JP2508899B2 - 輝度信号色信号分離フィルタ - Google Patents
輝度信号色信号分離フィルタInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は例えばNTSC方式の複合テレビジョン信号か
ら輝度信号と色信号とを分離する輝度信号色信号分離フ
ィルタに関する。
ら輝度信号と色信号とを分離する輝度信号色信号分離フ
ィルタに関する。
[従来の技術] 第10図は従来のNTSC方式輝度信号色信号分離フィルタ
のブロック図である。図において、(1)はNTSC方式の
複合カラーテレビジョン信号が入力される入力端子、
(2)はアナログの複合カラーテレビジョン信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器、(3),(4)は第1,
第2の1ライン遅延回路、(5)は補償遅延回路、
(6)は垂直方向フィルタ、(7)は帯域フィルタ、
(8),(10)は出力端子、(9)は減算回路である。
のブロック図である。図において、(1)はNTSC方式の
複合カラーテレビジョン信号が入力される入力端子、
(2)はアナログの複合カラーテレビジョン信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器、(3),(4)は第1,
第2の1ライン遅延回路、(5)は補償遅延回路、
(6)は垂直方向フィルタ、(7)は帯域フィルタ、
(8),(10)は出力端子、(9)は減算回路である。
次に動作について説明する。
入力端子(1)に入力された複合カラーテレビジョン
信号は、A/D変換器(2)でデジタル信号(201)に変換
され、垂直方向フィルタ(6)および第1の1ライン遅
延回路(3)に入力される。
信号は、A/D変換器(2)でデジタル信号(201)に変換
され、垂直方向フィルタ(6)および第1の1ライン遅
延回路(3)に入力される。
第1の1ライン遅延回路(3)の出力(202)は、第
2の1ライン遅延回路(4)、補償遅延回路(5)およ
び垂直方向フィルタ(6)に入力され、第2の1ライン
遅延回路(4)でさらに1ライン分遅延された出力は
(203)、垂直方向フィルタ(6)に入力される。
2の1ライン遅延回路(4)、補償遅延回路(5)およ
び垂直方向フィルタ(6)に入力され、第2の1ライン
遅延回路(4)でさらに1ライン分遅延された出力は
(203)、垂直方向フィルタ(6)に入力される。
垂直方向フィルタ(6)は、通常2ライン型くし形フ
ィルタと呼ばれるフィルタで構成され、その出力(20
4)は帯域フィルタ(7)に入力される。
ィルタと呼ばれるフィルタで構成され、その出力(20
4)は帯域フィルタ(7)に入力される。
帯域フィルタ(7)の出力(205)は、色信号として
出力端子(8)から導出されるとともに、減算回路
(9)の一方の入力端に入力される。この減算回路
(9)の他方の入力端には、補償遅延回路(5)の出力
(206)が入力される。この補償遅延回路(5)は帯域
フィルタ(7)における遅延を補償するための回路であ
る。そして減算回路(9)からは輝度信号(207)が出
力され、出力端子(10)から導出される。
出力端子(8)から導出されるとともに、減算回路
(9)の一方の入力端に入力される。この減算回路
(9)の他方の入力端には、補償遅延回路(5)の出力
(206)が入力される。この補償遅延回路(5)は帯域
フィルタ(7)における遅延を補償するための回路であ
る。そして減算回路(9)からは輝度信号(207)が出
力され、出力端子(10)から導出される。
次に、NTSC方式の複合カラーテレビジョン信号に対す
る従来のフィルタの動作について説明する。
る従来のフィルタの動作について説明する。
A/D変換器(2)において、標本化周波数fs=4・fsc
(fscは色副搬送周波数)にて色副搬送波に同期標本化
された複合カラーテレビジョン信号(201)は、画面上
で第11図に示すような2次元配列となる。
(fscは色副搬送周波数)にて色副搬送波に同期標本化
された複合カラーテレビジョン信号(201)は、画面上
で第11図に示すような2次元配列となる。
すなわち、fsc=(455/2)fHであるから、ラインごと
に色信号Cの位相が180゜反転したものを1周期に4サ
ンプル抽出したものとなる。
に色信号Cの位相が180゜反転したものを1周期に4サ
ンプル抽出したものとなる。
図中、Yは輝度信号、C1,C2は色信号を示しており、
白丸はY+C1、斜線入り丸はY−C1、白三角はY+C2、
斜線入り三角はY−C2である。
白丸はY+C1、斜線入り丸はY−C1、白三角はY+C2、
斜線入り三角はY−C2である。
今、1サンプルの遅延および1ラインの遅延を表わす
記号として、それぞれZ変換を用いてZ-1およびZ-lを用
いることとする。
記号として、それぞれZ変換を用いてZ-1およびZ-lを用
いることとする。
ここで、Z-1=exp(−j2πf/4fsc)である。
又、fsc=(455/2)fHであるからl=910となる。
垂直方向フィルタ(6)は、現在の入力信号(201)
と、1ライン遅延信号(202)と、2ライン遅延信号(2
03)とから、色信号Cを含めたラインごとに支援するラ
イン支援信号(204)を抽出する。この場合の垂直方向
フィルタ(6)の伝達関数HV(Z)は、 HV(Z)=(−1/4)・(1−Z-l)2 となる。
と、1ライン遅延信号(202)と、2ライン遅延信号(2
03)とから、色信号Cを含めたラインごとに支援するラ
イン支援信号(204)を抽出する。この場合の垂直方向
フィルタ(6)の伝達関数HV(Z)は、 HV(Z)=(−1/4)・(1−Z-l)2 となる。
すなわち、第11図の画面上で座標(m,n)のライン支
援信号HC(m,n)(204)を HC(m,n)=−(1/4){S(m,n−1)−2S(m,n) +S(m,n+1)} として抜き取ることになる。
援信号HC(m,n)(204)を HC(m,n)=−(1/4){S(m,n−1)−2S(m,n) +S(m,n+1)} として抜き取ることになる。
このライン支援信号(204)は輝度信号Yも含むた
め、帯域フィルタ(7)によって、高域成分である色信
号C(m,n)(205)をライン支援信号HC(m,n)(204)
から分離する。そして、これにより得られた色信号(20
5)は減算回路(9)に送られる。減算回路(9)は、
1ライン遅延信号(202)を、帯域フィルタ(7)に応
じて補償遅延回路(5)で遅延させた信号S(m,n)(2
06)から色信号C(m,n)(205)を差し引き、次のごと
く輝度信号Y(m,n)(207)を分離する。
め、帯域フィルタ(7)によって、高域成分である色信
号C(m,n)(205)をライン支援信号HC(m,n)(204)
から分離する。そして、これにより得られた色信号(20
5)は減算回路(9)に送られる。減算回路(9)は、
1ライン遅延信号(202)を、帯域フィルタ(7)に応
じて補償遅延回路(5)で遅延させた信号S(m,n)(2
06)から色信号C(m,n)(205)を差し引き、次のごと
く輝度信号Y(m,n)(207)を分離する。
Y(m,n)=S(m,n)−C(m,n) この場合の帯域フィルタ(7)の伝達関数Hh(Z)
は、例えば、 Hh(Z) =(−1/32)(1−Z-2)2(1+Z-4)2(1+Z-8) として構成できる。
は、例えば、 Hh(Z) =(−1/32)(1−Z-2)2(1+Z-4)2(1+Z-8) として構成できる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の輝度信号色信号分離フィルタは、垂直方向フィ
ルタと水平方向フィルタの特性を固定して組合わせてい
た。すなわち、垂直方向、水平方向ともに帯域フィルタ
(7)により輝度信号Yと色信号Cを分離していた。
ルタと水平方向フィルタの特性を固定して組合わせてい
た。すなわち、垂直方向、水平方向ともに帯域フィルタ
(7)により輝度信号Yと色信号Cを分離していた。
したがって、画像の輝度および色の変化が激しい領域
においては、輝度信号Yと色信号Cが相互のチャンネル
に漏れ、このため、特にドット妨害等の再生画像の画質
劣化を生ずるなどの問題点があった。
においては、輝度信号Yと色信号Cが相互のチャンネル
に漏れ、このため、特にドット妨害等の再生画像の画質
劣化を生ずるなどの問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、テレビジョン信号に急激な変化が生じて
も、正確な輝度信号と色信号の分離を行うことができる
輝度信号色信号分離フィルタを得ることを目的とする。
されたもので、テレビジョン信号に急激な変化が生じて
も、正確な輝度信号と色信号の分離を行うことができる
輝度信号色信号分離フィルタを得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る輝度信号色信号分離フィルタは、水平
走査周波数に同期した周波数で標本化された複号映像信
号を1ラインずつまたは2ラインずつ遅延させる遅延手
段によって注目標本点と参照標本点そしてそれらの1ラ
インまたは2ライン前および後の参照標本点の各標本値
を抽出し、注目標本点および参照標本点の各標本値から
水平方向色信号抽出フィルタによって水平方向の色副搬
送波の成分を抽出した第1の色信号と、上記注目標本点
および参照標本点の各標本値から垂直方向色信号抽出フ
ィルタによって垂直方向の色副搬送波の成分を抽出した
第2の色信号と、同じく各標本値から水平・垂直方向色
信号抽出フィルタによって水平方向および垂直方向の色
副搬送波の成分を抽出した第3の色信号とを、同じく各
標本値から画像相関判定手段によって検出した水平方向
および垂直方向の相関にもとづいて選択して色信号とし
て出力し、上記注目標本値からこの色信号を減算して輝
度信号を得る構成としたものであって、上記画像相関検
出手段を、上記注目標本点および参照標本点の各標本値
から水平方向の輝度信号の非相関エネルギDYHを検出す
る水平方向輝度信号非相関エネルギー検出手段と、上記
注目標本点の標本値から水平方向の色信号の非相関エネ
ルギDCHを検出する水平方向色信号非相関エネルギー検
出手段と、上記注目標本点および参照標本点の各標本値
から垂直方向の輝度信号の非相関エネルギDYVを検出す
る垂直方向輝度信号非相関エネルギー検出手段と、上記
注目標本点の各標本値から垂直方向の色信号の非相関エ
ネルギDCVを検出する垂直方向色信号非相関エネルギー
検出手段と、これらの非相関エネルギより水平方向非相
関エネルギDH1,DH21,DH22、垂直方向非相関エネルギDV
を検出し、これらの非相関エネルギDCV,DYV,DH1,DH21,
DH22,DVを比較して水平方向と垂直方向の相関の大小を
判定し、この判定結果にもとづいて上記第1〜第3の色
信号のうち相関の大きい色信号を選択する信号を送出す
る手段とで構成した点を特徴とする。
走査周波数に同期した周波数で標本化された複号映像信
号を1ラインずつまたは2ラインずつ遅延させる遅延手
段によって注目標本点と参照標本点そしてそれらの1ラ
インまたは2ライン前および後の参照標本点の各標本値
を抽出し、注目標本点および参照標本点の各標本値から
水平方向色信号抽出フィルタによって水平方向の色副搬
送波の成分を抽出した第1の色信号と、上記注目標本点
および参照標本点の各標本値から垂直方向色信号抽出フ
ィルタによって垂直方向の色副搬送波の成分を抽出した
第2の色信号と、同じく各標本値から水平・垂直方向色
信号抽出フィルタによって水平方向および垂直方向の色
副搬送波の成分を抽出した第3の色信号とを、同じく各
標本値から画像相関判定手段によって検出した水平方向
および垂直方向の相関にもとづいて選択して色信号とし
て出力し、上記注目標本値からこの色信号を減算して輝
度信号を得る構成としたものであって、上記画像相関検
出手段を、上記注目標本点および参照標本点の各標本値
から水平方向の輝度信号の非相関エネルギDYHを検出す
る水平方向輝度信号非相関エネルギー検出手段と、上記
注目標本点の標本値から水平方向の色信号の非相関エネ
ルギDCHを検出する水平方向色信号非相関エネルギー検
出手段と、上記注目標本点および参照標本点の各標本値
から垂直方向の輝度信号の非相関エネルギDYVを検出す
る垂直方向輝度信号非相関エネルギー検出手段と、上記
注目標本点の各標本値から垂直方向の色信号の非相関エ
ネルギDCVを検出する垂直方向色信号非相関エネルギー
検出手段と、これらの非相関エネルギより水平方向非相
関エネルギDH1,DH21,DH22、垂直方向非相関エネルギDV
を検出し、これらの非相関エネルギDCV,DYV,DH1,DH21,
DH22,DVを比較して水平方向と垂直方向の相関の大小を
判定し、この判定結果にもとづいて上記第1〜第3の色
信号のうち相関の大きい色信号を選択する信号を送出す
る手段とで構成した点を特徴とする。
[作用] この発明における画像相関判別手段は、注目標本点の
標本値が垂直方向の相関が弱くかつ水平方向の相関が強
いときには水平方向色信号抽出フィルタによって抽出し
た第1の色信号を選択し、注目標本点の標本値が水平方
向の相関が弱くかつ垂直方向の相関が強いときには垂直
方向色信号抽出フィルタによって抽出した第2の色信号
を選択し、そのどちらでもないときには水平垂直方向色
信号抽出フィルタによって抽出した第3の色信号を選択
する色信号選択を行う。このため、垂直方向に画像の変
化が激しい領域における輝度信号と色信号の相互のチャ
ンネルへの漏れの影響が減少し、ドット妨害を軽減する
ことができる。
標本値が垂直方向の相関が弱くかつ水平方向の相関が強
いときには水平方向色信号抽出フィルタによって抽出し
た第1の色信号を選択し、注目標本点の標本値が水平方
向の相関が弱くかつ垂直方向の相関が強いときには垂直
方向色信号抽出フィルタによって抽出した第2の色信号
を選択し、そのどちらでもないときには水平垂直方向色
信号抽出フィルタによって抽出した第3の色信号を選択
する色信号選択を行う。このため、垂直方向に画像の変
化が激しい領域における輝度信号と色信号の相互のチャ
ンネルへの漏れの影響が減少し、ドット妨害を軽減する
ことができる。
[実施例] 以下、この発明を図に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係るNTSC方式の輝度信号色信号分
離フィルタの実施例の概略ブロック回路図であり、同図
において、(11)は入力端子であつて、NTSC方式の複合
カラーテレビジョン信号が与えられる。(12)はA/D変
換器で、入力端子(11)から入力されるアナログの複合
カラーテレビジョン信号をデジタル信号に変換する。
(13)はA/D変換器(12)の出力信号を入力する第1の
1ライン遅延回路、(14)は第2の1ライン遅延回路、
(15)は補償遅延回路、(16)は垂直方向色信号抽出フ
ィルタ、(17)は水平・垂直方向色信号抽出フィルタ、
(18)は画像相関判定回路、(19)は水平方向色信号抽
出フィルタ、(20)は補償遅延回路、(21)は補償遅延
回路、(22)は補償遅延回路、(23)はスイッチ回路、
(24)はスイッチ回路(23)の出力端子、(25)は減算
回路、(26)は減算回路(25)の出力端子である。
離フィルタの実施例の概略ブロック回路図であり、同図
において、(11)は入力端子であつて、NTSC方式の複合
カラーテレビジョン信号が与えられる。(12)はA/D変
換器で、入力端子(11)から入力されるアナログの複合
カラーテレビジョン信号をデジタル信号に変換する。
(13)はA/D変換器(12)の出力信号を入力する第1の
1ライン遅延回路、(14)は第2の1ライン遅延回路、
(15)は補償遅延回路、(16)は垂直方向色信号抽出フ
ィルタ、(17)は水平・垂直方向色信号抽出フィルタ、
(18)は画像相関判定回路、(19)は水平方向色信号抽
出フィルタ、(20)は補償遅延回路、(21)は補償遅延
回路、(22)は補償遅延回路、(23)はスイッチ回路、
(24)はスイッチ回路(23)の出力端子、(25)は減算
回路、(26)は減算回路(25)の出力端子である。
第2図は第1図中の画像相関判定回路(18)の一実施
例を示すブロック回路図であり、同図において、(27)
は水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路、(28)は
水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路、(29)は
垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回路、(30)は垂
直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路、(34),
(35),(36)は比較回路、(37)は判定回路、(71)
〜(81)は乗算回路、(82)〜(85)は最大値回路であ
る。
例を示すブロック回路図であり、同図において、(27)
は水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路、(28)は
水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路、(29)は
垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回路、(30)は垂
直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路、(34),
(35),(36)は比較回路、(37)は判定回路、(71)
〜(81)は乗算回路、(82)〜(85)は最大値回路であ
る。
第1図におけるA/D変換器(12)の出力信号(101)
は、第2図において水平方向輝度信号非相関エネルギー
抽出回路(28)と垂直方向色信号非相関エネルギー抽出
回路(29)および垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽
出回路(30)に与えられる。第1の1ライン遅延回路
(13)の出力信号(102)は水平方向色信号非相関エネ
ルギー抽出回路(27)と水平方向輝度信号非相関エネル
ギー抽出回路(28)および垂直方向輝度信号非相関エネ
ルギー抽出回路(30)に与えられる。
は、第2図において水平方向輝度信号非相関エネルギー
抽出回路(28)と垂直方向色信号非相関エネルギー抽出
回路(29)および垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽
出回路(30)に与えられる。第1の1ライン遅延回路
(13)の出力信号(102)は水平方向色信号非相関エネ
ルギー抽出回路(27)と水平方向輝度信号非相関エネル
ギー抽出回路(28)および垂直方向輝度信号非相関エネ
ルギー抽出回路(30)に与えられる。
第2の1ライン遅延回路(14)の出力信号(103)は
水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路(28)と垂
直方向色信号非相関エネルギー抽出回路(29)および垂
直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路(30)に与え
られる。
水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路(28)と垂
直方向色信号非相関エネルギー抽出回路(29)および垂
直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路(30)に与え
られる。
水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路(27)の出
力信号DCHは三方に分かれ、一方は乗算器(72)により
定数bが乗ぜられたのち最大値回路(82)に与えられ、
もう一方は乗算器(74)により定数f1が乗ぜられたのち
最大値回路(83)に与えられ、他方は乗算器(76)によ
り定数f2が乗ぜられたのち最大値回路(84)に与えられ
る。
力信号DCHは三方に分かれ、一方は乗算器(72)により
定数bが乗ぜられたのち最大値回路(82)に与えられ、
もう一方は乗算器(74)により定数f1が乗ぜられたのち
最大値回路(83)に与えられ、他方は乗算器(76)によ
り定数f2が乗ぜられたのち最大値回路(84)に与えられ
る。
水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路(28)の
出力信号DYHは三方に分かれ、一方は乗算器(71)によ
り定数aが乗ぜられたのち最大値回路(82)に与えら
れ、もう一方は乗算器(73)により定数e1が乗ぜられた
のち最大値回路(83)に与えられ、他方は乗算器(75)
により定数e2が乗ぜられたのち最大値回路(84)に与え
られる。
出力信号DYHは三方に分かれ、一方は乗算器(71)によ
り定数aが乗ぜられたのち最大値回路(82)に与えら
れ、もう一方は乗算器(73)により定数e1が乗ぜられた
のち最大値回路(83)に与えられ、他方は乗算器(75)
により定数e2が乗ぜられたのち最大値回路(84)に与え
られる。
垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回路(29)の出
力信号DCVは二方に分かれ、一方は比較回路(35)に与
えられ、他方は乗算器(78)により定数dが乗ぜられた
のち最大値回路(85)に与えられる。垂直方向輝度信号
非相関エネルギー抽出回路(30)の出力信号DYVは二方
に分かれ、一方は比較回路(36)に与えられ、他方は乗
算器(77)により定数cが乗ぜられたのち最大値回路
(85)に与えられる。
力信号DCVは二方に分かれ、一方は比較回路(35)に与
えられ、他方は乗算器(78)により定数dが乗ぜられた
のち最大値回路(85)に与えられる。垂直方向輝度信号
非相関エネルギー抽出回路(30)の出力信号DYVは二方
に分かれ、一方は比較回路(36)に与えられ、他方は乗
算器(77)により定数cが乗ぜられたのち最大値回路
(85)に与えられる。
最大値回路(82)の出力信号は第1の水平方向非相関
エネルギDH1として比較回路(34)に与えられる。最大
値回路(83)の出力信号は第2の水平方向非相関エネル
ギDH21として乗算器(79)により定数m1が乗ぜられたの
ち比較回路(35)に与えられる。最大値回路(84)の出
力信号は第3の水平方向非相関エネルギDH22として乗算
器(80)により定数m2が乗ぜられたのち比較回路(36)
に与えられる。最大値回路(85)の出力信号は垂直方向
非相関エネルギDVとして乗算器(81)により定数nが乗
ぜられたのち比較回路(34)に与えられる。
エネルギDH1として比較回路(34)に与えられる。最大
値回路(83)の出力信号は第2の水平方向非相関エネル
ギDH21として乗算器(79)により定数m1が乗ぜられたの
ち比較回路(35)に与えられる。最大値回路(84)の出
力信号は第3の水平方向非相関エネルギDH22として乗算
器(80)により定数m2が乗ぜられたのち比較回路(36)
に与えられる。最大値回路(85)の出力信号は垂直方向
非相関エネルギDVとして乗算器(81)により定数nが乗
ぜられたのち比較回路(34)に与えられる。
比較回路(34)は第1の水平方向非相関エネルギDH1
と、垂直方向非相関エネルギDV1に定数nを乗じたn・
DV1との大小を比較し、DH1≧n・DVのときには出力信
号(114)をハイレベルとし、それ以外のときはローレ
ベルとする。
と、垂直方向非相関エネルギDV1に定数nを乗じたn・
DV1との大小を比較し、DH1≧n・DVのときには出力信
号(114)をハイレベルとし、それ以外のときはローレ
ベルとする。
比較回路(35)は第2の水平方向非相関エネルギDH21
に定数m1を乗じたm1・DH21と、垂直方向色信号非相関エ
ネルギDCVとの大小を比較し、DCV≧m1・DH21のときに
は出力信号(115)をハイレベルとし、それ以外のとき
はローレベルとする。比較回路(36)は第3の水平方向
非相関エネルギDH22に定数m2を乗じたm2・DH22と、垂直
方向輝度信号非相関エネルギDYVとの大小を比較し、D
YV≧m2・DH22のときには出力信号(116)をハイレベル
とし、それ以外のときはローレベルとする。
に定数m1を乗じたm1・DH21と、垂直方向色信号非相関エ
ネルギDCVとの大小を比較し、DCV≧m1・DH21のときに
は出力信号(115)をハイレベルとし、それ以外のとき
はローレベルとする。比較回路(36)は第3の水平方向
非相関エネルギDH22に定数m2を乗じたm2・DH22と、垂直
方向輝度信号非相関エネルギDYVとの大小を比較し、D
YV≧m2・DH22のときには出力信号(116)をハイレベル
とし、それ以外のときはローレベルとする。
比較回路(34)の出力信号(114)と比較回路(35)
の出力信号(115)と比較回路(36)の出力信号(116)
は定数回路(37)に与えられる。この判定回路(37)の
出力信号(110)は画像相関判定回路(18)の出力とし
て送出される。
の出力信号(115)と比較回路(36)の出力信号(116)
は定数回路(37)に与えられる。この判定回路(37)の
出力信号(110)は画像相関判定回路(18)の出力とし
て送出される。
第3図は第2図中の判定回路(37)の一実施例を示す
ブロック回路図であり、AND回路(38),(39)、NOT回
路(40)およびNOR回路(41)で構成されており、比較
回路(34)の出力信号(114)は、AND回路(39)の一方
の入力端子およびNOT回路(40)の入力端子に与えら
れ、比較回路(35)の出力信号(115)は、NOR回路(4
1)の一方の入力端子に与えられ、比較回路(36)の出
力信号(116)はNOR回路(41)の他方の入力端子に与え
られ、このNOR回路(41)の出力は、AND回路(39)の他
方の入力端子およびAND回路(38)の一方の入力端子に
与えられ、NOT回路(40)の出力信号は、AND回路(38)
の他方の入力端子に与えられる。このAND回路(38)の
出力信号と、AND回路(39)の出力信号は、画像相関判
定回路(18)の出力信号(110)となる。
ブロック回路図であり、AND回路(38),(39)、NOT回
路(40)およびNOR回路(41)で構成されており、比較
回路(34)の出力信号(114)は、AND回路(39)の一方
の入力端子およびNOT回路(40)の入力端子に与えら
れ、比較回路(35)の出力信号(115)は、NOR回路(4
1)の一方の入力端子に与えられ、比較回路(36)の出
力信号(116)はNOR回路(41)の他方の入力端子に与え
られ、このNOR回路(41)の出力は、AND回路(39)の他
方の入力端子およびAND回路(38)の一方の入力端子に
与えられ、NOT回路(40)の出力信号は、AND回路(38)
の他方の入力端子に与えられる。このAND回路(38)の
出力信号と、AND回路(39)の出力信号は、画像相関判
定回路(18)の出力信号(110)となる。
第4図は第2図中の水平色信号非相関エネルギー抽出
回路(27)の一実施例を示すブロック回路図であり、色
副搬送波の1周期分(1/fsc)の遅延量をもつ遅延回路
(44)、減算回路(45)および絶対値回路(46)で構成
されており、第1の1ライン遅延回路(13)の出力信号
(102)は、遅延回路(44)および減算回路(45)の一
方の入力端子に与えられ、遅延回路(44)の出力信号
は、減算回路(45)の他方の入力端子に与えられる。減
算回路(45)の出力信号は、絶対値回路(46)に与えら
れ、この絶対値回路(46)の出力が水平色信号非相関エ
ネルギーDCHとなる。
回路(27)の一実施例を示すブロック回路図であり、色
副搬送波の1周期分(1/fsc)の遅延量をもつ遅延回路
(44)、減算回路(45)および絶対値回路(46)で構成
されており、第1の1ライン遅延回路(13)の出力信号
(102)は、遅延回路(44)および減算回路(45)の一
方の入力端子に与えられ、遅延回路(44)の出力信号
は、減算回路(45)の他方の入力端子に与えられる。減
算回路(45)の出力信号は、絶対値回路(46)に与えら
れ、この絶対値回路(46)の出力が水平色信号非相関エ
ネルギーDCHとなる。
第5図は第2図中の水平方向輝度信号非相関エネルギ
ー抽出回路(28)の一実施例のブロック回路図であり、
垂直方向低域通過フィルタ(47)、色副搬送波の1/2の
周期(1/(2fsc))の遅延量をもつ遅延回路(48),
(49)、減算回路(50),(51)、絶対値回路(52),
(53)および最大値回路(54)で構成されており、A/D
変換器(12)の出力信号(101)、第1のライン遅延回
路(13)の出力信号(102)および第2のライン遅延回
路(14)の出力信号(103)は垂直方向低域通過フィル
タ(47)に与えられ、この垂直方向低域通過フィルタ
(47)の出力は、遅延回路(48)および減算回路(50)
の一方の入力端子に与えられ、遅延回路(48)の出力
は、遅延回路(49)、減算回路(50)の他方の入力端子
および減算回路(51)の一方の入力端子に与えられ、遅
延回路(49)の出力は、減算回路(51)の他方の入力端
子に与えられ、減算回路(50)の出力は、絶対値回路
(52)に与えられ、この絶対値回路(52)の出力は最大
値回路(54)に与えられ、減算回路(51)の出力は絶対
値回路(53)に与えられ、この絶対値回路(53)の出力
は最大値回路(54)に与えられる。最大値回路(54)の
出力は水平輝度信号非相関エネルギー抽出回路(28)の
出力DYHとなる。
ー抽出回路(28)の一実施例のブロック回路図であり、
垂直方向低域通過フィルタ(47)、色副搬送波の1/2の
周期(1/(2fsc))の遅延量をもつ遅延回路(48),
(49)、減算回路(50),(51)、絶対値回路(52),
(53)および最大値回路(54)で構成されており、A/D
変換器(12)の出力信号(101)、第1のライン遅延回
路(13)の出力信号(102)および第2のライン遅延回
路(14)の出力信号(103)は垂直方向低域通過フィル
タ(47)に与えられ、この垂直方向低域通過フィルタ
(47)の出力は、遅延回路(48)および減算回路(50)
の一方の入力端子に与えられ、遅延回路(48)の出力
は、遅延回路(49)、減算回路(50)の他方の入力端子
および減算回路(51)の一方の入力端子に与えられ、遅
延回路(49)の出力は、減算回路(51)の他方の入力端
子に与えられ、減算回路(50)の出力は、絶対値回路
(52)に与えられ、この絶対値回路(52)の出力は最大
値回路(54)に与えられ、減算回路(51)の出力は絶対
値回路(53)に与えられ、この絶対値回路(53)の出力
は最大値回路(54)に与えられる。最大値回路(54)の
出力は水平輝度信号非相関エネルギー抽出回路(28)の
出力DYHとなる。
第6図は第2図中の垂直色信号非相関エネルギー抽出
回路(29)の一実施例のブロック回路図であり、水平方
向帯域フィルタ(55),(56)、および減算回路(5
7)、絶対値回路(58)で構成され、A/D変換器(12)の
出力信号(101)は水平方向帯域通過フィルタ(55)に
与えられ、第2の1ライン遅延回路(14)の出力信号
(103)は水平方向帯域通過フィルタ(56)に与えら
れ、水平方向帯域通過フィルタ(55)の出力は、減算回
路(57)の一方の入力端子に与えられ、水平方向帯域通
過フィルタ(56)の出力は、減算回路(57)の他方の入
力端子に与えられる。この減算回路(57)の出力は、絶
対値回路(58)に与えられ、この絶対値回路(58)の出
力は垂直色信号非相関エネルギー抽出回路(29)の出力
DCVとなる。
回路(29)の一実施例のブロック回路図であり、水平方
向帯域フィルタ(55),(56)、および減算回路(5
7)、絶対値回路(58)で構成され、A/D変換器(12)の
出力信号(101)は水平方向帯域通過フィルタ(55)に
与えられ、第2の1ライン遅延回路(14)の出力信号
(103)は水平方向帯域通過フィルタ(56)に与えら
れ、水平方向帯域通過フィルタ(55)の出力は、減算回
路(57)の一方の入力端子に与えられ、水平方向帯域通
過フィルタ(56)の出力は、減算回路(57)の他方の入
力端子に与えられる。この減算回路(57)の出力は、絶
対値回路(58)に与えられ、この絶対値回路(58)の出
力は垂直色信号非相関エネルギー抽出回路(29)の出力
DCVとなる。
第7図は第2図中の垂直方向輝度信号非相関エネルギ
ー抽出回路(30)の一実施例のブロック回路図であり、
水平方向低域通過フィルタ(59),(60),(61)、減
算回路(62),(63)、絶対値回路(64),(65)およ
び最大値回路(66)で構成されており、A/D変換器(1
2)の出力信号(101)は水平方向低域通過フィルタ(5
9)に与えられ、第1のライン遅延回路(13)の出力信
号(102)は水平方向低域通過フィルタ(60)に与えら
れ、第2のライン遅延回路(14)の出力信号(103)は
水平方向低域通過フィルタ(61)に与えられる。
ー抽出回路(30)の一実施例のブロック回路図であり、
水平方向低域通過フィルタ(59),(60),(61)、減
算回路(62),(63)、絶対値回路(64),(65)およ
び最大値回路(66)で構成されており、A/D変換器(1
2)の出力信号(101)は水平方向低域通過フィルタ(5
9)に与えられ、第1のライン遅延回路(13)の出力信
号(102)は水平方向低域通過フィルタ(60)に与えら
れ、第2のライン遅延回路(14)の出力信号(103)は
水平方向低域通過フィルタ(61)に与えられる。
水平方向低域通過フィルタ(59)の出力は、減算回路
(62)の一方の入力端子に与えられ、水平方向低域通過
フィルタ(60)の出力は減算回路(62)の他方の入力端
子および減算回路(63)の一方の入力端子に与えられ、
水平方向低域通過フィルタ(61)の出力は、減算回路
(63)の他方の入力端子に与えられ、減算回路(62)の
出力は絶対値回路(64)に与えられ、減算回路(63)の
出力は絶対値回路(65)に与えられ、絶対値回路(6
4),(65)の出力は最大値回路(66)に与えられ、こ
の最大値回路(66)の出力は垂直方向輝度信号非相関エ
ネルギー抽出回路(30)の出力DYVとなる。
(62)の一方の入力端子に与えられ、水平方向低域通過
フィルタ(60)の出力は減算回路(62)の他方の入力端
子および減算回路(63)の一方の入力端子に与えられ、
水平方向低域通過フィルタ(61)の出力は、減算回路
(63)の他方の入力端子に与えられ、減算回路(62)の
出力は絶対値回路(64)に与えられ、減算回路(63)の
出力は絶対値回路(65)に与えられ、絶対値回路(6
4),(65)の出力は最大値回路(66)に与えられ、こ
の最大値回路(66)の出力は垂直方向輝度信号非相関エ
ネルギー抽出回路(30)の出力DYVとなる。
次に、第1図ないし第7図に示した実施例の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
NTSC方式の複合カラーテレビジョン信号が入力端子
(11)を介して与えられると、A/D変換器(12)はこの
複合カラーテレビジョン信号を標本化周波数fs=4fscで
標本化する。
(11)を介して与えられると、A/D変換器(12)はこの
複合カラーテレビジョン信号を標本化周波数fs=4fscで
標本化する。
この標本化された複合カラーテレビジョン信号は、第
1の1ライン遅延回路(13)および第2の1ライン遅延
回路(14)を通ることによって、ある注目標本点におけ
る標本値と、その注目標本点の画面上1ライン上および
1ライン下の二つの参照標本点の標本値とが同時に抽出
される。
1の1ライン遅延回路(13)および第2の1ライン遅延
回路(14)を通ることによって、ある注目標本点におけ
る標本値と、その注目標本点の画面上1ライン上および
1ライン下の二つの参照標本点の標本値とが同時に抽出
される。
すなわち、座標(m,n)の位置の複合カラーテレビジ
ョン信号(標本値)S(m,n)が第1の1ライン遅延回
路(13)の出力(102)に現われた時点で、第2の1ラ
イン遅延回路(14)の出力(103)には信号(m,n−1)
が現われ、A/D変換器(12)の出力(101)には信号S
(m,n+1)が現われる。(第11図参照)。
ョン信号(標本値)S(m,n)が第1の1ライン遅延回
路(13)の出力(102)に現われた時点で、第2の1ラ
イン遅延回路(14)の出力(103)には信号(m,n−1)
が現われ、A/D変換器(12)の出力(101)には信号S
(m,n+1)が現われる。(第11図参照)。
信号(102)は水平方向色信号抽出フィルタ(19)に
またこの信号(102)と他の二つの信号(101),(10
3)は、それぞれ垂直方向色信号抽出フィルタ(16)、
水平・垂直方向色信号抽出フィルタ(17)および画像相
関判定回路(18)の入力に与えられる。
またこの信号(102)と他の二つの信号(101),(10
3)は、それぞれ垂直方向色信号抽出フィルタ(16)、
水平・垂直方向色信号抽出フィルタ(17)および画像相
関判定回路(18)の入力に与えられる。
例えば、このときの垂直方向色信号抽出フィルタ(1
6)の伝達関数は、 CV(Z)=(−1/4)(1−Z-l)2 と表わされ、また、水平方向色信号抽出フィルタ(19)
の伝達関数は、 Ch(Z)=(−1/4)(1−Z-2)2 と表わされ、また、水平・垂直方向色信号抽出フィルタ
(17)の伝達関数は、 Chv(Z) =(−1/4)(1−Z-2)2・(−1/4)(1−Z-l)2 と表わされる。
6)の伝達関数は、 CV(Z)=(−1/4)(1−Z-l)2 と表わされ、また、水平方向色信号抽出フィルタ(19)
の伝達関数は、 Ch(Z)=(−1/4)(1−Z-2)2 と表わされ、また、水平・垂直方向色信号抽出フィルタ
(17)の伝達関数は、 Chv(Z) =(−1/4)(1−Z-2)2・(−1/4)(1−Z-l)2 と表わされる。
垂直方向色信号抽出フィルタ(16)の出力信号(10
4)は、補償遅延回路(20)の出力信号(105)として、
また、水平方向色信号抽出フィルタ(19)の出力信号
(106)は、補償遅延回路(22)の出力信号(107)とし
て、また、水平・垂直方向色信号抽出フィルタ(17)の
出力信号(108)は、補償遅延回路(21)の出力信号(1
09)として、それぞれスイッチ回路(23)に与えられ
る。
4)は、補償遅延回路(20)の出力信号(105)として、
また、水平方向色信号抽出フィルタ(19)の出力信号
(106)は、補償遅延回路(22)の出力信号(107)とし
て、また、水平・垂直方向色信号抽出フィルタ(17)の
出力信号(108)は、補償遅延回路(21)の出力信号(1
09)として、それぞれスイッチ回路(23)に与えられ
る。
つぎに、スイッチ回路(23)による垂直方向色信号抽
出フィルタ(16)、水平方向色信号抽出フィルタ(1
9)、および水平・垂直方向色信号抽出フィルタ(17)
の色出力信号の選択動作を説明する。
出フィルタ(16)、水平方向色信号抽出フィルタ(1
9)、および水平・垂直方向色信号抽出フィルタ(17)
の色出力信号の選択動作を説明する。
注目標本点に対する垂直方向および水平方向の画像の
相関を検出し、垂直方向の相関が特に強いときには、垂
直方向色信号抽出フィルタ(16)の出力信号(104)が
入力される補償遅延回路(20)の出力信号(105)を選
択し、水平方向の相関が特に強いときには水平方向色信
号抽出フィルタ(19)の出力信号(106)が入力される
補償遅延回路(22)の出力信号(107)を選択し、それ
以外の場合は、水平・垂直方向色信号抽出フィルタ(1
7)の出力信号(108)が入力される補償遅延回路(21)
の出力信号(109)を選択するようにスイッチ回路(2
3)を切り換える。
相関を検出し、垂直方向の相関が特に強いときには、垂
直方向色信号抽出フィルタ(16)の出力信号(104)が
入力される補償遅延回路(20)の出力信号(105)を選
択し、水平方向の相関が特に強いときには水平方向色信
号抽出フィルタ(19)の出力信号(106)が入力される
補償遅延回路(22)の出力信号(107)を選択し、それ
以外の場合は、水平・垂直方向色信号抽出フィルタ(1
7)の出力信号(108)が入力される補償遅延回路(21)
の出力信号(109)を選択するようにスイッチ回路(2
3)を切り換える。
この画像の相関の検出およびスイッチ回路(23)の制
御は、画像相関判定回路(18)によって行われ、この画
像相関判定回路(18)は、以下のような操作でスイッチ
回路を制御する。
御は、画像相関判定回路(18)によって行われ、この画
像相関判定回路(18)は、以下のような操作でスイッチ
回路を制御する。
水平方向色信号非相関エネルギをDCH(Z)とし、水
平方向輝度信号非相関エネルギをDYH(Z)とし、垂直
方向色信号非相関エネルギをDCV(Z)とし、垂直方向
輝度信号非相関エネルギをDYV(Z)とし、次のように
表わすことにする。
平方向輝度信号非相関エネルギをDYH(Z)とし、垂直
方向色信号非相関エネルギをDCV(Z)とし、垂直方向
輝度信号非相関エネルギをDYV(Z)とし、次のように
表わすことにする。
DCH(Z)=|1−Z-4| DYH(Z) =max(|(1/4)・(1+Z-l)2・(1−Z-2)|, |(1/4)・(1+Z-l)2・(Z-2−Z-4)|) DCV(Z)=|(1−Z-2)2・(1−Z-2l) DYV(Z) =max(|(1/4)・(1+Z-2)2・(1−Z-l)|, |(1/4)・(1+Z-2)2・(Z-l−Z-2l)|) このとき、第1の水平方向非相関エネルギーDH1、第
2の水平方向非相関エネルギーDH21、第3の水平方向非
相関エネルギーDH22、垂直方向非相関エネルギーDVは次
のように表わされる DH1=max(a・DYH,b・DCH) DH21=max(e1・DYH,f1・DCH) DH22=max(e2・DYH,f2・DCH) DV=max(c・DYV,d・DCV) 比較回路(34)では、DV1とm・DH1を比較して、DH1
≧n・DVのときには垂直方向に相関があり、水平方向に
相関がないと判断して判定回路(37)に“1"の信号(11
4)を送出し、また、DH1<n・DVのときには水平方向に
相関がないと判断して判定回路(37)に“0"の信号(11
4)を送出する。
2の水平方向非相関エネルギーDH21、第3の水平方向非
相関エネルギーDH22、垂直方向非相関エネルギーDVは次
のように表わされる DH1=max(a・DYH,b・DCH) DH21=max(e1・DYH,f1・DCH) DH22=max(e2・DYH,f2・DCH) DV=max(c・DYV,d・DCV) 比較回路(34)では、DV1とm・DH1を比較して、DH1
≧n・DVのときには垂直方向に相関があり、水平方向に
相関がないと判断して判定回路(37)に“1"の信号(11
4)を送出し、また、DH1<n・DVのときには水平方向に
相関がないと判断して判定回路(37)に“0"の信号(11
4)を送出する。
比較回路(35)では、DCVとm1・DH21を比較して、D
CV≧m1・DH21のときには水平方向に相関が強く、垂直方
向に相関が弱いと判断して判定回路(37)に“1"の信号
(115)を送出し、また、 DCV<m1・DH21 のときには水平方向に相関が弱いと判断して判定回路
(37)に“0"の信号(115)を送出する。
CV≧m1・DH21のときには水平方向に相関が強く、垂直方
向に相関が弱いと判断して判定回路(37)に“1"の信号
(115)を送出し、また、 DCV<m1・DH21 のときには水平方向に相関が弱いと判断して判定回路
(37)に“0"の信号(115)を送出する。
比較回路(36)では、DYVとm2・DH22とを比較して、 DYV≧m2・DH22 のときには水平方向に相関が強く、水平方向に相関が弱
いと判断して判定回路(37)に“1"の信号(116)を送
出し、また、DYV<m2・DH22のときには水平方向に相関
が弱いと判断して判定回路(37)に信号“0"を送出す
る。
いと判断して判定回路(37)に“1"の信号(116)を送
出し、また、DYV<m2・DH22のときには水平方向に相関
が弱いと判断して判定回路(37)に信号“0"を送出す
る。
判定回路(37)は上記の相関の検出結果に応じて、次
のようにスイッチ回路(23)を制御する。すなわち、判
定回路(37)への入力信号(114),(115),(116)
と、出力信号(110)およびスイッチ回路(23)におい
て選択される色出力信号(105),(107),(109)の
関係は第1表のようになる。
のようにスイッチ回路(23)を制御する。すなわち、判
定回路(37)への入力信号(114),(115),(116)
と、出力信号(110)およびスイッチ回路(23)におい
て選択される色出力信号(105),(107),(109)の
関係は第1表のようになる。
すなわち、スイッチ回路(23)はAND回路(38)の出
力信号(110a)とAND回路(39)の出力信号(110b)が
ともに“0"のときには補強遅延回路(22)の出力信号
(107)を選択し、AND回路(38)の出力信号(110a)が
“0"で、AND回路(39)の出力信号(110b)が“1"のと
きには補償遅延回路(20)の出力信号(105)を選択
し、AND回路(38)の出力信号(110a)が“1"で、AND回
路(39)の出力信号(110b)が“0"のときには補償遅延
回路(21)の出力信号(109)を選択する。
力信号(110a)とAND回路(39)の出力信号(110b)が
ともに“0"のときには補強遅延回路(22)の出力信号
(107)を選択し、AND回路(38)の出力信号(110a)が
“0"で、AND回路(39)の出力信号(110b)が“1"のと
きには補償遅延回路(20)の出力信号(105)を選択
し、AND回路(38)の出力信号(110a)が“1"で、AND回
路(39)の出力信号(110b)が“0"のときには補償遅延
回路(21)の出力信号(109)を選択する。
したがって、第1図の実施例においては色信号抽出の
フィルタ特性C(Z)は、相関の有無に応じて、水平相
関ありのときには、 C(Z)=CH(Z) 水平相関なし、垂直相関ありのときには、 C(Z)=CV(Z) 水平相関なし、垂直相関なしのときには、 C(Z)=CHV(Z) のように切り替わる。
フィルタ特性C(Z)は、相関の有無に応じて、水平相
関ありのときには、 C(Z)=CH(Z) 水平相関なし、垂直相関ありのときには、 C(Z)=CV(Z) 水平相関なし、垂直相関なしのときには、 C(Z)=CHV(Z) のように切り替わる。
第8図の実施例は第2図の実施例の変形例である。第
1の水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路(27a)
の出力DCH1に乗算器(72)でbを乗算したb・DCH1と
a・DYHを最大値回路(82)に入力してDH1を検出す
る。第2の水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路
(27b)の出力DCH2の一方に乗算器(74)でf1を乗算し
たf1・DCH2とe1・DYHを最大値回路(83)に入力してD
H21を検出し、DCH2の他方に乗算器(76)でf2を乗算し
たf2・DCH2とe2・DYHを最大値回路(84)に入力してD
H22を検出し、第2の垂直方向色信号非相関エネルギー
抽出回路(29b)の出力DCV2に乗算器(78)でdを乗算
したd・DCV2とC・DYVを最大値回路(85)に入力し
てDVを検出し、比較回路(34)でDH1とn・DVを比較
し、比較回路(35)でDCV1とm1・DH21とを比較し、比
較回路(36)でDYVとm2・DH22を比較する構成としたも
のである。
1の水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路(27a)
の出力DCH1に乗算器(72)でbを乗算したb・DCH1と
a・DYHを最大値回路(82)に入力してDH1を検出す
る。第2の水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路
(27b)の出力DCH2の一方に乗算器(74)でf1を乗算し
たf1・DCH2とe1・DYHを最大値回路(83)に入力してD
H21を検出し、DCH2の他方に乗算器(76)でf2を乗算し
たf2・DCH2とe2・DYHを最大値回路(84)に入力してD
H22を検出し、第2の垂直方向色信号非相関エネルギー
抽出回路(29b)の出力DCV2に乗算器(78)でdを乗算
したd・DCV2とC・DYVを最大値回路(85)に入力し
てDVを検出し、比較回路(34)でDH1とn・DVを比較
し、比較回路(35)でDCV1とm1・DH21とを比較し、比
較回路(36)でDYVとm2・DH22を比較する構成としたも
のである。
なお、第8図に示した実施例の、判定回路(37)の出
力(110)によるスイッチ回路(23)の選択制御動作は
第1表と同じである。
力(110)によるスイッチ回路(23)の選択制御動作は
第1表と同じである。
なお、上記実施例では水平走査周波数に同期した色副
搬送波の4倍の周波数で複合カラーテレビジョン信号を
標本化するようにしたが、標本点が画面上で格子上に並
ぶような方法であれば、色副搬送波の4倍に限らず、他
の周波数で標本化を行うようにしてもよい。
搬送波の4倍の周波数で複合カラーテレビジョン信号を
標本化するようにしたが、標本点が画面上で格子上に並
ぶような方法であれば、色副搬送波の4倍に限らず、他
の周波数で標本化を行うようにしてもよい。
また、上記実施例で用いたディジタルフィルタは一例
であり、例えば、フィルタの次数を多く構成してもよ
い。
であり、例えば、フィルタの次数を多く構成してもよ
い。
また、上記実施例ではNTSC方式の輝度信号色信号分離
フィルタについて述べていたが、第1図における1ライ
ン遅延回路(13),(14)を第9図のように2ライン遅
延回路(13a),(14a)とすればPAL方式の複合カラー
テレビジョン信号の輝度信号色信号分離フィルタとして
適用できる。
フィルタについて述べていたが、第1図における1ライ
ン遅延回路(13),(14)を第9図のように2ライン遅
延回路(13a),(14a)とすればPAL方式の複合カラー
テレビジョン信号の輝度信号色信号分離フィルタとして
適用できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、複合カラーテレビジ
ョン信号の垂直方向と水平方向の画像の相関を検出し、
この検出結果にもとづいて特性の異なる輝度信号色信号
分離フィルタの出力信号を選択して出力するように構成
したので、輝度信号と色信号の相互のチャンネルへの漏
れの影響を減少させることができ、ドット妨害を軽減で
きる輝度信号色信号分離フィルタが得られる効果があ
る。
ョン信号の垂直方向と水平方向の画像の相関を検出し、
この検出結果にもとづいて特性の異なる輝度信号色信号
分離フィルタの出力信号を選択して出力するように構成
したので、輝度信号と色信号の相互のチャンネルへの漏
れの影響を減少させることができ、ドット妨害を軽減で
きる輝度信号色信号分離フィルタが得られる効果があ
る。
第1図はこの発明に係るNTSC方式の輝度信号色信号分離
フィルタの一実施例の概略ブロック回路図、第2図は第
1図中の画像相関判定回路の一実施例を示すブロック回
路図、第3図は第2図中の判定回路の一実施例を示す回
路図、第4図は第2図中の水平方向色信号非相関エネル
ギー抽出回路の一実施例を示すブロック回路図、第5図
は第2図中の水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回
路の一実施例を示すブロック図、第6図は第2図中の垂
直方向色信号非相関エネルギー抽出回路の一実施例を示
すブロック図、第7図は第2図中の垂直方向輝度信号非
相関エネルギー抽出回路の一実施例を示すブロック図、
第8図は第2図の変形例である実施例を示すブロック回
路図、第9図はこの発明に係るPAL方式の輝度信号色信
号分離フィルタの一実施例のブロック回路図、第10図は
従来の輝度信号色信号分離フィルタのブロック回路図、
第11図はNTSC方式の複合カラーテレビジョン信号を色副
搬送波の4倍で同期標本化した信号系列の画面上での配
列を示す説明図である。 図中、(12)はA/D変換器、(13),(14)は1ライン
遅延回路、(16)は垂直方向色信号抽出フィルタ、(1
7)は水平・垂直方向色信号抽出フィルタ、(18)は画
像相関判定回路、(19)は水平方向色信号抽出フィル
タ、(23)はスイッチ回路(色信号抽出手段)、(25)
は減算器、(27)は水平方向色信号非相関エネルギー抽
出回路、(28)は水平方向輝度信号非相関エネルギー抽
出回路、(29)は垂直方向色信号非相関エネルギー抽出
回路、(30)は垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽出
回路、(71)〜(81)は乗算器、(34)〜(36)は比較
回路、(37)は判定回路、(82)〜(85)は最大値回路
である。 なお、各図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部
分を示す。
フィルタの一実施例の概略ブロック回路図、第2図は第
1図中の画像相関判定回路の一実施例を示すブロック回
路図、第3図は第2図中の判定回路の一実施例を示す回
路図、第4図は第2図中の水平方向色信号非相関エネル
ギー抽出回路の一実施例を示すブロック回路図、第5図
は第2図中の水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回
路の一実施例を示すブロック図、第6図は第2図中の垂
直方向色信号非相関エネルギー抽出回路の一実施例を示
すブロック図、第7図は第2図中の垂直方向輝度信号非
相関エネルギー抽出回路の一実施例を示すブロック図、
第8図は第2図の変形例である実施例を示すブロック回
路図、第9図はこの発明に係るPAL方式の輝度信号色信
号分離フィルタの一実施例のブロック回路図、第10図は
従来の輝度信号色信号分離フィルタのブロック回路図、
第11図はNTSC方式の複合カラーテレビジョン信号を色副
搬送波の4倍で同期標本化した信号系列の画面上での配
列を示す説明図である。 図中、(12)はA/D変換器、(13),(14)は1ライン
遅延回路、(16)は垂直方向色信号抽出フィルタ、(1
7)は水平・垂直方向色信号抽出フィルタ、(18)は画
像相関判定回路、(19)は水平方向色信号抽出フィル
タ、(23)はスイッチ回路(色信号抽出手段)、(25)
は減算器、(27)は水平方向色信号非相関エネルギー抽
出回路、(28)は水平方向輝度信号非相関エネルギー抽
出回路、(29)は垂直方向色信号非相関エネルギー抽出
回路、(30)は垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽出
回路、(71)〜(81)は乗算器、(34)〜(36)は比較
回路、(37)は判定回路、(82)〜(85)は最大値回路
である。 なお、各図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部
分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】水平走査周波数に同期した周波数で標本化
された複合映像信号を1ラインずつまたは2ラインずつ
遅延させて注目標本点およびその周囲の複数の参照標本
点の各標本値を同時に抽出する手段と、上記注目標本点
および参照標本点の各標本値から水平方向の色副搬送波
の成分に相当する周波数成分を抽出して第1の色信号を
得る水平方向色信号抽出フィルタと、上記注目標本点お
よび参照標本点の各標本値から垂直方向の色副搬送波の
成分に相当する周波数成分を抽出して第2の色信号を得
る垂直方向色信号抽出フィルタと、上記注目標本点およ
び参照標本点の各標本値から垂直方向および水平方向の
色副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽出して第3
の色信号を得る水平・垂直方向色信号抽出フィルタと、
上記第1ないし第3の色信号を選択して色信号として出
力する色信号選択手段と、上記注目標本点および参照標
本点の各標本値から垂直方向および水平方向の相関を検
出して色信号選択信号を出力する画像相関判定手段と、
上記画像相関判定手段が、上記注目標本点および参照標
本点の各標本値から少なくとも1つの水平方向の主に輝
度信号の非相関エネルギDYHを検出する水平方向輝度信
号非相関エネルギー検出手段と、上記注目標本点および
参照標本点の各標本値から少なくとも1つの水平方向の
主に色信号の非相関エネルギDCHを検出する水平方向色
信号非相関エネルギー検出手段と、上記注目標本点およ
び参照標本点の各標本値から少なくとも1つの垂直方向
の主に輝度信号の非相関エネルギDYVを検出する垂直方
向輝度信号非相関エネルギー検出手段と、上記注目標本
点および参照標本点の各標本値から少なくとも1つの垂
直方向の主に色信号の非相関エネルギDCVを検出する垂
直方向色信号非相関エネルギー検出手段と、上記水平方
向輝度信号非相関エネルギDYHをa倍(a:整数)したも
のと上記水平方向色信号非相関エネルギDCHをb倍(b:
整数)したもののうち大きい方を水平方向非相関エネル
ギDH1として検出する第1の水平方向非相関エネルギー
検出手段と、上記水平方向輝度信号非相関エネルギDYH
をe1倍(e1:整数)したものと上記水平方向色信号非相
関エネルギDCHをf1倍(f1:整数)したもののうち大き
い方を水平方向非相関エネルギDH21として検出する第2
の水平方向非相関エネルギー検出手段と、上記水平方向
輝度信号非相関エネルギDYHをe2倍(e2:整数)したも
のと上記水平方向色信号非相関エネルギDCHをf2倍(f2
倍:整数)したもののうち大きい方を水平方向非相関エ
ネルギDH22として検出する第3の水平方向非相関エネル
ギー検出手段と、上記垂直方向輝度信号非相関エネルギ
DYVをc倍(c:整数)したものと上記垂直方向色信号非
相関エネルギDCVをd倍(d:整数)したもののうち大き
い方を垂直方向非相関エネルギーDVとして検出する垂直
方向非相関エネルギー検出手段と、DCV≧m1・DH21また
はDYV≧m2・DH22(m1、m2:整数)の不等式が成り立つ
ときには上記第1の色信号を選択し、DH1≧n・DV(n:
整数)の不等式が成り立つときには上記第2の色信号を
選択し、上記二つの不等式がいずれも成り立たないとき
には上記第3の色信号を選択するように色信号選択手段
を制御する色信号抽出手段とで構成されていることを特
徴とする輝度信号色信号分離フィルタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19748290A JP2508899B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 輝度信号色信号分離フィルタ |
GB9115409A GB2247806B (en) | 1990-07-23 | 1991-07-17 | Brightness signal/color signal separating filter |
DE4124698A DE4124698A1 (de) | 1990-07-23 | 1991-07-22 | Helligkeitssignal/farbsignal-trennfilter |
US08/228,572 US5416531A (en) | 1990-07-23 | 1994-04-15 | Brightness signal/color signal separating filter including image correction judging circuit |
US08/249,099 US5392075A (en) | 1990-07-23 | 1994-04-28 | Brightness signal/color signal separation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19748290A JP2508899B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 輝度信号色信号分離フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0481192A JPH0481192A (ja) | 1992-03-13 |
JP2508899B2 true JP2508899B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=16375213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19748290A Expired - Fee Related JP2508899B2 (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 輝度信号色信号分離フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508899B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3216365B2 (ja) * | 1993-10-21 | 2001-10-09 | 松下電器産業株式会社 | Y/c分離装置 |
JP3216364B2 (ja) * | 1993-10-21 | 2001-10-09 | 松下電器産業株式会社 | Y/c分離装置 |
JP3227941B2 (ja) * | 1993-10-22 | 2001-11-12 | 松下電器産業株式会社 | 色度信号分離装置 |
-
1990
- 1990-07-23 JP JP19748290A patent/JP2508899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0481192A (ja) | 1992-03-13 |
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