JP3287451B2 - 波形観測装置 - Google Patents

波形観測装置

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JP3287451B2 JP02382697A JP2382697A JP3287451B2 JP 3287451 B2 JP3287451 B2 JP 3287451B2 JP 02382697 A JP02382697 A JP 02382697A JP 2382697 A JP2382697 A JP 2382697A JP 3287451 B2 JP3287451 B2 JP 3287451B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形観測装置に関
し、特にロール表示機能の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定の周期でサンプリングし
デジタル変換した入力波形データを順次メモリに保存し
ておき、適宜にメモリから波形データを読み出して表示
画面に再生表示することにより入力波形を観察すること
ができるように構成した波形観測装置はよく知られてい
る。
【0003】この種の波形観測装置において、サンプリ
ング周波数が遅い場合にはデータを取り込みながら同時
に波形を再生表示するロール表示がある。ロール表示方
式には通常次の2つの方式がある。 取り込むデータ長とは無関係に所定数の最新データを
表示する方式。 取り込むデータ長が表示画面の時間軸方向一杯になる
ようにデータを加工して表示する方式。
【0004】図4に示すような入力データを観測する場
合、上記の表示方式では図5のように定常状態では所
定数の最新データのみが表示され、上記の表示方式で
は図6のように所定のデータ長が画面全体に表示され
る。なお、いずれの表示方式を採るかはその波形観測の
目的に応じて異なる。その是非についてはここでは論じ
ない。本発明は上記の表示方式を採る波形観測装置に
ついての改善である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の表
示方式においては次のような問題があった。すなわち、
サンプリング周波数を一定とした場合、データ長に比例
して表示時間が長くなる。その結果、波形が流れる(時
間軸方向でロール表示する)速度は遅くなり、波形の変
化がほとんど認識できなくなるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、このような点に鑑み、波
形の変化が判るような補助的な波形表示を行うようにし
た波形観測装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、入力信号をデジタル変換したデー
タから最大・最小値を求め記憶媒体に保存した後そのデ
ータを読み出して画面上に再生表示する波形観測装置に
おいて、前記再生表示する再生波形のロール表示の際、
ロール表示の更新表示が所定時間よりも遅いときに、
形の変化を表わす拡大波形を併せて表示すると共にその
拡大波形を前記再生波形とは異なる表示様式で表示する
ように構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】実波形のロール表示の際、ロール表示の更新表
示が所定時間よりも遅いときには補助的に実波形の変化
を表わす拡大波形を併せて表示する。かつその拡大波形
は前記実波形とは異なる表示様式で表示する。これによ
り、ロール表示における波形表示更新が遅いために波形
の変化を把握し難い場合であっても、容易に波形の変化
を認識することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明に係る波形観測装置の一実施例
を示す構成図である。図において、1は入力信号をデジ
タル化するアナログ・デジタル変換器(以下AD変換器
という)、2はデータ収集用のメモリ、3は中央処理プ
ロセッサ(以下CPUという)、4は固定ディスク等の
記憶媒体(以下ここでは固定ディスクとする)、5は表
示装置、6はキーボード、7はプリンタである。
【0010】メモリ2はAD変換器1の出力データを一
時的に保存する。CPU3は、メモリ3から生データを
読み出すごとに前回値と比較し最大値または最小値を求
める(更新する)機能、その最大・最小値を順次固定デ
ィスク4に保存する機能、キーボード6からの入力情報
を読取る機能、固定ディスク4から読み出したデータを
表示装置5に表示する機能、プリンタ7での印刷を制御
する機能等を有する。
【0011】このような構成における動作を次に説明す
る。ここで、データ長が1Mword(Mは106、wordは
16ビット)、サンプリング周波数が1KHzの場合を
例にとる。全長を表示させると、(1/1KHz)×1
Mword=1000(秒)であるので、画面の端から端ま
で波形をロール表示するのに1000秒を要する。
【0012】表示装置の横(時間軸)分解能は通常50
0〜1000ラインであるため、波形の変化の様子が判
り難い。そこで、本発明では、図2のように本来の設定
上表示される再生波形(実波形ともいう)Aと併せて、
波形の変化(詳しくは最新の所定個数の波形データの変
化)を認知させることだけを目的とした拡大波形Bを補
助的に表示させる。
【0013】なお、この補助的な拡大波形はロール表示
動作終了後には消去し、本来の設定との矛盾が生じない
ようにする。なお、ロール表示動作終了後には、その装
置が通常有する拡大機能により波形の必要部分を拡大表
示して詳細に波形観測すること等が可能である。
【0014】このような動作はCPU3の管理下で行わ
れる。図3はその動作フローである。測定開始後次のよ
うな動作が行われる。 T/divが100mSより小さい場合は通常の波形
表示を行い、その後へ移る。
【0015】なお、T/divは横軸の1ディビジョン
幅の表示所要時間であり、これはあらかじめ設定される
ようになっている。設定されたT/divが通常100
mS以下であれば、通常の波形表示であって、その波形
の変化を認識しやすい。しかし、100mS以上の場合
は時間と共に波形が流れるロール表示となり、更に1S
より大きい場合は波形の変化を認識し辛い。
【0016】T/divが100mSより大きい場合
は、ロール表示を行う。この場合、T/divが1Sよ
り大きい場合には、ロール表示の更新表示が遅く、波形
の変化を把握し辛いので、ロール表示と併せて補助的な
拡大波形表示(ゴースト波形表示という)を行う。この
ゴースト波形は例えば破線で表示される。T/divが
1Sより小さい場合は波形の変化を比較的把握しやすい
ためゴースト波形表示は行わない。
【0017】測定停止命令が立っておらず、またデー
タ取り込み完了でもないときは、前記へ戻る。測定停
止命令が立っているか、またはデータ取り込み完了であ
れば、次のへ進む。 ゴースト波形があればその画面表示を消去し、測定を
終了する。
【0018】以上のような動作はCPU3により管理・
制御される。なお、CPU3は、その他、入力データの
最大・最小値を求める処理、固定ディスク4にその最大・
最小値を順次保存するための制御、キーボード6からの
入力情報を受け取る処理、プリンタ7への出力等の制御
を行う。ただし、これらの動作は本発明とは直接には関
係がないのでここではその動作説明を省略する。
【0019】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0020】例えば、ゴースト波形は破線で表示してい
るが、必ずしもこれに限定されない。輝度または色、あ
るいは破線の種類を変える等により実波形と異ならせる
ようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
別な設定や操作を必要とすることなく、一時的に補助的
な波形を表示することにより、特にデータ長が長く波形
変化の判り難いロール波形表示を判り易いものにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る波形観測装置の一実施例を示す構
成図
【図2】波形の表示例を示す図
【図3】動作フローを示す図
【図4】入力データ波形の一例を示す図
【図5】観測波形の表示の推移を示す図
【図6】他の観測波形の表示の推移を示す図である。
【符号の説明】
1 AD変換器 2 メモリ 3 CPU 4 固定ディスク 5 表示装置 6 キーボード 7 プリンタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号をデジタル変換したデータから最
    大・最小値を求め記憶媒体に保存した後そのデータを読
    み出して画面上に再生表示する波形観測装置において、 前記再生表示する再生波形のロール表示の際、ロール表
    示の更新表示が所定時間よりも遅いときに、波形の変化
    を表わす拡大波形を併せて表示すると共にその拡大波形
    を前記再生波形とは異なる表示様式で表示するように構
    成したことを特徴とする波形観測装置。
  2. 【請求項2】前記更新表示が所定時間よりも遅いときと
    は、波形表示の時間軸の1ディビジョン幅の表示所要時
    間が100mSよりも大きい場合であることを特徴とす
    請求項1記載の波形観測装置。
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