JPH08304056A - 寸法測定データ収集装置 - Google Patents

寸法測定データ収集装置

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Publication number
JPH08304056A
JPH08304056A JP11611995A JP11611995A JPH08304056A JP H08304056 A JPH08304056 A JP H08304056A JP 11611995 A JP11611995 A JP 11611995A JP 11611995 A JP11611995 A JP 11611995A JP H08304056 A JPH08304056 A JP H08304056A
Authority
JP
Japan
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measurement
data
item
key
mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP11611995A
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English (en)
Inventor
Kuniharu Uchida
邦治 内田
Akihiro Satsuma
明弘 薩摩
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】デジタル計測器からの各デジタル計測データ
を、各被測定物とその測定部位とにそれぞれ対応させて
収録すると共に表示させ、外部へ出力させることによ
り、寸法計測データを正しく、かつ効率的に収録する。 【構成】被測定物の寸法を測定するデジタル計測器2か
らのデジタル計測データを収集し記録するデータ収録手
段と、被測定物の各測定部位を示す測定項目とこの被測
定物の測定順を示す測定番号の少なくとも一方を選択せ
しめるモード選択パネル7と、このモード選択パネル7
により選択された測定項目と測定番号の少なくとも一方
に、各計測データをそれぞれ対応させると共に、この各
計測データを測定番号毎に配列してデータ収録手段に収
録せしめる編集手段と、この編集手段により編集された
測定項目又は測定番号の少なくとも一方と各計測データ
を表示パネル5に与えて表示させる一方、端末4に与え
る出力手段と、を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般産業に於いて製品等
の寸法を測定するデジタル計測器からのデジタル計測デ
ータを収集する寸法測定データ収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来製品の寸法計測は目盛り付きの測定
器具、例えばノギスやマイクロメータ等を用いて目盛り
の所定の読取り位置の値を目測によって読取ることによ
り行なっている。また、電子技術を応用して、寸法の読
取りを電子的に行い、デジタル値で寸法を表示するデジ
タル形式の計測器がある。
【0003】更に、このデジタル形式の計測器にデジタ
ル出力端子を設け、所定の操作ボタンを押すことで、測
定結果をデジタル信号として出力端子から出力する構成
の計測器も従来より提案されている。このデジタル出力
端子にプリンターを接続し、計測データをプリント出力
させたり、電波信号に変換して遠隔地にデータを転送す
ることで、計測時の寸法読取りや書き取りミスの防止も
図っている。
【0004】このような電波信号に変換する計測器とし
ては、例えば商品名としてテレメジャーと称される機器
もあり、プリンター形式の記録器も内蔵されたメモリー
からプリント結果を順次出力できるデジマチックミニプ
ロセッサなども一般に提供、使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリンター出力形式のデジタル計測器では、
各計測データが測定順に出力されて、プリンターに印字
されるので、このプリンター側でも計測順を知らない
と、各計測データの測定対象(製品)や測定部位を特定
することができない。したがって例えば所定の製品の所
定の部位の測定を取り直す場合、測定部位又は測定部品
番号と測定データとの対応付けが困難であり、測定結果
が混乱することがある。
【0006】また、テレメジャー方式の遠隔計測器で
は、測定データの電波送信が確実に実施されたか否か
を、受信器のブザー音で知らしめるように構成されてい
るが、作業現場などで騒音が著しい場所では、ブザー音
を確認し難く、受信された結果も直接目視して確認でき
ないので、仮に誤動作が生じて誤ったデータが入力され
たとしてもチェックし難い。更に、複数台のテレメジャ
ー計測器を互いに近傍で使用する場合には、送信電波の
周波数が互いに干渉して誤った計測データを収集してし
まう虞れがあるうえに、そのミスを確認し難いという問
題がある。
【0007】更に、被測定物(製品等)の寸法を測定す
べき部位が複数個所あり、それぞれ異なる計測器で計測
する場合には、従来のプリンタ方式およびテレメジャー
方式の計測では、一旦取得した測定結果をクリアーした
り、受信器の設定を変更したりする必要があった。した
がって、測定条件の異なる一連の計測を連続して行うに
は、その都度段取り変えをするという手間がかかってい
た。
【0008】そこで本発明の目的は、デジタル計測器か
らの各デジタル計測データを、各被測定物とその測定部
位とにそれぞれ対応させて収録すると共に表示させ、外
部へ出力させることにより、寸法計測データを正しく、
かつ効率的に収録することができる。寸法測定データ収
集装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被測
定物の寸法を測定するデジタル計測器からのデジタル計
測データを収集し記録するデータ収録手段と、上記被測
定物の各測定部位を示す測定項目とこの被測定物の測定
順を示す測定番号の少なくとも一方を選択せしめる選択
手段と、この選択手段により選択された測定項目と測定
番号の少なくとも一方に、上記各計測データをそれぞれ
対応させると共に、この各計測データを各測定項目又は
測定番号毎に配列して上記データ収録手段に収録せしめ
る編集手段と、この編集手段により編集された各計測項
目又は測定番号の少なくとも一方と各デジタル計測デー
タとを表示部に与えて表示させる一方、外部機器に与え
る出力手段と、を具備する。
【0010】ここで測定項目は番号やアルファベット等
の符号により表示してもよい。
【0011】請求項2の発明は、選択手段により一旦選
択した測定項目又は測定番号の少なくとも一方を変更す
る手段と、その変更手段により変更した測定項目又は測
定番号の少なくとも一方に対応する各計測データを新規
のデータに変更可能とせしめる手段を具備する。
【0012】ここで変更とはデータ等の追加、削除、訂
正をいう。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
発明であって、さらに、各測定項目毎に設計裕度をそれ
ぞれ設定する手段と、この手段により設定された各設計
裕度内に、その測定項目に属する各計測データがそれぞ
れ収まるか否か判定する手段と、この判定手段により計
測データが上記設計裕度から外れていると判定された場
合に、警報を出力する手段と、を具備する。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の発明であって、さらに出力手段は、選択手段
により選択された測定項目と測定番号の少なくとも一方
と、これらに属する各計測データとをデジタル信号で測
定順に順次外部へ出力する構成である。
【0015】
【作用】請求項1〜4の各発明においては、デジタル計
測器からの各計測データを、選択手段により選択された
測定部位を示す測定項目と、製品や部品等の被測定物の
寸法測定順を表す測定番号の少なくとも一方に対応させ
てデータ収録手段に収録させるので、デジタル計測器側
の測定部位と測定順を知らなくても、あるいは測定順が
順不同であっても、各計測データがどの被測定物のどの
測定部位の寸法データであるかを表示部の目視等により
正確かつ確実に特定することができる。
【0016】したがって、デジタル計測器の寸法計測の
やり直しをした場合でも、そのやり直した被測定物の測
定部位を特定することができるので、計測データが混乱
するのを防止することができる。つまり、寸法計測のや
り直しを随時かつ正確に行なうことができる。
【0017】また、各計測データは選択された測定項目
又は測定番号毎にまとめられてデータ収録手段に収録さ
れ、表示部に表示されるので、測定項目又は測定番号が
順不同(ランダム)、またはデジタル計測器による計測
順序に繰り返しがあった場合でも、各計測データを測定
項目又は測定番号毎にまとめて表示部で見ることができ
る。そのために、常に各計測データの測定項目又は測定
部位、あるいは被測定物を特定することができる。
【0018】また、各計測データを測定項目と測定番号
に対応させてプリンターや端末等の外部機器に出力させ
るので、この外部機器においても各計測データの測定項
目と被測定対象とを特定することができる。
【0019】請求項2の発明においては、デジタル計測
器による寸法計測をやり直す場合は、既に選択した測定
項目又は測定番号を変更し、その変更した測定項目又は
測定番号に対応する計測データを新規のデータに変更す
ることにより簡単かつ正確に行なうことができる。
【0020】請求項3の発明においては、測定項目毎に
設計裕度を設定することにより、各計測データがその設
計裕度以内であるか否かを迅速かつ確実に知ることがで
きる。
【0021】請求項4の発明においては、デジタル計測
器からのデジタル計測データを、測定項目と測定番号の
少なくとも一方と共に端末等の外部機器へ与えることが
できるので、外部機器を有効に与えることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図8に基づい
て説明する。なお、図1〜図8中、同一又は相当部分に
は同一符号を付している。
【0023】図1は本発明の一実施例の全体構成を示す
ブロック図であり、この図において、寸法測定データ収
集装置1は製品や部品等の被測定物の寸法を計測するデ
ジタル計測器2に、信号ケーブル等によりコンピュータ
3を電気的に接続している。コンピュータ3はデジタル
計測器2からのデジタル寸法計測データを収集し、その
データに所定の加工を加えて記録する一方、これらデー
タを、端末4に送信すると共に表示パネル5に与えるも
のである。
【0024】つまり、コンピュータ3には、例えば液晶
表示パネル(LCD)等よりなる表示パネル5と、操作
ボタンパネル6と、モード選択パネル7とを信号ケーブ
ル等により電気的に接続しており、操作ボタンパネル6
からの各種操作信号とモード選択パネル7からの各種選
択モード信号とに基づいて、デジタル計測器2からの被
測定物の寸法の各計測データを表示パネル5に適宜表示
せしめ、または端末4に送信するようになっている。
【0025】モード選択パネル7はデータ収集モードD
キー7a、測定項目選択モードPキー7b、収集データ
読出しモードRキー7c、設計裕度の上限設定モードU
キー7d、設計裕度の下限設定モードLキー7e、設計
裕度の設定桁変更キー7f、測定番号データを削除又は
挿入するD/Iモードキー7g、コンピュータ4に収録
されているデータを端末3へ送信させる送信モードTキ
ー7hとを有する。
【0026】データ収集モードDキー7aは、そのオン
操作時に、デジタル計測器2からのデジタル計測データ
をコンピュータ4により読み込ませ、メモリーに記録さ
せるDモード信号をコンピュータ4に与えるキーであ
る。
【0027】測定項目選択モードPキー7bは、被測定
物の寸法計測部位を示す測定項目符号と、この測定項目
符号に対して例えば1番から昇順等の所定順で付され、
被測定物の測定順を示す測定番号とを選択するものであ
る。したがって、この測定項目符号と測定番号とを選択
して設定してから、デジタル計測器2を例えば手動操作
して被測定物の寸法を計測することにより、得られた寸
法計測データに、寸法計測部位を示す測定項目符号と被
測定物を特定する測定番号とが付される。この後、デー
タ収集モードDキー7aをオン操作することにより、こ
の寸法計測データが測定項目符号と測定番号とにそれぞ
れ一連に対応付けられてコンピュータ3に収集され、記
録される。
【0028】収集データ読出しモードRキー7cはその
オン操作時に、コンピュータ3に収録された各寸法計測
データををこれら各計測データが属する測定項目符号と
測定番号とを共に読出し、表示パネル5に表示させるも
のである。
【0029】例えば複数の被測定物1,2,3〜nにつ
いて、複数の測定部位A,B,C…の寸法をデジタル計
測器2によりそれぞれ計測する場合において、収集デー
タ読出しモードRキー7cをオン操作したときには、そ
の測定部位をそれぞれ示す測定項目符号A,B,C…毎
に、各被測定物を表す測定番号1,2,3〜nにそれぞ
れ対応させて各計測データを表示パネル5に表示させ
る。
【0030】設計裕度の上限設定モードUキー7dは、
各被測定物の各測定部位における設計裕度の上限値を設
定して、その上限値データをコンピュータ3に与えて記
録させるものである。
【0031】また、設計裕度の下限設定モードUキー7
eは、各被測定物の各測定部位における設計裕度の下限
値を設定して、その下限値データをコンピュータ3に与
えて記録させるものである。
【0032】設計裕度の設定桁変更キー7fは上記上、
下限設定モードU、Lキー7d,7eのオン操作によ
り、各測定物の各測定部位の設計裕度を設定する際に、
その数値の桁を随時選択、変更するキーである。
【0033】コンピュータ3はこれら設計裕度の上、下
限設定値データを各計測データと比較して、各計測デー
タが設計裕度の設定値内に収まるか否か判定する手段を
有する。
【0034】削除/挿入モードD/Iキー7gは、その
オン操作時に、コンピュータ3に一旦記録された測定番
号又は測定項目符号を削除または挿入するキーであり、
測定番号又は測定項目符号のミス入力の場合に、これ
ら、番号や符号を訂正するために使用することができ
る。
【0035】データ送信モードTキー7hは、そのオン
操作時に、コンピュータ3に収録されている各計測デー
タを測定項目符号及び測定番号と対応付けて端末5に送
信させるものである。
【0036】操作ボタンパネル6は、測定番号を増減さ
せるUPボタン6aとDOWNボタン6b、測定番号デ
ータを削除するDELボタン6c、測定番号を追加挿入
し、空白データを与えるINSボタン6d、測定番号の
1つ前のデータを空白データとするCLボタン6e、デ
ータ収録を決定したり、データ送信のスタートをかける
ENTERボタン6fとを有する。
【0037】次に本実施例の使用例を説明する。
【0038】まず、モード選択パネル7の測定項目選択
モードPキー7bのキー操作により被測定物の測定部位
毎、即ち測定項目を任意に選択設定する。次に、この選
択された測定項目に対して設計裕度の上限値及び下限値
を設定するために、設計裕度の上限、下限設定モードキ
ー7d,7e、設定桁変更キー7fの適宜キー操作によ
り上限又は下限モードと設定桁を選択し、操作ボタンパ
ネル6の各ボタン6a〜6fの適宜ボタン操作より設計
裕度数値を設定しておく。この後、デジタル計測器2に
より被測定物の選択された選択項目について測定する。
【0039】次に、データ収集モードDキー7aにより
データ収集モードを選択することにより、デジタル計測
器2から出力されるデジタル計測データが測定項目と測
定番号にそれぞれ対応されて表示パネル5に表示され
る。また、この表示結果を目視確認した上で操作ボタン
パネル6上のボタン6a〜6fのいずれかを適宜押し、
コンピュータ3のメモリー内に測定項目符号と測定番号
を付けて収録させる。このデータ収録時の数値と収録完
了を表示パネル5により目視的に確認することができる
と共に、電子音等の出力により知覚可能である。更に必
要に応じて操作ボタン6a〜6fの適宜操作により収録
された結果をリアルタイムで確認することも可能であ
る。また、操作ボタン6a〜6fの適宜操作によって収
録されたデータを取り消し、その後、再収録することが
できる。
【0040】また、コンピュータ3に収録された一連の
データの削除と挿入モードをD/Iキー7gにより選
び、不要データの削除と、測定ヌケ個所にデータを挿入
することができると共に、予め決められたデータ計測順
序に一致させるように、一連の計測データの編集も可能
である。そして、このように予め設定した測定順序に従
って収録された一連の計測データはデータ読取りモード
を選択することにより順次データの読出し確認ができ、
データ送信モードを選択することにより所定の測定項目
とこれに属する計測データを順次パソコンや端末4等の
外部機器へ送信することができる。
【0041】次に、本実施例の作用例を図2〜図8のフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、これらの図中
S1〜S44はフローチャートの主要なステップを示
す。
【0042】図2に示すようにコンピュータ3はまず、
S1でモード選択パネル7で選択されたモード状態を検
出し、それぞれ対応した各種のサブルーチン〜に移
行する。即ちS1でモードDのデータ収集モードが選択
されているか否か判断し、Noのときは設計裕度の上限
値設定モード(Uモード)の検出へ進み、Yesのとき
は、のサブルーチンへ移行する。
【0043】このサブルーチンは図3に示すように構
成され、そのS2でデータ収集時の測定データ表示を確
認し、S3で設計裕度の上、下限値による判定結果を確
認してから、S4で操作パネル6のボタンENTERキ
ー6cがオン操作されているか否かを検出する。ここで
Yesのときは、S5で測定データをメモリーに収録す
る。しかし、S4でENTERキー6cがオン操作され
ない場合には、S6で測定番号の増減が操作ボタンパネ
ル6のUPキー6aのオン操作により選択されているか
否か判断し、Noのときは、S7でDOWNキー6bが
オン操作されているか否かさらに判断する。このS7で
NoのときはさらにS8でCLキー6dでオン操作され
ているか否かさらにまた判断し、YesのときはS9で
測定番号データをクリアする。なお、図3中丸Bはデー
タ収集モードが選択されなかったときに、図2中の丸B
へジャンプすることを意味している。
【0044】一方、図2で示すようにモードUの上限裕
度設定モードが選択された場合には図4で示すのサブ
ルーチンに移行する。
【0045】つまり、S10で裕度設定桁の点滅後、設
定しようとする桁が点滅するようにS11で桁変更キー
7fをオン操作すると、その都度点滅桁が(例えば下位
桁と上位桁との間を順次)移動する。この後、S12で
UPキー6a又はS13のDOWNキー6bが選択され
ると、表示パネル5で表示中の設計裕度数値が小数点記
号を含めて変化する。しかし、モードUが選択されてい
ないことを検出したときは図2の丸Aに戻る。
【0046】なお、図2のS1で設計裕度の下限設定モ
ード(Lモード)の選択が検出されると、のサブルー
チンに移行するが、このサブルーチンは図4で示すサ
ブルーチン中、をに、最終ステップの「モードU
?」を「モードL?」に置換することにより構成され
る。
【0047】そして、図2のS1で測定項目番号の選択
モードPが選択された場合には図5に示すサブルーチン
に移行し、S14のUPキー6a又はS15のDOW
Nキー6bのオン操作により順次測定項目番号が変化
し、S16で表示パネル5に測定項目番号が表示され
る。
【0048】さらにまた、図2のS1でモードD/I収
録データの削除/挿入モードが選択された場合には図6
で示すサブルーチンのへ移行する。つまり、そのS1
7,S18で操作ボタンパネル6のUPキー6a又はD
OWNキー6bが選択されたか否かを検出し、削除した
い測定番号N又は挿入したい位置の測定番号NをS19
で表示パネル5に表示させると共に、S20で測定番号
データを表示パネル5に表示させ、S21でDELキー
6eが選択された状態を検出した場合には、S22で当
該データを削除すると共に、以後のデータの測定番号を
S23で1番づつ繰り下げる。また、S24でINSキ
ー6fが選択されたときは、S25で当該データの測定
番号の後に空白データが追加され、以後のデータの測定
番号S26はS26で1番づつ繰り上げられる。D/I
モードが選択されなかったときは図2の丸Aに戻る。
【0049】次に図2のS1でデータ読出しモードRが
選択された場合は図7で示すサブルーチンに移行し、
UPキー6a又はDOWNキー6bのキー操作により測
定番号が増減し、S27で測定番号が表示パネル5に表
示され、S28で測定番号データが表示される。
【0050】そして、図2のS1で、データ転送モード
Tが選択された場合には図8に示すサブルーチンへ移
行し、そのS29で測定番号1のスタートデータが自動
選択され、S30で操作ボタンパネル6のENTERキ
ー6cのオン操作が行なわれると、S31で外部の端末
4等のデータ受信器へ送信開始コマンドが送信され、S
32で測定番号が、S33でその測定番号に対応した計
測データが表示される。S34では測定番号データが空
白データか否かを判定し、Yes、つまり空白データの
場合は、空白データが出現するまでデータの読出しを順
次読出し、S36でデータを最後まで読出した場合には
S37で送信終了コマンドを送信して終了する。
【0051】一方、S34で測定番号データが空白デー
タでない場合には、S38でその計測データの測定番号
が既に送信した送信データの番号の次の番号と一致して
いるか否か判定し、一致していない場合にはS39で送
信データ番号を1番づつ追加して行き、S40で当該測
定番号と一致するまで空白データを送信する。これら両
番号が一致した場合にはS41で当該測定番号のデータ
を送信する。
【0052】なお、図2において、S42のCLキー6
dとS43のENTERキー6cとが同時に押されたま
ま、モード選択が変更されると、S44でこれまでに選
択されてている測定項目番号のデータが全てクリアーさ
れる。
【0053】したがって本実施例によればデジタル寸法
測定器から出力される被測定物の計測データをコンピュ
ータ3のメモリーに収録し、随時、その収録された計測
データを表示パネル5に表示させて確認することができ
る。そのために不適当な計測データは任意に取り直し収
録することができる。そのために、一連の部品の測定結
果を測定項目毎または測定番号毎に順序よく並べて外部
へデータ送信することができ、データ処理を容易に行な
うことができる。
【0054】また、複数の同一形状の部品について、測
定部位に応じてデジタル計測器2を取り替えて計測する
ような場合でも、測定項目毎に設計裕度を予め設定し、
測定項目を変更しつつ計測データの収集が可能であり、
また、そのために計測測定データの収集効率が非常に高
くなる。
【0055】なお、上記実施例では、各測定項目番号に
対して測定番号順にデータを収集する形式を取っている
が、測定番号以外に部品番号を設定してもよく、これに
よれば一個の部品について同一の計測部位を複数箇所計
測する場合などに、多数個の同一形状の部品があっても
各計測データを容易に識別することができ、計測もれな
どの不都合を減少させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜4の各発
明においては、デジタル計測器からの各計測データを、
選択手段により選択された測定部位を示す測定項目と、
製品や部品等の被測定物の寸法測定順を表す測定番号の
少なくとも一方に対応させてデータ収録手段に収録させ
るので、デジタル計測器側の測定部位と測定順を知らな
くても、あるいは測定順が順不同であっても、各計測デ
ータがどの被測定物のどの測定部位の寸法データである
かを表示部の目視等により正確かつ確実に特定すること
ができる。
【0057】したがって、デジタル計測器の寸法計測の
やり直しをした場合でも、そのやり直した被測定物の測
定部位を特定することができるので、計測データが混乱
するのを防止することができる。つまり、寸法計測のや
り直しを随時かつ正確に行なうことができる。
【0058】また、各計測データは選択された測定項目
又は測定番号毎にまとめられてデータ収録手段に収録さ
れ、表示部に表示されるので、測定項目又は測定番号が
順不同(ランダム)、またはデジタル計測器による計測
順序に繰り返しがあった場合でも、各計測データを測定
項目又は測定番号毎にまとめて表示部で見ることができ
る。そのために、常に各計測データの測定項目又は測定
部位、あるいは被測定物を特定することができる。
【0059】また、各計測データを測定項目と測定番号
に対応させてプリンターや端末等の外部機器に出力させ
るので、この外部機器においても各計測データの測定項
目と被測定対象とを特定することができる。
【0060】請求項2の発明においては、デジタル計測
器による寸法計測をやり直す場合は、既に選択した測定
項目又は測定番号を変更し、その変更した測定項目又は
測定番号に対応する計測データを新規のデータに変更す
ることにより簡単かつ正確に行なうことができる。
【0061】請求項3の発明においては、測定項目毎に
設計裕度を設定することにより、各計測データがその設
計裕度以内であるか否かを迅速かつ確実に知ることがで
きる。
【0062】請求項4の発明においては、デジタル計測
器からのデジタル計測データを、測定項目と測定番号の
少なくとも一方と共に端末等の外部機器へ与えることが
できるので、外部機器を有効に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る寸法測定データ収集装置の一実施
例の全体構成を示すブロック図。
【図2】図1で示す実施例における各モード選択時の検
出作用を示すフローチャート。
【図3】図1で示す実施例におけるDモード選択時の作
用を示すフローチャート。
【図4】図1で示す実施例におけるUモード選択時の作
用を示すフローチャート。
【図5】図1で示す実施例におけるPモード選択時の作
用を示すフローチャート。
【図6】図1で示す実施例におけるD/Iモード選択時
の作用を示すフローチャート。
【図7】図1で示す実施例におけるRモード選択時の作
用を示すフローチャート。
【図8】図1で示す実施例におけるTモード選択時の作
用を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 寸法測定データ収集装置 2 デジタル計測器 3 コンピュータ 4 端末 5 表示パネル 6 操作ボタンパネル 6a UPキー 6b DOWNキー 6c ENTERキー 6d CLキー 6e DELキー 6f INSキー 7 モード選択パネル 7a データ収集モードDキー 7b 測定項目選択モードPキー 7c 収集データ読出しモードRキー 7d 裕度の上限設定モードUキー 7e 下限設定モードLキー 7f 設定桁変更モードキー 7g 削除・挿入モードD/Iキー 7h データ送信モードTキー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の寸法を測定するデジタル計測
    器からのデジタル計測データを収集し記録するデータ収
    録手段と、 上記被測定物の各測定部位を示す測定項目とこの被測定
    物の測定順を示す測定番号の少なくとも一方を選択せし
    める選択手段と、 この選択手段により選択された測定項目と測定番号の少
    なくとも一方に、上記各計測データをそれぞれ対応させ
    ると共に、この各計測データを各測定項目又は測定番号
    毎に配列して上記データ収録手段に収録せしめる編集手
    段と、 この編集手段により編集された各計測項目又は測定番号
    の少なくとも一方と各デジタル計測データとを表示部に
    与えて表示させる一方、外部機器に与える出力手段と、 を具備していることを特徴とする寸法測定データ収集装
    置。
  2. 【請求項2】 選択手段により一旦選択した測定項目又
    は測定番号の少なくとも一方を変更する手段と、その変
    更手段により変更した測定項目又は測定番号の少なくと
    も一方に対応する各計測データを新規のデータに変更可
    能とせしめる手段を具備していることを特徴とする請求
    項1記載の寸法測定データ収集装置。
  3. 【請求項3】 各測定項目毎に設計裕度をそれぞれ設定
    する手段と、 この手段により設定された各設計裕度内に、その測定項
    目に属する各計測データがそれぞれ収まるか否か判定す
    る手段と、 この判定手段により計測データが上記設計裕度から外れ
    ていると判定された場合に、警報を出力する手段と、 を具備していることを特徴とする請求項1又は2記載の
    寸法測定データ収集装置。
  4. 【請求項4】 出力手段は、選択手段により選択された
    測定項目と測定番号の少なくとも一方と、これらに属す
    る各計測データとをデジタル信号で測定順に順次外部へ
    出力する構成であることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載の寸法測定データ収集装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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