JP3318881B2 - 輝度信号色信号分離フィルタ - Google Patents

輝度信号色信号分離フィルタ

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JP3318881B2
JP3318881B2 JP13226694A JP13226694A JP3318881B2 JP 3318881 B2 JP3318881 B2 JP 3318881B2 JP 13226694 A JP13226694 A JP 13226694A JP 13226694 A JP13226694 A JP 13226694A JP 3318881 B2 JP3318881 B2 JP 3318881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばNTSC方式や
PAL方式の複合カラーテレビジョン信号から輝度信号
と色信号とを分離する輝度信号色信号分離フィルタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は例えば特開平4−81191号
公報に示された従来のNTSC方式輝度信号色信号分離
フィルタのブロック図である。図において、1はNTS
C方式の複合カラーテレビジョン信号が入力される入力
端子、2はアナログの複合カラーテレビジョン信号をデ
ィジタル信号に変換するA/D変換器、3、4は第1、
第2の1ライン遅延回路、5は垂直方向色信号抽出フィ
ルタ、6は水平方向色信号抽出フィルタ、7は水平・垂
直方向色信号抽出フィルタ、8は画像相関判定回路、
9、10、11、12、13は補償遅延回路、14はス
イッチ回路、15は減算回路、16は色信号の出力端
子、17は輝度信号の出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。入力端子1に
加えられたNTSC方式のカラーテレビジョン信号はA
/D変換器2で標本化され、第1、第2の1ライン遅延
回路3、4を通ることによってある注目標本点における
標本値と、その注目標本点の画面上1ライン上及び1ラ
イン下の二つの参照標本点の標本値とが同時に抽出され
る。注目標本点の標本値が垂直方向の相関が弱くかつ水
平方向の相関が強いときには水平方向色信号抽出フィル
タ6によって抽出した第1の色信号を選択し、注目標本
点の標本値が水平方向の相関が弱くかつ垂直方向の相関
が強いときには垂直方向色信号抽出フィルタ5によって
抽出した第2の色信号を選択し、そのどちらでもないと
きは水平垂直方向色信号抽出フィルタ7によって抽出し
た第3の色信号を選択するように画像相関判定回路8で
スイッチ回路14を制御し、色信号14aと輝度信号1
5aとを分離している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の輝度信号色
信号分離フィルタはドット妨害について全面的に有効で
あるものの、1ライン遅延回路が2本必要であり、さら
に画像相関判定回路内部の回路規模も大きく、古くから
知られている2ラインくし型フィルタに比べて大きなコ
ストアップが避けられないという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、テレビジョン信号の垂直方向に
急激な変化が生じても、2ラインくし型フィルタに比べ
てドット妨害を軽減することができ、さらに従来例のよ
うに回路規模が大きくならない輝度信号色信号分離フィ
ルタを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る輝度信号
色信号分離フィルタは、水平走査周波数に同期した周波
数で標本化された複合映像信号を1ラインずつ遅延させ
る遅延手段によって注目標本点と参照標本点及びそれら
の1ライン前の参照標本点の各標本値を抽出し、注目標
本点の標本値及び参照標本点の標本値から水平方向色信
号抽出フィルタによって水平方向の色副搬送波の成分を
抽出した第1の色信号と、同じく各標本値から水平・垂
直方向色信号抽出フィルタによって水平・垂直方向の色
副搬送波の成分を抽出した第2の色信号とを、同じく各
標本値から画像相関検出手段によって検出した水平方向
及び垂直方向の相関に基づいて選択して色信号を出力
し、注目標本点からこの色信号を減算して輝度信号を得
る構成としたものであって、画像相関検出手段を、注目
標本点及び参照標本点の各標本値から水平方向の輝度信
号の非相関エネルギーDYHを検出する水平方向輝度信
号相関エネルギー検出手段と、注目標本点及び参照標本
点の各標本値から垂直方向の輝度信号の非相関エネルギ
ーDYVを検出する垂直方向輝度信号非相関エネルギー
検出手段と、注目標本点及び参照標本点の各標本値から
垂直方向の色信号の非相関エネルギーDCVを検出する
垂直方向色信号非相関エネルギー検出手段と、これらの
非相関エネルギーDYH、DYV及びDCVを比較して
水平方向と垂直方向の相関の大小を判定し、この判定結
果に基づいて第1及び第2の色信号の内相関の大きい方
を選択する信号を送出する手段とで構成されている。
【0007】また、画像相関判定手段における水平方向
の輝度信号の非相関エネルギーDYHは、注目標本点及
び参照標本点の各標本値から第1の水平方向の輝度信号
非相関エネルギー抽出手段によって抽出された第1の水
平方向の輝度信号の非相関エネルギーDYH1と、上記
注目標本点及び参照標本点の各標本値から第2の水平方
向輝度信号非相関エネルギー抽出手段によって抽出され
た第2の水平方向の輝度信号の非相関エネルギーDYH
2をb倍したものとの大きい方を用いるようにしたもの
である。
【0008】また、画像相関判定手段は、垂直方向非相
関エネルギーDVと水平方向非相関エネルギーDHとを
比較する比較回路の出力が、DV>DHという不等式が
注目標本点とその周囲の複数の参照標本点(R画素)に
おいて成立するときには第1の色信号を選択し、不等式
が成立しないときは第2の色信号を選択するように連続
判定回路を有するものである。
【0009】また、画像相関判定手段が、注目標本点及
び参照標本点の各標本値から第1の水平方向の輝度信号
の非相関エネルギーDYH1を検出する水平方向輝度信
号非相関エネルギー抽出手段と、注目標本点及び参照標
本点の各標本値から第2の水平方向の輝度信号の非相関
エネルギーDYH2を検出する水平方向輝度信号非相関
エネルギー抽出手段と、注目標本点及び参照標本点の各
標本値から垂直方向の輝度信号の非相関エネルギーDY
Vを検出する垂直方向輝度信号非相関エネルギー検出手
段と、注目標本点及び参照標本点の各標本値から垂直方
向の色信号の非相関エネルギーDCVを検出する垂直方
向色信号非相関エネルギー抽出手段と、第1の水平方向
輝度信号非相関エネルギーDYH1と、第2の水平方向
輝度信号非相関エネルギーDYH2をa倍したものとの
大きい方をとる第1の最大値回路と、第1の水平方向輝
度信号非相関エネルギーDYH1と、第2の水平方向輝
度信号非相関エネルギーDYH2をb倍したものとの大
きい方をとる第2の最大値回路と、第1の最大値回路の
出力をα倍したものと、垂直方向色信号非相関エネルギ
ーDCVとを比較する第1の比較回路と、第2の最大値
回路の出力をβ倍したものと、垂直方向輝度信号非相関
エネルギーDYVとを比較する第2の比較回路とで構成
され、第1の比較回路の結果が、DCV>αmax(D
YH1,aDYH2)という第1の不等式を満たすか、
あるいは第2の比較回路の結果が、DYV>βmax
(DYH1,bDYH2)という第2の不等式を満たす
ときには上記第1の色信号を選択し、第1、第2の不等
式がどちらも成立しないときは第2の色信号を選択する
ように構成したものである。
【0010】また、画像相関判定手段は、第1の比較回
路の結果が、DCV>αmax(DYH1,aDYH
2)という第1の不等式を、または第2の比較回路の結
果が、DYV>βmax(DYH1,bDYH2)とい
う第2の不等式を注目標本点とその周囲の複数の参照標
本点(R画素)において満たすときには第1の色信号を
選択し、そうでないときは第2の色信号を選択する連続
判定回路を有するものである。
【0011】
【作用】この発明における画像相関判定手段は、注目標
本点と水平方向の参照標本点とそれらの1ライン前の参
照標本値から画像相関を判定するので、ラインメモリが
1ライン分あれば判定を行える。さらに、注目標本点の
標本値が垂直方向の相関が弱く、かつ水平方向の相関が
強いときには水平方向色信号抽出フィルタによって抽出
した第1の色信号を選択し、そうでないときには水平垂
・直方向色信号抽出フィルタによって抽出した第2の色
信号選択を行うので、垂直方向に画像の変化が激しい領
域における輝度信号と色信号の相互チャンネルへの漏れ
の影響が減少し、ドット妨害を軽減することができる。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1は請求項1に係るこの発明の実施例を示
すブロック図であり、図において、18はNTSC方式
の複合カラーテレビジョン信号が与えられる入力端子、
19は入力端子18から入力されるアナログの複合カラ
ーテレビビジョン信号をディジタル信号に変換するA/
D変換器、20はA/D変換器19の出力信号を入力す
る1ライン遅延回路、21は水平方向色信号抽出フィル
タ、22は水平・垂直方向色信号抽出フィルタ、23は
画像相関判定回路、24、25、26、27は補償遅延
回路、28はスイッチ回路、29は減算回路、30はス
イッチ回路28の出力端子、31は減算回路29の出力
端子である。
【0013】図2は図1中の画像相関判定回路23の一
例を示すブロック図であり、図において、32は水平方
向輝度信号非相関エネルギー抽出回路、33は垂直方向
輝度信号非相関エネルギー抽出回路、34は垂直方向色
信号非相関エネルギー抽出回路、35、37は乗算回
路、36は最大値回路、38は比較回路である。
【0014】図1におけるA/D変換器19の出力信号
19aは、図2において水平方向輝度信号非相関エネル
ギー抽出回路32と垂直方向輝度信号非相関エネルギー
抽出回路33と垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回
路34に与えられる。一方、1ライン遅延回路20の出
力信号20aは水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出
回路32と垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路
33と垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回路34に
与えられる。
【0015】水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回
路32の出力信号DYHは、乗算器37により定数αが
乗ぜられ、DH信号として比較回路38に与えられる。
垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路33の出力
信号DYVは乗算器35により定数aが乗ぜられた後、
最大値回路36に与えられる。垂直方向色信号非相関エ
ネルギー抽出回路34の出力信号DCVは最大値回路3
6に与えられる。最大値回路36の出力信号DVは比較
回路38に与えられる。
【0016】最大値回路36は乗算器35の出力信号3
5aと垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回路34の
出力信号DCVとの最大値を出力する。比較回路38は
乗算器37の出力信号DHと最大値回路36の出力信号
DVとを比較し、DV>DHという不等式が成立すると
きハイレベルを、成立しないときローレベルを出力す
る。上記DHはαDYHであり、上記DVはaDYVと
DCVとの最大値である。
【0017】図3は図2中の水平方向輝度信号非相関エ
ネルギー抽出回路32の一例を示すブロック図であり、
垂直方向ローパスフィルタ(以下LPFと呼ぶ)39、
色副搬送波の1/2の周期fsc/2の遅延量を持つ遅
延回路40、41、減算回路42、43、絶対値回路4
4、45及び最大値回路46で構成されており、A/D
変換器19の出力信号19a、1ライン遅延回路20の
出力信号20aが垂直方向LPF39に与えられる。
【0018】この垂直方向LPF39の出力信号39a
は遅延回路40及び減算回路42の一方の入力端子に与
えられ、遅延回路40の出力信号40aは遅延回路4
1、減算回路42の他方の入力端子及び減算回路43の
一方の入力端子に与えられ、遅延回路41の出力信号4
1aは減算回路43の他方の入力端子に与えられる。減
算回路42の出力信号は絶対値回路44に与えられ、こ
の絶対値回路44の出力信号44aは最大値回路46の
一方の入力端子に与えられ、減算回路43の出力信号は
絶対値回路45に与えられ、この絶対値回路45の出力
信号45aは最大値回路46の他方の入力端子に与えら
れる。最大値回路46の出力信号は水平方向輝度信号非
相関エネルギー抽出回路32の出力信号DYHとなる。
【0019】図4は図2中の垂直方向輝度信号非相関エ
ネルギー抽出回路33の一例を示すブロック図であり、
水平方向LPF47、48、減算回路49、及び絶対値
回路50で構成されており、A/D変換器19の出力信
号19aが水平方向LPF47に与えられ、1ライン遅
延回路20の出力信号20aが水平方向LPF48に与
えられる。水平方向LPF47の出力信号47aは減算
回路49の一方の入力端子に与えられ、水平方向LPF
48の出力信号48aは減算回路49の他方の入力端子
に与えられ、減算回路49の出力信号49aは絶対値回
路50に与えられ、絶対値回路50の出力信号は垂直方
向輝度信号非相関エネルギー抽出回路33の出力信号D
YVとなる。
【0020】図5は図2中の垂直方向色信号非相関エネ
ルギー抽出回路34の一例を示すブロック回路図であ
り、水平バンドパスフィルタ(以下BPFと呼ぶ)5
1、52、減算回路53、加算回路54、絶対値回路5
5、56、及び最小値回路57で構成され、A/D変換
器19の出力信号19aが水平方向BPF51に与えら
れ、1ライン遅延回路20の出力信号20aが水平方向
BPF52に与えられる。これら水平方向BPF51、
52の出力信号51a、52aは減算回路53及び加算
回路54に与えられ、減算回路53の出力信号53aは
絶対値回路55に与えられ、加算回路54の出力信号5
4aは絶対値回路56に与えられ、絶対値回路56の出
力信号56aは最小値回路57の他方の入力端子に与え
られる。この最小値回路57の出力信号は垂直方向色信
号非相関エネルギー抽出回路34の出力信号DCVとな
る。
【0021】次に図1乃至図5に示した回路の動作につ
いて説明する。NTSC方式の複合カラーテレビジョン
信号が入力端子18を介して与えられると、A/D変換
器19はこの複合カラーテレビジョン信号を標本化周波
数fs=4fscで標本化する。標本化された複合カラ
ーテレビジョン信号は1ライン遅延回路20を通ること
によって、ある注目標本点における標本値と、その注目
標本点の画面上の1ライン上の参照標本点とが同時に抽
出される。即ち、座標(m、n)の位置の複合カラーテ
レビジョン信号の標本値S(m、n)がA/D変換器1
9の出力信号19aに現れた時点で、1ライン遅延回路
20の出力信号20aには信号S(m、n−1)が現れ
る(図6参照)。信号19aと信号20aはそれぞれ水
平方向色信号抽出フィルタ21に、水平・垂直方向色信
号抽出フィルタ22及び画像相関判定回路23の入力に
与えられる。
【0022】今、1サンプルの遅延及び1ラインの遅延
を表す記号として、それぞれz変換を用いて、z-1、及
びz-Lを用いることとする。ここで、z-1=exp(−
j2πf/4fsc)である。また、fsc=(445/
2)fHであるから、L=910となる。従って、上記
水平方向色信号抽出フィルタ21の伝達関数Ch(z)
は例えば、Ch(z)=(−1/4)(1−z-22と表
され、また上記水平・垂直方向色信号抽出フィルタ22
の伝達関数Chv(z)は例えば、Chv(z)=(−1/
4)(1−z-22(−1/4)(1−z-L2と表され
る。
【0023】水平方向色信号抽出フィルタ21の出力信
号21aは、補償遅延回路24の出力信号24aとし
て、また水平・垂直方向色信号抽出フィルタ22の出力
信号22aは補償遅延回路25の出力信号25aとし
て、それぞれスイッチ回路28に与えられる。注目標本
点に対する垂直方向及び水平方向の画像の相関を検出
し、垂直方向の相関が特に弱いときには、水平方向色信
号抽出フィルタ21の出力信号21aが入力される補償
遅延回路24の出力信号24aを選択し、それ以外の場
合には、水平・垂直色信号抽出フィルタ22の出力信号
22aが入力される補償遅延回路25の出力信号25a
を選択するようにスイッチ回路28を切り換える。この
画像の相関の検出及びスイッチ回路28の制御は、画像
相関判定回路23によって行われ、この画像相関判定回
路23は以下のような操作でスイッチ回路28を制御す
る。水平方向輝度信号非相関エネルギーをDYH
(z)、垂直方向輝度信号非相関エネルギーをDYV
(z)、垂直方向色信号非相関エネルギーをDCV
(z)とし、次のように表すこととする。
【0024】DHY(z)=max(|(1/2)・
(1+z-L)・(1−z-2)|,|(1/2)・(1+
-L)・(z-2−z-4)|) DYV=(1/4)・(1+z-22・(1−z-L) DCV=min(|(1/4)・(1−z-22・(1
−z-L)|,|(1/4)・(1−z-22・(1+z
-L)|)
【0025】このとき、垂直方向非相関エネルギーD
V、及び水平方向非相関エネルギーDHは次のように表
される。 DV=max(aDYV,DCV) DH=αDYH 比較回路38では、DVとDHとを比較して、DV>D
Hのときには垂直方向に相関が弱いと判断して「1」の
信号23aを送出し、DV≦DHのときには水平方向に
相関が弱いと判断して「0」の信号23aを送出する。
【0026】即ち、スイッチ回路28は、補償遅延回路
26の出力信号26aが「1」のときには、補償遅延回
路24の出力信号24aを選択し、補償遅延回路26の
出力信号26aが「0」のときには補償遅延回路25の
出力信号25aを選択する。従って、図1の実施例にお
いては色信号抽出フィルタ特性C(z)は、相関の有無
に応じて、垂直相関が弱いときには、C(z)=C
h(z)、水平相関が弱いときにはC(z)=C
hv(z)のように切り替わる。
【0027】なお、上記実施例では水平走査周波数に同
期した色副搬送波の4倍の周波数で複合カラーテレビジ
ョン信号を標本化するようにしたが、標本点が画面上で
格子状に並ぶような方法であれば、色副搬送波の4倍に
限らず、他の周波数で標本化されていてもよい。また、
上記実施例で用いたディジタルフィルタは一例であり、
例えばフィルタの次数を多く構成してもよい。さらに上
記実施例では各ディジタルフィルタがFIRフィルタで
あったが、これはIIRフィルタとして構成してもよ
い。
【0028】実施例2.図7は請求項2に係る発明の実
施例における画像相関判定回路23の構成を示すブロッ
ク回路図である。図において、59は第2の水平方向輝
度信号非相関エネルギー抽出回路、62は定数bを乗ず
る乗算器、64は最大値回路、66は定数αを乗ずる乗
算器である。
【0029】図8は上記図7中の第2の水平方向輝度信
号非相関エネルギー抽出回路59の一例を示すブロック
図であり、図において、67は色副搬送波と同じ周期の
遅延量を持つ遅延回路、68は減算回路、69は絶対値
回路である。この第2の水平方向輝度信号非相関エネル
ギー抽出回路59の出力信号DYH2は、例えばDYH
2(z)=|1−z-4|のように表される。
【0030】このとき、上記画像相関判定回路23にお
ける垂直方向非相関エネルギーDV及び水平方向非相関
エネルギーDHは次のように表される。 DV=max(aDYV,DCV) DH=αmax(bDYH2,DYH1) 比較回路38では、DHとDVを比較して、DV>DH
のときには垂直方向に相関が弱いと判断して「1」の信
号23aを送出し、DV≦DHのときには水平方向に相
関が弱いと判断して「0」の信号23aを送出する。こ
こで、DYH1は第1の水平方向輝度信号非相関エネル
ギー抽出回路32の出力信号である。
【0031】その他の動作については実施例1と全く同
じであるから説明は省略する。実施例2においては、実
施例1に比べて若干回路規模は大きくなるものの、より
正確な画像判定結果を得ることができる。
【0032】実施例3.図9は請求項3に係る発明の実
施例における画像相関判定回路23の構成を示すブロッ
ク回路図である。図において、70は連続判定回路であ
る。
【0033】図10は図9中の連続判定回路70の一例
を示すブロック回路図である。図において、71はR個
のDフリップフロップ(レジスタ)を直列に接続したも
の、72はR個の入力端子を持つAND回路である。
【0034】この実施例においては、実施例1及び実施
例2における比較回路38の出力信号38aを上記連続
判定回路70に与え、注目標本点とその周囲の複数の標
本点においても、DV>DHなる不等式が成立するか否
かの判定を行う。これにより実施例1及び実施例2より
も若干回路規模が大きくなるものの、誤判定を防止する
ことができ不要クロスカラー妨害の除去につながる。
【0035】実施例4.図11は請求項4に係る発明の
実施例における画像相関判定回路23の構成を示すブロ
ック図である。図において、73は係数aを乗ずる乗算
器、74は係数bを乗ずる乗算器、75、76は最大値
回路、77は係数αを乗ずる乗算器、78は係数βを乗
ずる乗算器、79、80は比較回路、81は2入力のO
R回路である。図11に示す画像相関判定回路における
第1の水平非相関エネルギーDH1、第2の水平非相関
エネルギーDH2は次のように表される。 DH1=αmax(aDYH2,DYH1) DH2=βmax(bDYH2,DYH1)
【0036】比較回路79では、DCV>DH1なる不
等式が成立するか否かを判定し、また比較回路80で
は、DYV>DH2なる不等式が成立するか否かを判定
する。2入力OR回路81では、上記2つの不等式のい
ずれか一方でも成立していれば「1」を、どちらも成立
しない場合は「0」を出力する。
【0037】この実施例においては、実施例1、実施例
2、実施例3と比較して若干回路規模は大きくなるもの
の、入力の複合カラーテレビジョン信号が1ライン毎に
色信号が変化するようなものであっても、ドット妨害を
軽減することができる。
【0038】実施例5.図12は請求項5に係る発明の
実施例における画像判定回路を示すブロック回路図であ
る。図において、70は実施例3で示した連続判定回路
と同様のものである。
【0039】この実施例においては、実施例4で示した
2入力のOR回路81の出力を上記連続判定回路70に
与えて、注目標本点とその周囲の複数の参照標本点にお
いても実施例4で示した2つの不等式が成立するか否か
を判定し出力する。この実施例においては、実施例4よ
りも若干回路規模が大きくなるものの、より正確に画像
相関判定を行うことができ、不要なクロスカラー妨害を
除去できる。
【0040】実施例6.図13は請求項6に係る発明の
実施例を示す概略ブロック図である。図において、82
は2ライン遅延回路である。この実施例においては、実
施例1乃至実施例5の概略ブロック図における1ライン
遅延回路20を2ライン遅延回路に置き換えたもので、
この実施例によりNTSC方式の複合カラーテレビジョ
ン信号だけでなく、PAL方式の複合カラーテレビジョ
ン信号にも実施例1乃至実施例5と同様の効果を発揮す
る。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、NT
SC方式あるいはPAL方式の複合カラーテレビジョン
信号の垂直方向と水平方向の画像の相関を注目標本点の
存在するラインとその1ライン前の複数の参照標本点の
書く標本値から演算により検出し、この検出結果に基づ
いて特性の異なる色信号抽出フィルタの出力信号を選択
して出力するように構成したので、従来に比べ小規模な
回路により、垂直方向に非相関な領域に発生していたド
ット妨害を軽減することができる輝度信号色信号分離フ
ィルタが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係るNTSC方式の輝
度信号色信号分離フィルタを示すブロック図である。
【図2】 図1における画像相関判定回路の一例を示す
ブロック図である。
【図3】 図2における水平方向輝度信号非相関エネル
ギー抽出回路の一例を示すブロック図である。
【図4】 図2における垂直方向輝度信号非相関エネル
ギー抽出回路の一例を示すブロック図である。
【図5】 図2における垂直方向色信号非相関エネルギ
ー抽出回路の一例を示すブロック図である。
【図6】 NTSC方式の複合カラーテレビジョン信号
を色副搬送波の4倍で同期標本化した信号系列の画面上
での配列を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施例2に係る輝度信号色信号分
離フィルタで使用される画像相関判定回路を示すブロッ
ク図である。
【図8】 図7における水平方向輝度信号非相関エネル
ギー抽出回路の一例を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施例3に係る輝度信号色信号分
離フィルタで使用される画像相関判定回路の一例を示す
ブロック図である。
【図10】 図9における連続判定回路の一例を示すブ
ロック図である。
【図11】 この発明の実施例4に係る輝度信号色信号
分離フィルタで使用される画像相関判定回路の一例を示
すブロック図である。
【図12】 この発明の実施例5に係る輝度信号色信号
分離フィルタで使用される画像相関判定回路の一例を示
すブロック図である。
【図13】 この発明の実施例6に係るPAL方式の輝
度信号色信号分離フィルタを示すブロック図である。
【図14】 従来のNTSC方式における輝度信号色信
号分離フィルタを示すブロック図である。
【符号の説明】
18 複合カラーテレビジョン信号入力端子、19 A
/D変換器、20 1ライン遅延回路、21 水平歩行
色信号抽出フィルタ、22 水平・垂直方向色信号抽出
フィルタ、23 画像判定回路、24、25、26、2
7 補償遅延回路、28 スイッチ回路、29 減算回
路、30 NTSC方式色信号出力端子、31 NTS
C方式輝度信号出力端子、32 水平方向輝度信号非相
関エネルギー抽出回路、33 垂直方向輝度信号非相関
エネルギー抽出回路、34 垂直方向色信号非相関エネ
ルギー抽出回路、35 定数aを乗ずる乗算器、36
最大値回路、37 定数αを乗ずる乗算器、38 比較
回路、39 垂直方向LPF、40、41 1/2fs
c遅延回路、42、43 減算回路、44、45絶対値
回路、46 最大値回路、47、48 水平方向LP
F、49 減算回路、50 絶対値回路、51、52
水平方向BPF、53 減算回路、54 加算回路、5
5、56 絶対値回路、57 最小値回路、59 水平
方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路、62 定数b
を乗ずる乗算器、64 最大値回路、66 定数αを乗
ずる乗算器、67 1/fsc遅延回路、68 減算回
路、69 絶対値回路、70 連続判定回路、71 R
個のレジスタ、72 R個の入力をもつAND回路、7
3 定数aを乗ずる乗算器、77 定数αを乗ずる乗算
器、78 定数βを乗ずる乗算器、79、80 比較回
路、81 2入力OR回路、82 2ライン遅延回路。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平走査周波数に同期した周波数で標本
    化された複合映像信号を1ライン遅延させて注目標本点
    及びその周囲の複数の参照標本点の各標本値を同時に抽
    出する手段と、上記注目標本点の標本値から水平方向の
    色副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽出して第1
    の色信号を得る水平方向色信号抽出フィルタと、上記標
    本点及び参照標本点の各標本値から垂直方向及び水平方
    向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽出して
    第2の色信号を得る水平・垂直方向色信号抽出フィルタ
    と、上記第1、第2の色信号を選択して色信号として出
    力するスイッチ回路と、上記注目標本点及び参照標本点
    の各標本値から水平及び垂直方向の相関を検出して色信
    号選択信号を出力する画像相関判定手段と、上記注目標
    本点の標本値から上記スイッチ回路で選択された色信号
    を減算して輝度信号を出力する減算器とを備え、上記画
    像相関判定手段は、上記注目標本点及び参照標本点の各
    標本値から水平方向の輝度信号の非相関エネルギーDY
    Hを検出する水平方向輝度信号非相関エネルギー検出手
    段と、上記注目標本点及び参照標本点の各標本値から垂
    直方向の輝度信号の非相関エネルギーDYVを検出する
    垂直方向輝度非相関エネルギー検出手段と、上記注目標
    本点及び参照標本点の各標本値から垂直方向の色信号の
    非相関エネルギーDCVを検出する垂直方向色信号非相
    関エネルギー検出手段と、上記垂直方向輝度信号非相関
    エネルギーDYVをa倍したものと、上記垂直方向色信
    号非相関エネルギーDCVとの大きい方を垂直方向非相
    関エネルギーDVとして出力する最大値回路と、上記水
    平方向輝度信号非相関エネルギーDYHをα倍したもの
    を水平方向非相関エネルギーDHとして出力する乗算器
    とで構成され、DV>DHという不等式が成立するとき
    には上記第1の色信号を選択し、上記不等式が成立しな
    いときは上記第2の色信号を選択するように構成したこ
    とを特徴とする輝度信号色信号分離フィルタ。
  2. 【請求項2】 画像相関判定手段における水平方向の輝
    度信号の非相関エネルギーDYHは、注目標本点及び参
    照標本点の各標本値から第1の水平方向の輝度信号非相
    関エネルギー抽出手段によって抽出された第1の水平方
    向の輝度信号の非相関エネルギーDYH1と、上記注目
    標本点及び参照標本点の各標本値から第2の水平方向輝
    度信号非相関エネルギー抽出手段によって抽出された第
    2の水平方向の輝度信号の非相関エネルギーDYH2を
    b倍したものとの大きい方を用いるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離フィルタ。
  3. 【請求項3】 画像相関判定手段は、垂直方向非相関エ
    ネルギーDVと上記水平方向非相関エネルギーDHとを
    比較する比較回路の出力が、DV>DHという不等式が
    上記注目標本点とその周囲の複数の参照標本点(R画
    素)において成立するときには第1の色信号を選択し、
    上記不等式が成立しないときは第2の色信号を選択する
    ように連続判定回路を有することを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の輝度信号色信号分離フィルタ。
  4. 【請求項4】 画像相関判定手段が、注目標本点及び参
    照標本点の各標本値から第1の水平方向の輝度信号の非
    相関エネルギーDYH1を検出する水平方向輝度信号非
    相関エネルギー抽出手段と、上記注目標本点及び参照標
    本点の各標本値から第2の水平方向の輝度信号の非相関
    エネルギーDYH2を検出する水平方向輝度信号非相関
    エネルギー抽出手段と、上記注目標本点及び参照標本点
    の各標本値から垂直方向の輝度信号の非相関エネルギー
    DYVを検出する垂直方向輝度信号非相関エネルギー検
    出手段と、上記注目標本点及び参照標本点の各標本値か
    ら垂直方向の色信号の非相関エネルギーDCVを検出す
    る垂直方向色信号非相関エネルギー抽出手段と、上記第
    1の水平方向輝度信号非相関エネルギーDYH1と、上
    記第2の水平方向輝度信号非相関エネルギーDYH2を
    a倍したものとの大きい方をとる第1の最大値回路と、
    上記第1の水平方向輝度信号非相関エネルギーDYH1
    と、上記第2の水平方向輝度信号非相関エネルギーDY
    H2をb倍したものとの大きい方をとる第2の最大値回
    路と、上記第1の最大値回路の出力をα倍したものと、
    上記垂直方向色信号非相関エネルギーDCVとを比較す
    る第1の比較回路と、上記第2の最大値回路の出力をβ
    倍したものと、上記垂直方向輝度信号非相関エネルギー
    DYVとを比較する第2の比較回路とで構成され、上記
    第1の比較回路の結果が、DCV>αmax(DYH
    1,aDYH2)という第1の不等式を満たすか、ある
    いは上記第2の比較回路の結果が、DYV>βmax
    (DYH1,bDYH2)という第2の不等式を満たす
    ときには上記第1の色信号を選択し、上記第1、第2の
    不等式がどちらも成立しないときは上記第2の色信号を
    選択するように構成したことを特徴とする請求項1記載
    の輝度信号色信号分離フィルタ。
  5. 【請求項5】 画像相関判定手段は、第1の比較回路の
    結果が、DCV>αmax(DYH1,aDYH2)と
    いう第1の不等式を、または第2の比較回路の結果が、
    DYV>βmax(DYH1,bDYH2)という第2
    の不等式を注目標本点とその周囲の複数の参照標本点
    (R画素)において満たすときには第1の色信号を選択
    し、そうでないときは第2の色信号を選択する連続判定
    回路を有することを特徴とする請求項4記載の輝度信号
    色信号分離フィルタ。
  6. 【請求項6】 注目標本点及びその周囲の複数の参照標
    本点の各標本値を同時に抽出する手段が、水平走査周波
    数に同期した周波数で標本化された複合映像信号を2ラ
    イン遅延させるように構成したことを特徴とする請求項
    1乃至請求項5のいずれか一項記載の輝度信号色信号分
    離フィルタ。
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