JP2507821B2 - キャリアリセットfm変調器 - Google Patents
キャリアリセットfm変調器Info
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- JP2507821B2 JP2507821B2 JP2062211A JP6221190A JP2507821B2 JP 2507821 B2 JP2507821 B2 JP 2507821B2 JP 2062211 A JP2062211 A JP 2062211A JP 6221190 A JP6221190 A JP 6221190A JP 2507821 B2 JP2507821 B2 JP 2507821B2
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- Japan
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- carrier
- signal
- afc
- frequency
- video signal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/92—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03C—MODULATION
- H03C3/00—Angle modulation
- H03C3/02—Details
- H03C3/09—Modifications of modulator for regulating the mean frequency
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力映像信号に位相同期した基本クロック
(以下CKと称する。)を形成し、このCKと入力映像信号
のFMキャリアの水平同期信号とを移送同期させた後に磁
気テープに記録し、再生時に再生信号に現れる時間軸変
動(以下ジッタと称する。)をFMキャリアの特定部分の
位相を検出することにより補正するキャリアリセットFM
変調器に関するものである。
(以下CKと称する。)を形成し、このCKと入力映像信号
のFMキャリアの水平同期信号とを移送同期させた後に磁
気テープに記録し、再生時に再生信号に現れる時間軸変
動(以下ジッタと称する。)をFMキャリアの特定部分の
位相を検出することにより補正するキャリアリセットFM
変調器に関するものである。
記録再生装置等から再生された映像信号には、時間軸
変動であるジッタが発生しており、このジッタを補正す
ることが再生画像の安定性を確保する上で重要である。
そこで、一般の記録再生装置は、水平同期信号の立上り
や立下がりの特定部分を検出してジッタ検出信号とし、
このジッタ検出信号を基にしてジッタを補正するように
なっている。
変動であるジッタが発生しており、このジッタを補正す
ることが再生画像の安定性を確保する上で重要である。
そこで、一般の記録再生装置は、水平同期信号の立上り
や立下がりの特定部分を検出してジッタ検出信号とし、
このジッタ検出信号を基にしてジッタを補正するように
なっている。
ところが、水平同期信号には、通常、位相やレベルの
ランダムなノイズが重畳されており、このノイズは、上
記のジッタ検出信号の精度を低下させる要因になってい
る。そして、この精度の低下は、ジッタを充分に補正す
ることを困難にし、ひいては再生画像の不安定化を招来
するという問題を有している。
ランダムなノイズが重畳されており、このノイズは、上
記のジッタ検出信号の精度を低下させる要因になってい
る。そして、この精度の低下は、ジッタを充分に補正す
ることを困難にし、ひいては再生画像の不安定化を招来
するという問題を有している。
そこで、例えば特開昭63−274290号公報には、映像信
号の記録時に入力映像信号の水平同期部分に対応するFM
キャリアの位相を水平同期毎にリセットして記録し、再
生時にこのリセットされた部分を基準バースト信号とし
てジッタ検出信号を得るジッカ検出方法が開示されてい
る。これにより、ジット検出信号は、高い精度で検出さ
れるようになっている。
号の記録時に入力映像信号の水平同期部分に対応するFM
キャリアの位相を水平同期毎にリセットして記録し、再
生時にこのリセットされた部分を基準バースト信号とし
てジッタ検出信号を得るジッカ検出方法が開示されてい
る。これにより、ジット検出信号は、高い精度で検出さ
れるようになっている。
また、上記のFMキャリアをリセット(以下キャリアリ
セットと称する。)することでジッタ検出信号を得るも
のには、例えば実開平1−82572号公報、特開平1−264
492号公報、および特願昭63−137014号公報等である。
セットと称する。)することでジッタ検出信号を得るも
のには、例えば実開平1−82572号公報、特開平1−264
492号公報、および特願昭63−137014号公報等である。
即ち、実開平1−82572号公報には、キャリアリセッ
ト位相をキャリアの1サイクル中に2点設け、互いに18
0度の位相差を有するいずれかの位相にリセットするこ
とで、FM復調器によって水平同期立ち下がり部分で発生
するリンギング状パルスノイズを軽減することができる
FM変調回路が開示されている。
ト位相をキャリアの1サイクル中に2点設け、互いに18
0度の位相差を有するいずれかの位相にリセットするこ
とで、FM復調器によって水平同期立ち下がり部分で発生
するリンギング状パルスノイズを軽減することができる
FM変調回路が開示されている。
また、特開平1−264492号公報には、水平同期立ち下
がりの直前のフロントポーチ部に映像信号方向に白方向
のパルス状信号を加え、このパルス幅および/またはパ
ルス高さを調整することで、復調器出力での水平同期立
ち下がり部分のリンギングを防止し、キャリアリセット
によるFMキャリア位相の不連続且つ急激な位相変動を軽
減することができるジッタ検出装置が開示されている。
がりの直前のフロントポーチ部に映像信号方向に白方向
のパルス状信号を加え、このパルス幅および/またはパ
ルス高さを調整することで、復調器出力での水平同期立
ち下がり部分のリンギングを防止し、キャリアリセット
によるFMキャリア位相の不連続且つ急激な位相変動を軽
減することができるジッタ検出装置が開示されている。
また、特願昭63−137014号公報には、MUSE信号の正極
性水平同期を負極性水平同期に置き換え、キャリアリセ
ットを行いながら記録し、再生時にキャリアリセット部
を基準バースト信号としてジッタ補正を行った後、負極
性同期を正極性に置き換えることで、簡便且つ再生品質
の維持を容易にできるMUSEアナログ再生方式のジッタ補
正装置が開示されている。
性水平同期を負極性水平同期に置き換え、キャリアリセ
ットを行いながら記録し、再生時にキャリアリセット部
を基準バースト信号としてジッタ補正を行った後、負極
性同期を正極性に置き換えることで、簡便且つ再生品質
の維持を容易にできるMUSEアナログ再生方式のジッタ補
正装置が開示されている。
このように、上記の各公報に開示されたキャリアリセ
ットでジッタ検出信号を得た場合には、ジッタ検出信号
が高い精度で検出されているため、ジッタを充分に補正
することが可能になり、ひいては再生画像を安定化させ
ることが可能になっている。
ットでジッタ検出信号を得た場合には、ジッタ検出信号
が高い精度で検出されているため、ジッタを充分に補正
することが可能になり、ひいては再生画像を安定化させ
ることが可能になっている。
ところで、再生画像は、より安定化されていることが
望ましく、ジッタ検出信号を一層高い精度で検出してジ
ッタを補正できることが望ましいが、一層高い精度でジ
ッタ検出信号を得ようとした場合には、下記の問題が発
生する。
望ましく、ジッタ検出信号を一層高い精度で検出してジ
ッタを補正できることが望ましいが、一層高い精度でジ
ッタ検出信号を得ようとした場合には、下記の問題が発
生する。
即ち、水平同期信号前縁部でキャリアリセットを行っ
た場合、このキャリアリセットは、FM復調後の入力映像
信号の水平同期信号前縁部でアンダーシュートを生じさ
せることになる。そして、このアンダーシュートは、水
平同期信号前縁部に傷を生じさせることになり、この傷
は、基準バースト信号を不安定化させ、ゼロクロス点の
ズレによるジッタ検出信号の精度の低下による画像の不
安定化を招来することになる。
た場合、このキャリアリセットは、FM復調後の入力映像
信号の水平同期信号前縁部でアンダーシュートを生じさ
せることになる。そして、このアンダーシュートは、水
平同期信号前縁部に傷を生じさせることになり、この傷
は、基準バースト信号を不安定化させ、ゼロクロス点の
ズレによるジッタ検出信号の精度の低下による画像の不
安定化を招来することになる。
また、FM変調器には、AFC(Automatic Frequncy Cont
rol)回路が設けられる場合があり、このAFC回路は、入
力映像信号とAFC基準周波数信号とを比較してFMキャリ
アであるFM変調信号の中心周波数を常に一定に保つよう
になっている。そして、このAFC基準周波数信号は、通
常、基準周波数発生器から出力されるようになってい
る。
rol)回路が設けられる場合があり、このAFC回路は、入
力映像信号とAFC基準周波数信号とを比較してFMキャリ
アであるFM変調信号の中心周波数を常に一定に保つよう
になっている。そして、このAFC基準周波数信号は、通
常、基準周波数発生器から出力されるようになってい
る。
ところが、この基準周波数発生器は、温度変化や電圧
変化で特性が変化し易いものである。従って、基準周波
数発生器から出力されるAFC基準周波数信号は、温度や
電圧の変化で容易に変動することになり、この変動は、
キャリアリセットによる基準バースト信号を不安定化さ
せ、ゼロクロス点のズレによるジッタ検出信号の精度を
低下させる要因になる。
変化で特性が変化し易いものである。従って、基準周波
数発生器から出力されるAFC基準周波数信号は、温度や
電圧の変化で容易に変動することになり、この変動は、
キャリアリセットによる基準バースト信号を不安定化さ
せ、ゼロクロス点のズレによるジッタ検出信号の精度を
低下させる要因になる。
このように、より高精度のジッタ検出信号を得る場合
には、AFC基準周波数信号の温度変化や電圧変化による
変動を抑制する必要があると共に、キャリアリセットに
よるFM復調後のアンダーシュートを軽減させる必要があ
る。従って、本発明においては、高精度で安定な基準バ
ースト信号でゼロクロス点を安定化させた状態でジッタ
検出信号を得ることができるように、温度変化や電圧変
化の影響を受けることがなく、且つキャリアリセットに
よるFM復調後のアンダーシュートを軽減可能なFMキャリ
アを出力できるキャリアリセットFM変調器を提供するこ
とを目的としている。
には、AFC基準周波数信号の温度変化や電圧変化による
変動を抑制する必要があると共に、キャリアリセットに
よるFM復調後のアンダーシュートを軽減させる必要があ
る。従って、本発明においては、高精度で安定な基準バ
ースト信号でゼロクロス点を安定化させた状態でジッタ
検出信号を得ることができるように、温度変化や電圧変
化の影響を受けることがなく、且つキャリアリセットに
よるFM復調後のアンダーシュートを軽減可能なFMキャリ
アを出力できるキャリアリセットFM変調器を提供するこ
とを目的としている。
本発明に係るキャリアリセットFM変調器は、上記課題
を解決するために、入力映像信号を変調してFMキャリア
を出力するためのキャリアリセットFM変調器において、 上記入力映像信号が入力され、この入力映像信号の負
極性水平同期信号先端部に対応するキャリア周波数を有
し、水平同期周波数の整数倍に同期したAFC基準周波数
信号と、水平同期周波数に同期した第1キャリアリセッ
トパルスと、水平同期周波数の整数倍に同期した第2キ
ャリアリセットパルスとを出力する基本CKタイミング発
生回路からなる基本信号発生手段と、 上記AFC基準周波数信号と上記FMキャリアとを比較し
て周波数誤差信号を出力する誤差検出手段、即ち、SW、
AFC用FM復調器、LPF、第1電圧S&H回路、第2電圧S
&H回路、および周波数誤差電圧S&H回路からなる誤
差検出手段と、 上記入力映像信号が与えられ、上記周波数誤差信号で
該入力映像信号を補正するAFCクランプ誤差DC補正回路
からなる補正手段と、 上記補正手段で補正された入力映像信号の負極性水平
同期信号に対して、該負極性水平同期信号の前縁部に第
1キャリアリセットパルスを加算し、該負極性水平同期
信号よりも低いDCレベルとなる発振停止部を形成するDC
増幅・キャリアリセットパルスA加算回路からなる加算
手段と、 上記加算手段からの入力映像信号が入力され、該入力
映像信号のDCレベルに応じて発振するものであり、上記
発振停止部で発振を停止すると共に、少なくとも発振停
止部以降の水平同期信号先端部分で第2キャリアリセッ
トパルスに位相する同期したFMキャリアを出力するFM変
調手段、即ち、単安定マルチバイブレータ、ダイオー
ド、抵抗器、およびコンデンサからなるFM変調手段とを
有することを特徴としている。
を解決するために、入力映像信号を変調してFMキャリア
を出力するためのキャリアリセットFM変調器において、 上記入力映像信号が入力され、この入力映像信号の負
極性水平同期信号先端部に対応するキャリア周波数を有
し、水平同期周波数の整数倍に同期したAFC基準周波数
信号と、水平同期周波数に同期した第1キャリアリセッ
トパルスと、水平同期周波数の整数倍に同期した第2キ
ャリアリセットパルスとを出力する基本CKタイミング発
生回路からなる基本信号発生手段と、 上記AFC基準周波数信号と上記FMキャリアとを比較し
て周波数誤差信号を出力する誤差検出手段、即ち、SW、
AFC用FM復調器、LPF、第1電圧S&H回路、第2電圧S
&H回路、および周波数誤差電圧S&H回路からなる誤
差検出手段と、 上記入力映像信号が与えられ、上記周波数誤差信号で
該入力映像信号を補正するAFCクランプ誤差DC補正回路
からなる補正手段と、 上記補正手段で補正された入力映像信号の負極性水平
同期信号に対して、該負極性水平同期信号の前縁部に第
1キャリアリセットパルスを加算し、該負極性水平同期
信号よりも低いDCレベルとなる発振停止部を形成するDC
増幅・キャリアリセットパルスA加算回路からなる加算
手段と、 上記加算手段からの入力映像信号が入力され、該入力
映像信号のDCレベルに応じて発振するものであり、上記
発振停止部で発振を停止すると共に、少なくとも発振停
止部以降の水平同期信号先端部分で第2キャリアリセッ
トパルスに位相する同期したFMキャリアを出力するFM変
調手段、即ち、単安定マルチバイブレータ、ダイオー
ド、抵抗器、およびコンデンサからなるFM変調手段とを
有することを特徴としている。
上記の構成によれば、AFC基準周波数信号は、入力映
像信号の負極性水平同期信号先端部に対応するキャリア
周波数を有し、水平同期周波数の整数倍に同期されてい
る。そして、入力映像信号は、このAFC基準周波数信号
とFMキャリアとが比較されてAFCされている。従って、
入力映像信号は、水平同期信号毎にFMキャリアの水平同
期部分の位相が同期することになり、温度変化や電圧変
化の影響が低減されることになる。
像信号の負極性水平同期信号先端部に対応するキャリア
周波数を有し、水平同期周波数の整数倍に同期されてい
る。そして、入力映像信号は、このAFC基準周波数信号
とFMキャリアとが比較されてAFCされている。従って、
入力映像信号は、水平同期信号毎にFMキャリアの水平同
期部分の位相が同期することになり、温度変化や電圧変
化の影響が低減されることになる。
また、FM変調器は、第1キャリアリセットパルスが負
極性水平同期信号前縁部に加算されることで発振停止部
が形成された入力映像信号に、少なくとも発振停止部以
降で第2キャリアリセットパルスに位相同期したFMキャ
リアを出力するようになっている。従って、第1および
第2キャリアリセットパルスでキャリアリセットした後
のFMキャリアの瞬時周波数は、復調後の入力映像信号の
水平同期信号前縁のアンダーシュートが低減するように
制御されることになる。
極性水平同期信号前縁部に加算されることで発振停止部
が形成された入力映像信号に、少なくとも発振停止部以
降で第2キャリアリセットパルスに位相同期したFMキャ
リアを出力するようになっている。従って、第1および
第2キャリアリセットパルスでキャリアリセットした後
のFMキャリアの瞬時周波数は、復調後の入力映像信号の
水平同期信号前縁のアンダーシュートが低減するように
制御されることになる。
これにより、キャリアリセットFM変調器は、温度変化
や電圧変化の影響を受けることがなく、且つキャリアリ
セットによる復調後のアンダーシュートの軽減により、
高精度で安定な基準バースト信号を得ることが可能にな
り、ひいてはゼロクロス点を安定化させた状態でジッタ
検出信号を得ることが可能になる。
や電圧変化の影響を受けることがなく、且つキャリアリ
セットによる復調後のアンダーシュートの軽減により、
高精度で安定な基準バースト信号を得ることが可能にな
り、ひいてはゼロクロス点を安定化させた状態でジッタ
検出信号を得ることが可能になる。
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明すれば、以下の通りである 本発明に係るキャリアリセットFM変調器(以下FM変調
器と称する。)は、第1図に示すように、映像信号入力
端子1とFMキャリア出力端子5とに接続されており、映
像信号入力端子1から入力された入力映像信号をFMキャ
リアに変換してFMキャリア出力端子5に出力するように
なっている。
明すれば、以下の通りである 本発明に係るキャリアリセットFM変調器(以下FM変調
器と称する。)は、第1図に示すように、映像信号入力
端子1とFMキャリア出力端子5とに接続されており、映
像信号入力端子1から入力された入力映像信号をFMキャ
リアに変換してFMキャリア出力端子5に出力するように
なっている。
上記の映像信号入力端子1は、FM変調器内の補正手段
であるAFCクランプ誤差DC補正回路2と基本信号発生手
段である基本CKタイミング発生回路7とに接続されてお
り、これらの回路2・7には、映像信号入力端子1から
の入力映像信号が入力されるようになっている。また、
AFCクランプ誤差DC補正回路2には、周波数誤差信号を
出力するAFC周波数誤差検出回路6も接続されており、A
FCクランプ誤差DC補正回路2は、入力映像信号を周波数
誤差信号に基づいて一定のDCレベルに補正するようにな
っている。
であるAFCクランプ誤差DC補正回路2と基本信号発生手
段である基本CKタイミング発生回路7とに接続されてお
り、これらの回路2・7には、映像信号入力端子1から
の入力映像信号が入力されるようになっている。また、
AFCクランプ誤差DC補正回路2には、周波数誤差信号を
出力するAFC周波数誤差検出回路6も接続されており、A
FCクランプ誤差DC補正回路2は、入力映像信号を周波数
誤差信号に基づいて一定のDCレベルに補正するようにな
っている。
上記のAFCクランプ誤差DC補正回路2は、第2図に示
すように、変調信号の高域の振幅強調を行うプリエンフ
ァシス回路8に接続されており、このプリエンファシス
回路8は、加算手段であるDC増幅キャリアリセットパル
スA加算回路3に接続されている。また、上記のDC増幅
キャリアリセットパルスA加算回路3には、基本CKタイ
ミング発生回路7からの第1キャリアリセットパルスで
あるキャリアリセットパルスAが入力されるようになっ
ており、このDC増幅キャリアリセットパルスA加算回路
3は、キャリアリセットパルスAをプリエンファシスさ
れた入力映像信号に加算し、入力映像信号のDCレベルを
低下させた発振停止部を形成するようになっている。
すように、変調信号の高域の振幅強調を行うプリエンフ
ァシス回路8に接続されており、このプリエンファシス
回路8は、加算手段であるDC増幅キャリアリセットパル
スA加算回路3に接続されている。また、上記のDC増幅
キャリアリセットパルスA加算回路3には、基本CKタイ
ミング発生回路7からの第1キャリアリセットパルスで
あるキャリアリセットパルスAが入力されるようになっ
ており、このDC増幅キャリアリセットパルスA加算回路
3は、キャリアリセットパルスAをプリエンファシスさ
れた入力映像信号に加算し、入力映像信号のDCレベルを
低下させた発振停止部を形成するようになっている。
上記のDC増幅キャリアリセットパルスA加算回路3
は、FM変調手段である外部リセット機能付FM変調器4に
接続されている。この外部リセット機能付FM変調器4
は、一対の単安定マルチバイブレータ9・10を有してお
り、これらの単安定マルチバイブレータ9・10は、単安
定マルチバイブレータ9・10から出力された反転出力が
それぞれ他方の単安定マルチバイブレータ9・10に入力
させるようになってい。また、各単安定マルチバイブレ
ータ9・10には、コンデンサ9b・10bの両極が接続され
ており、これらのコンデンサ9b・10bの一方には、それ
ぞれ抵抗器9a・10aの一方が接続されている。そして、
これらの抵抗器9a・10aの他方には、上述のDC増幅キャ
リアリセットパルスA加算回路3が接続されている。
は、FM変調手段である外部リセット機能付FM変調器4に
接続されている。この外部リセット機能付FM変調器4
は、一対の単安定マルチバイブレータ9・10を有してお
り、これらの単安定マルチバイブレータ9・10は、単安
定マルチバイブレータ9・10から出力された反転出力が
それぞれ他方の単安定マルチバイブレータ9・10に入力
させるようになってい。また、各単安定マルチバイブレ
ータ9・10には、コンデンサ9b・10bの両極が接続され
ており、これらのコンデンサ9b・10bの一方には、それ
ぞれ抵抗器9a・10aの一方が接続されている。そして、
これらの抵抗器9a・10aの他方には、上述のDC増幅キャ
リアリセットパルスA加算回路3が接続されている。
これにより、外部リセット機能付FM変調器4は、抵抗
器9a・10aとコンデンサ9b・10bとで決定される時定数を
有する周波数で発振するようになっていると共に、DC増
幅キャリアリセットパルスA加算回路3からの入力映像
信号で周波数が変化されてFMキャリアとして出力するよ
うになっている。
器9a・10aとコンデンサ9b・10bとで決定される時定数を
有する周波数で発振するようになっていると共に、DC増
幅キャリアリセットパルスA加算回路3からの入力映像
信号で周波数が変化されてFMキャリアとして出力するよ
うになっている。
また、単安定マルチバイブレータ9・10の反転出力が
入力される側には、ダイオード9c・10cのカソード側が
それぞれ接続されている。これらのダイオード9c・10c
は、アノード側同士が接続されており、これらのアノー
ド側には、基本CKタイミング発生回路7からの第2キャ
リアリセットパルスであるキャリアリセットパルスBが
入力されるようになっている。
入力される側には、ダイオード9c・10cのカソード側が
それぞれ接続されている。これらのダイオード9c・10c
は、アノード側同士が接続されており、これらのアノー
ド側には、基本CKタイミング発生回路7からの第2キャ
リアリセットパルスであるキャリアリセットパルスBが
入力されるようになっている。
上記の単安定マルチバイブレータ9・10を有する外部
リセット機能付FM変調器4は、LPF(ローパスフィル
タ)11に接続されており、このLPF11は、アンプ12に接
続されている。そして、このアンプ12は、FMキャリア出
力端子5に接続されていると共に、誤差検出手段である
AFC周波数誤差検出回路6はSW13の一方の入力端子13aに
接続されている。これにより、入力端子13aには、アン
プ12で増幅されたFMキャリアが入力されるようになって
いる。また、他方の入力端子13bは、基本CKタイミング
発生回路7のAFC基準周波数信号発生回路15に接続され
ており、AFC基準周波数信号が入力されるようになって
いる。
リセット機能付FM変調器4は、LPF(ローパスフィル
タ)11に接続されており、このLPF11は、アンプ12に接
続されている。そして、このアンプ12は、FMキャリア出
力端子5に接続されていると共に、誤差検出手段である
AFC周波数誤差検出回路6はSW13の一方の入力端子13aに
接続されている。これにより、入力端子13aには、アン
プ12で増幅されたFMキャリアが入力されるようになって
いる。また、他方の入力端子13bは、基本CKタイミング
発生回路7のAFC基準周波数信号発生回路15に接続され
ており、AFC基準周波数信号が入力されるようになって
いる。
上記のSW13は、両入力端子13a・13bに接続可能な共通
端子13cを有しており、この共通端子13cと入力端子13a
・13bとの切り換えは、基本CKタイミング発生回路7の
タイミング発生回路16からのAFCSWパルスで切り換えら
れるようになっている。これにより、共通端子13cに
は、入力端子13aからのFMキャリアと、入力端子13bから
のAFC基準周波数信号とが入力されるようになている。
端子13cを有しており、この共通端子13cと入力端子13a
・13bとの切り換えは、基本CKタイミング発生回路7の
タイミング発生回路16からのAFCSWパルスで切り換えら
れるようになっている。これにより、共通端子13cに
は、入力端子13aからのFMキャリアと、入力端子13bから
のAFC基準周波数信号とが入力されるようになている。
上記の共通端子13cは、FMキャリアおよびAFC基準周波
数信号の周波数を電圧に変換するAFC用FM復調器18に接
続されており、このAFC用FM復調器18は、LPF19に接続さ
れている。そして、このLPF19は、第1電圧S&H回路2
0および第2電圧S&H回路21に接続されており、第1
電圧S&H回路20には、タイミング発生回路16からのAF
CクランプS&HパルスAが入力されるようになってい
る。一方、上記の第2電圧S&H回路21には、タイミン
グ発生回路16からのAFCクランプS&HパルスCが入力
されるようになっている。
数信号の周波数を電圧に変換するAFC用FM復調器18に接
続されており、このAFC用FM復調器18は、LPF19に接続さ
れている。そして、このLPF19は、第1電圧S&H回路2
0および第2電圧S&H回路21に接続されており、第1
電圧S&H回路20には、タイミング発生回路16からのAF
CクランプS&HパルスAが入力されるようになってい
る。一方、上記の第2電圧S&H回路21には、タイミン
グ発生回路16からのAFCクランプS&HパルスCが入力
されるようになっている。
これにより、第1電圧S&H回路20は、上記をAFCク
ランプS&HパルスAでFMキャリアから変換された電圧
を保持するようになっている一方、第2電圧S&H回路
21は、AFCクランプS&HパルスCでAFC基準周波数信号
から変換された電圧を保持するようになっている。
ランプS&HパルスAでFMキャリアから変換された電圧
を保持するようになっている一方、第2電圧S&H回路
21は、AFCクランプS&HパルスCでAFC基準周波数信号
から変換された電圧を保持するようになっている。
上記の第1電圧S&H回路20および第2電圧S&H回
路21は、周波数誤差電圧S&H回路22に接続されてお
り、この周波数誤差電圧S&H回路22は、AFCクランプ
誤差DC補正回路2に接続されている。また、この周波数
誤差電圧S&H回路22には、タイミング発生回路16から
AFCクランプS&HパルスBが入力されるようになって
いる。そして、この周波数誤差電圧S&H回路22は、上
記のAFCクランプS&HパルスBで第1および第2電圧
S&H回路21・22からの電圧の誤差電圧を保持するよう
になっていると共に、この誤差電圧をAFCクランプ誤差D
C補正回路2に出力するようになっている。
路21は、周波数誤差電圧S&H回路22に接続されてお
り、この周波数誤差電圧S&H回路22は、AFCクランプ
誤差DC補正回路2に接続されている。また、この周波数
誤差電圧S&H回路22には、タイミング発生回路16から
AFCクランプS&HパルスBが入力されるようになって
いる。そして、この周波数誤差電圧S&H回路22は、上
記のAFCクランプS&HパルスBで第1および第2電圧
S&H回路21・22からの電圧の誤差電圧を保持するよう
になっていると共に、この誤差電圧をAFCクランプ誤差D
C補正回路2に出力するようになっている。
上記のAFCクランプS&HパルスA・B・C、キャリ
アリセットパルスA、およびAFCSWパルスを出力するタ
イミング発生回路16は、基本CKタイミング発生回路7に
設けられており、この基本CKタイミング発生回路7は、
上記のタイミング発生回路16、基本CK発生回路17、キャ
リアリセットパルス形成回路14、およびAFC基準周波数
信号発生回路15からなっている。そして、タイミング発
生回路16は、キャリアリセットパルス形成回路14に接続
され、キャリアリセットゲートパルスを出力するように
なっている。
アリセットパルスA、およびAFCSWパルスを出力するタ
イミング発生回路16は、基本CKタイミング発生回路7に
設けられており、この基本CKタイミング発生回路7は、
上記のタイミング発生回路16、基本CK発生回路17、キャ
リアリセットパルス形成回路14、およびAFC基準周波数
信号発生回路15からなっている。そして、タイミング発
生回路16は、キャリアリセットパルス形成回路14に接続
され、キャリアリセットゲートパルスを出力するように
なっている。
また、上記のタイミング発生回路16には、AFC基準周
波数信号発生回路15にも接続された基本CK発生回路17が
接続されている。この基本CK発生回路17は、映像信号入
力端子1に接続されており、映像信号入力端子1からの
入力映像信号に位相同期した基本CKを出力するようにな
っている。これにより、AFC基準周波数信号発生回路15
およびタイミング発生回路16には、基本CK発生回路17か
らの基本CKが入力されるようになっている。
波数信号発生回路15にも接続された基本CK発生回路17が
接続されている。この基本CK発生回路17は、映像信号入
力端子1に接続されており、映像信号入力端子1からの
入力映像信号に位相同期した基本CKを出力するようにな
っている。これにより、AFC基準周波数信号発生回路15
およびタイミング発生回路16には、基本CK発生回路17か
らの基本CKが入力されるようになっている。
上記の基本CKが入力されるAFC基準周波数信号発生回
路15は、キャリアリセトパルス形成回路14およびAFC周
波数誤差検出回路6のSW13の入力端子13bに接続されて
おり、AFC基準周波数信号を出力するようになってい
る。上記のAFC基準周波数信号は、基本CKから形成され
るようになっており、負極性水平同期信号先端部分に対
応するFMキャリア周波数と同じ周波数に設定されてい
る。尚、上記のAFC基準周波数信号は、負極性水平同期
信号先端部分に対応するFMキャリア周波数の整数倍の周
波数に設定されていても良い。
路15は、キャリアリセトパルス形成回路14およびAFC周
波数誤差検出回路6のSW13の入力端子13bに接続されて
おり、AFC基準周波数信号を出力するようになってい
る。上記のAFC基準周波数信号は、基本CKから形成され
るようになっており、負極性水平同期信号先端部分に対
応するFMキャリア周波数と同じ周波数に設定されてい
る。尚、上記のAFC基準周波数信号は、負極性水平同期
信号先端部分に対応するFMキャリア周波数の整数倍の周
波数に設定されていても良い。
上記の構成において、キャリアリセットFM変調器の動
作について説明する。
作について説明する。
先ず、図示しない磁気テープ等に記憶された映像信号
が磁気ヘッドを介して映像信号入力端子1に入力され、
この映像信号が入力映像信号(第3図Aおよび第4図
A)としてAFCクランプ誤差DC補正回路2および基本CK
発生回路17には入力される。そして、基本CK発生回路17
は、入力された入力映像信号に位相同期した基本CKを形
成する。
が磁気ヘッドを介して映像信号入力端子1に入力され、
この映像信号が入力映像信号(第3図Aおよび第4図
A)としてAFCクランプ誤差DC補正回路2および基本CK
発生回路17には入力される。そして、基本CK発生回路17
は、入力された入力映像信号に位相同期した基本CKを形
成する。
上記の基本CKは、タイミング発生回路16およびAFC基
準周波数信号発生回路15に出力され、AFC基準周波数信
号発生回路15は、この基本CKから負極性水平同期信号先
端部分に対応するFMキャリアと同じ周波数のAFC基準周
波数信号(第3図Dおよび第4図D)を形成し、キャリ
アリセットパルス形成回路14およびSW13の入力端子13b
に出力する。
準周波数信号発生回路15に出力され、AFC基準周波数信
号発生回路15は、この基本CKから負極性水平同期信号先
端部分に対応するFMキャリアと同じ周波数のAFC基準周
波数信号(第3図Dおよび第4図D)を形成し、キャリ
アリセットパルス形成回路14およびSW13の入力端子13b
に出力する。
一方、タイミング発生回路16は、上記の基本CKを基に
してキャリアリセットパルスA(第3図B)、キャリア
リセットゲートパルス(第3図E)、AFCクランプS&
HパルスA(第3図I)、AFCクランプS&HパルスB
(第3図J)、AFCクランプS&HパルスC(第4図
C)、およびAFCSWパルス(第4図B)を出力すること
になる。そして、上記のキャリアリセットパルスA(第
3図B)は、DC増幅キャリアリセットパルスA加算回路
3に出力され、AFCクランプS&HパルスA(第3図
I)は、第1電圧S&H回路20に出力され、AFCクラン
プS&HパルスB(第3図J)は、周波数誤差電圧S&
H回路22に出力され、AFCクランプS&HパルスC(第
4図C)は、第2電圧S&H回路21に出力されることに
なる。
してキャリアリセットパルスA(第3図B)、キャリア
リセットゲートパルス(第3図E)、AFCクランプS&
HパルスA(第3図I)、AFCクランプS&HパルスB
(第3図J)、AFCクランプS&HパルスC(第4図
C)、およびAFCSWパルス(第4図B)を出力すること
になる。そして、上記のキャリアリセットパルスA(第
3図B)は、DC増幅キャリアリセットパルスA加算回路
3に出力され、AFCクランプS&HパルスA(第3図
I)は、第1電圧S&H回路20に出力され、AFCクラン
プS&HパルスB(第3図J)は、周波数誤差電圧S&
H回路22に出力され、AFCクランプS&HパルスC(第
4図C)は、第2電圧S&H回路21に出力されることに
なる。
また、上記のキャリアリセットゲートパルス(第3図
E)は、AFC基準周波数信号(第3図Dおよび第4図
D)が入力されているキャリアリセットパルス形成回路
14に出力されており、このキャリアリセットパルス形成
回路14は、上記のキャリアリセットゲートパルス(第3
図E)とAFC基準周波数信号(第3図D及び第4図D)
とでキャリアリセットパルスB(第3図F)を形成して
ダイオード9c・10cのアノード側に出力する。
E)は、AFC基準周波数信号(第3図Dおよび第4図
D)が入力されているキャリアリセットパルス形成回路
14に出力されており、このキャリアリセットパルス形成
回路14は、上記のキャリアリセットゲートパルス(第3
図E)とAFC基準周波数信号(第3図D及び第4図D)
とでキャリアリセットパルスB(第3図F)を形成して
ダイオード9c・10cのアノード側に出力する。
一方、入力映像信号(第3図A)は、AFCクランプ誤
差DC補正回路2を通過し、プリエンファシス回路8でプ
リエンファシスされてからDC増幅キャリアリセットパル
スA加算回路3に入力される。DC増幅キャリアセットパ
ルスA加算回路3は、上記の入力映像信号(第3図A)
にキャリアリセットパルスA(第3図B)を加算し、水
平同期信号前縁付近の或る一定期間のDCレベルが低下し
た加算回路出力信号(第3図C)を形成する。そして、
この加算回路出力信号(第3図C)は、外部リセット機
能付FM変調器4に出力されることになる。
差DC補正回路2を通過し、プリエンファシス回路8でプ
リエンファシスされてからDC増幅キャリアリセットパル
スA加算回路3に入力される。DC増幅キャリアセットパ
ルスA加算回路3は、上記の入力映像信号(第3図A)
にキャリアリセットパルスA(第3図B)を加算し、水
平同期信号前縁付近の或る一定期間のDCレベルが低下し
た加算回路出力信号(第3図C)を形成する。そして、
この加算回路出力信号(第3図C)は、外部リセット機
能付FM変調器4に出力されることになる。
上記の加算回路出力信号(第3図C)は、外部リセッ
ト機能付FM変調器4で変調される。この際、外部リセッ
ト機能付FM変調器4は、入力信号のDCレベルに比例した
周波数を出力するため、発振周波数は、キャリアリセッ
トパルスA(第3図B)が加算された発振停止部の一定
時間が非常に低下したか停止した周波数になり、結果と
しこの一定期間が発振の停止したFMキャリア(第3図G
および第4図E)となる。これにより、FMキャリア(第
3図Gおよび第4図E)は、上記の発信停止部である発
振停止期間の終了で、入力映像信号(第3図Aおよび第
4図A)に対して略位相が揃った状態で発振を始めるこ
とになる。
ト機能付FM変調器4で変調される。この際、外部リセッ
ト機能付FM変調器4は、入力信号のDCレベルに比例した
周波数を出力するため、発振周波数は、キャリアリセッ
トパルスA(第3図B)が加算された発振停止部の一定
時間が非常に低下したか停止した周波数になり、結果と
しこの一定期間が発振の停止したFMキャリア(第3図G
および第4図E)となる。これにより、FMキャリア(第
3図Gおよび第4図E)は、上記の発信停止部である発
振停止期間の終了で、入力映像信号(第3図Aおよび第
4図A)に対して略位相が揃った状態で発振を始めるこ
とになる。
また、上記の外部リセット機能付FM変調器4には、キ
ャリアリセットパルス形成回路14からの複数のキャリア
リセットパルスB(第3図F)がキャリアリセットゲー
トパルス(第3図E)のタイミングで入力されている。
このキャリアリセットパルスB(第3図F)は、ダイオ
ード9c・10cを通過して各単安定マルチバイブレータ9
・10の反転出力が入力される側に出力されている。そし
て、これらの単安定アルチバイブレータ9・10に上記の
キャリアリセットパルスB(第3図F)が適切なバイア
スを加えた適切なレベルで印加された場合には、パルス
が入力されたときと等価な状態になり、各単安定マルチ
バイブレータ9・10の出力が反転することになる。そし
て、この場合には、0度か180度の位相でFMキャリア
(第3図Gおよび第4図E)の位相が揃うことになる。
ャリアリセットパルス形成回路14からの複数のキャリア
リセットパルスB(第3図F)がキャリアリセットゲー
トパルス(第3図E)のタイミングで入力されている。
このキャリアリセットパルスB(第3図F)は、ダイオ
ード9c・10cを通過して各単安定マルチバイブレータ9
・10の反転出力が入力される側に出力されている。そし
て、これらの単安定アルチバイブレータ9・10に上記の
キャリアリセットパルスB(第3図F)が適切なバイア
スを加えた適切なレベルで印加された場合には、パルス
が入力されたときと等価な状態になり、各単安定マルチ
バイブレータ9・10の出力が反転することになる。そし
て、この場合には、0度か180度の位相でFMキャリア
(第3図Gおよび第4図E)の位相が揃うことになる。
即ち、単安定マルチバイブレータ9・10に接続されて
いるコンデンサ9b・10bは、直前のFMキャリア(第3図
Gおよび第4図E)の位相により充電状態が異なり、反
転し易い状態や反転し難い状態がある。この際、複数の
キャリアリセットパルスB(第3図F)をダイオード9c
・10cに印加し、レベルを調整した場合には、FMキャリ
ア(第3図Gおよび第4図E)の急激な位相変化を防止
し、所定の位相に反転するように調整することが可能に
なる。従って、抵抗器9a・10aにキャリアリセットパル
スB(第3図F)の周波数で発振するような電圧を印加
した場合には、ダイオード9c・10cの複数のパルスから
なるキャリアリセットパルスB(第3図F)を印加する
と、0度または180度の位相でキャリアリセットされる
ことになる。
いるコンデンサ9b・10bは、直前のFMキャリア(第3図
Gおよび第4図E)の位相により充電状態が異なり、反
転し易い状態や反転し難い状態がある。この際、複数の
キャリアリセットパルスB(第3図F)をダイオード9c
・10cに印加し、レベルを調整した場合には、FMキャリ
ア(第3図Gおよび第4図E)の急激な位相変化を防止
し、所定の位相に反転するように調整することが可能に
なる。従って、抵抗器9a・10aにキャリアリセットパル
スB(第3図F)の周波数で発振するような電圧を印加
した場合には、ダイオード9c・10cの複数のパルスから
なるキャリアリセットパルスB(第3図F)を印加する
と、0度または180度の位相でキャリアリセットされる
ことになる。
これにより、外部リセット機能付FM変調器4は、発信
停止期間が終了してから入力される複数のキャリアリセ
ットパルスB(第3図F)で、入力映像信号(第3図A
および第4図A)に対して位相が完全に揃ったFMキャリ
ア(第3図Gおよび第4図E)を出力することになる。
停止期間が終了してから入力される複数のキャリアリセ
ットパルスB(第3図F)で、入力映像信号(第3図A
および第4図A)に対して位相が完全に揃ったFMキャリ
ア(第3図Gおよび第4図E)を出力することになる。
また、キャリアリセットパルスB(第3図F)がダイ
オード9c・10cに印加される直前に外部リセット機能付F
M変調器4の発振を停止させた場合には、水平同期信号
先端部分のFMキャリア(第3図Gおよび第4図E)の瞬
時周波数より高い成分となる過渡期を経ることがなく、
キャリアリセットパルスB(第3図F)の位相でキャリ
アリセットさせることが可能になる。
オード9c・10cに印加される直前に外部リセット機能付F
M変調器4の発振を停止させた場合には、水平同期信号
先端部分のFMキャリア(第3図Gおよび第4図E)の瞬
時周波数より高い成分となる過渡期を経ることがなく、
キャリアリセットパルスB(第3図F)の位相でキャリ
アリセットさせることが可能になる。
これにより、FM復調後のLPF19の出力信号(第3図H
および第4図F)は、アンダーシュートすることなくオ
ーバーシュートしてキャリアリセットパルスB(第3図
F)の周波数に対応して電圧となる。尚、キャリアリセ
ットパルスA(第3図B)およびキャリアリセットパル
スB(第3図F)のタイミングを調整し、キャリアリセ
ットされるFMキャリア(第3図Gおよび第4図E)の瞬
時周波数を低く制御することで、オーバーシュート量を
低減させることも可能である。
および第4図F)は、アンダーシュートすることなくオ
ーバーシュートしてキャリアリセットパルスB(第3図
F)の周波数に対応して電圧となる。尚、キャリアリセ
ットパルスA(第3図B)およびキャリアリセットパル
スB(第3図F)のタイミングを調整し、キャリアリセ
ットされるFMキャリア(第3図Gおよび第4図E)の瞬
時周波数を低く制御することで、オーバーシュート量を
低減させることも可能である。
上記のFMキャリア(第3図Gおよび第4図E)は、LP
F11およびアンプ12を介してFMキャリア出力端子5およ
びSW13の入力端子13aに出力される。一方、SW13の他方
の入力端子13bには、AFC基準周波数信号発生回路15から
のAFC基準周波数信号(第3図Dおよび第4図D)が入
力されている。そして、上記のSW13は、垂直同期の周波
数のAFCSWパルス(第4図B)で共通端子13cと入力端子
13bとが接続状態にされ、AFC基準周波数信号(第3図D
および第4図D)は、AFC用FM復調器18に入力されるこ
とになる。
F11およびアンプ12を介してFMキャリア出力端子5およ
びSW13の入力端子13aに出力される。一方、SW13の他方
の入力端子13bには、AFC基準周波数信号発生回路15から
のAFC基準周波数信号(第3図Dおよび第4図D)が入
力されている。そして、上記のSW13は、垂直同期の周波
数のAFCSWパルス(第4図B)で共通端子13cと入力端子
13bとが接続状態にされ、AFC基準周波数信号(第3図D
および第4図D)は、AFC用FM復調器18に入力されるこ
とになる。
上記のAFC基準周波数信号(第3図Dおよび第4図
D)は、AFC用FM復調器18で電圧に変換され、この電圧
出力値は、LPF19を介してAFCクランプS&HパルスC
(第4図C)が入力された第2電圧S&H回路21で保持
されることになる。
D)は、AFC用FM復調器18で電圧に変換され、この電圧
出力値は、LPF19を介してAFCクランプS&HパルスC
(第4図C)が入力された第2電圧S&H回路21で保持
されることになる。
一方、AFCSWパルス(第4図B)が出力されていない
期間は、SW13の共通端子13cと入力端子13aとが接続状態
にされており、FMキャリア(第3図Gおよび第4図E)
がAFC用FM復調器18に入力されることになる。そして、
このFMキャリア(第3図Gおよび第4図E)は、AFC用F
M復調器18で電圧に変換され、この電圧出力値は、LPF19
を介してAFCクランプS&HパルスA(第3図I)が入
力された第1電圧S&H回路20で保持されることにな
る。
期間は、SW13の共通端子13cと入力端子13aとが接続状態
にされており、FMキャリア(第3図Gおよび第4図E)
がAFC用FM復調器18に入力されることになる。そして、
このFMキャリア(第3図Gおよび第4図E)は、AFC用F
M復調器18で電圧に変換され、この電圧出力値は、LPF19
を介してAFCクランプS&HパルスA(第3図I)が入
力された第1電圧S&H回路20で保持されることにな
る。
第1電圧S&H回路20で保持されたFMキャリア(第3
図Gおよび第4図E)の電圧出力値と、第2電圧S&H
回路21で保持されたAFC基準周波数信号(第3図Dおよ
び第4図D)の電圧出力値との差は、AFCクランプS&
HパルスB(第3図J)が入力された周波数誤差電圧S
&H回路22で増幅され、且つ保持される。そして、上記
の両電圧差が誤差電圧としてAFCクランプ誤差DC補正回
路2に出力されて負帰還される。
図Gおよび第4図E)の電圧出力値と、第2電圧S&H
回路21で保持されたAFC基準周波数信号(第3図Dおよ
び第4図D)の電圧出力値との差は、AFCクランプS&
HパルスB(第3図J)が入力された周波数誤差電圧S
&H回路22で増幅され、且つ保持される。そして、上記
の両電圧差が誤差電圧としてAFCクランプ誤差DC補正回
路2に出力されて負帰還される。
このように、AFCクランプ誤差DC補正回路2からLPF11
までの信号系は、SW13から周波数誤差電圧S&H回路22
までの信号系と共に、水平同期内のFMキャリアの瞬時周
波数を安定化するようなAFC系を構成するようになって
いる。
までの信号系は、SW13から周波数誤差電圧S&H回路22
までの信号系と共に、水平同期内のFMキャリアの瞬時周
波数を安定化するようなAFC系を構成するようになって
いる。
即ち、このAFC系は、水平同期信号前縁のキャリアリ
セットが終了してからの水平同期部分のFMキャリア(第
3図Gおよび第4図E)と、AFC基準周波数信号(第3
図Dおよび第4図D)とをそれぞれ電圧に変換してから
比較し、誤差信号を検出して水平同期内のFMキャリアの
瞬時周波数を安定化するようにAFCクランプをかけるよ
うになっている。
セットが終了してからの水平同期部分のFMキャリア(第
3図Gおよび第4図E)と、AFC基準周波数信号(第3
図Dおよび第4図D)とをそれぞれ電圧に変換してから
比較し、誤差信号を検出して水平同期内のFMキャリアの
瞬時周波数を安定化するようにAFCクランプをかけるよ
うになっている。
これにより、水平同期内のキャリアリセット後のFMキ
ャリアの瞬時周波数は、AFC基準周波数信号(第3図D
および第4図D)の周波数と一致することになり、ひい
ては温度変化や電圧変化に対して安定化させるようにな
っている。
ャリアの瞬時周波数は、AFC基準周波数信号(第3図D
および第4図D)の周波数と一致することになり、ひい
ては温度変化や電圧変化に対して安定化させるようにな
っている。
また、FMキャリア(第3図Gおよび第4図E)は、外
部リセット機能付FM変調器4に入力されるキャリアリセ
ットパルスB(第3図F)で急激な位相変化が防止され
ているため、FM復調後の傷が低減されるようになってい
る。これにより、FMキャリア(第3図Gおよび第4図
E)のゼロクロス点が安定化し、ひいてはゼロクロス点
を抜き出すゲートパルスが安定化し、ジッタ検出信号の
検出精度が向上することで画像を安定化することが可能
になっている。
部リセット機能付FM変調器4に入力されるキャリアリセ
ットパルスB(第3図F)で急激な位相変化が防止され
ているため、FM復調後の傷が低減されるようになってい
る。これにより、FMキャリア(第3図Gおよび第4図
E)のゼロクロス点が安定化し、ひいてはゼロクロス点
を抜き出すゲートパルスが安定化し、ジッタ検出信号の
検出精度が向上することで画像を安定化することが可能
になっている。
尚、上記のジッタ検出信号は、FM復調出力から負極性
水平同期部分を分離し、この水平同期部分を用いてゼロ
クロス点を1個ないし複数個ゲートして得ることが可能
である。
水平同期部分を分離し、この水平同期部分を用いてゼロ
クロス点を1個ないし複数個ゲートして得ることが可能
である。
また、発振停止期間の長さ、発振停止期間の終了、終
了後のキャリアリセットパルスB(第3図F)のタイミ
ング、および水平同期信号前縁部で加算するキァリアリ
セットパルスA(第3図B)のDCレベルを調整した場合
には、FM復調後の傷の出る期間を短縮させ、傷の大きさ
およびレベルを低減させることが可能になっている。
了後のキャリアリセットパルスB(第3図F)のタイミ
ング、および水平同期信号前縁部で加算するキァリアリ
セットパルスA(第3図B)のDCレベルを調整した場合
には、FM復調後の傷の出る期間を短縮させ、傷の大きさ
およびレベルを低減させることが可能になっている。
但し、発振停止期間が長く、キャリアリセットパルス
A(第3図B)のDCレベルが低い電圧である場合には、
オーバーシュートしてFM復調後の傷のDCレベルが低下す
る。この場合には、FM復調後の同期分離にとって有利と
なるが、発振停止期間が過剰に長い場合には、位相同期
するまでに長時間を要することになる。また、キャリア
リセットパルスA(第3図B)のDCレベルを或る程度以
下にした場合には、外部リセット機能付FM変調器4が発
振を停止するのみで他の状態に変化はない。従って、キ
ャリアリセットパルスA(第3図B)のDCレベルの調整
には、限界が存在することになる。
A(第3図B)のDCレベルが低い電圧である場合には、
オーバーシュートしてFM復調後の傷のDCレベルが低下す
る。この場合には、FM復調後の同期分離にとって有利と
なるが、発振停止期間が過剰に長い場合には、位相同期
するまでに長時間を要することになる。また、キャリア
リセットパルスA(第3図B)のDCレベルを或る程度以
下にした場合には、外部リセット機能付FM変調器4が発
振を停止するのみで他の状態に変化はない。従って、キ
ャリアリセットパルスA(第3図B)のDCレベルの調整
には、限界が存在することになる。
次に、上記の調整の一例を第1表に示す。
上記の第1表の条件で動作させた場合には、ジッタ検
出精度が5nsec以下になると共に、復調映像信号に対し
て、傷の大きさの比がオーバーシュートで10%程度にな
った。
出精度が5nsec以下になると共に、復調映像信号に対し
て、傷の大きさの比がオーバーシュートで10%程度にな
った。
尚、本実施例においては、キャリアリセットパルスB
が発振停止期間の終了後に入力されるようになっている
が、これに限定されることはなく、キャリアリセットパ
ルスBは、発振停止期間中に入力されるようになってい
ても良い。そして、この場合には、発振停止期間であっ
ても、あたかもキャリアリセットパルスBの周期で発振
しているような部分を有するFMキャリアが得られること
になる。
が発振停止期間の終了後に入力されるようになっている
が、これに限定されることはなく、キャリアリセットパ
ルスBは、発振停止期間中に入力されるようになってい
ても良い。そして、この場合には、発振停止期間であっ
ても、あたかもキャリアリセットパルスBの周期で発振
しているような部分を有するFMキャリアが得られること
になる。
この際、FMキャリアは、上記の場合でも、発振停止期
間の長さ、発振停止期間の終了、終了後のキャリアリセ
ットパルスBのタイミング、および水平同期信号前縁部
で加算するキャリアリセットパルスAのDCレベルを調整
することによって、FM復調後の傷の出る期間を短縮さ
せ、傷の大きさおよびレベルを低減させることが可能に
なっている。
間の長さ、発振停止期間の終了、終了後のキャリアリセ
ットパルスBのタイミング、および水平同期信号前縁部
で加算するキャリアリセットパルスAのDCレベルを調整
することによって、FM復調後の傷の出る期間を短縮さ
せ、傷の大きさおよびレベルを低減させることが可能に
なっている。
また、本実施例の外部リセット機能付FM変調器4は、
単安定マルチバイブレータ9・10、抵抗器9a・10a、コ
ンデンサ9b・10b、およびダイオード9c・10cからなって
いるが、これに限定されることはない。同様に、AFC周
波数誤差検出回路6は、SW13、AFC用FM復調器18、LPF1
9、第1電圧S&H回路20、第2電圧S&H回路21、お
よび周波数誤差電圧S&H回路22からなっているが、こ
れに限定されることはない。
単安定マルチバイブレータ9・10、抵抗器9a・10a、コ
ンデンサ9b・10b、およびダイオード9c・10cからなって
いるが、これに限定されることはない。同様に、AFC周
波数誤差検出回路6は、SW13、AFC用FM復調器18、LPF1
9、第1電圧S&H回路20、第2電圧S&H回路21、お
よび周波数誤差電圧S&H回路22からなっているが、こ
れに限定されることはない。
本発明に係るキャリアリセットFM変調器は、以上のよ
うに、入力映像信号を変調してFMキャリアを出力するも
のであり、上記入力映像信号が入力され、この入力映像
信号の負極性水平同期信号先端部に対応キャリア周波数
を有し、水平同期周波数の整数倍に同期したAFC基準周
波数信号と、水平同期周波数に同期した第1キャリアリ
セットパルスと水平同期周波数の整数倍に同期した第2
キャリアリセットパルスとを出力する基本信号発生手段
と、AFC基準周波数信号とFMキャリアとを比較して周波
数誤差信号を出力する誤差検出手段と、上記周波数誤差
信号で入力映像信号を補正する補正手段と、入力映像信
号の負極性水平同期信号前縁部に第1キャリアリセット
パルスを加算し、負極性水平同期信号よりも低いDCレベ
ルとなる発振停止部を形成する加算手段と、入力映像信
号のDCレベルに応じて発振するものであり、上記発振停
止部で発振を停止させると共に、少なくとも発振停止部
以降の水平同期信号先端部分で第2キャリアリセットパ
ルスに位相同期したFMキャリアを出力するFM変調手段と
を有する構成である。
うに、入力映像信号を変調してFMキャリアを出力するも
のであり、上記入力映像信号が入力され、この入力映像
信号の負極性水平同期信号先端部に対応キャリア周波数
を有し、水平同期周波数の整数倍に同期したAFC基準周
波数信号と、水平同期周波数に同期した第1キャリアリ
セットパルスと水平同期周波数の整数倍に同期した第2
キャリアリセットパルスとを出力する基本信号発生手段
と、AFC基準周波数信号とFMキャリアとを比較して周波
数誤差信号を出力する誤差検出手段と、上記周波数誤差
信号で入力映像信号を補正する補正手段と、入力映像信
号の負極性水平同期信号前縁部に第1キャリアリセット
パルスを加算し、負極性水平同期信号よりも低いDCレベ
ルとなる発振停止部を形成する加算手段と、入力映像信
号のDCレベルに応じて発振するものであり、上記発振停
止部で発振を停止させると共に、少なくとも発振停止部
以降の水平同期信号先端部分で第2キャリアリセットパ
ルスに位相同期したFMキャリアを出力するFM変調手段と
を有する構成である。
これにより、AFC基準周波数信号とFMキャリアとが比
較されてAFCされることで、水平同期部分のFMキャリア
の周波数が安定になる。従って、入力映像信号の水平同
期信号に同期したFMキャリアの位相が安定になり、温度
変化や電圧変化の影響を低減することが可能になる。
較されてAFCされることで、水平同期部分のFMキャリア
の周波数が安定になる。従って、入力映像信号の水平同
期信号に同期したFMキャリアの位相が安定になり、温度
変化や電圧変化の影響を低減することが可能になる。
また、発振停止部を設け、この発振停止部以降でキャ
リアリセットすると共に、第2キャリアリセットパルス
を複数にすることで、入力映像信号の少なくとも発振停
止部以降で第2キャリアリセットパルスに位相同期した
FMキャリアを出力させることになり、キャリアリセット
後のFMキャリアの瞬時周波数の復調後の入力映像信号の
水平同期信号前縁のアンダーシュートを低減することが
可能になる。
リアリセットすると共に、第2キャリアリセットパルス
を複数にすることで、入力映像信号の少なくとも発振停
止部以降で第2キャリアリセットパルスに位相同期した
FMキャリアを出力させることになり、キャリアリセット
後のFMキャリアの瞬時周波数の復調後の入力映像信号の
水平同期信号前縁のアンダーシュートを低減することが
可能になる。
そして、上記の温度変化や電圧変化による影響の低減
およびキャリアリセットによる復調後のアンダーシュー
トの軽減により、高精度で安定な基準バースト信号を得
ることが可能になり、ひいてはゼロクロス点を安定化さ
せた状態でジッタ検出信号を得ることが可能になるとい
う効果を奏する。
およびキャリアリセットによる復調後のアンダーシュー
トの軽減により、高精度で安定な基準バースト信号を得
ることが可能になり、ひいてはゼロクロス点を安定化さ
せた状態でジッタ検出信号を得ることが可能になるとい
う効果を奏する。
第1図ないし第4図は、本発明の一実施例を示すもので
ある。 第1図および第2図は、キャリアリセットFM変調器のブ
ロック図である。 第3図および第4図は、キャリアリセットFM変調器の動
作により生じる各信号のタイミングを示す説明図であ
る。 2はAFCクランプ誤差DC補正回路(補正手段)、3はDC
増幅キャリアリセットパルスA加算回路(加算手段)、
4は外部リセット機能付FM変調器(FM変調手段)、6は
AFC周波数誤差検出回路(誤差検出手段)、7は基本CK
タイミング発生回路(基本信号発生手段)である。
ある。 第1図および第2図は、キャリアリセットFM変調器のブ
ロック図である。 第3図および第4図は、キャリアリセットFM変調器の動
作により生じる各信号のタイミングを示す説明図であ
る。 2はAFCクランプ誤差DC補正回路(補正手段)、3はDC
増幅キャリアリセットパルスA加算回路(加算手段)、
4は外部リセット機能付FM変調器(FM変調手段)、6は
AFC周波数誤差検出回路(誤差検出手段)、7は基本CK
タイミング発生回路(基本信号発生手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−274290(JP,A) 特開 平2−205181(JP,A) 特開 平1−264492(JP,A) 特開 平1−305785(JP,A) 特開 昭62−281578(JP,A) 特開 昭53−147429(JP,A) 実開 平1−82572(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】入力映像信号を変調してFMキャリアを出力
するためのキャリアリセットFM変調器において、 上記入力映像信号が入力され、この入力映像信号の負極
性水平同期信号先端部に対応するキャリア周波数を有
し、水平同期周波数の整数倍に同期したAFC基準周波数
信号と、水平同期周波数に同期した第1キャリアリセッ
トパルスと、水平同期周波数の整数倍に同期した第2キ
ャリアリセットパルスとを出力する基本信号発生手段
と、 上記AFC基準周波数信号と上記FMキャリアとを比較して
周波数誤差信号を出力する誤差検出手段と、 上記入力映像信号が与えられ、上記周波数誤差信号で該
入力映像信号を補正する補正手段と、 上記補正手段で補正された入力映像信号の負極性水平同
期信号に対して、該負極性水平同期信号の前縁部に第1
キャリアリセットパルスを加算し、該負極性水平同期信
号よりも低いDCレベルとなる発振停止部を形成する加算
手段と、 上記加算手段からの入力映像信号が入力され、該入力映
像信号のDCレベルに応じて発振するものであり、上記発
振停止部で発振を停止すると共に、少なくとも発振停止
部以降の水平同期信号先端部分で第2キャリアリセット
パルスに位相同期したFMキャリアを出力するFM変調手段
とを有することを特徴とするキャリアリセットFM変調
器。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2062211A JP2507821B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | キャリアリセットfm変調器 |
CA002038425A CA2038425C (en) | 1990-03-13 | 1991-03-07 | Carrier reset fm modulator and method of frequency modulating video signals |
US07/667,941 US5157359A (en) | 1990-03-13 | 1991-03-12 | Carrier reset fm modulator and method of frequency modulating video signals |
ES91302116T ES2089126T3 (es) | 1990-03-13 | 1991-03-13 | Modulador de fm con reposicion de portadora y metodo para modular en frecuencia señales de video. |
KR1019910003994A KR940009722B1 (ko) | 1990-03-13 | 1991-03-13 | 캐리어리세트 fm변조기 및 fm신호의 변조방법 |
DE69120321T DE69120321T2 (de) | 1990-03-13 | 1991-03-13 | FM-Modulator mit Trägerrücksetzung und Verfahren zum Frequenzmodulieren eines Videosignals |
EP91302116A EP0447210B1 (en) | 1990-03-13 | 1991-03-13 | Carrier reset FM modulator and method of frequency modulating video signals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2062211A JP2507821B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | キャリアリセットfm変調器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03262392A JPH03262392A (ja) | 1991-11-22 |
JP2507821B2 true JP2507821B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=13193581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2062211A Expired - Lifetime JP2507821B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | キャリアリセットfm変調器 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0447210B1 (ja) |
JP (1) | JP2507821B2 (ja) |
KR (1) | KR940009722B1 (ja) |
CA (1) | CA2038425C (ja) |
DE (1) | DE69120321T2 (ja) |
ES (1) | ES2089126T3 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0824364B2 (ja) * | 1990-06-04 | 1996-03-06 | シャープ株式会社 | 磁気記録再生装置 |
EP0498661A3 (en) * | 1991-02-08 | 1993-12-22 | Sharp Kk | Magnetic recording-reproduction apparatus |
DE4114656A1 (de) * | 1991-05-06 | 1992-11-12 | Nokia Deutschland Gmbh | Videorecorder mit einem leuchtdichteuebertragungskanal |
JP2595837B2 (ja) * | 1991-05-15 | 1997-04-02 | 日本ビクター株式会社 | 映像信号復調装置 |
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US5617148A (en) * | 1991-06-14 | 1997-04-01 | Wavephore, Inc. | Filter by-pass for transmitting an additional signal with a video signal |
US5327237A (en) * | 1991-06-14 | 1994-07-05 | Wavephore, Inc. | Transmitting data with video |
US5387941A (en) * | 1991-06-14 | 1995-02-07 | Wavephore, Inc. | Data with video transmitter |
US5410360A (en) * | 1991-06-14 | 1995-04-25 | Wavephore, Inc. | Timing control for injecting a burst and data into a video signal |
US5831679A (en) * | 1991-06-14 | 1998-11-03 | Wavephore, Inc. | Network for retrieval and video transmission of information |
JP3053910B2 (ja) * | 1991-07-10 | 2000-06-19 | シャープ株式会社 | 磁気再生装置 |
KR940011376B1 (ko) * | 1992-04-03 | 1994-12-07 | 삼성전자 주식회사 | Vtr의 캐리어 주파수 자동 조정 회로 |
DE4415989A1 (de) * | 1994-05-06 | 1995-11-09 | Philips Patentverwaltung | Abgleichschaltung für Frequenz-Modulator |
JPH08147890A (ja) * | 1994-11-21 | 1996-06-07 | Canon Inc | 記録再生装置 |
US6665019B1 (en) | 2000-07-28 | 2003-12-16 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and apparatus for spread spectrum clocking of digital video |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636277A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-09 | Victor Co Of Japan Ltd | Video signal recording system |
JPS5778211A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-15 | Nec Home Electronics Ltd | Voltage control oscillator |
JPH0732464B2 (ja) * | 1985-12-26 | 1995-04-10 | ソニー株式会社 | Pll回路 |
JPS63185177A (ja) * | 1987-01-27 | 1988-07-30 | Sony Corp | 周波数変調回路 |
JPS63212285A (ja) * | 1987-02-28 | 1988-09-05 | Sony Corp | 発振回路 |
JPH01264492A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-20 | Sharp Corp | Vtr記録再生映像信号のジッタ検出装置 |
JPH0632467B2 (ja) * | 1987-05-01 | 1994-04-27 | シャープ株式会社 | Vtr記録再生映像信号のジッタ検出方法 |
JPH01305785A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Sharp Corp | ジッタ補正装置 |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP2062211A patent/JP2507821B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-03-07 CA CA002038425A patent/CA2038425C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-12 US US07/667,941 patent/US5157359A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-13 KR KR1019910003994A patent/KR940009722B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-03-13 DE DE69120321T patent/DE69120321T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-13 EP EP91302116A patent/EP0447210B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-03-13 ES ES91302116T patent/ES2089126T3/es not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0447210B1 (en) | 1996-06-19 |
KR940009722B1 (ko) | 1994-10-17 |
DE69120321T2 (de) | 1996-11-21 |
EP0447210A2 (en) | 1991-09-18 |
DE69120321D1 (de) | 1996-07-25 |
KR910017358A (ko) | 1991-11-05 |
ES2089126T3 (es) | 1996-10-01 |
US5157359A (en) | 1992-10-20 |
EP0447210A3 (en) | 1992-05-27 |
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CA2038425C (en) | 1995-05-16 |
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