JP3122261B2 - Fm復調装置 - Google Patents

Fm復調装置

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JP3122261B2
JP3122261B2 JP04306780A JP30678092A JP3122261B2 JP 3122261 B2 JP3122261 B2 JP 3122261B2 JP 04306780 A JP04306780 A JP 04306780A JP 30678092 A JP30678092 A JP 30678092A JP 3122261 B2 JP3122261 B2 JP 3122261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR(Video Tape R
ecorder )等の磁気記録再生装置における再生信号の反
転現象を抑えたFM復調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、VTRのための従来のFM復調
装置の構成の一例を示すブロック図である。図6におい
て、1はVTRヘッドからの再生FM輝度信号が入力さ
れる入力端子、2,3は同じT1の遅延時間を持つ第1
及び第2の遅延回路(DL)、4は加算器、5は可変増
幅回路(GCA)、6は減算器、7はイコライザ(E
Q)、8はリミッタ回路(LIM)、9は単安定マルチ
バイブレータ回路(以下、モノマルチ回路(MM)と略
す。)、10はローパスフィルタ(LPF)、11は再
生輝度信号が出力される出力端子である。
【0003】以上のように構成された従来のFM復調装
置について、以下その動作を詳細に説明する。
【0004】まず、入力端子1より図7に示すような周
波数特性を持つ再生FM輝度信号が入力される。ヘッド
の出力特性は高い周波数領域で出力振幅が減少する傾向
を示しており、そのため高域ではCN比(キャリア対ノ
イズ比)が劣化している。入力端子1は、同じ遅延時間
T1を持つ第1及び第2の遅延回路2,3に直列に接続
されている。そして、第1の遅延回路2の入力信号と第
2の遅延回路3の出力信号は、加算器4で加算される。
加算器4で加算された信号を可変増幅回路5に入力し、
この可変増幅回路5の出力信号から第1の遅延回路2の
出力信号を減算器6で減算することにより、位相ひずみ
のない周波数特性を実現している。
【0005】さらに、減算器6の出力信号の周波数特性
及び位相特性を整えるために、減算器6の出力信号はイ
コライザ7に接続される。イコライザ7の出力信号は、
図8に示すように、再生FM輝度信号のホワイトピーク
周波数(S−VHSモードにおいて7MHz)付近にピ
ークを持つ周波数特性となっている。イコライザ7の出
力信号は、リミッタ回路8にて方形波に変換され、立ち
上がり及び立ち下がりの両エッジでトリガされるモノマ
ルチ回路9でゼロクロス点を検出することによって、再
生FM輝度信号の2倍の周波数を持った、一定振幅、一
定パルス幅のパルス信号となる。このパルス信号をロー
パスフィルタ10に通すと、出力端子11より再生輝度
信号を取り出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、上記のような
再生FM輝度信号を取り扱うFM復調装置では、記録時
のエンファシスで生じたオーバーシュート部分でのゼロ
クロス点の欠落、いわゆる反転現象が生じやすくなる。
そこで、図6に示す上記従来のFM復調装置では、反転
現象が発生しないように、再生FM輝度信号のホワイト
ピーク周波数(7MHz)付近にピーキングをかけるよ
うイコライザ7の周波数特性を設定していた。ところ
が、このために復調後の信号のSN比に対して悪影響を
与えるという問題が生じていた。
【0007】つまり、キャリアレベルが7MHz付近に
ピークを持つよう設定したため、図8に示すように、ノ
イズレベルも同様に7MHz付近にピークを持つように
なる結果、低輝度(6MHz付近)においては、下側波
帯に対して上側波帯のノイズレベルが高くなる。このノ
イズバランスの悪さのため、復調後のSN比ひいては解
像度が悪くなっていた。
【0008】本発明の目的は、反転現象を抑えながら復
調後の信号のSN比及び解像度を改善することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、低輝度時のノイズバランスの改善を最優
先にした周波数特性を持つメインパス系と、ゼロクロス
点の欠落防止を最優先にした周波数特性を持つサブパス
系とを並立させ、かつサブパス系の信号をメインパス系
の信号に対して一定時間遅延させ、メインパス系でゼロ
クロス点の欠落が発生したときのみサブパス系のゼロク
ロス点に置き換える構成を採用したものである。
【0010】具体的には、請求項1の発明は、図1及び
図4に示すように、磁気記録再生装置のヘッドからの再
生FM輝度信号の周波数特性及び位相特性を整えるため
のイコライザ(EQ)7と、イコライザ7の出力信号が
入力される第1の遅延回路(DL)2と、第1の遅延回
路2と同じ遅延時間T1を持ちかつ該第1の遅延回路2
の出力信号が入力される第2の遅延回路3と、第1の遅
延回路2の入力信号と第2の遅延回路3の出力信号とを
加算するための加算器4と、各々加算器4の出力信号を
増幅するための第1及び第2の可変増幅回路(GCA)
12,13と、第1の可変増幅回路12の出力信号から
第1の遅延回路2の出力信号を減算するための低輝度時
のノイズバランスが改善されるように周波数特性が設定
された第1の減算器14と、第2の可変増幅回路13の
出力信号から第1の遅延回路2の出力信号を減算するた
めの出力にゼロクロス点の欠落が生じないように周波数
特性が設定された第2の減算器15と、第1の減算器1
4の出力信号を方形波に変換するための第1のリミッタ
回路(LIM)16と、遅延時間T2を持ちかつ第2の
減算器15の出力信号が入力される第3の遅延回路21
と、第3の遅延回路21の出力信号を方形波に変換する
ための第2のリミッタ回路17と、第1及び第2のリミ
ッタ回路16,17の各出力信号の論理操作により復調
動作を行いかつ第1の減算器14の出力信号において欠
落したゼロクロス点を第2の減算器15の出力信号中の
ゼロクロス点で補償するようにパルス信号を出力するた
めのタイミング回路41,42と、タイミング回路4
1,42の出力信号を再生輝度信号に変換するためのロ
ーパスフィルタ(LPF)10とを備えた構成を採用し
たものである。
【0011】請求項2の発明では、図1に示すように、
前記タイミング回路41は、第1のリミッタ回路16の
出力信号の立ち上がり及び立ち下がりの両エッジでトリ
ガされて一定パルス幅W1の負論理パルス信号を出力す
る第1のモノマルチ回路(MM)18と、第2のリミッ
タ回路17の出力信号の立ち上がり及び立ち下がりの両
エッジでトリガされて一定パルス幅W2の負論理パルス
信号を出力する第2のモノマルチ回路19と、第1及び
第2のモノマルチ回路18,19の各出力信号が入力さ
れるAND回路22と、該AND回路22の出力信号の
立ち下がりエッジのみでトリガされて一定パルス幅のパ
ルス信号を出力する第3のモノマルチ回路20とを備え
ることとした。
【0012】また、請求項3の発明では、前記第2のモ
ノマルチ回路19の出力パルス幅W2を、前記第1のモ
ノマルチ回路18の出力パルス幅W1より小さく設定す
ることとした。
【0013】請求項4の発明では、図4に示すように、
前記タイミング回路42は、第1のリミッタ回路16の
出力信号の立ち上がりエッジのみでトリガされて一定パ
ルス幅W1の負論理パルス信号を出力する第1のモノマ
ルチ回路(MM)23と、第2のリミッタ回路17の出
力信号の立ち上がりエッジのみでトリガされて一定パル
ス幅W2の負論理パルス信号を出力する第2のモノマル
チ回路24と、第1のリミッタ回路16の出力信号の立
ち下がりエッジのみでトリガされて一定パルス幅W3の
負論理パルス信号を出力する第3のモノマルチ回路25
と、第2のリミッタ回路17の出力信号の立ち下がりエ
ッジのみでトリガされて一定パルス幅W4の負論理パル
ス信号を出力する第4のモノマルチ回路26と、第1及
び第2のモノマルチ回路23,24の各出力信号が入力
される第1のAND回路29と、第3及び第4のモノマ
ルチ回路25,26の各出力信号が入力される第2のA
ND回路30と、第1のAND回路29の出力信号の立
ち下がりエッジのみでトリガされて一定パルス幅の負論
理パルス信号を出力する第5のモノマルチ回路27と、
第2のAND回路30の出力信号の立ち下がりエッジの
みでトリガされて第5のモノマルチ回路27と同じパル
ス幅の負論理パルス信号を出力する第6のモノマルチ回
路28と、第5及び第6のモノマルチ回路27,28の
各出力信号が入力される第3のAND回路31とを備え
ることとした。
【0014】請求項5の発明は、図4のタイミング回路
42中のモノマルチ回路の数を低減するように、前記第
1及び第2のAND回路29,30の各々の出力信号を
第3のAND回路31に直接入力し、該第3のAND回
路31の出力信号の立ち下がりエッジのみでトリガされ
て一定パルス幅のパルス信号を出力する第5のモノマル
チ回路を設けることとしたものである。
【0015】また、請求項6の発明では、前記第2のモ
ノマルチ回路24の出力パルス幅W2を前記第1のモノ
マルチ回路23の出力パルス幅W1より小さく設定し、
かつ前記第4のモノマルチ回路26の出力パルス幅W4
を前記第3のモノマルチ回路25の出力パルス幅W3よ
り小さく設定することとした。
【0016】
【作用】請求項1の発明によれば、第1のリミッタ回路
16を有するメインパス系に属する第1の減算器14の
周波数特性は、低輝度時のノイズバランスの改善を最優
先に考えて、復調後の信号の周波数帯域を伸ばすよう
に、例えば6MHz付近にブロードなピークを持つよう
設定される(図3参照)。このため、第1の減算器14
の出力信号にはゼロクロス点の欠落が生じる場合があ
る。これに対して、第3の遅延回路21及び第2のリミ
ッタ回路17を有するサブパス系に属する第2の減算器
15の周波数特性は、反転現象の防止を最優先に考え
て、例えば再生FM輝度信号のホワイトピーク周波数
(7MHz)付近にピーキングをかけるよう設定される
(図8参照)。しかも、第2の減算器15の出力信号
は、第1の減算器14の出力信号とは違って、第3の遅
延回路21により一定時間T2だけ遅延を受ける。この
結果、メインパス系でキャリアロスのため欠落したゼロ
クロス点はタイミング回路41,42によりサブパス系
のゼロクロス点に置き換わり、反転現象が除去される。
また、メインパス系でゼロクロス点が欠落していない部
分については該メインパス系のゼロクロス点が優先され
るので、SN比及び解像度が改善される。
【0017】請求項2の発明によれば、上記ゼロクロス
点の補償のためのタイミング回路41を、図1に示すよ
うに3つのモノマルチ回路18〜20と1つのAND回
路22とで構成する。この際、AND回路22で論理和
(負論理)をとることにより上記ゼロクロス点の置き換
えが達成される。また、第3のモノマルチ回路20は一
定パルス幅のパルス信号を出力するので、復調後の信号
のリニアリティが向上する。
【0018】また、請求項3の発明によれば、第2のモ
ノマルチ回路19の出力パルス幅W2を第1のモノマル
チ回路18の出力パルス幅W1より小さく設定したの
で、高域でのリニアリティをさらに向上させることがで
きる。つまり、記録時のエンファシスによるオーバーシ
ュート部分に反転現象が発生するので、その高い周波数
領域では周期が短くなっている。そのため、サブパス系
の第2のモノマルチ回路19の出力パルス幅W2を細く
した方が、高域までリニアリティを良くすることができ
るのである。
【0019】請求項4の発明によれば、上記ゼロクロス
点の補償のためのタイミング回路42を、図4に示すよ
うに6つのモノマルチ回路23〜28と3つのAND回
路29〜31とで構成する。この際、第1及び第2の減
算器14,15の各々の出力信号の負から正への方向の
ゼロクロス点と逆方向のゼロクロス点とが別々に処理さ
れ、3つのAND回路29〜31により上記ゼロクロス
点の置き換えが達成される。また、第5及び第6のモノ
マルチ回路27,28は同じパルス幅のパルス信号を出
力するので、復調後の信号のリニアリティが向上する。
【0020】請求項5の発明によれば、図4に示すタイ
ミング回路42と同じ機能を有する回路を、5つのモノ
マルチ回路と3つのAND回路とで構成できる。しか
も、第5のモノマルチ回路は一定パルス幅のパルス信号
を出力するので、復調後の信号のリニアリティが向上す
る。
【0021】また、請求項6の発明によれば、共に立ち
上がりエッジのみでトリガされる第1及び第2のモノマ
ルチ回路23,24の出力パルス幅W1,W2と、共に
立ち下がりエッジのみでトリガされる第3及び第4のモ
ノマルチ回路25,26の出力パルス幅W3,W4と
を、W1>W2かつW3>W4を満たすように設定した
ので、請求項3の発明の場合と同様に、高域でのリニア
リティをさらに向上させることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0023】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例に係るFM復調装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1はVTRヘッドからの再生FM輝度信
号が入力される入力端子、2,3は同じT1の遅延時間
を持つ第1及び第2の遅延回路(DL)、4は加算器、
7はイコライザ(EQ)、10はローパスフィルタ(L
PF)、11は出力端子である。ただし、従来例(図
6)の場合とは違って、入力端子1と第1の遅延回路2
との間にイコライザ7が介在している。12,13は第
1及び第2の可変増幅回路(GCA)、14,15は第
1及び第2の減算器、16,17は第1及び第2のリミ
ッタ回路(LIM)、18,19は立ち上がり及び立ち
下がりの両エッジでトリガされる第1及び第2のモノマ
ルチ回路(MM)、20は立ち下がりエッジのみでトリ
ガされる第3のモノマルチ回路、21はT2の遅延時間
を持つ第3の遅延回路、22はAND回路である。41
は、第1〜第3のモノマルチ回路18〜20及びAND
回路22で構成されるタイミング回路である。
【0024】以上のように構成された第1の実施例に係
るFM復調装置について、以下その動作を詳細に説明す
る。図2は、図1中の各部の信号波形図である。
【0025】まず、入力端子1より図7に示すような周
波数特性を持つ再生FM輝度信号が入力されると、この
再生FM輝度信号は、イコライザ7で周波数特性及び位
相特性が整えられる。イコライザ7の出力側は同じ遅延
時間T1を持つ第1及び第2の遅延回路2,3に直列に
接続されており、第1の遅延回路2の入力信号と第2の
遅延回路3の出力信号は加算器4で加算され、加算器4
の出力信号は第1及び第2の可変増幅回路12,13に
各々供給される。そして、第1の可変増幅回路12の出
力信号から位相ひずみをとるために、第1の遅延回路2
の出力信号が第1の減算器14で減算される(図2中の
波形A)。ただし、第1の減算器14の周波数特性は、
図3に示すように、低輝度時のノイズバランスの改善を
最優先に考えて、復調後の信号の周波数帯域を伸ばすよ
うに、6MHz付近にブロードなピークを持つよう設定
される。映像信号が黒レベルから白レベルへ急峻に立ち
上がるエッジ部分においては再生FM輝度信号のキャリ
ア成分に比べて下側波帯の成分が強調されていることか
ら、図2中の波形Aにおいてα,βで示すように、第1
の減算器14の出力信号にはゼロクロス点の欠落が生じ
る場合がある。
【0026】第1の減算器14の出力信号は、第1のリ
ミッタ回路16によって方形波に変換され、立ち上がり
及び立ち下がりの両エッジ(ゼロクロス点)でトリガさ
れる第1のモノマルチ回路18によって、再生FM輝度
信号の2倍の周波数を持った、一定振幅、一定パルス幅
の負論理パルス信号となる(図2中の波形B)。なお、
キャリアの最高周波数(約10MHz)の周期の1/2
は約50nsであるから、パルス幅は50ns以内にし
ないとFM復調装置のリニアリティを確保できないた
め、本実施例では第1のモノマルチ回路18の出力パル
ス幅W1を約35nsとした。
【0027】一方、第2の可変増幅回路13の出力信号
から位相ひずみをとるために、第1の遅延回路2の出力
信号が第2の減算器15で減算される(図2中の波形
C)。ただし、第2の減算器15の周波数特性は、図8
のように従来例と同様に設定しておく。つまり、ホワイ
トピーク周波数(7MHz)付近にピーキングがかかる
ように周波数特性を設定する結果、映像信号が黒レベル
から白レベルへ急峻に立ち上がるエッジ部分では、再生
FM輝度信号のキャリア成分と下側波帯成分とのバラン
スがよくなり、反転現象が発生しない。したがって、図
2中の波形Cのように、波形Aとは違ってゼロクロス点
の欠落は発生しない。
【0028】第2の減算器15の出力信号は、約10n
sの遅延時間T2を持つ第3の遅延回路21に供給され
(図2中の波形D)、第2のリミッタ回路17によって
方形波に変換され、さらに、立ち上がり及び立ち下がり
の両エッジでトリガされる第2のモノマルチ回路19に
よって、再生FM輝度信号の2倍の周波数を持った、一
定振幅、一定パルス幅(W2=約35ns)の負論理パ
ルス信号となる(図2中の波形E)。
【0029】第1及び第2のモノマルチ回路18,19
の各出力信号はAND回路22によって論理和(負論
理)がとられ、図2中の波形Fのようなパルス波形とな
る。図2中の波形Bにおいて反転現象のため欠落したゼ
ロクロス点でのパルス信号は、波形Eに示したパルス信
号によって補償されており、波形Fにおいて反転現象は
抑制されていることがわかる。ここで、第3の遅延回路
21で約10ns遅延させたのは、AND回路22によ
り論理和をとるときに、メインパス側である波形Bの立
ち下がりエッジ(つまりゼロクロス点)が、サブパス側
である波形Eの立ち下がりエッジによって影響を受けな
いようにするためである。
【0030】さらに、AND回路22の出力信号は、立
ち下がりエッジのみでトリガされる第3のモノマルチ回
路20に接続され、図2中の波形Gのようにパルス幅が
一定(約20ns)にそろえられる。AND回路22の
出力波形Fでは、補償されたパルスの幅(X1)は他の
パルス幅(X2)より小さいため、第3のモノマルチ回
路20を接続していないと復調後のリニアリティが良く
ならない。第3のモノマルチ回路20を接続するとパル
ス幅が等しくなり、FM復調装置のリニアリティを向上
させることができる。その時、補償されたパルスは約1
0ns遅延していることを考慮して、第3のモノマルチ
回路20の出力パルス幅は約20nsとした。波形Gの
パルス信号はローパスフィルタ10に通すと、出力端子
11より再生輝度信号として取り出すことができる。
【0031】以上のように、本実施例によれば、低輝度
時のノイズバランスの改善を最優先にした第1の減算器
14の出力信号(図2中の波形A)と、ゼロクロス点の
欠落防止を最優先にした第2の減算器15の出力信号を
第3の遅延回路21により約10ns遅延させた信号
(図2中の波形D)とを、それぞれリミッタ回路16,
17及びモノマルチ回路18,19に供給した後、AN
D回路22に入力して論理和をとっているため、第1の
減算器14の出力信号のゼロクロス点が欠落したときに
は第2の減算器15の出力信号のゼロクロス点で補償さ
れる結果、反転現象を抑えることができる。しかも、第
2の減算器15の出力信号を第3の遅延回路21により
遅延させているため、第1の減算器14の出力信号中の
ゼロクロス点が欠落していない部分については該ゼロク
ロス点が優先され、高SN比・高解像度を確保すること
ができる。
【0032】なお、上記の説明では第1及び第2のモノ
マルチ回路18,19の各出力パルス幅W1,W2を等
しく(W1=W2=約35ns)したが、W2をW1よ
り小さく(W1>W2)してもよい。例えば、第1のモ
ノマルチ回路18の出力パルス幅W1を約35ns、第
2のモノマルチ回路19の出力パルス幅W2を約15n
sとする。このようにW2を小さく設定しても、上記と
同様にゼロクロス点の置換が行われる結果、高SN比・
高解像度を確保しながら反転現象を抑えることができ
る。しかも、第2のモノマルチ回路19の出力パルス幅
W2を約15nsと小さく設定することにより、高域で
のリニアリティをさらに向上させることができる。つま
り、記録時のエンファシスによるオーバーシュート部分
に反転現象が発生するので、その高い周波数領域では周
期が短くなっている。そのため、サブパス側の第2のモ
ノマルチ回路19の出力パルス幅W2を小さくした方
が、高域までリニアリティを良くすることができるので
ある。
【0033】(実施例2)図4は、本発明の第2の実施
例に係るFM復調装置の構成を示すブロック図である。
図4において、23,24は立ち上がりエッジのみでト
リガされる第1及び第2のモノマルチ回路、25,2
6,27,28は立ち下がりエッジのみでトリガされる
第3〜第6のモノマルチ回路、29,30,31は第1
〜第3のAND回路である。42は、第1〜第6のモノ
マルチ回路23〜28及び第1〜第3のAND回路29
〜31で構成されるタイミング回路である。その他は前
記第1の実施例の構成と同じであるので、構成の詳細な
説明は省略する。
【0034】以上のように構成された第2の実施例に係
るFM復調装置について、以下その動作を詳細に説明す
る。
【0035】図5は、図4中の各部の信号波形図であ
る。図5において、波形aはゼロクロス点の欠落が生じ
た第1の減算器14の出力信号、波形dはゼロクロス点
の欠落のない第2の減算器15の出力信号、波形eはT
2の遅延時間を持つ第3の遅延回路21の出力信号を各
々示すものであるが、これらの回路ブロックの動作は第
1の実施例と同様であるので説明を省略する。
【0036】第1の減算器14の出力信号(図5中の波
形a)は、第1のリミッタ回路16によって方形波に変
換され、立ち上がりエッジのみでトリガされる第1のモ
ノマルチ回路23により、パルス幅W1が約35nsの
負論理パルス信号となる(図5中の波形b)。この波形
b中の各パルスは、第1の減算器14の出力信号(波形
a)中の負から正への方向のゼロクロス点にそれぞれ対
応するものである。また、同じ第1のリミッタ回路16
の出力信号は、立ち下がりエッジのみでトリガされる第
3のモノマルチ回路25により、パルス幅W3が約35
nsの負論理パルス信号となる(図5中の波形c)。こ
の波形c中の各パルスは、第1の減算器14の出力信号
(波形a)中の正から負への方向のゼロクロス点にそれ
ぞれ対応する。
【0037】一方、第3の遅延回路21の出力信号(図
5中の波形e)は、第2のリミッタ回路17によって方
形波に変換され、立ち上がりエッジのみでトリガされる
第2のモノマルチ回路24により、パルス幅W2が約3
5nsの負論理パルス信号となる(図5中の波形f)。
この波形f中の各パルスは、第3の遅延回路21の出力
信号(波形e)中の負から正への方向のゼロクロス点に
それぞれ対応するものである。また、同じ第2のリミッ
タ回路17の出力信号は、立ち下がりエッジのみでトリ
ガされる第4のモノマルチ回路26により、パルス幅W
4が約35nsの負論理パルス信号となる(図5中の波
形g)。この波形g中の各パルスは、第3の遅延回路2
1の出力信号(波形e)中の正から負への方向のゼロク
ロス点にそれぞれ対応する。
【0038】第1のモノマルチ回路23の出力信号(図
5中の波形b)と第2のモノマルチ回路24の出力信号
(図5中の波形f)は、第1のAND回路29によって
論理和(負論理)がとられ、図5中の波形hのようなパ
ルス波形となり、さらに第5のモノマルチ回路27によ
りパルス幅が約20nsの負論理パルス信号となる(図
5中の波形i)。同様に、第3のモノマルチ回路25の
出力信号(図5中の波形c)と第4のモノマルチ回路2
6の出力信号(図5中の波形g)は、第2のAND回路
30によって論理和(負論理)がとられ、図5中の波形
jのようなパルス波形となり、さらに第6のモノマルチ
回路28によりパルス幅が約20nsの負論理パルス信
号となる(図5中の波形k)。図5中の波形b,cにお
いて反転現象のため欠落したゼロクロス点でのパルス信
号は、図5中の波形f,gに示したパルス信号によっ
て、それぞれ補償されている。
【0039】第5のモノマルチ回路27の出力信号(図
5中の波形i)と第6のモノマルチ回路28の出力信号
(図5中の波形k)は、さらに第3のAND回路31に
よって論理和(負論理)がとられ、図5中の波形lに示
すように、再生FM輝度信号の2倍の周波数を持った、
一定振幅、一定パルス幅(約20ns)の負論理パルス
信号となる。この結果、出力端子11からは、前記第1
の実施例の場合と同様にローパスフィルタ10を通して
再生輝度信号を得ることができる。
【0040】以上のように、本実施例によれば、第1の
実施例の場合と同様に反転現象のため欠落したゼロクロ
ス点を復活させることができ、高SN比・高解像度を確
保しながら反転現象を抑えることができる。また、第5
及び第6のモノマルチ回路27,28でそれぞれパルス
幅を20nsにそろえてから第3のAND回路31で論
理和をとり周波数を再生FM輝度信号の2倍にするた
め、理論上リニアリティを約25MHz[=1/(2×
20ns)]まで向上させることができる。
【0041】なお、前記第1の実施例の場合と同様に、
第2及び第4のモノマルチ回路24,26の各出力パル
ス幅W2,W4は、第1及び第3のモノマルチ回路2
3,25の各出力パルス幅W1,W3に比べて小さくす
ることができる。例えば、第1及び第3のモノマルチ回
路23,25の各出力パルス幅W1,W3をいずれも約
35ns、第2及び第4のモノマルチ回路24,26の
各出力パルス幅W2,W4をいずれも約15nsとする
のである。これにより、高域でのリニアリティをさらに
向上させることができる。
【0042】また、上記第2の実施例ではタイミング回
路42において、第1及び第2のAND回路29,30
の出力信号を各々第5及び第6のモノマルチ回路27,
28を介して第3のAND回路31に与えているが、第
1及び第2のAND回路29,30の各々の出力信号を
第3のAND回路31に直接入力する構成を採用するこ
ともできる。この場合には、第3のAND回路31の出
力信号の立ち下がりエッジのみでトリガされて一定パル
ス幅(例えば20ns)のパルス信号を出力する(第5
の)モノマルチ回路を設ける。これにより、タイミング
回路42を構成するモノマルチ回路の数が1つ低減され
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、請求項1の発
明によれば、低輝度時のノイズバランスの改善を最優先
にした周波数特性を持つメインパス系と、ゼロクロス点
の欠落防止を最優先にした周波数特性を持つサブパス系
とを並立させ、かつサブパス系の信号をメインパス系の
信号に対して一定時間遅延させ、メインパス系でゼロク
ロス点の欠落が発生したときのみサブパス系のゼロクロ
ス点に置き換える構成を採用したので、反転現象に強
く、かつ高SN比・高解像度の復調信号を得ることがで
きる優れたFM復調装置を実現することができる。
【0044】請求項2、4、5の発明によれば、ゼロク
ロス点の補償のためのタイミング回路をモノマルチ回路
及びAND回路で構成することにより上記ゼロクロス点
の置き換えが達成され、また出力段としてのローパスフ
ィルタに与えるパルス信号が一定パルス幅となるので復
調後の信号のリニアリティが向上する。
【0045】また、請求項3、6の発明によれば、サブ
パス系のモノマルチ回路の出力パルス幅をメインパス系
のモノマルチ回路の出力パルス幅より小さく設定した構
成を採用したので、高域でのリニアリティをさらに向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るFM復調装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1中の各部の信号波形図である。
【図3】高SN比・高解像度を重視して設定された図1
中の第1の減算器の周波数特性を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るFM復調装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】図4中の各部の信号波形図である。
【図6】VTRのための従来のFM復調装置の構成の一
例を示すブロック図である。
【図7】VTRヘッドから出力される再生FM輝度信号
の周波数特性を示す図である。
【図8】ゼロクロス点の欠落が生じないように設定され
た図6中のイコライザの周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 第1の遅延回路 3 第2の遅延回路 4 加算器 7 イコライザ 10 ローパスフィルタ 11 出力端子 12 第1の可変増幅回路 13 第2の可変増幅回路 14 第1の減算器 15 第2の減算器 16 第1のリミッタ回路 17 第2のリミッタ回路 18 第1のモノマルチ回路(第1の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 19 第2のモノマルチ回路(第2の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 20 第3のモノマルチ回路(第3の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 21 第3の遅延回路 22 AND回路 23 第1のモノマルチ回路(第1の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 24 第2のモノマルチ回路(第2の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 25 第3のモノマルチ回路(第3の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 26 第4のモノマルチ回路(第4の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 27 第5のモノマルチ回路(第5の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 28 第6のモノマルチ回路(第6の単安定マルチバイ
ブレータ回路) 29 第1のAND回路 30 第2のAND回路 31 第3のAND回路 41 タイミング回路 42 タイミング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−7705(JP,A) 特開 昭63−288503(JP,A) 特開 平2−11004(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03D 3/00 H03D 3/06 H04N 5/455 H04N 5/92 - 5/93

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録再生装置のヘッドからの再生F
    M輝度信号の周波数特性及び位相特性を整えるためのイ
    コライザと、 前記イコライザの出力信号が入力される第1の遅延回路
    と、 前記第1の遅延回路と同じ遅延時間を持ちかつ前記第1
    の遅延回路の出力信号が入力される第2の遅延回路と、 前記第1の遅延回路の入力信号と前記第2の遅延回路の
    出力信号とを加算するための加算器と、 各々前記加算器の出力信号を増幅するための第1及び第
    2の可変増幅回路と、 前記第1の可変増幅回路の出力信号から前記第1の遅延
    回路の出力信号を減算するための、低輝度時のノイズバ
    ランスが改善されるように周波数特性が設定された第1
    の減算器と、 前記第2の可変増幅回路の出力信号から前記第1の遅延
    回路の出力信号を減算するための、出力にゼロクロス点
    の欠落が生じないように周波数特性が設定された第2の
    減算器と、 前記第1の減算器の出力信号を方形波に変換する第1の
    リミッタ回路と、 前記第2の減算器の出力信号が入力される第3の遅延回
    路と、 前記第3の遅延回路の出力信号を方形波に変換する第2
    のリミッタ回路と、前記第1及び第2のリミッタ回路の各出力信号の論理操
    作により復調動作を行い、 かつ前記第1の減算器の出力
    信号において欠落したゼロクロス点を前記第2の減算器
    の出力信号中のゼロクロス点で補償するようにパルス信
    号を出力するためのタイミング回路と、 前記タイミング回路の出力信号を再生輝度信号に変換す
    るためのローパスフィルタとを備えたことを特徴とする
    FM復調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のFM復調装置において、 前記タイミング回路は、 前記第1のリミッタ回路の出力信号の立ち上がり及び立
    ち下がりの両エッジでトリガされて一定パルス幅W1の
    負論理パルス信号を出力する第1の単安定マルチバイブ
    レータ回路と、 前記第2のリミッタ回路の出力信号の立ち上がり及び立
    ち下がりの両エッジでトリガされて一定パルス幅W2の
    負論理パルス信号を出力する第2の単安定マルチバイブ
    レータ回路と、 前記第1及び第2の単安定マルチバイブレータ回路の各
    出力信号が入力されるAND回路と、 前記AND回路の出力信号の立ち下がりエッジのみでト
    リガされて一定パルス幅のパルス信号を出力する第3の
    単安定マルチバイブレータ回路とを備えたことを特徴と
    するFM復調装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のFM復調装置において、 前記第2の単安定マルチバイブレータ回路の出力パルス
    幅W2は、前記第1の単安定マルチバイブレータ回路の
    出力パルス幅W1より小さく設定されたことを特徴とす
    るFM復調装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のFM復調装置において、 前記タイミング回路は、 前記第1のリミッタ回路の出力信号の立ち上がりエッジ
    のみでトリガされて一定パルス幅W1の負論理パルス信
    号を出力する第1の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第2のリミッタ回路の出力信号の立ち上がりエッジ
    のみでトリガされて一定パルス幅W2の負論理パルス信
    号を出力する第2の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第1のリミッタ回路の出力信号の立ち下がりエッジ
    のみでトリガされて一定パルス幅W3の負論理パルス信
    号を出力する第3の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第2のリミッタ回路の出力信号の立ち下がりエッジ
    のみでトリガされて一定パルス幅W4の負論理パルス信
    号を出力する第4の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第1及び第2の単安定マルチバイブレータ回路の各
    出力信号が入力される第1のAND回路と、 前記第3及び第4の単安定マルチバイブレータ回路の各
    出力信号が入力される第2のAND回路と、 前記第1のAND回路の出力信号の立ち下がりエッジの
    みでトリガされて一定パルス幅の負論理パルス信号を出
    力するための第5の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第2のAND回路の出力信号の立ち下がりエッジの
    みでトリガされて前記第5の単安定マルチバイブレータ
    回路と同じパルス幅の負論理パルス信号を出力する第6
    の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第5及び第6の単安定マルチバイブレータ回路の各
    出力信号が入力される第3のAND回路とを備えたこと
    を特徴とするFM復調装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のFM復調装置において、 前記タイミング回路は、 前記第1のリミッタ回路の出力信号の立ち上がりエッジ
    のみでトリガされて一定パルス幅W1の負論理パルス信
    号を出力する第1の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第2のリミッタ回路の出力信号の立ち上がりエッジ
    のみでトリガされて一定パルス幅W2の負論理パルス信
    号を出力する第2の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第1のリミッタ回路の出力信号の立ち下がりエッジ
    のみでトリガされて一定パルス幅W3の負論理パルス信
    号を出力する第3の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第2のリミッタ回路の出力信号の立ち下がりエッジ
    のみでトリガされて一定パルス幅W4の負論理パルス信
    号を出力する第4の単安定マルチバイブレータ回路と、 前記第1及び第2の単安定マルチバイブレータ回路の各
    出力信号が入力される第1のAND回路と、 前記第3及び第4の単安定マルチバイブレータ回路の各
    出力信号が入力される第2のAND回路と、 前記第1及び第2のAND回路の各々の出力信号が入力
    される第3のAND回路と、 前記第3のAND回路の出力信号の立ち下がりエッジの
    みでトリガされて一定パルス幅のパルス信号を出力する
    第5の単安定マルチバイブレータ回路とを備えたことを
    特徴とするFM復調装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のFM復調装置に
    おいて、 前記第2の単安定マルチバイブレータ回路の出力パルス
    幅W2は前記第1の単安定マルチバイブレータ回路の出
    力パルス幅W1より小さく設定され、かつ前記第4の単
    安定マルチバイブレータ回路の出力パルス幅W4は前記
    第3の単安定マルチバイブレータ回路の出力パルス幅W
    3より小さく設定されたことを特徴とするFM復調装
    置。
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