JPH0824364B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0824364B2
JPH0824364B2 JP2146503A JP14650390A JPH0824364B2 JP H0824364 B2 JPH0824364 B2 JP H0824364B2 JP 2146503 A JP2146503 A JP 2146503A JP 14650390 A JP14650390 A JP 14650390A JP H0824364 B2 JPH0824364 B2 JP H0824364B2
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総一 岩村
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/89Time-base error compensation

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、HDTV(High Definition Television)信号
などの広帯域映像信号などを記録再生する磁気記録再生
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、映像信号のFM記録再生においては、映像信号位
相とFMキャリア位相との間には、相関関係は皆無であ
り、従ってFM復調映像信号帯域内にFMキャリア下側波帯
の一部が僅かにリークしても、それがビート縞となって
画面安定度を損なう原因になっている。つまり、所謂ビ
ート縞が流れる場合、ビート縞検出感度が高く、ビート
縞を発生させる原因である、リークしたFMキャリア下側
波帯の一部の振幅(ピークピーク値)は、映像信号の振
幅(ピークピーク値)の1/200(0.5%、−46dB)程度で
も検知でき、ホームビデオ用の許容限は−35dB前後と言
われている。
ここで、第7図に基づいて、FMキャリアの位相と水平
同期信号の位相との差が変動することによりビート縞が
発生することを以下に詳細に説明する。
一般に、映像信号e(t)でキャリアをFM変調する
と、次式で示すように、角周波数ωおきに無限個の側
波帯が発生することが知られている。
e(t)FM=ANΣJN(m)cos〔(ω+Nω)+α〕 ただし、上式において、JN(m)は第1種ベッセル関
数、ωは映像信号の角周波数、ωはFMキャリアの角
周波数、αは水平同期パルスの前縁または後縁を基準と
してFMキャリア(周波数)信号の位相を測定した値、N
は−∞から+∞の整数を意味している。
第7図(a)は水平同期パルスの前縁部または後縁部
の立ち上がり基準位相を示している。第7図(b)は映
像信号波形を示しており、水平同期パルスと常に同期し
ている。なお、第7図(c)中の実線は基準位相つまり
α=0でのFM変調キャリア波形を示している。FM変調さ
れたキャリアの基本波スペクトルは、第7図(d)に示
すようになり、また、その第1下側波帯および第1上側
波帯はそれぞれ第7図(e)および(f)に示すように
なり、全てが水平同期信号の前縁または後縁基準位相と
一致している。従って、常にこの位相関係を維持すれ
ば、この時にはビート縞発生原因の下側波帯スペクトル
位相は水平同期パルスと同期して「流れる」ことはな
い。
一方、映像信号の位相が水平同期信号に対して同期し
ていても、キャリア位相が第7図(c)の破線で示すよ
うに、水平同期パルス基準位相に対して例えば90°(α
=90°)ずれると、第7図(d)(e)(f)中に破線
でそれぞれ示すように、それに伴って第1下側波帯スペ
クトル(第1上側波帯スペクトル)も90°もずれる。そ
の結果、第1下側波帯スペクトルが復調映像帯域内に混
入すると、位相αの変動により、ビート縞となって流れ
る。なお、映像信号は、第7図(b)に示すように、常
に水平同期信号と同期している。
ここで、第3図ないし第6図に基づいて、MUSE(Mult
iple Sub-Nyqust Sampling Encoding)・VTR(Video Ta
pe Recorder)において、従来から行われているFM復調
系におけるビート縞の防止について、以下に説明する。
第3図は、MUSE・VTRのFM変調・復調系の概略構成を
示すブロック図である。入力されたMUSE信号は、信号処
理回路31で負極同期信号および基準バースト信号の付加
と、時間軸圧縮が行われ、AFC(自動周波数制御)回路
を有するFM変調器32でFM変調されて記録アンプ33および
磁気ヘッドを介して磁気テープ35に記録されるようにな
っている。なお、信号処理回路31およびFM変調器32の動
作に必要な各種タイミングパルスは、MUSE信号に基づい
てタイミングパルス発生器34によって生成されるように
なっている。
ところで、MUSE信号は正極同期を採用しているので、
そのままではVTRに記録できない(第4図(a)参
照)。VTRに記録するために、例えば第4図(b)に示
すように、水平同期信号の周期毎に、MUSE信号が信号処
理回路31において9/10倍に時間圧縮される。時間圧縮に
より生じる空白時間(約2.9μsec)に負極同期信号およ
び基準バースト信号を挿入記録している。なお、第4図
(a)(b)中の矢印は正極同期が行われる位相を示し
ている。そして、再生時には、負極同期信号と基準バー
スト信号とによって、TBC(時間軸補正)回路43でジッ
タ補正が行われた後、時間軸伸長回路44で10/9倍の時間
軸伸長処理により元のMUSE信号を再生している。
入力されたMUSE信号の帯域は8.1M Hzであるが、上記9
/10倍に時間圧縮する信号処理により、その所要帯域は9
M Hzになる。そこで、第5図(a)に示すように、中間
グレイレベルに9M Hzの変調周波数fPを重畳させたMUSE
信号をFMキャリアに乗せて記録すると、再生時にFM復調
する過程において、FMキャリアスペクトルは、第5図
(b)に示すようになる。即ち、再生時には、磁気テー
プ35から記録信号を磁気ヘッドを介してピックアップ
し、それがヘッドアンプ36を介してイコライザ37に入力
される。イコライザ37の出力のFMキャリアスペクトル
は、第5図(b)に示すようになり、そのFMパラメータ
は、メインキャリアFCの周波数が16M Hz、周波数偏移Δ
Fが±4M Hz、入力周波数つまり変調周波数FPが9M Hz、
変調指数m1が0.44に設定している。
イコライザ37の出力のFMキャリアは、第3図に示すよ
うに、第1ローパスフィルタ38に入力される。第1ロー
パスフィルタ38のカットオフ周波数は、磁気ヘッドの出
力の周波数特性で決まるが、ここでは便宜上36M Hzとす
る。第5図(b)に示すように、FMキャリアの第2下側
波帯(−2M Hz、対キャリア比2.4%)成分は、正の周波
数領域に折り返され、このまま復調されれば、映像信号
帯域(9M Hz)に混入してくる。なお、一般に、復調さ
れた映像信号帯域(以下、復調映像帯域と称す)は−9M
Hzから+9M Hzまでとして取り扱われる。
FMキャリアの高次側波帯ほど、そのスペクトル強度は
小さくなるので、ビート妨害を防止するにはメインキャ
リアFCの周波数をできるだけ高域周波数側に移してから
復調する必要がある。これを実現するために、従来から (a)FM復調処理前にFMキャリアを2逓倍するダブラ (b)パルスカウント式などのキャリア2逓倍化復調器 の採用と、(a)(b)のカスケード接続により4逓倍
復調が行われている。
例えば第3図に示すように、第1ローパスフィルタ38
の出力はダブラ39に入力され、ここでFMキャリアは2逓
倍変換される。ダブラ39の出力は、第5図(c)に示す
ように、メインキャリアFC2の周波数が32M Hz、周波数
偏移ΔF2が±8M Hz、変調指数m2が0.89に2逓倍変換さ
れるので、FMキャリアの第2下側波帯は14M Hzに変換さ
れ、復調映像帯域(10M Hz)外となり、ビート妨害は発
生しない。しかし、FMキャリアの第3下側波帯(5M H
z、対キャリア比が1.2%、−38dB)、および第4下側波
帯(−4M Hz、対キャリア比が0.15%、−56dB)の各成
分が復調映像帯域に混入してくる。そこで、これらFMキ
ャリアの第3下側波帯、第4下側波帯の各成分をカット
オフするために、第3図に示すように、ハイパスフィル
タ40が設けられている。なお、ハイパスフィルタ40のカ
ットオフ周波数は10M Hz以上である。ハイパスフィルタ
40の出力は、パルスカウント式FM復調器41に入力され2
逓倍復調される。
パルスカウント式FM復調器41は、上記ダブラ39のよう
に、メインキャリアFCの周波数、周波数偏移ΔF、変調
指数m1をそれぞれ略2逓倍する。そして、そのFMキャリ
ア成分は、復調された映像信号成分と混じり合ったまま
出力される。そこで、主要FMキャリア成分を除去し映像
信号を抽出するために、ローパスフィルタが設けられて
いる。即ち、第3図に示すように、パルスカウント式FM
復調器41の出力が第2ローパスフィルタ42に送られる。
しかし、この時、FMキャリアの下側波帯の一部が復調映
像帯域内に入り込み、そのレベルが所定の検出限レベル
以上の場合にはビート妨害を引き起こすことになる。
一方、上記(a)(b)のカスケード接続により4逓
倍復調されると、FMキャリアの変調パラメータは、変調
周波数FPが9M Hz、メインキャリアFC4の周波数が64M H
z、周波数偏移ΔF4が±16M Hz、変調指数m4が約1.78と
して設定され、復調映像帯域に入ってくるのは、第7下
側波帯(1M Hz、対キャリア比が約0.01%)でビート縞
発生はない(第5図(e)参照)。このような理想的な
動作が行われる場合、FM変調のメインキャリアFCの周波
数を12M Hzに下げても、4逓倍復調時では問題となる第
5下側波帯(3M Hz、対キャリア比が0.4%)はビート縞
検出限レベル近傍のレベルになり、ビート縞防止のため
のパルスカウント式FM復調器41は、本来不要である。
ところで、現在一般に入手し得るダブラ構成用のアナ
ログマルチプライヤ(乗算器)であって広帯域のもの
は、その出力に入力キャリアからのリークなどにより、
かなりの誤差成分が含まれている。つまり、第5図
(d)に示すように、入力キャリアからのリーク成分
FC′が、ダブラ39の出力で2逓倍メインキャリア成分F
C2の20%程度存在しているのが一般である。この場合、
リーク成分の第1下側波帯(7M Hz、対リークキャリア
比が21%)は、2逓倍キャリア成分の4%に達し、ビー
ト縞発生を引き起こすことになる。
ここで、パルスカウント式FM復調器41において2逓倍
復調が成立する条件について、第6図に基づいて以下に
説明する。なお、入力キャリアのゼロクロス点でモノマ
ルチバイブレータ(図示しない)がトリガされ、その出
力パルス(第6図(a)〜(c)中に示すパルス)を第
2ローパスフィルタ42で平均化することによって映像信
号は復調される。
パルスカウント式FM復調器41において2逓倍復調が成
立する条件は、第6図(a)に示すように、入力された
キャリアに偶数高調波歪み成分、特に第2高調波歪み成
分、あるいは低調波歪み成分が含まれていないことであ
る。つまり、同図(a)に示すように、キャリア波形に
おけるゼロクロス点間が等間隔になっている(基本波キ
ャリア波形のゼロクロス点と入力キャリア波形のゼロク
ロス点とが一致している)と、入力キャリアからのリー
ク成分がなくなり、FM復調映像帯域内への下側波帯成分
の混入が減少する。なお、第6図(a)においては、便
宜上、入力キャリア波形は実線で示され、基本波キャリ
ア波形は破線で示されている。
一方、入力されたキャリアに、例えば第2高調波歪み
成分を含む場合には、同図(b)に示すように、ゼロク
ロス点間が等間隔でなくなり(基本波キャリア波形、第
2高調波歪み波形および入力キャリア波形の各ゼロクロ
ス点が全て異なっている)、ゼロクロス点間の間隔が等
間隔からどの程度ずれるかの度合に応じて入力リーク成
分が増減するようになる。また、ダブラ39により2逓倍
されたメインキャリアFC2に、2逓倍されていない入力
キャリアからのリーク成分FC′(1/2低調波歪み成分)
が含まれている(第6図(c)参照)場合にも、上記と
同様に、ゼロクロス点間が等間隔でなくなり、ゼロクロ
ス点間の間隔が等間隔からどの程度ずれるかの度合に応
じて入力リーク成分が増減するようになる。
リーク成分FC′のスペクトル(第5図(d)参照)
は、パルスカウント式FM復調器41によって、第5図
(f)に示すように変換され、入力キャリアからのリー
ク成分FC2′の第3下側波帯(5M Hz、対リークキャリア
比が1.4%)がFM復調映像帯域に入ってくる。この他、
パルスカウント式FM復調器41では、主要キャリアの上下
高調波スペクトル同士の混変調、主要キャリアと上記リ
ーク成分との各高調波同士の混変調もある。このうち、
メインキャリアFC2の第2下側波帯(14M Hz、対主要キ
ャリア比が9%)と、20%リーク成分FC′(16M Hz、対
主要キャリア比が20%)との混変調により、2M Hz(対
メインキャリア比が9×20/(2×100)%=0.9%)成
分が生じ、ビート縞が発生する。これを回避するため
に、ダブラ39の出力はカットオフ周波数14M Hzのハイパ
スフィルタ40に導かれる。ハイパスフィルタ40によっ
て、リーク成分FC′が減衰され、ビート縞の発生が防止
されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の構成では、変調指数m1が大きく、
FMキャリアスペクトルの上下側波帯へのスペクトル拡散
が大きくなっており、その下側波帯の一部をカットオフ
すると、上下側波帯がアンバランスを起こし、FM復調出
力において反転(尾引きノイズ)を起こし易くなる。そ
こで、変調指数m1を小さくして上下側波帯のスペクトル
拡散を少なくするために、周波数偏移ΔFを±2M Hz程
度に抑えることにより反転を防止しているが、これに伴
って、復調映像信号のSN比改善が困難になるという問題
点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項の発明に係る磁気記録再生装置は、上記
課題を解決するために、AFC回路を有するFM変調器と、
時間軸補正のためのデータを書き込むメモリを有する時
間軸補正回路と、記録時に前記FM変調器のAFC用基準周
波数を記録映像信号の水平同期パルスの周波数の整数倍
に設定し、それを水平同期パルス先端に対応するFMキャ
リア周波数とすると共に、水平同期パルスの周期毎に該
パルス前縁で、水平同期パルス先端に対応するFMキャリ
アの位相を基準位相にリセットするタイミング信号発生
手段と、再生時に再生FM映像信号から水平同期パルスを
検出して出力する水平同期パルス検出手段と、前記水平
同期パルス検出手段からの水平同期パルスの前縁で再生
FM映像信号中のバースト信号をゲートするゲート手段
と、前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルス
の後縁で上記バースト信号中の所定のゼロクロス点を検
出し、前記時間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパル
スを出力するメモリ書き込みトリガパルス発生手段とを
備え、少なくとも2逓倍器とパルスカウント式FM復調器
とから前記FM復調部を構成し、前記2逓倍器の出力を前
記パルスカウント式FM復調器に直接入力するように構成
されていることを特徴としている。
請求項第2項の発明に係る磁気記録再生装置は、上記
課題を解決するために、AFC回路を有するFM変調器、お
よび時間軸補正のためのデータを書き込むメモリを有す
る時間軸補正回路と、記録時に、前記FM変調器のAFC用
基準周波数を記録映像信号の水平同期パルスの周波数の
整数倍に設定し、それを水平同期パルス先端に対応する
FMキャリア周波数とすると共に、水平同期パルスの周期
毎に該パルス前縁で、水平同期パルス先端に対応するFM
キャリアの位相を基準位相にリセットするタイミング信
号発生手段と、再生時に、再生映像信号をFM復調するFM
復調器と、前記FM復調器の出力から水平同期パルスを検
出して出力する水平同期パルス検出手段と、前記水平同
期パルス検出手段からの水平同期パルスの前縁で前記FM
復調器出力中のバースト信号をゲートするゲート手段
と、前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルス
の後縁で上記バースト信号中の所定のゼロクロス点を検
出し、前記時間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパル
スを出力するメモリ書き込みトリガパルス発生手段とを
備え、再生時に、前記FM復調器とは別に映像信号復調用
のFM復調部を備え、少なくとも2逓倍器とパルスカウン
ト式FM復調器とから前記FM復調部を構成し、前記2逓倍
器の出力を前記パルスカウント式FM復調器に直接入力す
るように構成されていることを特徴としている。
また、請求項第3項の発明に係る磁気再生装置は、上
記課題を解決するために、記録時に映像信号がFM変調さ
れて記録され、且つ前記映像信号中の水平同期パルス先
端に対応するFMキャリアの位相が前記水平同期パルスの
周期毎に該パルス前縁の基準位相でリセットされると共
に、前記水平同期パルス先端に対応する前記FMキャリア
の周波数が前記水平同期パルスの周波数の整数倍に設定
されて記録された磁気記録媒体を再生する磁気再生装置
であって、再生FM映像信号をFM復調するFM復調部と、前
記FM復調部の出力から水平同期パルスを検出して出力す
る水平同期パルス検出手段と、前記水平同期パルス検出
手段からの水平同期パルスの前縁で再生FM映像信号中の
バースト信号をゲートするゲート手段と、前記水平同期
パルス検出手段からの水平同期パルスの後縁で上記バー
スト信号中の所定のゼロクロス点を検出し、時間軸補正
回路のメモリ書き込みトリガパルスを出力するメモリ書
き込みトリガパルス発生手段とを備え、少なくとも2逓
倍器とパルスカウント式FM復調器とから前記FM復調部を
構成し、前記2逓倍器の出力を前記パルスカウント式FM
復調器に直接入力するように構成されていることを特徴
としている。
また、請求項第4項の発明に係る磁気再生装置は、上
記課題を解決するために、記録時に映像信号がFM変調さ
れて記録され、且つ前記映像信号中の水平同期パルス先
端に対応するFMキャリアの位相が前記水平同期パルスの
周期毎に該パルス前縁の基準位相でリセットされると共
に、前記水平同期パルス先端に対応する前記FMキャリア
の周波数が前記水平同期パルスの周波数の整数倍に設定
されて記録された磁気記録媒体を再生する磁気再生装置
であって、再生映像信号をFM復調するFM復調器と、前記
FM復調器の出力から水平同期パルスを検出して出力する
水平同期パルス検出手段と、前記水平同期パルス検出手
段からの水平同期パルスの前縁で前記FM復調器出力中の
バースト信号をゲートするゲート手段と、前記水平同期
パルス検出手段からの水平同期パルスの後縁で上記バー
スト信号中の所定のゼロクロス点を検出し、前記時間軸
補正回路のメモリ書き込みトリガパルスを出力するメモ
リ書き込みトリガパルス発生手段とを備え、再生時に、
前記FM復調器とは別に映像信号復調用のFM復調部を備
え、少なくとも2逓倍器とパルスカウント式FM復調器と
から前記FM復調部を構成し、前記2逓倍器の出力を前記
パルスカウント式FM復調器に直接入力するように構成さ
れていることを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、記録時には、タイミング信号発
生手段によって、水平同期パルスの周期毎に該パルス前
縁で、水平同期パルス先端に対応するFMキャリアの位相
が基準位相でリセットされるので、記録映像信号とFMキ
ャリアとの間を水平同期パルスを介して相関関係を持た
せることができる。
一方、再生時には、再生FM映像信号から水平同期パル
ス検出手段によって水平同期パルスが検出される。この
水平同期パルスの前縁で再生FM映像信号中のバースト信
号が、ゲート手段によってゲートされる一方、水平同期
パルスの後縁に基づいて上記バースト信号中の所定のゼ
ロクロス点が書き込みトリガパルス発生手段によって検
出され、メモリ書き込みトリガパルスが時間軸補正回路
に出力される。時間軸補正回路によって、上記メモリ書
き込みトリガパルスと同期して、時間軸補正回路のメモ
リにFM復調映像信号が書き込まれ、ジッタの防止が行わ
れる。これにより、FM復調映像信号帯域内にFMキャリア
スペクトルの一部がリークしても、それにより生ずるビ
ート縞を再生画像上で静止させ、ビート縞の検知感度を
下げることができるので、ビート縞防止用のハイパスフ
ィルタを省略でき、回路構成を簡素化できる。
なお、再生映像信号と水平同期パルスとをそれぞれ別
のFM復調器で復調して得るような構成でもよい。
また、上記構成において、再生機能のみを有する構成
であってもよい。
〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明すれば、以下のとおりである。
第1図は変調系の構成例を示し、第2図は復調系の構
成例を示している。
第1図に基づいて、記録すべき映像信号の水平同期パ
ルスの周期毎に該パルス前縁で、水平同期パルス先端に
対応するFMキャリアの位相が基準位相にリセットされる
ことについて、以下に説明する。
第1図は、本発明に係る磁気記録再生装置におけるFM
変調システムの一例を示すブロック図である。FM変調シ
ステムは、第1図に示すように、主として、信号処理回
路1、直流増幅器2、FM変調器3、タイミング信号発生
器4、および周波数弁別器5から構成されている。
信号処理回路1には、記録映像信号(例えばMUSE信
号)が入力され、信号処理回路1の出力は、直流増幅器
2に接続されている。また、信号処理回路1には、周波
数弁別器5から周波数弁別誤差信号(直流電圧)が入力
される。なお、信号処理回路1においては、記録映像信
号に周波数弁別誤差信号が重畳され、さらにその高域成
分が強調されるようになっている。
直流増幅器2においては、信号処理回路1の出力が広
帯域にわたって直流増幅されてFM変調器3へ送られる。
FM変調器3には、タイミング信号発生器4から第1およ
び第2リセットパルスが入力されるようになっている。
タイミング信号発生器4には、9.72M Hzクロック信号
FCKおよび水平同期パルスFHが入力され、これら信号FCK
およびFHに基づいてAFC用基準クロック信号、AFCゲート
パルス、第1および第2リセットパルスがそれぞれ出力
されるようになってい。なお、上記AFC用基準クロック
信号は、9.72M Hzクロック信号FCKと同一の周波数(9.7
2M Hz)を有している。AFCゲートパルスは、記録映像信
号の水平同期パルスFH先端部に対応する期間だけ周波数
弁別器5に周波数比較を行うように指令する信号であ
る。また、第1および第2リセットパルスは、水平同期
パルスの先端部に対応するFMキャリアの位相を基準位相
で強制的にリセットするためのものである。
FM変調器3の位相をリセットするパルス本来1つのリ
セットパルスでも良いが、リセットパルスが1つの場
合、リセットの直後に位相の急激な変化がランダムに発
生するので、好ましくはリセットパルスは2つ以上であ
る。つまり、リセットパルスが本実施例のように2つの
場合、タイミング信号発生器4により、基準位相の近傍
付近になると第1リセットパルスを出力して上記先端部
に対応するFMキャリアの位相をリセットし、基準位相に
達すると第2リセットパルスを出力して先端部に対応す
るFMキャリアの位相をリセットするようになっている。
これにより、水平同期パルス先端部に対応するFMキャリ
アを高精度にその基準位相で確実にリセットできるの
で、波形歪みを小さくできる。
FM変調器3の出力は周波数弁別器5に送られ、そこで
AFC用基準クロック信号の周波数とFMキャリア出力の周
波数とが上記所定の期間だけ比較されるようになってい
る。
上記構成によれば、FMキャリア出力の周波数とAFC用
基準クロック信号の周波数とが周波数弁別器5で比較さ
れ、その周波数差に応じて変化する周波数弁別誤差信号
が信号処理回路1へ出力される。信号処理回路1では記
録映像信号に周波数弁別誤差信号が重畳され、高域がエ
ンファシスされて、直流増幅器2で適当な増幅率で増幅
されてFM変調器3のベースバイアス電圧に重畳される。
そして、ベースバイアス電圧の直流分が上昇(下降)
し、FMキャリアの中心周波数が上昇(下降)することに
よって、所定の周波数に保持されるようになっている。
この時、タイミング信号発生器4からの第1および第2
リセットパルスにより、水平同期パルス先端部に対応す
るFMキャリアが高精度にその基準位相でリセットされ、
波形歪みが小さくされるようになっている。
ここで、第2図(a)に基づいて、再生時のFM復調動
作のより原理的な例について以下に説明する。
磁気ヘッドより再生された再生FM映像信号はFM復調部
50のダブラ9(2逓倍器)およびゲート回路17に入力さ
れる。FM復調部50内では、ダブラ9の出力がパルスカウ
ント式FM復調器11へ直接入力されており、従来例(第3
図参照)においてダブラ39とパルスカウント式FM復調器
41との間に配置されていたビート縞防止用のハイパスフ
ィルタ40が省略されている。
FM復調部50の出力は、TBC回路13を介して映像信号出
力とされると共に、水平同期パルス検出器16に入力され
る。水平同期パルス検出器16より出力されるFM復調水平
同期パルスはゲート回路17および書き込みトリガパルス
発生器18に入力される。
FM復調水平同期パルスの前縁で再生FM映像信号中のバ
ースト信号がゲートされ、FM復調水平同期パルスの後縁
でバースト信号の特定のゼロクロス点が検出されて、書
き込みトリガパルスがTBC回路13に出力される。この書
き込みトリガパルスに同期して、復調映像信号と復調映
像帯域内に混入してくるFMキャリアスペクトルの下側波
帯とが、TBC回路13内のメモリに書き込まれる。
次に、第2図(b)に基づいて、再生時のFM復調動作
のより実用的な例について以下に説明する。なお、第2
図(a)に示す原理的な回路構成との相違点として、大
別して下記の2項目(1)(2)が挙げられる。上記2
項目以外は、第2図(a)および第3図の回路構成と本
質的に同様であるので、ここではその詳細な説明を省略
する。
(1)第3図で示す従来例と同様に、ヘッドアンプ6、
イコライザ7、第1ローパスフィルタ8、第2ローパス
フィルタ12、時間軸伸長回路14が設けられている。
(2)バースト信号処理系用に専用のFM復調器15が設け
られている。これは、映像信号復調系のFM復調器の周波
数特性が広帯域で、しかもイコライザで特性を変えてい
るために、水平同期パルスの前縁や後縁にサグが発生
し、水平同期パルス検出には適していないからである。
しかも、FM復調器15は比較的狭帯域で良いために、現行
の家庭用VTRで用いられている低コストの汎用ICを1個
使用するだけで良い。
以上のように、水平同期パルス毎にFMキャリアの位相
を水平同期パルスの前縁で基準位相にリセットすること
により、FMキャリアを画面上で映像信号と同期させ、従
って復調映像帯域内に混入してくるFMキャリアスペクト
ルの下側波帯も画面上では見かけ上、静止状態にでき
る。
ところで、流れるビート縞を人間が検知する感度は極
めて高く、ビート縞振幅は、映像信号振幅に比べて1/20
0倍でも検知でき、ホームビデオでの許容限は−35dB前
後と言われている。しかし、ビート縞が静止すると、再
生画像歪みとして現れるので、1/20程度の静止ビート縞
の混入があっても画面安定度を劣化させることはない。
従って、従来ダブラ出力に接続されていたハイパスフィ
ルタを使用しなくても支障がでないだけでなく、周波数
偏移ΔFを大きくしても反転現象(尾引きノイズの発
生)を回避できる。
〔発明の効果〕
請求項第1項の発明に係る磁気記録再生装置は、以上
のように、AFC回路を有するFM変調器と、時間軸補正の
ためのデータを書き込むメモリを有する時間軸補正回路
と、記録時に前記FM変調器のAFC用基準周波数を記録映
像信号の水平同期パルスの周波数の整数倍に設定し、そ
れを水平同期パルス先端に対応するFMキャリア周波数と
すると共に、水平同期パルスの周期毎に該パルス前縁
で、水平同期パルス先端に対応するFMキャリアの位相を
基準位相にリセットするタイミング信号発生手段と、再
生時に再生FM映像信号から水平同期パルスを検出して出
力する水平同期パルス検出手段と、前記水平同期パルス
検出手段からの水平同期パルスの前縁で再生FM映像信号
中のバースト信号をゲートするゲート手段と、前記水平
同期パルス検出手段からの水平同期パルスの後縁で上記
バースト信号中の所定のゼロクロス点を検出し、前記時
間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパルスを出力する
メモリ書き込みトリガパルス発生手段とを備え、少なく
とも2逓倍器とパルスカウント式FM復調器とから前記FM
復調部を構成し、前記2逓倍器の出力を前記パルスカウ
ント式FM復調器に直接入力するような構成である。
それゆえ、従来の再生系においてダブラ(2逓倍器)
とパルスカウント式FM復調器との間に設けられていたビ
ート縞防止用のハイパスフィルタが省略できるので、低
コスト化が可能となると共に、FMキャリア周波数の低域
シフトにより、FMキャリアのCN比が改善される。さら
に、FMキャリアの周波数偏移量の増大により、復調映像
信号のSN比が改善される等の効果を併せて奏する。
また、請求項第2項の発明に係る磁気記録再生装置
は、以上のように、AFC回路を有するFM変調器、および
時間軸補正のためのデータを書き込むメモリを有する時
間軸補正回路と、記録時に、前記FM変調器のAFC用基準
周波数を記録映像信号の水平同期パルスの周波数の整数
倍に設定し、それを水平同期パルス先端に対応するFMキ
ャリア周波数とすると共に、水平同期パルスの周期毎に
該パルス前縁で、水平同期パルス先端に対応するFMキャ
リアの位相を基準位相にリセットするタイミング信号発
生手段と、再生時に、再生映像信号をFM復調するFM復調
器と、前記FM復調器の出力から水平同期パルスを検出し
て出力する水平同期パルス検出手段と、前記水平同期パ
ルス検出手段からの水平同期パルスの前縁で前記FM復調
器出力中のバースト信号をゲートするゲート手段と、前
記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの後縁
で上記バースト信号中の所定のゼロクロス点を検出し、
前記時間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパルスを出
力するメモリ書き込みトリガパルス発生手段とを備え、
再生時に、前記FM復調器とは別に映像信号復調用のFM復
調部を備え、少なくとも2逓倍器とパルスカウント式FM
復調器とから前記FM復調部を構成し、前記2逓倍器の出
力を前記パルスカウント式FM復調器に直接入力するよう
な構成である。
それゆえ、上記請求項第1項の発明に係る効果と同様
に、従来必要とされたビート縞防止用のハイパスフィル
タが省略できるので、低コスト化が可能となると共に、
FMキャリアのCN比が改善され、復調映像信号のSN比が改
善される等の効果を併せて奏する。
また、請求項第3項の発明に係る磁気再生装置は、以
上のように、再生FM映像信号をFM復調するFM復調部と、
前記FM復調部の出力から水平同期パルスを検出して出力
する水平同期パルス検出手段と、前記水平同期パルス検
出手段からの水平同期パルスの前縁で再生FM映像信号中
のバースト信号をゲートするゲート手段と、前記水平同
期パルス検出手段からの水平同期パルスの後縁で上記バ
ースト信号中の所定のゼロクロス点を検出し、時間軸補
正回路のメモリ書き込みトリガパルスを出力するメモリ
書き込みトリガパルス発生手段とを備え、少なくとも2
逓倍器とパルスカウント式FM復調器とから前記FM復調部
を構成し、前記2逓倍器の出力を前記パルスカウント式
FM復調器に直接入力するような構成である。
それゆえ、従来の再生系においてダブラ(2逓倍器)
とパルスカウント式FM復調器との間に設けられていたビ
ート縞防止用のハイパスフィルタが省略できるので、低
コスト化が可能となると共に、FMキャリア周波数の低域
シフトにより、FMキャリアのCN比が改善される。さら
に、FMキャリアの周波数偏移量の増大により、復調映像
信号のSN比が改善される等の効果を併せて奏する。
また、請求項第4項の発明に係る磁気再生装置は、以
上のように、再生FM映像信号をFM復調するFM復調器と、
前記FM復調器の出力から水平同期パルスを検出して出力
する水平同期パルス検出手段と、前記水平同期パルス検
出手段からの水平同期パルスの前縁で前記FM復調器出力
中のバースト信号をゲートするゲート手段と、前記水平
同期パルス検出手段からの水平同期パルスの後縁で上記
バースト信号中の所定のゼロクロス点を検出し、前記時
間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパルスを出力する
メモリ書き込みトリガパルス発生手段とを備え、再生時
に、前記FM復調器とは別に映像信号復調用のFM復調部を
備え、少なくとも2逓倍器とパルスカウント式FM復調器
とから前記FM復調部を構成し、前記2逓倍器の出力を前
記パルスカウント式FM復調器に直接入力するような構成
である。
それゆえ、上記請求項第3項の発明に係る効果と同様
に、ビート縞防止用のハイパスフィルタの省略に伴う低
コスト化が可能となると共に、FMキャリアのCN比が改善
され、復調映像信号のSN比が改善される等の効果を併せ
て奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示すもので
ある。 第1図は、本発明に係る磁気記録再生装置のFM変調器の
構成の要部を示すブロック図である。 第2図(a)(b)は、本発明に係る磁気記録再生装置
の原理的なFM復調系の構成例の要部、および実用的なFM
復調系の構成例の要部を示すブロック図である。 第3図ないし第7図は、従来例を示すものである。 第3図は、従来のFM変調・復調系の構成例の要部を示す
ブロック図である。 第4図(a)(b)は、第3図に示した信号処理回路の
入力、および出力の波形図である。 第5図(a)〜(f)は、第3図に示したFM復調系の各
部のFMキャリアスペクトル波形図である。 第6図(a)〜(c)は、パルスカンウト式FM復調器に
おける2逓倍復調動作を示す説明図である。 第7図(a)〜(f)は、映像信号が水平同期パルスに
対して一定の位相を有し、且つFMキャリアが水平同期パ
ルスに対して90°の位相差を有する場合に、ビート縞が
発生することを示す説明図である。 4はタイミング信号発生器(タイミング信号発生手
段)、9はダブラ(2逓倍器)、11はパルスカウント式
FM復調器、13はTBC回路、15はFM復調器、16は水平同期
パルス検出器(水平同期パルス検出手段)、17はゲート
回路(ゲート手段)、18は書き込みトリガパルス発生器
(書き込みトリガパルス発生手段)、50はFM復調部(FM
復調部)である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AFC回路を有するFM変調器と、 時間軸補正のためのデータを書き込むメモリを有する時
    間軸補正回路と、 記録時に、前記FM変調器のAFC用基準周波数を記録映像
    信号の水平同期パルスの周波数の整数倍に設定し、それ
    を水平同期パルス先端に対応するFMキャリア周波数とす
    ると共に、水平同期パルスの周期毎に該パルス前縁で、
    水平同期パルス先端に対応するFMキャリアの位相を基準
    位相にリセットするタイミング信号発生手段と、 再生時に、再生FM映像信号をFM復調するFM復調部と、 前記FM復調部の出力から水平同期パルスを検出して出力
    する水平同期パルス検出手段と、 前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの前
    縁で再生FM映像信号中のバースト信号をゲートするゲー
    ト手段と、 前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの後
    縁で上記バースト信号中の所定のゼロクロス点を検出
    し、前記時間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパルス
    を出力するメモリ書き込みトリガパルス発生手段とを備
    え、 少なくとも2逓倍器とパルスカウント式FM復調器とから
    前記FM復調部を構成し、前記2逓倍器の出力を前記パル
    スカウント式FM復調器に直接入力するように構成してな
    ることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】AFC回路を有するFM変調器と、 時間軸補正のためのデータを書き込むメモリを有する時
    間軸補正回路と、 記録時に、前記FM変調器のAFC用基準周波数を記録映像
    信号の水平同期パルスの周波数の整数倍に設定し、それ
    を水平同期パルス先端に対応するFMキャリア周波数とす
    ると共に、水平同期パルスの周期毎に該パルス前縁で、
    水平同期パルス先端に対応するFMキャリアの位相を基準
    位相にリセットするタイミング信号発生手段と、 再生時に、再生映像信号をFM復調するFM復調器と、 前記FM復調器の出力から水平同期パルスを検出して出力
    する水平同期パルス検出手段と、 前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの前
    縁で前記FM復調器出力中のバースト信号をゲートするゲ
    ート手段と、 前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの後
    縁で上記バースト信号中の所定のゼロクロス点を検出
    し、前記時間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパルス
    を出力するメモリ書き込みトリガパルス発生手段とを備
    え、 再生時に、前記FM復調器とは別に映像信号復調用のFM復
    調部を備え、少なくとも2逓倍器とパルスカウント式FM
    復調器とから前記FM復調部を構成し、前記2逓倍器の出
    力を前記パルスカウント式FM復調器に直接入力するよう
    に構成してなることを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】記録時に映像信号がFM変調されて記録さ
    れ、且つ前記映像信号中の水平同期パルス先端に対応す
    るFMキャリアの位相が前記水平同期パルスの周期毎に該
    パルス前縁の基準位相でリセットされると共に、前記水
    平同期パルス先端に対応する前記FMキャリアの周波数が
    前記水平同期パルスの周波数の整数倍に設定されて記録
    された磁気記録媒体を再生する磁気再生装置であって、 再生FM映像信号をFM復調するFM復調部と、 前記FM復調部の出力から水平同期パルスを検出して出力
    する水平同期パルス検出手段と、 前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの前
    縁で再生FM映像信号中のバースト信号をゲートするゲー
    ト手段と、 前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの後
    縁で上記バースト信号中の所定のゼロクロス点を検出
    し、前記時間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパルス
    を出力するメモリ書き込みトリガパルス発生手段とを備
    え、 少なくとも2逓倍器とパルスカウント式FM復調器とから
    前記FM復調部を構成し、前記2逓倍器の出力を前記パル
    スカウント式FM復調器に直接入力するように構成してな
    ることを特徴とする磁気再生装置。
  4. 【請求項4】記録時に映像信号がFM変調されて記録さ
    れ、且つ前記映像信号中の水平同期パルス先端に対応す
    るFMキャリアの位相が前記水平同期パルスの周期毎に該
    パルス前縁の基準位相でリセットされると共に、前記水
    平同期パルス先端に対応する前記FMキャリアの周波数が
    前記水平同期パルスの周波数の整数倍に設定されて記録
    された磁気記録媒体を再生する磁気再生装置であって、 再生映像信号をFM復調するFM復調器と、 前記FM復調器の出力から水平同期パルスを検出して出力
    する水平同期パルス検出手段と、 前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの前
    縁で前記FM復調器出力中のバースト信号をゲートするゲ
    ート手段と、 前記水平同期パルス検出手段からの水平同期パルスの後
    縁で上記バースト信号中の所定のゼロクロス点を検出
    し、前記時間軸補正回路のメモリ書き込みトリガパルス
    を出力するメモリ書き込みトリガパルス発生手段とを備
    え、 再生時に、前記FM復調器とは別に映像信号復調用のFM復
    調部を備え、少なくとも2逓倍器とパルスカウント式FM
    復調器とから前記FM復調部を構成し、前記2逓倍器の出
    力を前記パルスカウント式FM復調器に直接入力するよう
    に構成してなることを特徴とする磁気再生装置。
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ES91305059T ES2095910T3 (es) 1990-06-04 1991-06-04 Aparato de reproduccion magnetica y aparato de grabacion/reproduccion magneticas.
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