JP2608634B2 - 輝度信号色信号分離フィルタ - Google Patents

輝度信号色信号分離フィルタ

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JP2608634B2
JP2608634B2 JP3034382A JP3438291A JP2608634B2 JP 2608634 B2 JP2608634 B2 JP 2608634B2 JP 3034382 A JP3034382 A JP 3034382A JP 3438291 A JP3438291 A JP 3438291A JP 2608634 B2 JP2608634 B2 JP 2608634B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばNTSC方式の
複合テレビジョン信号から輝度信号と色信号とを分離す
る輝度信号色信号分離フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のNTSC方式輝度信号色
信号分離フィルタのブロック回路図である。図におい
て、1はNTSC方式の複合カラーテレビジョン信号
が、入力される入力端子、2はアナログの複合カラーテ
レビジョン信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器、3,4は第1、第2の1ライン遅延回路、5は補償
遅延回路、6は垂直方向フィルタ、7は帯域フィルタ、
8,10は出力端子、9は減算回路である。
【0003】次に動作について説明する。入力端子1に
入力された複合カラーテレビジョン信号は、A/D変換
器2でデジタル信号201に変換され、垂直方向フィル
タ6および第1の1ライン遅延回路3に入力される。第
1の1ライン遅延回路3の出力202は、第2の1ライ
ン遅延回路4、補償遅延回路5および垂直方向フィルタ
6に入力され、第2の1ライン遅延回路4でさらに1ラ
イン分遅延された出力203は垂直方向フィルタ6に入
力される。
【0004】垂直方向フィルタ6は、通常2ライン型く
し型フィルタと呼ばれるフィルタで構成され、その出力
204は帯域フィルタ7に入力される。
【0005】帯域フィルタ7の出力205は、色信号と
して出力端子8から導出されるとともに、減算回路9の
一方の入力端に入力される。この減算回路9の他方の入
力端には、補償回路5の出力206が入力される。この
補償遅延回路5は帯域フィルタ7における遅延を補償す
るための回路である。そして減算回路9からは輝度信号
207が出力され、出力端子10から導出される。
【0006】次に、NTSC方式の複合カラーテレビジ
ョン信号に対する従来のフィルタの動作について説明す
る。
【0007】A/D変換器2において、標本化周波数f
s =4・fsc(fscは色副搬送周波数)にて色副搬送波
に同期標本化された複合カラーテレビジョン信号201
は、画面上で図17に示すような2次元配列となる。す
なわち、fsc=(455/2)fH であるから、ライン
ごとに色信号Cの位相が180゜反転したものを1周期
に4サンプル抽出したものとなる。図中、Yは輝度信
号、C1,C2は色信号を示しており、白丸はY+C
1、斜線入り丸はY−C1、白三角はY+C2、斜線入
り三角はY−C2である。
【0008】今、1サンプルの遅延および1ラインの遅
延を表わす記号として、それぞれZ変換を用いてZ-1
よび l を用いることとする。ここで、
【0009】
【数1】
【0010】を用いることとする。ここで、 -1 =exp(−j2πf/4f SC である。また、fSC=(455/2)fH であるから
【0011】
【数2】
【0012】となる。
【0013】垂直方向フィルタ6は、現在の入力信号2
01と、1ライン遅延信号202と、2ライン遅延信号
203とから、色信号Cを含めたラインごとに支援する
ライン支援信号204を抽出する。
【0014】この場合の垂直方向フィルタ6の伝達関数
V (Z)は、
【0015】
【数3】
【0016】となる。すなわち、図17の画面上で座標
(m,n)のライン支援信号HC (m,n)204を、
【0017】
【数4】
【0018】として抜き取ることになる。このライン支
援信号204は輝度信号Yも含むため、帯域フィルタ7
によって、域成分である色信号C(m,n)205を
ライン支援信号Hc(m,n)204から分離する。そ
して、これにより得られた色信号C(m,n)205は
減算回路9に送られる。減算回路9は、1ライン遅延信
号202を帯域フィルタ7に応じて補償遅延回路5で遅
延させた信号S(m,n)206から色信号C(m,
n)205を差し引き、次のごとく輝度信号Y(m,
n)207を分離する。 Y(m,n)=S(m,n)−C(m,n)
【0019】この場合の帯域フィルタ7の伝達関数Hh
(Z)は、例えば、 Hh(Z)=(−1/32)(1−Z-22(1+Z-42(1+Z-8) として構成できる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の輝度信号色信号
分離フィルタは、垂直方向フィルタと水平方向フィルタ
の特性を組合わせ、垂直方向、水平方向ともに帯域フィ
ルタ7により輝度信号Yと色信号Cとを分離するので、
画像の輝度および色の変化が激しい領域においては、輝
度信号Yと色信号Cが相互のチャンネルに漏れ、このた
め特にドット妨害等の再生画像の画質劣化を生ずるなど
の問題点があった。
【0021】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、テレビジョン信号に急激な変化
が生じても、正確な輝度信号と色信号の分離を行うこと
のできる輝度信号色信号分離フィルタを得ることを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる輝度信
号色信号分離フィルタは、水平走査周波数に同期した周
波数で標本化された複合映像信号を1ラインづつ、また
は2ラインづつ延長させて注目標本点およびその周囲の
複数の参照標本点の各標本値を抽出する手段と、上記注
目標本点の標本値から水平方向の色副搬送波の成分に相
当する周波数成分を抽出して、第1の色信号を得る水平
方向色信号抽出フィルタと、上記注目標本点および参照
標本点の各標本値から垂直方向の色副搬送波の成分に相
当する周波数成分を抽出して、第2の色信号を得る垂直
方向色信号抽出フィルタと、上記標本点および参照標本
点の各標本値から垂直方向および水平方向の色副搬送波
の成分に相当する周波数成分を抽出して、第3の色信号
を得る水平・垂直方向色信号抽出フィルタと、上記注目
標本点および参照標本点の各標本値から水平方向および
垂直方向の非相関エネルギを検出し、これらの非相関エ
ネルギ同士を比較して水平方向および垂直方向の相関の
強弱を求め、水平方向の相関が強ければ上記水平方向色
信号抽出フィルタからの上記第1の色信号を選択し、垂
直方向の相関が強ければ上記垂直方向色信号抽出フィル
タからの上記第2の色信号を選択し、水平方向および垂
直方向のどちらの相関も強ければ上記水平・垂直方向色
信号抽出フィルタからの上記第3の色信号を選択する旨
の色信号選択信号を出力する画像相関判定手段と、該画
像相関判定手段からの上記色信号選択信号が示す選択情
報に従い上記第1ないし第3の色信号を選択し色信号と
して出力するスイッチ回路と、上記注目標本点の標本値
から上記スイッチ回路で選択された色信号を減算して輝
度信号を出力する減算器とを備えたことを特徴とするも
のであり、また、上記画像相関検出手段に、上記注目標
本点および参照標本点の各標本値から水平方向の輝度信
号の非相関エネルギDYHを検出する水平方向輝度信号非
相関エネルギー検出手段と、上記注目標本点の標本値か
ら水平方向の色信号の非相関エネルギDCHを検出する水
平方向色信号非相関エネルギー検出手段と、上記注目標
本点および参照標本点の各標本値から垂直方向の輝度信
号の非相関エネルギDYVを検出する垂直方向輝度信号非
相関エネルギー検出手段と、上記参照標本点の各標本値
から垂直方向の色信号の非相関エネルギDCVを検出する
垂直方向色信号非相関エネルギー検出手段と、これらの
非相関エネルギDyv' CH' yvおよびDCVを比較して
水平方向と垂直方向の相関の強弱を判定し、この判定結
果にもとづいて上記第1〜第3の色信号のうち相関の強
い色信号を選択することを指示する上記色信号選択信号
を送出する手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0023】
【作用】この発明における画像相関判定手段は、注目標
本点の標本値が垂直方向の相関が弱く、かつ水平方向の
相関が強いときには水平方向色信号抽出フィルタによっ
て抽出した第1の色信号を選択し、注目標本点の標本値
が水平方向の相関が弱くかつ垂直方向の相関が強いとき
には垂直方向色信号抽出フィルタによって抽出した第2
の色信号を選択し、そのどちらでもないときは、水平垂
直方向色信号抽出フィルタによって抽出した第3の色信
号を選択する色信号選択を行う。このため垂直方向に画
像の変化が激しい領域における輝度信号と色信号の相互
のチャンネルへの漏れの影響が減少し、ドット妨害を軽
減することができる。
【0024】
【実施例】実施例1. 図1は請求項1,2に係る発明の一実施例を示す概略ブ
ロック図であり、11は入力端子で、NTSC方式の複
合カラーテレビジョン信号が与えられる。12はA/D
変換器で、入力端子11から入力されるアナログの複合
カラーテレビジョン信号をデジタル信号に変換する。1
3はA/D変換器12の出力信号を入力する第1の1ラ
イン遅延回路、14は第2の1ライン遅延回路、15は
補償遅延回路、16は垂直方向色信号抽出フィルタ、1
7は水平・垂直方向色信号抽出フィルタ、18は画像相
関判定回路、19は水平方向色信号抽出フィルタ、20
は補償遅延回路、21は補償遅延回路、22は補償遅延
回路、23はスイッチ回路、24はスイッチ回路23の
出力端子、25は減算回路、26は減算回路25の出力
端子である。
【0025】図2は図1中の画像相関判定回路18の一
実施例を示すブロック回路図であり、同図において、2
7は水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路、28は
水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路、29は垂
直方向色信号非相関エネルギー抽出回路、30は垂直方
向輝度信号非相関エネルギー抽出回路、35,36,3
7は比較回路、38は判定回路、71,72,73a,
73b,74a,74b,77,78,79a,79
b,80は乗算回路、31〜34は加算回路である。図
1におけるA/D変換器12の出力信号101は、図2
において水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路2
8と垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回路29およ
び垂直方向輝度信号非相関エネルギー検出回路30に与
えられる。
【0026】第1の1ライン遅延回路13の出力信号1
02は水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路27と
水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路28および
垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路30に与え
られる。
【0027】第2の1ライン遅延回路14の出力信号1
03は水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路28
と垂直方向色信号非相関エネルギー検出回路29および
垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路30に与え
られる。
【0028】水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路
27の出力信号DCHは三方に分かれ、一方は乗算器7
2により定数bが乗ぜられたのち加算回路31に与えら
れ、もう一方は乗算器74aにより定数f1が乗ぜられ
たのち加算回路32に与えられ、他方は乗算器74bに
より定数f2が乗ぜられたのち加算回路33に与えられ
る。水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路28の
出力信号DYHは三方に分かれ、一方は乗算器71によ
り定数aが乗ぜられたのち加算回路31に与えられ、も
う一方は乗算器73aにより定数e1が乗ぜられたのち
加算回路32に与えられ、他方は乗算器73bにより定
数e2が乗ぜられたのち加算回路33に与えられる。垂
直方向色信号非相関エネルギー29の出力信号DCVは
二方に分かれ、一方は比較回路36に与えられ、他方は
乗算器78により定数dが乗ぜられたのち加算回路34
に与えられる。垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽出
回路の出力信号DYVは二方に分かれ、一方は比較回路
37に与えられ、他方は乗算器77により定数cが乗ぜ
られたのち加算回路34に与えられる。
【0029】加算回路31の出力信号は第1の水平方向
非相関エネルギDH1として比較回路35に与えられ
る。加算回路32の出力信号は第2の水平方向非相関エ
ネルギDH21として、乗算器79aにより定数m1が
乗ぜられたのち比較回路36に与えられる。加算回路3
3の出力信号は第3の水平方向非相関エネルギDH22
として、乗算器79bにより定数m2が乗ぜられたのち
比較回路37に与えられる。加算回路34の出力信号は
垂直方向非相関エネルギDVとして、乗算器80により
定数nが乗ぜられたのち比較回路35に与えられる。
【0030】比較回路35は第1の水平方向非相関エネ
ルギDH1と、垂直方向非相関エネルギDVに定数nを
乗じたn・DVの大小を比較し、DH1≧n・DVのと
きには出力信号114をハイレベルとし、それ以外のと
きはローレベルとする。比較回路36は垂直方向色信号
非相関エネルギーDCVと第2の水平方向非相関エネル
ギDH21に定数m1を乗じたm1・DH21の大小を
比較し、DCV≧m1・DH21のときには出力信号1
15をハイレベルとし、それ以外のときはローレベルと
する。比較回路37は垂直方向輝度信号非相関エネルギ
DYVと、第3の水平方向非相関エネルギDH22に定
数m2を乗じたm2・DH22の大小を比較し、DYV
≧m2・DH22のときには出力信号116をハイレベ
ルとし、それ以外のときはローレベルとする。比較回路
35の出力信号114と比較回路36の出力信号115
と比較回路37の出力信号116は判定回路38に与え
られる。この判定回路38の出力信号110は画像相関
判定回路18の出力として送出される。
【0031】図3は図2中の判定回路38の一実施例を
示すブロック回路図であり、AND回路39,40、N
OT回路41およびNOR回路42で構成されており、
比較回路35の出力信号114は、AND回路40の一
方の入力端子およびNOT回路41の入力端子に与えら
れ、比較回路36の出力信号115と比較回路37の出
力信号116はNOR回路42に与えられ、このNOR
回路42の出力は、AND回路40の他方の入力端子お
よびAND回路39の一方の入力端子に与えられ、NO
T回路41の出力信号はAND回路39の他方の入力端
子に与えられる。このAND回路39の出力信号と、A
ND回路40の出力信号は、画像相関判定回路18の出
力信号110となる。
【0032】図4は図2中の水平方向色信号非相関エネ
ルギー抽出回路27の一実施例を示すブロック回路図
で、色副搬送波の1周期分1/fSCの遅延量をもつ遅延
回路44、減算回路45および絶対値回路46で構成さ
れており、第1の1ライン遅延回路13の出力信号10
2は、遅延回路44および減算回路45の一方の入力端
子に与えられ、遅延回路44の出力信号は、減算回路4
5の他方の入力端子に与えられる。減算回路45の出力
信号は絶対値回路46に与えられ、この絶対値回路46
の出力が水平方向色信号非相関エネルギーDCHとな
る。
【0033】図5は図2中の水平方向輝度信号非相関エ
ネルギー抽出回路28の一実施例のブロック回路図で
垂直方向低域通過フィルタ47、色副搬送波の1/2の
周期1/(2fSC)の遅延量をもつ遅延回路48,4
9、減算回路50,51、絶対値回路52,53および
最大値回路54で構成されており、A/D変換器12の
出力信号101、第1の1ライン遅延回路13の出力信
号102および第2の1ライン遅延回路14の出力信
号103は垂直方向低域通過フィルタ47に与えられ、
この垂直方向低域通過フィルタ47の出力は、遅延回路
48および減算回路50の一方の入力端子に与えられ、
遅延回路48の出力は、遅延回路49、減算回路50の
他方の入力端子および減算回路51の一方の入力端子に
与えられ、遅延回路49の出力は、減算回路51の他方
の入力端子に与えられ、減算回路50の出力は、絶対値
回路52に与えられ、この絶対値回路52の出力は最大
値回路54に与えられ、減算回路51の出力は絶対値回
路53に与えられ、この絶対値回路53の出力は最大値
回路54に与えられる。最大値回路54の出力は水平方
向輝度信号非相関エネルギー抽出回路28の出力DYH
となる。
【0034】図6は図2中の垂直方向色信号非相関エネ
ルギー抽出回路29の一実施例のブロック回路図で、水
平方向帯域通過フィルタ55,56、および減算回路5
7、絶対値回路58で構成され、A/D変換器12の出
力信号101は水平方向帯域通過フィルタ55に与えら
れ、第2の1ライン遅延回路14の出力信号103は水
平方向帯域通過フィルタ56に与えられ、水平方向帯域
通過フィルタ55の出力は減算回路57の一方の入力端
子に与えられ、水平方向帯域通過フィルタ56の出力
は、減算回路57の他方の入力端子に与えられる。この
減算回路57の出力は、絶対値回路58に与えられ、こ
の絶対値回路58の出力は垂直方向色信号非相関エネル
ギー抽出回路29の出力DCVとなる。
【0035】図7は図2中の垂直方向輝度信号非相関エ
ネルギー抽出回路30の一実施例のブロック回路図で、
水平方向低域通過フィルタ59,60,61、減算回路
62,63、絶対値回路64,65および最大値回路6
6で構成されており、A/D変換器12の出力信号10
1は水平方向低域通過フィルタ59に与えられ、第1の
1ライン遅延回路13の出力信号102は水平方向低域
通過フィルタ60に与えられ、第2の1ライン遅延回路
14の出力信号103は水平方向低域通過フィルタ61
に与えられる。水平方向低域通過フィルタ59の出力は
減算回路62の一方の入力端子に与えられ、水平方向低
域通過フィルタ60の出力は減算回路62の他方の入力
端子および減算回路63の一方の入力端子に与えられ、
水平方向低域通過フィルタ61の出力は減算回路63の
他方の入力端子に与えられ、減算回路62の出力は絶対
値回路64に与えられ、減算回路63の出力は絶対値回
路65に与えられ、絶対値回路64,65の出力は最大
値回路66に与えられ、この最大値回路66の出力は垂
直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路30の出力D
YVとなる。
【0036】図1ないし図7に示した実施例の動作につ
いて説明する。NTSC方式の複合カラーテレビジョン
信号が入力端子11を介して与えられるとA/D変換器
12はこの複合カラーテレビジョン信号を標本化周波数
S =4fSCで標本化する。標本化された複合カラーテ
レビジョン信号は第1の1ライン遅延回路13および第
2の1ライン遅延回路14を通ることによって、ある注
目標本点における標本値と、その注目標本点の画面上1
ライン上および1ライン下の二つの参照標本点とが同時
に抽出される。すなわち、座標(m.n)の位置の複合
カラーテレビジョン信号(標本値)S(m.n)が第1
の1ライン遅延回路13の出力102にあらわれた時点
で、第2の1ライン遅延回路14の出力103には信号
(m.n−1)が現われ、A/D変換器12の出力10
1には信号S(m,n+1)が現われる。(図17参
照)。信号102は水平方向信号抽出フィルタ19に、
また、この信号102と他の二つの信号101,103
は、それぞれ垂直方向色信号抽出フィルタ16、水平・
垂直方向色信号抽出フィルタ17および画像相関判定回
路18の入力に与えられる。例えば、このときの垂直方
向色信号抽出フィルタ16の伝達関数は、
【0037】
【数5】
【0038】と表され、また、水平方向色信号抽出フィ
ルタ19の伝達関数は、 と表され、また、水平・垂直方向色信号抽出フィルタ1
7の伝達関数は、
【0039】
【数6】
【0040】と表される。垂直方向色信号抽出フィルタ
16の出力信号104は、補償遅延回路20の出力信号
105として、また、水平方向色信号抽出フィルタ19
の出力信号106は、補償遅延回路22の出力信号10
7として、また、水平・垂直方向色信号抽出フィルタ1
7の出力信号108は、補償遅延回路21の出力信号1
09として、それぞれスイッチ回路23に与えられる。
注目標本点に対する垂直方向および水平方向の画像の相
関を検出し、水平方向の相関が特に弱いときには、垂直
方向色信号抽出フィルタ16の出力信号104が入力さ
れる補償遅延回路20の出力信号105を選択し、垂直
方向の相関が特に弱いときには、水平方向色信号抽出フ
ィルタ19の出力信号106が入力される補償遅延回路
22の出力信号107を選択し、それ以外の場合は、水
平・垂直方向色信号抽出フィルタ17の出力信号108
が入力される補償遅延回路21の出力信号109を選択
するようにスイッチ回路23を切り換える。この画像の
相関の検出およびスイッチ回路23の制御は、画像相関
判定回路18によって行われ、この画像相関判定回路1
8は、以下のような操作でスイッチ回路を制御する。水
平方向色信号非相関エネルギをDCH(Z)とし、水平
方向輝度信号非相関エネルギをDYH(Z)とし、垂直
方向色信号非相関エネルギDCV(Z)とし、垂直方
向輝度信号非相関エネルギをDYVとし、次のように表
すことにする。
【0041】
【数7】
【0042】この時、第1の水平方向非相関エネルギー
DH1、第2の水平方向非相関エネルギーDH21、第
3の水平方向非相関エネルギーDH22、垂直方向非相
関エネルギーDVは次のように表される。 DH1=a・DYH+b・DCH DH21=e1・DYH+f1・DCH DH22=e2・DYH+f2・DCH DV=c・DYV+d・DCV 比較回路35では、DH1とn・DVを比較して、 DH1≧DV のときには水平方向に相関が弱いと判断して判定回路3
8に″1″の信号114を送出し、また、 DH1<n・DV のときには水平方向に相関が強いと判断して判定回路3
8に″0″の信号114を送出する。比較回路36で
は、DCVとm1・DH21を比較して、 DCV≧m1・DH21 のときには垂直方向に相関が弱いと判断して判定回路3
8に″1″の信号115を送出し、また、 DCV<m1・DH21 のときには垂直方向に相関が強いと判断して判定回路3
8に″0″の信号115を送出する。比較回路37で
は、DYVとm2・DH22を比較して、 DYV≧m2・DH22 のときには垂直方向に相関が弱いと判断して判定回路3
8に″1″の信号116を送出し、また、 DYV<m2・DH22 のときには垂直方向に相関が強いと判断して判定回路3
8に″0″の信号116を送出する。判定回路38は上
記の相関の検出結果に応じて、次のようにスイッチ回路
23を制御する。すなわち、判定回路38への入力信号
114,115,116と、出力信号110およびスイ
ッチ回路23において選択される色出力信号105,1
07,109の関係は表1のようになる。
【0043】
【表1】
【0044】すなわち、スイッチ回路23はAND回路
39の出力信号110aとAND回路40の出力信号1
10bがともに″0″のときには補償遅延回路22の出
力信号107を選択し、AND回路39の出力信号11
0aが″0″で、AND回路40の出力信号110b
が″1″のときには補償遅延回路20の出力信号105
を選択し、AND回路39の出力信号110aが″1″
で、AND回路40の出力信号110bが″0″のとき
には補償遅延回路21の出力信号109を選択する。従
って、図1の実施例においては色信号抽出のフィルタ特
性C(Z)は、相関の有無に応じて、垂直相関が弱いと
きには、 C(Z)=Ch(Z) 水平相関が弱いときには、 C(Z)=Cv(Z) どちらでもないときには、 C(Z)=Chv(Z) のように切り替わる。
【0045】実施例2. 図8は請求項1,2に係る第1実施例の変形例における
画像相関判定回路の構成が示されている。第1の水平方
向色信号非相関エネルギー抽出回路27aの出力DCH
1に乗算器72でbを乗算したb・DCH1とa・DY
Hを加算回路31に入力してDH1を検出する。第2の
水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路27bの出力
DCH2の一方に乗算器74aでf1を乗算したf1・
DCH2とe1・DYHを加算回路32に入力してDH
21を検出し、DCH2の他方に乗算器74bでf2を
乗算したf2・DCH2とe2・DYHを加算回路33
に入力してDH22を検出し、第2の垂直方向色信号非
相関エネルギー抽出回路29bの出力DCV2に乗算器
78でdを乗算したd・DCV2とC・DYVを加算回
路34に入力してDVを検出し、比較回路35でDH1
とn・DVを比較し、比較回路36でDCV1とm1・
DH21とを比較し、比較回路37でDYVとm2・D
H22とを比較する構成としたものである。なお、図8
に示した実施例の、判定回路38の出力110によるス
イッチ回路23の選択制御動作は表1と同じである。
【0046】なお、上記実施例では水平走査周波数に同
期した色副搬送波の4倍の周波数で複合カラーテレビジ
ョン信号を標本化するようにしたが、標本点が画面上で
格子状に並ぶような方法であれば、色副搬送波の4倍に
限らず、他の周波数で標本化を行うようにしてもよい。
また、上記実施例で用いたディジタルフィルタは一例で
あり、例えばフィルタの次数を多く構成してもよい。ま
た、上記実施例ではNTSC方式の輝度信号色信号分離
フィルタについて述べていたが、図1における1ライン
遅延回路13,14を図9のように2ライン遅延回路1
3a,14aとしAL方式に応用してもよい。さらに
上記実施例では各ディジタルフィルタがFIRフィルタ
であったが、これはIIRフィルタとして構成してもよ
い。
【0047】実施例3. 図10は請求項に係る発明の一実施例における画像相
関判定回路の構成が示されている。この実施例は図2に
示される第1実施例において、比較回路35の出力信号
114を遅延回路86に、比較回路36の出力信号11
5を遅延回路87に、比較回路37の出力信号116を
遅延回路88とAND回路90に、遅延回路88の出力
信号119を遅延回路89とAND回路90に、遅延回
路89の出力信号120をAND回路90に、遅延回路
86の出力信号117と遅延回路87の出力信号118
とAND回路90の出力信号121を判定回路38に与
えるようにしたものである。
【0048】次に、図10の実施例の動作を説明する。
比較回路35,36,37までの動作は、図2の実施例
と同様であるので説明を省略する。信号114は遅延回
路86で1/2fSC遅延され、信号115は遅延回路8
7で1/2fSC遅延されてそれぞれ判定回路38に入力
される。信号116は遅延回路88で1/2fSCだけ遅
延され、この出力信号119は遅延回路89でさらに1
/2fSC遅延されてAND回路90に信号120が入力
され、このAND回路90には信号116,119も入
力される。判定回路38には、遅延回路86,87およ
びAND回路90の出力信号117,118,121が
それぞれ入力される。
【0049】判定回路38は図2の実施例で説明したよ
うに、相関の検出結果に応じてスイッチ回路23を制御
する。判定回路38への入力信号117,118,12
1と、出力信号110(図3参照)およびスイッチ回路
23において選択される色出力信号105,107,1
09の関係は表2のようになる。
【0050】
【表2】
【0051】すなわち、スイッチ回路23はAND回路
39の出力信号110aとAND回路40の出力信号1
10bがともに″0″のときには補償遅延回路22の出
力信号107を選択し、AND回路39の出力信号11
0aが″0″で、AND回路40の出力信号110b
が″1″のときには補償遅延回路20の出力信号105
を選択し、AND回路39の出力信号110aが″1″
で、AND回路40の出力信号110bが″0″のとき
には補償遅延回路21の出力信号109を選択する。従
って、この実施例においては、色信号抽出のフィルタ特
性C(Z)は、相関の有無に応じて、垂直相関が弱いと
きには、 C(Z)=Ch(Z) 水平相関が弱いときには、 C(Z)=Cv(Z) どちらでもないときには、 C(Z)=Chv(Z) のように切り替わる。
【0052】実施例4. 図11は請求項に係る第3実施例の実施例に画像相関
判定回路の構成が示されている。第1の水平方向色信号
非相関エネルギー抽出回路27aの出力DCH1に乗算
器72でbを乗算したb・DCH1とa・DYHを加算
回路31に入力してDH1を検出する。第2の水平方向
色信号非相関エネルギー抽出回路27bの出力DCH2
の一方に乗算器74aでf1を乗したf1・DCH2と
e1・DYHを加算回路32に入力してDH21を検出
し、DCH2の他方に乗算器74bでf2を乗算したf
2・DCH2とe2・DYHを加算回路33に入力して
DH22を検出し、第2の垂直方向色信号非相関エネル
ギー抽出回路29bの出力DCV2に乗算器78でdを
乗算したd・DCV2とC・DYVを加算回路34に入
力してDVを検出し、比較回路35でDH1とn・DV
を比較し、比較回路36でDCV1とm1・DH21と
を比較し、比較回路37でDYVとm2・DH22と比
較する構成としたものである。なお、図11に示した実
施例の、判定回路38の出力110によるスイッチ回路
23の選択制御動作は表2と同じである。
【0053】なお、上記実施例では信号116を2個の
遅延回路に通して注目標本点の1つ前後の参照標本点の
標本値が全て″1″のとき信号121が″1″となるよ
うにしたが、注目標本点の前後R個ずつ参照標本点
(R:整数)にわたって非相関が検出できるように前後
に同じ数ずつ配置されていれば、2個に限られない。こ
の場合は、その数Rに準じて信号114,115の通る
遅延回路の数もR個となる。
【0054】実施例5. 図12は請求項に係る発明の一実施例における画像相
関判定回路の構成が示されている。同図において、7
1,72,75,76,77a,77b,78a,78
b,79,80a,80bは乗算回路で、水平方向色信
号非相関エネルギー抽出回路27の出力信号DCHは二
方に分かれ、一方は比較回路36に与えられ、他方は乗
算器72によりfが乗ぜられたのち加算回路31に与え
られる。水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路2
8の出力信号DYHは二方に分かれ、一方は比較回路3
7に与えられ、他方は乗算器71により定数eが乗ぜら
れたのち、加算回路31に与えられる。垂直方向色信号
非相関エネルギー抽出回路29の出力信号DCVは三方
に分かれ、一方は乗算器76により定数hが乗ぜられた
のち加算回路32に与えられ、もう一方は乗算器78a
により定数d1が乗ぜられたのち加算回路33に与えら
れ、他方は乗算器78bにより定数d2が乗ぜられたの
ち加算回路34に与えられる。垂直方向輝度信号非相関
エネルギー抽出回路30の出力信号DYVは三方に分か
れ、一方は乗算器75により定数gが乗ぜられたのち加
算回路32に与えられ、もう一方は乗算器77aにより
定数C1が乗ぜられたのち加算回路33に与えられ、他
方は乗算器77bにより定数C2が乗ぜられたのち加算
回路34に与えられる。
【0055】加算回路31の出力信号は水平方向非相関
エネルギDHとして、乗算器79により定数mが乗ぜら
れたのち比較回数35に与えられる。加算回路32の出
力信号は第1の垂直方向非相関エネルギDV1として比
較回路35に与えられる。加算回路33の出力信号は第
2の垂直方向非相関エネルギDV21として、乗算器8
0aにより定数n1が乗ぜられたのち比較回数36に与
えられる。加算回路34の出力信号は第3の垂直方向非
相関エネルギDV22として、乗算器80bにより定数
n2が乗ぜられたのち比較回路37に与えられる。
【0056】比較回路35は第1の垂直方向非相関エネ
ルギDV1と、水平方向非相関エネルギDHに定数mを
乗じたm・DHの大小を比較し、DV≧m・DHのとき
には出力信号114をハイレベルとし、それ以外のとき
はローレベルとする。比較回路36は水平方向色信号非
相関エネルギーDCHと、第2の垂直方向非相関エネル
ギDV21に定数n1を乗じたn1・DV21の大小を
比較し、DCH≧n1・DV21のときには出力信号1
15をハイレベルとし、それ以外のときはローレベルと
する。比較回路37は水平方向輝度信号非相関エネルギ
DYHと、第3の垂直方向非相関エネルギDV22に定
数n2を乗じたn2・DV22の大小を比較し、DYH
≧n2・DV22のときには出力信号116をハイレベ
ルとし、それ以外のときはローレベルとする。比較回路
35の出力信号114と比較回路36の出力信号115
と比較回路37の出力信号116は判定回路38に与え
られる。この判定回路38の出力信号110は画像相関
判定回路18の出力として送出される。
【0057】次に、この実施例の画像相関判定回路18
の動作を説明する。水平方向非相関エネルギをDH、第
1の垂直方向非相関エネルギをDV1、第2の垂直方向
非相関エネルギをDV21、第3の垂直方向非相関エネ
ルギDV22は次のように表される。 DH=e・DYH+f・DCH DV1=g・DYV+h・DCV DV21=C1・DYV+d1・DCV DV22=C2・DYV+d2・DCV 比較回路35では、DV1とm・DHを比較して、 DV1≧m・DH のときには垂直方向に相関が弱いと判断して判定回路3
8に″1″の信号114を送出し、また、 DV1<m・DV のときには垂直方向に相関が強いと判断して判定回路3
8に″0″の信号114を送出する。比較回路36で
は、DCHとn1・DV21を比較して、 DCH≧n1・DV21 のときには水平方向に相関が弱いと判断して、判定回路
38に″1″の信号115を送出し、また、 DCH<n1・DV21 のときには水平方向に相関が強いと判断して、判定回路
38に″0″の信号115を送出する。比較回路37で
は、DYHとn2・DV22を比較して、 DYH≧n2・DV22 のときには水平方向に相関が弱いと判断して、判定回路
38に″1″の信号116を送出し、また、 DYH<n2・DV22 のときには水平方向に相関が強いと判断して、判定回路
38に″0″の信号116を送出する。判定回路38は
上記の相関の検出結果に応じて、次のようにスイッチ回
路23を制御する。すなわち、判定回路38への出力信
号114,115,116と出力信号110およびスイ
ッチ回路23において選択される色出力信号105,1
07,109の関係は表3のようになる。
【0058】
【表3】
【0059】すなわち、スイッチ回路23はAND回路
39の出力信号110aとAND回路40の出力信号1
10bがともに″0″のときには補償遅延回路20の出
力信号105を選択し、AND回路39の出力信号11
0aが″0″でAND回路40の出力信号110bが″
1″のときには補償遅延回路22の出力信号107を選
択し、AND回路39の出力信号110aが″1″で、
AND回路40の出力信号110bが″0″のときには
補償遅延回路21の出力信号109を選択する。従って
図12の実施例においては色信号抽出のフィルタ特性C
(Z)は、相関の有無に応じて、垂直相関が弱いときに
は、 C(Z)=Ch (Z) 水平相関が弱いときには、 C(Z)=CV(Z) どちらでもないときは、 C(Z)=Chv(Z) のように切り替わる。
【0060】実施例6. 図13は請求項に係る第5実施例の変形例における画
像相関判定回路である。この実施例は、図12に示され
る第5実施例について、図8に示される第2実施例と同
様に、水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路27お
よび垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回路29を分
離構成したものである。なお、図13に示した実施例の
判定回路38の出力110によるスイッチ回路23の選
択制御動作は表3と同じである。
【0061】実施例7. 図14は請求項に係る発明の一実施例における画像相
関判定回路である。図12の実施例の比較回路35〜3
7と判定回路38との間に、図10と同じ遅延回路86
〜89およびAND回路90を付加したもので、この付
加部分は図10の実施例と同様に動作し、判定回路38
は、入力信号117,118,121にもとづいて前記
図12の実施例で説明した相関検出結果に応じて、スイ
ッチ回路23を制御する。この判定回路38の入力信号
117,118,121と、出力信号110およびスイ
ッチ回路23において選択される色出力信号105,1
07,109の関係は表4のようになる。
【0062】
【表4】
【0063】実施例8. 図15は請求項に係る第7実施例の変形例における画
像相関判定回路である。この実施例は、図14に示され
る第7実施例について、図8に示される第2実施例と同
様に、水平方向色信号非相関エネルギー抽出回路27お
よび垂直方向色信号非相関エネルギー抽出回路29を分
離構成したものである。なお、図15に示した実施例の
判定回路38の出力110によるスイッチ回路23の選
択制御動作は表4と同じである。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複合
カラーテレビジョン信号の垂直方向と水平方向の画像の
相関を検出し、この検出結果にもとづいて特性の異なる
輝度信号色信号分離フィルタの出力信号を選択して出力
するように構成したので、輝度信号と信号の相互のチ
ャンネルへの漏れの影響を減少させることができ、ドッ
ト妨害を軽減できる輝度信号色信号分離フィルタが得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係るNTSC方式の輝度信号
色信号分離フィルタの一実施例の概略ブロック図であ
る。
【図2】図1中の画像相関判定回路の一実施例を示すブ
ロック回路図である。
【図3】図2中の判定回路の一実施例を示す回路図であ
る。
【図4】図2中の水平方向色信号非相関エネルギー抽出
回路の一実施例を示すブロック回路図である。
【図5】図2中の水平方向輝度信号非相関エネルギー抽
出回路の一実施例を示すブロック回路図である。
【図6】図2中の垂直方向色信号非相関エネルギー抽出
回路の一実施例を示すブロック回路図である。
【図7】図2中の垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽
出回路の一実施例を示すブロック回路図である。
【図8】請求項1の発明の他の実施例を示すブロック回
路図である。
【図9】請求項1の発明に係るAL方式の輝度信号色
信号分離フィルタの一実施例のブロック回路図である。
【図10】請求項2の発明に係る画像相関判定回路の一
実施例のブロック回路図である。
【図11】請求項2の発明の他の実施例のブロック回路
図である。
【図12】請求項3の発明に係る画像相関判定回路の一
実施例のブロック回路図である。
【図13】請求項3の発明の他の実施例のブロック回路
図である。
【図14】請求項4の発明に係る画像相関判定回路の一
実施例のブロック回路図である。
【図15】請求項4の発明の他の実施例のブロック回路
図である。
【図16】従来の輝度信号色信号分離フィルタのブロッ
ク回路図である。
【図17】NTSC方式の複合カラーテレビジョン信号
を色副搬送波の4倍で同期標本化した信号系列の画面上
での配列を示す説明図である。
【符号の説明】
12 A/D変換器 13,14 1ライン遅延回路 13a,14a 2ライン遅延回路 16 垂直方向色信号抽出フィルタ 17 水平・垂直方向色信号抽出フィルタ 18 画像相関判定回路 19 水平方向色信号抽出フィルタ 23 スイッチ回路 25 減算器 27,27a,27b 水平方向色信号非相関エネルギ
ー抽出回路 28 水平方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路 29,29a,29b 垂直方向色信号非相関エネルギ
ー抽出回路 30 垂直方向輝度信号非相関エネルギー抽出回路 31〜34 加算回路 35〜37 比較回路 38 判定回路 71〜80,73a,73b,74a,74b,77
a,77b,78a,78b,79a,79b,80
a,80b 乗算器 86〜89 遅延回路 90 AND回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平走査周波数に同期した周波数で標本
    化された複合映像信号を1ラインづつ、または2ライン
    づつ延長させて注目標本点およびその周囲の複数の参照
    標本点の各標本値を同時に抽出する手段と、 上記注目標本点の標本値から水平方向の色副搬送波の成
    分に相当する周波数成分を抽出して、第1の色信号を得
    る水平方向色信号抽出フィルタと、 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から垂直方
    向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分を抽出し
    て、第2の色信号を得る垂直方向色信号抽出フィルタ
    と、 上記標本点および参照標本点の各標本値から垂直方向お
    よび水平方向の色副搬送波の成分に相当する周波数成分
    を抽出して、第3の色信号を得る水平・垂直方向色信号
    抽出フィルタと、 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から水平方
    向および垂直方向の非相関エネルギを検出し、これらの
    非相関エネルギ同士を比較して水平方向および垂直方向
    の相関の強弱を求め、水平方向の相関が強ければ上記水
    平方向色信号抽出フィルタからの上記第1の色信号を選
    択し、垂直方向の相関が強ければ上記垂直方向色信号抽
    出フィルタからの上記第2の色信号を選択し、水平方向
    および垂直方向のどちらの相関も強ければ上記水平・垂
    直方向色信号抽出フィルタからの上記第3の色信号を選
    択する旨の色信号選択信号を出力する画像相関判定手段
    と、 該画像相関判定手段からの上記色信号選択信号が示す選
    択情報に従い上記第1ないし第3の色信号を選択し色信
    号として出力するスイッチ回路と、 上記注目標本点の標本値から上記スイッチ回路で選択さ
    れた色信号を減算して輝度信号を出力する減算器とを備
    えたことを特徴とする輝度信号色信号分離フィルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の輝度信号色信号分離フ
    ィルタにおいて、 上記 画像相関判定手段が 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から水平方
    向の輝度信号の非相関エネルギDYHを検出する水平方向
    輝度信号非相関エネルギー検出手段と、 上記注目標本点の標本値から水平方向の色信号の非相関
    エネルギDCHを検出する水平方向色信号非相関エネルギ
    ー検出手段と、 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から垂直方
    向の輝度信号の非相関エネルギDYVを検出する垂直方向
    輝度信号非相関エネルギー検出手段と、 上記参照標本点の各標本値から垂直方向の色信号の非相
    関エネルギDCVを検出する垂直方向色信号非相関エネル
    ギー検出手段と、 上記水平方向輝度信号非相関エネルギDYHをa倍(a:
    整数)したものと上記水平方向色信号非相関エネルギD
    CHをb倍(b:整数)したものを加算した水平方向非
    相関エネルギDH1を検出する第1の水平方向非相関エ
    ネルギー検出手段と、 上記水平方向輝度信号非相関エネルギDYHをe1倍(e
    1:整数)したものと上記水平方向色信号非相関エネル
    CH をf1倍(f1:整数)したものを加算した水
    平方向非相関エネルギDH21を検出する第2の水平方
    向非相関エネルギー検出手段と、 上記水平方向輝度信号非相関エネルギDYHをe2倍(e
    2:整数)したものと上記水平方向色信号非相関エネル
    ギDCHをf2倍(f2:整数)したものを加算した水
    平方向非相関エネルギDH22を検出する第3の水平方
    向非相関エネルギー検出手段と、 上記垂直方向輝度信号非相関エネルギDYVをc倍(c:
    整数)したものと上記垂直方向色信号非相関エネルギD
    CVをd倍(d:整数)したものを加算した垂直方向非
    相関エネルギDVを検出する垂直方向非相関エネルギー
    検出手段と、 DCV≧m1・DH21(m1:整数)またはD YV≧m2
    ・DH22(m2:整数)の不等式が成り立つときには
    上記第1の色信号を選択し、上記の各不等式が成り立た
    ずにDH1≧n・DV(n:整数)の不等式が成り立つ
    ときには上記第2の色信号を選択し、上記の不等式がい
    ずれも成り立たないときには上記第3の色信号を選択す
    るようにスイッチ回路を制御する色信号抽出手段とを備
    たことを特徴とする輝度信号色信号分離フィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の輝度信号色信号分離フ
    ィルタにおいて、上記 画像相関判定手段が 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から水平方
    向の輝度信号の非相関エネルギDYHを検出する水平方向
    輝度信号非相関エネルギー検出手段と、 上記注目標本点の標本値から水平方向の色信号の非相関
    エネルギDCHを検出する水平方向色信号非相関エネルギ
    ー検出手段と、 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から垂直方
    向の輝度信号の非相関エネルギDYVを検出する垂直方向
    輝度信号非相関エネルギー検出手段と、 上記参照標本点の各標本値から垂直方向の色信号の非相
    関エネルギDCVを検出する垂直方向色信号非相関エネル
    ギー検出手段と、 上記水平方向輝度信号非相関エネルギDYH倍(
    整数)したものと上記水平方向色信号非相関エネルギD
    CH倍(:整数)したものを加算した水平方向非
    相関エネルギDHを検出する第1の水平方向非相関エ
    ネルギー検出手段と、 上記水平方向輝度信号非相関エネルギ YH e1倍(
    :整数)したものと上水平方向色信号非相関エネル
    ギをf1倍(f1:整数)したものを加算した水平
    向非相関エネルギDH21を検出する第水平方向非
    相関エネルギー検出手段と、 上記水平方向輝度信号非相関エネルギ YH e2倍(
    :整数)したものと上水平方向色信号非相関エネル
    CH f2倍(f2:整数)したものを加算した
    方向非相関エネルギDH22を検出する第水平
    向非相関エネルギー検出手段と、 上記垂直方向輝度信号非相関エネルギDYV(c
    整数)したものと上記垂直方向色信号非相関エネルギD
    CV倍(:整数)したものを加算した垂直方向非
    相関エネルギDVを検出する垂直方向非相関エネルギー
    検出手段と、 CV ≧m1・DH21(m1:整数)または注目画素の
    前後Rサンプル(R:整数)にわたってD YV ≧m2・D
    H22(m2 :整数)の不等式が成り立つときには上記
    第1の色信号を選択し、上記の各不等式が成り立たずに
    DH1≧n・DV(n:整数)の不等式が成り立つとき
    には上記第2の色信号を選択し、上記の不等式がいずれ
    も成り立たないときには上記第3の色信号を選択するよ
    うにスイッチ回路を制御する色信号抽出手段とを備え
    ことを特徴とする輝度信号色信号分離フィルタ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の輝度信号色信号分離フ
    ィルタにおいて、上記 画像相関判定手段が 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から水平方
    向の輝度信号の非相関エネルギDYHを検出する水平方向
    輝度信号非相関エネルギー検出手段と、 上記注目標本点の標本値から水平方向の色信号の非相関
    エネルギDCHを検出する水平方向色信号非相関エネルギ
    ー検出手段と、 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から垂直方
    向の輝度信号の非相関エネルギDYVを検出する垂直方向
    輝度信号非相関エネルギー検出手段と、 上記参照標本点の各標本値から垂直方向の色信号の非相
    関エネルギDCVを検出する垂直方向色信号非相関エネル
    ギー検出手段と、 上記水平方向輝度信号非相関エネルギDYHをe倍(e:
    整数)したものと上記水平方向色信号非相関エネルギD
    CHをf倍(f:整数)したものを加算した水平方向非
    相関エネルギDHを検出する水平方向非相関エネルギー
    検出手段と、 上記垂直方向輝度信号非相関エネルギDYVをg倍(g:
    整数)したものと上記垂直方向色信号非相関エネルギD
    CVをh倍(h:整数)したものを加算した垂直方向非
    相関エネルギDV1を検出する第1の垂直方向非相関エ
    ネルギー検出手段と、 上記垂直方向輝度信号非相関エネルギDYVをc1倍(c
    1:整数)したものと上記垂直方向色信号非相関エネル
    ギDCVをd1倍(d1:整数)したものを加算した垂
    直方向非相関エネルギDV21を検出する第2の垂直方
    向非相関エネルギー検出手段と、 上記垂直方向輝度信号非相関エネルギDYVをc2倍(c
    2:整数)したものと上記垂直方向色信号非相関エネル
    ギDCVをd2倍(d2:整数)したものを加算した垂
    直方向非相関エネルギDV22を検出する第3の垂直方
    向非相関エネルギー検出手段と、 CH ≧n1・DV21(n1:整数)またはD YH ≧n2
    ・DV22(n2:整数) の不等式が成り立つときには
    上記第2の色信号を選択し、上記の各不等式が成り立た
    ずにDV1≧m・DH(m:整数)の不等式が成り立つ
    ときには上記第1の色信号を選択し、上記の不等式がい
    ずれも成り立たないときには上記第3の色信号を選択す
    るようにスイッチ回路を制御する色信号抽出手段とを備
    たことを特徴とする輝度信号色信号分離フィルタ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の輝度信号色信号分離フ
    ィルタにおいて、 上記画像相関判定手段が、 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から水平方
    向の輝度信号の非相関エネルギD YH を検出する水平方向
    輝度信号非相関エネルギー検出手段と、 上記注目標本点の標本値から水平方向の色信号の非相関
    エネルギD CH を検出する水平方向色信号非相関エネルギ
    ー検出手段と、 上記注目標本点および参照標本点の各標本値から垂直方
    向の輝度信号の非相関エネルギD YV を検出する垂直方向
    輝度信号非相関エネルギー検出手段と、 上記参照標本点の各標本値から垂直方向の色信号の非相
    関エネルギD CV を検出する垂直方向色信号非相関エネル
    ギー検出手段と、 上記水平方向輝度信号非相関エネルギD YH をe倍(e:
    整数)したものと上記水平方向色信号非相関エネルギD
    CH をf倍(f:整数)したものとを加算した水平方向非
    相関エネルギDHを検出する水平方向非相関エネルギー
    検出手段と、 上記垂直方向輝度信号非相関エネルギD YV をg倍(g:
    整数)したものと上記垂直方向色信号非相関エネルギD
    CV をh倍(h:整数)したものとを加算した垂直方向非
    相関エネルギDV1を検出する第1の垂直方向非相関エ
    ネルギー検出手段と、 上記垂直方向輝度信号非相関エネルギD YV をc1倍(c
    1:整数)したものと上記垂直方向色信号非相関エネル
    ギD CV をd1倍(d1:整数)したものとを加算した垂
    直方向非相関エネルギDV21を検出する第2の垂直方
    向非相関エネルギー検出手段と、 上記垂直方向輝度信号非相関エネルギD YV をc2倍(c
    2:整数)したものと上記垂直方向色信号非相関エネル
    ギD CV をd2倍(d2:整数)したものとを加算した垂
    直方向非相関エネルギDV22を検出する第3の垂直方
    向非相関エネルギー検出手段と、 CH ≧n1・DV21(n1:整数)または注目画素の
    前後Rサンプル(R:整数)にわたってD YH ≧n2・D
    V22(n2:整数)の不等式が成り立つとき には上記
    第2の色信号を選択し、上記の各不等式が成り立たずに
    DV1≧m・DH(m:整数)の不等式が成り立つとき
    には上記第1の色信号を選択し、上記の不等式がいずれ
    も成り立たないときには上記第3の色信号を選択するよ
    うにスイッチ回路を制御する色信号抽出手段とを備えた
    ことを特徴とする輝度信号色信号分離フィルタ。
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