JP2000333202A - 輝度信号色信号分離回路 - Google Patents

輝度信号色信号分離回路

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JP2000333202A
JP2000333202A JP11135411A JP13541199A JP2000333202A JP 2000333202 A JP2000333202 A JP 2000333202A JP 11135411 A JP11135411 A JP 11135411A JP 13541199 A JP13541199 A JP 13541199A JP 2000333202 A JP2000333202 A JP 2000333202A
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color
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frequency
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Toshihiro Kai
俊博 賀井
Masanori Kojima
正典 小島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度信号の水平高周波成分が分布するときで
もクロスカラーが発生しない輝度信号色信号分離回路を
得る。 【解決手段】 複合映像信号vから抽出する色信号の通
過帯域を切り替える色信号抽出フィルタ101と、上記
信号vから上記色信号を減算して輝度出力を得る輝度信
号抽出フィルタ701と、上記信号vからライン相関周
波数の0付近で、かつ色搬送周波数付近のクロスカラー
成分を抽出する非線形クロスカラー検出フィルタ401
と、上記信号vの所定の周波数成分を基準成分として抽
出する基準信号抽出器501と、上記クロスカラー成分
と上記基準成分を比較する比較器601を設け、この比
較出力がクロスカラー成分の多い状態を示すときは色信
号抽出フィルタ101の通過帯域にクロスカラー周波数
領域を含まないよう切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複合テレビジョン
信号から輝度信号と色信号とを分離するにあたってクロ
スカラーを発生しない輝度信号色信号分離回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば通常VTRやTV受像
器などに用いられている従来の輝度信号色信号分離回路
のブロック図である。図13において、1は入力端、
2,3は出力端、5はA/D変換器、100は色信号抽
出フィルタ、700は輝度信号抽出フィルタ、6,7は
D/A変換器である。入力端1より入力された複合映像
信号Vは、A/D変換器5によりアナログ信号からデジ
タル信号vに変換され、色信号抽出フィルタ100およ
び輝度信号抽出フィルタ700に与えられる。色信号抽
出フィルタ100の出力cは、D/A変換器6および輝
度信号抽出フィルタ700に与えられ、D/A変換器6
によりデジタル信号からアナログ信号Cに変換され、出
力端2より出力される。他方、輝度信号抽出フィルタ7
00の出力yは、D/A変換器7によりデジタル信号か
らアナログ信号Yに変換され、出力端3より出力され
る。
【0003】図14は、図13における色信号抽出フィ
ルタ100を示す図である。図に示すように、色信号抽
出フィルタ100は、遅延器140a、遅延器140b
およびバンドパスフィルタ151からなる水平バンドパ
スフィルタ(HB)150で構成されている。入力され
た複合映像信号vは、バンドパスフィルタ151と遅延
器140aに与えられる。遅延器140aの出力は、バ
ンドパスフィルタ151に与えられる一方、遅延器14
0bに与えられる。遅延器140bの出力は、バンドパ
スフィルタ151に与えられる。バンドパスフィルタ1
51の出力は、色信号抽出フィルタ100の出力cとな
る。なお、遅延器140a、遅延器140bは2画素分
の遅延を行うものである。
【0004】図15は、図13における輝度信号抽出フ
ィルタ700を示す図で、740は遅延器、770は減
算器である。輝度信号抽出フィルタ700に入力された
c信号とv信号のうち、c信号は減算器770に与えら
れ、v信号は遅延器740で遅延された後、減算器77
0に与えられる。減算器770の出力は、輝度信号抽出
フィルタ700の出力yとなる。
【0005】この従来の輝度信号色信号分離回路は、例
えばNTSC放送方式の場合においては、色副搬送波周
波数3.579545MHz(以下、「fsc」とい
う)を中心に水平方向に帯域制限した信号成分を抽出す
ることで、輝度信号と色信号を分離するためのフィルタ
として使用されている。
【0006】次に動作について説明する。A/D変換器
1の出力信号vは、色信号抽出フィルタ100の、遅延
器140a、140bおよびバンドパスフィルタ151
で構成された水平バンドパスフィルタ150に入力され
る。この水平バンドパスフィルタ150は色信号の存在
する周波数帯域(例えばNTSC方式では3.58MH
z±500kHz)を通過させるような特性を有するフ
ィルタであり、以下の伝達関数を持つ。 HB(z)=(1/4)(−1+2z-2 −z-4
【0007】また、遅延器740は水平バンドパスフィ
ルタ150の伝搬遅延を補償する回路で、遅延器740
の出力から、色信号抽出フィルタ100の出力であるc
信号を減算器770により減算することによりy信号を
生成するように動作する。
【0008】図16に水平バンドパスフィルタ150の
抽出帯域を示している。ここでは、輝度信号の水平高域
成分Yhが色信号として抽出されるため、Yhを含む信号
を処理した場合にクロスカラーが発生する。なお、クロ
スカラーとは、例えば図17のようなfsc縦縞がある
場合に、輝度信号が虹のような色信号となってしまう妨
害成分である。また、色信号の水平高域成分Chがある
場合は、この成分を水平バンドパスフィルタ150は色
信号として抽出していないため、色信号が輝度信号に漏
れ混み、ドット妨害が発生する。これは横方向に色トラ
ンジェントのあるとき(例えば、図17に示すようにグ
リーンからマゼンタに変化する場合)の縦ドットであ
る。色信号の垂直高域成分Cvがある(縦方向に色信号
の変化がある)場合は、水平バンドパスフィルタ150
はこの成分を含む色信号を抽出しているため、ドット妨
害は発生しない。例えば、水平垂直バンドパスフィルタ
(HVB)で抽出した場合は、水平高域成分Chがある
場合および垂直高域成分Cvがある場合も共にドット妨
害が発生するが、反面、Yhを含む信号の場合にはクロ
スカラーが発生しない。
【0009】各種信号成分を2次元周波数平面上に示し
たのが図18であり、それぞれ領域の特徴を以下に記
す。 va:複合映像信号が主に分布する領域 Ya:輝度信号が主に分布する領域 Y0:輝度信号の低周波成分が分布する領域 Yh:輝度信号の水平高周波成分が分布する領域でクロ
スカラーの原因 Ca:色信号が主に分布する領域 C0:色信号の低周波成分が分布する領域 Ch:色信号の水平高周波成分が分布する領域で横方向
に色トランジェントがあるときの縦ドットの原因 Cv:色信号の垂直高周波成分が分布する領域で横ドッ
トの原因 Vb:複合映像信号を垂直方向に帯域制限した領域 Hb:複合映像信号を水平方向に帯域制限した領域
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の輝度信号色信号
分離回路は、以上のように構成されていたので、輝度信
号の水平高周波成分が分布するとき、クロスカラーが発
生するという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、輝度信号の水平高周波成分が分布
するときでもクロスカラーが発生しない輝度信号色信号
分離回路を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る輝度信号
色信号分離回路は、入力される複合映像信号から色信号
成分を抽出するとともに、抽出する色信号成分の通過帯
域を切り替えて色信号を出力する色信号抽出手段と、上
記複合映像信号から上記色信号出力を減算して輝度信号
出力を得る輝度信号抽出手段と、上記複合映像信号から
ライン相関周波数の0付近で、かつ色搬送周波数付近の
周波数領域のクロスカラー成分を検出する非線形クロス
カラー成分検出手段と、上記複合映像信号の所定周波数
領域の成分を抽出して基準信号として出力する基準信号
抽出手段と、上記非線形クロスカラー成分検出手段の出
力信号と上記基準信号抽出手段の出力信号とを比較して
比較結果を出力する比較手段と、上記比較結果に基づい
て上記色信号抽出手段から出力される色信号出力のクロ
スカラー成分が小さくなるように上記色信号抽出手段の
色信号の通過帯域を切り替える手段とを備えたものであ
る。
【0013】また、基準信号抽出手段は、非線形クロス
カラー成分検出手段と同じ遅延時間を付与する遅延手段
で構成されているものである。
【0014】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち色信号低周波領域より広い帯域の信号
に、非線形クロスカラー成分検出手段と同じ遅延時間を
付与するものである。
【0015】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち色搬送周波数付近の信号に、非線形ク
ロスカラー成分検出手段と同じ遅延時間を付与するもの
である。
【0016】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち輝度成分の信号に、非線形クロスカラ
ー成分検出手段と同じ遅延時間を付与するものである。
【0017】また、比較手段は、比較する信号に対して
重み付けするものである。
【0018】また、ライン相関周波数を水平走査周波数
にしてNTSC複合映像信号に対応するようにしたもの
である。
【0019】また、ライン相関周波数を水平走査周波数
の2分の1にしてPAL複合映像信号に対応するように
したものである。
【0020】また、非線形クロスカラー成分検出手段
は、入力された複合映像信号を色搬送周波数を中心周波
数にして水平方向に帯域制限し、この信号のうちライン
相関周波数の2分の1付近の信号およびライン周波数0
cph 付近の信号を絶対値化し、上記2つの絶対値化した
信号の差分の絶対値を出力するものである。
【0021】また、色抽出手段は、ライン遅延器を備え
た垂直バンドパスフィルタ、遅延器を備えた水平バンド
パスフィルタおよびスイッチ回路からなるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1である
輝度信号色信号分離回路の構成を示すブロック図であ
る。図において、 1は入力端、2,3は出力端、5はA
/D変換器、101は色信号抽出フィルタ、401はク
ロスカラー検出フィルタ、501は基準信号抽出器、6
01は比較器、701は輝度信号抽出フィルタ、6,7
はD/A変換器である。
【0023】図2は、図1中の色信号抽出フィルタ10
1を示すブロック回路図である。図において、 122は
垂直バンドパスフィルタ(VB)、111は1水平ライ
ン遅延器、123はバンドパスフィルタ、152は水平
バンドパスフィルタ(HB)、141a,141bは遅
延器、153はバンドパスフィルタ、102はスイッチ
回路である。
【0024】図3は、図1中のクロスカラー検出フィル
タ401を示すブロック回路図である。図において、 4
51は水平バンドパスフィルタ(HB)、441a,4
41bは遅延器、452はバンドパスフィルタ、421
は垂直バンドパスフィルタ(VB)、411は1水平ラ
イン遅延器、422はバンドパスフィルタ、431は垂
直ローパスフィルタ(VL)、432はローパスフィル
タ、402a,402b,403cは絶対値回路、47
1は減算器である。
【0025】図4は、図1中の基準信号抽出器501を
示すブロック回路図である。図において、 540は遅延
器である。
【0026】図5は、図1中の比較器601を示すブロ
ック回路図である。図において、 602は絶対値回路、
670は減算器である。
【0027】図6は、図1中の輝度信号抽出フィルタ7
01を示すブロック回路図である。図において、 740
は遅延器、770は減算器である。
【0028】以下、図1ないし図6に基づいて、この実
施の形態1の輝度信号色信号分離回路の動作について説
明する。図1に示すように、入力端1より入力された複
合映像信号VはA/D変換器5によりアナログ信号から
デジタル信号vに変換され、色信号抽出フィルタ10
1、輝度信号抽出フィルタ701、クロスカラー検出フ
ィルタ401および基準信号抽出器501に与えられ
る。クロスカラー検出フィルタ401の出力および基準
信号抽出器501の出力H/VHは、比較器601に与
えられる。比較器601の出力は、色信号抽出フィルタ
101に制御信号として与えられる。色信号抽出フィル
タ101の出力cは、輝度信号抽出フィルタ701およ
びD/A変換器6に与えられ、D/A変換器6によりデ
ジタル信号からアナログ信号Cに変換され、出力端2よ
り出力される。他方、輝度信号抽出フィルタ701の出
力yは、D/A変換器7によりデジタル信号からアナロ
グ信号Yに変換され、出力端3より出力される。
【0029】図2に示すように、色信号抽出フィルタ1
01に入力された複合映像信号vと、この信号vが1水
平ライン遅延器111により遅延された信号は、バンド
パスフィルタ123に与えられる。この1水平ライン遅
延器111とバンドパスフィルタ123は、fl(エ
ル)/2を中心周波数として通過させる垂直バンドパス
フィルタ122を構成している。垂直バンドパスフィル
タ122の出力はスイッチ回路102に与えられる。ス
イッチ回路102には垂直バンドパスフィルタ122の
出力vbおよび入力複合映像信号vが入力される。これ
らの信号は制御信号H/VHにより2つのうち一つが選
択される。スイッチ回路102の出力およびこの出力が
遅延器141a、遅延器141bにより順次遅延された
3つの信号は、バンドパスフィルタ153に与えられ
る。遅延器141a,141bは、それぞれ2画素分遅
延するものである。この遅延器141a、遅延器141
bおよびバンドパスフィルタ153は、fscを中心周
波数として通過させる水平バンドパスフィルタ152を
構成している。
【0030】つまり、色信号抽出フィルタ101の出力
cは、スイッチ回路102と制御信号H/VHの動作に
より、水平バンドパスフィルタ152の出力と、垂直バ
ンドパスフィルタ122と水平バンドパスフィルタ15
2を縦続接続することで水平垂直バンドパスフィルタ
(HVB)の出力となった信号のどちらかが選択され
る。なお、垂直バンドパスフィルタ122は、以下の伝
達関数を持つ。 VB(z)=(1/2)(1−z-l
【0031】また、水平バンドパスフィルタ152は、
以下の伝達関数を持つ。 HB(z)=(1/4)(−1+2z-2 −z-4
【0032】さらに、垂直バンドパスフィルタ122の
出力と水平バンドパスフィルタ152の出力を縦続接続
したHVBは、以下の伝達関数を持つ。 HVB(z)=(1/8)(1−z-l )(−1+2z
-2 −z-4
【0033】図3に示すように、クロスカラー検出フィ
ルタ401に入力された複合映像信号vと、この信号v
が遅延器441aと遅延器441bにより順次遅延され
た信号は、バンドパスフィルタ452に与えられる。こ
の遅延器441a、遅延器441bおよびバンドパスフ
ィルタ452は、fscを中心周波数として通過させる
水平バンドパスフィルタ451を構成している。水平バ
ンドパスフィルタ451の出力、およびこの出力が1水
平ライン遅延器411により遅延された信号は、バンド
パスフィルタ422に与えられる。この1水平ライン遅
延器411とバンドパスフィルタ422は、fl(エ
ル)/2を中心周波数として通過させる垂直バンドパス
フィルタ421を構成している。
【0034】また、水平バンドパスフィルタ451の出
力、およびこの出力が1水平ライン遅延器411により
遅延された信号は、ローパスフィルタ432に与えられ
る。この1水平ライン遅延器411とローパスフィルタ
432は、fl(エル)/2で遮断特性となる垂直ロー
パスフィルタ431を構成している。垂直バンドパスフ
ィルタ421の出力と垂直ローパスフィルタ431の出
力はそれぞれ絶対値回路402a,402bに与えられ
て絶対値化された後、減算器471に与えられ、減算器
471の出力は絶対値回路402cで絶対値化される。
絶対値回路402cの出力は、クロスカラー検出フィル
タ401の出力信号yhとなる。
【0035】図4に示すように、基準信号抽出器501
に入力された複合映像信号vは遅延器540に与えら
れ、2画素期間遅延される。遅延器540の出力は、基
準信号抽出器501の出力信号reとなる。
【0036】図5に示すように、比較器601に入力さ
れた信号yhと信号reのうち、信号reは、絶対値回
路602に与えられる。絶対値回路602の出力は減算
器670により信号yhと減算され、この減算器670
の出力が比較器601の出力信号H/VHとなる。信号
H/VHは、クロスカラー検出フィルタ401の出力信
号yhと基準信号抽出器501の出力信号reとの比較
結果であり、色信号抽出フィルタ101に与えられてス
イッチ回路102を切り替える制御信号となる。
【0037】図6に示すように、輝度信号抽出フィルタ
701に入力された複合映像信号vは遅延器740に与
えられ、2画素期間遅延される。遅延器740の出力は
減算器770に与えられ、もう一方の入力信号である色
信号cと減算される。減算器770の出力は、輝度信号
抽出フィルタ701の出力信号yとなる。
【0038】クロスカラー検出フィルタ401の出力信
号yhは、図18の2次元周波数領域においてYhのよ
うに分布する。基準信号抽出器501の出力信号re
は、図17においてVaのように分布する。つまり、比
較器601では、輝度信号の水平高周波成分が分布する
領域からの抽出成分である信号yhを、複合映像信号で
ある基準信号reと比較することになる。信号yhが信
号reより大きいときは輝度信号の水平高周波成分があ
り、水平バンドパスフィルタで色信号を抽出した場合に
はクロスカラーが発生する画像であると判断してHVB
を選択するよう制御信号H/VHでスイッチ回路102
を切り替える。
【0039】図7は、図3に示したクロスカラー検出フ
ィルタ401における垂直バンドパスフィルタ421と
垂直ローパスフィルタ431の抽出信号成分の周波数領
域を示す。垂直バンドパスフィルタ421の抽出信号成
分の絶対値成分と、垂直ローパスフィルタ431の抽出
信号成分の絶対値成分の減算成分の絶対値は、図7の斜
線部分の周波数成分となる。図8は、この斜線部分のみ
を示したもので、fl(エル)/4を中心とする信号成
分となる。線形フィルタを用いてfl(エル)/4を中
心とする信号成分を抽出した場合には、1水平ライン遅
延器が2ライン分必要であるところ、1水平ライン遅延
器1ライン分で実現できる。
【0040】上記のように、クロスカラー検出フィルタ
401の1水平ライン遅延器が1ライン分で実現できる
うえ、図2のように色信号抽出フィルタ101における
垂直バンドパスフィルタ122も1水平ライン遅延器1
ライン分で構成されているため、システム全体のメモリ
規模も安価に実現できる。
【0041】以上のように、この実施の形態によるドッ
ト妨害除去回路は、A/D変換器と、色信号抽出フィル
タと、クロスカラー検出フィルタと、基準信号抽出器
と、比較器と、輝度信号抽出フィルタと、D/A変換器
を有し、クロスカラー検出フィルタで輝度信号の水平高
周波成分を抽出し、基準信号抽出器で主に複合映像信号
を抽出し、比較器でこれを比較し、色信号抽出フィルタ
中のフィルタの切り替えをすることでクロスカラーを抑
圧した輝度信号と色信号の分離ができる。
【0042】なお、1水平ライン遅延器111,41
1,511,516は1ライン分の遅延を行うことによ
り、1ライン毎に色信号が反転するNTSC信号に適応
する。なお、この場合、色信号の位相が反転する、つま
りラインが逆相関を持つ周波数をライン相関周波数とす
ると、これが水平走査周波数と同じになる。
【0043】実施の形態2.図9は、この発明の実施の
形態2である輝度信号色信号分離回路内の基準信号抽出
器を示すブロック回路図である。図において、 501b
は基準信号抽出器、520は垂直バンドパスフィルタ
(VB)、511は1水平ライン遅延器、521はバン
ドパスフィルタ、553は水平バンドパスフィルタ(H
B)、541は遅延器、554はバンドパスフィルタ、
542は遅延器である。
【0044】基準信号抽出器501bに入力された複合
映像信号vおよびこの信号vが1水平ライン遅延器51
1により遅延された信号は、バンドパスフィルタ521
に与えられる。この1水平ライン遅延器511とバンド
パスフィルタ521は、fl(エル)/2を中心周波数
として通過させる垂直バンドパスフィルタ520を構成
している。垂直バンドパスフィルタ520の出力、およ
びこの出力が遅延器541により遅延された2つの信号
は、バンドパスフィルタ554に与えられる。この遅延
器541とバンドパスフィルタ554は、fscを中心
周波数として通過させる水平バンドパスフィルタ553
を構成している。水平バンドパスフィルタ553の出力
は遅延器542で遅延され、基準信号抽出器501bの
出力信号reとなる。
【0045】この動作は、実施の形態1における基準信
号抽出器501の出力信号reを、図18におけるCa
のように抽出したものである。つまり、比較器601で
は、輝度信号の水平高周波成分が分布する領域からの抽
出成分である信号yhを、色信号の全帯域である基準信
号reと比較することになる。信号yhが信号reより
大きいときは輝度信号の水平高周波成分があり、水平バ
ンドパスフィルタで色信号を抽出した場合にはクロスカ
ラーが発生する画像であると判断し、HVBを選択する
よう制御信号H/VHによりスイッチ回路102を切り
替えることでクロスカラーを抑圧した輝度信号と色信号
の分離ができる。
【0046】実施の形態3.図10は、この発明の実施
の形態3である輝度信号色信号分離回路内の基準信号抽
出器を示すブロック回路図である。図において、 501
dは基準信号抽出器、555は水平バンドパスフィルタ
(HB)、544a,544bは遅延器、556はバン
ドパスフィルタである。
【0047】基準信号抽出器501dに入力された複合
映像信号vは遅延器544aと遅延器544bにより順
次遅延され、バンドパスフィルタ556に与えられる。
この遅延器544a、遅延器544bおよびバンドパス
フィルタ556は、fscを中心周波数として通過させ
る水平バンドパスフィルタ555を構成している。水平
バンドパスフィルタ555の出力は基準信号抽出器50
1dの出力信号reとなる。
【0048】この動作は、実施の形態1における基準信
号抽出器501の出力信号reを、図18におけるHb
のように抽出したものである。つまり、比較器601で
は、輝度信号の水平高周波成分が分布する領域からの抽
出成分である信号yhを、fscを中心周波数とする帯
域成分である基準信号reと比較することになる。信号
yhが信号reより大きいときは輝度信号の水平高周波
成分があり、水平バンドパスフィルタで色信号を抽出し
た場合にはクロスカラーが発生する画像であると判断
し、HVBを選択するよう制御信号H/VHによりスイ
ッチ回路102を切り替えることで、クロスカラーを抑
圧した輝度信号と色信号の分離ができる。
【0049】実施の形態4.図11は、この発明の実施
の形態4である輝度信号色信号分離回路内の基準信号抽
出器を示すブロック回路図である。図において、 501
eは基準信号抽出器、526は垂直ローパスフィルタ
(VL)、516は1水平ライン遅延器、527はロー
パスフィルタ、545は遅延器、528は水平ローパス
フィルタ(HL)、546a,546bは遅延器、52
9はローパスフィルタ、570は加算器である。
【0050】基準信号抽出器501eに入力された複合
映像信号vは、1水平ライン遅延器516に入力され
る。また、複合映像信号vおよびこの信号vが1水平ラ
イン遅延器516により遅延された信号は、ローパスフ
ィルタ527に与えられる。この1水平ライン遅延器5
16とローパスフィルタ527は、fl(エル)/2を
遮断特性とする垂直ローパスフィルタ526を構成して
いる。一方、複合映像信号vおよびこの信号vが遅延器
546aと遅延器546bにより順次遅延された3つの
信号は、ローパスフィルタ529に与えられる。この遅
延器546a、遅延器546bおよびローパスフィルタ
529は、fscを遮断特性とする水平ローパスフィル
タ528を構成している。垂直ローパスフィルタ526
の出力および水平ローパスフィルタ528の出力は加算
器570で加算され、基準信号抽出器501eの出力信
号reとなる。
【0051】この動作は、実施の形態1における基準信
号抽出器501の出力信号reを図18におけるYa
ように抽出したものである。つまり、比較器601で
は、輝度信号の水平高周波成分が分布する領域からの抽
出成分である信号yhを、輝度信号が主に分布する成分
である基準信号reと比較することになる。信号yhが
信号reより大きいときは輝度信号の水平高周波成分が
あり、水平バンドパスフィルタで色信号を抽出した場合
にはクロスカラーが発生する画像であると判断し、HV
Bを選択するよう制御信号H/VHによりスイッチ回路
102を切り替えることで、クロスカラーを抑圧した輝
度信号と色信号の分離ができる。
【0052】実施の形態5.図12は、この発明の実施
の形態5である輝度信号色信号分離回路内の比較器を示
すブロック回路図である。図において、 601bは比較
器、602は絶対値回路、608,609は乗数器、6
70は減算器である。
【0053】比較器601bに入力された信号reは、
乗数器609によりn倍されて絶対値回路602に与え
られる。絶対値回路602の出力と、入力信号cvを乗
数器608によりm倍した信号は、減算器670により
減算され、この減算器670の出力が比較器601bの
出力信号H/VHとなる。信号H/VHは、色信号抽出
フィルタ101に与えられ、スイッチ回路102を切り
替える制御信号となる。
【0054】この動作は、実施の形態1における比較器
601において乗数器608,609を備えたもので、
クロスカラー検出フィルタ401の出力信号yhと基準
信号抽出器501の出力信号reに対してそれぞれ重み
付けをするもので、このm倍、n倍の値の設定により、
発生するドット妨害とクロスカラーの量の配分を決める
ことが可能になる。
【0055】実施の形態6.この実施の形態6による基
本的な構成は図1に示した実施の形態1と同様である
が、この実施の形態6は、輝度信号色信号分離回路の図
2に示した色信号抽出フィルタ101内の1水平ライン
遅延器111、図3に示したクロスカラー検出フィルタ
401内の1水平ライン遅延器411、図9に示した基
準信号抽出器501b内の1水平ライン遅延器511、
図11に示した基準信号抽出器501e内の1水平ライ
ン遅延器516をすべて2水平ライン遅延器にすること
により、2ライン毎に色信号が反転するPAL信号に適
応できる。なお、この場合、色信号の位相が反転する、
つまりラインが逆相関を持つ周波数をライン相関周波数
とすると、これが水平走査周波数の2分の1となる。
【0056】NTSC方式におけるクロスカラー検出フ
ィルタ401と色信号抽出フィルタ101における垂直
バンドパスフィルタ122の1水平ライン遅延器が2ラ
イン分で構成されていた場合は、PAL信号に適応する
構成にするために4ライン分の1水平ライン遅延器が必
要になってくるところ上記構成では、NTSC方式にお
けるクロスカラー検出フィルタ401と色信号抽出フィ
ルタ101における垂直バンドパスフィルタ122の1
水平ライン遅延器が1ライン分で構成されているため、
PAL信号に適応する場合でも、2ライン分の1水平ラ
イン遅延器でよく、比較して2ライン分のラインメモリ
削減効果がある。
【0057】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0058】複合映像信号を入力信号とし、これから色
信号を抽出し色の出力を得てかつ通過帯域を切り替えら
れる色抽出手段と、上記複合映像信号から上記色の出力
を減算して輝度の出力を得る輝度抽出手段と、上記複合
映像信号からライン相関周波数の0付近かつ色搬送周波
数付近のクロスカラー周波数領域からクロスカラー成分
を抽出する非相関クロスカラー検出手段と、上記複合映
像信号の所定の周波数成分を抽出する基準成分を検出す
る基準信号抽出手段と、上記クロスカラー成分と上記基
準成分の比較の出力を得る比較手段とを備え、上記比較
の出力が上記クロスカラー成分の多い状態を示すとき上
記色抽出手段の通過帯域にクロスカラー周波数領域を含
まないよう切り替える構成としたので、クロスカラーの
ない輝度信号と色信号の分離ができる。
【0059】また、基準信号抽出手段は、非線形クロス
カラー成分検出手段と同じ遅延時間を付与する遅延手段
により構成されているので、基準信号抽出手段を遅延器
だけで安価に構成でき、かつクロスカラーのない輝度信
号と色信号の分離ができる。
【0060】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち色信号低周波領域より広い帯域の信号
に、非線形クロスカラー成分検出手段と同じ遅延時間を
付与するよう構成したので、非線形クロスカラー成分検
出手段と色信号帯域を比較し、クロスカラーのない輝度
信号と色信号の分離ができる。
【0061】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち色搬送周波数付近の信号に、非線形ク
ロスカラー成分検出手段と同じ遅延時間を付与するよう
構成したので、検出に用いるフィルタと色信号抽出に用
いるフィルタを兼用でき、ハードウェア規模を簡単に構
成でき、クロスカラーのない輝度信号と色信号の分離が
できる。
【0062】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち輝度成分の信号に、非線形クロスカラ
ー成分検出手段と同じ遅延時間を付与するよう構成した
ので、誤検出をしにくく、クロスカラーのない輝度信号
と色信号の分離ができる。
【0063】また、比較手段は、比較する信号に対して
重み付けするよう構成したので、発生するドット妨害と
クロスカラーの量の配分を決めることができる。
【0064】また、ライン相関周波数を水平走査周波数
とすることでNTSC複合映像信号に対応することがで
きる。
【0065】また、ライン相関周波数を水平走査周波数
の2分の1とすることでPAL複合映像信号に対応する
ことができる。
【0066】また、非線形クロスカラー成分検出フィル
タは、入力複合映像信号を色搬送周波数を中心周波数と
して水平方向に帯域制限し、この信号のうちライン相関
周波数の2分の1付近の信号およびライン周波数0cph
付近の信号を絶対値化し、上記2つの絶対値化した信号
の差分の絶対値を取ることで1水平ライン遅延器が1ラ
イン分でクロスカラー検出ができる。
【0067】また、色信号抽出フィルタは、1水平ライ
ン遅延器1ライン分で垂直バンドパスフィルタを構成し
ているため、システム全体のメモリ規模も安価にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における輝度信号色
信号分離回路を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1におけるを色信号抽出フィルタ
を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1におけるクロスカラー検出フィ
ルタを示すブロック図である。
【図4】 実施の形態1における基準信号抽出器を示す
ブロック図である。
【図5】 実施の形態1における比較器を示すブロック
図である。
【図6】 実施の形態1における輝度信号抽出フィルタ
を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態1におけるクロスカラー検出フィ
ルタの2つのフィルタの抽出信号成分の周波数領域を示
す説明図である。
【図8】 実施の形態1におけるクロスカラー検出フィ
ルタの抽出信号成分の周波数領域を示す説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態2における基準信号抽
出器を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態3における基準信号
抽出器を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態4における基準信号
抽出器を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態5における比較器を
示すブロック図である。
【図13】 従来の輝度信号色信号分離回路を示すブロ
ック図である。
【図14】 従来の色信号抽出フィルタを示すブロック
図である。
【図15】 従来の輝度信号抽出フィルタを示すブロッ
ク図である。
【図16】 2次元周波数領域における色信号の分布と
バンドパスフィルタの抽出帯域を示す概念図である。
【図17】 画面上に発生する妨害を表す説明図であ
る。
【図18】 2次元周波数領域における各信号の分布を
示す概念図である。
【符号の説明】
1 入力端、2,3 出力端、5 A/D変換器、6,
7 D/A変換器、100,101 色信号抽出フィル
タ、102 スイッチ回路、111 1水平ライン遅延
器、122 垂直バンドパスフィルタ、123 バンド
パスフィルタ、141a,141b,142 遅延器、
152 水平バンドパスフィルタ、153 バンドパス
フィルタ、401 クロスカラー検出フィルタ、402
a,402b,402c 絶対値回路、403 最小値
回路、411 1水平ライン遅延器、421 垂直バン
ドパスフィルタ、431 垂直ローパスフィルタ、42
2バンドパスフィルタ、432 ローパスフィルタ、4
41a,441b 遅延器、451 水平バンドパスフ
ィルタ、452 バンドパスフィルタ、471減算器、
501 基準信号抽出器、511 1水平ライン遅延
器、516 1水平ライン遅延器、520 垂直バンド
パスフィルタ、521 バンドパスフィルタ、526
垂直ローパスフィルタ、527 ローパスフィルタ、5
28 水平ローパスフィルタ、529 ローパスフィル
タ、540〜542 遅延器、544a,544b,5
45 遅延器、546a,546b 遅延器、553
水平バンドパスフィルタ、554 バンドパスフィル
タ、555 水平バンドパスフィルタ、556 バンド
パスフィルタ、570 加算器、601 比較器、60
2 絶対値回路、608,609 乗数器、670 減
算器、700,701輝度信号抽出フィルタ、740
遅延器、770 減算器。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C057 AA06 BA02 DC12 EA03 EA07 EB15 GC03 GF01 GF02 GF07 GH01 GK02 5C066 AA03 BA02 BA03 CA05 DC01 EC13 GA01 GA04 GA05 KC04 KC11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される複合映像信号から色信号成分
    を抽出するとともに、抽出する色信号成分の通過帯域を
    切り替えて色信号を出力する色信号抽出手段と、 上記複合映像信号から上記色信号出力を減算して輝度信
    号出力を得る輝度信号抽出手段と、 上記複合映像信号からライン相関周波数の0付近で、か
    つ色搬送周波数付近の周波数領域のクロスカラー成分を
    検出する非線形クロスカラー成分検出手段と、 上記複合映像信号の所定周波数領域の成分を抽出して基
    準信号として出力する基準信号抽出手段と、 上記非線形クロスカラー成分検出手段の出力信号と上記
    基準信号抽出手段の出力信号とを比較して比較結果を出
    力する比較手段と、 上記比較結果に基づいて上記色信号抽出手段から出力さ
    れる色信号出力のクロスカラー成分が小さくなるように
    上記色信号抽出手段の色信号の通過帯域を切り替える手
    段とを備えたことを特徴とする輝度信号色信号分離回
    路。
  2. 【請求項2】 基準信号抽出手段は、非線形クロスカラ
    ー成分検出手段と同じ遅延時間を付与する遅延手段で構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の輝度信号
    色信号分離回路。
  3. 【請求項3】 基準信号抽出手段は、入力された複合映
    像信号のうち色信号低周波領域より広い帯域の信号に、
    非線形クロスカラー成分検出手段と同じ遅延時間を付与
    することを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分
    離回路。
  4. 【請求項4】 基準信号抽出手段は、入力された複合映
    像信号のうち色搬送周波数付近の信号に、非線形クロス
    カラー成分検出手段と同じ遅延時間を付与することを特
    徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離回路。
  5. 【請求項5】 基準信号抽出手段は、入力された複合映
    像信号のうち輝度成分の信号に、非線形クロスカラー成
    分検出手段と同じ遅延時間を付与することを特徴とする
    請求項1記載の輝度信号色信号分離回路。
  6. 【請求項6】 比較手段は、比較する信号に対して重み
    付けすることを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信
    号分離回路。
  7. 【請求項7】 ライン相関周波数を水平走査周波数にし
    てNTSC複合映像信号に対応するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離回路。
  8. 【請求項8】 ライン相関周波数を水平走査周波数の2
    分の1にしてPAL複合映像信号に対応するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離回
    路。
  9. 【請求項9】 非線形クロスカラー成分検出手段は、入
    力された複合映像信号を色搬送周波数を中心周波数にし
    て水平方向に帯域制限し、この信号のうちライン相関周
    波数の2分の1付近の信号およびライン周波数0cph 付
    近の信号を絶対値化し、上記2つの絶対値化した信号の
    差分の絶対値を出力することを特徴とする請求項1記載
    の輝度信号色信号分離回路。
  10. 【請求項10】 色抽出手段は、ライン遅延器を備えた
    垂直バンドパスフィルタ、遅延器を備えた水平バンドパ
    スフィルタおよびスイッチ回路からなることを特徴とす
    る請求項1記載の輝度信号色信号分離回路。
JP11135411A 1999-05-17 1999-05-17 輝度信号色信号分離回路 Pending JP2000333202A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100809681B1 (ko) * 2005-01-11 2008-03-07 삼성전자주식회사 컬러 아티팩트를 개선하는 디지털 영상 신호 처리 장치 및방법

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KR100809681B1 (ko) * 2005-01-11 2008-03-07 삼성전자주식회사 컬러 아티팩트를 개선하는 디지털 영상 신호 처리 장치 및방법

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