JPH02312470A - 反転現象補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号を周波数変換し記録再生を行なう磁
気記録再生装置（Ｕ下ＶＴＲと略す）において、その再
生信号の反転現象を補正する反転現象補正装置に関する
ものである。

従来の技術 従来のＶＴＲの再生系の一部のブロック図を第３図に、
また、第３図の各部の波形を第４図に示す。

第３図において、１の再生周波数変調信号入力端子に、
第４図（Ａ）に示すような再生周波数変調信号が入力さ
れ、復調器２．検出器３に供給される。

第４図（Ａ）に示す信号は、ａ部にドロップアウトが発
生しているものとする。復調器２は、入力された周波数
変調信号を映像信号に復調し、ＬＰＦ４に出力する。Ｌ
ＰＦ４では、復調器２より出力された、周波数変調信号
のキャリアの高調波成分がのった映像信号より、周波数
変調信号のキャリアの高調波成分を除去し、第４図（Ｂ
）に示すような信号をディエンファシス回路７に供給す
る。第４図（Ｂ）において、ｃ、ｄはそれぞれ、ホワイ
トクリップレベル、ダーククリップレベルを示す。第４
図（Ｂ）に示した再生映像信号では、ｂの部分で反転現
象が発生しているものとする。また、検出器３では、入
力された再生周波数変調信号のドロップアウト期間を検
出し、ドロップアウト期間プラス、第４図（Ｃ）のどの
期間Ｈｉとなる、第４図（Ｃ）に示すようなドロップア
ウト補償パルスを出力する。ここてｇは、Ｌ　Ｐ　Ｆ　
８の遅延期間を１としたときに、ｇ＞ｉであるとする。

また、ディエンファシス回路７ては、入力された第４図
（Ｂ）に示すような信号の高域成分を減衰し、ＬＰＦ８
に供給する、ＬＰＦ８ては再生映像信号の帯域を決定し
、第４図（Ｄ）に示すような信号を切換回路９の第１の
入力端子に供給する。切換回路９の第２の入力端子には
、切換回路９の出力信号が一水平同期期間遅延回路１０
により、−水平同期期間遅延された信号が供給される。

切換回路９は、検出器３より供給される第４図（Ｃ）に
示すような信号によって制御され、第４図（Ｃ）に示す
信号がＬｏのときには、第１の入力端子に供給された信
号が、また、Ｈｉのときには、第２の入力端子に供給さ
れた信号が、それぞれ出力されるように動作する。よっ
て、再生映像信号出力端子１１には、第４図（Ｅ）に示
すような、ドロップアウト期間のノイズが、−水平同期
期間前の信号ですげかえられた再生映像信号が出力され
る。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、第４図（Ｂ）のｂ
のように反転現象が発生したさきに、これを補償する手
段がないので、再生画面が非常に見苦しくなるという問
題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、反転現象が発生した部分の
信号を補償し、再生画面への反転現象の影響をな（ずよ
うにした反転現象補正装置を提供するものである。

課題を解決するだめの手段 」二足問題点を解決するために本発明の反転現象補正装
置は、周波数変調映像信号を復調する復調器と、映像信
号の高域成分を減衰さゼる高域減衰器と、ローパスフィ
ルタとが口１列に接続され、切換回路の第１の入力端子
と前記Ｉローパスフィルタの出力が接続され、前記切換
回路の出力が−・水平同期期間遅延器に接続され、前記
−水平同期期間の出力と前記切換回路の第２の入力端子
が接続され、前記周波数変調映像信号のド１］ツプアｌ
り１・を検出する第１の検出器と、前記復調器の出力信
号の所定のレベルを検出する第２の検出器と、前記、第
１．第２の検出器の出力信号を混合する混合器と、前記
混合器の出力信号により、前記切換回路を切換えるとい
う構成を備えたものである。

作用 本発明の反転現象補正装置は、復調後の映像信号のレベ
ルによって反転現象が発生しているところを検出し、検
出した期間を一水平同期期間前の映像信号にすげかえて
いるので、再生画面に反転現象の影響が出ることがなく
、好適な再生画質が得られる。

実施例 以下本発明のヤブレ補正装置について、図面を参照しな
がら説明する。第１図は本発明の実施例のヤブレ補正装
置のブロック図を示すものである。第２図は、第１図に
おいての各部の波形を示すものである。

第１図において、■の再生周波数信号入力端子に、第２
図（Ａ）に示すような再生周波数変調信号が入力され、
復調器２．検出器３に供給される。

第２図（Ａ）に示す信号は、ａ部にドロップアウトが発
生しているものとする。復調器２は、入力された周波数
変調信号を映像信号に復調し、ＬＰＦ４に出力する。Ｌ
ＰＦ４では、復調器２より出力された、周波数変調信号
のキャリアの高調波成分がのった映像信号より周波数変
調信号のキャリアの高調波成分を除去し、第２図（Ｂ）
に示すような信号をディエンファシス回路７と、検出器
５に供給する。第２図（Ｂ）において、ｃ、ｄはそれぞ
れ、ポワイトクリップレベル、ダーククリップレベルを
示す。第２図（Ｂ）に示した再生映像信号では、ｂの部
分で反転現象が発生しているものとする。

また、検出器３では、入力された再生周波数変調信号の
１・［」ツブアウト期間を検出し、Ｆ’　ＩＪ　ツブｊ
′ウド期間プラス、第２図（Ｃ）に示ずｇの期間１−１
　ｉとなるような、第２図（Ｃ）に示すようなドロップ
アウト補償パルスを混合器すに出力する。ここてｇは、
ＬＰＦ８の遅延時間を１としたときに、ｇ〉１であると
する。また、検出器５では、第２図（Ｂ）に示すＬ　Ｐ
　Ｆ　４の出力信号レベルが、ｅのレベルより大きい期
間とｆのレベルより小さい期間と、それぞれ後縁にＩ〕
の期間加えた期間Ｈｉとなるような、第２図（Ｄ）に示
すような反転現象補正パルスを混合器６に出力する。こ
こでｅ、ｆはｅｔｃ。

ｆ＜ｄとなるように設定されている。また、ｈは、Ｌ　
Ｐ　Ｆ　８の遅延時間を１としたときに、１１〉ｉであ
るとする。

また、ディエンファシス回路７では、入力された第２図
（Ｂ）に示すような信号の高域成分を減衰し、Ｌ　Ｐ　
Ｆ　８に供給する。Ｌ、　Ｐ　Ｆ　８ては再生映像信号
の帯域を決定し、第２図（Ｆ）に示すような信号を切換
回路９の第１の入力端子に供給する。切換回路９の第２
の入力端子には、切換回路９の出力信号が一水平同期期
間遅延回路１０により、−水平同期期間遅延された信号
が供給される。また、混合器６は、入力される第２図（
Ｃ）、（Ｄ）に示す信号の両方またはどちらか一方がＨ
ｌのときにＨｉとなる第２図（Ｅ）に示すような信号を
切換回路９に出力する。切換回路９は、混合器６より供
給される第２図（Ｅ）に示すような信号によって制御さ
れ、第２図（Ｅ）に示す信号がＬ　ｏのときには、第１
の入力端子に供給された信号が、また、Ｈｌのときには
、第２の入力端子に供給された信号が、それぞれ出力さ
れるように動作する。よって、再生映像信号出力端子１
１には、第２図（Ｇ）に示すような、ドロップアウト期
間のノイズと、反転現象が発生している期間とが、−水
平同期期間前の信号ですげかえられた再生映像信号が出
力される。

発明の効果 以上のように本発明の反転現象補正装置によれば、周波
数変調信号が、復調されたあとの信号レベルによって、
反転現象が発生している期間を検出し、反転現象が発生
している部分を一水平同期期間前の信号ですげかえてい
るので、再生画面が反転現象の影響で見苦しくなること
がないというすぐれた効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第２
図は本実施例の各部の波形図、第３図は従来例の構成を
示すブロック図、第４図は従来例の各部の波形図である
。 １・・・・・・再生周波数変調信号入力端子、２・・・
・・・復調器、３・・・・・・検出器、４・・・・・・
ローパスフィルタ、５・・・・・・検出器、６・・・・
・・混合器、７・・・・・・ディエンファシス回路、８
・・・・・・ローパスフィルタ、９・・・・・・切換回
路、１０・・・・・・−水平同期期間遅延回路、１１・
・・・・・再生映像信号出力端子。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名−〇　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 映像信号の高域成分を強調し、周波数変調し、記録再生
   する磁気記録再生装置において、周波数変調映像信号を
   復調する復調器と、映像信号の高域成分を減衰させる高
   域減衰器と、ローパスフィルタとが直列に接続され、切
   換回路の第１の入力端子と前記ローパスフィルタの出力
   が接続され、前記切換回路の出力と一水平同期期間遅延
   器が接続され、前記一水平同期期間遅延器の出力と前記
   切換回路の第２の入力端子が接続され、前記周波数変調
   映像信号のドロップアウトを検出する第１の検出器と、
   前記復調器の出力信号の所定のレベルを検出する第２の
   検出器と、前記、第１、第２の検出器の出力信号を混合
   する混合器と、前記混合器の出力信号により、前記切換
   回路を切換えることを特徴とした反転現象補正装置。