JP2000201356A - 輝度信号色信号分離回路 - Google Patents

輝度信号色信号分離回路

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JP2000201356A
JP2000201356A JP11002782A JP278299A JP2000201356A JP 2000201356 A JP2000201356 A JP 2000201356A JP 11002782 A JP11002782 A JP 11002782A JP 278299 A JP278299 A JP 278299A JP 2000201356 A JP2000201356 A JP 2000201356A
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Masanori Kojima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横方向に色トランジェントのあるときでも縦
ドットが発生しない輝度信号色信号分離回路を得る。 【解決手段】 複合映像信号から抽出する色信号の通過
帯域を切り替える色抽出手段101と、複合映像信号か
ら上記色出力を減算して輝度出力を得る輝度抽出手段7
01と、上記複合映像信号からライン相関周波数の2分
の1付近で、かつ色搬送周波数の3分の2付近の縦ドッ
ト周波数領域から縦ドット成分を抽出する縦ドット周波
数成分検出手段201と、上記複合映像信号の所定の周
波数の基準成分を検出する基準信号抽出手段501と、
上記縦ドット成分と上記基準成分の比較出力を得る比較
手段601を設け、この比較出力が上記縦ドット成分の
多い状態を示すときは上記色抽出手段の通過帯域に縦ド
ット周波数領域を含むように切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複合テレビジョン
信号から輝度信号と色信号とを分離するにあたって、縦
方向のドット妨害を発生しない輝度信号色信号分離回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば通常VTRやTV受像
器などに用いられている従来の輝度信号色信号分離回路
のブロック図である。図13において、1は入力端、
2、3は出力端、5はA/D変換器、100は色信号抽
出フィルタ、700は輝度信号抽出フィルタ、6、7は
D/A変換器である。入力端1より入力された複合映像
信号Vは、A/D変換器5によりアナログ信号からデジ
タル信号vに変換され、色信号抽出フィルタ100およ
び輝度信号抽出フィルタ700に与えられる。色信号抽
出フィルタ100の出力cは、輝度信号抽出フィルタ7
00とD/A変換器6に与えられる。信号cはD/A変
換器6でデジタル信号からアナログ信号に変換され、出
力端2より色信号Cとして出力される。輝度信号抽出フ
ィルタ700の出力yはD/A変換器7によりデジタル
信号からアナログ信号に変換され、出力端3より輝度信
号Yとして出力される。
【0003】図14は、図13における色信号抽出フィ
ルタ100を示す図である。図において、色信号抽出フ
ィルタ100は1水平ライン遅延器110とバンドパス
フィルタ121からなる垂直バンドパスフィルタ120
と、遅延器140a、遅延器140bおよびバンドパス
フィルタ151からなる水平バンドパスフィルタ150
とで構成されている。入力された複合映像信号は、バン
ドパスフィルタ121と1水平ライン遅延器110に与
えられる。1水平ライン遅延器110の出力はバンドパ
スフィルタ121に与えられる。バンドパスフィルタ1
21の出力は、バンドパスフィルタ151と遅延器14
0aに与えられる。遅延器140aの出力は、バンドパ
スフィルタ151と遅延器140bに与えられる。遅延
器140bの出力は、バンドパスフィルタ151に与え
られる。バンドパスフィルタ151の出力は、色信号抽
出フィルタ100の出力cとなる。なお、遅延器140
aと遅延器140bは、それぞれ2画素分の遅延を行う
ものである。
【0004】図15は、図13における輝度信号抽出フ
ィルタ700を示す図である。図15において、740
は遅延器、770は減算器である。輝度信号抽出フィル
タ700に入力されたc信号は、減算器770に与えら
れる。v信号は遅延器740で遅延された後、減算器7
70に与えられる。減算器770の出力yは、輝度信号
抽出フィルタ700の出力yとなる。
【0005】この従来の輝度信号色信号分離回路では、
例えばNTSC放送方式の場合には、水平ライン周波数
15.734kHz(以下、「fl(エル)」という)
の1水平ライン(約63.5μs、(以下、「1l(エ
ル)」という)毎に3.579545MHz(以下、
「fsc」という)のバーストおよび色信号が反転して
伝送される。これはfsc=227.5fhだからであ
る。この性質を利用して、輝度信号と色信号を分離する
フィルタとして使用されている。
【0006】次に動作について説明する。A/D変換器
5の出力信号vは、色信号抽出フィルタ100におい
て、まず1l(エル)遅延器110およびバンドパスフ
ィルタ121により構成された垂直バンドパスフィルタ
120に入力される。この垂直バンドパスフィルタ12
0では、1l(エル)遅延器110とバンドパスフィル
タ121により信号vの周波数fscが倍増され、ま
た、fscからfl(エル)の整数倍離れた周波数の場
合でも倍増される。しかし、縦縞の場合のように、周波
数がfl(エル)の整数倍のときに最小値を持ち、あた
かも櫛の歯の形状に似た周波数特性となる。NTSC放
送方式は、輝度信号と色信号を多重する際周波数インタ
ーリーブを利用しているため、fl(エル)毎に立つ周
波数スペクトラムの間に色信号スペクトラムが分布す
る。そのため櫛の歯状の周波数特性を持つフィルタを使
用すると、fl(エル)毎に立つ輝度信号スペクトラム
か色信号スペクトラムを抽出することができる。なお、
この垂直バンドパスフィルタ120は、下記の伝達関数
を持っている。
【0007】VB(z)=(1/2)(1−1z-l
【0008】次に、垂直バンドパスフィルタ120の出
力信号は、遅延器140a、140b、バンドパスフィ
ルタ151で構成された水平バンドパスフィルタ150
に入力される。この水平バンドパスフィルタ150で
は、色信号の存在する周波数帯域(例えばNTSC方式
では3.58MHz±500kHz)を通過させるよう
な特性を有するフィルタであり、下記の伝達関数を持っ
ている。
【0009】 HB(z)=(1/4)(−1+2z-2−z-4
【0010】この水平バンドパスフィルタ150によっ
て櫛の歯状の周波数特性になる帯域を設定している。
【0011】輝度信号抽出フィルタ700を構成してい
る遅延器740は、垂直バンドパスフィルタ120や水
平バンドパスフィルタ150の伝搬遅延を補償する回路
で、減算器770は、この遅延器740の出力から、色
信号抽出フィルタ100の出力であるc信号を減算する
ことでy信号を生成する。
【0012】この色信号抽出フィルタ100は、上記性
質から一般に櫛形フィルタと呼ばれるが、水平方向と垂
直方向の両バンドパスフィルタを縦続接続したものでも
あるので、水平垂直バンドパスフィルタ(HVB)とも
呼ばれる。
【0013】図16に、水平垂直バンドパスフィルタ
(HVB)である色信号抽出フィルタ100の抽出帯域
を示している。ここでは、輝度信号の水平高域成分Yh
が色信号として抽出されていないため、Yhを含む信号
を処理した場合でもクロスカラーは発生しない。なお、
クロスカラーとは、例えば図17のようなfsc縦縞が
ある場合に、輝度信号が虹のような色信号となってしま
う妨害成分である。また、色信号の水平高域成分Ch
ある場合、これを色信号抽出フィルタ100では色信号
として抽出していないため、色信号が輝度信号に漏れ混
み、ドット妨害が発生する。これは例えば図17のよう
な横方向に色トランジェント(図17に示したグリーン
からマゼンタに変化する場合)のあるときの縦ドットで
ある。色信号の垂直高域成分Cvがある(縦方向に色信
号の変化がある)場合、これも色信号抽出フィルタ10
0では色信号として抽出していないため、色信号が輝度
信号に漏れ混み、ドット妨害が発生する。これは例えば
図17のような横ドットである。
【0014】図18は、各種信号成分を2次元周波数平
面上に示したもので、それぞれ領域の特徴を以下に記
す。 va:複合映像信号が主に分布する領域 Ya:輝度信号が主に分布する領域 Y0:輝度信号の低周波成分が分布する領域 Yh:輝度信号の水平高周波成分が分布する領域でクロ
スカラーの原因 Ca:色信号が主に分布する領域 C0:色信号の低周波成分が分布する領域 Ch:色信号の水平高周波成分が分布する領域で横方向
に色トランジェントがあ るときの縦ドットの原因 Cv:色信号の垂直高周波成分が分布する領域で横ドッ
トの原因 vb:複合映像信号を垂直方向に帯域制限した領域 Hb:複合映像信号を水平方向に帯域制限した領域
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の輝度信号色信号
分離回路は、以上のように構成されていたので、横方向
に色トランジェントのあるとき縦ドットが発生するとい
う問題点があった。
【0016】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、横方向に色トランジェントのあ
るときでも縦ドットが発生しない輝度信号色信号分離回
路を実現することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る輝度信号
色信号分離回路は、入力される複合映像信号から色信号
成分を抽出するとともに、抽出する色信号成分の通過帯
域を切り替えて色信号を出力する色信号抽出手段と、上
記複合映像信号から上記色信号出力を減算して輝度信号
出力を得る輝度信号抽出手段と、上記複合映像信号から
ライン相関周波数の2分の1付近で、かつ色搬送周波数
の3分の2付近の周波数領域の縦ドット周波数成分を検
出する非線形縦ドット周波数成分検出手段と、上記複合
映像信号の所定周波数領域の成分を抽出して基準信号と
して出力する基準信号抽出手段と、上記縦ドット周波数
成分検出手段の出力信号と上記基準信号抽出手段の出力
信号とを比較して比較結果を出力する比較手段と、この
比較結果に基づいて上記色信号抽出手段から出力される
色信号出力の縦ドット成分が小さくなるように上記色信
号抽出手段の色信号の通過帯域を切り替える手段とを備
えたものである。
【0018】また、基準信号抽出手段は、縦ドット周波
数成分検出手段と同じ遅延時間を付与する遅延手段で構
成されているものである。
【0019】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち色信号低周波領域より広い帯域の信号
に、縦ドット周波数成分検出手段と同じ遅延時間を付与
するものである。
【0020】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうちライン相関周波数の2分の1付近の信
号に、縦ドット周波数成分検出手段と同じ遅延時間を付
与するものである。
【0021】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち色搬送周波数付近の信号に、縦ドット
周波数成分検出手段と同じ遅延時間を付与するものであ
る。
【0022】また、基準信号抽出手段は、入力された複
合映像信号のうち輝度成分の信号に、縦ドット周波数成
分検出手段と同じ遅延時間を付与するものである。
【0023】また、比較手段は、比較する信号に対して
重み付けするものである。
【0024】また、この発明に係る輝度信号色信号分離
回路は、ライン相関周波数を水平走査周波数としてNT
SC複合映像信号に対応するようにしたものである。
【0025】また、この発明に係る輝度信号色信号分離
回路は、ライン相関周波数を水平走査周波数の2分の1
としてPAL複合映像信号に対応するようにしたもので
ある。
【0026】また、非線形縦ドット周波数成分検出手段
は、ライン相関周波数の2分の1付近の信号を抽出し、
これを色搬送周波数を中心周波数として帯域制限した信
号を絶対値化し、ライン相関周波数の2分の1付近の信
号を色搬送周波数の2分の1を中心周波数として帯域制
限した信号を絶対値化し、上記2つの絶対値化した信号
の最小値を取るものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.
【0028】図1は、この発明の実施の形態1である輝
度信号色信号分離回路の構成を示すブロック図である。
図において、1は入力端、2、3は出力端、5はA/D
変換器、101は色信号抽出フィルタ、201は縦ドッ
ト周波数成分検出フィルタ、501は基準信号抽出器、
601は比較器、701は輝度信号抽出フィルタ、6、
7はD/A変換器である。
【0029】図2は、図1中の色信号抽出フィルタ10
1の一構成例を示すブロック図である。図において、1
22は垂直バンドパスフィルタ、111は1水平ライン
遅延器、123はバンドパスフィルタ、152は水平バ
ンドパスフィルタ、141a、141bは遅延器、15
3はバンドパスフィルタ、142は遅延器、102はス
イッチ回路である。
【0030】図3は、図1中の縦ドット周波数成分検出
フィルタ201の一構成例を示すブロック図である。図
において、221は垂直バンドパスフィルタ、211は
1水平ライン遅延器、222はバンドパスフィルタ、2
51a、251bは水平バンドパスフィルタ、241
a、241bは遅延器、252a、252bはバンドパ
スフィルタ、302a、302bは絶対値回路、303
は最小値回路である。
【0031】図4は、図1中の基準信号抽出器501の
一構成例を示すブロック図である。図において、540
は遅延器である。
【0032】図5は、図1中の比較器601の一構成例
を示すブロック図である。図において、602は絶対値
回路、670は減算器である。
【0033】図6は、図1中の輝度信号抽出フィルタ7
01の一構成例を示すブロック図である。図において、
740は遅延器、770は減算器である。
【0034】図1ないし図6に基づいて、この実施の形
態1の輝度信号色信号分離回路の動作について説明す
る。
【0035】図1に示すように、入力端1より入力され
た複合映像信号Vは、A/D変換器5によりアナログ信
号からデジタル信号vに変換され、色信号抽出フィルタ
101、輝度信号抽出フィルタ701、縦ドット周波数
成分検出フィルタ201および基準信号抽出器501に
与えられる。縦ドット周波数成分検出フィルタ201の
出力chおよび基準信号抽出器501の出力reは共に
比較器601に与えられる。比較器601の出力V/V
Hは、色信号抽出フィルタ101に制御信号として与え
られる。色信号抽出フィルタ101の出力cは輝度信号
抽出フィルタ701とD/A変換器6に与えられる。D
/A変換器6によりデジタル信号cからアナログ信号C
に変換され、出力端2より出力される。輝度信号抽出フ
ィルタ701の出力yはD/A変換器7によりデジタル
信号yからアナログ信号Yに変換され、出力端3より出
力される。
【0036】図2に示すように、色信号抽出フィルタ1
01に入力された複合映像信号vとこの信号vが1水平
ライン遅延器111により遅延された信号は、バンドパ
スフィルタ123に与えられる。この1水平ライン遅延
器111、バンドパスフィルタ123は垂直バンドパス
フィルタ(VB)122を構成しており、fl(エル)
/2を中心周波数として通過させる。VB122の出力
と、この信号が遅延器141a、遅延器141bにより
順次遅延された各信号はバンドパスフィルタ153に与
えられる。この遅延器141a、遅延器141bおよび
バンドパスフィルタ153は水平バンドパスフィルタ
(HB)152を構成しており、fscを中心周波数と
して通過させる。
【0037】また、垂直バンドパスフィルタ(VB)1
22の出力は遅延器142により遅延された後、スイッ
チ回路102に与えられる。バンドパスフィルタ153
の出力hvbはスイッチ回路102に与えられる。スイ
ッチ回路102には、垂直バンドパスフィルタ(VB)
122のみを通過し、さらに遅延器142により2画素
分遅延された信号vbと、上記垂直バンドパスフィルタ
(VB)122および水平バンドパスフィルタ(HB)
152の両方を通過した信号(即ち、水平垂直バンドパ
スフィルタ(HVB)を通過した信号)hvbの2信号
が入力される。これらの信号は制御信号V/VHにより
2つのうち一つが選択され、色信号cとして出力され
る。なお、VB122は、下記の伝達関数を持ってい
る。
【0038】VB(z)=(1/2)(1−z-l
【0039】また、HB152は、下記の伝達関数を持
っている。
【0040】 HB(z)=(1/4)(−1+2z-2−z-4
【0041】図3に示すように、縦ドット周波数成分検
出フィルタ201において、入力された複合映像信号v
およびこの信号vが1水平ライン遅延器211により遅
延された信号は、バンドパスフィルタ222に与えられ
る。この1水平ライン遅延器211とバンドパスフィル
タ222は垂直バンドパスフィルタ221を構成してお
り、fl(エル)/2を中心周波数として通過させる。
垂直バンドパスフィルタ221の出力と、この信号が遅
延器241aおよび遅延器241bで順次遅延された信
号は、バンドパスフィルタ252aに与えられる。ま
た、垂直バンドパスフィルタ221の出力と、この信号
が遅延器241aで遅延された信号は、バンドパスフィ
ルタ252bに与えられる。
【0042】また、遅延器241a、遅延器241bお
よびバンドパスフィルタ252aは、水平バンドパスフ
ィルタ251aを構成しており、fsc/2を中心周波
数として通過させる。また、遅延器241aとバンドパ
スフィルタ252bは、水平バンドパスフィルタ251
bを構成しており、fscを中心周波数として通過させ
る。水平バンドパスフィルタ251a、251bの出力
は、それぞれ絶対値回路202a、202bに与えら
れ、これらの絶対値回路202a、202bの出力は最
小値回路203に与えられる。最小値回路203の出力
は、縦ドット周波数成分検出フィルタ201の出力信号
chとなる。
【0043】また、基準信号抽出器501に入力された
複合映像信号vは、図4に示すように遅延器540に与
えられ、2画素期間遅延される。遅延器540の出力
は、基準信号抽出器501の出力信号reとなる。
【0044】また、比較器601に入力された信号re
は、図5に示すように絶対値回路602に与えられる。
絶対値回路602の出力と入力信号chとは減算器67
0により減算され、この減算器670の出力が比較器6
01の出力信号V/VHとなる。信号V/VHは、縦ド
ット周波数成分検出フィルタ201の出力信号chと基
準信号抽出器501の出力信号reとの比較結果であ
り、色信号抽出フィルタ101に与えられてスイッチ回
路102を切り替える制御信号となる。
【0045】また、輝度信号抽出フィルタ701に入力
された複合映像信号は、図6に示すように遅延器740
に与えられ、2画素期間遅延される。遅延器740の出
力は減算器770に与えられ、もう一方の入力信号であ
る色信号cと減算される。減算器770の出力は、輝度
信号抽出フィルタ701の出力信号yとなる。
【0046】縦ドット周波数成分検出フィルタ201の
出力信号chは、図18に示した2次元周波数領域にお
けるChのように分布する。また、基準信号抽出器50
1の出力信号reは、図18に示したVaのように分布
する。つまり、比較器601では、色信号の水平高周波
成分が分布する領域からの抽出成分である信号chを、
複合映像信号である基準信号reと比較することにな
る。chがreより大きいときは横方向に色トランジェ
ントがあり、HVBで色信号を抽出した場合は縦ドット
が発生する画像であると判断し、VBのみを選択(即
ち、垂直バンドパスフィルタ122のみを通過した信号
vbを選択)するよう制御信号V/VHでスイッチ回路
102を切り替える。
【0047】図7は、縦ドット周波数成分検出フィルタ
201における、各フィルタの抽出信号成分の周波数領
域を示す図である。水平バンドパスフィルタ(HB)2
51aと、水平バンドパスフィルタ(HB)251bの
それぞれの絶対値成分の最小値は、図7における、斜線
部分の周波数成分となる。つまり、周波数2fsc/3
で最大となるような信号成分の抽出ができる。相関の強
い場合、fscに分布する色信号は、水平方向に非相関
の(特に色信号の位相が120度異なるような)場合に
この周波数2fsc/3付近まで分布するようになるの
で、縦ドット周波数成分検出フィルタ201でこれを検
出できる。なお、周波数2fsc/3を中心とする信号
成分を、線形フィルタにより抽出しようとした場合には
回路構成が非常に複雑になるが、この実施の形態1で
は、遅延器2段で簡易に実現できる。
【0048】なお、1水平ライン遅延器111、211
は1ライン分の遅延を行うことによって、1ライン毎に
色信号が反転するNTSC信号に適応する。なお、この
場合、色信号の位相が反転する、つまりラインが逆相関
を持つ周波数をライン相関周波数とすると、これが水平
走査周波数と同じになる。
【0049】実施の形態2.図8は、この発明の実施の
形態2である輝度信号色信号分離回路内の基準信号抽出
器501b示すブロック図である。図において、520
は垂直バンドパスフィルタ、511は1水平ライン遅延
器、521はバンドパスフィルタ、553は水平バンド
パスフィルタ、541は遅延器、554はバンドパスフ
ィルタ、542は遅延器である。
【0050】基準信号抽出器501bに入力された複合
映像信号vおよびこの信号vが1水平ライン遅延器51
1により遅延された信号は、バンドパスフィルタ521
に与えられる。この1水平ライン遅延器511とバンド
パスフィルタ521は垂直バンドパスフィルタ520を
構成しており、fl(エル)/2を中心周波数として通
過させる。垂直バンドパスフィルタ520の出力および
この信号が遅延器541で遅延された信号は、バンドパ
スフィルタ554に与えられる。この遅延器541とバ
ンドパスフィルタ554は水平バンドパスフィルタ55
3を構成しており、fscを中心周波数として通過させ
る。水平バンドパスフィルタ553の出力は遅延器54
2で遅延され、基準信号抽出器501bの出力信号re
となる。
【0051】上記の動作は、実施の形態1における基準
信号抽出器501の出力信号reを図18に示したCa
のように抽出したものである。つまり、図1の比較器6
01では、色信号の水平高周波成分が分布する領域から
の抽出成分である信号chを、色信号の全帯域である基
準信号reと比較することになる。chがreより大き
いときは横方向に色トランジェントがあり、HVBで色
信号を抽出した場合は縦ドットが発生する画像であると
判断し、VBを選択するよう制御信号V/VHでスイッ
チ回路102を切り替えることで縦ドットを抑圧した輝
度信号と色信号の分離ができる。
【0052】実施の形態3.図9は、この発明の実施の
形態3である輝度信号色信号分離回路内の基準信号抽出
器501cを示すブロック図である。図において、52
2は垂直バンドパスフィルタ、513は1水平ライン遅
延器、523はバンドパスフィルタ、514は遅延器で
ある。
【0053】基準信号抽出器501cに入力された複合
映像信号vおよびこの信号vが1水平ライン遅延器51
3により遅延された信号は、バンドパスフィルタ523
に与えられる。この1水平ライン遅延器513とバンド
パスフィルタ523は垂直バンドパスフィルタ522を
構成しており、fl(エル)/2を中心周波数として通
過させる。垂直バンドパスフィルタ522の出力は遅延
器514で遅延され、基準信号抽出器501cの出力信
号reとなる。遅延器514は、縦ドット周波数成分検
出フィルタ201の遅延時間を補償するものである。
【0054】上記動作は、実施の形態1における基準信
号抽出器501の出力信号reを図18に示したVb
ように抽出したものである。つまり、図1の比較器60
1では、色信号の水平高周波成分が分布する領域からの
抽出成分である信号chを、fl(エル)/2を中心周
波数とする帯域成分である基準信号reと比較すること
になる。chがreより大きいときは横方向に色トラン
ジェントがあり、HVBで色信号を抽出した場合は縦ド
ットが発生する画像であると判断し、VBを選択するよ
う制御信号V/VHでスイッチ回路102を切り替える
ことで縦ドットを抑圧した輝度信号と色信号の分離がで
きる。
【0055】実施の形態4.図10は、この発明の実施
の形態4である輝度信号色信号分離回路内の基準信号抽
出器501dを示すブロック図である。図において、5
55は水平バンドパスフィルタ、544a、544bは
遅延器、556はバンドパスフィルタである。
【0056】基準信号抽出器501dに入力された複合
映像信号vおよびこの信号vが遅延器544a、遅延器
544bで順次遅延された信号は、バンドパスフィルタ
556に与えられる。この遅延器544a、遅延器54
4b、バンドパスフィルタ556は水平バンドパスフィ
ルタ555を構成しており、fscを中心周波数として
通過させる。水平バンドパスフィルタ555の出力は基
準信号抽出器501dの出力信号reとなる。
【0057】上記動作は、実施の形態1における基準信
号抽出器501の出力信号reを図18に示したHb
ように抽出したものである。つまり、図1の比較器60
1では、色信号の水平高周波成分が分布する領域からの
抽出成分である信号chを、fscを中心周波数とする
帯域成分である基準信号reと比較することになる。c
hがreより大きいときは横方向に色トランジェントが
あり、HVBで色信号を抽出した場合は縦ドットが発生
する画像であると判断し、VBを選択するよう制御信号
V/VHでスイッチ回路102を切り替えることで縦ド
ットを抑圧した輝度信号と色信号の分離ができる。
【0058】実施の形態5.図11は、この発明の実施
の形態5である輝度信号色信号分離回路内の基準信号抽
出器501eを示すブロック図である。図において、5
26は垂直ローパスフィルタ、516は1水平ライン遅
延器、527はローパスフィルタ、545は遅延器、5
28は水平ローパスフィルタ、546a、546bは遅
延器、529はローパスフィルタ、570は加算器であ
る。
【0059】基準信号抽出器501eに入力された複合
映像信号vおよびこの信号vが1水平ライン遅延器51
6a、1水平ライン遅延器516bで順次遅延された信
号は、ローパスフィルタ527に与えられる。この1水
平ライン遅延器516とローパスフィルタ527は垂直
ローパスフィルタ526を構成しており、fl(エル)
/2を遮断する。一方、入力複合映像信号vとこの信号
vが遅延器546a、遅延器546bで順次遅延された
信号は、ローパスフィルタ529に与えられる。この遅
延器546a、遅延器546b、ローパスフィルタ52
9は水平ローパスフィルタ528を構成しており、fs
cを遮断する。垂直ローパスフィルタ526の出力およ
び水平ローパスフィルタ528の出力は加算器570で
加算され、基準信号抽出器501eの出力信号reとな
る。
【0060】上記動作は、実施の形態1における基準信
号抽出器501の出力信号reを図18に示したYa
ように抽出したものである。つまり、図1の比較器60
1では、色信号の水平高周波成分が分布する領域からの
抽出成分である信号chを、輝度信号が主に分布する成
分である基準信号reと比較することになる。chがr
eより大きいときは横方向に色トランジェントがあり、
HVBで色信号を抽出した場合は縦ドットが発生する画
像であると判断し、VBを選択するよう制御信号V/V
Hでスイッチ回路102を切り替えることで縦ドットを
抑圧した輝度信号と色信号の分離ができる。
【0061】実施の形態6.図12は、この発明の実施
の形態6である輝度信号色信号分離回路内の比較器60
1bを示すブロック図である。図において、602は絶
対値回路、608、609は乗数器、670は減算器で
ある。
【0062】比較器601bに入力された信号chと信
号reは、それぞれ乗数器608、609でm倍、n倍
される。乗数器609の出力は絶対値回路602に与え
られ、絶対値回路602の出力は減算器670で乗数器
608の出力が減算され、この減算器670の出力が比
較器601の出力信号V/VHとなる。信号V/VHは
図1の色信号抽出フィルタ101に与えられ、スイッチ
回路102を切り替える制御信号となる。
【0063】上記動作は、実施の形態1の図5に示した
おける比較器601に乗数器608、609を備えたも
ので、縦ドット周波数成分検出フィルタ201の出力信
号chと基準信号抽出器501の出力信号reに対して
それぞれ重み付けをするもので、このm倍、n倍の値の
設定により、発生するドット妨害とクロスカラーの量の
配分を決めることが可能になる。 実施の形態7.
【0064】この実施の形態7の基本的な構成は図1に
示した実施の形態1と同様であるが、輝度信号色信号分
離回路内の1水平ライン遅延器111、211をすべて
2水平ライン遅延器にすることにより、2ライン毎に色
信号が反転するPAL信号に適応できる。なお、この場
合、色信号の位相が反転する、つまりラインが逆相関を
持つ周波数をライン相関周波数とすると、これが水平走
査周波数の2分の1となる。
【0065】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0066】複合映像信号を入力信号とし、これから色
信号を抽出し色出力を得てかつ通過帯域を切り替えられ
る色抽出手段と、上記複合映像信号から上記色出力を減
算して輝度出力を得る輝度抽出手段と、上記複合映像信
号からライン相関周波数の2分の1付近で、かつ色搬送
周波数の3分の2付近の縦ドット周波数領域から縦ドッ
ト成分を抽出する非相関縦ドット周波数成分検出手段
と、上記複合映像信号の所定の周波数成分を抽出する基
準信号抽出手段と、上記縦ドット成分と上記基準成分の
比較出力を得る比較手段とを備え、上記比較出力が上記
縦ドット成分の多い状態を示すとき上記色抽出手段の通
過帯域に縦ドット周波数領域を含むよう切り替えるよう
に構成されているので、隣り合う色信号の位相が120
°異なるような場合(例えばイエロー=マゼンタ間、あ
るいはブルー=グリーン間で126°)縦ドットのない
輝度信号色信号を分離することができる。
【0067】また、基準信号抽出手段を、縦ドット周波
数成分検出手段と同じ遅延時間を付与する遅延手段によ
り構成したので、基準信号抽出手段を遅延器だけで安価
に構成できる。
【0068】また、基準信号抽出手段を、入力された複
合映像信号のうち色信号低周波領域より広い帯域の信号
に縦ドット周波数成分検出手段と同じ遅延時間を付与し
て色信号の非相関同士を比較するよう構成したので色信
号の微妙な変化に対しても誤検出をすることが少なく、
縦ドットのない輝度信号色信号を分離することができ
る。
【0069】また、縦ドットのない輝度信号色信号分離
を実現できることに加えて、基準信号抽出手段を、入力
された複合映像信号のうちライン相関周波数の2分の1
付近の信号に縦ドット周波数成分検出手段と同じ遅延時
間を付与するよう構成したので、検出に用いるフィルタ
と色信号抽出に用いるフィルタを兼用でき、ハードウェ
アの規模を小さくできる。
【0070】また、縦ドットのない輝度信号色信号分離
を実現できることに加えて、基準信号抽出手段を、入力
された複合映像信号のうち色搬送周波数付近の信号に、
縦ドット周波数成分検出手段と同じ遅延時間を付与する
よう構成したので、基準信号抽出手段の遅延器を他の手
段と共用でき、回路規模を低減できる。
【0071】また、縦ドットのない輝度信号色信号分離
を実現できることに加えて基準信号抽出手段を、入力さ
れた複合映像信号のうち輝度成分の信号に縦ドット周波
数成分検出手段と同じ遅延時間を付与するよう構成した
ので、輝度信号成分からの漏れ込みが少なくなる。
【0072】また、縦ドットのない輝度信号色信号分離
を実現できることに加えて、比較手段を、比較する信号
に対して重み付けするよう構成したので、発生するドッ
ト妨害とクロスカラーの量の配分を決めることができ
る。
【0073】また、縦ドットのない輝度信号色信号分離
を実現できることに加えて、ライン相関周波数を水平走
査周波数とすることで、NTSC複合映像信号に対応す
ることができる。
【0074】また、縦ドットのない輝度信号色信号分離
を実現できることに加えて、ライン相関周波数を水平走
査周波数の2分の1とすることで、PAL複合映像信号
に対応することができる。
【0075】また、非線形縦ドット周波数成分検出手段
を、ライン相関周波数の2分の1付近の信号を抽出し、
これを色搬送周波数を中心周波数として帯域制限した信
号を絶対値化し、ライン相関周波数の2分の1付近の信
号を色搬送周波数の2分の1を中心周波数として帯域制
限した信号を絶対値化し、上記2つの絶対値化した信号
の最小値を取るようにしたので、縦ドット周波数成分の
検出を線形フィルタを使う場合よりも非常に簡単な構成
で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す輝度信号色信
号分離回路のブロック図である。
【図2】 実施の形態1における色信号抽出フィルタを
示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1における縦ドット周波数成分検
出フィルタを示すブロック図である。
【図4】 実施の形態1における基準信号抽出器を示す
ブロック図である。
【図5】 実施の形態1における比較器を示すブロック
図である。
【図6】 実施の形態1における輝度信号抽出フィルタ
を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態1における縦ドット周波数成分検
出フィルタの抽出信号成分の周波数領域を示す図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態2における基準信号抽
出器を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態3における基準信号抽
出器を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4における基準信号
抽出器を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態5における基準信号
抽出器を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態6における比較器を
示すブロック図である。
【図13】 従来の輝度信号色信号分離回路のブロック
図である。
【図14】 従来例の色信号抽出フィルタを示すブロッ
ク図である。
【図15】 従来例の輝度信号抽出フィルタを示すブロ
ック図である。
【図16】 2次元周波数領域における色信号の分布と
バンドパスフィルタの抽出帯域を示す概念図である。
【図17】 画面上に発生する妨害の説明図である。
【図18】 2次元周波数領域における各信号の分布を
示す概念図である。
【符号の説明】
1 入力端、2、3 出力端、5 A/D変換器、6、
7 D/A変換器、101 色信号抽出フィルタ、10
2 スイッチ回路、111、211、511、513、
516 1水平ライン遅延器、122、221、52
0、522 垂直バンドパスフィルタ、123、15
3、222、252a、252b、521、523、5
54、556 バンドパスフィルタ、141a、141
b、142、241a、241b、514、540、5
41、542、544a、544b、545、546
a、546b、740 遅延器、152、251a、2
51b、553、555 水平バンドパスフィルタ、2
01 縦ドット周波数成分検出フィルタ、202a、2
02b、602 絶対値回路、203 最小値回路、5
01、501b、501c、501d、501e 基準
信号抽出器、526 垂直ローパスフィルタ、527、
529 ローパスフィルタ、528 水平ローパスフィ
ルタ、570 加算器、601、601b 比較器、6
08、609 乗数器、670、770 減算器、70
1 輝度信号抽出フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C066 AA03 BA02 CA09 DA05 DB06 DC02 DC06 DD08 EB11 EC14 EF02 GA01 GA05 GB14 HA01 JA03 JA06 KC04 KC06 KC11 KD08 KE02 KE16 KE19 KF03 KG05 KM11 LA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される複合映像信号から色信号成分
    を抽出するとともに、抽出する色信号成分の通過帯域を
    切り替えて色信号を出力する色信号抽出手段と、上記複
    合映像信号から上記色信号出力を減算して輝度信号出力
    を得る輝度信号抽出手段と、上記複合映像信号からライ
    ン相関周波数の2分の1付近で、かつ色搬送周波数の3
    分の2付近の周波数領域の縦ドット周波数成分を検出す
    る非線形縦ドット周波数成分検出手段と、上記複合映像
    信号の所定周波数領域の成分を抽出して基準信号として
    出力する基準信号抽出手段と、上記縦ドット周波数成分
    検出手段の出力信号と上記基準信号抽出手段の出力信号
    とを比較して比較結果を出力する比較手段と、この比較
    結果に基づいて上記色信号抽出手段から出力される色信
    号出力の縦ドット成分が小さくなるように上記色信号抽
    出手段の色信号の通過帯域を切り替える手段とを備えた
    ことを特徴とする輝度信号色信号分離回路。
  2. 【請求項2】 基準信号抽出手段は、縦ドット周波数成
    分検出手段と同じ遅延時間を付与する遅延手段で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信
    号分離回路。
  3. 【請求項3】 基準信号抽出手段は、入力された複合映
    像信号のうち色信号低周波領域より広い帯域の信号に、
    縦ドット周波数成分検出手段と同じ遅延時間を付与する
    ことを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離回
    路。
  4. 【請求項4】 基準信号抽出手段は、入力された複合映
    像信号のうちライン相関周波数の2分の1付近の信号
    に、縦ドット周波数成分検出手段と同じ遅延時間を付与
    することを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分
    離回路。
  5. 【請求項5】 基準信号抽出手段は、入力された複合映
    像信号のうち色搬送周波数付近の信号に、縦ドット周波
    数成分検出手段と同じ遅延時間を付与することを特徴と
    する請求項1記載の輝度信号色信号分離回路。
  6. 【請求項6】 基準信号抽出手段は、入力された複合映
    像信号のうち輝度成分の信号に、縦ドット周波数成分検
    出手段と同じ遅延時間を付与することを特徴とする請求
    項1記載の輝度信号色信号分離回路。
  7. 【請求項7】 比較手段は、比較する信号に対して重み
    付けすることを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信
    号分離回路。
  8. 【請求項8】 ライン相関周波数を水平走査周波数とし
    てNTSC複合映像信号に対応するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離回路。
  9. 【請求項9】 ライン相関周波数を水平走査周波数の2
    分の1としてPAL複合映像信号に対応するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離回
    路。
  10. 【請求項10】 非線形縦ドット周波数成分検出手段
    は、ライン相関周波数の2分の1付近の信号を抽出し、
    これを色搬送周波数を中心周波数として帯域制限した信
    号を絶対値化し、ライン相関周波数の2分の1付近の信
    号の色搬送周波数の2分の1を中心周波数として帯域制
    限した信号を絶対値化し、上記2つの絶対値化した信号
    の最小値を取ることを特徴とする請求項1記載の輝度信
    号色信号分離回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011398A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Toshiba Corp 輝度信号搬送色信号分離回路及び方法

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