JP3216365B2 - Ｙ／ｃ分離装置 - Google Patents
Ｙ／ｃ分離装置Info
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- JP3216365B2 JP3216365B2 JP26339993A JP26339993A JP3216365B2 JP 3216365 B2 JP3216365 B2 JP 3216365B2 JP 26339993 A JP26339993 A JP 26339993A JP 26339993 A JP26339993 A JP 26339993A JP 3216365 B2 JP3216365 B2 JP 3216365B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/77—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
- H04N9/78—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＮＴＳＣ方式の複合カ
ラーテレビジョン信号から輝度信号と色度信号を分離す
るＹ／Ｃ分離装置に関するものである。
ラーテレビジョン信号から輝度信号と色度信号を分離す
るＹ／Ｃ分離装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、デジタル信号処理技術の発達にと
もない、複合カラーテレビジョン信号から輝度信号と色
度信号に分離するＹ／Ｃ分離装置においては、着目信号
と水平もしくは垂直方向近傍点との相関の有無に応じて
複数のフィルタを選択する適応型Ｙ／Ｃ分離装置が用い
られている。
もない、複合カラーテレビジョン信号から輝度信号と色
度信号に分離するＹ／Ｃ分離装置においては、着目信号
と水平もしくは垂直方向近傍点との相関の有無に応じて
複数のフィルタを選択する適応型Ｙ／Ｃ分離装置が用い
られている。
【０００３】以下、図面を参照しながら、従来のＹ／Ｃ
分離装置について説明する。図５は従来のＹ／Ｃ分離装
置の一構成例である。図５において、５０１は複合カラ
ーテレビジョン信号（以下、ＶＢＳ信号と記す）の色度
信号成分を抽出する帯域通過フィルタ（以下、ＢＰＦと
記す）、５０２，５０３，５０４は信号を１水平期間遅
延させる１Ｈラインメモリー、５０５はＢＰＦ５０１の
出力とＢＰＦ５０１の出力を１水平期間遅延させた信号
より色度信号を分離するコムフィルタ、５０６はＢＰＦ
５０１の出力を１水平期間遅延させた信号とＢＰＦ５０
１の出力を２水平期間遅延させた信号より色度信号を分
離するコムフィルタ、５０７はＢＰＦ５１の出力とＢＰ
Ｆ５０１の出力を１水平期間遅延させた信号を加算する
加算器、５０８はＢＰＦ５０１の出力を１水平期間遅延
させた信号とＢＰＦ５０１の出力を２水平期間遅延させ
た信号を加算する加算器、５０９，５１０は前記加算器
の出力信号の絶対値を求める絶対値回路、５１１，５１
２は前記絶対値回路の出力を平滑する平滑回路、５１３
は前記平滑回路の出力を比較して相関の大小を求める比
較器、５１４は前記比較器の出力をコムフィルタの混合
係数に変換するの変換回路、５１５は前記２種類のコム
フィルタの出力を変換回路５１４の出力に応じて選択混
合する混合回路、５１６は前記混合回路の出力である色
度信号を帯域制限する帯域制限ＢＰＦ，５１７は最終的
な色度信号である前記帯域制限ＢＰＦの出力をＶＢＳ信
号を１水平期間遅延させた信号より減算し輝度信号を求
める減算器である。
分離装置について説明する。図５は従来のＹ／Ｃ分離装
置の一構成例である。図５において、５０１は複合カラ
ーテレビジョン信号（以下、ＶＢＳ信号と記す）の色度
信号成分を抽出する帯域通過フィルタ（以下、ＢＰＦと
記す）、５０２，５０３，５０４は信号を１水平期間遅
延させる１Ｈラインメモリー、５０５はＢＰＦ５０１の
出力とＢＰＦ５０１の出力を１水平期間遅延させた信号
より色度信号を分離するコムフィルタ、５０６はＢＰＦ
５０１の出力を１水平期間遅延させた信号とＢＰＦ５０
１の出力を２水平期間遅延させた信号より色度信号を分
離するコムフィルタ、５０７はＢＰＦ５１の出力とＢＰ
Ｆ５０１の出力を１水平期間遅延させた信号を加算する
加算器、５０８はＢＰＦ５０１の出力を１水平期間遅延
させた信号とＢＰＦ５０１の出力を２水平期間遅延させ
た信号を加算する加算器、５０９，５１０は前記加算器
の出力信号の絶対値を求める絶対値回路、５１１，５１
２は前記絶対値回路の出力を平滑する平滑回路、５１３
は前記平滑回路の出力を比較して相関の大小を求める比
較器、５１４は前記比較器の出力をコムフィルタの混合
係数に変換するの変換回路、５１５は前記２種類のコム
フィルタの出力を変換回路５１４の出力に応じて選択混
合する混合回路、５１６は前記混合回路の出力である色
度信号を帯域制限する帯域制限ＢＰＦ，５１７は最終的
な色度信号である前記帯域制限ＢＰＦの出力をＶＢＳ信
号を１水平期間遅延させた信号より減算し輝度信号を求
める減算器である。
【０００４】以上のように構成されたＹ／Ｃ分離装置に
ついて、その動作を説明する。まず、ＶＢＳ信号はＢＰ
Ｆ５０１によって色度信号成分が抽出される。抽出され
た色度信号成分は各々１Ｈラインメモリー５０２，５０
３によって１水平期間及び２水平期間遅延させられる。
合計３ラインの信号を用いて２種類のコムフィルタ５０
５，５０６を形成する。コムフィルタは各ライン間の差
を求めているため、出力信号は色度信号となる。また前
記３ライン分の信号を用いてライン間の和を求める。そ
の後、各々の信号の絶対値の平滑値を求め、その成分の
大小を比較する。値が小さい程垂直相関があることにな
る。比較結果は変換回路５１４でコムフィルタの混合係
数に変換される。混合回路５１５では前記混合係数に応
じて各コムフィルタの出力を選択混合して最適な色度信
号を得る。得られた色度信号は帯域制限ＢＰＦ５１６で
帯域制限される。帯域制限ＢＰＦ５１６の出力が最終的
な色度信号となり、ＶＢＳ信号を１Ｈラインメモリー５
０４によって時間補償された信号より減算することによ
り輝度信号を得ることが出来る。
ついて、その動作を説明する。まず、ＶＢＳ信号はＢＰ
Ｆ５０１によって色度信号成分が抽出される。抽出され
た色度信号成分は各々１Ｈラインメモリー５０２，５０
３によって１水平期間及び２水平期間遅延させられる。
合計３ラインの信号を用いて２種類のコムフィルタ５０
５，５０６を形成する。コムフィルタは各ライン間の差
を求めているため、出力信号は色度信号となる。また前
記３ライン分の信号を用いてライン間の和を求める。そ
の後、各々の信号の絶対値の平滑値を求め、その成分の
大小を比較する。値が小さい程垂直相関があることにな
る。比較結果は変換回路５１４でコムフィルタの混合係
数に変換される。混合回路５１５では前記混合係数に応
じて各コムフィルタの出力を選択混合して最適な色度信
号を得る。得られた色度信号は帯域制限ＢＰＦ５１６で
帯域制限される。帯域制限ＢＰＦ５１６の出力が最終的
な色度信号となり、ＶＢＳ信号を１Ｈラインメモリー５
０４によって時間補償された信号より減算することによ
り輝度信号を得ることが出来る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、求められた色度信号を帯域制限する帯
域制限ＢＰＦの特性が一定なため、帯域を広くすると色
のトランジェントは良いが、垂直方向の相関が無い場合
クロスカラー妨害が目立ち、帯域を狭くすると垂直方向
の相関が無い場合クロスカラー妨害は抑圧されるが色の
トランジェントが悪いという課題を有していた。
ような構成では、求められた色度信号を帯域制限する帯
域制限ＢＰＦの特性が一定なため、帯域を広くすると色
のトランジェントは良いが、垂直方向の相関が無い場合
クロスカラー妨害が目立ち、帯域を狭くすると垂直方向
の相関が無い場合クロスカラー妨害は抑圧されるが色の
トランジェントが悪いという課題を有していた。
【０００６】本発明は、上記課題に鑑み、色のトランジ
ェントを確保しつつクロスカラー妨害を抑圧することが
できるＹ／Ｃ分離装置を提供するものである。
ェントを確保しつつクロスカラー妨害を抑圧することが
できるＹ／Ｃ分離装置を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のＹ／Ｃ分離装置は、複合カラーテレビジョ
ン信号を入力として一水平期間遅延させる遅延器を複数
個従属接続し、中央の遅延器の出力を着目信号とし、前
記着目信号と垂直方向近傍点との相関を求める相関検出
回路と、前記着目信号の一遅延時間前の複合カラーテレ
ビジョン信号と前記着目信号とが入力され色度信号を分
離する第１のコムフィルタと、前記着目信号の一遅延時
間後の複合カラーテレビジョン信号と前記着目信号とが
入力され色度信号を分離する第２のコムフィルタと、前
記第１のコムフィルタと第２のコムフィルタからの出力
色度信号を混合する第１の混合回路と、前記混合回路か
ら出力される色度信号を帯域制限する複数の帯域制限フ
ィルタ回路と、前記複数の帯域制限フィルタ回路から出
力される帯域制限された複数の色度信号を混合する第２
の混合回路とを備え、前記着目信号と垂直方向近傍点と
の相関に応じて前記相関検出回路から出力される制御信
号により前記複数のコムフィルタからの出力を混合する
前記第１の混合回路の混合係数及び前記複数の帯域制限
フィルタの出力を混合する第２の混合回路の混合係数が
それぞれ制御されるようにしたものである。
に、本発明のＹ／Ｃ分離装置は、複合カラーテレビジョ
ン信号を入力として一水平期間遅延させる遅延器を複数
個従属接続し、中央の遅延器の出力を着目信号とし、前
記着目信号と垂直方向近傍点との相関を求める相関検出
回路と、前記着目信号の一遅延時間前の複合カラーテレ
ビジョン信号と前記着目信号とが入力され色度信号を分
離する第１のコムフィルタと、前記着目信号の一遅延時
間後の複合カラーテレビジョン信号と前記着目信号とが
入力され色度信号を分離する第２のコムフィルタと、前
記第１のコムフィルタと第２のコムフィルタからの出力
色度信号を混合する第１の混合回路と、前記混合回路か
ら出力される色度信号を帯域制限する複数の帯域制限フ
ィルタ回路と、前記複数の帯域制限フィルタ回路から出
力される帯域制限された複数の色度信号を混合する第２
の混合回路とを備え、前記着目信号と垂直方向近傍点と
の相関に応じて前記相関検出回路から出力される制御信
号により前記複数のコムフィルタからの出力を混合する
前記第１の混合回路の混合係数及び前記複数の帯域制限
フィルタの出力を混合する第２の混合回路の混合係数が
それぞれ制御されるようにしたものである。
【０００８】
【作用】本発明は、上記の構成により、色のトランジェ
ントを確保しつつクロスカラー妨害を抑圧したＹ／Ｃ分
離ができる。
ントを確保しつつクロスカラー妨害を抑圧したＹ／Ｃ分
離ができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１から
図４を用いて説明する。
図４を用いて説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例におけるＹ／Ｃ分
離装置の構成図を示すものである。また図２は本発明の
一実施例におけるコムフィルタの構成図、図３は本発明
の一実施例における相関検出回路の構成図、図４は本発
明の一実施例における広帯域ＢＰＦ１１，狭帯域ＢＰＦ
１２の周波数特性である。
離装置の構成図を示すものである。また図２は本発明の
一実施例におけるコムフィルタの構成図、図３は本発明
の一実施例における相関検出回路の構成図、図４は本発
明の一実施例における広帯域ＢＰＦ１１，狭帯域ＢＰＦ
１２の周波数特性である。
【００１１】図１において、１はＶＢＳ信号の色度信号
成分を抽出するＢＰＦ、２，３，４は信号を１水平期間
遅延させる１Ｈラインメモリー、５はＢＰＦ１の出力と
ＢＰＦ１の出力を１水平期間遅延させた信号より色度信
号を分離するコムフィルタ、６はＢＰＦ１の出力を１水
平期間遅延させた信号とＢＰＦ１の出力を２水平期間遅
延させた信号より色度信号を分離するコムフィルタ、７
はＢＰＦ１の出力とＢＰＦ１の出力を１水平期間遅延さ
せた信号を加算する加算器、８はＢＰＦ１の出力を１水
平期間遅延させた信号とＢＰＦ１の出力を２水平期間遅
延させた信号を加算する加算器、９は前記加算器の出力
を入力として相関をもとめ混合係数を出力する相関検出
回路、１０は前記２種類のコムフィルタの出力を相関値
に応じて選択混合する第１の混合回路、１１は前記混合
回路１の出力である色度信号を広帯域に帯域制限する広
帯域ＢＰＦ，１２は前記混合回路１の出力である色度信
号を狭帯域に帯域制限する狭帯域ＢＰＦ、１３は前記２
種類のＢＰＦの出力を相関値に応じて選択混合する第２
の混合回路、１４は最終的な色度信号である前記第２の
混合回路の出力をＶＢＳ信号を１水平期間遅延させた信
号より減算し輝度信号を求める減算器である。
成分を抽出するＢＰＦ、２，３，４は信号を１水平期間
遅延させる１Ｈラインメモリー、５はＢＰＦ１の出力と
ＢＰＦ１の出力を１水平期間遅延させた信号より色度信
号を分離するコムフィルタ、６はＢＰＦ１の出力を１水
平期間遅延させた信号とＢＰＦ１の出力を２水平期間遅
延させた信号より色度信号を分離するコムフィルタ、７
はＢＰＦ１の出力とＢＰＦ１の出力を１水平期間遅延さ
せた信号を加算する加算器、８はＢＰＦ１の出力を１水
平期間遅延させた信号とＢＰＦ１の出力を２水平期間遅
延させた信号を加算する加算器、９は前記加算器の出力
を入力として相関をもとめ混合係数を出力する相関検出
回路、１０は前記２種類のコムフィルタの出力を相関値
に応じて選択混合する第１の混合回路、１１は前記混合
回路１の出力である色度信号を広帯域に帯域制限する広
帯域ＢＰＦ，１２は前記混合回路１の出力である色度信
号を狭帯域に帯域制限する狭帯域ＢＰＦ、１３は前記２
種類のＢＰＦの出力を相関値に応じて選択混合する第２
の混合回路、１４は最終的な色度信号である前記第２の
混合回路の出力をＶＢＳ信号を１水平期間遅延させた信
号より減算し輝度信号を求める減算器である。
【００１２】図２において、２０１はＢＰＦ１の出力を
１水平期間遅延させた信号、２０２は信号２０１と１水
平期間離れた信号、２０３は前記信号２０１から信号２
０２を減算する減算器、２０４は減算器２０３の出力を
１／２にする除算器、２０５は求められた色度信号であ
る。
１水平期間遅延させた信号、２０２は信号２０１と１水
平期間離れた信号、２０３は前記信号２０１から信号２
０２を減算する減算器、２０４は減算器２０３の出力を
１／２にする除算器、２０５は求められた色度信号であ
る。
【００１３】図３において、３０１，３０２はＶＢＳ信
号の色度信号成分のライン間の加算信号、３０３，３０
４は前記加算信号の絶対値を求める絶対値回路、３０
５，３０６は前記絶対値回路の出力を平滑する平滑回
路、３０７は前記平滑回路の出力の大小を比較する比較
器、３０８は前記平滑回路の出力の最小値を選択する選
択回路、３０９は前記比較器の出力をコムフィルタの混
合係数に変換する第１の変換回路、３１０は前記選択回
路の出力を帯域制限ＢＰＦの混合係数に変換する第２の
変換回路、３１１はコムフィルタの混合割合を決める第
１の混合係数、３１２はＢＰＦの混合割合を決める第２
の混合係数である。
号の色度信号成分のライン間の加算信号、３０３，３０
４は前記加算信号の絶対値を求める絶対値回路、３０
５，３０６は前記絶対値回路の出力を平滑する平滑回
路、３０７は前記平滑回路の出力の大小を比較する比較
器、３０８は前記平滑回路の出力の最小値を選択する選
択回路、３０９は前記比較器の出力をコムフィルタの混
合係数に変換する第１の変換回路、３１０は前記選択回
路の出力を帯域制限ＢＰＦの混合係数に変換する第２の
変換回路、３１１はコムフィルタの混合割合を決める第
１の混合係数、３１２はＢＰＦの混合割合を決める第２
の混合係数である。
【００１４】以上のように構成されたＹ／Ｃ分離装置に
ついて、以下図１、図２、図３及び図４を用いてその動
作を説明する。
ついて、以下図１、図２、図３及び図４を用いてその動
作を説明する。
【００１５】まず、ＶＢＳ信号はＢＰＦ１によって色度
信号成分が抽出される。抽出された色度信号成分は各々
１Ｈラインメモリー２，３によって１水平期間、２水平
期間遅延させられる。合計３ラインの信号を用いて２種
類のコムフィルタ５，６を形成する。コムフィルタは１
ライン間の差を求めているため、出力信号は色度信号と
なる。また前記３ライン分の信号は各ライン間の和を求
めて相関検出回路９に入力される。相関検出回路９では
各々の信号の絶対値の平滑を求めてその成分の大小を比
較する。比較結果は第１の変換回路３０９でコムフィル
タの混合係数３１１に変換される。また、平滑後の信号
の小さい方を選択して第２の変換回路３１０で帯域制限
ＢＰＦの混合係数３１２に変換される。第１の混合回路
１０では相関検出回路９で求められた図３の混合係数３
１１に応じてコムフィルタの出力を選択混合して最適な
色度信号を得る。得られた色度信号は広帯域ＢＰＦ１１
及び狭帯域ＢＰＦ１２に入力される。広帯域ＢＰＦ１１
では図４（ａ）に示すように広帯域に帯域制限を、狭帯
域ＢＰＦ１２では図４（ｂ）に示すように狭帯域に帯域
制限をする。広帯域ＢＰＦ１１及び狭帯域ＢＰＦ１２の
出力を相関検出回路９で求められた図３の混合係数３１
２に応じて第２の混合回路１３で選択混合をする。ここ
で垂直に相関がある場合は広帯域ＢＰＦ１１の出力に比
重をおき、垂直相関が無い場合には狭帯域ＢＰＦ１２の
出力に比重をおく。
信号成分が抽出される。抽出された色度信号成分は各々
１Ｈラインメモリー２，３によって１水平期間、２水平
期間遅延させられる。合計３ラインの信号を用いて２種
類のコムフィルタ５，６を形成する。コムフィルタは１
ライン間の差を求めているため、出力信号は色度信号と
なる。また前記３ライン分の信号は各ライン間の和を求
めて相関検出回路９に入力される。相関検出回路９では
各々の信号の絶対値の平滑を求めてその成分の大小を比
較する。比較結果は第１の変換回路３０９でコムフィル
タの混合係数３１１に変換される。また、平滑後の信号
の小さい方を選択して第２の変換回路３１０で帯域制限
ＢＰＦの混合係数３１２に変換される。第１の混合回路
１０では相関検出回路９で求められた図３の混合係数３
１１に応じてコムフィルタの出力を選択混合して最適な
色度信号を得る。得られた色度信号は広帯域ＢＰＦ１１
及び狭帯域ＢＰＦ１２に入力される。広帯域ＢＰＦ１１
では図４（ａ）に示すように広帯域に帯域制限を、狭帯
域ＢＰＦ１２では図４（ｂ）に示すように狭帯域に帯域
制限をする。広帯域ＢＰＦ１１及び狭帯域ＢＰＦ１２の
出力を相関検出回路９で求められた図３の混合係数３１
２に応じて第２の混合回路１３で選択混合をする。ここ
で垂直に相関がある場合は広帯域ＢＰＦ１１の出力に比
重をおき、垂直相関が無い場合には狭帯域ＢＰＦ１２の
出力に比重をおく。
【００１６】第２の混合回路１３の出力が最終的な色度
信号となり、ＶＢＳ信号を１Ｈラインメモリー４によっ
て時間補償された信号より減算することにより輝度信号
を得ることが出来る。
信号となり、ＶＢＳ信号を１Ｈラインメモリー４によっ
て時間補償された信号より減算することにより輝度信号
を得ることが出来る。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複合カラ
ーテレビジョン信号を入力として一水平期間遅延させる
遅延器を複数個従属接続し、中央の遅延器の出力を着目
信号とし、前記着目信号と垂直方向近傍点との相関を求
める相関検出回路と、前記複合カラーテレビジョン信号
から色度信号を分離するコムフィルタと、前記コムフィ
ルタで求められた色度信号を帯域制限する複数の帯域制
限フィルタと、前記着目信号と垂直方向近傍点との相関
に応じて複数の帯域制限フィルタの出力を混合する混合
回路を設けることにより、色のトランジェントを確保し
つつクロスカラー妨害を抑圧したＹ／Ｃ分離ができる。
ーテレビジョン信号を入力として一水平期間遅延させる
遅延器を複数個従属接続し、中央の遅延器の出力を着目
信号とし、前記着目信号と垂直方向近傍点との相関を求
める相関検出回路と、前記複合カラーテレビジョン信号
から色度信号を分離するコムフィルタと、前記コムフィ
ルタで求められた色度信号を帯域制限する複数の帯域制
限フィルタと、前記着目信号と垂直方向近傍点との相関
に応じて複数の帯域制限フィルタの出力を混合する混合
回路を設けることにより、色のトランジェントを確保し
つつクロスカラー妨害を抑圧したＹ／Ｃ分離ができる。
【図１】本発明の一実施例におけるＹ／Ｃ分離装置の構
成図
成図
【図２】本発明の一実施例におけるコムフィルタの構成
図
図
【図３】本発明の一実施例における相関検出回路の構成
図
図
【図４】本発明の一実施例における広帯域ＢＰＦ及び狭
帯域ＢＰＦの周波数特性図
帯域ＢＰＦの周波数特性図
【図５】従来のＹ／Ｃ分離装置の構成図
１ ＢＰＦ１ ２，３，４ １Ｈラインメモリー ５，６ コムフィルタ ７，８ 加算器 ９ 相関検出回路 １０ 混合回路１ １１ 広帯域ＢＰＦ １２ 狭帯域ＢＰＦ １３ 混合回路２ １４ 減算器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−30085（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−86790（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−137786（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−141190（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−155590（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 9/44 - 9/78
Claims (1)
- 【請求項１】 複合カラーテレビジョン信号を入力とし
て一水平期間遅延させる遅延器を複数個従属接続し、中
央の遅延器の出力を着目信号とし、前記着目信号と垂直
方向近傍点との相関を求める相関検出回路と、前記着目
信号の一遅延時間前の複合カラーテレビジョン信号と前
記着目信号とが入力され色度信号を分離する第１のコム
フィルタと、前記着目信号の一遅延時間後の複合カラー
テレビジョン信号と前記着目信号とが入力され色度信号
を分離する第２のコムフィルタと、前記第１のコムフィ
ルタと第２のコムフィルタからの出力色度信号を混合す
る第１の混合回路と、前記混合回路から出力される色度
信号を帯域制限する複数の帯域制限フィルタ回路と、前
記複数の帯域制限フィルタ回路から出力される帯域制限
された複数の色度信号を混合する第２の混合回路とを備
え、前記着目信号と垂直方向近傍点との相関に応じて前
記相関検出回路から出力される制御信号により前記複数
のコムフィルタからの出力を混合する前記第１の混合回
路の混合係数及び前記複数の帯域制限フィルタの出力を
混合する第２の混合回路の混合係数がそれぞれ制御され
るようにしたことを特徴とするＹ／Ｃ分離装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26339993A JP3216365B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | Ｙ／ｃ分離装置 |
| GB9420451A GB2283146B (en) | 1993-10-21 | 1994-10-11 | Luminance and chrominance signal separating apparatus |
| US08/326,694 US5654770A (en) | 1993-10-21 | 1994-10-20 | Luminance and chrominance signal separator using correlation detection |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26339993A JP3216365B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | Ｙ／ｃ分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07123438A JPH07123438A (ja) | 1995-05-12 |
| JP3216365B2 true JP3216365B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17388963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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