JP2008160419A - 動き検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像信号からより正確な動き検出を行う。
【解決手段】映像信号から1フレーム間差分信号を抽出し(10,12)、1フレーム間差分信号を映像信号のフレームの垂直方向に対して所定周波数より低い垂直低域周波数信号と前記所定周波数以上の垂直高域周波数信号とに分離し(14,16,18)、垂直低域周波数信号と垂直高域周波数信号とから映像信号のフレームの水平方向に対してそれぞれ異なる周波数帯域の信号を分離し(20,22)、これらの信号を混合する(24)動き検出装置により上記課題を解決することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像信号から輝度信号と色信号とを分離する際の動きを検出するための動き検出装置に関する。
NTSC方式、PAL方式のカラーテレビジョン信号では輝度信号と色信号が周波数多重されたコンポジット映像信号が使用されている。コンポジット映像信号に対してY/C分離処理、ノイズリダクション処理等を施すために動き検出が行われている。動き適応3次元Y/C分離と呼ばれる処理では、輝度信号と色信号を分離する際に、ライン相関を利用した2次元Y/C分離とフレーム相関を利用した3次元Y/C分離とを動き検出結果に応じて切り替える。
また、特許文献1には、エッジを検出し、エッジ部分と判定された領域では動き検出の感度を下げて動きの誤検出を抑制した動き検出処理が開示されている。また、フレームメモリの入力信号、出力信号からそれぞれエッジを検出することによって、エッジ検出の精度を向上させている。
特開平10−108039
ところで、映像信号から動きを検出する際においてエッジ部分で動きを誤検出する主な要因は、輝度信号と色信号のクロストークにある。例えば、NTSC方式では輝度信号はフレーム間で同相であるが、色信号は連続するフレーム間で逆位相である。色信号は、フレーム間で逆位相であるため、フレーム間差分信号には動き成分と色成分が含まれる。動き検出回路で、この色成分を動きと判定すると、ドット妨害やクロスカラー、映像のボケが発生する。
従来技術ではエッジ検出信号のレベルに応じて動き検出回路からの動き信号のレベルを減衰させている。エッジ検出回路では、帯域フィルタで輝度信号および色信号の変化に伴う周波数成分の変化を抽出することでエッジ成分を取り出している。
上記特許文献1の技術では、エッジと検出し辛いことが問題である。まず、輝度信号は白ピークで100IREであるが、変調色信号の最大振幅はカラーバーのシアンバー、レッドバーで63IREである。次にエッジ検出の帯域フィルタの問題がある。色信号が水平方向に変化する絵柄では、変調色信号の周波数成分は水平低域周波数に延びている。エッジ検出の帯域を水平低域に広げないと色信号が水平方向に急激に変化する絵柄では、これをエッジと検出できない場合がある。逆に水平低域に広げてエッジと検出する頻度が増した場合、映像に動きがあり、現フレーム信号と前フレーム信号で別の絵柄のエッジが重なることがある。この場合、映像が動いているにも係わらず、エッジありと判定し、動き検出感度を下げるように動作するので、動画と判定できない場合がある。
本発明は、上記課題を鑑み、映像信号からより確実に動きを検出することができる動き検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、映像信号から1フレーム間差分信号を抽出し、前記1フレーム間差分信号から映像信号のフレームの垂直方向に対して所定周波数より低い垂直低域周波数信号と前記所定周波数以上の垂直高域周波数信号とに分離し、前記垂直低域周波数信号と前記垂直高域周波数信号とから映像信号のフレームの水平方向に対してそれぞれ異なる周波数帯域の信号を分離し、これらの信号を混合することを特徴とする動き検出装置である。
より具体的な構成は以下のようにすることができる。映像信号を1フレーム遅延するフレーム遅延部と、映像信号と、前記フレーム遅延部において遅延された映像信号と、の差を出力する減算器と、前記減算器の出力信号から映像信号のフレーム垂直方向に対する所定周波数帯域を分離して出力する第1垂直周波数フィルタと、前記減算器の出力信号から映像信号のフレーム垂直方向に対する前記第1垂直周波数フィルタより低い周波数帯域を分離して出力する第2垂直周波数フィルタと、前記第1垂直周波数フィルタの出力信号から映像信号のフレーム水平方向に対する所定周波数帯域を分離して出力する第1水平低域通過フィルタと、前記第2垂直周波数フィルタの出力信号から映像信号のフレーム水平方向に対する前記第1水平低域通過フィルタよりも広い周波数帯域を分離して出力する第2水平低域通過フィルタと、前記第1水平低域通過フィルタからの出力信号と前記第2水平低域通過フィルタからの出力信号とを混合して出力する合成部と、を備えることを特徴とする動き検出装置である。なお、前記合成部から出力された信号に対して非線形変換処理を施してもよい。
また、より具体的な構成は以下のようにすることもできる。映像信号を1フレーム遅延するフレーム遅延部と、映像信号と、前記フレーム遅延部において遅延された映像信号と、の差を出力する減算器と、前記減算器の出力信号から映像信号のフレーム垂直方向に対する所定周波数帯域を分離して出力する第1垂直周波数フィルタと、前記減算器の出力信号から映像信号のフレーム垂直方向に対する前記第1垂直周波数フィルタより低い周波数帯域を分離して出力する第2垂直周波数フィルタと、前記第1垂直周波数フィルタの出力信号から映像信号のフレーム水平方向に対する所定周波数帯域を分離して出力する第1水平低域通過フィルタと、前記第2垂直周波数フィルタの出力信号から映像信号のフレーム水平方向に対する前記第1水平低域通過フィルタよりも広い周波数帯域を分離して出力する第2水平低域通過フィルタと、前記第1水平低域通過フィルタからの出力信号を非線形変換する第1非線形変換部と、前記第2水平低域通過フィルタからの出力信号を非線形変換する第2非線形変換部と、前記第1非線形変換部からの出力信号と前記第2非線形変換部からの出力信号とを混合して出力する合成部と、を備えることを特徴とする動き検出装置である。
これらの動き検出装置によって得られた信号では、色成分の含まれない輝度信号の動きを検出することができる。
ここで、前記第1水平低域通過フィルタがメジアン処理部を含むことが好適である。
また、前記第2水平低域通過フィルタは、1MHz以下の通過帯域を有することがより好適である。さらに、前記第1水平低域通過フィルタは、0.5MHz以下の通過帯域を有することが好適である。
本発明によれば、1フレーム間差分信号の垂直高域成分と垂直低域成分でそれぞれの水平周波数帯域を切り分け、垂直高域成分の水平周波数帯域をより低域に設定することで、1フレーム間差分信号に含まれる色信号を除去することで、動き成分の検出精度を向上させるものである。また、従来技術であるエッジ検出回路を不要にできる効果もある。
[第1の実施の形態]
第1の実施における動き検出装置100は、図1に示すように、フレームメモリ10、減算器12、ラインメモリ14、減算器16、加算器18、第1水平低域通過フィルタ20、第2水平低域通過フィルタ22、合成器24、絶対値処理部26、非線形変換部28、フレームメモリ30、減算器32、絶対値処理部34、非線形変換部36及び合成器38を含んで構成される。
動き検出装置100は、映像信号をフレームメモリ10、減算器12、フレームメモリ30及び減算器32に入力することによって、映像信号に含まれる動きを検出して出力する。以下、動き検出装置100を構成する各部について説明する。
フレームメモリ10は、入力した映像信号を1フレーム期間だけ遅延させて減算器12へ出力する。
減算器12は、外部から入力される映像信号を受けて、フレームメモリ10において1フレーム期間遅延された映像信号との差分を算出し、1フレーム間差分信号としてラインメモリ14、減算器16及び加算器18へ出力する。NTSC方式では、色副搬送波の位相は1フレーム毎に反転するので、1フレーム間差分信号には、動きの成分と色信号成分が含まれる。
ラインメモリ14は、減算器12によって、得られた1フレーム間差分信号を受けて、1ライン期間だけ遅延して減算器16および加算器18へ出力する。
減算器16は、減算器12によって得られた1フレーム間差分信号を受けて、ラインメモリ14において1ライン期間遅延された1フレーム間差分信号との差分を算出し、第1水平低域通過フィルタ20へ出力する。すなわち、減算器16は、映像信号のフレームの垂直方向に向けて所定の周波数以上の周波数帯域の信号成分(以下、垂直高周波成分という)を抽出して第1水平低域通過フィルタ20へ出力する。このとき、図2に示すように、加算器18から出力される周波数成分よりも高周波数側の信号成分が抽出される。より具体的には、垂直方向への最大周波数fvmの略1/2以上の高周波数側の信号成分が抽出される。
加算器18は、減算器12によって得られた1フレーム間差分信号を受けて、ラインメモリ14において1ライン期間遅延された1フレーム間差分信号との和を算出し、第2水平低域通過フィルタ22へ出力する。加算器18は、映像信号のフレームの垂直方向に向けての所定の周波数より低い周波数帯域の信号成分(以下、垂直低周波成分という)を抽出して第2水平低域通過フィルタ22へ出力する。このとき、図2に示すように、減算器16から出力される周波数成分よりも低周波数側の信号成分が抽出される。より具体的には、垂直方向への最大周波数fvmの略1/2より低い低周波数側の信号成分が抽出される。
第1水平低域通過フィルタ20は、減算器16で抽出された映像信号の垂直高周波成分から、映像信号のフレームの水平方向に向けての第1の閾値周波数fh1以下の周波数帯域の信号成分を抽出して合成器24へ出力する。第2水平低域通過フィルタ22は、加算器18で抽出された映像信号の低周波成分から、映像信号のフレームの水平方向に向けての第2の閾値周波数fh2以下の周波数帯域の信号成分を抽出して合成器24へ出力する。ここでは、第1の閾値周波数fh1は第2の閾値周波数fh2よりも低く設定する。すなわち、図3に示すように、第2水平低域通過フィルタ22から出力される信号の周波数成分(水平周波数成分)が第1水平低域通過フィルタ20から出力される信号の周波数成分(水平周波数成分)よりも広くなるように第1及び第2の閾値周波数fh1,fh2を設定する。
より具体的には、第2の閾値周波数fh2はフィルタ遮断周波数が映像信号の色成分の搬送信号の周波数(NTSCでは約3.58MHz、PALでは約4.43MHz)以下となるように設定することが好ましい。特に、フィルタ遮断周波数が1MHz以下に設定することがより好適である。また、第1の閾値周波数fh1は、第2の閾値周波数fh2よりも低く設定され、そのフィルタ遮断周波数が0.5MHz以下に設定されることがより好適である。
このように、本実施の形態の動き検出装置100は、信号に含まれる垂直周波数の領域に応じて適用する水平低域通過フィルタを変えることによって、図3に示すように、高い垂直周波数領域の信号に対して狭い水平周波数帯域の信号が抽出され、低い垂直周波数領域の信号に対しては広い水平周波数帯域の信号が抽出されるようにフィルタリング処理する。
合成器24は、第1水平低域通過フィルタ20及び第2水平低域通過フィルタ22から出力された信号を受けて、それらの信号を混合して出力する。すなわち、合成器24はミキサー回路として機能する。
絶対値処理部26は、合成器24において得られた信号の正負の極性を取り除いて非線形変換部28へ出力する。非線形変換部28は、絶対値処理部26において処理された信号のビット圧縮処理を行う。例えば、8ビットで表されていた信号を3ビットに変換する処理等を行う。
フレームメモリ30は、外部から入力される映像信号を受けて、2フレーム(2画面)分の映像信号のデータを格納及び保持する。フレームメモリ30は、2フレーム分の映像信号を格納しつつ、格納された映像信号を2フレーム期間だけ遅延させて減算器32へ出力する。すなわち、フレームメモリ30は、2フレーム遅延回路として機能する。
減算器32は、外部から入力される映像信号を受けて、フレームメモリ30において2フレーム期間遅延された映像信号との差分を算出し、2フレーム間差分信号として絶対値処理部34へ出力する。NTSC方式では、2フレーム間離れた2つの信号間では、輝度信号、色信号はともに同相であるので、2フレーム間差分信号には輝度信号と色信号の2フレーム間の動き成分が含まれている。
絶対値処理部34は、減算器32において得られた信号の正負の極性を取り除いて非線形変換部36へ出力する。非線形変換部36は、絶対値処理部34において処理された信号のビット圧縮処理を行う。具体的には、8〜9ビットで表されていた信号を2〜4ビットに変換する。
合成器38は、非線形変換部28及び非線形変換部36からの出力を混成して動き検出信号として出力する。動き検出信号には、輝度成分の信号と色成分の信号とが混成されている。これにより、いずれか一方の成分の信号から動きを検出することができる。特に、非線形変換部28から出力される信号には、図3に示すように、動き検出に有効なエッジを強調した周波数帯域の信号成分のみが含まれているので、従来よりも高い確度及び精度で動きを検出することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施における動き検出装置200は、図4に示すように、フレームメモリ10、減算器12、ラインメモリ14、減算器16、加算器18、第1水平低域通過フィルタ20、第2水平低域通過フィルタ22、絶対値処理部40a,40b、非線形変換部42a,42b、合成器44、フレームメモリ30、減算器32、絶対値処理部34、非線形変換部36及び合成器38を含んで構成される。
動き検出装置200において動き検出装置100と同じ機能を有する構成部には同じ符号を付して説明を省略する。
絶対値処理部40aは、第1水平低域通過フィルタ20から出力された信号の正負の極性を取り除いて非線形変換部42aへ出力する。非線形変換部42aは、絶対値処理部40aにおいて処理された信号のビット圧縮処理を行う。絶対値処理部40bは、第2水平低域通過フィルタ22から出力された信号の正負の極性を取り除いて非線形変換部42bへ出力する。非線形変換部42bは、絶対値処理部40bにおいて処理された信号のビット圧縮処理を行う。
合成器44は、非線形変換部42a,42bから出力された信号を混合して合成器38へ出力する。合成器38は、合成器44から出力された信号と、非線形変換部36から出力された信号とを混合して出力する。
以上のように、第2の実施形態では、第1水平LPF20および第2水平LPF22の出力信号を混合する前に非線形変換処理を行うので、1フレーム間差分信号の垂直高域成分と垂直低域成分でそれぞれ最適な非線形特性を設定することができる。すわなち、非線形変換部42aをより静止画に判定し易い図5の特性bを選ぶことで1フレーム間差分信号に含まれる色成分の影響をさらに低減し、動き検出の精度を向上させることができる
[第3の実施の形態]
第3の実施における動き検出装置300は、図6に示すように、フレームメモリ10、減算器12、ラインメモリ14、減算器16、加算器18、第2水平低域通過フィルタ22、処理回路302、絶対値処理部40a,40b、非線形変換部42a,42b、合成器44、フレームメモリ30、減算器32、絶対値処理部34、非線形変換部36及び合成器38を含んで構成される。
動き検出装置300において動き検出装置200と同じ機能を有する構成部には同じ符号を付して説明を省略する。第3の実施の形態では、第1水平低域通過フィルタ20の代りに、処理回路302a,302bを備えることを特徴としている。
以下、処理回路302を色副搬送波の4逓倍のクロックで駆動する場合で説明する。処理回路302は、図7に示すように、メジアン処理部50、クロック遅延回路52a、52b、反転器53a、53bおよび減算器54を含んで構成することができる。このクロック遅延回路52a、52bは、2クロック分の遅延回路として動作する。クロック遅延回路52aは、減算器16から受けた信号を2クロック遅延して、メジアン処理部50および減算器54へ出力する。また、クロック遅延回路52bは、クロック遅延回路52aから受けた信号を2クロック分遅延し、反転器53bを介してメジアン処理部50へ出力する。
メジアン処理部50は、反転器53a、53bおよびクロック遅延回路52aからの出力信号を受けて、それらの信号値の中央値を抽出して減算器54へ出力する。色副搬送波の4逓倍のクロックで駆動され、2クロック分離れた画素が入力する。減算器16およびクロック遅延回路52bからは反転器を介して入力される。色信号の変化がステップ状であれば、メジアン処理部50からの出力信号はクロック遅延回路52aからの信号が出力される。
減算器54はメジアン処理部50、クロック遅延回路52aからの出力信号を受けて、それらの信号の差を算出して合成器24へ出力する。色信号がステップ状に変化する絵柄ではメジアン処理部50からの出力信号とクロック遅延回路52aからの出力信号は一致するので、減算器54で色信号成分を打ち消し合うことができる。
このように、第1水平低域通過フィルタ20をメジアン処理部50を有する処理回路302に変更しても動き検出装置200と同等の作用を得ることができる。同様に、図8に示す動き検出装置400のように、第1の実施の形態における動き検出装置100における第1水平低域通過フィルタ20をメジアン処理部50を有する処理回路302に変更してもよい。
第1の実施の形態における動き検出装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における動き検出処理を説明する図である。 本発明の実施の形態における動き検出処理を説明する図である。 第2の実施の形態における動き検出装置の構成を示す図である。 第2の実施の形態における動き検出の特性を示す図である。 第3の実施の形態における動き検出装置の構成を示す図である。 メジアン処理部を有する処理回路の基本構成を示す図である。 第4の実施の形態における動き検出装置の構成を示す図である。
符号の説明
10 フレームメモリ、12 減算器、14 ラインメモリ、16 減算器、18 加算器、20 第1水平低域通過フィルタ、22 第2水平低域通過フィルタ、24 合成器、26 絶対値処理部、28 非線形変換部、30 フレームメモリ、32 減算器、34 絶対値処理部、36 非線形変換部、38 合成器、40a (第1)絶対値処理部、40b (第2)絶対値処理部、42a (第1)非線形変換部、42b (第2)非線形変換部、44 合成器、50 メジアン処理部、52a,52b 画素メモリ、54 減算器、100,200,300 動き検出装置、302 メジアン処理回路。

Claims (6)

  1. 映像信号を1フレーム遅延するフレーム遅延部と、
    映像信号と、前記フレーム遅延部において遅延された映像信号と、の差を出力する減算器と、
    前記減算器の出力信号から映像信号のフレーム垂直方向に対する所定周波数帯域を分離して出力する第1垂直周波数フィルタと、
    前記減算器の出力信号から映像信号のフレーム垂直方向に対する前記第1垂直周波数フィルタより低い周波数帯域を分離して出力する第2垂直周波数フィルタと、
    前記第1垂直周波数フィルタの出力信号から映像信号のフレーム水平方向に対する所定周波数帯域を分離して出力する第1水平低域通過フィルタと、
    前記第2垂直周波数フィルタの出力信号から映像信号のフレーム水平方向に対する前記第1水平低域通過フィルタよりも広い周波数帯域を分離して出力する第2水平低域通過フィルタと、
    前記第1水平低域通過フィルタからの出力信号と前記第2水平低域通過フィルタからの出力信号とを混合して出力する合成部と、
    を備えることを特徴とする動き検出装置。
  2. 映像信号を1フレーム遅延するフレーム遅延部と、
    映像信号と、前記フレーム遅延部において遅延された映像信号と、の差を出力する減算器と、
    前記減算器の出力信号から映像信号のフレーム垂直方向に対する所定周波数帯域を分離して出力する第1垂直周波数フィルタと、
    前記減算器の出力信号から映像信号のフレーム垂直方向に対する前記第1垂直周波数フィルタより低い周波数帯域を分離して出力する第2垂直周波数フィルタと、
    前記第1垂直周波数フィルタの出力信号から映像信号のフレーム水平方向に対する所定周波数帯域を分離して出力する第1水平低域通過フィルタと、
    前記第2垂直周波数フィルタの出力信号から映像信号のフレーム水平方向に対する前記第1水平低域通過フィルタよりも広い周波数帯域を分離して出力する第2水平低域通過フィルタと、
    前記第1水平低域通過フィルタからの出力信号を非線形変換する第1非線形変換部と、
    前記第2水平低域通過フィルタからの出力信号を非線形変換する第2非線形変換部と、
    前記第1非線形変換部からの出力信号と前記第2非線形変換部からの出力信号とを混合して出力する合成部と、
    を備えることを特徴とする動き検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の動き検出装置であって、
    前記第1水平低域通過フィルタがメジアン処理部を含むことを特徴とする動き検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の動き検出装置であって、
    前記第2水平低域通過フィルタは、1MHz以下の通過帯域を有することを特長とする動き検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の動き検出装置であって、
    前記第1水平低域通過フィルタは、0.5MHz以下の通過帯域を有することを特長とする動き検出装置。
  6. 映像信号から1フレーム間差分信号を抽出し、
    前記1フレーム間差分信号から映像信号のフレームの垂直方向に対して所定周波数より低い垂直低域周波数信号と前記所定周波数以上の垂直高域周波数信号とに分離し、
    前記垂直低域周波数信号と前記垂直高域周波数信号とから映像信号のフレームの水平方向に対してそれぞれ異なる周波数帯域の信号を分離し、
    これらの信号を混合することを特徴とする動き検出装置。
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