JP2003307530A - 波形表示装置 - Google Patents

波形表示装置

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JP2003307530A
JP2003307530A JP2002111787A JP2002111787A JP2003307530A JP 2003307530 A JP2003307530 A JP 2003307530A JP 2002111787 A JP2002111787 A JP 2002111787A JP 2002111787 A JP2002111787 A JP 2002111787A JP 2003307530 A JP2003307530 A JP 2003307530A
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JP
Japan
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storage means
compressed data
measured value
waveform
display device
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JP2002111787A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kuribayashi
裕之 栗林
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短い周期で現在の測定値を保存しながら過去
の測定値を読み出すことができる波形表示装置を実現す
る。 【解決手段】 測定値を保存し、保存した測定値を波形
にして表示する波形表示装置において、現在の測定値を
保存する記憶手段を設ける。この記憶手段とは別に、測
定値を圧縮データにして保存する圧縮データ記憶手段を
設け、この圧縮データ記憶手段から過去の測定値を読み
出して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルオシロコ
ープ等に用いられ、測定値を保存し、保存した測定値を
波形にして表示する波形表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ入力信号の測定値をアナログ・
デジタル変換(A/D変換とする)してメモリに保存
し、保存した測定値を読み出し、波形にして表示するこ
とによって、測定値の波形を観測できるようにした波形
表示装置がある。
【0003】図6はこのような波形表示装置における従
来例の構成図である。図6で、A/D入力処理部11
は、アナログ入力信号の測定値をA/D変換器によりデ
ジタル信号に変換する。CPU12はA/D入力処理部
11で変換したデジタル信号の測定値をRAM13に保
存する。また、CPU12はA/D入力処理部11にA
/D変換の指令を出す。キー入力処理部14は、入力条
件や測定条件を決める設定値を入力する。設定値は、例
えば、入力レンジ、サンプリング速度、波形の取得速度
等である。キー入力処理部14で入力された設定値はR
AM13に保存される。ROM15にはCPU12が実
行するプログラムが格納されている。
【0004】RAM13に保存された測定値は、バッフ
ァ記憶手段16に送られて一時保存される。CPU12
はバッファ記憶手段16に保存された測定値を読み出
し、この測定値から波形データを生成する処理を行う。
表示器17は生成した波形データを表示する。転送手段
121は、バッファ記憶手段16に一時保存されていた
測定値を記憶手段20に転送して保存する。記憶手段2
0はバッファ記憶手段16の後段に設けられていて、バ
ッファ記憶手段16よりも記憶容量が大きい。バッファ
記憶手段16は装置に内蔵された記憶手段で、記憶手段
20は外付けされた記憶手段である。バッファ記憶手段
16は、記憶手段20へ保存する測定値を一時保存する
ためのバッファである。なお、記憶手段20は装置に内
蔵してもよい。
【0005】波形表示装置にて測定値を保存するような
場合、SRAM(Static Random Access Memory)等の
バッファ記憶手段16は1測定値あたりの値段が高価で
ある。このため、多量の測定値を保存するような場合、
1測定値あたりの値段が安いハードディスク、MOディ
スク(Magneto-Opticalディスク)等のような大容量の
記憶手段20を設けている。しかしながら、ハードディ
スク、MOディスク等のような大容量の記憶媒体は、測
定値を保存するような場合に、測定値を保存しながら過
去の測定値を読み出して波形表示を行なおうとした時、
ハードディスク内では現在の測定値の書きこみ点から過
去の測定値まで読み出し点を動かして過去の測定値を読
み出し、その後また現在の測定値の書き込み点まで戻る
という機械的な動作が発生する。その為、現在の測定値
を書き込みながら過去の測定値を読み出せるようにする
場合は、ハードディスク内の書きこみ点と読み出し点の
移動動作の時間を考慮して、現在値の書き込み周期を長
くしなければならない。測定値の保存動作中は過去の測
定値を読み出せないようにする場合は、現在値の保存周
期を短くして、早く過去の測定値の読み出しに移行でき
るようにしなければならない。しかし、短い保存周期に
合わせて過去の測定値を読み出すことができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、測定値を圧縮
データにして保存する圧縮データ記憶手段を設け、この
圧縮データ記憶手段から過去の測定値を読み出して表示
することによって、短い周期で現在の測定値を保存しな
がら過去の測定値を読み出すことができる波形表示装置
を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった波形表示装置である。
【0008】(1)測定値を保存し、保存した測定値を
波形にして表示する波形表示装置において、現在の測定
値を保存する記憶手段を設け、この記憶手段とは別に、
測定値を圧縮データにして保存する圧縮データ記憶手段
を設け、この圧縮データ記憶手段から過去の測定値を読
み出して表示することを特徴とする波形表示装置。
【0009】(2)測定値を保存し、保存した測定値を
波形にして表示する波形表示装置において、測定値を一
時保存するバッファ記憶手段と、このバッファ記憶手段
の後段に設けられた記憶手段と、このバッファ記憶手段
に一時保存された測定値を前記記憶手段に転送する転送
手段と、バッファ記憶手段に一時保存された測定値を圧
縮する圧縮手段と、この圧縮手段で生成した圧縮データ
を保存する圧縮データ記憶手段と、この圧縮データ記憶
手段から圧縮データを読み出して復元し、復元したデー
タを波形にして表示する波形表示手段と、を有すること
を特徴とする波形表示装置。
【0010】(3)前記圧縮手段は、前記バッファ記憶
手段に保存する前の測定値を圧縮し、前記圧縮データ記
憶手段はこの圧縮データを保存することを特徴とする
(2)記載の波形表示装置。
【0011】(4)前記記憶手段は前記バッファ記憶手
段よりも記憶容量が大きいことを特徴とする(2)また
は(3)記載の波形表示装置。
【0012】(5)前記転送手段は、前記バッファ記憶
手段の保存量が一杯になる毎に、または保存量が一定量
まで到達する毎に、前記バッファ記憶手段に保存した測
定値を前記記憶手段に転送することを特徴とする(2)
または(4)のいずれかに記載の波形表示装置。
【0013】(6)前記圧縮手段は、一定間隔毎に期間
を区切り、各期間における測定値の最大値と最小値をと
ることにより測定値を圧縮することを特徴とする(2)
または(5)のいずれかに記載の波形表示装置。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1で図6と同一のものは同一符号を付ける。図1
で、CPU30は、図6のCPU12と同様に、A/D
変換したデジタル信号の測定値をRAM13に保存した
り、A/D入力処理部11にA/D変換指令を出す。圧
縮手段301は、バッファ記憶手段16に一時保存され
た測定値を圧縮する。例えば、圧縮手段301は、時系
列になった測定値のデータについて、一定間隔毎に期間
を区切り、各期間における測定値の最大値と最小値をと
ることにより測定値を圧縮する。圧縮データ記憶手段3
1は、圧縮手段301で生成した圧縮データを保存す
る。波形表示手段302は、圧縮データ記憶手段31か
ら圧縮データを読み出して復元し、復元したデータを波
形にして表示する。
【0015】図1の装置の動作を説明する。図2は記憶
媒体20に対する保存動作を示したフローチャートであ
る。フローチャートのステップ順に従って説明する。 (A1)測定器(図示せず)により測定値を計る。計っ
た測定値はアナログ入力信号としてA/D入力処理部1
1に入力される。 (A2)A/D入力処理部11から測定値を読み出し、
バッファ記憶手段16に一時保存する。 (A3)バッファ記憶手段16に保存された測定値から
圧縮データを作成し、圧縮データ記憶手段31に保存す
る。 (A4)バッファ記憶手段16の保存量が一杯になった
か判断する。一杯になっていないときは処理A1へ戻
る。 (A5)バッファ記憶手段16の保存量が一杯になった
ときは、バッファ記憶手段16の測定値を記憶手段20
に転送して保存する。 (A6)記憶手段20に保存した測定値のデータサイズ
が保存しようとしていたサイズまで到達したか判断す
る。この判断が「はい」のときは処理を終了し、「いい
え」のときは処理A1へ戻る。
【0016】図3は過去の測定値の読み出し手順を示し
たフローチャートである。フローチャートのステップ順
に従って説明する。 (B1)圧縮データ記憶手段31の読み出したい測定値
の位置を求める。 (B2)処理B1で求めた位置の圧縮データを読み出
す。読み出した圧縮データを解凍することによって復元
し、測定値のデータを作成する。 (B3)作成した測定データを波形にして表示する。
【0017】時系列になった測定値のデータについて、
一定間隔毎に期間を区切り、各期間における測定値の最
大値と最小値をとり、この最大値と最小値を保存し、最
大値と最小値にした圧縮データをそのまま使用して表示
をする例について説明する。ユーザーが1ギガビット分
の測定値を保存しようとした場合、装置本体に1メガビ
ット分の圧縮データ記憶手段31を用意し、圧縮データ
として各区間における測定値の最大値と最小値を圧縮デ
ータ記憶手段31に保存する。これと同時にハードディ
スク等の大容量の記憶手段20に測定値を保存する。
【0018】ユーザーが過去の測定値の波形を参照しよ
うとした場合は、ハードディスク等の大容量の記憶手段
20から読み出すのではなく、圧縮データ記憶手段31
の圧縮データより最大値、最小値に圧縮されたデータを
読み出して波形表示を行う。その結果、ハードディスク
等の大容量の記憶手段20にアクセスすることなく1/
1000に圧縮された表示波形ならば、保存開始から現
在の保存点までのどの位置に対する波形でも表示するこ
とが可能になる。
【0019】図4は図6の従来装置における表示データ
の流れを示した図である。図5は図1の本発明にかかる
装置における表示データの流れを示した図である。図4
の従来装置では、ハードディスク等の記憶手段20より
測定値のデータを読み出して波形表示する。これに対し
て図5の本発明にかかる装置では、圧縮データ記憶手段
31から測定値の圧縮データを読み出して波形表示す
る。このため、過去の測定値を読み出して表示するとき
に、ハードディスク等の記憶手段20にアクセスしな
い。これによって、ハードディスク等の大容量の記憶手
段20への保存周期を短くしても、現在の測定値の保存
動作をしながら過去の測定値を参照することができる。
【0020】なお、実施例では、圧縮手段301はバッ
ファ記憶手段16に一時保存された測定値を圧縮してい
るが、バッファ記憶手段16に保存する前の測定値を圧
縮し、この圧縮データを圧縮データ記憶手段に保存して
もよい。
【0021】また、実施例では、バッファ記憶手段16
の保存量が一杯になったときに、バッファ記憶手段16
の測定値を記憶手段20に転送して保存しているが、バ
ッファ記憶手段16の保存量が一定量に達する毎に、測
定値を記憶手段20に転送してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0023】請求項1記載の発明では、測定値を圧縮デ
ータにして保存する圧縮データ記憶手段を設け、この圧
縮データ記憶手段から過去の測定値を読み出して表示す
る。このため、過去の測定値を読み出して表示するとき
に、現在の測定値を保存する記憶手段にアクセスしな
い。これによって、短い周期で現在の測定値を保存しな
がら過去の測定値を読み出すことができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、バッファ記
憶手段にアクセスしなくても圧縮データを作成して保存
できる。
【0025】請求項3記載の発明では、小容量のバッフ
ァ記憶手段と大容量の記憶手段を設け、小容量のバッフ
ァ記憶手段に一時保存した測定値をもとに波形表示して
いる。このため、大容量の記憶手段にアクセスしなくて
も過去の測定値を読み出すことができる。
【0026】請求項4記載の発明では、バッファ記憶手
段の内容を随時更新することができる。
【0027】請求項5記載の発明では、測定値の特徴点
を反映して圧縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】図6の従来装置における表示データの流れを示
した図である。
【図5】図1の本発明にかかる装置における表示データ
の流れを示した図である。
【図6】波形表示装置における従来例の構成図である。
【符号の説明】
16 バッファ記憶手段 17 表示器 20 記憶手段 30 CPU 31 圧縮データ記憶手段 121 転送手段 301 圧縮手段 302 波形表示手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定値を保存し、保存した測定値を波形
    にして表示する波形表示装置において、 現在の測定値を保存する記憶手段を設け、この記憶手段
    とは別に、測定値を圧縮データにして保存する圧縮デー
    タ記憶手段を設け、この圧縮データ記憶手段から過去の
    測定値を読み出して表示することを特徴とする波形表示
    装置。
  2. 【請求項2】 測定値を保存し、保存した測定値を波形
    にして表示する波形表示装置において、 測定値を一時保存するバッファ記憶手段と、 このバッファ記憶手段の後段に設けられた記憶手段と、 このバッファ記憶手段に一時保存された測定値を前記記
    憶手段に転送する転送手段と、 バッファ記憶手段に一時保存された測定値を圧縮する圧
    縮手段と、 この圧縮手段で生成した圧縮データを保存する圧縮デー
    タ記憶手段と、 この圧縮データ記憶手段から圧縮データを読み出して復
    元し、復元したデータを波形にして表示する波形表示手
    段と、を有することを特徴とする波形表示装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮手段は、前記バッファ記憶手段
    に保存する前の測定値を圧縮し、前記圧縮データ記憶手
    段はこの圧縮データを保存することを特徴とする請求項
    2記載の波形表示装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は前記バッファ記憶手段よ
    りも記憶容量が大きいことを特徴とする請求項2または
    請求項3記載の波形表示装置。
  5. 【請求項5】 前記転送手段は、前記バッファ記憶手段
    の保存量が一杯になる毎に、または保存量が一定量まで
    到達する毎に、前記バッファ記憶手段に保存した測定値
    を前記記憶手段に転送することを特徴とする請求項2ま
    たは請求項4のいずれかに記載の波形表示装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮手段は、一定間隔毎に期間を区
    切り、各期間における測定値の最大値と最小値をとるこ
    とにより測定値を圧縮することを特徴とする請求項2ま
    たは請求項5のいずれかに記載の波形表示装置。
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Cited By (2)

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