してグラフ表示させる出
力手段31a2と、前記表示手段31bに現在表示しているグ
ラフに連続する前頁及び次頁のグラフを指定するための
頁入力手段31c2とを備え、前記グラフ変換手段31a1は、
前記頁入力手段31c2によって前頁のグラフが指定された
とき、前記表示手段31bに現在表示されているグラフの
起点時刻により決定した終点時刻と該終点時刻と前記情
報とにより決定いた起点時刻とに基づいて前記表示手段
31bに表示することのできる前記デジタル運行記録デー
タを読み取り、該読み取ったデジタル運行記録データを
前記表示手段31bの1画面にグラフ表示するための拡大
グラフ変換を行い、前記頁入力手段31c2によって次頁の
グラフが指定されたとき、前記表示手段31bに現在表示
されているグラフの終点時刻により決定した起点時刻と
該起点時刻と前記情報とにより決定した終点時刻とに基
づいて前記表示手段31bに表示することのできる前記デ
ジタル運行記録データを読み取り、該読み取ったデジタ
ル運行記録データを前記表示手段31bの1画面にグラフ
表示するための拡大グラフ変換を行うことを特徴として
いる。
[作用] 上記第1図の構成において、入力手段31c1により表示
手段31bに表示するグラフの起点時刻と、表示手段31bに
表示するグラフの終点時刻を決定するための情報とが入
力されると、グラフ変換手段31a1がこの入力された起点
時刻と情報とに基づいて表示手段31bに表示することの
できるデジタル運行記録データを読み取り、この読み取
ったデジタル運行記録データを表示手段31bの1画面に
グラフ表示するための拡大グラフ変換を行う。グラフ変
換手段31a1によって得られたグラフ表示データを出力手
段31a2が表示手段31bに対して出力してグラフ表示さ
せ、またこの表示手段31bに表示されたグラフが印字手
段31eによって印字される。
そして、頁入力手段31c2により表示手段31bに現在表
示しているグラフに連続する前頁のグラフが指定された
とき、グラフ変換手段31a1が表示手段31bに現在表示さ
れているグラフの起点時刻により決定した終点時刻とこ
の終点時刻と情報とにより決定した起点時刻とに基づい
て表示手段31bに表示することのできるデジタル運行記
録データを読み取り、この読み取ったデジタル運行記録
データを表示手段31bの1画面にグラフ表示するための
拡大グラフ変換を行う。また、頁入力手段31c2により表
示手段31bに現在表示しているグラフに連続する次頁の
グラフが指定されたとき、表示手段31bに現在表示され
ているグラフの終点時刻により決定した起点時刻とこの
起点時刻と情報とにより決定した終点時刻とに基づいて
表示手段31bに表示することのできるデジタル運行記録
データを読み取り、この読み取ったデジタル運行記録デ
ータを表示手段31bの1画面にグラフ表示するための拡
大グラフ変換を行う。
従って、表示手段31bには、現在表示されているグラ
フに連続した前後頁のグラフを一部分の消失や重複もな
く表示することができ、またこの表示手段31bに表示さ
れたグラフが印字手段31eによって印字できるので、印
字されたグラフをつなぐことで相前後する部分のグラフ
に何らの消失や重複もなく全体として連続した運行デー
タ通りのグラフが得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明によるデジタル運行記録データの解析
装置の一実施例を示し、同図には、デジタル運行データ
記録装置も一緒に示されている。
同図において、デジタル運行データ記録装置1は車両
のトランスミッションに図示しない連結手段によって連
結された回転センサ11と、この回転センサ11からの電気
信号をサンプリングして入力し、演算により瞬時速度及
び走行距離を求めると共に、この演算によって求めた瞬
時速度及び走行距離をデジタル運行データとして記録媒
体としてのICメモリカード2に記録するに当たって、デ
ータを圧縮処理するなどの仕事を行う装置本体12とから
なり、装置本体12にはICメモリカード2が装脱されるリ
ーダライタ(RW)(図示せず)のカード挿入孔12aが設
けられ、このRWによって、ICメモリカード2からこれに
記録されているデータが読込まれたり、上記圧縮処理し
たデータがICメモリカード2に書込まれたりする。
一方、デジタル運行記録データの解析装置3は、同図
に示すように、本体31a、CRT31b、キーボード31c、フロ
ッピーディスク(FD)ドライバ31d及び印字手段として
のプリンタ31eなどからなるパーソナルコンピュータ(P
C)31と、このPC31の本体31aに接続されたリーダライタ
(RW)32とからなり、上記FDドライバ31dにはFD33及び3
4が装脱自在に装着され、RW32にはICメモリカード2が
装脱自在に装着される。
上記キーボード31cは、表示手段のCRT31bに表示する
グラフの起点時刻と、CRT31bに表示するグラフの終点時
刻を決定するための情報とを入力する入力手段31c1と、
CRT31bに現在表示しているグラフに連続する前頁及び次
頁のグラフを指定するための頁入力手段31c2として働
く。
また、上記PC31の装置本体31aは、後述するフローチ
ャート図に示す仕事を実行することによって、入力手段
31c1として働くキーボード31cによってCRT31bに表示す
るグラフの起点時刻と、CRT31bに表示するグラフの終点
時刻を決定するための情報とが入力されると、入力され
た起点時刻と情報とに基づいてCRT31bに表示することの
できるデジタル運行記録データを読み取り、この読み取
ったデジタル運行記録データをCRT31bの1画面にグラフ
表示するための拡大グラフ変換を行うグラフ変換手段31
a1として働く。
このグラフ変換手段31a1はまた、装置本体31aが後述
するフローチャート図に示す仕事を実行することで、頁
入力手段31c2として働くキーボード31cによってCRT31b
に現在表示しているグラフに連続する前頁のグラフが指
定されたとき、CRT31bに現在表示されているグラフの起
点時刻により決定した終点時刻とこの終点時刻と情報と
により決定した起点時刻とに基づいてCRT31bに表示する
ことのできるデジタル運行記録データを読み取り、この
読み取ったデジタル運行記録データをCRT31bの1画面に
グラフ表示するための拡大グラフ変換を行い、かつ次頁
のグラフが指定されたとき、CRT31bに現在表示されてい
るグラフの終点時刻により決定した起点時刻とこの起点
時刻と情報とにより決定した終点時刻とに基づいてCRT3
1bに表示することのできるデジタル運行記録データを読
み取り、この読み取ったデジタル運行記録データをCRT3
1bの1画面にグラフ表示するための拡大グラフ変換を行
う。
上記ICメモリカード2には、第7図について上述した
各種のデータが記録される。一方、上記FDドライバ31d
に装着されるFD33には、データ解析用プログラムなどの
プログラムや、プログラムの実行によって設定された各
種のデータが予め記憶されており、このFD33をFDドライ
バ31dに装着することによって、上記データ解析用プロ
グラムなどのプログラムや各種のデータが読取られて装
置本体31a内のRAMからなるメモリに格納される。
上記RW32にICメモリカード2を装着して読込み操作を
行うと、ICメモリカード2に記録されている圧縮処理さ
れたデジタル運行データを含む各種のデータが読取られ
てPC31の本体31aに伝送され、本体31a内のメモリに一時
的に格納される。この本体31a内のメモリに格納された
データは、解析用プログラムに従ってデータ解析処理さ
れたり、FDドライバ31dに装着されているデータ収集用
のFD34に記録されたりする。一度デジタル運行データが
記録されているFD34をFDドライバ31dに装着すると、そ
の中に格納されている解析すべきデジタル運行データが
本体31a内のメモリに読取られてデータ解析用プログラ
ムによって処理可能になる。
ところで、上記デジタル運行記録装置1における瞬時
速度の圧縮処理は次のような考え方に基づいて行われ
る。
すなわち、各サンプリング速度値に対して許される誤
差範囲(許容差)を予め設定し、その許容差を横切る直
線を考えると、その直線は許容差内の車速情報を表して
いることになる。そして、その直線の長さをサンプリン
グ数で表して記録し、直線の終点の値を併せて記録すれ
ば、その直線でカバーされる期間の車速が定期的に管理
できることになる。このように車速を直線の長さと最終
データだけで記憶すれば、少ないデータ量で多くの情報
を記憶でき、データの圧縮が実現する。
第3図はt0〜t11のサンプリング時点における車速V0
〜V11の関係を示し、点線は車速の誤差範囲である。各
サンプリング時点において、その時点以前のデータの誤
差範囲を横切る直線が存在するか否かを調べる。t0〜t9
まではその直線が存在するが、t10では存在しなくな
る。このとき始点V0を含み、誤差範囲を横切る直線のう
ち、上限を通る直線L2と下限を通る直線L1を引き、最終
サンプリングデータV9の許容差のうち、直線L1およびL2
で挟まれる範囲の中点Vを終点のデータとし、長さは
「9」とする。終点は次の直線の始点となり、以下同様
にこの操作が続けられる。以上のような圧縮処理によっ
てICメモリカード2に記録された圧縮速度データは、サ
ンプル数と速度で記録される。
デジタル運行データ記録装置1のRWによってデジタル
運行データが記録されたICメモリカード2はRWから取り
出されて、その中のデジタル運行データの解析を行うた
めに解析装置3のRW32に挿入される。
一方、解析装置3は、FDドライバ31dにFD33を装着
し、その中に格納されている解析プログラムの実行が始
まると、先ずFD33の中のデータを読取り、これを内部の
メモリに格納すると共に、メニュー表示をCRT31bに行
う。このメニューには、カード初期化処理、終了処理、
FD読取り処理、カード読取り処理があり、カード初期化
処理が選択されると、RW32に装着されているICメモリカ
ード2の初期化(所定のエリアへの「FF」の書込み)が
行われる。初期化されたICメモリカード2は次の車両の
運行時に車載のデジタル運行記録装置1のRWに装着され
る。これに応じてデジタル運行記録装置1は先ず初期化
データをICメモリカード2から読込み内部メモリ所定の
エリアに格納し、以後このデータを使用して処理を行
う。
以上、デジタル運行データ記録装置1及び解析装置3
の動作の概略を説明したが、以下解析装置3の詳細を第
4図及び第5図のフローチャート図をそれぞれ参照して
説明する。
第4図はデジタル運行記録データの解析装置3のPC31
が実行する仕事を示すフローチャート図であり、PC31は
MS−DOS起動により動作をスタートし、最初のステップ3
1aにおいてコマンド入力を待ち、コマンド入力があると
続くステップS31bにおいて解析プログラムが呼び出され
たか否か判定する。判定がNOのときはそのコマンドに応
じた仕事を行うべく他のステップに進み、ステップS31a
の判定がYESのときはステップS31に進んで時刻処理を行
い、続くステップS32において処理メニューをCRT31bに
表示させる。このメニュー表示を見てオペレータが行う
PC31のキーボード31cのファンクションキーによる選択
操作をステップS33において待ち、特定のファンクショ
ンキーの操作によって選択されるとそれに従って選択さ
れた処理を行う。
カード初期化処理が選択されたときには、ステップS3
4において、ICメモリカード2の初期化が行われ、この
とき所定のデータがICメモリカード2の所定のエリアに
書込まれる。カード読取り処理が選択されると、ステッ
プS35において、ICメモリカード2からデジタル運行デ
ータ及びその他のデータが読込まれ、続くステップS36
においてデータの保存処理を行ってからステップS37に
進んで一覧表作成処理を行い、その一覧表をステップS3
8でCRT31bに表示する。また、FD読取り処理が選択され
ると、ステップS39においてFD33及び34からのデータの
読込みを行ってからステップS37に進む。また終了処理
が選択されると、ステップS40において終了のための所
定の作業を行った後プログラムを終了する。
ステップS38において一覧表が表示されたとき、この
一覧表の表示を見てオペレータが行うPC31のキーボード
31cのファンクションキーによる選択操作をステップS41
において待ち、特定のファンクションキーの操作によっ
て選択されるとそれに従って選択された処理を行う。管
理表作成処理が選択されると、ステップS42において管
理表、例えば1時間毎の警報速度を越えた回数や時間な
どを作成するための処理を行い、その管理表をステップ
S43においてCRT31bに表示してから上記ステップS41に戻
る。
また、データ伸長処理が選択されると、ステップS44
において、上記ステップS35でICメモリカードから読み
込んだ許容差、分解能及びサンプリングタイムなどのデ
ータに基づいてデータ伸長処理を行い、その結果得られ
るデータをステップS45でグラフ変換処理し、この処理
の結果のグラフをステップS46でCRT31bに表示してから
上記ステップS41に戻る。
更に、印字処理が選択されると、ステップS47におい
て印字を行ってから上記ステップS41に戻る。またステ
ップS41において、一覧表作成処理が選択されると、ス
テップS48で一覧表作成処理を行い、その作成した一覧
表をステップS49においてCRT31bに表示してから上記ス
テップS41に戻る。しかも、ファンクションキーの操作
によって処理メニューが選択されると、上記ステップS3
2に戻って上述した選択操作を再度行えるようになる。
上記ステップS44のデータ伸長処理において伸長処理
された連行データは、続くステップS45でグラフ変換処
理されるが、このグラフ変換処理においては、コマンド
入力によって24時間グラフ表示と拡大グラフ表示の何れ
かが選択できるようになっている。
24時間グラフ表示を選択したときには、24時間分の運
行データが出力されて一画面中に車両の運行状態がグラ
フ表示される。また、拡大グラフ表示を選択したときに
は、拡大する部分のグラフ起点時刻、時間幅、拡大率、
画面種類(1画面、2画面)、ID番号指定、頁スクロー
ルなどの機能を更に選択できるようになっている。
拡大グラフ表示において、今、グラフ起点時刻と時間
幅が選択されたときには、一画面に表示できる最適の拡
大率を自動的に選択してグラフ変換を行い、グラフ起点
時刻と拡大率が選択されたときには、一画面に表示でき
る時間幅のデータを読出してグラフ変換を行い、そして
ID番号指定が選択されたときには、その指定されたIDの
データを一画面に表示できる拡大率を自動的に選択して
グラフ変換を行う。また、頁スクロール操作が行われた
ときには、現画面に連続した隣接画面を自動的に表示
し、このとき印字コマンドを入力すると連続するグラフ
をプリント用紙に印字する。更に、画面種類として2画
面が選択されたときには、拡大グラフと24時間グラフの
両方を表示し、24時間グラフには拡大グラフがどの部分
のものかを示すマークも一緒に表示する。
次に、グラフ起点時刻と時間幅又は拡大率を指定して
画面に拡大グラフ表示を行い、この画面に隣接する前後
のグラフを連続して表示する際にPC31の装置本体31aが
実行するグラフ変換処理を第5図のフローチャート図を
参照して以下説明する。
第5図のフローチャート図において、先ず最初のステ
ップS51において、キーボード31cの特定のキー操作によ
るグラフ起点時刻と時間幅又は拡大率のコマンド入力を
待ち、コマンド入力があったらステップS52に進み、こ
こで第4図のフローチャート図中のステップS44におい
て伸長処理したデータを読取る。CRT31bに表示すること
ができるデータ量は予め決まっているので、上記起点時
刻と時間幅又は拡大率によってグラフの終点時刻が自動
的に決定され、時間幅及び拡大率は、CRT31bに表示する
グラフの終点時刻を決定するための情報として働く。次
にステップS53に進んで上記ステップS52で読取ったデー
タを一画面にグラフ表示するためのグラフ変換を行った
後、続くステップS54に進み、ここでCRT31bに対してグ
ラフ表示データを出力する。その後ステップS55に進
み、ここで全てのデータの出力が終了したか否かを判定
し、この判定がYESのときには上記ステップS51に戻る。
ステップS55の判定がNOのときにはステップS56に進み、
ここでキーボード31cの特定のキー操作による頁スクロ
ールキー入力を待ち、キー入力があったら前頁画面であ
るか次頁画面であるかを判定する。このステップS56の
判定が前頁画面であるときにはステップS57に進み、こ
こで現画面のグラフの起点時刻を終点時刻とし、かつこ
の終点時刻と時間幅又は拡大率によって決定した時刻を
起点時刻として拡大グラフ変換を行い、次頁画面である
ときにはステップS58に進み、ここで現画面のグラフの
終点時刻を起点時刻とし、かつこの起点時刻と時間幅又
は拡大率によって決定した時刻を終点時刻として拡大グ
ラフ変換を行う。上記ステップS57及びS58の終了後は上
記ステップS54に戻って上述したステップの仕事を繰り
返す。
上述のように頁スクロールによって現画面の起点及び
終点をそれぞれ終点及び始点とする画面を表示したとこ
ろで、印字処理を行うことによって画面に表示されてい
るグラフがプリンタ31eによってプリント用紙に印字さ
れるので、プリント用紙に印字したグラフは一部分の消
失や重複なく連続したものとなる。
また、2画面表示の選択を行ったときには、第6図に
示すように、グラフ起点時刻と時間幅(15分)を指定し
て主画面31b1に拡大グラフ表示を、主画面31b1中の一部
分に画成した第2画面31b2に24時間グラフ表示をそれぞ
れ表示した2画面表示が得られる。第2画面31b2中のグ
ラフには、主画面31b1に表示されているグラフが24時間
グラフのどの部分のものかを指示するため図示のように
カーソルK1及びK2を表示したり、或いは部分変色表示を
行うことができる。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、頁スクロールに
よって、現在表示されているグラフの起点時刻を終点時
刻とするグラフと、現在表示されているグラフの終点時
刻を起点時刻とするグラフが表示され、またその表示さ
れたグラフがプリント用紙に印字されるので、現在表示
されているグラフに連続した前後頁のグラフが一部分の
消失や重複もなく得られると共に、その表示されたグラ
フがプリント用紙に印字されるので、印字されたグラフ
をつなぐことで相前後する部分のグラフに何らの消失や
重複もなく全体として連続した運行データ通りのグラフ
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデジタル運行記録データの解析装
置の基本構成を示すブロック図、 第2図は本発明によるデジタル運行記録データの解析装
置の一実施例を示す図、 第3図はデジタル運行データの圧縮の仕方の一例を説明
するための図、 第4図及び第5図はデジタル運行記録データの解析装置
の装置本体が行う仕事を示すフローチャート図、 第6図はCRTへの2画面表示の例を示す図、 第7図はデジタル運行データ記録装置によってICメモリ
カードに記録されたデジタル運行データの構成例を示す
図、 第8図は従来の問題点を示す説明図である。 2……ICメモリカード(記録媒体)、31b……CRT(表示
手段)、31c1……キーボード(入力手段)、31c2……キ
ーボード(頁入力手段)、31a1……装置本体(グラフ変
換手段)、31a2……装置本体(出力手段)、31e……プ
リンタ(印字手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間と共に変化する車両の運行状態を記録
    媒体に記録して収集したデジタル運行記録データを読み
    込み保存し、この保存したデジタル運行記録データを処
    理してその一部分を拡大グラフ変換して表示手段に表示
    し、該表示手段に表示されているグラフを印字手段によ
    って印字するようにしたデジタル運行記録データの解析
    装置において、 前記表示手段に表示するグラフの起点時刻と、前記表示
    手段に表示するグラフの終点時刻を決定するための情報
    とを入力する入力手段と、 該入力手段によって入力された前記起点時刻と前記情報
    とに基づいて前記表示手段に表示することのできる前記
    デジタル運行記録データを読み取り、該読み取ったデジ
    タル運行記録データを前記表示手段の1画面にグラフ表
    示するための拡大グラフ変換を行うグラフ変換手段と、 該グラフ変換手段による拡大グラフ変換によって得たグ
    ラフ表示データを前記表示手段に対して出力してグラフ
    表示させる出力手段と、 前記表示手段に現在表示しているグラフに連続する前頁
    及び次頁のグラフを指定するための頁入力手段とを備
    え、 前記グラフ変換手段は、 前記頁入力手段によって前頁のグラフが指定されたと
    き、前記表示手段に現在表示されているグラフの起点時
    刻により決定した終点時刻と該終点時刻と前記情報とに
    より決定した起点時刻とに基づいて前記表示手段に表示
    することのできる前記デジタル運行記録データを読み取
    り、該読み取ったデジタル運行記録データの前記表示手
    段の1画面にグラフ表示するための拡大グラフ変換を行
    い、 前記頁入力手段によって次頁のグラフが指定されたと
    き、前記表示手段に現在表示されているグラフの終点時
    刻により決定した起点時刻と該起点時刻と前記情報とに
    より決定した終点時刻とに基づいて前記表示手段に表示
    することのできる前記デジタル運行記録データを読み取
    り、該読み取ったデジタル運行記録データを前記表示手
    段の1画面にグラフ表示するための拡大グラフ変換を行
    う ことを特徴とするデジタル運行記録データの解析装置。
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