JPH0787360A - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

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JPH0787360A
JPH0787360A JP5231471A JP23147193A JPH0787360A JP H0787360 A JPH0787360 A JP H0787360A JP 5231471 A JP5231471 A JP 5231471A JP 23147193 A JP23147193 A JP 23147193A JP H0787360 A JPH0787360 A JP H0787360A
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JP
Japan
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signal
contour
circuit
value
intermediate value
Prior art date
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Pending
Application number
JP5231471A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Ikeda
一雅 池田
Katsumi Izawa
克美 井澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 S/Nが悪く時間軸変動が大きい、特に家庭
用VTRなどの再生信号に対して、正しい輪郭補正を行
うことができる。 【構成】 入力端子1に入力された信号Aを、第1,第
2の遅延回路2,3により遅延して遅延信号Cを得る。
信号Aから輪郭中間値検出回路4を通して輪郭中間値S
を得る。信号Aと遅延信号Cと輪郭中間値Sに基づい
て、最大値検出回路5により最大値Fを得る。信号Aと
遅延信号Cと輪郭中間値Sに基づいて、最小値検出回路
6により最小値Gを得る。最大値および最小値を加算器
7により加算値F+Gを得、その値から輪郭中間値を減
算器8により減算して輪郭補正信号Hを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像信号の輪郭を補
正し、トランジェント時間を急峻にして画質改善を図る
輪郭補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】トランジェントのなまった画像信号を輪
郭補正する従来の回路について、図7と同図の各部波形
図を示した図8とともに説明する。入力端子71に入力
された入力信号aを、第1の遅延回路72により遅延さ
れたbと第2の遅延回路73とより遅延されたcの出力
を得る。各信号a〜cを入力し、2次微分信号検出回路
74により検出された信号dは、センタ−信号bに対す
る2次微分信号である。このd信号を入力した判別回路
75は、あらかじめ決められたレベル以上の場合ハイレ
ベル(以下、Hと記す。)を出力する。出力信号eは信
号dの正レベル期間T1でHとなり、零期間および負期
間T2でロウレベル(以下、Lと記す。)となる。
【0003】一方、a〜cの3つの信号を最大値検出回
路76に入力し、ここでこれら信号の最大値を検出して
信号fを得る。同様に、最小値検出回路77により信号
a〜cの最小値gを得る。この最大値信号fと最小値信
号gのいずれかを、切換回路78を信号eにより選択的
に切り換え、出力hを得、出力端子77に導出する。出
力h信号は、センタ信号bに対し、トランジェント時間
を短縮し輪郭補正された信号となる。
【0004】しかし、上記回路は時間軸のずれた信号を
切換回路78で切り換え補正をしている。このとき用い
る切換回路78は、切換ノイズの発生しない、DCオフ
セットのないものが必要となる。そのような切換回路7
8は回路規模が大きくなるのが一般的である。
【0005】またノイズの多い信号や時間軸変動が大き
い信号が入力された場合、輪郭部を検出する判別回路7
5で検出誤動作が生づる。その際、画像輪郭部が横方向
に変動しジャリジャリした妨害が発生し、画質劣化とな
る。図9は色信号に図7の輪郭補正回路を適用した場合
のTV画面上での妨害の様子を模式的に示したものであ
り、左が赤、右が緑の場合で、(a)は妨害がない場
合、(b)は輪郭部にジャリジャリとした妨害が発生し
ている様子を示したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の輪郭補
正回路は、切換回路にて切換ノイズが発生する。それを
防ぐためには、切換ノイズの発生しない、DCオフセッ
トのないものが必要である。概して、そのような切換回
路は、回路規模が大きいものとなる。また、ノイズの多
い信号や時間軸変動が大きい信号が入力された場合、輪
郭部を検出する判別回路で検出誤動作が生じ、補正画像
輪郭部にジャリジャリした妨害が生じ易くなる。この発
明は、S/Nが悪く時間軸変動が大きい、特に家庭用V
TRなどの再生信号に対して、正しい輪郭補正を行うこ
とができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の輪郭補正回路
は、入力信号を遅延して遅延信号を得る遅延回路と、前
記入力信号から輪郭中間値を得る輪郭中間値検出回路
と、前記入力信号と前記遅延信号と前記輪郭中間値とか
ら最大値を得る最大値回路と、前記入力信号と前記遅延
信号と前記輪郭中間値とから最小値を得る最小値回路
と、前記最大値と前記最小値との加算値から輪郭中間値
を減算し、輪郭補正信号を得る加減算器とからなること
を特徴とする。
【0008】
【作用】上記した手段により、最大値回路と最小値回路
の出力を加算器により加算された信号と入力された信号
の輪郭中間値を減算して、輪郭補正していることから切
換ノイズ・DCオフセットを原理的になくすことができ
る。また、判別機能も最大値回路と最小値回路が合わせ
もつ構成となるので、誤検出がない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1は、輝度信号や色差信号など
ベースバンド信号に使用した、この発明の一実施例を説
明するための回路構成図であり、図2は、図1の各構成
部分の信号波形図である。
【0010】入力端子1に入力された入力信号Aを第1
の遅延回路2と第2の遅延回路3を通して遅延信号B、
Cを得る。入力信号Aは図2に示すように輪郭部のトラ
ンジェント時間が大きくなまった信号である。また、一
個でよい遅延回路を、第1の遅延回路2と第2の遅延回
路3を分けたのは、従来例に対応して説明するためであ
る。遅延信号Bはこの発明のシステム遅延を考慮した入
力信号という意味を持つ。
【0011】入力信号Aから輪郭中間値検出回路4で輪
郭中間値検出信号Sを得る。この検出信号Sと入力信号
A,遅延信号Cから最大値Fを最大値検出回路5を介し
て得る。同様に各信号A,C,Sから最小値Gを最小値
検出回路6を介して得る。この最大値Fと最小値Gを加
算器7により加算すると加算信号F+Gとなる。この加
算器7の出力は、センタ信号Bとその輪郭補正信号と輪
郭中間値検出信号Sとの和となっている。
【0012】従って、加算信号F+G信号から輪郭中間
値検出信号Sを、減算器8により減算することで、出力
端子9に輪郭補正された信号Hを得ることができる。な
お、加算器7と減算器8はあわせて単一構成の加減算器
でもよい。結果、輪郭補正後の信号が得られる。
【0013】この実施例では、簡単な構成にできるばか
りか、加算器を用いた構成を取ることにより切換えによ
るノイズの発生を防止でき、色信号の輪郭部のノイズを
低減できる。
【0014】図3は輪郭中間値検出回路4の具体的な回
路例を示すものである。輪郭中間値検出信号Sはセンタ
信号Bのトランジェント部中央を横切る信号が必要であ
る。輪郭中間値検出回路4に入力される入力信号Aを、
遅延回路4a,4bにより遅延し、係数器4c,4d,
4eでそれぞれ係数処理を行い、加算器4fで加算す
る。この加算器4fの出力が、2次微分信号となる。
【0015】図4は入力信号Aを遅延回路4aを通過さ
せて得た主信号と2次微分信号の関係を示してある。こ
の2次微分信号を係数器4gにより係数処理を行って、
加算器4hにて主信号と加算して輪郭中間値検出信号S
を得る。係数器4c,4d,4e,4gのそれぞれの係
数k1〜k4の係数例としては、k1=2.5,k2=
5,k3=2.5,k4=1である。
【0016】図5は図3を簡略化した輪郭中間値検出回
路4の他の具体的な回路例を示すものである。この回路
は係数器4gと加算器4hを削除し、加算器4fの出力
から輪郭中間値検出信号Sを得ている。この場合でも、
係数器4c〜4dの各係数例を、k’1=2.5,k’
2=4,K’3=2.5とすることにより、図3と同特
性のフィルタが構成できる。
【0017】図6はこの発明の輪郭補正回路を、色信号
のように搬送波で変調された信号に応用した例を示すも
のである。入力された色信号を位相検波回路61により
位相成分を検波し、振幅検波回路62により振幅成分を
検波する。検波された振幅成分は図1に構成した輪郭補
正回路63により輪郭補正する。輪郭補正回路32より
出力される輪郭補正された信号と位相検波回路61から
の位相成分とをAM変調回路64で再変調し、輪郭補正
された色信号出力を得ることができる。
【0018】このように、AM変調回路64から出力さ
れる色信号は、輪郭補正回路32のもつ図2のHに示さ
れるトランジェント時間の短い特性となことから、輪郭
の改善された色信号を得ることができる。
【0019】また、色信号に応用した輪郭補正について
述べたが、輝度輪郭を補正する回路に図1の輪郭補正回
路を応用してもよく、この場合、トランジェント時間の
短い、輪郭の改善された輝度信号を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように,この発明の輪郭補
正回路によれば、簡単な回路構成により輪郭部のトラン
ジェント時間が短くできて、良好に輪郭補正された画像
を得るばかりか、色エッジ部のノイズ成分の低減も可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するための回路構成
図。
【図2】図1の動作を説明するための信号波形図。
【図3】図1の輪郭中間値検出回路の具体例を説明する
ための回路構成図。
【図4】図3の動作を説明するための信号波形図。
【図5】図1の輪郭中間値検出回路の他の具体例を説明
するための回路構成図。
【図6】この発明の応用例について説明するための回路
構成図。
【図7】従来の輪郭補正回路を説明するための回路構成
図。
【図8】図7の動作を説明するための信号波形図。
【図9】従来回路の画面の妨害状態を説明するための模
式図。
【符号の説明】
2………第1の遅延回路 3………第2の遅延回路 4………輪郭中間値検出回路 5………最大検出回路 6………最小検出回路 7………加算器 8………減算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の輪郭部分のトランジェント時
    間を短縮して映像信号の輪郭部を補正する輪郭補正回路
    において、 入力された信号を遅延して遅延信号を得る遅延回路と、 前記入力信号から輪郭中間値を得る輪郭中間値検出回路
    と、 前記入力信号と前記遅延信号と前記輪郭中間値とから最
    大値を得る最大値回路と、 前記入力信号と前記遅延信号と前記輪郭中間値とから最
    小値を得る最小値回路と、 前記最大値および最小値との加算値から前記輪郭中間値
    を減算し輪郭補正信号を得る加減算器とからなる輪郭補
    正回路。
  2. 【請求項2】 輪郭中間値検出回路は、入力された信号
    の主信号に2次微分信号を加算して輪郭中間値を得る回
    路であることを特徴とする請求項1記載の輪郭補正回
    路。
  3. 【請求項3】 変調された色信号の輪郭部分のトランジ
    ェント時間を短縮して、該色信号の輪郭部を補正する色
    信号の輪郭補正回路において、 前記色信号を位相成分と振幅成分に分け、前記振幅成分
    を前記遅延回路に入力し、前記加減算器の出力から輪郭
    補正された信号を得、該輪郭補正された信号と前記位相
    成分を変調器を用いて再変調することによって、輪郭補
    正された色出力信号を得ることを特徴とする請求項1記
    載の輪郭補正回路。
JP5231471A 1993-09-17 1993-09-17 輪郭補正回路 Pending JPH0787360A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1359747A1 (en) * 2001-05-11 2003-11-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal contour corrector
US7391920B2 (en) 2003-11-04 2008-06-24 Fujifilm Corporation Image processing method, apparatus, and program
US7511542B2 (en) 2006-11-24 2009-03-31 Yokogawa Electric Corporation Frequency dividing circuit

Cited By (4)

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