JP3292078B2 - 波形観測装置 - Google Patents

波形観測装置

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JP3292078B2
JP3292078B2 JP01817397A JP1817397A JP3292078B2 JP 3292078 B2 JP3292078 B2 JP 3292078B2 JP 01817397 A JP01817397 A JP 01817397A JP 1817397 A JP1817397 A JP 1817397A JP 3292078 B2 JP3292078 B2 JP 3292078B2
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真範 小川
正和 薬袋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形観測装置に関
し、詳しくは超ロングメモリ波形の保存とその保存波形
の再生表示方式の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近電子機器の大規模化と集積化に伴
い、デジタルオシロスコープ等の波形観測装置も年々複
雑化している。特に、予測できない信号の増加や、長い
時間にわたって観測しなければ解明できないような現象
の増加、低速信号と高速信号が混在する多チャンネルの
現象の増加等に伴い、波形観測装置にはデータメモリ長
の増大が要求されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、この
データメモリ長の増大に伴い外部大容量メディアに波形
データを保存するようになってきたが、保存した波形を
再生する際、全データをロードするのに時間がかかると
いう問題があった。
【0004】なお、全データではなく取り出したい部分
のみをロードすれば短時間で済むけれども、そのために
は、取り出す場所を特定するためにあらかじめ全データ
をロードする必要があり、結局は時間がかかってしまい
時間の短縮化にはつながらないという難点がある。
【0005】本発明の目的は、このような点に鑑み、波
形再生時目的の波形部分をすばやく再生表示できる波形
観測装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、入力信号をデジタル変換した生デ
ータを記憶媒体に保存した後その生データを読み出して
表示画面上に再生表示する波形観測装置であって、前記
デジタル変換されたすべての生データを前記記憶媒体に
保存すると共に、生データの所定数ごとに最大値と最小
値を求めこれを圧縮データとして前記記憶媒体に保存
し、波形再生時には前記圧縮データの再生波形上で拡大
表示範囲を指定しその範囲内の生データのみを記憶媒体
から読み出し再生表示するように構成したことを特徴と
する。
【0007】
【作用】記憶媒体に生データをすべて保存すると共に、
生データの所定数ごとに最大・最小値(圧縮データ)を
求め、これを記憶媒体に保存する。波形再生時には、ま
ず圧縮データを表示し、その波形上で拡大表示範囲を指
定する。そして記憶媒体からこの拡大表示範囲内の生デ
ータのみを読み出して表示する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明に係る波形観測装置の一実施例
を示す構成図である。図において、1は入力信号をデジ
タル化するアナログ・デジタル変換器(以下AD変換器
という)、2はデータ収集用のメモリ、3は中央処理プ
ロセッサ(以下CPUという)、4は固定ディスク等の
大容量の記憶媒体(以下ここでは固定ディスクとす
る)、5は表示装置、6はキーボード、7はプリンタで
ある。
【0009】AD変換器1の出力データ(これを生デー
タという)は一時的にメモリ2に取り込まれる。CPU
3は、生データの所定個数ごとにその範囲のデータの特
徴を良く表わす最大値と最小値を求める機能、生データ
および最大・最小値を固定ディスク4に保存する機能、
キーボード6からの入力情報を読取る機能、固定ディス
ク4から読み出したデータを表示装置5に表示する機
能、プリンタ7での印刷を制御する機能等を有する。
【0010】このような構成における動作を次に説明す
る。例えば、AD変換器1でデジタル変換した10Mwo
rd(Mは106個、wordは2byteを表す)の生データを
固定ディスク4に保存するものとする。そしてこの場
合、固定ディスク4には生データの保存と共に、1/1
0000にデータ圧縮した1Kwordの圧縮データ(最大
値と最小値のペア・データ)も固定ディスク4に保存す
るものとする。
【0011】固定ディスク4には図2に示すように圧縮
データと生データが別々のファイルに保存されており、
再生時にはまず1Kwordの圧縮データを読み出して表示
装置5の画面に表示する。この圧縮波形の表示により入
力信号の概略を把握することができる。
【0012】そこで、画面上に設定された拡大窓(例え
ば20倍拡大)51を概略波形の所望の位置に位置付け
し、拡大表示部分を指定する。これにより指定範囲内の
みの生データが固定ディスク4から読み出され、表示装
置5の画面上に表示される。
【0013】このとき読み出されるデータの点数は、拡
大窓が20倍の場合、10M/20=500Kwordであ
る。したがって、従来では10Mwordのデータを扱って
いたのに対し、ここでは501Kwordの処理で済む。
【0014】以下データの保存および波形再生の動作に
ついて図3および図4を参照して詳細に説明する。図3
は波形保存の流れを示す図である。測定開始後、 AD変換器1からの生データを固定ディスク4に保存
する。 前回の最大・最小値と比較して新たな最大値または最
小値を得る。なお、最初の2つのデータは無条件に最大
・最小値に振り分ける。
【0015】所定の圧縮比になるまで上記および
の動作を繰り返す(上記の場合、10000データ分繰
り返す)。得られた最大・最小値(これは10000個
のデータを2つのデータに圧縮したものであり、これを
圧縮データと呼ぶ)を固定ディスク4に保存する。な
お、外部メディアへリアルタイムに保存する場合、上記
圧縮処理の処理時間は実質上負担にならない。
【0016】停止命令が立っていれば(例えば生デー
タ10M個分取り込むと停止命令が立つ)測定を終了す
る。立っていなければ、上記に戻る。
【0017】データ保存後に波形を再生する場合は、図
4のような動作フローとなる。すなわち、 固定ディスク4から圧縮データをすべて読み出し、表
示画面5に波形表示する。 キーボード6を操作して拡大窓を移動し、波形上の所
望の位置に設定する。 拡大窓で指定された範囲内の生データを固定ディスク
4から読み出し、表示画面に表示する。
【0018】なお、拡大窓はキーボード6から任意の大
きさ(幅)に指定でき、拡大窓による指定範囲と生デー
タの保存位置との対応関係はCPU3で管理されてお
り、拡大窓の設定位置に応じて、容易に当該範囲内の生
データを読み出すことができるようになっている。
【0019】上記で読み出した生データが表示装置の
表示分解能(縦ラインの分解能)よりも多いデータ数で
ある場合には、データ圧縮を行い縦ライン数以下にデー
タ数を減らしている。なお、表示画面の波形は適宜プリ
ンタ7で印刷することができる。
【0020】以上のように、データ保存時には、生デー
タの保存と共に圧縮データも保存しておき、再生時には
圧縮データ表示上で拡大表示部分を指定しその部分に対
応する生データのみを読み出して表示する。これによ
り、波形再生時の処理時間は従来の場合に比べて格段に
少なくなっている。
【0021】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ保存時には最大・最小値形式の圧縮データを作成し
て生データと共に保存し、再生時には表示した圧縮デー
タ波形上で拡大表示範囲を指定し、その範囲内の生デー
タのみを読み出し表示するようにしているため、データ
再生時、高速に処理することができる。特に、ハードデ
ィスク等の大容量メディアに大量のデータを保存する場
合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る波形観測装置の一実施例を示す構
成図
【図2】再生表示について説明するための図
【図3】波形保存時の動作フロー
【図4】波形再生時の動作フローである。
【符号の説明】
1 AD変換器 2 メモリ 3 CPU 4 固定ディスク 5 表示装置 6 キーボード 7 プリンタ 51 拡大窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−297022(JP,A) 特開 昭61−45299(JP,A) 特開 平6−43188(JP,A) 特開 平2−134572(JP,A) 特開 平6−149258(JP,A) 特開 昭61−262668(JP,A) 特開 平7−83957(JP,A) 特開 平6−324082(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 13/00 - 13/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号をデジタル変換した生データを記
    憶媒体に保存した後その生データを読み出して表示画面
    上に再生表示する波形観測装置であって、 前記デジタル変換されたすべての生データを前記記憶媒
    体に保存すると共に、生データの所定数ごとに最大値と
    最小値を求めこれを圧縮データとして前記記憶媒体に保
    存し、波形再生時には前記圧縮データの再生波形上で拡
    大表示範囲を指定しその範囲内の生データのみを記憶媒
    体から読み出し再生表示するように構成したことを特徴
    とする波形観測装置。
JP01817397A 1997-01-31 1997-01-31 波形観測装置 Expired - Lifetime JP3292078B2 (ja)

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JPH10213601A JPH10213601A (ja) 1998-08-11
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