JP2842242B2 - Edtv2復号回路 - Google Patents

Edtv2復号回路

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JP2842242B2
JP2842242B2 JP6217139A JP21713994A JP2842242B2 JP 2842242 B2 JP2842242 B2 JP 2842242B2 JP 6217139 A JP6217139 A JP 6217139A JP 21713994 A JP21713994 A JP 21713994A JP 2842242 B2 JP2842242 B2 JP 2842242B2
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寛 仁尾
秀人 中東
裕喜 浦川
秀世 上畠
健一郎 林
聡一郎 香月
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1995年より本放送が
予定されている第二世代のEDTV放送方式(以下、E
DTV2と記す)の復号回路に関するものである。特に
本発明は色信号と共役の位置である吹抜ホール多重され
ている水平高域信号成分を再生する回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】EDTV2に対応するテレビジョン受像
機として、いろいろなものが提案されているが、従来技
術の一例として、特公昭64−7555号公報に記載さ
れている水平高域信号成分を再生する回路について図1
3を用いて説明する。
【0003】図13において29はフレームメモリ、3
0は帯域通過フィルタ(BPF)、23はフィールド遅
延素子、14は1ライン遅延素子、31は同期検波回
路、6は水平高域信号再生回路えある。
【0004】この回路の動作は、入力端子から入力され
たコンポジットビデオ信号はフレームメモリー29によ
りフレーム毎に変化する、水平高域信号成分Fと色信号
Cを含む成分をとりだす。フレームメモリ29により抜
き出された成分は、帯域通過フィルター30に入力さ
れ、2.2〜4.2MHz成分が抽出される。この2.
2〜4.2MHz成分は262ライン遅延させるフィー
ルド遅延素子23、1ライン遅延素子14を通過させ、
信号を遅延させる。
【0005】そしてフィールド遅延素子23、1ライン
遅延素子14のそれぞれの出力を差回路16に導き、2
62H遅延信号との差と、263Hとの差を求める。こ
れにより高域信号成分Fと色信号Cがそれぞれ得られ
る。
【0006】色信号Cについては、31の同期検波回路
で復調を行い、2つの色信号成分I信号、Q信号を取り
出す。また高域信号成分Fについては前記の逆の過程に
より水平高域信号再生回路(以下、HH再生回路と記
す)6により4.2〜6.0MHzに周波数シフトして
輝度信号と加算器8で加算する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方式で
色信号と共役の位置に多重されている水平高域信号成分
Fを再生すると、コンポジットビデオ信号の垂直エッジ
部で輝度信号や色信号成分の垂直高域成分が水平高域信
号成分に漏れ込み画面上にドット妨害を発生したり、輝
度信号や水平高域信号成分の垂直高域成分が色信号に漏
れ込み画面上にクロスカラーを発生し、画質を劣化させ
るという問題がある。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、垂直エッジ検出
回路でコンポジットビデオ信号垂直エッジを検出し、そ
の値によって水平高域信号成分の加算振幅の制御を行
う、又はF/C分離回路の適応的な切り替え制御を行う
EDTV2復号回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のEDTV2復号
回路は、コンポジットビデオ信号を入力するコンポジッ
トビデオ信号入力端子と、コンポジットビデオ信号から
輝度信号と色信号を分離するY/C分離回路と、前記Y
/C分離回路によって分離された色信号から水平高域信
号成分を分離するF/C分離回路と、コンポジットビデ
オ信号から水平高域信号成分のサブキャリアを再生する
サブキャリア再生回路と、前記F/C分離回路にて分離
された水平高域信号成分を前記サブキャリア再生回路で
再生したサブキャリアで復調するHH再生回路と、コン
ポジットビデオ信号の垂直エッジ成分を検出する垂直エ
ッジ検出回路と、前記垂直エッジ検出回路の出力信号か
ら水平高域信号の振幅制御信号を発生する制御回路と、
前記HH再生回路で再生した水平高域信号と前記制御回
路で発生した振幅制御信号とを乗算する乗算器と、前記
乗算器の出力と前記Y/C分離回路の出力である輝度信
号とを加算する加算器とを有し、前記コンポジットビデ
オ信号の垂直エッジ成分に応じて水平高域信号の振幅
制御することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成により、コンポジットビデ
オ信号の輝度信号・色信号・色信号と共役の位置に多重
されている水平高域信号成分垂直エッジの相互干渉を提
言し、ドット妨害やクロスカラーのない高画質な映像を
表示することを可能にするものである。
【0011】
【実施例】(実施例1) 以下に、本発明に関するEDTV2復号回路の第一の実
施例について、図1を用いながら説明する。
【0012】図1において、1はコンポジットビデオ信
号入力端子、2は水平高域信号成分Fのサブキャリア再
生回路、3は輝度信号YLと水平高域信号成分Fを含む
色信号C’を分離するY/C分離回路、4はコンポジッ
トビデオ信号の垂直エッジ成分を検出する垂直エッジ検
出回路、11は水平高域信号YHの加算振幅を求める制
御回路、21は水平高域信号YHを再生するHH処理回
路であり、色信号Cと共役の位置に多重されている水平
高域信号成分Fと色信号Cとを分離するF/C分離回路
5と、その分離された水平高域信号成分Fを復調するH
H再生回路6とを備えるものである。
【0013】7は乗算器、8は加算器、9は輝度信号出
力端子、10は色信号出力端子である。
【0014】次にその動作について説明する。図1にお
いて、コンポジットビデオ信号入力端子1から入力され
たコンポジットビデオ信号は、Y/C分離回路3で輝度
信号YLと色信号C’(水平高域信号成分Fを含んでい
る)に分離される。分離された色信号C’は、F/C分
離回路5で、色信号と共役の位置に多重された水平高域
信号成分Fと色信号Cとに分離される。F/C分離回路
5で分離された水平高域信号成分Fは、HH再生回路6
で水平高域信号成分Fのサブキャリア再生回路2で再生
されたサブキャリアμ0 で復調され、乗算器7に入力さ
れる。
【0015】制御回路11で垂直エッジ検出回路4で検
出された垂直エッジ成分に応じて振幅制御信号が制御さ
れ、垂直エッジ分が大きければ振幅制御信号は小さくな
り、エッジ成分がなければ振幅制御信号が1で出力さ
れ、乗算器7へ入力される。
【0016】乗算器7で振幅制御された水平高域信号成
分は加算器8でY/C分離回路3で分離された輝度信号
YLと加算され、水平帯域0〜6.0MHzまでの輝度
信号になり、輝度信号出力端子9から出力される。
【0017】また、HH処理回路21内のF/C分離回
路5で分離された色信号Cは色信号出力端子10から出
力される。
【0018】本構成のように垂直エッジ検出回路4で垂
直エッジ成分を検出し、その検出値に応じて、乗算器7
のレベルを切り替えることによって色信号や輝度信号の
水平高域信号への干渉を容易に防げることができる。
【0019】(実施例2) 以下に、本発明に関するEDTV2復号回路の第2の実
施例について、図2を用いながら説明する。
【0020】図2において、1はコンポジットビデオ信
号入力端子、2は水平高域信号成分Fのサブキャリア再
生回路、3は輝度信号YLと水平高域信号成分Fを含む
色信号C’を分離するY/C分離回路、4はコンポジッ
トビデオ信号の垂直エッジ成分を検出する垂直エッジ検
出回路、12は水平高域信号成分の加算振幅を求める制
御回路、21は水平高域信号YHを再生するHH処理回
路、5は色信号と共役の位置に多重されている水平高域
信号成分Fと色信号Cとを分離するF/C分離回路、6
はF/C分離回路5によって分離された水平高域信号成
分Fを復調するHH再生回路、8は加算器、9は輝度信
号出力端子、10は色信号出力端子である。
【0021】次にその動作について説明する。図2にお
いて、コンポジットビデオ信号入力端子1から入力され
たコンポジットビデオ信号はY/C分離回路3で輝度信
号YLと色信号C’(水平高域信号成分Fを含んでい
る)に分離され、分離された色信号C’はF/C分離回
路5で色信号と共役の位置に多重された水平高域信号成
分Fと色信号Cに分離される。この時、制御回路12が
垂直エッジ検出回路4で検出されたエッジ成分の振幅レ
ベルに応じてF/C分離回路5から出力する水平高域信
号成分Fおよび色信号Cの出力振幅の制御を行う。
【0022】F/C分離回路5で分離された水平高域信
号成分Fは、HH再生回路6で水平高域信号成分Fのサ
ブキャリア再生回路2で再生されたサブキャリアμ0 で
復調され、加算器8でY/C分離回路3で分離された輝
度信号YLと加算し、水平帯域0〜6.0MHzまでの
輝度信号になり輝度信号出力端子9から出力される。
【0023】本構成のように垂直エッジ検出回路4で垂
直エッジ成分を検出しその値に応じて、F/C分離を制
御することによって色信号と輝度信号の水平高域信号へ
の干渉や、水平高域信号成分の色信号と輝度信号への干
渉を容易に防げる。
【0024】(実施例3) 以下に、本発明の第三の実施例であるEDTV2復号回
路を、図3を用いながら説明する。
【0025】図3において、1はコンポジットビデオ信
号入力端子、2は水平高域信号成分Fのサブキャリア再
生回路、41はコンポジットビデオ信号を1ライン遅延
させる第一のライン遅延素子、42は第1の遅延素子4
1の出力信号を1ライン遅延させる第二のライン遅延素
子、15はコンポジットビデオ信号を524ライン遅延
させるフレーム遅延素子、19は輝度信号YLと水平高
域信号成分Fを含む色信号C’とを分離する3次元Y/
C分離回路、4はコンポジットビデオ信号の垂直エッジ
成分を検出する垂直エッジ検出回路、43は第一の減算
器、44は第二の減算器、45は高域成分を除去する第
一のローパスフィルタ(LPF)、46は高域成分を除
去する第二のローパスフィルタ(LPF)、47は絶対
値を求める第一の絶対値回路、48は絶対値を求める第
二の絶対値回路、13は垂直エッジ成分に応じた制御信
号を生成する制御回路、21は水平高域信号YHを再生
するHH処理回路、8は加算器、9は輝度信号出力端
子、10は色信号出力端子である。
【0026】次にその動作について図3および図4を用
いて説明する。図3において、コンポジットビデオ信号
入力端子1から入力されたコンポジットビデオ信号は、
第一のライン遅延素子41、第二のライン遅延素子42
およびフレーム遅延素子15で遅延させられた信号を用
いて3次元Y/C分離回路19で輝度信号YLと色信号
C’(水平高域信号成分Fを含んでいる)に分離され
る。3次元Y/C分離された色信号C’はHH処理回路
21に入力され、そこでF/C分離処理回路で色信号と
共役の位置に多重された水平高域信号成分Fと色信号C
とが分離され、さらにサブキャリア再生回路2で再生さ
れたサブキャリアμ0 を用いて水平高域信号成分Fが復
調され、水平高域信号YHが出力される。
【0027】水平高域信号YHは、加算器8でY/C分
離回路3で分離された輝度信号YLと加算され、水平帯
域0〜6.0MHzまでの輝度信号が再生され、輝度信
号出力端子9から出力される。
【0028】ここで色信号Cと色信号と共役の位置に多
重されている水平高域信号成分Fの垂直エッジを求める
ために、輝度信号に垂直エッジがあればほとんどの場合
に色信号、水平高域信号成分も垂直エッジであるという
映像信号の特徴を利用する。輝度信号の垂直エッジ成分
はそれぞれ第一の減算器43、第二の減算器44で図4
のライン信号Z(0H)、Z(-1H) 、Z(-2H) にある信号の
エッジ信号(1−Z(-1H) )と(Z(-2H) −Z(-1H) )
を検出する。図4(a)は各フィールド毎のラインの位
置の状態の一部を表した図であり、その関係を示す。
【0029】検出したエッジ信号は図4(b)に示すよ
うに輝度信号YLE ・色信号CE ・水平高域信号成分F
E を含んでいる。このうち輝度信号成分YLE 成分を検
出するために、それぞれ第一のLPF45・第二のLP
F46で輝度信号の低域成分を抽出し、第一の絶対値回
路47・第二の絶対値回路48で絶対振幅が求める。そ
の信号を制御回路13に入力し、第一の絶対値回路47
・第二の絶対値回路48で求められた絶対振幅レベルに
応じHH処理回路21により分離・再生された後に出力
される水平高域信号YHおよび色信号Cの出力振幅制御
を行う。
【0030】このような構成により色信号と輝度信号の
水平高域信号への干渉や、水平高域信号成分の色信号と
輝度信号への干渉防ぐための、エッジ検出回路がY/C
分離回路の遅延素子と共用して容易に構成できる。
【0031】また、本構成のエッジ検出回路はフレ−ム
遅延素子15を持たず、3次元Y/C分離回路19が2
次元Y/C分離回路のものでも構成できる。
【0032】(実施例4) 以下に、本発明の第四の実施例であるEDTV2復号回
路について、図5を用いて説明する。
【0033】図5において、コンポジットビデオ信号入
力端子1、サブキャリア再生回路2、第一のライン遅延
素子41、第二のライン遅延素子42、フレーム遅延素
子15、3次元Y/C分離回路19は図3で表示した実
施例3とほとんど同一であり、相違点は第一の減算器4
3および第二の減算器44への入力信号が実施例3の図
3では第一のライン遅延素子41の出力信号であるのに
対し本実施例の図5ではフレーム遅延素子15の出力信
号である点である。
【0034】コンポジットビデオ信号の垂直エッジ成分
を検出する垂直エッジ検出回路4は、第一の減算器4
3、第二の減算器44、周波数成分を取り出す第一のB
PF49、第二のBPF50、絶対値を求める第一の絶
対値回路47、第二の絶対値回路48を備え、その出力
は垂直エッジ成分に応じた制御信号を生成する制御回路
13に入力される。
【0035】21は水平高域信号YHを再生するHH処
理回路、8は加算器、9は輝度信号出力端子、10は色
信号出力端子である。
【0036】次にその動作について図5、図6を用いて
説明する。図5において、コンポジットビデオ信号入力
端子1から入力されたコンポジットビデオ信号は第一の
ライン遅延素子41・第二のライン遅延素子42・フレ
ーム遅延素子15で遅延させられた信号を用いて3次元
Y/C分離回路19で輝度信号YLと色信号C’(水平
高域信号成分Fを含んでいる)に分離される。
【0037】3次元Y/C分離された色信号C’はHH
処理回路21に入力され、その中に含まれるF/C分離
処理回路で色信号と共役の位置に多重された水平高域信
号成分Fと色信号Cとに分離され、さらに分離された水
平高域信号成分Fがサブキャリア再生回路2で再生され
たサブキャリアμ0 をもちいて復調され、水平高域信号
YHが出力される。
【0038】出力された水平高域信号YHは、3次元Y
/C分離回路19で分離された輝度信号YLと加算器8
で加算され、水平帯域0〜6.0MHzまでの輝度信号
が再生し、輝度信号出力端子9から出力される。
【0039】色信号Cと水平高域信号成分Fの垂直エッ
ジ成分は図6に示すようにライン毎フィールド毎に位相
が反転し、色信号と色信号と共役の位置に多重されてい
る水平高域信号成分の等位相面は逆の関係にある。ここ
で色信号Cと水平高域信号成分FはZ(0H)、Z(-526H)
、Z(-2H) で同位相にある。
【0040】そこで第一の減算器43・第二の減算器4
4で図4のライン信号Z(0H)、Z(-526H) 、Z(-2H) に
ある信号のエッジ信号(Z(0) −Z(-526H) )と(Z(-
2H)−Z(-526H) )により垂直エッジが求める。検出し
たエッジ信号は図4(b)に示すように輝度信号YLE
・色信号CE ・水平高域信号成分FE を含んでいるた
め、第一のBPF49・第二のBPF50で色信号 と
色信号と共役の位置に多重されている水平高域信号成分
とを抽出する。そして第一の絶対値回路47・第二の
絶対値回路48で絶対振幅を求め、制御回路13に入力
され、HH処理部21を制御する。
【0041】このような構成により色信号と輝度信号の
水平高域信号への干渉や、水平高域信号成分の色信号と
輝度信号への干渉防ぐための、エッジ検出回路がY/C
分離回路の遅延素子と共用して容易に構成できる。
【0042】また本構成は色信号の垂直エッジと水平高
域信号成分のエッジを検出しているため、実施例4の構
成よりもより高画質を得ることができる。
【0043】(実施例5) 以下に、本発明の第五の実施例であるEDTV2復号回
路について、図7を用いて説明する。
【0044】図7において、1はコンポジットビデオ信
号入力端子、2は水平高域信号成分Fのサブキャリア再
生回路、3は輝度信号YLと水平高域信号成分Fを含む
色信号C’とを分離するY/C分離回路、4はコンポジ
ットビデオ信号の垂直エッジ成分を検出する垂直エッジ
検出回路、22は垂直エッジの制御を行うためのN個の
スレッシュレベル入力端子、11は水平高域信号成分の
加算振幅を求める制御回路、21は水平高域信号YHを
再生するHH処理回路、5は色信号と共役の位置に多重
されている水平高域信号成分Fと色信号Cとを分離する
F/C分離回路、6は水平高域信号成分Fを復調するH
H再生回路、7は乗算器、8は加算器、9は輝度信号出
力端子、10は色信号出力端子である。
【0045】次にその動作について図7および図8を用
いて説明する。図7において、コンポジットビデオ信号
入力端子1から入力されたコンポジットビデオ信号はY
/C分離回路3で輝度信号YLと色信号C’(水平高域
信号成分Fを含んでいる)に分離され、分離された色信
号C’はF/C分離回路5で色信号と共役の位置に多重
された水平高域信号成分Fと色信号Cに分離される。F
/C分離回路5で分離された水平高域信号成分Fは、H
H再生回路6で水平高域信号成分のサブキャリア再生回
路2で再生されたサブキャリアμ0 で復調され、乗算器
7に入力される。
【0046】また制御回路11において、垂直エッジ検
出回路4で検出された垂直エッジ成分A、BとN個のス
レッシュレベル入力端子22からSL1〜SLNが入力
される。制御回路11についてその動作を図8を用いて
説明する。尚、図7のY/C分離回路3と垂直エッジ検
出回路4の構成は、図5と同一の構成をとるものであ
る。
【0047】入力された垂直エッジ成分A、Bの最大値
を制御回路11内で求め、その値をXとする。そしてX
の値とSL1の値とを比較し、X>SL1なら制御回路
11からK1が出力される。
【0048】それ以外であれば、順次Xの値とSL2〜
SLNの値を順々に比較し、制御回路11の出力信号O
の値K2〜KN+1を決定する。ここで、SL1>SL
2>…>SLN、K1>K2>…>KN+1である。
【0049】また本発明は上記の大小比較が逆であり、
それに応じた制御信号を出力する制御方法を行うものを
含む。
【0050】この制御回路11の出力値Oが乗算器7に
入力され、水平高域信号成分と乗算される。つまり垂直
エッジ分が大きければ水平高域信号成分の振幅は小さく
なり、エッジ成分が小さければ水平高域信号成分の振幅
は大きくなる。
【0051】そして乗算器7で振幅制御された水平高域
信号成分YHは加算器8でY/C分離回路3で分離され
た輝度信号YLと加算され、水平帯域0〜6.0MHz
までの輝度信号になり輝度信号出力端子9から出力され
る。
【0052】このような構成により、比較的容易に4の
垂直エッジ検出回路で検出した信号A・Bから水平高域
信号YHの加算振幅を求めることができる。
【0053】(実施例6) 以下に、本発明の第六の実施例でEDTV2復号回路に
ついて、図9を用いて説明する。
【0054】図9において、1はコンポジットビデオ信
号入力端子、2は水平高域信号成分Fのサブキャリア再
生回路、3は輝度信号YLと水平高域信号成分Fを含む
色信号C’とを分離するY/C分離回路、4はコンポジ
ットビデオ信号の垂直エッジ成分を検出する垂直エッジ
検出回路、12は垂直エッジ成分に応じて制御信号を出
力する制御回路、5は水平高域信号成分と色信号とを分
離するF/C分離回路である。
【0055】F/C分離回路5には、映像信号を262
ライン遅延させるフィールド遅延素子23、映像信号を
1ライン遅延させる遅延素子14、信号を1/2にする
除算器24、第一の加算器8、第二の加算器51、第一
の減算器52、第二の減算器53、第三の減算器54、
4入力信号から1信号を選ぶ信号切り替え装置25を備
える。
【0056】6は色信号と共役の位置に多重されている
水平高域信号成分を復調するHH再生回路、8は加算
器、9は輝度信号出力端子、10は色信号出力端子であ
る。
【0057】次にその動作について図8および図9を用
いて説明する。図8において、コンポジットビデオ信号
入力端子1から入力されたコンポジットビデオ信号はY
/C分離回路3で輝度信号YLと色信号C’(水平高域
信号成分Fを含んでいる)に分離される。
【0058】上記分離された色信号C’はフィールド遅
延素子23、ライン遅延素子14で遅延される。ここで
図10に示すようにY/C分離回路3の出力結果である
C’をZ(0H)とすると、フィールド遅延素子23の出力
はZ(-262H) 、ライン遅延素子14の出力はZ(-263H)
で表せる。そして、上記3つの信号Z(0H)、Z(-262
H)、Z(-263H)を用いて、(1−Z(-262H) )、1−
(Z(-262H) +Z(-263H) )/2、(1+Z(-263H) )
の3種類のF/C分離フィルターで分離した色信号と共
役の位置に多重された水平高域信号成分Fを作成し、こ
の3つの水平高域信号成分に加えて0値(水平高域信号
成分=0)を信号切替装置25の4つの入力端子に割り
当てる。
【0059】そして制御回路12が輝度信号YLと同位
相の走査ラインとその前後走査ラインとの相関を検出す
る垂直エッジ検出回路4からの出力垂直エッジ成分に応
じて信号切換装置25で最適なF/C分離アルゴリズム
を選択するための制御信号を発生し、その制御信号に応
じて信号切替装置25により分離精度の高い水平高域信
号成分Fを得る。信号切替装置25で選択された水平高
域信号成分Fは、HH再生回路6で水平高域信号成分の
サブキャリア再生回路2で再生されたサブキャリアμ0
で復調され、加算器8でY/C分離回路3で分離された
輝度信号YLと加算し、水平帯域0〜6.0MHzまで
の輝度信号になり輝度信号出力端子9から出力される。
【0060】本構成により、F/C分離を適応的に切り
替える構成が容易に実現できる。 (実施例7) 以下に、本発明の第七の実施例であるEDTV2復号回
路について、図11を用いながら説明する。
【0061】図11において、1はコンポジットビデオ
信号入力端子、2は水平高域信号成分Fのサブキャリア
再生回路、3は輝度信号YLと水平高域信号成分Fを含
む色信号C’を分離するY/C分離回路、4はコンポジ
ットビデオ信号の垂直エッジ成分を検出する垂直エッジ
検出回路、26、27、28は垂直エッジ成分の制御を
行うためのスレッシュレベルを入力するスレッシュレベ
ル入力端子SL1、SL2、SL3でる。
【0062】12は垂直エッジ成分に応じて制御信号を
出力する制御回路、5は色信号と共役の位置に多重され
ている水平高域信号成分Fと色信号Cとを分離するF/
C分離回路である。
【0063】F/C分離回路5は、映像信号を262ラ
イン遅延させるフィールド遅延素子23、映像信号を1
ライン遅延させる遅延素子14、信号を1/2にする除
算器24、加算器8、減算器16、4入力信号から1信
号を選ぶ信号切替装置でる。
【0064】6はF/C分離回路6によって水平高域信
号成分を復調するHH再生回路、8は第一の加算器、5
1は第二の加算器、52は第一の減算器、53は第二の
減算器、54は第三の減算器、9は輝度信号出力端子、
10は色信号出力端子である。
【0065】次にその動作について図11、図12を用
いて説明する。図11において、コンポジットビデオ信
号入力端子1から入力されたコンポジットビデオ信号は
まず、Y/C分離回路3で輝度信号YLと色信号C’
(水平高域信号成分Fを含んでいる)に分離される。
【0066】上記分離された色信号C’はフィールド遅
延素子23、ライン遅延素子14で遅延される。ここで
Y/C分離回路3の出力結果C’をZ(0H)とすると、フ
ィールド遅延素子23の出力はZ(-262H) 、ライン遅延
素子14の出力はZ(-263H)で表せる(図9)。 そし
て、上記3つの信号を用いて(1−Z(-262H) )、1−
(Z(-262H) +Z(-263H) )/2、(1+Z(-263H) )
の3種類のF/C分離フィルターで色信号と共役の位置
に多重された水平高域信号成分Fを作成し、それぞれと
0値(水平高域信号成分=0)を信号切り替え装置25
の4つの入力端子に割り当てる。そして制御回路12が
輝度信号YLと同位相の走査ラインとその前後走査ライ
ンとの相関を検出する垂直エッジ検出回路4からの出力
垂直エッジ成分に応じて信号切換装置25において最適
なF/C分離アルゴリズムを選択するための制御信号を
発生し、その制御信号に応じて信号切替装置25により
分離精度の高い水平高域信号成分Fを得る。
【0067】信号切替装置25で選択された水平高域信
号成分は、HH再生回路6で水平高域信号成分Fのサブ
キャリア再生回路2で再生されたサブキャリアμ0 で復
調され、加算器8でY/C分離回路3で分離された輝度
信号YLと加算し、水平帯域0〜6.0MHzまでの輝
度信号になり輝度信号出力端子9から出力される。
【0068】図12に制御回路12の動作の詳細を示
す。垂直エッジ検出回路4から入力されるエッジ信号
A、Bと第一のスレッシュレベル入力端子26から入力
されるSL1・第二のスレッシュレベル入力端子27か
ら入力されるSL2・第三のスレッシュレベル入力端子
28から入力されるSL3をもちいて以下のステップの
制御を行う。ここで制御回路12の出力をOとする。 [ステップ1] まずA、BとSL1と比較しA>SL
1かつB>SL2であればO=3とする。これはエッジ
があるレベル以上であれば水平高域信号成分を加算しな
くするためである。 [ステップ2] それ以外であればA、BとSL2と比
較しA<SL2かつB<SL2であればO=1とする。
これはエッジがレベル以下であれば3タップのF/C分
離フィルターを行うためである。 [ステップ3] それ以外であれば(A−B)の絶対値
とSL3と比較し|A−B|<=SL3であればO=1
とする。これもエッジ差があまりなければ3タップのF
/C分離フィルターを行うためである。 [ステップ4] それ以外であればAとBを比較し、A
>BであればO=0とし、それ以外であればO=2とす
る。これはエッジの少ないラインでの2タップF/C分
離フィルタを用い相互干渉を少なくするためである。こ
こで、通常SL1>SL2である。
【0069】本実施例は、ステップ1からステップ4の
うちどのステップがいくつぬけても順序が変わってもよ
い。また大小比較が反対であっても、それに応じた逆の
制御を行っているものも含む。
【0070】本構成によりF/C分離の切り替えの制御
信号を容易に作成でき、垂直エッジ部で発生していた相
互干渉によるクロスカラ−/ドット妨害が発生せず、高
画質な映像を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】第1の発明において、映像信号の垂直エ
ッジ成分を検出しその値に応じて水平高域信号成分の加
振幅を変化させることによって色信号の垂直エッジ部
に生じるドット妨害を除去できる。
【0072】第2の発明において、垂直エッジ成分を検
出してその値に応じてF/C分離回路を適応的切り替え
ることによってドット妨害・クロスカラーを水平高域成
分を減衰させることなく輝度信号に付加できる。
【0073】第3の発明において、垂直エッジ検出のラ
イン遅延素子と3次元Y/C分離のためのライン遅延素
子を共用し、輝度低域成分のエッジを検出することによ
って第一の発明、第二の発明の垂直エッジ検出回路が実
現できる。
【0074】第4の発明に於いて、第三の発明が2次元
Y/C分離であっても容易に実現できる。
【0075】第5の発明において、垂直エッジ検出のラ
イン遅延素子とフレーム遅延素子と3次元Y/C分離の
ためのライン遅延素子とフレーム遅延素子を共用し、色
信号と水平高域信号成分の垂直エッジ成分を検出するこ
とによって第三の発明よりも正確にドット妨害を生じる
垂直エッジを検出することができる。
【0076】第6の発明において、垂直エッジ検出回路
で検出したエッジ信号をスレッシュレベルSL1〜SL
Nと順次比較し水平高域信号成分の加算振幅を変化させ
ることによって、第一の発明の制御回路を実現でき、ド
ット妨害のない高画質な映像を再生できる。
【0077】第7の発明において、F/C分離回路に
(1−Z(-262H) )、1−(Z(-262H) +Z(-263H) )
/2、(1+Z(-263H) )の3つのF/C分離フィルタ
ーを垂直エッジ信号に応じて適応的に切り替えることに
よってライン遅延素子1つの付加のみによってドット妨
害クロスカラーのない高画質な映像を実現できる。
【0078】第8の発明において垂直エッジ検出回路の
出力A、Bとスレッシュレベル入力端子から入力される
SL1〜SL3と比較することによって、比較的簡易に
第7の発明の制御回路が実現でき、ドット妨害・クロス
カラーのない高画質な映像を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるEDTV2復号回
路のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例であるEDTV2復号回
路のブロック図
【図3】本発明の第3の実施例であるEDTV2復号回
路のブロック図
【図4】同復号回路のエッジ検出回路の動作説明図
【図5】本発明の第4の実施例であるEDTV2復号回
路のブロック図
【図6】同復号回路のエッジ検出回路の動作説明図
【図7】本発明の第5の実施例であるEDTV2復号回
路のブロック図
【図8】同復号回路の制御回路の動作図
【図9】本発明の第6の実施例であるEDTV2復号回
路のブロック図
【図10】同復号回路のF/C分離回路の動作説明図
【図11】本発明の第7の実施例であるEDTV2復号
回路のブロック図
【図12】同復号回路の制御回路の動作図
【図13】従来技術の一例であるEDTV2復号回路の
ブロック図
【符号の説明】
1 コンポジットビデオ信号入力端子 2 サブキャリア再生回路 3 Y/C分離回路 4 垂直エッジ検出回路 5 F/C分離回路 6 HH再生回路 7 乗算器 8、51 加算器 9 輝度信号出力端子 10 色信号出力端子 11、12、13 制御回路 14 ライン遅延素子 15 フレーム遅延素子 16、43、44、52、53、54 減算器 19 3次元Y/C分離回路 21 HH処理回路 22、26、27、28 スレッシュレベル入力端子 23 フィールド遅延素子 24 除算器 25 信号切り替え装置 29 525ライン遅延素子 30 BPF 31 同期検波回路 41、42 ライン遅延素子 45、46 LPF 47、48 絶対値回路 49、50 BPF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上畠 秀世 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 林 健一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 香月 聡一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−70472(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/015

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポジットビデオ信号を入力するコン
    ポジットビデオ信号入力端子と、コンポジットビデオ信
    号から輝度信号と色信号を分離するY/C分離回路と、
    前記Y/C分離回路によって分離された色信号から水平
    高域信号成分を分離するF/C分離回路と、コンポジッ
    トビデオ信号から水平高域信号成分のサブキャリアを再
    生するサブキャリア再生回路と、前記F/C分離回路に
    て分離された水平高域信号成分を前記サブキャリア再生
    回路で再生したサブキャリアで復調する水平高域信号再
    生回路と、コンポジットビデオ信号の垂直エッジ成分を
    検出する垂直エッジ検出回路と、前記垂直エッジ検出回
    路の出力信号から水平高域信号の振幅制御信号を発生す
    る制御回路と、前記水平高域信号再生回路で再生した水
    平高域信号と前記制御回路で発生した振幅制御信号とを
    乗算する乗算器と、前記乗算器の出力と前記Y/C分離
    回路の出力である輝度信号とを加算する加算器とを有
    し、前記コンポジットビデオ信号の垂直エッジ成分に応
    じて前記水平高域信号再生回路から出力された水平高域
    信号の振幅を制御することを特徴とするEDTV2復号
    回路。
  2. 【請求項2】 コンポジットビデオ信号を入力するコン
    ポジットビデオ信号入力端子と、コンポジットビデオ信
    号から輝度信号と色信号を分離するY/C分離回路と、
    前記Y/C分離回路によって分離された色信号から水平
    高域信号成分を分離するF/C分離回路と、コンポジッ
    トビデオ信号から水平高域信号成分のサブキャリアを再
    生するサブキャリア再生回路と、前記F/C分離回路に
    て分離された水平高域信号成分を前記サブキャリア再生
    回路で再生したサブキャリアで復調する水平高域信号再
    生回路と、コンポジットビデオ信号の垂直エッジ成分を
    検出する垂直エッジ検出回路と、前記垂直エッジ検出回
    路の出力信号からF/C分離回路の制御を行う制御信号
    を発生する制御回路と、前記水平高域信号再生回路で再
    生された水平高域信号と前記Y/C分離回路の出力であ
    る輝度信号とを加算する加算器とを有し、前記F/C分
    離回路における水平高域信号成分の分離の段階を前記垂
    直エッジ検出回路から出力される垂直エッジ成分に応じ
    て適応的に切り換えて制御することを特徴とするEDT
    V2復号回路。
  3. 【請求項3】 コンポジットビデオ信号を入力するコン
    ポジットビデオ信号入力端子と、コンポジットビデオ信
    号を1ライン遅延させる第一のライン遅延素子と、前記
    第一のライン遅延素子の出力をを1ライン遅延させる第
    二のライン遅延素子と、前記第二のライン遅延素子の出
    力を524ライン遅延させるフレーム遅延素子と、コン
    ポジットビデオ信号、前記第一のライン遅延素子の出
    力、前記第二の遅延素子の出力、前記フレーム遅延素子
    の出力から輝度信号と色信号を分離する3次元Y/C分
    離回路と、コンポジットビデオ信号から水平高域信号成
    分のサブキャリアを再生するサブキャリア再生回路と、
    前記色信号から水平高域信号成分を分離し、この水平高
    域信号成分を前記サブキャリア再生回路で再生したサブ
    キャリアで復調する水平高域信号処理回路と、コンポジ
    ットビデオ信号と第一のライン遅延素子の出力の減算を
    行う第一の減算器と、前記第一の遅延素子の出力と前記
    第二の遅延素子の出力との減算を出力する第二の減算器
    と、前記第一の減算器の出力の低域成分を取り出す第一
    のLPFと、前記第二の減算器の出力の低域成分を取り
    出す第二のLPFと、前記第一のLPFの出力の絶対値
    をとる第一の絶対値回路と、前記第二のLPFの出力の
    絶対値をとる第二の絶対値回路と、前記第一の絶対値回
    路と前記第二の絶対値回路の出力信号から前記水平高域
    信号処理回路を制御する制御信号を発生する制御回路
    と、前記水平高域信号処理回路の出力信号である水平高
    域信号と前記3次元Y/C分離回路の出力である輝度信
    号とを加算する加算器とを備え、特定の走査ラインとそ
    の前の走査ラインとの差分により輝度信号の低域成分の
    垂直エッジレベルを検出する前記第一のLPFの出力信
    号および前記特定の走査ラインとその後の走査ラインと
    の差分により輝度信号の低域成分の垂直エッジレベルを
    検出する前記第二のLPFの出力信号の振幅に応じて前
    記水平高域信号再生回路の再生処理アルゴリズムを適応
    的に切り替えることにより精度の高い水平高域信号再生
    処理を行うことを特徴とするEDTV2復号回路。
  4. 【請求項4】 フレーム遅延素子がなく、三次元Y/C
    分離回路のかわりに二次元分離回路を備えることを特徴
    とする請求項3記載のEDTV2復号回路。
  5. 【請求項5】 コンポジットビデオ信号を入力するコン
    ポジットビデオ信号入力端子と、コンポジットビデオ信
    号を1ライン遅延させる第一のライン遅延素子と、前記
    第一のライン遅延素子の出力を1ライン遅延させる第二
    のライン遅延素子と、前記第二の遅延素子を524ライ
    ン遅延させるフレーム遅延素子と、コンポジットビデオ
    信号、第一のライン遅延素子の出力、第二の遅延素子の
    出力、フレーム遅延素子の出力から輝度信号と色信号を
    分離する3次元Y/C分離回路と、コンポジットビデオ
    信号から水平高域信号成分のサブキャリアを再生するサ
    ブキャリア再生回路と、前記3次元Y/C分離回路で分
    離された色信号を入力し、水高域信号成分を分離し、前
    記サブキャリア再生回路で再生したサブキャリア前記水
    平高域信号成分を復調して水平高域信号を出力する水平
    高域信号処理回路と、コンポジットビデオ信号と前記第
    一のライン遅延素子の出力の減算を行う第一の減算器
    と、前記第一の遅延素子の出力と前記第二の遅延素子の
    出力との減算を行う第二の減算器と、前記第一の減算器
    の出力の低域成分を除去する第一のBPFと、前記第二
    の減算器の出力の低域成分を除去する第二のBPFと、
    前記第一のLPFの出力の絶対値をとる第一の絶対値回
    路と、前記第二のLPFの出力の絶対値をとる第二の絶
    対値回路と、前記第一の絶対値回路と前記第二の絶対値
    回路の出力信号を入力し前記水平高域信号処理回路を制
    御する制御信号を発生する制御回路と、前記水平高域信
    号処理回路から出力された水平高域信号と前記3次元Y
    /C分離回路から出力された輝度信号とを加算する加算
    器とを備え、特定の走査ラインとその前の走査ラインと
    の差分により色信号と水平高域信号成分の垂直エッジレ
    ベルを検出する前記第一のBPFの出力信号および信号
    処理最中の走査ラインとその後の走査ラインとの差分に
    より色信号と水平高域信号成分の垂直エッジレベルを検
    出する前記第二のBPFの出力信号の振幅に応じて前記
    水平高域信号再生回路の再生処理アルゴリズムを適応的
    に切り替えることにより精度の高い水平高域信号再生処
    理を行うことを特徴とするEDTV2復号回路。
  6. 【請求項6】 コンポジットビデオ信号を入力するコン
    ポジットビデオ信号入力端子と、コンポジットビデオ信
    号から輝度信号と色信号とを分離するY/C分離回路
    と、前記色信号から水平高域信号成分を分離するF/C
    分離回路と、コンポジットビデオ信号から水平高域信号
    成分のサブキャリアを再生するサブキャリア再生回路
    と、前記F/C分離回路で分離された水平高域信号成分
    を前記サブキャリア再生回路で再生したサブキャリアで
    復調して水平高域信号を出力する水平高域信号再生回路
    と、コンポジットビデオ信号の垂直エッジ成分を検出す
    る垂直エッジ検出回路と、前記垂直エッジ検出回路で検
    出されたエッジ信号のスレッシュレベルを定めるN個の
    スレッシュレベル入力端子と、前記スレッシュレベル入
    力端子からの信号と前記垂直エッジ検出回路の出力信号
    から水平高域信号の振幅制御信号を発生する制御回路
    と、前記水平高域信号再生回路の出力信号と、前記制御
    回路で発生した振幅制御信号とを乗算する乗算器と、前
    記乗算器の出力信号である水平高域信号と前記Y/C分
    離回路の出力である輝度信号とを加算する加算器とを備
    え、前記制御回路は前記垂直エッジ検出回路の出力の最
    大値と前記スレッシュレベル入力端子から入力される複
    数のスレッシュレベルと比較し、前記出力の最大値の前
    記複数のスレッシュレベルに対する大小の順位に応じて
    水平高域信号の振幅を制御することを特徴とするEDT
    V2復号回路。
  7. 【請求項7】 コンポジットビデオ信号を入力するコン
    ポジットビデオ信号入力端子と、入力されたコンポジッ
    トビデオ信号から輝度信号と色信号とを分離するY/C
    分離回路と、コンポジットビデオ信号から水平高域信号
    成分のサブキャリアを再生するサブキャリア再生回路
    と、前記Y/C分離回路から出力される信号を262ラ
    イン遅延させるフィールド遅延素子と、前記フィールド
    遅延素子の出力を1ライン遅延させるライン遅延素子
    と、前記Y/C分離回路の出力であ色信号と前記ライ
    ン遅延素子の出力の加算を行う第一の加算器と、前記色
    信号と前記フィールド遅延素子の出力の減算を行う第一
    の減算器と、前記フィール遅延素子の出力と前記ライン
    遅延素子の出力の加算を行う第二の加算器と、前記第二
    の加算器の出力振幅を1/2にする除算器と、前記色信
    号と前記除算器の出力との減算を行う第二の減算器と、
    前記第一の加算器の出力、前記第二の減算器の出力、前
    記第一の減算器の出力および0値を選択して出力する信
    号切替装置と、前記信号切換装置の出力信号を前記サブ
    キャリア再生回路で再生したサブキャリアで復調する水
    平高域信号再生回路と、前記水平高域信号再生回路の出
    力信号である水平高域信号と前記Y/C分離回路から出
    力された輝度信号とを加算する第三の加算器と、コンポ
    ジットビデオ信号の垂直エッジ成分を検出する垂直エッ
    ジ検出回路と、前記垂直エッジ検出回路の出力信号を入
    力し前記信号切換装置の切換制御を行う制御信号を発生
    する制御回路とを備え、前記信号切換装置をコンポジッ
    トビデオ信号の垂直エッジ成分の振幅に応じて適応的に
    切り替えることにより最適な水平高域信号成分Fの分離
    処理アルゴリズムを選択し水平高域信号を再生すること
    を特徴とするEDTV2復号回路。
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