JPH06113315A - ノイズ低減回路 - Google Patents
ノイズ低減回路Info
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- JPH06113315A JPH06113315A JP4282548A JP28254892A JPH06113315A JP H06113315 A JPH06113315 A JP H06113315A JP 4282548 A JP4282548 A JP 4282548A JP 28254892 A JP28254892 A JP 28254892A JP H06113315 A JPH06113315 A JP H06113315A
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
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- noise reduction
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- 238000003708 edge detection Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101000818752 Homo sapiens Zinc finger protein 17 Proteins 0.000 description 1
- 102100021376 Zinc finger protein 17 Human genes 0.000 description 1
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画質を低下することなく、色差信号のノイズ
成分を低減させる映像信号のノイズ低減回路を提供す
る。 【構成】 入力端子1R,1Bにそれぞれに入力された
色差信号R−Y,B−Yは、HPF(高域通過フィル
タ)3R,3Bにより高域成分とノイズ成分が抽出さ
れ、それをリミッタ回路4R,4Bで所定の振幅以下に
制限して、ノイズ成分を取り出す。エッジ検出回路6
R,6Bは、HPF3R,3Bの出力の振幅がある一定
レベル以上の時、エッジ検出信号を両方のスイッチ回路
7R,7Bは出力する。少なくとも一方のエッジ検出信
号が出力された時、2つのスイッチ回路7R,7Bは、
同時にオフして、原信号をそのまま出力し、ノイズ低減
動作が行われない。それ以外の時には、スイッチ回路7
R,7Bはオンにし、リミッタ出力信号が入力信号から
減算され、ノイズ成分が低減される。
成分を低減させる映像信号のノイズ低減回路を提供す
る。 【構成】 入力端子1R,1Bにそれぞれに入力された
色差信号R−Y,B−Yは、HPF(高域通過フィル
タ)3R,3Bにより高域成分とノイズ成分が抽出さ
れ、それをリミッタ回路4R,4Bで所定の振幅以下に
制限して、ノイズ成分を取り出す。エッジ検出回路6
R,6Bは、HPF3R,3Bの出力の振幅がある一定
レベル以上の時、エッジ検出信号を両方のスイッチ回路
7R,7Bは出力する。少なくとも一方のエッジ検出信
号が出力された時、2つのスイッチ回路7R,7Bは、
同時にオフして、原信号をそのまま出力し、ノイズ低減
動作が行われない。それ以外の時には、スイッチ回路7
R,7Bはオンにし、リミッタ出力信号が入力信号から
減算され、ノイズ成分が低減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
ビデオテープレコーダ等に用いられる、映像信号のノイ
ズ低減回路に係り、特に画質を低下させることなく、色
差信号のノイズ成分を低減させるノイズ低減回路に関す
る。
ビデオテープレコーダ等に用いられる、映像信号のノイ
ズ低減回路に係り、特に画質を低下させることなく、色
差信号のノイズ成分を低減させるノイズ低減回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、輝度信号に対するノイズ低減
回路が各種提案されている。しかし、最近では映像の大
型化に伴い、色信号に対するノイズ低減の必要性が増し
ている。通常、色差信号処理回路はR−Y,B−Yの2
つの色差信号を扱っており、従って、そのノイズ低減回
路も2系統必要になる。基本的には、従来の輝度信号に
用いられるノイズ低減回路を2系統用意すれば良いこと
になる。
回路が各種提案されている。しかし、最近では映像の大
型化に伴い、色信号に対するノイズ低減の必要性が増し
ている。通常、色差信号処理回路はR−Y,B−Yの2
つの色差信号を扱っており、従って、そのノイズ低減回
路も2系統必要になる。基本的には、従来の輝度信号に
用いられるノイズ低減回路を2系統用意すれば良いこと
になる。
【0003】図3は従来の輝度信号に対するノイズ低減
回路の一例を示すブロック図である。1は入力端子、2
は出力端子、3は入力信号から高域成分を抽出するため
の高域通過フィルタ(以下、HPFと略記する)、4は
HPF3の出力をノイズの振幅レベルに制限するための
リミッタ回路、5は入力信号からリミッタ回路出力を減
算してノイズ成分を相殺するための減算回路である。図
3中(a)〜(d)の部分の信号波形を図4に示し、そ
の動作を説明する。入力端子1に図4(a)に示すよう
な信号が入力されると、HPF3の出力には、図4
(b)に示すような、信号の高域成分とノイズ成分が得
られる。これをリミッタ回路4で所定の振幅以下に制限
し、図4(c)に示すようなノイズ成分が取り出され
る。これを入力信号から減算することにより、図4
(d)のようなノイズの除去された信号が得られる。
回路の一例を示すブロック図である。1は入力端子、2
は出力端子、3は入力信号から高域成分を抽出するため
の高域通過フィルタ(以下、HPFと略記する)、4は
HPF3の出力をノイズの振幅レベルに制限するための
リミッタ回路、5は入力信号からリミッタ回路出力を減
算してノイズ成分を相殺するための減算回路である。図
3中(a)〜(d)の部分の信号波形を図4に示し、そ
の動作を説明する。入力端子1に図4(a)に示すよう
な信号が入力されると、HPF3の出力には、図4
(b)に示すような、信号の高域成分とノイズ成分が得
られる。これをリミッタ回路4で所定の振幅以下に制限
し、図4(c)に示すようなノイズ成分が取り出され
る。これを入力信号から減算することにより、図4
(d)のようなノイズの除去された信号が得られる。
【0004】しかし、このようなノイズ低減回路による
と、図4(d)に示すように、信号の立ち上がり・立ち
下がり部分において、信号の歪みが生じる。しかし、映
像信号のエッジ部では、ノイズが残るよりも、波形の肩
の部分が欠けてパルス特性が悪くなる方が視覚的に問題
となる。そこで、この問題点を改善するために、図5に
示すような回路が提案されている。図4に示す回路に、
信号の立ち上がり・立ち下がりを検出するエッジ検出回
路6、及びエッジ検出回路6の出力によりリミッタ回路
4の出力をオン/オフするスイッチ回路7を設けてい
る。
と、図4(d)に示すように、信号の立ち上がり・立ち
下がり部分において、信号の歪みが生じる。しかし、映
像信号のエッジ部では、ノイズが残るよりも、波形の肩
の部分が欠けてパルス特性が悪くなる方が視覚的に問題
となる。そこで、この問題点を改善するために、図5に
示すような回路が提案されている。図4に示す回路に、
信号の立ち上がり・立ち下がりを検出するエッジ検出回
路6、及びエッジ検出回路6の出力によりリミッタ回路
4の出力をオン/オフするスイッチ回路7を設けてい
る。
【0005】図5中(a)〜(d)の部分の信号波形を
図6に示し、その動作を説明する。図6(a)〜(c)
は、図4と同じである。エッジ検出回路6は、HPF3
の出力信号の振幅がある一定レベル以上のとき、図6
(d)に示すようなパルスで表されるエッジ検出信号を
出力し、この信号によりスイッチ回路7を制御する。エ
ッジ検出信号が出力されない時には、スイッチ回路7は
オンにされ、リミッタ出力信号が入力信号から減算され
ノイズ成分が低減される。また、エッジ検出信号が出力
された時には、スイッチ回路7はオフにされ、原信号が
そのまま出力され、ノイズ低減動作は行われない。これ
により、出力信号は図6(e)のようになり、信号のエ
ッジ部分はノイズ成分は残るが歪みは発生しない。
図6に示し、その動作を説明する。図6(a)〜(c)
は、図4と同じである。エッジ検出回路6は、HPF3
の出力信号の振幅がある一定レベル以上のとき、図6
(d)に示すようなパルスで表されるエッジ検出信号を
出力し、この信号によりスイッチ回路7を制御する。エ
ッジ検出信号が出力されない時には、スイッチ回路7は
オンにされ、リミッタ出力信号が入力信号から減算され
ノイズ成分が低減される。また、エッジ検出信号が出力
された時には、スイッチ回路7はオフにされ、原信号が
そのまま出力され、ノイズ低減動作は行われない。これ
により、出力信号は図6(e)のようになり、信号のエ
ッジ部分はノイズ成分は残るが歪みは発生しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
図5に示すノイズ低減回路では、エッジ部分の歪みは改
善される。ただし、エッジのレベル変化が大きく、エッ
ジ検出ができる場合に限られる。図7に示すように、エ
ッジ検出ができない程度にレベル変化が小さい信号で
は、歪みが生じてしまう。色差信号の場合、色の変化部
分において色ダレ等の画質低下が起こる。
図5に示すノイズ低減回路では、エッジ部分の歪みは改
善される。ただし、エッジのレベル変化が大きく、エッ
ジ検出ができる場合に限られる。図7に示すように、エ
ッジ検出ができない程度にレベル変化が小さい信号で
は、歪みが生じてしまう。色差信号の場合、色の変化部
分において色ダレ等の画質低下が起こる。
【0007】ここで、色の変化による色差信号の振幅レ
ベル変化量は、R−Y,B−Yでそれぞれ異なる。例え
ば、色がシアンから緑に変化する場合、B−Yの振幅レ
ベル変化量は大きいが、R−Yの変化量は小さい。従っ
て、色差信号R−Y,B−Yそれぞれを図5に示すよう
なノイズ低減回路に通しても、B−Y側はエッジを検出
できるため歪みを抑えることができるが、R−Y側はエ
ッジを検出できず歪みが発生するという場合がある。色
差信号R−Y,B−Yの2つの信号で1つの色を表すた
め、両方の信号が歪んだ場合はもちろん、どちらか片方
が歪んだ場合でも色ダレ等の画質低下が起こる。従っ
て、従来のノイズ低減回路を単に2系統設けるだけで
は、上述したようにどちらか片方の色差信号しかエッジ
を検出できない場合に、入力される色差信号のエッジ部
分において、画質の低下を抑えることができない。
ベル変化量は、R−Y,B−Yでそれぞれ異なる。例え
ば、色がシアンから緑に変化する場合、B−Yの振幅レ
ベル変化量は大きいが、R−Yの変化量は小さい。従っ
て、色差信号R−Y,B−Yそれぞれを図5に示すよう
なノイズ低減回路に通しても、B−Y側はエッジを検出
できるため歪みを抑えることができるが、R−Y側はエ
ッジを検出できず歪みが発生するという場合がある。色
差信号R−Y,B−Yの2つの信号で1つの色を表すた
め、両方の信号が歪んだ場合はもちろん、どちらか片方
が歪んだ場合でも色ダレ等の画質低下が起こる。従っ
て、従来のノイズ低減回路を単に2系統設けるだけで
は、上述したようにどちらか片方の色差信号しかエッジ
を検出できない場合に、入力される色差信号のエッジ部
分において、画質の低下を抑えることができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、入力される色差信号から
高域成分を抽出する高域通過フィルタと、前記高域通過
フィルタの出力を所定の振幅レベルに制限するリミッタ
回路と、前記リミッタ回路の出力を前記色差信号から減
算し、ノイズ成分を相殺する減算回路と、前記色差信号
の立ち上がり・立ち下がりを検出し、エッジ検出信号を
発生するエッジ検出回路と、前記リミッタ回路と減算回
路の間に設けられ、前記エッジ検出信号が入力された時
はオフ、それ以外の時はオンとなるスイッチ回路とから
構成される回路を、複数の色差信号ごとに2組以上有す
るノイズ低減回路であって、複数の前記スイッチ回路
に、複数の前記エッジ検出信号をそれぞれ供給し、複数
の前記エッジ検出回路のうち、少なくとも一つの前記エ
ッジ検出回路が前記エッジ検出信号を発生した時、複数
の前記スイッチ回路が同時にオフになるようにしたこと
を特徴とするノイズ低減回路を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、入力される色差信号から
高域成分を抽出する高域通過フィルタと、前記高域通過
フィルタの出力を所定の振幅レベルに制限するリミッタ
回路と、前記リミッタ回路の出力を前記色差信号から減
算し、ノイズ成分を相殺する減算回路と、前記色差信号
の立ち上がり・立ち下がりを検出し、エッジ検出信号を
発生するエッジ検出回路と、前記リミッタ回路と減算回
路の間に設けられ、前記エッジ検出信号が入力された時
はオフ、それ以外の時はオンとなるスイッチ回路とから
構成される回路を、複数の色差信号ごとに2組以上有す
るノイズ低減回路であって、複数の前記スイッチ回路
に、複数の前記エッジ検出信号をそれぞれ供給し、複数
の前記エッジ検出回路のうち、少なくとも一つの前記エ
ッジ検出回路が前記エッジ検出信号を発生した時、複数
の前記スイッチ回路が同時にオフになるようにしたこと
を特徴とするノイズ低減回路を提供するものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明のノイズ低減回路について、添
付図面を参照して説明する。図1は本発明のノイズ低減
回路の一実施例を示す図、図2は動作を説明するための
信号波形図である。なお、図1において、図5と同一部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
付図面を参照して説明する。図1は本発明のノイズ低減
回路の一実施例を示す図、図2は動作を説明するための
信号波形図である。なお、図1において、図5と同一部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0010】図1において、R−Y,B−Y信号それぞ
れに、従来例の図5に示すノイズ低減回路を設ける。即
ち、入力端子1R,1Bにそれぞれ色差信号R−Y,B
−Yが入力され、高域通過フィルタであるHPF3R,
3B及び減算回路5R,5Bにそれぞれ供給される。H
PF3R,3Bの出力は、それぞれリミッタ回路4R,
4B及びエッジ検出回路6R,6Bに供給され、リミッ
タ回路4R、4Bの出力は、それぞれスイッチ回路7
R,7Bに供給される。ここで、エッジ検出回路6R,
6Bの出力は、それぞれ両方のスイッチ回路7R,7B
に接続され、同時に制御する。スイッチ回路7R,7B
の出力は減算回路5R,5Bに供給され、最後に出力端
子2R,2Bから出力される。
れに、従来例の図5に示すノイズ低減回路を設ける。即
ち、入力端子1R,1Bにそれぞれ色差信号R−Y,B
−Yが入力され、高域通過フィルタであるHPF3R,
3B及び減算回路5R,5Bにそれぞれ供給される。H
PF3R,3Bの出力は、それぞれリミッタ回路4R,
4B及びエッジ検出回路6R,6Bに供給され、リミッ
タ回路4R、4Bの出力は、それぞれスイッチ回路7
R,7Bに供給される。ここで、エッジ検出回路6R,
6Bの出力は、それぞれ両方のスイッチ回路7R,7B
に接続され、同時に制御する。スイッチ回路7R,7B
の出力は減算回路5R,5Bに供給され、最後に出力端
子2R,2Bから出力される。
【0011】図1中(a)〜(e)の部分の信号波形を
図2に示し、その動作を説明する。例えば、色がシアン
から緑に変化する場合を考えると、図2(a)に示すよ
うに、B−Y信号の振幅レベル変化量は大きく、R−Y
信号の変化量は小さい。HPF3R,3Bの出力には、
図2(b)に示すような、信号の高域成分とノイズ成分
がそれぞれ得られる。その出力はリミッタ回路4R,4
Bで所定の振幅以下に制限され、図2(c)に示すよう
なノイズ成分が取り出される。エッジ検出回路6R,6
Bは、HPF3R,3Bの出力信号の振幅がある一定レ
ベル以上のとき、エッジ検出信号を出力する。この時、
図2(d)に示すように、エッジ検出回路6Bは、エッ
ジ検出信号を出力するが、R−Y側のエッジ検出回路6
Bは、HPF3Bの出力信号の振幅が小さいために、エ
ッジ検出信号を出力することができない。
図2に示し、その動作を説明する。例えば、色がシアン
から緑に変化する場合を考えると、図2(a)に示すよ
うに、B−Y信号の振幅レベル変化量は大きく、R−Y
信号の変化量は小さい。HPF3R,3Bの出力には、
図2(b)に示すような、信号の高域成分とノイズ成分
がそれぞれ得られる。その出力はリミッタ回路4R,4
Bで所定の振幅以下に制限され、図2(c)に示すよう
なノイズ成分が取り出される。エッジ検出回路6R,6
Bは、HPF3R,3Bの出力信号の振幅がある一定レ
ベル以上のとき、エッジ検出信号を出力する。この時、
図2(d)に示すように、エッジ検出回路6Bは、エッ
ジ検出信号を出力するが、R−Y側のエッジ検出回路6
Bは、HPF3Bの出力信号の振幅が小さいために、エ
ッジ検出信号を出力することができない。
【0012】しかし、エッジ検出回路6Bのエッジ検出
信号は、スイッチ回路7R,7Bの両方に供給され、ス
イッチ回路7R,7Bの両方がオフにされ、原信号をそ
のまま出力し、ノイズ低減動作は行われない。また、両
方のエッジ検出回路6R,6Bともエッジ検出信号が出
力されない時には、スイッチ回路7がオンし、リミッタ
出力信号が入力信号から減算され、ノイズ成分が低減さ
れる。これにより、R−Y,B−Y出力信号は、図2
(e)に示すように、両方の出力信号共に、エッジ部分
にノイズ成分は残るが、歪みは発生しない。なお、本実
施例において、色差信号がR−Y,B−Yの2つの場合
を説明したが、それ以上の複数の色差信号においても、
同様な構成により同一の効果が得られることは勿論のこ
とである。
信号は、スイッチ回路7R,7Bの両方に供給され、ス
イッチ回路7R,7Bの両方がオフにされ、原信号をそ
のまま出力し、ノイズ低減動作は行われない。また、両
方のエッジ検出回路6R,6Bともエッジ検出信号が出
力されない時には、スイッチ回路7がオンし、リミッタ
出力信号が入力信号から減算され、ノイズ成分が低減さ
れる。これにより、R−Y,B−Y出力信号は、図2
(e)に示すように、両方の出力信号共に、エッジ部分
にノイズ成分は残るが、歪みは発生しない。なお、本実
施例において、色差信号がR−Y,B−Yの2つの場合
を説明したが、それ以上の複数の色差信号においても、
同様な構成により同一の効果が得られることは勿論のこ
とである。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のノ
イズ低減回路は、複数の色差信号それぞれで信号のエッ
ジ検出を行い、その内1つでもエッジを検出したとき
は、すべての色差信号を同時にノイズ低減動作をオフす
るようにしたので、信号の立ち上がり・立ち下がり部分
における歪みを抑え、画質を低下させることなくノイズ
成分を低減することができるという実用上極めて優れた
効果がある。
イズ低減回路は、複数の色差信号それぞれで信号のエッ
ジ検出を行い、その内1つでもエッジを検出したとき
は、すべての色差信号を同時にノイズ低減動作をオフす
るようにしたので、信号の立ち上がり・立ち下がり部分
における歪みを抑え、画質を低下させることなくノイズ
成分を低減することができるという実用上極めて優れた
効果がある。
【図1】本発明のノイズ低減回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明の動作を説明するための信号波形図であ
る。
る。
【図3】従来の輝度信号に対するノイズ低減回路の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】図3に示す回路の動作を説明するための信号波
形図である。
形図である。
【図5】従来の輝度信号に対するノイズ低減回路の他の
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図6】図5に示す回路の動作を説明するための信号波
形図である。
形図である。
【図7】図5に示す回路の動作を説明するための信号波
形図である。
形図である。
3R,3B 高域通過フィルタ(HPF) 4R,4B リミッタ回路 5R,5B 減算回路 6R,6B エッジ検出回路 7R,7B スイッチ回路
Claims (1)
- 【請求項1】入力される色差信号から高域成分を抽出す
る高域通過フィルタと、 前記高域通過フィルタの出力を所定の振幅レベルに制限
するリミッタ回路と、 前記リミッタ回路の出力を前記色差信号から減算し、ノ
イズ成分を相殺する減算回路と、 前記色差信号の立ち上がり・立ち下がりを検出し、エッ
ジ検出信号を発生するエッジ検出回路と、 前記リミッタ回路と減算回路の間に設けられ、前記エッ
ジ検出信号が入力された時はオフ、それ以外の時はオン
となるスイッチ回路とから構成される回路を、複数の色
差信号ごとに2組以上有するノイズ低減回路であって、 複数の前記スイッチ回路に、複数の前記エッジ検出信号
をそれぞれ供給し、複数の前記エッジ検出回路のうち、
少なくとも一つの前記エッジ検出回路が前記エッジ検出
信号を発生した時、複数の前記スイッチ回路が同時にオ
フになるようにしたことを特徴とするノイズ低減回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4282548A JPH06113315A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | ノイズ低減回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4282548A JPH06113315A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | ノイズ低減回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06113315A true JPH06113315A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17653910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4282548A Pending JPH06113315A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | ノイズ低減回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06113315A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008109543A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像装置 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP4282548A patent/JPH06113315A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008109543A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像装置 |
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