JP2952108B2 - 対角線上の空間周波数を除外した全帯域応答を持つ動信号検出回路 - Google Patents

対角線上の空間周波数を除外した全帯域応答を持つ動信号検出回路

Info

Publication number
JP2952108B2
JP2952108B2 JP4149619A JP14961992A JP2952108B2 JP 2952108 B2 JP2952108 B2 JP 2952108B2 JP 4149619 A JP4149619 A JP 4149619A JP 14961992 A JP14961992 A JP 14961992A JP 2952108 B2 JP2952108 B2 JP 2952108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
filter
output
pass filter
input terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4149619A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05268635A (ja
Inventor
コー ジュン−ワン
エイチ ストロール クリストファー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansei Denshi Co Ltd
Original Assignee
Sansei Denshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansei Denshi Co Ltd filed Critical Sansei Denshi Co Ltd
Publication of JPH05268635A publication Critical patent/JPH05268635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2952108B2 publication Critical patent/JP2952108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/77Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
    • H04N9/78Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラスター走査複合映像信
号により形成された映像での変化を検出する動信号検出
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ラスター走査とは連続的な画像のうち各
画像のそれぞれ直交する2個の空間周波数次元が一つの
線形的な時間領域の中に適合にマッピングされる過程の
ことである。動信号検出回路は多様なテレビジョン映像
信号処理器機に用いるもので、特に、本発明の動信号検
出回路は前記器機に有用なものである。本発明の動信号
検出回路はビデオテープに記録する重畳された(fol
ded)輝度信号を採用し、テレビジョン放送やそれと
類似したテレビジョン信号をビデオテープに記録するに
あたって用いることである。本発明は本発明者と同僚達
が開発し本出願人に譲渡され、1990年8月17日米
国特許庁に出願された、米国特許出願番号07/56
9,029号の“改善された映像信号記録システム”に
開示された水平高域通過フィルタ、減算器、振幅検出
器、信号拡散器を含む動信号分離回路を改善したもので
ある。
【0003】一般的にほとんど全ての動信号検出回路は
フレーム櫛形フィルタ(又はフィールド櫛形フィルタ)
を設ける。そして、色度信号成分を抑制するために櫛形
フィルタの出力端に低域通過フィルタが直列に接続され
る。櫛形フィルタはときどき最少の色度信号成分を含む
複合映像信号の主に時間に対する導関数を得るためのも
のである。前記米国特許出願第07/569,029号
に示されているように低域通過フィルタは高域通過フィ
ルタの入力及び出力信号を差動的に組合せ構成すること
ができる。時間領域で作動される低域通過フィルタはラ
スター走査により時間領域に変る2次元空間周波数で次
のような効果をもたらす。ライン走査の平行方向にある
全ての高い空間周波数は本質的に除去される。
【0004】低域通過フィルタの時間領域応答はときど
き後処理器に供給される。一般的な後処理器は所定の臨
界値より大きい値を持つ低域通過フィルタの出力を検出
し、複合映像信号の該当部分において映像の一部が動き
があるという表示を発生せしめる。前記のような表示は
事実上単一ビットであり、時間により変り、相互対角線
上空間周波数の次元で階段遷移(step trans
ition)を示す空間周波数領域で応答を発生する。
このような場合、後処理器は急激な階段遷移がより漸次
的な遷移に代置される単一ビット表示に対する応答を発
生する空間フィルタリング過程を遂行する回路を含む。
1989年9月19日特許された米国特許番号第4,8
68,650号でウェッケンブロックは“多次元での映
像調節信号の効果を拡張する回路”という名称で前記と
同じ回路を開示し、又1992年1月21日特許された
米国特許第5,083,203号で本出願の発明者のう
ちジュン−ワン コーは“調節信号拡散回路”という名
称で前記と同じ回路の又ほかの例を示した。
【0005】ビデオテープに輝度信号の周波数重畳(f
olding)を利用し、テレビジョン放送やそれと類
似したテレビジョン信号を記録し改善された輝度帯域を
得るとき、1990年8月17日出願された米国特許出
願番号第07/569,029号で示されたようにテレ
ビジョン映像の動的な部分を適応的な空−時間フィルタ
(spatio−temporal filter)を
用いてテレビジョン映像の動かない部分とは異なるよう
に処理することが望ましい。空−時間フィルタはフィー
ルド間での時間次元と、走査線と平行し横切る2次元映
像空間でそれぞれ作動する。一つのフレームから次のフ
レームまで画素の変化が全くないか、もしくはほとんど
ないとき、フレーム平均は画像の細密な部分の損失なく
雑音のレベルを減らすのに用いられ、フレーム差は記録
時輝度信号で色度信号を分離するのに用いられる。これ
は時間的なフィルタリング方法である。局部的な映像の
動きがあるときのように、1フレームから次のフレーム
まで画素の実際的な変化があるとき、フレーム平均は画
像のぶれ(blurring)を防止するために遂行さ
れず、横断空間濾波は記録時輝度信号と色度信号を分離
するのに用いられる。前記の横断空間濾波により輝度で
の垂直解像度の損失がもたらされるが、人間の視覚は映
像の動的な部分での減少された空間解像度は問題にしな
い。動信号検出回路は前記の2種類の作動モード間の切
換を調節するためにビデオテープ記録時に用いられる。
【0006】櫛形フィルタの出力信号で色度信号成分を
抑制するために低域フィルタを用いる形態の動信号検出
回路は輝度信号のより細密な部分での時間に対する変化
までも抑制するので均一な表面構成を持つ映像領域での
動きは容易に検出されない。均一な表面構成を持つ映像
領域での動きを検出できないとその領域は映像において
静的な部として処理される。そして、フレーム平均は動
的な均一な表面構成をただ雑音として取扱い減少せしめ
るので動的な細密な部分が減少される問題が発生され
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前述し
た問題を解決するため、対角線上の空間周波数を除外し
た全帯域応答を持つ動信号検出回路を提供するところに
ある。本発明の他の目的は、色度情報がある部分と水平
高周波成分の領域を含み動信号を検出する動信号検出回
路を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は輝度信号成分と色度信号成分を含む複
合映像信号を供給する映像信号源を利用する動信号検出
回路において、前記映像信号源に連結された入力端子
と、前記入力端子を通じて供給される映像信号を濾波す
るための第1水平高域通過フィルタ及び第1垂直高域通
過フィルタを持つ第1直列接続フィルタと、前記入力端
子を通じて供給された映像信号と前記直列接続フィルタ
を通じてフィルタリングされた映像信号を差動的に出力
する信号を発生する差動組合用第1手段を含むプリフィ
ルタと;前記差動組合用第1手段の出力信号が印加され
ると、主に前記差動組合用第1手段の出力信号の時間に
対する導関数を発生する櫛形フィルタと、前記櫛形フィ
ルタの出力をフィルタリングする色度抑制フィルタと、
前記色度抑制フィルタの出力信号に対して絶対値検出過
程と信号拡散過程を遂行する後処理器とを含むことを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明で具現する多様な動信号検出回路では輝
度情報に望ましくなく随伴する色度信号は、空間周波数
領域でライン走査に平行に全ての空間高周波数を本質的
に除去するために時間領域で作動される低域通過フィル
タ以外の手段を利用し抑制される。本発明を具現する多
様な動信号検出回路では色度情報が空間周波数領域で対
角線上高周波数だけを除去するフィルタで抑制される。
前記空間周波数領域での対角線上高周波数は適用国家の
放送局で採択されたことのように適切な標準によるとす
れば、複合映像信号の色度信号を含む。
【0010】
【実施例】後述する回路はディジタル回路から構成され
たことを仮定するものだが、電子設計分野の技術者や、
下記の技術内容を知る技術者なら該当されるアナログ回
路を知っていることであろう。そのようなアナログ回路
は前述した特許請求の範囲に含まれると言える。
【0011】図1で入力端子100は複合映像信号の入
力源(図示せず)と結合される。入力端子100はフレ
ームメモリ102の書込(ライト)端子と減算器104
の被減算端子に接続される。フレームメモリ102の読
出(リード)端子は減算器104の減算端子に接続され
る。減算器104の出力端子は水平低域通過フィルタ1
06の入力端子に接続される。水平低域通過フィルタ1
06の出力端子は後処理器108の入力端子に接続され
る。後処理器108の出力端子は動信号を利用する回路
(図示せず)に接続されている。
【0012】図1の動作において、入力端子100から
供給される複合映像信号110は輝度信号と色度信号を
含む。フレームメモリ102は前記輝度信号と色度信号
を含む映像信号を1フレームの間遅延させ、前記1フレ
ーム遅延された信号を減算器104の減算端子に供給す
る。減算器104は複合映像信号110とそれに対する
1フレーム遅延された応答を減算し、フレーム間の差信
号を検出する。前記差信号は複合映像信号110の時間
に対して誘導される。減算器104の出力信号111は
空間周波数の全領域での動情報を含み、一般的に水平空
間高周波数だけが色度情報を含むと考える。したがっ
て、水平空間高周波数での色度情報は水平低域通過フィ
ルタ106により抑制され水平低周波数に含まれた動情
報だけが抽出される。水平低域通過フィルタ106の出
力信号112は映像の変化部分で該当画素の連続的なサ
ンプルの輝度値の対比(コントラスト)により直接的に
変る。前記輝度の対比はより速く動くエッジに対して大
きくなる傾向がある。この信号は映像の動的な部分の背
景に対して一番大きい対比を持つ対象のエッジで一番大
きい振幅を持つ。背景と映像の動的な部分が輝度値にお
いて互いに密集されているとき動信号は弱くなる。なお
かつ、ソフトエッジを持つ速い動的対象も弱い動信号を
持つ。速い動信号が対象と大きい対比をなすとしても、
前記動信号は普通動エッジのいくつかの画素内だけで強
い。動信号でこのような変数の影響を最少限にするため
に後処理器108で臨界値検出及び信号拡散処理を行な
う。
【0013】この動信号は映像信号を適応的に処理する
ために映像処理装置(図示せず)の他の部分で用いられ
る。例えば、1990年8月17日付で出願された米国
特許出願番号第07/569,029号でのようにビデ
オテープに重畳された輝度信号を記録するとき、入力端
子100の複合映像信号は適応的な空時間フィルタに供
給されることもできる。適応的なフィルタのモード間ス
イッチングは前記動信号により制御される。
【0014】一般的に後処理器108で遂行される臨界
値検出仮定は、結果的に信号を電波整流するか、電波整
流されたものから絶対値を取ることによる。したがっ
て、映像の所定部分で動きがあるということを現すため
検出される臨界値はフレーム間変化の振幅の絶対値、即
ち大きさである。したがって、減算器104の差出力端
子から供給されるフレーム櫛形フィルタの出力の極性を
変えるため、減算器104の被減算端子と減算端子接続
を図1で図示されたものと逆にすると、動信号検出回路
の作動に影響は及ぼさない。フレームメモリ102と減
算器104は高域通過櫛形フィルタの一番一般的な形態
のうちの一つである。一般的な他の高域通過フレーム櫛
形フィルタも複合映像信号110と1フレーム遅延され
た応答がそれぞれ+0.5と−0.5の加重値を持ち、
減算器104を代りにする加重値−和回路で加算される
ことを除いては似ている。より高価な高域フレーム櫛形
フィルタは直列フレーム櫛形フィルタを用いて複合映像
信号110と1フレーム遅延された応答及び2フレーム
遅延された応答がそれぞれ−0.25,+0.5,−
0.25の加重値を持ち加重値−和回路で加算されるこ
とである。代案的な設計による動信号検出回路はフィー
ルド櫛形フィルタが時間的な濾波と共に一定量の空間的
な濾波を随伴するが、前記のような高域通過フレームフ
ィルタや高域通過フィールド櫛形フィルタを用いること
ができる。
【0015】前述したような動信号検出回路では、動信
号が検出される2次元空間周波数スペクトル上の領域は
図2のA−図2のCに示したように映像信号の空間周波
数を全ては含まない。即ち、動信号が主な水平空間高周
波数の下位スペクトルや色度情報が置かれる対角線上空
間高周波数の下位スペクトルに現れるとき動きは検出さ
れない。だが、動信号は水平空間高周波数の下位スペク
トルで検出された動きを含み形成されることが望まし
い。又、動信号は複合映像信号の空間周波数スペクトル
の相当部分を抑制することよりは、色度情報が動きを発
生する輝度成分を色度成分とほとんど区別できない領域
に存在する対角線上空間高周波数の下位スペクトルだけ
を抑制しながら形成されることが望ましい。
【0016】図3ないし図7を参照し本発明による動信
号検出回路の構成と作動を説明する。図1のように図3
は図示されてない映像信号源から出力される複合映像信
号が入力端子100を通じて入力される。入力端子10
0はフレームメモリ102の書込端子と第1減算器であ
る減算器104の被減数端子に連結されている。フレー
ムメモリ102の読出端子は減算器104の減数端子に
接続される。後処理器108の出力端子は動信号を利用
する回路(図示せず)に連結される。1990年8月1
7日出願された米国特許出願番号第07/569,02
9号で記述されているようにビデオテープが重畳された
輝度信号を記録するとき入力端子100の複合映像信号
は適応的な空時間フィルタに供給されるが、適応的なフ
ィルタのモード切換は図3の動信号検出回路で発生する
動信号により制御される。図1での減算器104の差出
力端子と後処理器108の入力端子に接続された水平低
域通過フィルタ106は、図3では減算器104の差出
力端子から供給される高域通過フレーム櫛形フィルタの
出力信号で色度情報を抑制する他の形態のフィルタ21
2に代替される。
【0017】色度信号抑制フィルタ212は空間周波数
領域で対角線上の高周波数だけを抑制するもので、次の
ような構成を持つ。第2減算器204は第1減算器10
4の差出力端子に直接接続された被減数入力端子と、第
1減算器104の差出力端子が水平高域通過フィルタ2
00と垂直高域通過フィルタ202を通じて連結された
被減数入力端子を持つ。第1減算器104の差出力端子
は水平高域通過フィルタ200の入力端子に接続され、
水平高域通過フィルタ200の出力端子は垂直高域通過
フィルタ202の入力端子に接続され、垂直高域通過フ
ィルタ202の出力端子は第2減算器204の減数端子
に接続される。第2減算器204の差出力端子は色度信
号抑制フィルタ212の出力信号を後処理器108の入
力端子に供給するように接続される。遅延素子214の
入力端子は第1減算器104の差出力端子に接続され出
力端子は第2減算器204の被減数入力端子に接続され
る。
【0018】又、垂直高域通過フィルタ202が直列配
列上水平高域通過フィルタ200に先立って配列される
こともできる。フレーム間変化の振幅の絶対値は映像の
所定部分で動きがあるという表示を発生せしめるための
後処理器108で検出される臨界値なので、図3とは違
って減算器104,204のうち一つ又は二つともの被
減数端子と減数端子の接続が入れ変わっても、動信号検
出回路の作動に影響は及ぼさない。又ほかの変形として
は、NTSC複合映像信号では大部分の色度信号エネル
ギーが3.58MHz色度副搬送波の両側に0.5MH
z延長する帯域の中に存在することを考慮し、水平高域
通過フィルタ200の遮断周波数を3MHzに上げるこ
とである。すると、動きが検出させられる水平空間周波
数の範囲を更に延長することになる。
【0019】図3の作動において、入力端子100を通
じて供給された複合映像信号110は輝度信号と色度信
号を含む。フレームメモリ102と第1減算器104を
設けるフレーム櫛形フィルタは図1と同一である。第1
減算器104の出力信号111は空間周波数全領域にか
け動情報を含み、色度信号は水平空間高周波数を持つ領
域だけで含む。より具体的には、水平空間高周波数領域
ではNTSC信号の色度情報が水平空間高周波数と共に
垂直空間高周波数の下位領域だけに存在する。これが対
角線上空間高周波数の下位領域である。信号111は水
平高域通過フィルタ200を通過しながら水平空間高周
波数領域の成分が検出される。水平高域通過フィルタ2
00で検出された信号206は垂直高域通過フィルタ2
02を通過しながら色度信号成分を含み対角線上空間高
周波数の下位領域の成分が検出される。遅延素子214
はフレーム間の画素での変化を表示する第1減算器10
4の出力信号111を水平高域通過フィルタ200と垂
直高域通過フィルタ202の信号処理時間ほど遅延させ
る。ここで、信号処理時間は入力端子に印加された段階
入力信号に対する応答が出力端子に現れるときまでの時
間の間隔で待機時間ともいう。第2減算器204は遅延
素子214の出力信号を直列に配列された水平高域通過
フィルタ200と垂直高域通過フィルタ202により出
力信号111で選択された色度信号208と差動的に組
み合わせる。これにより減算器204の差出力端子から
対角線上空間高周波数だけが抑制された改善された動信
号210を提供する。
【0020】前記改善された動信号210は水平空間低
周波数を持つ空間領域は勿論(図2のBに示されている
図1の信号112でのように)、色度信号成分を除去す
る必要がない垂直空間低周波数の水平空間高周波数の下
位領域を(図4のCに示されたように)含む。したがっ
て、動信号は対角線方向に動く細密な情報においてのよ
うに垂直空間周波数成分が高くない限り、動信号が水平
空間高周波数成分を持っているとしても検出される。テ
レビジョン映像の多くのありふれた類型で対角線上の動
きより水平の動きの傾向が多いので動信号210の改善
は重要なことである。
【0021】図5は従来の動信号検出回路の欠点を克服
するための本発明のまた他の実施例である。従来の動信
号検出回路が米国特許出願第07/569,029号に
示されているもののような、適応的な輝度分離回路を制
御する動信号を発生するのに利用されるとき、同一な輝
度レベルだがほかの色を持つ背景に対して物体の動きが
あるときは望ましくない輝度干渉(cross−lum
inance)が発生する。このような現象は起こりに
くいが前記のような条件が発生されると、色度信号が図
1の水平低域通過フィルタ106の遮断周波数以上なの
で図1の動信号検出回路は色度信号に無感覚なので動き
は検出されない。米国特許出願番号第07/569,0
29号に示されている適応的な輝度信号分離回路は構成
要素として図1のフレームメモリ102と減算器104
を含むことができるフレーム櫛形回路を用いて、まるで
現在走査される領域が静的であるかのように認識し、輝
度信号を処理するように動表示がないもので出力する。
静的な対象を示す色度信号はフレーム櫛形回路で各フレ
ームごとに削除され、動的な対象を示す色度信号は各フ
レームごとに削除されないので望ましくない輝度干渉を
発生しない。又、望ましくない輝度干渉の発生は起動信
号用適応的処理回路(即ち、米国特許出願番号第07/
569,029号の適応的輝度分離回路)に印加された
信号で色度信号を除去するために図5に示されているプ
リフィルタ312を用いて防止できる。
【0022】図5で、図示されてない映像信号源からの
複合映像信号は入力端子100を通じてプリフィルタ3
12に供給される。プリフィルタ312は従来の技術で
ある図1のものと似た構造の動信号検出回路に供給され
た信号310で色度信号成分を抑制する。本実施例では
プリフィルタ312の減算器304を第1減算器304
にし、減算器104は第2減算器にする。
【0023】プリフィルタ312の構成は次のようであ
る。遅延素子314は図示されてない映像信号源から入
力端子100に供給される複合映像信号を水平高域通過
フィルタ300と垂直高域通過フィルタ302を通じた
信号処理に所要される時間だけ遅延する。第1減算器3
04は遅延素子314から遅延された複合映像信号の出
力が供給される被減数入力端子と入力端子100がフィ
ルタ300,302を通じて接続される減数入力端子を
持つ。入力端子100は水平高域通過フィルタ300の
入力端子に連結されており、水平高域通過フィルタ30
0の出力端子は垂直高域通過フィルタ302の入力端子
に連結されている。垂直高域通過フィルタ302の出力
端子は第1減算器304の減数端子に連結されている。
NTSCシステムにおいて、水平高域通過フィルタの遮
断周波数は3MHzなので、3.58MHzである抑制
された搬送波の両側のうち一側の色度信号の側波帯は抑
制される。第1減算器304の差出力端子はフィルタの
出力信号を図1のような類型の動信号検出回路に含まれ
た要素102,104を設けるフレーム櫛形フィルタの
入力端子に供給するように接続される。したがって、図
5の残りの構成は実際的に図1と同じであり詳しい構成
説明は省略する。
【0024】垂直高域通過フィルタ302は水平高域通
過フィルタ300の前に接続される。フレーム間変化の
振幅の絶対値は映像の所定部分で動きがあるという表示
を発生せしめるために後処理器108で検出される臨界
値なので、図5とは違って減算器304,104のうち
一つ又は二つともの被減数端子と減数端子の接続が入れ
変わっても、動信号検出回路の作動は影響を受けない。
【0025】図5の作動において、入力端子100を通
じて供給された複合映像信号110は輝度信号と色度信
号を含む。水平高周波数成分は水平高域通過フィルタ3
00を通じて検出される。水平高域通過フィルタ300
で検出された信号306は垂直高域通過フィルタ302
を通過して色度信号が検出される。第1減算器304は
水平高域通過フィルタ300と、垂直高域通過フィルタ
302を通じて形成された色度信号308と、遅延素子
314により遅延された複合映像信号100を減算し、
対角線空間高周波数成分が抑制された映像信号310を
形成する。対角線空間高周波数成分が除去された映像信
号310は図1と同一な動信号検出回路に供給される。
したがって、図5の後続動作は図1の説明と同一なので
詳しいことは省略する。図6のAないし図6のCは3M
Hzの遮断周波数を持つ水平高域通過フィルタが動信号
検出回路に用いられるときの動信号検出周波数領域を示
す。
【0026】又、図5で、直列接続されたフィルタ30
0,302の出力である信号308は分離された色度信
号として色度信号処理回路(図示せず)に供給される。
対角線上空間高周波数成分が抑制された映像信号310
は輝度信号と色度信号全ての対角線上空間周波数成分を
持つ信号110を供給する回路の代りに、図示されてな
い輝度信号用適応的処理回路に供給される。これは色度
動信号が輝度動信号なしに発生する場合、色度信号によ
る輝度信号の干渉(輝度干渉)を除去する。
【0027】図7は図5の変形として、水平低域通過フ
ィルタ106を対角線上空間高周波数の下位領域だけを
抑制するフィルタに代替したことである。即ち、図1を
改善した図3の回路が図7の動信号検出回路に併合され
たことである。だが、図7には新しい効果が加わる。即
ち、2色度信号抑制フィルタの直列接続はそれぞれに対
する遮断特性の必要性を緩和し全体的な色度信号拒否特
性が要求される。NTSCシステムでは水平高域フィル
タ200,300のそれぞれの遮断周波数が3MHzな
ので2次元空間周波数スペクトルの相当部分にかけてフ
レーム間輝度信号の変化が検出される。
【0028】入力端子100を通じて供給される複合映
像信号110は輝度信号と色度信号を含む。プリフィル
タ312は第1色度抑制フィルタとして、色度信号が抑
制されたプリフィルタ310出力を発生させるために複
合映像信号110を入力信号にする。プリフィルタの出
力310は図5のようであり、フレームメモリ102と
第2減算器104を設けるフレーム櫛形フィルタに供給
される。フレーム櫛形フィルタは減算器104の差出力
信号として輝度信号の時間に対する導関数即ち、輝度信
号のフレーム間の変化を供給する。減算器104の差出
力信号は空間周波数領域で対角線上高周波数だけを抑制
し、3MHzの遮断周波数を持つ水平高域通過フィルタ
200により代替された2MHzの遮断周波数を持つ水
平高域通過フィルタ200を除外しては図3の色度抑制
フィルタ212と似た類型の第2色度抑制フィルタ21
2に供給される。減算器204は第1,第2減算器30
4,104に引き続き第3減算器として第3減算器20
4の差出力端子は第2色度抑制フィルタ212の出力信
号を後処理器108の入力端子に供給するように接続さ
れている。
【0029】図7の2色度抑制フィルタ212は図3で
のような色度抑制フィルタ212により代替される。図
8は図3の色度抑制フィルタ212、図5又は図7の色
度抑制プリフィルタ312、又は図7の色度抑制フィル
タ212のうち一つを代替する又ほかの色度抑制フィル
タ412を示す。前記色度抑制フィルタ412は垂直高
域通過フィルタ402の次に水平高域フィルタ400を
直列に接続し、前記フィルタ412の入力端子414に
入力された入力信号による減算器404の減数入力信号
を出力する。減算器404の被減数入力信号は前記フィ
ルタ412の入力端子414に入力された入力信号を所
定時間ほど遅延させる。減算器404の差出力信号は出
力端子416を通じて出力されるフィルタ412の出力
信号である。
【0030】垂直高域通過フィルタ402は、フィルタ
412の入力端子414と接続されており、それぞれ単
一水平走査ラインの1H処理時間と同等な時間を持つ直
列遅延素子4021,4022を含む。前記遅延素子4
021,4022の直列接続は垂直高域通過フィルタ4
02のようにトランスバーサルフィルタの条件を満足さ
せる加重値−和の回路と共に使える3タップ遅延素子を
提供する。垂直高域通過フィルタ402の加重値−和の
回路で加重値を付与するため、入力端子414に印加さ
れたフィルタ412の入力信号はシフタ4023で2ビ
ット座(two−bit−place)の移動による有
意値減少により0.25加重値があたえられ、遅延素子
4021で単一走査ラインの期間の間遅延されたフィル
タ412の入力信号はシフタ4024で1ビット座移動
による有意値減少により0.5加重値があたえられ、直
列遅延素子4021,4022で2走査ライン期間の間
遅延されたフィルタ412の入力信号はシフタ4025
で2ビット座移動による有意値減少により0.25加重
値を得る。3入力を持つ合回路4026はシフタ402
3,4025の組み合わされた出力をシフタ4024の
応答から減算し垂直高域通過フィルタ402の応答であ
る信号406を発生する。合回路4026は例えばシフ
タ4023,4025の応答を加算する加算器とその加
算結果をシフタ4024の応答から減算する減算器を設
けることができる。信号406の空間周波数領域は図9
のAで斜線領域として示す。
【0031】水平高域通過フィルタ400は垂直高域通
過フィルタ402の出力信号406に対して多様に遅延
された応答を発生する多重タップ遅延素子4001と水
平高域通過フィルタ400の出力信号408を発生する
加重値−和回路4002を設ける。信号408の空間周
波数領域は図9のBの斜線部分であり図6のBでの信号
308の空間周波数領域と同一である。
【0032】減算器404の被減数入力信号を直列フィ
ルタ402,400の処理時間と同等な遅延時間を持つ
フィルタ412の入力端子414に供給される信号に対
する遅延された応答として仮定すると、フィルタ412
の入力端子414に供給される信号に対する減算器40
4の差出力信号は図6のCの信号310のような空間周
波数領域まで及ぶようになる。垂直高域通過フィルタ4
02は単一走査ライン期間と同等な(又は、要素402
3ないし4026を設ける加重値−和回路の処理時間に
もう少し依存される)遅延時間を持つ。1H遅延素子4
021によりフィルタ412の入力信号に提供された単
一走査ライン1H遅延が減算器404の被減数入力信号
の大部分の必要な遅延を提供できるので、水平高域通過
フィルタ400の前に垂直高域通過フィルタ402を直
列に置くことが後に置くよりは望ましい。1H遅延素子
4021によりフィルタ412の入力信号に付与された
1H遅延は、水平高域通過フィルタ400の処理時間を
補償し、要素4023ないし4026を含む加重値−和
回路の0でない処理時間を補償する遅延を提供する等化
遅延素子418の遅延ほど増加する。水平高域通過フィ
ルタ400の処理時間は、加重値−和回路4002の0
でない処理時間により増加したもので、前記処理時間は
遅延素子4001の初期、入力信号タップ、最終タップ
間の遅延の1/2である。等化遅延素子418はシフト
レジスタでもありえるし、多重タップ遅延素子4001
は直列入力/並列出力類型のシフトレジスタでもありえ
る。
【0033】代案として、前記遅延素子418で等化遅
延を提供する代りに、1H遅延素子4022の初期部分
により提供させられるが、この場合には遅延素子402
2のタッピングが必要である。だが、1H遅延素子がそ
れぞれの読んだ後に書く(read−then−wri
te)メモリ又は一つの2ラインメモリを用いて(二つ
とも使われる可能性が高い)形成されるとすれば、1H
遅延素子4022をタッピングしなければならない不便
がある。
【0034】色度抑制フィルタ412がプリフィルタ3
12を代置すれば、信号408は図示されていない色度
処理回路に供給される分離された色度信号である。
【0035】
【発明の効果】前述したように、本発明は動信号検出時
色度情報がある部分と水平高周波成分が存在する部分を
含むことにより、空間高周波成分を従来に比べてより多
く含むことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の動信号検出回路の回路図である。
【図2】図1に示した動信号検出回路の動作とフレーム
間変化検出能力を記述するにおいての空間周波数領域を
示す図である。
【図3】本発明を具現する動信号検出回路の一実施例を
示す図である。
【図4】図3の動信号検出回路の動作を記述し、そのフ
レーム間の変化検出能力を図1の動信号検出回路と比較
するにおいての空間周波数領域を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例として動信号の影響を受け
た輝度信号で色度成分を除去するプリフィルタを持つ動
信号検出回路の回路図である。
【図6】動信号の影響を受けた輝度信号で色度成分を除
去するプリフィルタを持つ図5の動信号検出回路の動作
を記述するにおいての空間周波数領域を示す図である。
【図7】本発明の又他の実施例として動信号の影響を受
けた輝度信号で色度成分を除去するプリフィルタを採択
した図3の動信号検出回路を示す図である。
【図8】本発明の又他の実施例として図3,5,7に示
された動信号検出回路に加えられた変形例を示す図であ
る。
【図9】図8の動作を記述するにおいての空間周波数領
域を示す図である。
【符号の説明】
100 複合映像信号入力端子 102 フレームメモリ 104,204,304 減算器 106 水平低域通過フィルタ 108 後処理器 200,300 水平高域通過フィルタ 202,302 垂直高域通過フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 11/00 - 11/24 H04N 7/24 - 7/68 H04N 9/64 - 9/78

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に伝送される映像フィールドを示
    し、輝度信号と色信号を含むラスター走査された複合映
    像信号を供給する映像信号源を利用する動信号検出回路
    において、 前記映像信号源に接続された入力端子と、 前記入力端子を通じて供給された前記複合映像信号の時
    間に対する導関数を発生するための櫛形フィルタと、 空間周波数領域で対角線上の高周波数だけを抑制し、任
    意の前記色度信号が抑制されたことに該当する出力を提
    供するための前記櫛形フィルタの出力に応答するように
    接続された色度抑制フィルタと、 前記色度信号抑制フィルタの出力信号の絶対値検出過程
    と信号拡散過程を遂行する後処理器とを設け 前記色度抑制フィルタは、水平高域通過フィルタと、前
    記水平高域通過フィルタの後に直列的に連結される垂直
    高域通過フィルタとを有し空間周波数領域で対角線上の
    高周波数だけを選択し、前記櫛形フィルタの出力信号に
    反応するように接続する色度信号分離フィルタと、 前記フレーム櫛形フィルタの出力を色度信号分離フィル
    タの出力と差動的に組合せ、前記色度抑制フィルタの応
    答を発生する手段とを設け ることを特徴とする動信号検
    出回路。
  2. 【請求項2】 前記垂直高域通過フィルタはそれぞれ単
    一水平走査ラインの持続時間と同等な時間の間、前記入
    力信号を遅延するために直列に接続された第1遅延素子
    及び第2遅延素子と、前記垂直高域通過フィルタの入力
    端子を通じて印加される入力信号と、前記第1遅延素子
    と第2遅延素子のそれぞれの出力信号により横フィルタ
    の条件を満足させるための第1加重値−和手段とを含む
    ことを特徴とする請求項記載の動信号検出回路。
  3. 【請求項3】 前記水平高域通過フィルタは水平高域通
    過フィルタの入力端に印加される信号に対して複数の遅
    延された信号を出力するための多重タップ遅延手段と、
    前記多重タップ遅延手段のそれぞれの出力に対する加重
    値−和を発生するための第2加重値−和手段とを含むこ
    とを特徴とする請求項記載の動信号検出回路。
  4. 【請求項4】 輝度信号成分と色度信号成分を含む複合
    映像信号を供給する映像信号源を利用する動信号検出回
    路において、 前記映像信号源に連結された入力端子と、 前記入力端子を通じて供給された映像信号を1フレーム
    間隔で遅延し、1フレーム遅延された映像信号を発生す
    るフレームメモリと、 前記入力端子を通じて入力された映像信号と、前記フレ
    ームメモリから出力される1フレーム遅延された映像信
    号を受けてそれを差動的に組合せ出力信号を発生する減
    算器と、 前記減算器の出力信号を濾波し、組合されたフィルタ出
    力を発生するために直列に配列された水平高域通過フィ
    ルタ及び垂直高域フィルタと、 前記組合されたフィルタ出力と前記減算器の出力信号を
    差動的に組合せ、前記減算器の出力信号に対する信号を
    発生する信号発生手段と、 前記信号発生手段の出力信号に対する絶対値検出過程と
    信号拡散過程を遂行する後処理器とを設け 前記水平高域通過フィルタは減算器の出力信号が印加さ
    れる入力端子と、前記垂直高域通過フィルタの入力端子
    に接続される出力端子とを持つ ことを特徴とする動信号
    検出回路。
  5. 【請求項5】 前記垂直高域通過フィルタはそれぞれ単
    一水平走査ラインの持続時間と同等な時間の間、前記入
    力信号を遅延するために直列に接続された第1遅延素子
    及び第2遅延素子と、前記垂直高域通過フィルタの入力
    端子を通じて印加される入力信号と前記第1遅延素子と
    第2遅延素子のそれぞれの出力信号により横フィルタの
    条件を満足させるための第1加重値−和手段とを含むこ
    とを特徴とする請求項記載の動信号検出回路。
  6. 【請求項6】 前記水平高域通過フィルタは水平高域通
    過フィルタの入力端に印加される出力信号に対して複数
    の遅延された信号を出力するための多重タップ遅延手段
    と、前記多重タップ遅延手段のそれぞれの出力に対する
    加重値−和を発生するための第2加重値−和手段とを含
    むことを特徴とする請求項記載の動信号検出回路。
  7. 【請求項7】 輝度信号成分と色度信号成分を含む複合
    映像信号を供給する映像信号源を利用する動信号検出回
    路において、 前記映像信号源に連結された入力端子と、前記入力端子
    を通じて供給される映像信号を濾波するための第1水平
    高域通過フィルタ及び第1垂直高域通過フィルタを持つ
    第1直列接続フィルタと、前記入力端子を通じて供給さ
    れた映像信号と前記直列接続フィルタを通じて濾波され
    た映像信号を差動的に出力する信号を発生する差動組合
    用第1手段とを含むプリフィルタと; 前記差動組合用第1手段の出力信号が印加されると、主
    に前記差動組合用第1手段の出力信号の時間に対する導
    関数を発生する櫛形フィルタと; 前記櫛形フィルタの出力をフィルタリングする色度抑制
    フィルタと; 前記色度抑制フィルタの出力信号に対して絶対値検出過
    程と信号拡散過程を遂行する後処理器とを設ける動信号
    検出回路。
  8. 【請求項8】 前記色度抑制フィルタは前記出力信号を
    濾波する第2水平低域通過フィルタを設けることを特徴
    とする請求項記載の動信号検出回路。
  9. 【請求項9】 前記色度抑制フィルタは、 前記櫛形フィルタの出力信号をフィルタリングする第2
    水平高域通過フィルタ及び第2垂直高域通過フィルタを
    持つ第2直列接続フィルタと、 前記櫛形フィルタの出力信号と前記第2直列接続フィル
    タを通じてフィルタリングされた出力信号に差動的に応
    答するように接続され、前記後処理器に供給される出力
    信号を発生する差動組合用第2手段とを設けることを特
    徴とする請求項記載の動信号検出回路。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2垂直高域通過フィル
    タはそれぞれ単一水平走査ラインの持続時間と同等な時
    間の間、前記入力信号を遅延するために直列に接続され
    た第1遅延素子と第2遅延素子と、前記垂直高域通過フ
    ィルタの入力端子を通じて印加される入力信号と、前記
    第1遅延素子と第2遅延素子のそれぞれの出力信号によ
    り横フィルタの条件を満足させるための第1加重値−和
    手段とを含むことを特徴とする請求項記載の動信号検
    出回路。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2水平高域通過フィル
    タは水平高域通過フィルタの入力端に印加される出力信
    号に対して複数の遅延された信号を出力するための多重
    タップ遅延手段と、前記多重タップ遅延手段のそれぞれ
    の出力に対する加重値−和を発生するための第2加重値
    −和手段とを含むことを特徴とする請求項記載の動信
    号検出回路。
JP4149619A 1992-01-22 1992-06-09 対角線上の空間周波数を除外した全帯域応答を持つ動信号検出回路 Expired - Fee Related JP2952108B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/824,212 US5386249A (en) 1992-01-22 1992-01-22 Video motion detector with full-band response except for diagonal spatial frequencies
US824212 1992-01-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05268635A JPH05268635A (ja) 1993-10-15
JP2952108B2 true JP2952108B2 (ja) 1999-09-20

Family

ID=25240871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4149619A Expired - Fee Related JP2952108B2 (ja) 1992-01-22 1992-06-09 対角線上の空間周波数を除外した全帯域応答を持つ動信号検出回路

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5386249A (ja)
EP (1) EP0556501B1 (ja)
JP (1) JP2952108B2 (ja)
KR (1) KR0160529B1 (ja)
CN (1) CN1040387C (ja)
CA (1) CA2070543C (ja)
DE (1) DE69222023T2 (ja)
MX (1) MX9203837A (ja)
MY (1) MY108326A (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5784107A (en) * 1991-06-17 1998-07-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for picture coding and method and apparatus for picture decoding
JP3576573B2 (ja) * 1993-04-16 2004-10-13 キヤノン株式会社 撮像装置
KR960012932B1 (ko) * 1993-09-17 1996-09-25 대우전자 주식회사 이차원 공간 필터링을 이용한 시간축 대역 제한 방법
US5471252A (en) * 1993-11-03 1995-11-28 Matsushita Electric Industrial Corporation Of America Method and apparatus for estimating motion vector fields by rejecting local outliers
US5528555A (en) * 1994-12-09 1996-06-18 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy System and method for compensating for towed array motion induced errors
US5757436A (en) * 1996-06-21 1998-05-26 Magma, Inc. Image processor system
TW424227B (en) * 1999-04-08 2001-03-01 Via Tech Inc Signal decoding device and method thereof
JP3551870B2 (ja) * 1999-11-24 2004-08-11 日本電気株式会社 Vdt障害緩和装置/方法およびvdt障害危険性定量化装置/方法ならびに記録媒体
CN100566379C (zh) * 2002-06-25 2009-12-02 松下电器产业株式会社 移动检测装置及其利用该装置的噪声衰减装置
KR20050090005A (ko) * 2003-01-14 2005-09-09 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 복합 비디오 기저-대역 신호로부터 색차 신호를 분리하기위한 방법 및 디바이스
JP4481868B2 (ja) * 2005-04-26 2010-06-16 日本放送協会 プリフィルタ
JP2008541650A (ja) * 2005-05-16 2008-11-20 ヒューマン モニタリング エルティーディー モニタリング方法および装置
JP2008160419A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Sanyo Electric Co Ltd 動き検出装置
WO2016075796A1 (ja) * 2014-11-13 2016-05-19 日立マクセル株式会社 投射型映像表示装置および映像表示方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1270322A (en) * 1983-12-22 1990-06-12 Kotaro Asai Adaptive comb filter
US4597007A (en) * 1984-02-06 1986-06-24 Rca Corporation Circuitry for correcting frame combed luminance signal for motion induced distortion
US4716462A (en) * 1986-11-25 1987-12-29 Rca Corporation Motion adaptive television signal processing system
US4831463A (en) * 1987-01-30 1989-05-16 Faroudja Y C Video processing in which high frequency luminance components are folded into a mid-band spectrum
JPH0191586A (ja) * 1987-10-02 1989-04-11 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 動き検出回路
US4868650A (en) * 1988-03-07 1989-09-19 Rca Licensing Corporation Circuitry for expanding the effect of a video control signal in multiple dimensions
US4953032A (en) * 1988-11-30 1990-08-28 Hitachi, Ltd. Motion signal generating circuit for use in a television receiver
US5095354A (en) * 1989-09-01 1992-03-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Scanning format converter with motion compensation
DE69121627T2 (de) * 1990-04-27 1997-01-23 Canon Kk Vorrichtung zur Detektion von Bewegungsvektor
US5113262A (en) * 1990-08-17 1992-05-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Video signal recording system enabling limited bandwidth recording and playback
US5083203A (en) * 1990-05-31 1992-01-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Control signal spreader

Also Published As

Publication number Publication date
KR930017454A (ko) 1993-08-30
JPH05268635A (ja) 1993-10-15
KR0160529B1 (ko) 1999-01-15
DE69222023T2 (de) 1998-03-26
CN1074793A (zh) 1993-07-28
US5386249A (en) 1995-01-31
DE69222023D1 (de) 1997-10-09
EP0556501B1 (en) 1997-09-03
CA2070543A1 (en) 1993-07-23
CA2070543C (en) 1999-06-15
EP0556501A1 (en) 1993-08-25
CN1040387C (zh) 1998-10-21
MY108326A (en) 1996-09-30
MX9203837A (es) 1993-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2952108B2 (ja) 対角線上の空間周波数を除外した全帯域応答を持つ動信号検出回路
JPH01112873A (ja) 映像信号のノイズ除去装置
JPS628994B2 (ja)
JPS6133500B2 (ja)
US5150203A (en) Variable chrominance filtering for encoding television signals
CA2048975C (en) Motion signal detecting circuit
US5365281A (en) Motion signal detecting circuit
US6201582B1 (en) Circuit for moiré suppression
EP0488498B1 (en) Motion signal detecting circuit
US6424384B1 (en) Method and apparatus for improved signal filtering
US20060125965A1 (en) Method and device for separating a chrominance signal from a composite video baseband signal
JPH07131676A (ja) 動き検出回路
JPS6346088A (ja) Yc分離回路
KR940006179B1 (ko) 동신호검출방식 및 장치
JPH07143454A (ja) 高品位テレビジョン受信機
JPH01138853A (ja) インターラインフリッカー除去回路
JPH0951546A (ja) 色信号ノイズ除去装置
JPH01176189A (ja) 動き適応型輝度信号色信号分離装置及び動き検出回路
JPS6348970A (ja) 巡回型雑音低減装置
JPH06113315A (ja) ノイズ低減回路
JPH0435488A (ja) 輝度・色信号分離装置
JPS63136886A (ja) 巡回型雑音低減装置
JPS62208764A (ja) テレビジヨン信号の雑音低減装置
JPS63109667A (ja) 巡回型雑音低減装置
JPS6219116B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070709

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees