JPH0215464A - 磁気録画再生装置 - Google Patents

磁気録画再生装置

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JPH0215464A
JPH0215464A JP63165307A JP16530788A JPH0215464A JP H0215464 A JPH0215464 A JP H0215464A JP 63165307 A JP63165307 A JP 63165307A JP 16530788 A JP16530788 A JP 16530788A JP H0215464 A JPH0215464 A JP H0215464A
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JP
Japan
Prior art keywords
output
limiter
signal
circuit
cosine equalizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP63165307A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sasaki
慶幸 佐々木
Noritaka Kishida
教敬 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は映像信号をFM変調して記録し、再生した映
像信号をFM復調して再生映像信号を得る磁気録画再生
装置に関し、詳しくは、白レベルの映像信号が黒レベル
以下に落ち込む反転現象の防止と再生映像信号の周波数
特性の改善を図った磁気録画再生装置に関する。
(従来の技術) 第10図は、従来の磁気録画再生装置の一例であるビデ
オテープレコーダ(以下rVTRJという)の再生系の
ブロック回路図である。この再生系は、磁気ヘッド(1
)  と、ヘッドアンプ(2)と、コサインイコライザ
(3)と、リミッタ(4)と、FM復調回路(9) と
で構成されている。
第11図は、日本放送協会出版rVTR技術」に記載さ
れているコサインイコライザのブロック回路図を示して
いる。このコサインイコライザ(3)は、信号入力端子
(10)と、遅延時間での遅延回路(lla) 、 (
llb)と、加算回路(12a) 、 (12b)と、
振幅調整回路(13)と、位相反転回路(14)と、出
力端子(15)とで構成されている。
第12図ないし第25図は、第10図の再生系の動作を
説明するための図である。
第10図ないし第25図を参照して、第10図の再生系
の動作を以下に説明する。再生時において、磁気ヘッド
(1)に発生した再生FM信号は、ヘッドアンプ(2)
で50〜60dB程度増幅される。FM4g号を磁気テ
ープとbi1気ヘッドの系列で記録再生したときの性質
として、FM信号の下側帯波が強調されて上側帯波が抑
圧されるという上下側帯波不平衡特性がある。したがっ
て、ヘッドアンプ(2)の出力には、第12図のスペク
トルで示されたような上下側帯波のバランスの崩れた再
生FM信号が現われる。搬送波振幅JOに対する下側帯
波振幅J−1と、上側帯波振幅J+1の比率(J−1/
JO) / (J+1/Jo )が、記録時と再生時で
どのように変化するかを表わすものとして側帯波変化率
ξがあり、それは次式で求められる。添字tは再生時の
ものを示す。
第13図は搬送周波数をfcとし、最高映像周波数をf
mとしたときの側帯波変化率の一例を示している。搬送
周波数から離れるほど下側帯波は大きくなり、上側帯波
は小さくなることがわかる。この例で、最高映像周波数
fmに対する側帯波変化率は、下側帯波で3以上、上側
帯波で0.8以下となる。すなわち、記録時に揃ってい
た上下側帯波のバランスが崩れ、等価的な変調指数が記
録時に比べて大きくなってしまうことが予想される。し
たがって、コサインイコライザ(3)によって適切に補
償しなければならない。
いまコサインイコライザ(3)の入力信号をEe  と
すれば、出力信号は次式のようになる。
出力=E (1−2k  Co5(IIT)eここで、
では遅延回路(Ila) 、 (llb)の遅延量であ
り、kは振幅調整回路(13)の係数である。なお、位
相反転回路(14)がないときは、出力は次式%式% これらの出カイ8号の振幅特性を表わせば第14図のよ
うになり、コサイン特性となっていることがわかる。第
14図において、曲線aは、係数kを1/4にしたもの
であり、曲線すは、係数kを1/2にしたものである。
この図かられかるように、コサインイコライザ(3)の
出力特性としては、係数にの値や遅延回路(lla) 
、 (Ilb)の遅延量にも依存して、様々な特性に選
ぶことができる。さらに、その出力信号は、入力信号に
対して周波数にかかわらず時間で遅延するだけで群遅延
歪は全くなく、FM信号を伝送する上で極めて優れた特
徴がある。
このコサインイコライザ(3)の特性を第15図のよう
に、映像信号のグレイレベルに相当する搬送周波数の近
傍にコサイン特性のピーク周波数を選んだ例について説
明する。第16図のようなスペクトルを示す再生FM信
号を、第15図のコサイン特性で補償すれば、補償後の
スペクトルは第17図のようになる。この場合、上下側
帯波の不平衡特性は残るものの、等価的な変調指数は記
録時と等しくなっている。この上下側帯波の不平衡特性
の残ったFM信号は、第18図に示すように、瞬時周波
数が高い部分でくびれた信号となる。第18図中に示す
スライスレベルを有するリミッタ(4)に、このくびれ
たFM信号を通せば、第19図のように、くびれた部分
がなくなったFM信号が得られる。このFM信号スペク
トルは第20図のように上下側帯波が揃っており、上下
側帯波の振幅は、入力したFM信号の上下側帯波それぞ
れの振幅の和の1/2となっている。この上下側帯波振
幅の揃ったFM信号を、FM復調回路(9)でFM復調
すれば、再生映像信号が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の磁気録画再生装置の再生系は以上のように構成さ
れており、コサインイコライザ(3)は、上下側帯波を
ともに抑圧するので、FM変調における三角雑音に対し
ては有効な低減効果があるが、上下側帯波の不平衡特性
は残ったままである。
他方、再生映像信号のS/N比を向上させるために、F
M変調のデビエーションを大きくして変調指数が高くな
る場合がある。今、変調指数が1.0に上がり、第21
図のように、記録時の上下側帯波の振幅が、搬送波振幅
のおよそ2/3となった場合を考える。このとき、第1
3図に示した側帯波変化率のテープ/ヘッド系によれば
、再生FM信号のスペクトルは第22図のようになる。
等価的な変調指数が、記録時と同じようになるように、
コサインイコライザ(3)で補償した場合のスペクトル
を第23図に示す。この場合、コサインイコライザ(3
)の出力の再生FM信号は、第24図のようにくびれ方
が強くなり、リミッタ(4)のスライスレベルと交差し
なくなる。このため、リミッタ(4) の出力は、第2
5図のように再生FM信号のくびれ部分で周波数が低く
なってしまい、これをFM復調すれば、映像信号が黒レ
ベル以下に落ち込んでしまう。この現象は、映像信号が
黒レベルから白レベルに急激に変化する場合に起こりや
すく、本来は白レベルである映像信号が黒レベル以下に
落ち込むので反転現象と呼ばれる。この反転現象を防ぐ
ためには、再生イコライザの上下側帯波の抑圧度をさら
に強めなければならず、等価的な変調指数が記録時より
小さくなってしまい、再生映像周波数特性が劣化してし
まうという問題があった。
この発明は、このような反転現象を防止するとともに再
生映像信号の周波数特性が改善できる再生系を有する磁
気録画再生装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明による磁気録画再生装置は、磁気媒体から再生
された再生FM信号が入力される上記搬送周波数より高
い周波数でピークとなる山形特性を有する第1のコサイ
ンイコライザと、このコサインイコライザの出力を振幅
制限する第1のリミッタと、再生FM映像信号が入力さ
れる上記第1のコサインイコライザのピーク周波数より
高い周波数でピークとなる山形特性を有する第2のコサ
インイコライザと、このコサインイコライザの前段もし
くは後段に設けられた遅延回路と、上記第1のリミッタ
の出力と上記第2のコサインイコライザの遅延された出
力と加算する加算回路と、この加算回路の出力を振幅制
限する第2のリミッタと、このリミッタの出力をFM復
調するFM復調回路とを備えた点を特徴とする。
(作用) 発明に係る第1のリミッタは、第1のコサインイコライ
ザの出力FM信号の上下側帯波の振幅を揃え、加算回路
は、上下側帯波成分の大きい第2のコサインイコライザ
の出力FM信号と第1のリミッタ出力とを加算して等価
的な変調指数を記録時のものと等しくし、第2のリミッ
タは、再び弱い上下側帯波の不平衡特性の生じた加算回
路の出力上下側帯波の振幅を揃える作用を行うので、反
転現象を防止するとともに良好な再生映像信号の周波数
特性を得ることができる。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例のブロック回路図である。
この再生系は、磁気ヘッド(1)  と、ヘッドアンプ
(2)と、第1のコサインイコライザ(3)と、第1の
リミッタ(4)  と、第2のコサインイコライザ(5
)と、遅延回路(6)と、加算回路(7)と、第2のリ
ミッタ(8)と、FM復調回路(9)とで構成されてい
る。
つぎに、第1のコサインイコライザ(3)の山形特性の
ピーク周波数を映像周波数のグレイレベルに相当する搬
送周波数の近傍に選び、第2のコサインイコライザ(5
)のピーク周波数を第1のコサインイコライザ(3)の
ピーク周波数と同じに選び、従来装置では反転現象が発
生した変調指数が1.0の場合について、この実施例の
動作を説明する。
第1図において、再生時に磁気ヘッド(1)に発生した
再生F M イ=号は、ヘッドアンプ(2)で50〜6
0dB程度増幅され、第1および第2のコサインイコラ
イザ(3) 、 (5)に供給される。
第1のコサインイコライザ(3)は第2図に示すように
、山形特性のピーク周波数が映像信号のグレイレベルに
相当する搬送波周波数fcの近傍に運ばれており、また
反転現象が発生しないように、上下側帯波の抑圧度が強
めに設定されている。第3図に示したスペクトルを有す
る再生FM信号が、第1のコサインイコライザ(3)を
通ると、第4図のように上下側帯波が抑圧され、第1の
リミッタ(4)の出力には第5図のように上下側帯波の
揃ったFM信号が出力される。この第1のリミッタ(4
)のFM信号出力の変調指数は、反転現象が発生しない
ように第1のコサインイコライザ(3)によって上下側
帯波を抑圧しているので、記録時の変調指数より小さく
なっている。
他方、第2のコサインイコライザ(5)は、山形特性の
ピーク周波数が第1のコサインイコライザ(3)のピー
ク周波数と等しく、かつ上下側帯波の抑圧度が弱めに選
ばれており、振幅特性は第6図のようになっている。し
たがって、第2のコサインイコライザ(5) の出力に
は、第1のコサインイコライザ(3)の出力に比較して
上下側帯波成分の強いFM信号が出力され、そのスペク
トルは第7図のようになって、変調指数は記録時より大
きくなっている。次に、第1のコサインイコライザ(3
)および第1のリミッタ(4)を通ったFM信号と、第
2のコサインイコライザ(5) を通ったFM信号との
タイミングが遅延回路(6) によって合わせられる。
ここで、第1および第2のコサインイコライザ(3)お
よび(5)の群遅延特性は平坦であるので、全周波数帯
域にわたるタイミング合わせを遅延回路(6)で容易に
行なうことができる。
加算回路(7)において、第1のリミッタ(4)の出力
と、遅延回路(6)の出力とが等価的な変調指数が記録
時と等しくなるように加算される。この場合、第1のリ
ミッタ(4)によって下側帯波の一部が上側帯波に変換
されているので、第8図に示した加算回路(7)の出力
のスペクトルは、第23図に示した従来例の出カスベク
トルに比較して、上下側帯波の不平衡特性が弱くなって
いる。
したがって、等価的な変調指数は記録時と等しくなって
いるが、反転現象に対して十分な余裕を持っている。
加算回路(7)の出力FM信号は、第2のリミッタ(8
)に供給され、第9図に示すように上下側帯波が揃えら
れる。その後に、FM復調回路(9)でFM復調すれば
、反転現象のない良好な再生映像周波数特性の映像信号
が得られる。
なお、上記の実施例では、遅延回路(6)を第2のコサ
インイコライザ(5)の後段に設けたが、遅延回路(6
)を第2のコサインイコライザ(5)の前段に設けても
よいことは言うまでもない。
(発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、第1のリミッタによ
って7.1のコサインイコライザの出力FM信号の下側
帯波の一部を上側帯波に変換して上下側帯波の振幅を揃
え、第2のコサインイコライザより得られる上下側帯波
成分の強いFM信号を、加算回路で第1のリミッタ出力
に加算することにより等価的な変調指数を記録時のもの
と等しくし、再び弱い上下側帯波の不平衡特性の生じた
加算回路出力を第2のリミッタで上下側帯波の振幅を揃
えるようにしたので、反転現象を防止するとともに良好
な再生映像周波数特性を有する磁気録画再生装置が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック回路図で、第2
図ないし第9図はこの実施例の動作を説明するための図
、第10図は、従来の磁気録画再生装置における再生系
を示すブロック回路図、第11図は、コサインイコライ
ザの構成例を示すブロック回路図、第12図ないし第2
5図は、この従来例の動作を説明するための図である。 (1)・・・磁気ヘッド、(2) ・・・ヘッドアンプ
、(3)・・・第1のコサインイコライザ、(4)・・
・第1のリミッタ、(5) ・・・第2のコサインイコ
ライザ、(6)・・・遅延回路、(7)・・・加算回路
、(8)・・・第2のリミッタ、(9)・・FM復調回
路。 なお、各図中、同一符号は同一 または相当部分を示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)FM変調して磁気記録媒体に記録し、この記録さ
    れた映像信号を磁気ヘッドで再生し、FM復調して再生
    映像信号を得る磁気録画再生装置において、再生FM映
    像信号が入力される搬送周波数より高いピーク周波数の
    山形特性を有する第1のコサインイコライザ手段と、こ
    のコサインイコライザ手段の出力を振幅制限する第1の
    リミッタ手段と、上記再生FM映像信号が入力される上
    記第1のコサインイコライザ手段のピーク周波数と同じ
    ピーク周波数の山形特性を有する第2のコサインイコラ
    イザ手段と、このコサインイコライザ手段の前段もしく
    は後段に設けられかつ第1のリミッタの出力信号と同じ
    遅延出力を発生させる遅延手段と、上記第1のリミッタ
    手段の出力と上記第2のコサインイコライザ手段の遅延
    された出力とを加算する加算手段と、この加算手段の出
    力を振幅制限する第2のリミッタ手段と、このリミッタ
    手段の出力をFM復調するFM復調手段とを含む再生系
    を備えたことを特徴とする磁気録画再生装置。
JP63165307A 1988-07-01 1988-07-01 磁気録画再生装置 Pending JPH0215464A (ja)

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JP63165307A JPH0215464A (ja) 1988-07-01 1988-07-01 磁気録画再生装置

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ID=15809849

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04117853U (ja) * 1991-04-03 1992-10-21 株式会社大昌▲てつ▼工所 ロール巻紙の製造機
JPH04308142A (ja) * 1991-04-03 1992-10-30 Daisho Tekkosho:Kk 無芯小ロール巻き上げ装置
JPH0723749U (ja) * 1993-10-08 1995-05-02 株式会社不二鉄工所 スリット装置
US5461339A (en) * 1992-04-23 1995-10-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Apparatus for processing frequency modulated signals

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