JPH01102335A - 車載型測定装置 - Google Patents

車載型測定装置

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JPH01102335A
JPH01102335A JP62261139A JP26113987A JPH01102335A JP H01102335 A JPH01102335 A JP H01102335A JP 62261139 A JP62261139 A JP 62261139A JP 26113987 A JP26113987 A JP 26113987A JP H01102335 A JPH01102335 A JP H01102335A
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ram
measurement signal
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北村 好博
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宮林 健郎
Yozo Hatta
八田 洋三
Seiji Nishimura
清治 西村
Ichiro Fukuda
一郎 福田
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Toyota Motor Corp
Ono Sokki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明は、自動車、鉄道車両等の車両に搭載し、走行中
及び停止状態における車両に関する種々の試験のために
用いる測定装置に係り、特に自動車の走行試験における
測定に適した車載型測定装置に関する。
[従来の技術] 車載型測定装置または測定システムとして、従来、デー
タレコーダ等を使用する測定システムおよび車載型専用
測定装置が公知であった。
以下、それぞれについて説明する。
1来  1 データレコーダ等を いた測 システム 第4図に示すように、磁気テープ等の記録媒体を用いた
データレコーダ28を車両29に搭載し、車両の各部か
ら計測された信号を生データとして該データレコーダ2
8に記録する。車載状態でデータ収集した後、データレ
コーダ28を車両からおろし、机上で再生して計測信号
に対応したアナログ信号を得る。このアナログ信号を増
幅器30、A/D変換器31、コンピュータ32等を用
いて、データ処理し、解析する。このようにして得られ
た解析結果はフロッピーディスク装置33等の外部記録
装置に保存するとともに、プロッタ34、プリンタ35
等の表示器に出力される。
このように、従来技術1においては、車上でデータ収集
を行った後に、机上でデータ処理および解析を行い、机
上で初めて解析結果を得るものである。
来  2 車 型厚 測  置 第5図に示すように、従来技術2である車載型専用測定
装置は増幅器36、A/D変換器37、コンピュータ3
8、フロッピーディスク装置39、テンキー40、表示
器41からなり、コンピュータ38はCPIJ 42、
RAM 44、PROM 43を含む。
計測信号を増幅器36、A/D変換器37により信号処
理して得られた計測データは、RAM、44に一時記憶
されるが、この信号処理のパラメータ、例えば増幅器の
レンジの設定等は、FROM43に記憶されている固定
プログラムに従って自動的に設定、変更されるものであ
る。固定プログラムとは、測定装置メーカーが予め設計
し、FROM 42に書き込んだプログラムであり、ユ
ーザーによってプログラムの変更および追加をすること
かできないものである。
上記の計測データは、コンピュータ38によって解析さ
れ、計測データおよび解析結果はフロッピーディスクに
保存されるとともに表示器41に出力される。この解析
、出力の手順もまたFROM 43に記憶された固定プ
ログラムに従って実行されるものである。解析結果等を
フロッピーディスクに保存しなければならないのは次の
理由による。すなわち、■自動車のイグニッションキー
を切る時、又は測定装置を車両からおろす時にRAM 
44の電源が切れ、RAMに記憶されていたデータが消
えてしまうのでこれをバックアップ保存することが必要
である。■RAM 44は32K bit、256にb
it等の小メモリ容量のため、多量のデータを保存でき
ず、データのあぶれを防止する必要があり、RAM 4
4中のデータを逐次フロッピーディスクに保存する必要
がある。
従来技術2によれば、固定プログラムに従った信号処理
、解析ではあるものの、データ収集と解析結果のモニタ
とを走行試験中にほぼ同時に行うことが可能となってい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記の従来技術1については、次のような問題
点がある。
(1)磁気テープ等の記録媒体を用いたデータレコーダ
にデータ収集、記録を行うので、記録速度が遅いことお
よび記録環境条件(例えば、振動および温度)の影響を
受けやすいことという問題がある。このため、データに
ついてドリフト、零点のズレが生じやすく、収集データ
の再現性が悪いという欠点がある。
(2)データレコーダの応答特性はDC〜20k)lz
が限界であり、短周期で変化する計測信号の収集には問
題がある。
(3)収集ミスが発生しても車両上でデータを確認する
ことが難しいため、机上での再生または解析結果表示に
よって初めて収集ミスが発見されることが多い。よって
、試験走行およびデータ収集を改めて行わねばならない
という問題がある。
(4)また、収集ミスが発生しなくとも、収集から解析
結果を得るまでに時間がかかること、および車内で解析
結果をモニタできないことという問題がある。
一方、従来技術2については、上記の問題点(3) 、
 (4)は解消されるものの、次のような問題がある。
(A)−時記憶用にRAMを用いているが、RAMは揮
発性メモリであり、RAM中に記憶されたデータはエン
ジン停止状態、車から測定装置を下す際電源を切ると消
えてしまうので、車載状態においてフロッピーディスク
等の外部記録装置に保存する必要がある。したがって記
録媒体への記録に伴う上記(1) と同様の問題は依然
として存在する。
(B) RAMの記憶容量が小さく、かつフロッピーデ
ィスクへの記録速度が遅いため、短時間に多量のデータ
測定ができないという上記(りと同様の問題がある。
(C)データ処理、解析に用いるプログラムはPROM
化あるいは外部パーソナルコンピュータ(机上用)によ
りフロッピーベースでプログラム化されており、車載型
計測装置本体でユーザーによるプログラムの変更および
追加はできない。そのため、ユーザーが希望する試験、
解析結果を出力することができないという問題がある。
(D)オペレーティングシステム(OS)が搭載されて
いないため、ユーザーによるプログラム開発が困難であ
るという問題がある。
このように、従来技術2においては、生データまたは解
析済データをフロッピーに保存しなければならないとい
う問題や、処理、解析に用いるプログラムが固定化され
ており、柔軟性に欠けているという問題がある。
[目   的] 本発明の目的は、次に記す(1)乃至(4)の要求をす
べて満足する車載型測定器を提供するにある。
(1)車載状態で計測データと解析結果がモニタできる
こと。
(2)ユーザーが必要なプログラムを机上又は車載状態
でその場で開発し、利用できる柔軟なプログラム環境で
あること。
(3)車両の環境の影響を受けずに、計測記録(記憶)
できること。
(4)記憶(記録)容量が大きく、記憶(記録)速度が
速いこと。
[問題点を解決するための手段] 上記問題は、本発明の車載型測定器である、計測信号入
力装置部又と車載型ミニコンピユータ本体部ユとからな
る車載型測定装置であって、 (イ)車両の所定の部位から検出した種々の計測信号を
信号処理し、車載型ミニコンピユータ本体部互へ入力す
るのに適したデータ形式の計測データに変換する信号処
理要素と、(ロ)上記信号処理のパラメータを車載型ミ
ニコンピユータ本体部且の計測インターフェース23か
ら受け取って、各信号処理要素についてそれぞれ信号処
理パラメータを設定する計測信号入力コントローラ10 を含み、上記車載型ミニコンピユータ本体部互は、 (八)計測信号入力装置部呈から転送された計測データ
を一時保存するファーストイン・ファーストアウト・メ
モリ11、 (ニ)記憶容量が大きく、バッテリー・バックアップさ
れたRAM−ディスク14、 [このRAM−ディスクは、■オペレーティング・シス
テムを格納しており、■ファーストイン・ファーストア
ウト・メモリ11から読出された計測データ及び該デー
タを解析した解析結果を、キーボード等の入力装置16
から入力されたファイル名により、データファイルとし
て記憶し、0オペレーテイング・システムを格納するシ
ステム・エリア24と、プログラムを格納するプログラ
ム・エリア25と、計測データと解析結果を記憶するデ
ータ・エリア26に用途別分割可能である。] (ホ)解析結果及び計測データを表示し、プログラム開
発の際のモニタが可能な表示器17、(へ)プログラム
の入力、開発及びファイル名の入力を行うキーボード等
の入力装置1B、(ト)計測信号入力装置部スヘ計測信
号処理ノくラメータを伝達する計測インターフェース2
3、(チ) RAM−ディスク14から表示器17へ計
測データ及び解析結果を伝送し、また、キーボード等の
入力装置16からの入力信号をRAM−ディスク14へ
伝送する内部機器インターフェース20、(す)プログ
ラムに従って、■ 以上の各要素間の信号の授受を管理
し、■ 計測データ解析の演算を行い、■ RAM−デ
ィスク14を各エリアに分割し、■ 計測信号入力装置
部スヘ信号処理パラメータを伝達するcpu 。
を含むことを特徴とする車載型測定装置によって解決さ
れる。
[実 施 例] (I) 以下、本発明に係る車載型測定装置の構成に関する実施
例について第1図を用いて説明する。本発明に係る車載
型測定装置1は計測信号入力装置部又と車載型ミニコン
ピユータ本体部互とに大別することができ、これらの部
分は相互に有機的に接続されている。初めに計測信号入
力装置部について説明する。
計測信 入 装置部 計測信号入力装置部スは、振動、音、圧力、温度、ひず
み等のアナログ信号、回転計や距離計等からのパルス信
号、流量計等からのデジタル信号等の種々のフィールド
信号(センサの出力信号)を入力し、計測信号処理をし
た後に、計測信号処理によって得られた計測データを車
載型ミニコンピユータ本体部互へ転送するとともに、車
載型ミニコンピユータ本体部互からプログラムに従って
計測信号処理パラメータ情報を受け取り、逐次、信号処
理要素4.5,6゜7.8の計測信号処理パラメータを
自動的に設定変更して計測の処理を行うものである。
実施例として例示する計測信号入力装置スは、第1図に
示すように、アナログ信号用として増幅器4、フィルタ
5及びA/D変換器6を順に接続したものを含み、また
パルス信号用としてパルス計数器7を含み、またディジ
タル信号用としてディジタル入力器8を含み、外部トリ
ガおよび外部クロックの判別用としてトリガ条件判別器
9を含み、更に、これらの信号処理要素4,5,6. 
 フ、8を制御し、これらの信号処理要素から出力され
る計測データを車載型ミニコンピユータ本体部且へ転送
する計測信号入力コントローラ10を含んでいる。
増幅器4は、センサ、変換器を介して計測信号入力装置
部λに入力されたアナログ信号(振動、音、圧力、温度
、ひずみ等)の増幅回路である。そのフルスケールレン
ジの設定は車載型ミニコンピユータ本体部λ上のプログ
ラムに従って、計測信号入力コントローラ10によって
自動的に設定、変更することができる。
フィルタ5は、増幅器4からの出力信号を入力される、
例えばアンチエリアシング用またはトラッキング用ロー
パスフィルタであり、周波数分析用、次数比分析用ある
いはノイズ除去用として使用するものである。そのカッ
トオフ周波数の設定は、増幅器4のレンジ設定と同様に
、プログラムに従って計測信号入力コントローラ10に
よって、自動的に設定、変更される。
A/D変換器6は、フィルタ5からの出力アナログ信号
をディジタル信号に変換する。A/D変換器6は、サン
プルホールド回路、アナログマルチプレクサおよびA/
D変換回路とから構成されている。A/D変換器6のサ
ンプリング周波数は、増幅器のレンジ設定、フィルタの
カットオフ周波数設定と同様に、プログラムに従って計
測信号入力コントローラ10によって、自動的に設定、
変更される。
回転数パルス信号、距離パルス信号等のパルス信号は、
パルス計数器7により、計数され、単位時間計数、積算
、周期の算出、2チャンネル間の周波数比の算出といっ
た計数、演算を行う。パルス計数器7もまた車載型ミニ
コンピユータ本体部立上のプログラムに従って、計測信
号入力コントローラ10によって自動的に制御される。
流量計等からのディジタル信号(ビット信号、BCD信
号等)は、ディジタル入力器8に入力され、計測信号コ
ントローラ10へ出力される。
トリガ条件判別器は、サンプリング周波数を測定装置上
の外部から直接設定するための、または測定の同期化を
図るための外部クロック信号およびサンプリングの開始
を外部から決めるための外部トリガ信号が予め設定した
条件を満たしているか否かを判別し、溝足している場合
、所定の信号を出力する。
計測信号入力コントローラ10は、上記のとおり、増幅
器4のレンジと、フィルタ5のカットオフ周波数と、A
/D変換器6のサンプリング周波数とを設定、変更し、
パルス計数器7の演算の制御を行うとともに、計測デー
タを車載型ミニコンピユータ本体部ユに転送するもので
ある。
なお、計測信号入力装置部スで用いる電源は、車載型ミ
ニコンピユータ本体部上にある電源部22から供給され
るが、この電源は車載されている[lC12Vまたは2
4Vのバッテリーを用いている。
載りミニコンピユータ本体部 車載型ミニコンピユータ本体部ユは、計測信号人力装置
部スからの計測データを入力され、この計測データを解
析し、解析結果をRAM−ディスク14に保存し、表示
器17に表示し、また周辺機器へ転送できる。さらに、
車載型ミニコンピユータ本体部ユには、メモリベースの
オペレーティング・システム(O5)を備えており、目
的に応じたプログラムの開発及び計測信号処理、解析、
出力処理を行うことができる。さらに、プログラムに従
って、CPt113、計測インターフェース23を介し
て、計測信号入力装置部スの計測信号人力コントローラ
10への増幅器4のレンジ、フィルタ5のカットオフ周
波数、A/D変換器6のサンプリング周波数等の計測信
号処理パラメータ情報を伝送する。
車載型ミニコンピユータ本体部互は、第1図に示すよう
に、F、/F、メモリ11(ファーストイン・ファース
トアウトメモリ) 、D、M、A I2 (ダイレクト
・メモリ・アクセ2)、主電源用バッテリーとは別個の
専用のバッテリーバックアップされたRAM−ディスク
14、CPU 13、計測インターフェース23、内部
機器インターフェース20、キーボード16、表示器1
7、フロッピーディスク・ドライブ1B、テンキー、フ
ァンクションキー19といった内部機器、外部インター
フェース21および電源22を含んでおり、これらは第
1図のように接続されている。
F1/F6メモリl’lは、波形入力装置部スから転送
された計測データをRAM−ディスク14へ転送する前
のバッファメモリとして働く。
RAM−ディスク14はRAMをファイル・システムと
して取扱ったもので、オペレーティング・システムの管
理下で、計測信号入力装置部λから計測データおよびそ
の解析結果をファイルとして記憶する。
すなわち、次の手順により、計測データおよび解析結果
はRAM−デイ・スフ14にファイルとして記憶される
(書込まれる)。
■ 電源を入れると、オペレーティング・システムによ
り、自動的にRAM−ディスク14中に計測データを記
憶する領域すなわちデータエリアが確保される。なお、
このデータエリアの記憶容量は、従来技術2で用いられ
るRAMの記憶容量(32K bit、 256にbt
t等)に比べ、はるかに大きく取ることができる。例え
ばIMbit、 IOM bitとすることができる。
■ 操作者または測定者が、キーボード1Bまたはテン
キーからRAM−ディスク用のファイル名を入力する。
■ そのファイル名が既存のファイル名と同一か否かを
、ミニコンピユータが判断する。もし同一であれば、そ
のことを操作者等へ表示し、ステップ■へ戻る。一方、
同一でない場合は、以下のステップに従う。
■ ファイルをオーブンし、データエリアの空部分をそ
のファイル名のファイル用の部分とする。
■ 計測信号処理を開始する。
■ 計測信号処理により得られた計測データを該ファイ
ル用の部分に記憶する。なお、記憶されるデータの配列
はプログラムに従う。
■ プログラムによって計測信号処理が終了する。
■ ファイルを閉じる。
■ ファイル名、データのサイズ、日時がディレクトリ
に記憶される。
一方、RAM−ディスク14に記憶されたファイル・デ
ータの読出し又は解析の手順は次の通りである。
■ 操作者等が、キーボード16等から読出そうとする
ファイル名を入力する(指定する)。
■ ファイルをオーブンする。
■ 指定されたデータファイルをCPIJ 13のプロ
グラム上のRAMに読出す。なお、読出しと同時に他の
機器にデータを転送することもできる。
■ ファイル中のすべてのデータを読出し、読出しが終
了する。
■ ファイルをクローズする。
■ プログラムに従って、データ解析を行う。
なお、データ解析はステップ■の読出しと同時に行うこ
ともできる。
■ 計測データまたは解析結果を表示器17、フロッピ
ーディスクドライブ18、周辺機器に出力または記録す
る。
上記の動作・作用を行うRAM−ディスク14を用いる
ことにより、データレコーダを用いたシステム(従来例
1)における記録速度、振動、温度等の問題および小容
量RAMを用いていた車載型専用測定器(従来例2)に
おける記録容量の問題が解決されるばかりでなく、次の
ような効果が得られる。
(イ)使用者は、計測データのデータ配列及びメモリ空
間を意識せずに、プログラム上でファイル名を指定する
だけで、直接RAM−ディスクへ計測データを記憶され
ることができる。
(ロ)オペレーティングシステムのシステムコマンド(
コピーコマンド等)により、ファイル名の指定のみで、
RAM−ディスクに記憶されているデータファイルを他
の機器(固定ディスク、フロッピーディスク等)に転送
できる。
(^)オペレーティングシステムの下で、データファイ
ルの記憶とともに、ファイル名、記憶時間がインデック
スファイル(ディレクトリ)に自動的に登録される。
RAM−ディスク14は、例えば、第2図に示すように
、オペレーティングシステム、コンパイラ、リンカ−、
エディタ等を記憶するシステムエリア24、ソースファ
イル、オブジェクトファイル、ライブラリファイル等を
記憶するプログラムエリア25、計測データ、解析結果
等を記憶するデータエリア26およびカーネル、 I/
Qドライバ等を記憶するエリア27に分割されている。
すなわち、RAM−ディスクの用途別分割方式を採用し
ている。さらに、上記エリアの先頭アドレス(記憶番地
)および各エリアのメモリ容量はプログラムに従って、
CPuを介して自動的に設定される。
すなわち、次の手順により、各エリアの先頭アドレスお
よびメモリ容量が設定され、RAM−ディスクは各エリ
アに用途別分割される。
■ 車載型測定装置の電源が投入すると、RAM−ディ
スクを初期化するか否かがモニタCRTに表示される。
■ 初期化する場合は、操作者がキーボードから例えば
“Y″を入力する。
■ 例えば“Y” (初期化すること)が入力されると
、オペレーティングシステムによりプログラム中のRA
M−ディスク初期化の手順に従って、またはキーボード
からの初期化条件の入力に従って、RAM−ディスクを
各エリアに分割する。すなわち、各エリアの先頭アドレ
スを設定し、各エリアのメモリ容量を定める。
■ これ以後、RAM−ディスクは各エリアに分割され
、各エリアごとにデータまたはプログラムの記憶が管理
される。
なお、各エリアのメモリ容量は、プログラムの初期化手
順またはキーボードからの初期化条件入力を変更するこ
とにより、自由に増減することができる。したがって、
例えば、多量の計tillテータまたは解析結果を記憶
させたい場合、データエリア26のメモリ容量を大きく
とり、プログラムエリア25のメモリ容量を減少すれば
よい。
一方、多種の計測信号処理およびデータ解析を行う場合
は、長いプログラムを必要とするが、このような場合に
は、プログラムエリア25のメモリ容量を大きく採らね
ばならない。
上記のように、ユーザーの測定目的に応じて、RAM−
ディスク14中の各エリアのメモリ容量を変更すること
が、ユーザー自身によって、しかも測定現場においても
容易に行える。
本発明では上記のようなRAM−ディスク14の用途別
分割方式を採用しているため、次のような効果が得られ
る。
(a) RAM−ディスクを最大5分割し、各エリアの
メモリ容量を任意に設定できるので、使用目的に応じた
使い分けができる。
(b)計測データをファイルとして記憶し、各ファイル
にそれぞれディレクトリを付けるので、データのモニタ
等のデータ管理が容易である。
、 (C) RAM−ディスクの構成に柔軟性がある。
車載型ミニコンピユータ本体部互の構成要素の1つであ
るCPt113 (中央処理装置)は、本発明に係る測
定装置のメインプロセッサ部であり、オペレーティング
システムの下で、各信号処理要素4,5,6,7.8間
のデータ授受をコントロールし、またプログラムの開発
等を実行する。
本発明の特徴的効果の1つである車載型オペレーティン
グシステムによるプログラムの開発については後に説明
することとする。
D、M、A、(Derect  Megeory  A
ccess)12はF+/Foメモリ11に一時記憶さ
れている計測データをRAM−ディスク14中のプログ
ラムエリアのメモリを使用せず、データバスを介して1
^トデイスク14に直接転送するものである。もちろん
、計測データ転送の制御はCPU 13によっても行う
ことができる。
内部機器インターフェース20は、車載型ミニコンピユ
ータ本体部互に内蔵された機器、例えば、キーボード1
6、表示器17、フロッピーディスクドライブ18との
情報、データの授受を行うものである。
キーボード16はプログラムの開発時のプログラム入力
及び計測信号処理パラメータの入力を行うものであるが
、キーボード16の代りにテンキーまたはファンクショ
ンキー19を使用することものできる。
表示器17は、システム起動時のモニタ、計測データ及
び解析データの数値表示、グラフィク表示を行うもので
ある。また、プログラム開発時には、プログラムのモニ
タやコンパイルのエラー発生表示等を行う。
フロッピーディスク装置18はRAM−ディスク14の
記憶内容のバックアップや、上位コンピュータで作成し
たプログラムのローディングを行うものである。
外部インターフェース21は、本発明に係る測定装置以
外の周辺機器との情報、データの授受を行うものであり
、GP−IB、 R5−232G、セントロニクス等の
規格のインターフェースである。これにより、一般のプ
ロッタ、プリンタ、データ通信装置等の制御、データ伝
送が行える。
計測インターフェース23は、計測信号入力装置部スの
計測信号入力コントローラ10を介して、増幅器4、フ
ィルタ5、A/D変換器6、パルス計数器フ、ディジタ
ル入力器8と制御情報(信号処理パラメータ設定情報お
よび各機器の動作状態情報)の授受を行うものであり、
これにより、これらの信号処理要素の信号処理パラメー
タ設定および変更を適切に行うことかできる。
電源22は、車載のDC12V/24Vバツテリーに接
続され、各構成要素に必要な所定の電圧、電流を供給す
る。
〔2〕 (1)で説明した車載型測定装置を用い、計測信号処理
及び解析結果表示を行うプロセスについて例述する。
■ まず、プログラムの記載されているデータに従って
、または操作者によるキーボード16からの入力に従っ
て、車載型ミニコンピユータ本体部且中のCPt113
、計測インターフェース23及び計測信号入力装置部且
中の計測信号人力コントローラ10を介して信号処理要
素4.5,6,7.8に対し、計測信号処理パラメータ
情報が転送される。
■ 各信号処理要素4,5,6.7.8ではそれぞれ該
情報を受けて、計測信号処理パラメータが自動的に設定
される。
■ 次に、各信号処理要素はセンサからの計測信号を人
力し、信号処理を行い、このようにして所望の処理をし
た計測データが得られる。
■ 計測信号入力装置部且中の計測信号入力コントロー
ラ10及び車載型ミニコンピユータ本体部1中のF、/
F、メモリ11を介して計測データがRAM−ディスク
14に転送され、記憶される。
■ 続いて、計測データまたは該データの解析結果がグ
ラフィクまたは数値フォーマットで表示器17に出力さ
れる。
計測データの解析はプログラムに従って行われるが、プ
ログラムはユーザーによって容易に開発でき、測定目的
に応じてプログラムを選択変更できる。計測データの解
析として、例えば、 l)ゼロクロス最大、最小法によ
る頻度カウント、2)  レインフロー法による頻度カ
ウント、 3)外部トリガによる頻度カウント、4)最
大値、最小値発生点前後波形の自動収集を行うことがで
きる。
〔3〕 前記2〔1〕で示した装置を用いてプログラムの開発お
よび実行を行う例を述べている。第3図はプログラムの
開発および実行の手順を示すフローチャートである。
測定者またはプログラマは、車上または机上でエディタ
ーを用いてキーボード等からプログラムを入力しまたは
修正する。このようにして、ユーザー自らがソースプロ
グラムを作成する。
次いで、ソースプログラムは、コンパイラによってコン
パイルされ、機械語に変換され、オブジェクトファイル
が自動的に作成される。オブジェクトファイルを自動的
にチエツクし、ブログラム上にエラーを発見すると、エ
デットモードに復起する。
プログラムのチエツクが済むと、必要なライブラリーを
抽出し、リンカ−を用いて実行形式に変換して、アブソ
リュートファイルを得る。
そして、アブソリュートファイルのプログラムを実行し
て、計測および解析を行う。
これらの作業はいずれもオペレーティングシステムの下
で行うので、プログラム開発の環境は秀れており、容易
にプログラムの開発および修正ができる。また、ソース
プログラム、アブソリュートファイルは、RAM−ディ
スクまたはフロッピーディスク上に記憶または記録でき
るので、複数のプログラムを用意しその中から任意のプ
ログラムを選択でき、またはプログラムを修正できる。
そのため、車上で種々の測定、解析を行うことができる
。しかもユーザーそれぞれの目的に適した測定、解析と
なる。
[発明の効果] 本発明の効果は次のとおりである。
(1)プログラム上で使用者は計測データのデータ配列
及びメモリ空間を意識せずに、RAM−ディスクのファ
イル名のみを指定し、直接RAM−ディスクへ計測デー
タを書込み;また読出しできる。
(2)オペレーティング・システムの下で、自動的にデ
ータファイル等のファイル名、日時がディレクトリに登
録される。
(3) RAM−ディスクは、バッテリー・バックアッ
プされているので主電源が切れても、記憶されているデ
ータが消えることはない。
(4)大記憶容量のRAM−ディスクを用いているので
、多量の計測データを、cpuのバススピードあるいは
RAMのアクセススピードの高速で記憶できる。
(5) RAM−ディスクを最大5分割し、各々の使用
目的に応じた使い分けができる。
(6) RAM−ディスクの構成に柔軟性がある。
(7)車両に搭載することにより、フィールドで信号計
測、解析及び出力表示処理まで一括して行うことができ
る。
(8)使用者側で、目的に応じたプログラムの開発及び
信号処理、解析、出力表示処理を行うことができる。
(9)外部コンピュータ(たとえばパーソナルコンピュ
ータ)は不用となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車載型測定装置の実施例の概略構
成図、第2図は同実施例に係るRAM−ディスクのメモ
リマツプ図、第3図は同実施例の車載型測定装置を用い
たプログラム開発及び実行のフローチャート図、第4図
は及び第5図は、それぞれ従来の測定システム及び測定
装置を表わす概略図である。 1・・・車載型測定装置 2・・・計測信号入力装置部 4・・・増幅器     5・・・フィルタ6・・・A
/D変換器   7・・・パルス計数器8・・・ディジ
タル入力器 9・・・トリガ条件判別器 10・・・計測信号入力コントローラ 3・・・車載型ミニコンピユータ本体部11・・・Ft
/Foメモリ 12・・−D、M、^、(ダイレクト・メモリ・アクセ
2)14−・・RA&I−ディスク  15−・・バッ
テリー1B・・・キーボード   17・・・表示器1
8・・・フロッピーディスク装置 19・・・コアンクシミクキー 20・・・内部機器インターフェース 21−・・外部インターフェース 22・・・電源     23・・・計測インターフェ
ース24・・・システムエリア 25・・・プログラム
エリア2B・・・データエリア  27−・・その他の
エリア28・・・データレコーダ 29・・・車両30
・・・増幅器     31・・・A/D変換器32−
・・コンピュータ 33・・・フロッピーディスク装置 34・・・プロッタ    35・・・プリンタ36・
・・増幅器     37・・・A/D変換器38…コ
ンピユータ 39・・・フロッピーディスク装置 40・・・テンキー    41・・・表示器42−C
PU       43−PROM44・・・RAM 第2図 第3図 Y ↓ 「】掌「ココ ↓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 計測信号入力装置部(¥2¥)と車載型ミニコンピュー
    タ本体部(¥3¥)とからなる車載型測定装置であって
    、 上記計測信号入力装置部(¥2¥)は (イ)車両の所定の部位から検出した種々の計測信号を
    信号処理し、車載型ミニコンピュータ本体部(¥3¥)
    へ入力するのに適したデータ形式の計測データに変換す
    る信号処理要素と、 (ロ)上記信号処理のパラメータを車載型ミニコンピュ
    ータ本体部(¥3¥)の計測インターフェース(23)
    から受け取って、各信号処理要素についてそれぞれ信号
    処理パラメータを設定する計測信号入力コントローラ(
    10) を含み、 上記車載型ミニコンピュータ本体部(3)は、(ハ)計
    測信号入力装置部(¥2¥)から転送された計測データ
    を一時保存するファーストイン・ ファーストアウト・メモリ(11)、 (ニ)記憶容量が大きく、バッテリー・バックアップさ
    れたRAM−ディスク(14)、 [このRAM−ディスクは、[a]オペレーティング・
    システムを格納しており、[b]ファーストイン・ファ
    ーストアウト・メモリ(11)から読出された計測デー
    タ及び該データを解 析した解析結果を、キーボード等の入力装 置(16)から入力されたファイル名により、データフ
    ァイルとして記憶し、[c]オペレーティング・システ
    ムを格納するシステム・ エリア(24)と、プログラムを格納するプログラム・
    エリア(25)と、計測データと解析結果を記憶するデ
    ータ・エリア(26)に用途別分割可能である。] (ホ)解析結果及び計測データを表示し、プログラム開
    発の際のモニタが可能な表示器(17)、(ヘ)プログ
    ラムの入力、開発及びファイル名の入力を行うキーボー
    ド等の入力装置(16)、(ト)計測信号入力装置部(
    ¥2¥)へ計測信号処理パラメータを伝達する計測イン
    ターフェース (23)、 (チ)RAM−ディスク(14)から表示器(17)へ
    計測データ及び解析結果を伝送し、また、キー ボード等の入力装置(16)からの入力信号をRAM−
    ディスク(14)へ伝送する内部機器インターフェース
    (20)、 (リ)プログラムに従って、[a]以上の各要素間の信
    号の授受を管理し、[b]計測データ解析の演算を行い
    、[c]RAM−ディスク(14)を各エリアに分割し
    、[d]計測信号入力装置部(2)へ信号処理パラメー
    タを伝達するCPU、 を含む ことを特徴とする車載型測定装置。
JP62261139A 1987-10-16 1987-10-16 車載型測定装置 Granted JPH01102335A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016539344A (ja) * 2013-09-06 2016-12-15 ホッティンゲル・バルドヴィン・メステクニーク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング バックグラウンド調節を実施する測定増幅器及びそのための方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016539344A (ja) * 2013-09-06 2016-12-15 ホッティンゲル・バルドヴィン・メステクニーク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング バックグラウンド調節を実施する測定増幅器及びそのための方法
US10295383B2 (en) 2013-09-06 2019-05-21 Hottinger Baldwin Messtechnik Gmbh Measuring amplifier with background adjustment and method therefor

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