JPH0514469B2 - - Google Patents

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JPH0514469B2
JPH0514469B2 JP62127831A JP12783187A JPH0514469B2 JP H0514469 B2 JPH0514469 B2 JP H0514469B2 JP 62127831 A JP62127831 A JP 62127831A JP 12783187 A JP12783187 A JP 12783187A JP H0514469 B2 JPH0514469 B2 JP H0514469B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/142Edging; Contouring
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    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカラーテレビ受信機や、ビデオテー
プレコーダーなどにおける映像信号の鮮鋭度や精
細度などを改善する輪郭補正装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 第3図は電子通信学会論文誌(83年7月号Vol
J66−BNo.7)の論文「テレビジヨン画像におけ
る鮮鋭さの一計算法」に示された従来のエツジ強
調によるステツプ波形の立ち上りの改善の様子を
示した図である。
テレビ画像の輪郭部分を強調すると、その画像
の鮮鋭さが改善されることはよく知られており、
物体の形を決める輝度信号に適用されることが多
い。
従来の輪郭部分を強調する補正手段は、第3図
に示すように、原信号波形の2次微分信号を求
め、この信号にある係数を掛けたのち、原信号波
形に加える構成としたものである。
図で説明すると、伝送路で帯域制限を受けた原
信号であるステツプ波形I2(=Q(x))の2次微
分波形Q″(x)を求め、これにある係数−aを掛
けた波形Idを原信号波形I2に加えて輪郭補正信号
波形I2+Idを得るものである。
この輪郭補正手段による立ち上り時間の改善量
を振幅変化に対する時間で表わすと、原信号波形
I2についてはV1/X1であるのに対し、輪郭補正
信号波形I2+IdはV2/X2となり、立ち上り時間
がかなり改善されることがわかる。
このテレビ画像の輪郭部分に相当する信号の立
ち上りが改善されること、すなわち輪郭部分が強
調されることによつて画像の鮮鋭さが改善され
る。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の輪郭補正手段は、原信号波形の2次微分
を求め、この信号波形にある係数を掛けた後に原
信号波形に加えるものであるので第3図中に斜線
を施した部分のように、原信号波形のレベルを越
えるので原信号波形が伝送系のダイナミツクレン
ジの最大振幅であるときには波形のサチユレーシ
ヨンを引き起すという問題があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、原信号波形のサチユレーシヨ
ンを起こすことなく、輪郭を強調して画像の鮮鋭
度を改善することができる輪郭補正装置を得るこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る輪郭補正手段は、入力信号を所
定時間遅延させる第1の遅延手段と、上記入力信
号を第1の遅延手段より大きい時間遅延させる第
2の遅延手段と、上記第1の遅延手段の出力信号
と上記入力信号の振幅差の絶対値Aを算出する手
段と、上記第1の遅延手段の出力信号と上記第2
の遅延手段の出力信号との振幅差の絶対値Bを算
出する手段と、2つの絶対値A,Bの大小を比較
しその比較結果を出力する手段と、上記2つの絶
対値A,Bの差分絶対値C=|A−B|を算出す
る手段と、絶対値Cとしきい値Nの大小を比較し
その比較結果を出力する手段と、上記2つの比較
結果にもとづいて上記入力信号、上記第1の遅延
手段の出力信号、もしくは上記第2の遅延手段の
出力信号のいずれかを選択して出力する手段とを
備えたものである。
[作用] 3つの信号を選択して出力する手段は、C>
N、かつA<Bの期間は入力信号を選択し、C<
Nの期間は第1の遅延手段の出力信号を選択し、
C>N、かつA>Bの期間は第2の遅延手段の出
力信号を選択して出力する。この結果、信号の立
上り部分では低レベルの遅延量の大きい信号から
遅延量の小さい信号を介して高レベルの遅延され
ていない信号に切換えられるので立上り時間が短
かくなり、また、立下り部分では、同様の選択が
行なわれて逆に立下り時間が短かくなる。したが
つて、入力信号の振幅を越えることがなく、か
つ、輪郭が強調された信号が得られるとともに、
信号切換時のレベル変化が緩和され、過渡応答特
性も改善される。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の一実施例のブロツク回路図
である。図において1は輝度信号が入力される入
力端子、2,3は入力信号を時刻Dだけ遅延させ
る遅延回路、4は毎時刻、遅延回路2の出力信号
と入力信号の振幅差を算出する減算器、5は遅延
回路2の出力信号と遅延回路3の出力信号との振
幅差を算出する減算器、6は減算器4の出力の絶
対値Aを出力する絶対値回路、7は減算器5の出
力の絶対値Bを出力する絶対値回路、8は絶対値
回路6,7の出力A,Bの大小を比較し、その比
較結果を後述する制御信号発生回路12に出力す
る比較器、9は絶対値A,Bの差を算出する減算
器、10はA,Bの差の絶対値Cを出力する絶対
値回路、11は予め設定されたしきい値Nと絶対
値Cとの大小を比較し、その結果を後述する制御
信号発生回路12に出力する比較器、12は入力
される2つの比較結果にもとづいて切換信号を出
力する制御信号発生回路、13はこの切換信号に
もとづいて入力信号と、遅延回路2,3の出力信
号を切換えて出力端子14に出力する切換スイツ
チである。
次に動作について説明する。
入力端子1から入力された入力信号は、遅延回
路2で時間D遅延され、ついで遅延回路3で時間
D遅延される。したがつて、切換スイツチ13の
3つの入力端子a,b,cには、現時刻の入力信
号と、時間Dおよび時間2D前の入力信号の3つ
の信号が同時に入力される。いま、遅延回路2の
出力信号をf(t)とすると、現在の入力信号は
f(t+D)で、また、遅延回路3の出力信号は
f(t−D)で表わされる。第2図にこれらの3
つの信号の位置関係を示す。減算器4は、毎時
刻、(信号f(t)の振幅)−(信号f(t+D)の
振幅)(以下、「f(t)−f(t+D)」のように記
載する)を演算し、絶対値回路6は減算結果の絶
対値Aを出力する。同時に、減算器5は、f(t)
−f(t−D)を演算し、絶対値回路7は減算結
果の絶対値Bを出力する。比較器8は絶対値A,
Bの比較を行い、その比較結果がA<BまたはA
>Bであるとき、そのことを示す信号を出力す
る。減算器9は絶対値A,Bの差A−Bを算出
し、絶対値回路10はその絶対値C=|A−B|
を出力する。比較器11は予め設定されたしきい
N値NとCとの大小を比較し、比較結果がC>N
またはC<Nであるとき、そのことを示す信号を
出力する。制御信号発生回路12は、入力された
2つの比較結果が、C>Nであつて、かつ、A<
Bの期間は切換スイツチ13を端子aに切換えて
信号f(t+D)を出力し、C<Nの期間は端子
bに切換えて信号f(t)を出力し、C>Nであ
つて、かつ、A>Bの期間は端子cに切換えて信
号f(t−D)を出力する切換制御信号を出力し
て切換スイツチ14を切換える。この結果、出力
端子14からは、第2図中に太い実線で示す信号
g(t)が出力される。この出力信号g(t)の波
形は、立上り時間の遅い入力信号f(t)を、立
上り時間の速い信号波形に補正した信号であり、
かつ、原信号の振幅を越えることがないので、サ
チユレーシヨンの現象を生じることがない。
なお、上記実施例における演算を式で表わす
と、 A=|f(t)−f(t+D)| …(1) B=|f(t)−f(t−D)| …(2) C=|A−B| …(3) となる。また、出力信号g(t)は、 g(t)= f(t+D)…(C>N、かつ、A<B) f(t)…(C<N) f(t−D)…(C>N、かつ、A>B) として表わされる。
なお、上記実施例では時間連続した信号つまり
アナログの信号波形に適用したものを示したが、
離散的信号つまりデイジタルの信号波形に適用し
ても同様の効果を得られる。
また、上記実施例では、遅延時間Dの2つの遅
延回路2,3を用いて時間Dづつ遅れた3つの信
号を作成したが、遅延時間Dの第1の遅延回路
と、遅延時間2Dの第2の遅延回路を用いて3つ
の信号を作成してもよい。
さらに、上記実施例では、3つの信号を遅延時
間Dの間隔としたが、遅延時間間隔は必ずしも同
一でなくてもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、入力信号
と、入力信号を所定時間遅延した信号、および前
記遅延信号よりさらに遅延した信号との振幅差絶
対値A,Bを比較した結果と、上記2つの振幅差
絶対値A,Bの差分絶対値C=|A−B|としき
い値Nとの比較結果にもとづいてこれら3つの信
号を切換えて出力するようにしたので、入力映像
信号の鮮鋭度や精細度が改善されるとともに、入
力信号にノイズが混入されている場合の誤動作も
緩和される。さらに、入力信号が大振幅であつて
もサチユレーシヨンを伴なわない映像信号の輪郭
補正を行うことができる輪郭補正装置が得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク回路図、第2図はこの実施例の動作を説明す
るための各部の信号波形図、第3図は従来の輪郭
補正手段による信号波形の処理を説明するための
波形図である。 2,3……遅延回路、4,5,9……減算器、
6,7,10……絶対値回路、8,11……比較
器、12……制御信号発生回路、13……切換ス
イツチ。なお、各図中、同一符号は同一または相
当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力映像信号を所定時間遅延させる第1の遅
    延手段と、上記入力映像信号を上記第1の遅延時
    間より大きい時間遅延させる第2の遅延手段と、
    上記第1の遅延手段の出力信号と上記入力映像信
    号との振幅差の絶対値Aを算出する手段と、上記
    第1の遅延手段の出力信号と上記第2の遅延手段
    の出力信号との振幅差の絶対値Bを算出する手段
    と、上記2つの絶対値A,Bの大小を比較し、A
    <BもしくはA>Bである期間その比較結果を示
    す信号を出力する第1の比較手段と、上記2つの
    絶対値A,Bの差分絶対値Cを算出する手段と、
    この絶対値Cとしきい値Nとの大小を比較してC
    >NもしくはC<Nである期間その比較結果を示
    す信号を出力する第2の比較手段と、上記2つの
    比較結果にもとづいてC>N、かつA<Bの期間
    は上記入力映像信号を選択し、C<Nの期間は上
    記第1の遅延手段の出力信号を選択し、C>Nで
    かつA>Bの期間は上記第2の遅延手段の出力信
    号を選択して出力する手段とを備えてなる輪郭補
    正装置。
JP62127831A 1987-05-25 1987-05-25 輪郭補正装置 Granted JPS63292777A (ja)

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PCT/JP1988/000480 WO1988009592A1 (en) 1987-05-25 1988-05-20 Profile correction apparatus
DE19883890402 DE3890402T1 (de) 1987-05-25 1988-05-20 Konturkorrektureinrichtung
US07/304,846 US4918528A (en) 1987-05-25 1988-05-20 Contour correction device
GB8901541A GB2213022B (en) 1987-05-25 1989-01-25 Contour correction device

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