JPH03263977A - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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- JPH03263977A JPH03263977A JP2176449A JP17644990A JPH03263977A JP H03263977 A JPH03263977 A JP H03263977A JP 2176449 A JP2176449 A JP 2176449A JP 17644990 A JP17644990 A JP 17644990A JP H03263977 A JPH03263977 A JP H03263977A
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- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、テレビジョン受像機などの信号処理回路に係
り、特に搬送色信号に存在する雑音を除去する雑音除去
回路や、色信号と輝度信号の分離が充分でないときに輝
度信号の輪郭部に発生するクロスカラー妨害を低減する
クロスカラー除去回路に特徴のあるテレビジョン受像機
に関するものである。
り、特に搬送色信号に存在する雑音を除去する雑音除去
回路や、色信号と輝度信号の分離が充分でないときに輝
度信号の輪郭部に発生するクロスカラー妨害を低減する
クロスカラー除去回路に特徴のあるテレビジョン受像機
に関するものである。
従来テレビジョン受像機において、映像信号をY/C分
離した後の搬送色信号のライン相関性を利用して雑音成
分だけを減少させる雑音低減回路が提唱されている。特
開昭62−200995号公報に記載の「色雑音低減回
路」に、この種の雑音低減回路が記述されている。
離した後の搬送色信号のライン相関性を利用して雑音成
分だけを減少させる雑音低減回路が提唱されている。特
開昭62−200995号公報に記載の「色雑音低減回
路」に、この種の雑音低減回路が記述されている。
第2図は従来の色雑音低減回路の構成を示したもので、
■は入力信号を1水平走査期間(1H)遅延させる遅延
素子(プレイ・ラインDL)、2は大きい信号レベルの
みを通すクリップ回路、3゜5は加算器、4は減算器、
6は利得係数Kにより入力信号をに倍して出力する係数
器、7は利得係数(1−K)により入力信号を(1−K
)倍して出力する係数器、100は搬送色信号を入力す
る入力端子、101は雑音低減回路の出力端子である。
■は入力信号を1水平走査期間(1H)遅延させる遅延
素子(プレイ・ラインDL)、2は大きい信号レベルの
みを通すクリップ回路、3゜5は加算器、4は減算器、
6は利得係数Kにより入力信号をに倍して出力する係数
器、7は利得係数(1−K)により入力信号を(1−K
)倍して出力する係数器、100は搬送色信号を入力す
る入力端子、101は雑音低減回路の出力端子である。
次に回路動作について第3図を併せ参照して説明する。
第3図は、第2図の雑音低減回路における各部の信号波
形を示す波形図である。
形を示す波形図である。
第3図(A)に示すような1垂直走査期間(1■)の搬
送色信号が第2図の入力端子100より入力される。こ
の搬送色信号は係数器7によって(1−K)倍され、加
算器3に入力される。一方、加算器3の出力信号は遅延
素子工を通りI水平走査期間(1H)だけ遅延され、係
数器6によってに倍された後、加算器3に入力される。
送色信号が第2図の入力端子100より入力される。こ
の搬送色信号は係数器7によって(1−K)倍され、加
算器3に入力される。一方、加算器3の出力信号は遅延
素子工を通りI水平走査期間(1H)だけ遅延され、係
数器6によってに倍された後、加算器3に入力される。
ここで係数器6,7、遅延素子l、加算器3よりなる回
路は、画面垂直方向の巡回型フィルタとなっており、水
平走査線間のライン相関性の無い雑音が抑圧されると同
時に、垂直輪郭の立上りで欠落(まるみを帯びてシャー
プさが消えること)が生じ画質が劣化する。例えば係数
を0.7ぐらいとすると加算器3の出力波形Bは第3図
(B)のようになる。
路は、画面垂直方向の巡回型フィルタとなっており、水
平走査線間のライン相関性の無い雑音が抑圧されると同
時に、垂直輪郭の立上りで欠落(まるみを帯びてシャー
プさが消えること)が生じ画質が劣化する。例えば係数
を0.7ぐらいとすると加算器3の出力波形Bは第3図
(B)のようになる。
そこで、第3図(B)に見られるような垂直輪郭の劣化
を防ぐために、雑音が重畳された入力信号Aと、雑音と
垂直輪郭の劣化した信号Bを減算器4で減算して、垂直
輪郭成分(詳しくは垂直輪郭の欠落成分や尾引き成分)
と雑音成分のみの信号Cが第3図(C)に見られるよう
に得られる。
を防ぐために、雑音が重畳された入力信号Aと、雑音と
垂直輪郭の劣化した信号Bを減算器4で減算して、垂直
輪郭成分(詳しくは垂直輪郭の欠落成分や尾引き成分)
と雑音成分のみの信号Cが第3図(C)に見られるよう
に得られる。
この信号Cの小振幅の信号成分は雑音と考えクリップ回
路2で小振幅成分のみを除去し、信号りが第3図(D)
に見られるように得られる。
路2で小振幅成分のみを除去し、信号りが第3図(D)
に見られるように得られる。
ここで得られた信号りは、第3図(D)に見られるよう
に、レベルの大きい垂直輪郭成分だけなので、雑音と垂
直輪郭成分の欠落した信号Bと加算器5で加算すること
により、第3図(E)に見られるような信号Eが出力端
子101に得られる。
に、レベルの大きい垂直輪郭成分だけなので、雑音と垂
直輪郭成分の欠落した信号Bと加算器5で加算すること
により、第3図(E)に見られるような信号Eが出力端
子101に得られる。
また、Y/C分離が不充分なために色信号中に輝度信号
成分が残ることにより発生する画面のクロスカラー妨害
も画質劣化要因の一つに挙げられている。これを解決す
る手段として、特開昭57−68984号公報に記載の
技術がある。以下、簡単に説明する。
成分が残ることにより発生する画面のクロスカラー妨害
も画質劣化要因の一つに挙げられている。これを解決す
る手段として、特開昭57−68984号公報に記載の
技術がある。以下、簡単に説明する。
第4図は、第2の従来例として、クロスカラー除去回路
の従来例を示すブロック図で、22は低域濾波器(LP
F)、23は黒信号検出回路、24は白信号検出回路、
25は加算器、16.26は帯域濾波器(BPF)、2
7は波形整形器、29は可変減衰器である。
の従来例を示すブロック図で、22は低域濾波器(LP
F)、23は黒信号検出回路、24は白信号検出回路、
25は加算器、16.26は帯域濾波器(BPF)、2
7は波形整形器、29は可変減衰器である。
次に、動作について説明する。入力端子103から入力
された複合映像信号は低域濾波器(LPF)22に人力
される。低域濾波器(LPFI22は、複合映像信号か
ら搬送色信号だけが除去されるように低域を濾波して輝
度信号のみを取り出す。取り出された輝度信号は黒信号
検出回路23と白信号検出回路24に入力される。この
2つの検出回路は、入力された輝度信号の色信号が無視
できるような黒信号と白信号を検出する。
された複合映像信号は低域濾波器(LPF)22に人力
される。低域濾波器(LPFI22は、複合映像信号か
ら搬送色信号だけが除去されるように低域を濾波して輝
度信号のみを取り出す。取り出された輝度信号は黒信号
検出回路23と白信号検出回路24に入力される。この
2つの検出回路は、入力された輝度信号の色信号が無視
できるような黒信号と白信号を検出する。
ここで検出された信号は加算器25に入力され、黒信号
と白信号が加算されて出力される。加算された出力は帯
域濾波器(BPF)26に入力され、輝度信号の輪郭成
分が抽出される。抽出された輪郭成分は波形整形器27
で整形されて可変減衰器29に入力される。
と白信号が加算されて出力される。加算された出力は帯
域濾波器(BPF)26に入力され、輝度信号の輪郭成
分が抽出される。抽出された輪郭成分は波形整形器27
で整形されて可変減衰器29に入力される。
一方、帯域濾波器(BPF)28に入力された複合映像
信号は搬送色信号成分が抽出される。抽出された搬送色
信号は、同一帯域に存在する輝度信号の輪郭成分も含ん
でいるので、そのまま色復調するとクロスカラー妨害が
発生する。
信号は搬送色信号成分が抽出される。抽出された搬送色
信号は、同一帯域に存在する輝度信号の輪郭成分も含ん
でいるので、そのまま色復調するとクロスカラー妨害が
発生する。
そこで、可変減衰器29に入力し、波形整形器27から
出力された輝度信号の輪郭成分があるときは搬送色信号
の振幅を下げる。これにより、搬送色信号に存在してい
たクロスカラー成分がg度信号の輪郭成分により減衰さ
れてクロスカラー妨害を抑圧することができる。
出力された輝度信号の輪郭成分があるときは搬送色信号
の振幅を下げる。これにより、搬送色信号に存在してい
たクロスカラー成分がg度信号の輪郭成分により減衰さ
れてクロスカラー妨害を抑圧することができる。
第2図を参照して説明した上記第1の従来技術は、クリ
ップ回路2で雑音を抑圧すると同時にレベルの小さい色
信号の垂直輪郭成分も抑圧してしまうため、第3図(E
)に見られるように、出力信号已において垂直輪郭成分
が欠落したまま、或いは尾引きしたままとなるところが
生じ、劣化してしまうことがあった。このような垂直輪
郭成分の劣化は帰還係数にを大きくするほど、その悪影
響が出て目ざわりになるため、帰還係数を大きくするこ
とができず、その結果雑音低減回路として十分な雑音低
減効果を上げることができなかった。
ップ回路2で雑音を抑圧すると同時にレベルの小さい色
信号の垂直輪郭成分も抑圧してしまうため、第3図(E
)に見られるように、出力信号已において垂直輪郭成分
が欠落したまま、或いは尾引きしたままとなるところが
生じ、劣化してしまうことがあった。このような垂直輪
郭成分の劣化は帰還係数にを大きくするほど、その悪影
響が出て目ざわりになるため、帰還係数を大きくするこ
とができず、その結果雑音低減回路として十分な雑音低
減効果を上げることができなかった。
また、第4図を参照して説明した第2の従来技術は、ク
ロスカラー除去回路として、輝度信号の垂直輪郭成分が
搬送色信号に漏れ込んで発生するクロスカラー妨害に対
する配慮がなされておらず、輝度信号の垂直輪郭部にク
ロスカラー妨害が発生する問題があった。
ロスカラー除去回路として、輝度信号の垂直輪郭成分が
搬送色信号に漏れ込んで発生するクロスカラー妨害に対
する配慮がなされておらず、輝度信号の垂直輪郭部にク
ロスカラー妨害が発生する問題があった。
本発明の目的は、レベルの小さな色垂直輪郭成分の検出
精度を向上することにより、雑音低減のため帰還係数を
大きくしても、レベルの小さな垂直輪郭成分での劣化が
発生せず、十分な雑音低減効果を上げることのできる雑
音低減回路を備えたテレビジョン受像機を提供すること
にある。
精度を向上することにより、雑音低減のため帰還係数を
大きくしても、レベルの小さな垂直輪郭成分での劣化が
発生せず、十分な雑音低減効果を上げることのできる雑
音低減回路を備えたテレビジョン受像機を提供すること
にある。
また、輝度信号の垂直輪郭成分が搬送色信号に漏れ込む
ことを防ぎ、クロスカラー妨害を抑圧することのできる
クロスカラー除去回路を備えたテレビジョン受像機を提
供することにある。
ことを防ぎ、クロスカラー妨害を抑圧することのできる
クロスカラー除去回路を備えたテレビジョン受像機を提
供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、複合映像信号
から分離された輝度信号と搬送色信号のうちで、輝度信
号に垂直輪郭成分があるときは搬送色信号にも垂直輪郭
成分がある可能性が高いという相関性を利用し、輝度信
号の垂直輪郭成分を検出する回路を設け、その出力で垂
直輪郭成分があるときとないときとで、雑音低減回路に
おける帰還係数のような、レベルの小さな垂直輪郭成分
の検出精度に関係した量を制御するようにした。
から分離された輝度信号と搬送色信号のうちで、輝度信
号に垂直輪郭成分があるときは搬送色信号にも垂直輪郭
成分がある可能性が高いという相関性を利用し、輝度信
号の垂直輪郭成分を検出する回路を設け、その出力で垂
直輪郭成分があるときとないときとで、雑音低減回路に
おける帰還係数のような、レベルの小さな垂直輪郭成分
の検出精度に関係した量を制御するようにした。
また、本発明では、クロスカラー除去回路において、信
号を1水平走査期間だけ遅らせる1H遅延回路を2個設
け、2H遅延した信号と入力との差をとる手段と、1H
遅延した信号か或は2H遅延した信号を用いて輝度信号
と色信号を分離する手段を設けたものである。
号を1水平走査期間だけ遅らせる1H遅延回路を2個設
け、2H遅延した信号と入力との差をとる手段と、1H
遅延した信号か或は2H遅延した信号を用いて輝度信号
と色信号を分離する手段を設けたものである。
さらに、輝度信号の垂直輪郭成分の中域成分を検出する
回路を設け、その出力で垂直輪郭成分があるときとない
ときとで、帰還係数を制御する手段を設けたものである
。
回路を設け、その出力で垂直輪郭成分があるときとない
ときとで、帰還係数を制御する手段を設けたものである
。
このことにより、雑音低減回路においては、レベルの小
さな垂直輪郭成分の検出精度が向上し、十分な雑音低減
効果が得られると共に、レベルの小さな垂直輪郭成分で
の劣化を抑えることができる。
さな垂直輪郭成分の検出精度が向上し、十分な雑音低減
効果が得られると共に、レベルの小さな垂直輪郭成分で
の劣化を抑えることができる。
また、クロスカラー除去回路において、輝度信号の中域
成分を検出する回路を設けたことにより、輝度信号の斜
め成分が検出される。この検出された斜め成分で、可変
減衰器の利得制御を行い、搬送色信号の振幅を可変する
。これにより、搬送色信号に漏れ込んだ輝度信号を減衰
させることができるので、クロスカラー妨害を低減する
ことができる。
成分を検出する回路を設けたことにより、輝度信号の斜
め成分が検出される。この検出された斜め成分で、可変
減衰器の利得制御を行い、搬送色信号の振幅を可変する
。これにより、搬送色信号に漏れ込んだ輝度信号を減衰
させることができるので、クロスカラー妨害を低減する
ことができる。
さらに、輝度信号の中域成分を検出する回路を設けたこ
とにより、輝度信号の斜め成分が検出される。この検出
された輝度信号の斜め成分で、帰還係数を制御して、搬
送色信号に含まれる雑音を制御する。これにより、搬送
色信号に漏れ込んだ輝度信号を雑音とみなして除去でき
るので、クロスカラー妨害を低減することができる。
とにより、輝度信号の斜め成分が検出される。この検出
された輝度信号の斜め成分で、帰還係数を制御して、搬
送色信号に含まれる雑音を制御する。これにより、搬送
色信号に漏れ込んだ輝度信号を雑音とみなして除去でき
るので、クロスカラー妨害を低減することができる。
信号を1水平走査期間遅延する1H遅延回路は人力され
た信号を1Hだけ遅延して出力する。この1H遅延回路
を2個通って出力された2H遅延信号と入力信号との差
をとる手段により、垂直輪郭成分が検出される。
た信号を1Hだけ遅延して出力する。この1H遅延回路
を2個通って出力された2H遅延信号と入力信号との差
をとる手段により、垂直輪郭成分が検出される。
さらに、1Hあるいは2Hのくし形フィルタ手段で予め
分離された色信号の振幅を検出した輝度信号の斜め成分
で減衰器により減衰させる。これにより、色信号に漏れ
込んだ輝度信号を減衰することができるのでクロスカラ
ー妨害を低減することができる。
分離された色信号の振幅を検出した輝度信号の斜め成分
で減衰器により減衰させる。これにより、色信号に漏れ
込んだ輝度信号を減衰することができるのでクロスカラ
ー妨害を低減することができる。
以下、本発明の雑音低減回路の第1の実施例を第1図に
より説明する。
より説明する。
第1図において、8は所定のレベル以下の信号を通し、
それ以上のレベルの信号は制限して通さないようにする
リミッタ回路、9は輪郭検出回路、10は係数回路、1
1は加算器、12は減算器、40は巡回型フィルタを含
んだ雑音低減回路、102は輝度信号入力端子であり、
第2図におけるものと同一部分には同一符号を付してい
る。
それ以上のレベルの信号は制限して通さないようにする
リミッタ回路、9は輪郭検出回路、10は係数回路、1
1は加算器、12は減算器、40は巡回型フィルタを含
んだ雑音低減回路、102は輝度信号入力端子であり、
第2図におけるものと同一部分には同一符号を付してい
る。
第1図の回路動作を、第5図を併せ用いて説明する。第
5図は第1図の回路における各部の信号波形を示す波形
図である。
5図は第1図の回路における各部の信号波形を示す波形
図である。
第5図(A)のような1垂直走査期間の搬送色信号が第
1図の入力端子100より入力される。
1図の入力端子100より入力される。
この搬送色信号は加算器11に入力され、1H遅延素子
1から出力される1水平走査期間遅延した遅延信号と加
算される。
1から出力される1水平走査期間遅延した遅延信号と加
算される。
ここで1H遅延した搬送色信号の位相はNTSC方式の
規格により現在の搬送色信号に対し反転しているため、
輪郭成分と雑音成分が、加算器11より、第5図(B)
に見られるような波形となって出力される。加算器11
より出力された信号Bはリミッタ回路8で、レベルの大
きな輪郭信号成分が取り除かれ、雑音成分とリミッタレ
ベル以下のレベルの垂直輪郭信号成分が第5図(C)に
見られるように出力される。
規格により現在の搬送色信号に対し反転しているため、
輪郭成分と雑音成分が、加算器11より、第5図(B)
に見られるような波形となって出力される。加算器11
より出力された信号Bはリミッタ回路8で、レベルの大
きな輪郭信号成分が取り除かれ、雑音成分とリミッタレ
ベル以下のレベルの垂直輪郭信号成分が第5図(C)に
見られるように出力される。
一方、第5図(D)に見られるような輝度信号りが輝度
信号入力端子102より入力された時、輪郭検出回路9
から輝度信号の垂直輪郭成分Eが第5図(E)に見られ
るように出力される。
信号入力端子102より入力された時、輪郭検出回路9
から輝度信号の垂直輪郭成分Eが第5図(E)に見られ
るように出力される。
この輝度信号の垂直輪郭信号成分Eが係数器10の利得
係数制御部に入力され、輝度信号の垂直輪郭成分がある
ときには係数器10の利得係数(巡回型フィルタを構成
しているという観点からすれば帰還係数)にを小さくし
、輝度信号の垂直輪郭成分がないときには係数器10の
利得係数にを所定の値にする。この時の係数器10の出
力Fには第5図(F)に見られるように、レベルの小さ
な垂直輪郭成分までが除去され、雑音成分のみの信号が
得られる。
係数制御部に入力され、輝度信号の垂直輪郭成分がある
ときには係数器10の利得係数(巡回型フィルタを構成
しているという観点からすれば帰還係数)にを小さくし
、輝度信号の垂直輪郭成分がないときには係数器10の
利得係数にを所定の値にする。この時の係数器10の出
力Fには第5図(F)に見られるように、レベルの小さ
な垂直輪郭成分までが除去され、雑音成分のみの信号が
得られる。
係数器10の出力Fは減算器12に入力され、もとの搬
送色信号(入力信号A)から減算され、出力端子101
に出力される。出力された信号Gは第5図(G)に見ら
れるように、雑音成分のみが除去され、垂直輪郭成分は
何も損なわれていない信号になる。
送色信号(入力信号A)から減算され、出力端子101
に出力される。出力された信号Gは第5図(G)に見ら
れるように、雑音成分のみが除去され、垂直輪郭成分は
何も損なわれていない信号になる。
以上のように、本実施例では、搬送色信号の垂直輪郭成
分と相関の高い輝度信号の垂直輪郭成分を用いることに
よって、搬送色信号における雑音低減に伴う垂直輪郭の
劣化を防止することができ。
分と相関の高い輝度信号の垂直輪郭成分を用いることに
よって、搬送色信号における雑音低減に伴う垂直輪郭の
劣化を防止することができ。
さらに、上記効果を使って帰還係数にの値を大きくして
、雑音低減効果をさらに高めることもできる。
、雑音低減効果をさらに高めることもできる。
以下、本発明の雑音低減回路の第2の実施例を第6図に
より説明する。第6図において第1図及び第2図におけ
るものと同一部分には同一符号を付している。
より説明する。第6図において第1図及び第2図におけ
るものと同一部分には同一符号を付している。
第6図に示した本発明の雑音低減回路の第2の実施例の
回路構成及び動作は、第1図に示した本発明の第1の実
施例とほぼ同様であるが、輝度信号の垂直輪郭検出回路
9の出力が、リミッタ回路8のリミッタレベル制御部に
入力されている点が異なる。
回路構成及び動作は、第1図に示した本発明の第1の実
施例とほぼ同様であるが、輝度信号の垂直輪郭検出回路
9の出力が、リミッタ回路8のリミッタレベル制御部に
入力されている点が異なる。
リミッタ回路8のリミッタレベルを高(すれば、大きな
レベルの雑音も通過できるので、これを用いて入力信号
における大きな雑音を打ち消して大きな雑音低減効果が
得られるが、小振幅の垂直輪郭成分も通過するため、入
力信号における垂直輪郭成分のうちで振幅の小さいとこ
ろが打ち消されて、その欠落が発生する。
レベルの雑音も通過できるので、これを用いて入力信号
における大きな雑音を打ち消して大きな雑音低減効果が
得られるが、小振幅の垂直輪郭成分も通過するため、入
力信号における垂直輪郭成分のうちで振幅の小さいとこ
ろが打ち消されて、その欠落が発生する。
そこで輪郭検出回路9で輝度信号の垂直輪郭成分を検出
し、輝度信号の垂直輪郭成分があるところでは、リミッ
タ回路8のリミッタレベルを小さくすることで小振幅の
垂直輪郭成分も通過させないようにして、入力信号にお
ける垂直輪郭成分の劣化を防止している。
し、輝度信号の垂直輪郭成分があるところでは、リミッ
タ回路8のリミッタレベルを小さくすることで小振幅の
垂直輪郭成分も通過させないようにして、入力信号にお
ける垂直輪郭成分の劣化を防止している。
本実施例は、輝度信号の垂直輪郭成分がないときにはリ
ミッタレベルを大きくし、大きな雑音に対しても十分な
雑音低減効果を得、輝度信号の垂直輪郭成分があるとき
にはリミッタレベルを小さくすることによって、搬送色
信号(入力信号)の垂直輪郭の劣化を低減している。ま
た、輝度信号の垂直輪郭成分があるときにも係数器10
の帰還係数には一定であるので、リミッタレベル以下の
雑音に対しても輝度信号の垂直輪郭成分がないときと同
様の雑音低減効果が得られる。
ミッタレベルを大きくし、大きな雑音に対しても十分な
雑音低減効果を得、輝度信号の垂直輪郭成分があるとき
にはリミッタレベルを小さくすることによって、搬送色
信号(入力信号)の垂直輪郭の劣化を低減している。ま
た、輝度信号の垂直輪郭成分があるときにも係数器10
の帰還係数には一定であるので、リミッタレベル以下の
雑音に対しても輝度信号の垂直輪郭成分がないときと同
様の雑音低減効果が得られる。
次に、第7図は、第1図又は第6図の輝度信号における
垂直輪郭成分検出回路9の具体例を示す回路図である。
垂直輪郭成分検出回路9の具体例を示す回路図である。
但しここでは、複合映像信号から輝度信号と搬送色信号
を分離するY/C分離回路と、分離された輝度信号の垂
直輪郭成分を検出する輪郭検出回路を組合せたものを9
Aとして示しである。
を分離するY/C分離回路と、分離された輝度信号の垂
直輪郭成分を検出する輪郭検出回路を組合せたものを9
Aとして示しである。
第7図において、14.17はそれぞれ減算器、15は
所定の遅延量だけ信号を遅延させる遅延素子(DL)、
16は所定の周波数帯域だけを通過させる帯域濾波器(
BPF)、54は低い周波数だけを通過させる低域濾波
器(LPF)、51゜52はそれぞれ1H遅延素子(1
HDL)、103は複合映像信号を入力する入力端子、
104は複合映像信号から分離された輝度信号を出力す
る出力端子であり第1図、第2図におけるものと同一部
分には同一符号を付している。
所定の遅延量だけ信号を遅延させる遅延素子(DL)、
16は所定の周波数帯域だけを通過させる帯域濾波器(
BPF)、54は低い周波数だけを通過させる低域濾波
器(LPF)、51゜52はそれぞれ1H遅延素子(1
HDL)、103は複合映像信号を入力する入力端子、
104は複合映像信号から分離された輝度信号を出力す
る出力端子であり第1図、第2図におけるものと同一部
分には同一符号を付している。
次に、回路動作を第10図を併せ用いて説明する。
第10図は、縦軸に垂直空間周波数νとしてcph (
サイクル/画面高)をとり、横軸に水平周波数μをとっ
て、表した時空間2次元周波数表示の帯域特性図である
。
サイクル/画面高)をとり、横軸に水平周波数μをとっ
て、表した時空間2次元周波数表示の帯域特性図である
。
複合映像信号は入力端子103より入力される。
第10図(1)はその時の周波数帯域を示しており、縦
軸は垂直周波数(ν)、横軸は水平周波数(μ)である
ことは既に述べた。輝度信号は第1O図(1)に四角形
で示す範囲内にあり、色副搬送波周波数を丸で示す。複
合映像信号はlH遅延素子51によって1水平走査期間
遅延され減算器14で、もとの複合映像信号から減算さ
れる。この時の減算された信号(減算器14の出力)の
周波数帯域は第10図(2)の斜線部分である。
軸は垂直周波数(ν)、横軸は水平周波数(μ)である
ことは既に述べた。輝度信号は第1O図(1)に四角形
で示す範囲内にあり、色副搬送波周波数を丸で示す。複
合映像信号はlH遅延素子51によって1水平走査期間
遅延され減算器14で、もとの複合映像信号から減算さ
れる。この時の減算された信号(減算器14の出力)の
周波数帯域は第10図(2)の斜線部分である。
ここでは1H遅延素子51は水平方向に周波数帯域O〜
4.2MHzのすべてを遅延する遅延素子である。減算
器14の出力は帯域濾波器(BPF)16を通り搬送色
信号帯域だけが濾波されて第10図(3)に示す周波数
帯域の信号となる。ここで得られた搬送色信号は巡回型
フィルタを含む雑音低減回路40に入力される。
4.2MHzのすべてを遅延する遅延素子である。減算
器14の出力は帯域濾波器(BPF)16を通り搬送色
信号帯域だけが濾波されて第10図(3)に示す周波数
帯域の信号となる。ここで得られた搬送色信号は巡回型
フィルタを含む雑音低減回路40に入力される。
また、この搬送色信号は同時に減算器17に入力され、
遅延素子15によって帯域濾波器(BPF)16の遅延
時間と同じたけ遅延された複合映像信号から減算される
。これによって減算器17の出力には、第10図(4)
の斜線部分で示すような輝度信号が抽出され出力端子1
04に出力される。
遅延素子15によって帯域濾波器(BPF)16の遅延
時間と同じたけ遅延された複合映像信号から減算される
。これによって減算器17の出力には、第10図(4)
の斜線部分で示すような輝度信号が抽出され出力端子1
04に出力される。
一方、減算器14の出力は、加算器53でさらに1H遅
延素子52で1H遅延された信号と加算され、第10図
(5)の斜線部分で示す周波数帯域の信号となる。この
信号は低域濾波器(LPF)54を通り第10図(6)
の斜線部分で示すような帯域の輝度信号の垂直輪郭成分
が抽出できる。
延素子52で1H遅延された信号と加算され、第10図
(5)の斜線部分で示す周波数帯域の信号となる。この
信号は低域濾波器(LPF)54を通り第10図(6)
の斜線部分で示すような帯域の輝度信号の垂直輪郭成分
が抽出できる。
ここで、輝度信号の垂直輪郭成分を検出するのに2H構
成(1H遅延素子を2個用いた)としたのは、輝度信号
の垂直輪郭成分と搬送色信号の垂直輪郭成分の垂直帯域
を等しくし、輪郭検出精度を高くするためである。
成(1H遅延素子を2個用いた)としたのは、輝度信号
の垂直輪郭成分と搬送色信号の垂直輪郭成分の垂直帯域
を等しくし、輪郭検出精度を高くするためである。
低域濾波器(LPF)54の出力は巡回型フィルタを含
む雑音低減回路40に入力され、すでに説明したように
帰還係数Kまたはリミッタレベルを制御する。第10図
(7)、(8)は巡回型フィルタを含む雑音低減回路4
0の出力の周波数帯域を示し、第1O図(7)は、搬送
色信号の垂直輪郭成分がな(、第10図(6)の斜線部
分で示した周波数帯域に輝度信号の垂直輪郭成分がない
場合であり、垂直空間周波数の帯域が狭くなり十分な雑
音低減が行われている。
む雑音低減回路40に入力され、すでに説明したように
帰還係数Kまたはリミッタレベルを制御する。第10図
(7)、(8)は巡回型フィルタを含む雑音低減回路4
0の出力の周波数帯域を示し、第1O図(7)は、搬送
色信号の垂直輪郭成分がな(、第10図(6)の斜線部
分で示した周波数帯域に輝度信号の垂直輪郭成分がない
場合であり、垂直空間周波数の帯域が狭くなり十分な雑
音低減が行われている。
一方、第10図(8)は、搬送色信号の垂直輪郭成骨が
あるか、もしくは第10図(6)の斜線部分で示した周
波数帯域に輝度信号の垂直輪郭成分がある場合であり、
搬送色信号の垂直輪郭成分がそのまま出力され、劣化し
ない。
あるか、もしくは第10図(6)の斜線部分で示した周
波数帯域に輝度信号の垂直輪郭成分がある場合であり、
搬送色信号の垂直輪郭成分がそのまま出力され、劣化し
ない。
以上のように、第7図の回路では、Y/C分離回路を構
成する1H遅延素子51と減算器14から出力される信
号の低域成分を有効に利用して、輝度の垂直輪郭の検出
を行なうことができる効果がある。
成する1H遅延素子51と減算器14から出力される信
号の低域成分を有効に利用して、輝度の垂直輪郭の検出
を行なうことができる効果がある。
次に第8図は、第1図又は第6図の輝度信号の垂直輪郭
成分検出回路9の別の具体例を示す回路図である。
成分検出回路9の別の具体例を示す回路図である。
第8図において、55は減算器、56は遅延素子、57
は加算器であり、第1図、第7図におけるものと同一部
分には同一符号を付している。
は加算器であり、第1図、第7図におけるものと同一部
分には同一符号を付している。
本例では、遅延素子51及び52を通り2H遅延した複
合映像信号と現在の複合映像信号の減算を減算器55で
行なう。これによって第10図(5)の斜線部分に示す
帯域の信号が得られる。
合映像信号と現在の複合映像信号の減算を減算器55で
行なう。これによって第10図(5)の斜線部分に示す
帯域の信号が得られる。
また、遅延素子56と加算器57によって第10図(6
)の斜線部分のような帯域を制限した信号が得られる。
)の斜線部分のような帯域を制限した信号が得られる。
以上のように、Y/C分離回路を構成する1H遅延素子
51と遅延素子52と減算器55によって輝度信号の垂
直輪郭成分が検出でき、輝度信号の垂直輪郭成分の低域
成分を有効に利用して、輝度信号の垂直輪郭成分の検出
を行なうことができる効果がある。また、遅延素子56
と加算器57によって輝度信号の垂直輪郭成分の検出を
行なう低域濾波器(LPF)を構成しており、これも一
つの特徴である。
51と遅延素子52と減算器55によって輝度信号の垂
直輪郭成分が検出でき、輝度信号の垂直輪郭成分の低域
成分を有効に利用して、輝度信号の垂直輪郭成分の検出
を行なうことができる効果がある。また、遅延素子56
と加算器57によって輝度信号の垂直輪郭成分の検出を
行なう低域濾波器(LPF)を構成しており、これも一
つの特徴である。
第9図は、第1図又は第6図の輝度信号における垂直輪
郭成分検出回路9のさらに別の具体例を示す回路図であ
る。第9図において、第1図、第7図におけるものと同
一部分には同一符号を付している。
郭成分検出回路9のさらに別の具体例を示す回路図であ
る。第9図において、第1図、第7図におけるものと同
一部分には同一符号を付している。
本例では、Y/C分離回路を構成する減算器14の出力
を低域濾波器(LPF)54に通し帯域制限することに
より第11図の帯域特性図に斜線部分で示すような帯域
の輝度信号の垂直輪郭成分が検出できる。
を低域濾波器(LPF)54に通し帯域制限することに
より第11図の帯域特性図に斜線部分で示すような帯域
の輝度信号の垂直輪郭成分が検出できる。
以上のように1H遅延素子を1個用いて輝度信号の垂直
輪郭成分を検出する回路を構成することで、Y/C分離
回路を兼用することができ、少ないハード構成で垂直輪
郭が劣化することのない色雑音低減回路を実現できる効
果がある。
輪郭成分を検出する回路を構成することで、Y/C分離
回路を兼用することができ、少ないハード構成で垂直輪
郭が劣化することのない色雑音低減回路を実現できる効
果がある。
次に、複合映像信号から輝度信号と搬送色信号が予め分
離されている場合に対応した回路構成(輝度信号におけ
る垂直輪郭成分検出回路)の−例を以下に示す。
離されている場合に対応した回路構成(輝度信号におけ
る垂直輪郭成分検出回路)の−例を以下に示す。
第12図は、かかる輝度信号と搬送色信号が分離されて
入力される場合に対応した回路構成(輝度信号における
垂直輪郭成分検出回路)の−例を示すブロック図である
。第12図において、第1図、第7図におけるものと同
一部分には同一符号を付している。
入力される場合に対応した回路構成(輝度信号における
垂直輪郭成分検出回路)の−例を示すブロック図である
。第12図において、第1図、第7図におけるものと同
一部分には同一符号を付している。
次に、回路動作を説明する。予め分離された輝度信号Y
は入力端子105より入力され、搬送色信号Cは入力端
子106より入力される。
は入力端子105より入力され、搬送色信号Cは入力端
子106より入力される。
入力端子105から入力された輝度信号は1H遅延素子
52と減算器14および低域濾波器(LPF)23によ
って輝度信号の垂直輪郭成分が検出される。この輝度信
号の垂直輪郭成分を用いて、巡回型フィルタを含む雑音
低減回路40の帰還係数又はリミッタレベルを制御する
ことで、垂直輪郭の欠落のない雑音低減回路が実現でき
る。
52と減算器14および低域濾波器(LPF)23によ
って輝度信号の垂直輪郭成分が検出される。この輝度信
号の垂直輪郭成分を用いて、巡回型フィルタを含む雑音
低減回路40の帰還係数又はリミッタレベルを制御する
ことで、垂直輪郭の欠落のない雑音低減回路が実現でき
る。
第13図は、輝度信号と搬送色信号が予め分離されて入
力する場合と、分離されないで複合映像信号そのものが
入力される場合の、両方があるとき、それに対応した回
路構成(輝度信号における垂直輪郭成分検出回路)の−
例を示したブロック図である。第13図において131
は切り換え信号が入力される入力端子、132,133
,134はスイッチであり、第1図、第7図、第8図に
おけるものと同一部分には同一符号を付している。
力する場合と、分離されないで複合映像信号そのものが
入力される場合の、両方があるとき、それに対応した回
路構成(輝度信号における垂直輪郭成分検出回路)の−
例を示したブロック図である。第13図において131
は切り換え信号が入力される入力端子、132,133
,134はスイッチであり、第1図、第7図、第8図に
おけるものと同一部分には同一符号を付している。
次に、回路動作を説明する。複合映像信号(コンポジヅ
トビデオ信号)は入力端子103より入力され、予め分
離された輝度信号は入力端子102より入力され、予め
分離された搬送色信号は入力端子100より入力される
ものとする。
トビデオ信号)は入力端子103より入力され、予め分
離された輝度信号は入力端子102より入力され、予め
分離された搬送色信号は入力端子100より入力される
ものとする。
複合映像信号を入力信号として用いる場合には、入力端
子131から入力されてくる切り換え信号により、スイ
ッチ132は入力端子103から入力された複合映像信
号を出力し、スイッチ133は減算器14の出力信号を
出力し、スイッチ134はオン状態となり、第8図に示
した回路構成と同じになり、第8図で説明したものと同
じ回路動作を行なう。
子131から入力されてくる切り換え信号により、スイ
ッチ132は入力端子103から入力された複合映像信
号を出力し、スイッチ133は減算器14の出力信号を
出力し、スイッチ134はオン状態となり、第8図に示
した回路構成と同じになり、第8図で説明したものと同
じ回路動作を行なう。
予め分離された輝度信号と搬送色信号を入力信号として
用いる場合には、入力端子131から入力されてくる切
り換え信号により、スイッチ132は破線位置に切り替
わって入力端子102から入力された輝度信号を出力し
、スイッチ133も破線位置に切り替わって入力端子1
00から入力された搬送色信号を出力し、スイッチ13
4は破線位置に移行してオフ状態となる。
用いる場合には、入力端子131から入力されてくる切
り換え信号により、スイッチ132は破線位置に切り替
わって入力端子102から入力された輝度信号を出力し
、スイッチ133も破線位置に切り替わって入力端子1
00から入力された搬送色信号を出力し、スイッチ13
4は破線位置に移行してオフ状態となる。
次に、予め分離された輝度信号と搬送色信号が入力され
た場合の回路動作を説明する。スイッチ132から出力
された輝度信号は遅延素子15を通り減算器17に入力
される。ここではスイッチ134がオフなので、スイッ
チ134からの出力は無いため輝度信号がそのまま出力
端子104より出力される。
た場合の回路動作を説明する。スイッチ132から出力
された輝度信号は遅延素子15を通り減算器17に入力
される。ここではスイッチ134がオフなので、スイッ
チ134からの出力は無いため輝度信号がそのまま出力
端子104より出力される。
一方、スイッチ132の出力は1H遅延素子51.52
を通り2H遅延した輝度信号として減算器55に入力さ
れる。ここで現在の輝度信号から2H遅延信号の減算を
行ない、第10図(5)の斜線部に示すような信号が出
力される。その後、第8図で説明したように遅延素子5
6と加算器57によって輝度信号の垂直輪郭成分が抽出
される。
を通り2H遅延した輝度信号として減算器55に入力さ
れる。ここで現在の輝度信号から2H遅延信号の減算を
行ない、第10図(5)の斜線部に示すような信号が出
力される。その後、第8図で説明したように遅延素子5
6と加算器57によって輝度信号の垂直輪郭成分が抽出
される。
以上のようにスイッチを3個設けることで予め輝度信号
と搬送色信号が分離された入力にも、また複合映像信号
のままの入力にも対応した雑音低減回路が簡単に実現で
きる。
と搬送色信号が分離された入力にも、また複合映像信号
のままの入力にも対応した雑音低減回路が簡単に実現で
きる。
尚、減算器14の出力に帯域濾波器(BPF)16を接
続し、そのあとにスイッチ133を設けても同様の効果
が得られる。
続し、そのあとにスイッチ133を設けても同様の効果
が得られる。
第14図は、第13図と同様な回路で、別の具体例を示
したブロック図である。第14図において、第1図、第
7図、第13図におけるものと同一部分には同一符号を
付している。回路動作は第7図及び第13図で説明した
のと同様なので繰り返さない。
したブロック図である。第14図において、第1図、第
7図、第13図におけるものと同一部分には同一符号を
付している。回路動作は第7図及び第13図で説明した
のと同様なので繰り返さない。
第15図は、第13図、第14図と同様な回路で、さら
に別の具体例を示したブロック図である。
に別の具体例を示したブロック図である。
第15図において、第1図、第7図、第12図第13図
におけるものと同一部分には同一符号を付している。回
路動作は第12図及び第13図で説明したのと同様なの
で繰り返さない。
におけるものと同一部分には同一符号を付している。回
路動作は第12図及び第13図で説明したのと同様なの
で繰り返さない。
第16図は本発明の雑音低減回路の第3の実施例を示す
ブロック図である。第16図において、41は検波回路
であり、第1図におけるものと同一部分には同一符号を
付している。
ブロック図である。第16図において、41は検波回路
であり、第1図におけるものと同一部分には同一符号を
付している。
回路動作は第1図及び第6図のそれとほぼ同様であるが
、搬送色信号自身の垂直輪郭成分でリミッタ回路8のリ
ミッタレベルを制御している点が異なる。リミッタ回路
8のリミッタレベルを高くすれば、大きなレベルの雑音
も通過させ得るので、それに応じて大きな雑音に対して
も雑音低減効果が得られるが、小振幅の垂直輪郭成分も
通過するため、垂直輪郭成分の振幅が小さいところで垂
直輪郭の欠落が発生する。
、搬送色信号自身の垂直輪郭成分でリミッタ回路8のリ
ミッタレベルを制御している点が異なる。リミッタ回路
8のリミッタレベルを高くすれば、大きなレベルの雑音
も通過させ得るので、それに応じて大きな雑音に対して
も雑音低減効果が得られるが、小振幅の垂直輪郭成分も
通過するため、垂直輪郭成分の振幅が小さいところで垂
直輪郭の欠落が発生する。
そこで、検波回路41で垂直輪郭成分を検出し垂直輪郭
があるところではリミッタ回路8のリミッタレベルを小
さく制御することで輪郭の劣化を防止する。
があるところではリミッタ回路8のリミッタレベルを小
さく制御することで輪郭の劣化を防止する。
本実施例は、垂直輪郭成分がないときにはリミッタレベ
ルを大きくし、大きな雑音に対しても十分な雑音低減効
果を得、垂直輪郭成分があるときにはリミッタレベルを
小さくすることによって搬送色信号の垂直輪郭の劣化を
低減できる効果がある。また、垂直輪郭成分があるとき
にはリミッタレベルを零にすれば輪郭の劣化は無くなる
効果がある。
ルを大きくし、大きな雑音に対しても十分な雑音低減効
果を得、垂直輪郭成分があるときにはリミッタレベルを
小さくすることによって搬送色信号の垂直輪郭の劣化を
低減できる効果がある。また、垂直輪郭成分があるとき
にはリミッタレベルを零にすれば輪郭の劣化は無くなる
効果がある。
なお、当然のことながら、検波回路41にて係数器10
の係数にを制御しても同一の効果が得られる。
の係数にを制御しても同一の効果が得られる。
次に、本発明の第4の実施例として、クロスカラー除去
回路の実施例を第17図により説明する。
回路の実施例を第17図により説明する。
第17図は、本発明のクロスカラー除去回路の実施例を
示すブロック図で、216は帯域濾波器(BPF)であ
り、第4図、第7図、第8図におけるものと同一の部分
には同一符号を付し、同一部分の回路動作の説明は省略
する。
示すブロック図で、216は帯域濾波器(BPF)であ
り、第4図、第7図、第8図におけるものと同一の部分
には同一符号を付し、同一部分の回路動作の説明は省略
する。
次に、回路動作について説明する。減算器55から出力
された輝度信号の垂直輪郭成分は、帯域濾波器(BPF
)216に入力され、所定の帯域の信号だけが抽出され
て可変減衰器29に入力される。
された輝度信号の垂直輪郭成分は、帯域濾波器(BPF
)216に入力され、所定の帯域の信号だけが抽出され
て可変減衰器29に入力される。
ここで、帯域濾波器(BPF)216の通過帯域は、第
2次高調波及び第3次高調波がちょうど色信号帯域に存
在する輝度信号の基本波成分を通す帯域とする。その周
波数特性を第18図の斜線部分に示す。これにより、検
出された輝度信号の基本波の高調波成分が、色信号帯域
でクロスカラー妨害を引き起こすと考えられる基本波成
分が検出される。
2次高調波及び第3次高調波がちょうど色信号帯域に存
在する輝度信号の基本波成分を通す帯域とする。その周
波数特性を第18図の斜線部分に示す。これにより、検
出された輝度信号の基本波の高調波成分が、色信号帯域
でクロスカラー妨害を引き起こすと考えられる基本波成
分が検出される。
こうして、帯域濾波器(BPF)16から出力された搬
送色信号と、帯域濾波器(BPF)216から出力され
た信号は、可変減衰器29に入力される。可変減衰器2
16では、入力された搬送色信号の利得を、帯域濾波器
(BPF)216から出力されたその高調波成分がクロ
スカラー妨害を引き起こすと考えられる基本波成分によ
り制御される。
送色信号と、帯域濾波器(BPF)216から出力され
た信号は、可変減衰器29に入力される。可変減衰器2
16では、入力された搬送色信号の利得を、帯域濾波器
(BPF)216から出力されたその高調波成分がクロ
スカラー妨害を引き起こすと考えられる基本波成分によ
り制御される。
この動作を第19図を用いて説明する。
第19図は、第17図の各部の信号波形を示す波形図で
、第19図(A)は帯域濾波器(BPF)16から出力
された搬送色信号Aで、第19図(B)は帯域濾波器(
BPF)216から出力されたその高調波成分がクロス
カラー妨害を引き起こすと考えられる基本波成分Bであ
る。可変減衰器29は帯域濾波器(BPF)216の出
力信号があるときには搬送色信号の利得を下げるので、
第19図(C)に示すように第19図(B)の信号が存
在する部分の搬送色信号が抑圧される。これにより、第
19図(A)に存在していたクロスカラー妨害成分が抑
圧されて、高画質な信号が得られる。
、第19図(A)は帯域濾波器(BPF)16から出力
された搬送色信号Aで、第19図(B)は帯域濾波器(
BPF)216から出力されたその高調波成分がクロス
カラー妨害を引き起こすと考えられる基本波成分Bであ
る。可変減衰器29は帯域濾波器(BPF)216の出
力信号があるときには搬送色信号の利得を下げるので、
第19図(C)に示すように第19図(B)の信号が存
在する部分の搬送色信号が抑圧される。これにより、第
19図(A)に存在していたクロスカラー妨害成分が抑
圧されて、高画質な信号が得られる。
尚、ここで使用する帯域濾波器(BPF)16216に
は、第21図(a)に示すようなLCRを用いたフィル
タや、第21図(b)に示すような遅延素子と減算器を
用いたフィルタを用いて構成することができる。
は、第21図(a)に示すようなLCRを用いたフィル
タや、第21図(b)に示すような遅延素子と減算器を
用いたフィルタを用いて構成することができる。
また、第17図における可変減算器29は、帯域濾波器
(BPF)216の出力信号のレベルに応じて搬送色信
号の減衰量を変える回路や、出力信号のレベルで搬送色
信号を通すか通さないかを制御する回路で実現すること
ができる。
(BPF)216の出力信号のレベルに応じて搬送色信
号の減衰量を変える回路や、出力信号のレベルで搬送色
信号を通すか通さないかを制御する回路で実現すること
ができる。
さらに、1H遅延回路51は搬送色信号帯域まで通過す
ることのできる高帯域な遅延回路であるが、lH遅延回
路52は搬送色信号帯域まで通過する必要はないので、
通過帯域の狭い低コストの遅延回路を用いることができ
る。この1H遅延回路51.52の代りに入力から2H
遅延することのできる2H遅延回路を用いても良い。
ることのできる高帯域な遅延回路であるが、lH遅延回
路52は搬送色信号帯域まで通過する必要はないので、
通過帯域の狭い低コストの遅延回路を用いることができ
る。この1H遅延回路51.52の代りに入力から2H
遅延することのできる2H遅延回路を用いても良い。
ここで、本実施例の輝度信号の垂直輪郭成分に帯域濾波
器(BPF)216を通したときの周波数特性について
詳しく説明する。
器(BPF)216を通したときの周波数特性について
詳しく説明する。
第25図は第10図で示したのと同様な時空間2次元周
波数表示の帯域特性図である。
波数表示の帯域特性図である。
さて、1H差で輝度信号の垂直輪郭成分を検出した場合
は、第25図(a)の斜線部分に示す帯域が検出される
帯域となる。この時、色副搬送波周波数の1/2と1/
3の周波数は原点と○印(f s c)を結んだ線上の
Δ印と口印のところに位置する。
は、第25図(a)の斜線部分に示す帯域が検出される
帯域となる。この時、色副搬送波周波数の1/2と1/
3の周波数は原点と○印(f s c)を結んだ線上の
Δ印と口印のところに位置する。
第25図(a)かられかるように、斜線部分で示す輝度
信号の垂直輪郭成分の所定帯域内にΔ印と口印が存在し
ない。これより、1Hで輝度信号の垂直輪郭成分を検出
したときの帯域は、クロスカラー妨害を引き起こすと考
えられる基本波成分の検出帯域として十分ではない。ま
た、余分な帯域まで検出しているため、この信号で搬送
色信号の利得を制御すると弊害を招く恐れがある。
信号の垂直輪郭成分の所定帯域内にΔ印と口印が存在し
ない。これより、1Hで輝度信号の垂直輪郭成分を検出
したときの帯域は、クロスカラー妨害を引き起こすと考
えられる基本波成分の検出帯域として十分ではない。ま
た、余分な帯域まで検出しているため、この信号で搬送
色信号の利得を制御すると弊害を招く恐れがある。
それに対し、2H差で輝度信号の垂直輪郭成分を検出し
た場合は、第25図(b)の斜線部分に示す帯域となる
。この第25図(b)の場合は、検出帯域内にΔ印と口
印が存在しており、クロスカラー妨害を引き起こすと考
えられる基本波成分の検出帯域としてふされしい。よっ
て、斜線部分で示す輝度信号の垂直輪郭信号成分で搬送
色信号の利得を制御すれば、効果的にクロスカラー妨害
を除去することができる。
た場合は、第25図(b)の斜線部分に示す帯域となる
。この第25図(b)の場合は、検出帯域内にΔ印と口
印が存在しており、クロスカラー妨害を引き起こすと考
えられる基本波成分の検出帯域としてふされしい。よっ
て、斜線部分で示す輝度信号の垂直輪郭信号成分で搬送
色信号の利得を制御すれば、効果的にクロスカラー妨害
を除去することができる。
次に、本発明の第5の実施例として、クロスカラー除去
回路の他の実施例を第20図を用いて説明する。
回路の他の実施例を第20図を用いて説明する。
第20図において、251,253は1/4乗算器、2
52は1/2乗算器、254は加減算器であり、第17
図にあるものと同一部分には同一符号を付している。尚
、第17図と同一部分は同一の動作をするので説明を省
略する。
52は1/2乗算器、254は加減算器であり、第17
図にあるものと同一部分には同一符号を付している。尚
、第17図と同一部分は同一の動作をするので説明を省
略する。
まず、1/2乗算器252は、1H遅延回路51の出力
である1H遅延した複合映像信号が入力されるとその振
幅を1/2倍して出力する。1/4乗算器251は入力
された複合映像信号の振幅を1/4倍して出力する。も
うひとつの1/4乗算器253は2H遅延した複合映像
信号の振幅を1/4倍して出力する。
である1H遅延した複合映像信号が入力されるとその振
幅を1/2倍して出力する。1/4乗算器251は入力
された複合映像信号の振幅を1/4倍して出力する。も
うひとつの1/4乗算器253は2H遅延した複合映像
信号の振幅を1/4倍して出力する。
加減算器254は、1/2乗算器252の出力から1/
4乗算器251,253の出力を減算して搬送色信号と
輝度信号の垂直輪郭成分を抽出する。
4乗算器251,253の出力を減算して搬送色信号と
輝度信号の垂直輪郭成分を抽出する。
この抽出された垂直輪郭成分は、帯域濾波器(BPF)
16で搬送色信号のみが取り出され、可変減衰器29と
減算器17へ入力される。減算器17は1H遅延した複
合映像信号から搬送色信号を減算して輝度信号を取り出
し出力する。
16で搬送色信号のみが取り出され、可変減衰器29と
減算器17へ入力される。減算器17は1H遅延した複
合映像信号から搬送色信号を減算して輝度信号を取り出
し出力する。
さて、この第5の実施例では、2H型のくし形フィルタ
とクロスカラー除去部を組み合わせても、先に第17図
を参照して説明した第4の実施例と同様の効果を得るこ
とができ、さらに輝度信号と色信号のタイミングがずれ
ない効果がある。
とクロスカラー除去部を組み合わせても、先に第17図
を参照して説明した第4の実施例と同様の効果を得るこ
とができ、さらに輝度信号と色信号のタイミングがずれ
ない効果がある。
ここでは、2Hの遅延回路と乗算器及び加減算器からな
るくし形フィルタの例を示したが、2Hの遅延回路と適
応型くし形フィルタとクロスカラー除去部を組み合わせ
ても同様の効果を得ることができる。
るくし形フィルタの例を示したが、2Hの遅延回路と適
応型くし形フィルタとクロスカラー除去部を組み合わせ
ても同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第6の実施例として、クロスカラー除去
回路の更に別の実施例を第22図を用いて説明する。第
22図において、271はACCアンプ、272はAC
C検波器、273は加算器であり、第17図にあるもの
と同一部分には同一符号を付している。尚、第17図と
同一部分は同一の動作をするので説明を省略する。
回路の更に別の実施例を第22図を用いて説明する。第
22図において、271はACCアンプ、272はAC
C検波器、273は加算器であり、第17図にあるもの
と同一部分には同一符号を付している。尚、第17図と
同一部分は同一の動作をするので説明を省略する。
帯域濾波器(BPF)16から出力された搬送色信号は
ACCアンプ271に入力される。入力された搬送色信
号はACCアンプ271でその利得が制御され、ACC
検波器272に入力される。
ACCアンプ271に入力される。入力された搬送色信
号はACCアンプ271でその利得が制御され、ACC
検波器272に入力される。
ACC検波器272は、搬送色信号のバースト信号を抜
取り、検波して内部に持っている基準レベルと比較し、
ACCアンプ271の出力レベルが所定の値になるよう
にACCアンプ271に制御信号を送る。送られてきた
制御信号は、加算器273で帯域濾波器(BPF)21
6の出力と加算される。
取り、検波して内部に持っている基準レベルと比較し、
ACCアンプ271の出力レベルが所定の値になるよう
にACCアンプ271に制御信号を送る。送られてきた
制御信号は、加算器273で帯域濾波器(BPF)21
6の出力と加算される。
ここで、ACCの制御を行うACC検波器272の出力
は、バースト信号期間のみで動作し、クロスカラー除去
用の帯域濾波器(BPF)216の出力は映像信号期間
に動作するので、お互いに干渉することはない。
は、バースト信号期間のみで動作し、クロスカラー除去
用の帯域濾波器(BPF)216の出力は映像信号期間
に動作するので、お互いに干渉することはない。
このようにすれば、ACCアンプ271を可変減衰器の
ように利用してクロスカラー除去の動作を実現すること
ができ、回路の簡略化を図ることができる効果がある。
ように利用してクロスカラー除去の動作を実現すること
ができ、回路の簡略化を図ることができる効果がある。
次に、本発明の第7の実施例として、クロスカラー除去
回路の別の実施例を第23図を用いて説明する。第23
図において、281,282は遅延回路(DL)、28
3は加算器、284はスイッチであり、第17図にある
ものと同一部分には同一符号を付している。尚、第17
図と同一部分は同一の動作をするので説明を省略する。
回路の別の実施例を第23図を用いて説明する。第23
図において、281,282は遅延回路(DL)、28
3は加算器、284はスイッチであり、第17図にある
ものと同一部分には同一符号を付している。尚、第17
図と同一部分は同一の動作をするので説明を省略する。
帯域濾波器(BPF)16から出力された搬送色信号は
遅延回路(DL)281に入力される。
遅延回路(DL)281に入力される。
遅延回路(DL)281は入力された搬送色信号を一定
期間(例えば500nS)遅延して出力する。次に接続
されている遅延回路(DL)2B2も遅延回路(DL)
281と同様に一定時間だけ遅延して搬送色信号を出力
する。
期間(例えば500nS)遅延して出力する。次に接続
されている遅延回路(DL)2B2も遅延回路(DL)
281と同様に一定時間だけ遅延して搬送色信号を出力
する。
加算器283は帯域濾波器(BPF)16の搬送色信号
出力と遅延回路(DL)281,282の2個分遅れた
搬送色信号出力とを加算してスイッチ284へ出力する
。スイッチ284は、加算器283の出力信号が0のと
きにスイッチを閉じ、出力信号があるときにはスイッチ
を開き、クロスカラー除去用の制御信号が減衰器29へ
送られるのを制御する。
出力と遅延回路(DL)281,282の2個分遅れた
搬送色信号出力とを加算してスイッチ284へ出力する
。スイッチ284は、加算器283の出力信号が0のと
きにスイッチを閉じ、出力信号があるときにはスイッチ
を開き、クロスカラー除去用の制御信号が減衰器29へ
送られるのを制御する。
これにより、輝度信号の高調波成分を持つ基本波成分が
あっても、その前後に搬送色信号がある場合には動作し
ない。そのため、最もクロスカラー妨害成分の目立つ色
が全くないところに発生するクロスカラー妨害を選択的
に除去できる効果がある。
あっても、その前後に搬送色信号がある場合には動作し
ない。そのため、最もクロスカラー妨害成分の目立つ色
が全くないところに発生するクロスカラー妨害を選択的
に除去できる効果がある。
次に本発明の第8の実施例として、クロスカラー除去回
路の更に別の実施例を第24図を用いて説明する。第2
4図において、297はクロスカラーキラー切り換え端
子であり、第13図および第17図にあるものと同一部
分には同一符号を付している。尚、第13図および第1
7図と同一部分は同一の動作をするので説明を省略する
。
路の更に別の実施例を第24図を用いて説明する。第2
4図において、297はクロスカラーキラー切り換え端
子であり、第13図および第17図にあるものと同一部
分には同一符号を付している。尚、第13図および第1
7図と同一部分は同一の動作をするので説明を省略する
。
入力端子102と入力端子100に入力された予め分離
された輝度信号と搬送色信号は、各々スイッチ132と
133に入力される。入力端子131から入力された切
り換え信号が分離入力の場合は、スイッチ132は予め
分離された輝度信号側に接続され、スイッチ133は予
め分離された搬送色信号側に接続される。また、予め分
離された搬送色信号が減算器17に人力されるのを避け
るため、スイッチ134をOFFにする。
された輝度信号と搬送色信号は、各々スイッチ132と
133に入力される。入力端子131から入力された切
り換え信号が分離入力の場合は、スイッチ132は予め
分離された輝度信号側に接続され、スイッチ133は予
め分離された搬送色信号側に接続される。また、予め分
離された搬送色信号が減算器17に人力されるのを避け
るため、スイッチ134をOFFにする。
このように、予め分離された輝度信号と搬送色信号が入
力された場合にも本発明のクロスカラーの除去を行うこ
とができる。
力された場合にも本発明のクロスカラーの除去を行うこ
とができる。
なお、上記第8の実施例は、輝度信号と搬送色信号の分
離が不十分である場合にはクロスカラー妨害を除去でき
る効果があるが、まったく完全に分離された輝度信号と
搬送色信号が入力された場合にはクロスカラー妨害を除
去する必要はない。
離が不十分である場合にはクロスカラー妨害を除去でき
る効果があるが、まったく完全に分離された輝度信号と
搬送色信号が入力された場合にはクロスカラー妨害を除
去する必要はない。
そこで、このような場合には、クロスカラーキラー切り
換え端子297にOFFであるとの信号を入力すること
により、減衰器29が制御されなくなるので、クロスカ
ラー妨害を除去する動作を停止することができる。
換え端子297にOFFであるとの信号を入力すること
により、減衰器29が制御されなくなるので、クロスカ
ラー妨害を除去する動作を停止することができる。
また、第24図の本発明の実施例において、スイッチ1
33と帯域濾波器(BPF)16、及び帯域濾波器(B
PF)216とスイッチ284はその順序を逆に接続し
ても同様の効果が得られる。
33と帯域濾波器(BPF)16、及び帯域濾波器(B
PF)216とスイッチ284はその順序を逆に接続し
ても同様の効果が得られる。
次に、本発明の第9の実施例として、色雑音低減とクロ
スカラー除去を行う回路の実施例を第26図を用いて説
明する。第26図において、301は輪郭検出回路であ
り、第1図、第7図、第17図におけるものと同一部分
には同一符号を付している。なお、第1図、第7図、及
び第17図におけるものと同一部分は同一の動作をする
のでその説明を省略する。
スカラー除去を行う回路の実施例を第26図を用いて説
明する。第26図において、301は輪郭検出回路であ
り、第1図、第7図、第17図におけるものと同一部分
には同一符号を付している。なお、第1図、第7図、及
び第17図におけるものと同一部分は同一の動作をする
のでその説明を省略する。
入力端子100から入力された搬送色信号は、可変減衰
器29で第17図で説明したのと同じ動作を行い、クロ
スカラー妨害を抑圧する。さらに、可変減衰器29から
出力されたクロスカラー妨害の抑圧された搬送色信号は
、巡回型フィルタを含んだ雑音低減回路(CNR)40
に入力され、第1図で説明したのと同じ動作を行い、色
雑音が低減されて出力される。
器29で第17図で説明したのと同じ動作を行い、クロ
スカラー妨害を抑圧する。さらに、可変減衰器29から
出力されたクロスカラー妨害の抑圧された搬送色信号は
、巡回型フィルタを含んだ雑音低減回路(CNR)40
に入力され、第1図で説明したのと同じ動作を行い、色
雑音が低減されて出力される。
ここで、入力端子102から入力された輝度信号は輪郭
検出回路301に入力される。この輪郭検出回路301
では、輝度信号の垂直輪郭を検出して出力する。検出さ
れた輝度信号の垂直輪郭信号は、第7図及び第17図で
説明したのと同様に帯域濾波器216と低域濾波器54
で所望の信号が取り出され、可変減衰器29と雑音低減
回路40の制御を行う。
検出回路301に入力される。この輪郭検出回路301
では、輝度信号の垂直輪郭を検出して出力する。検出さ
れた輝度信号の垂直輪郭信号は、第7図及び第17図で
説明したのと同様に帯域濾波器216と低域濾波器54
で所望の信号が取り出され、可変減衰器29と雑音低減
回路40の制御を行う。
このようにして、搬送色信号に含まれている色雑音とク
ロスカラー妨害は、両方共抑圧されて高画質な搬送色信
号を得ることができる。
ロスカラー妨害は、両方共抑圧されて高画質な搬送色信
号を得ることができる。
次に、第26図に示した本発明の第9の実施例の具体的
回路例を第27図に示す。第27図において、第1図、
第8図、第17図におけるものと同一部分には同一の符
号を付し、その動作の説明を省略する。
回路例を第27図に示す。第27図において、第1図、
第8図、第17図におけるものと同一部分には同一の符
号を付し、その動作の説明を省略する。
この具体的回路例では、第26図に示した輪郭検出回路
301として、1H遅延回路51.52、及び減算器5
5を用いた回路で2Hの垂直輪郭を検出する。この具体
的回路例により、第26図に示した第9の実施例を実現
することができる。
301として、1H遅延回路51.52、及び減算器5
5を用いた回路で2Hの垂直輪郭を検出する。この具体
的回路例により、第26図に示した第9の実施例を実現
することができる。
尚、ここで示した巡回型フィルタを含む雑音低減回路4
0は、第1図、および第6図に示した回路のどちらでも
よく、第1図と第6図の回路を2つ組み合わせて係数回
路10とリミッタ8の両方に制御信号が入力される回路
でもよい。
0は、第1図、および第6図に示した回路のどちらでも
よく、第1図と第6図の回路を2つ組み合わせて係数回
路10とリミッタ8の両方に制御信号が入力される回路
でもよい。
次に、本発明の第1Oの実施例として、色雑音低減とク
ロスカラー除去を行う回路の他の実施例を第28図を用
いて説明する。第28図において、302は減算器であ
り、第1図、第7図、第17図、第26図におけるもの
と同一部分には同一符号を付している。なお、第1図、
第7図、第17図、及び第26図におけるものと同一部
分は同一の動作をするのでその説明を省略する。
ロスカラー除去を行う回路の他の実施例を第28図を用
いて説明する。第28図において、302は減算器であ
り、第1図、第7図、第17図、第26図におけるもの
と同一部分には同一符号を付している。なお、第1図、
第7図、第17図、及び第26図におけるものと同一部
分は同一の動作をするのでその説明を省略する。
第28図において、帯域濾波器(BPF)216から出
力された信号は、減算器302に入力される。また、低
域濾波器(LPF)54から出力された信号も減算器3
02に入力される。減算器302では、低域濾波器(L
PF)54から出力された信号から、帯域濾波器(BP
F)216から出力された信号を減算する。その結果、
輝度信号の垂直輪郭の斜め成分が検出された場合には、
たとえ輝度信号の垂直輪郭の低域成分があっても雑音低
減回路40の動作は巡回したままである。
力された信号は、減算器302に入力される。また、低
域濾波器(LPF)54から出力された信号も減算器3
02に入力される。減算器302では、低域濾波器(L
PF)54から出力された信号から、帯域濾波器(BP
F)216から出力された信号を減算する。その結果、
輝度信号の垂直輪郭の斜め成分が検出された場合には、
たとえ輝度信号の垂直輪郭の低域成分があっても雑音低
減回路40の動作は巡回したままである。
よって、色雑音は巡回型フィルタを含む雑音低減回路で
低減することができ、クロスカラー妨害は巡回型フィル
タを含む雑音低減回路で色雑音と同様に低減することが
できる。
低減することができ、クロスカラー妨害は巡回型フィル
タを含む雑音低減回路で色雑音と同様に低減することが
できる。
次に、第28図に示した本発明の第10の実施例の具体
的回路例を第29図に示す。第29図において、第1図
、第8図、第17図、第26図におけるものと同一部分
には同一の符号を付し、その動作の説明を省略する。
的回路例を第29図に示す。第29図において、第1図
、第8図、第17図、第26図におけるものと同一部分
には同一の符号を付し、その動作の説明を省略する。
この具体的回路例では、第27図と同様に輪郭検出回路
301として、1H遅延回路51.52及び減算器55
を用いた回路で2Hの垂直輪郭を検出する。この具体的
回路例により、第28図に示した第10の実施例を実現
することができる。
301として、1H遅延回路51.52及び減算器55
を用いた回路で2Hの垂直輪郭を検出する。この具体的
回路例により、第28図に示した第10の実施例を実現
することができる。
尚、ここで示した巡回型フィルタを含む雑音低減回路(
CNR)40は、第6図に示した回路が、第1図と第6
図の2つの回路を組み合わせて係数回路10とリミッタ
8の両方に制御信号が入力される回路のどちらでもよい
。
CNR)40は、第6図に示した回路が、第1図と第6
図の2つの回路を組み合わせて係数回路10とリミッタ
8の両方に制御信号が入力される回路のどちらでもよい
。
本発明によれば、巡回型フィルタを含む雑音低減回路の
リミッタレベルあるいは帰還係数にを輝度信号または搬
送色信号の垂直輪郭成分で制御することにより、充分な
雑音低減効果が得られると共に輪郭の欠落の無い信号が
得られる。
リミッタレベルあるいは帰還係数にを輝度信号または搬
送色信号の垂直輪郭成分で制御することにより、充分な
雑音低減効果が得られると共に輪郭の欠落の無い信号が
得られる。
また本発明によれば、Y/C分離回路と輝度信号の垂直
輪郭成分検出回路を兼ねることができるので、その場合
には部品点数を削減でき、回路規模を縮小することがで
きる効果がある。
輪郭成分検出回路を兼ねることができるので、その場合
には部品点数を削減でき、回路規模を縮小することがで
きる効果がある。
また本発明によれば、スイッチをつける簡単な構成で、
予め輝度信号と搬送色信号を分離して入力する場合と、
分離せず複合映像信号のままで入力する場合とに対応す
ることができる効果がある。
予め輝度信号と搬送色信号を分離して入力する場合と、
分離せず複合映像信号のままで入力する場合とに対応す
ることができる効果がある。
また本発明によれば、複合映像信号から輝度信号と搬送
色信号に分離するための回路と、クロスカラー妨害を除
去するための制御信号を作成する回路を組み合わせるこ
とにより、クロスカラー妨害を効果的に除去できる効果
がある。
色信号に分離するための回路と、クロスカラー妨害を除
去するための制御信号を作成する回路を組み合わせるこ
とにより、クロスカラー妨害を効果的に除去できる効果
がある。
さらに本発明によれば、巡回型フィルタを含む雑音低減
回路のリミッタレベルあるいは帰還係数にを輝度信号又
は搬送色信号の垂直輪郭成分で制御する回路に、クロス
カラー妨害を発生させると考えられる輝度信号の基本波
を検出する回路と、その信号で搬送色信号の利得を制御
する回路か、或いは輝度信号の垂直輪郭成分を制御する
回路を設けることにより、入力された搬送色信号に含ま
れている色雑音やクロスカラー妨害を効果的に除去でき
る効果がある。
回路のリミッタレベルあるいは帰還係数にを輝度信号又
は搬送色信号の垂直輪郭成分で制御する回路に、クロス
カラー妨害を発生させると考えられる輝度信号の基本波
を検出する回路と、その信号で搬送色信号の利得を制御
する回路か、或いは輝度信号の垂直輪郭成分を制御する
回路を設けることにより、入力された搬送色信号に含ま
れている色雑音やクロスカラー妨害を効果的に除去でき
る効果がある。
第1図は本発明の雑音低減回路の一実施例を示す回路図
、第2図は雑音低減回路の従来例を示す回路図、第3図
は第2図の従来例を示す回路の各部波形を示す波形図、
第4図は第2の従来例としてクロスカラー除去回路の従
来例を示す回路図、第5図は第1図の本発明の実施例に
おける各部信号波形を示す波形図、第6図は本発明の第
2の実施例として、雑音低減回路の他の実施例を示す回
路図、第7図乃至第9図はそれぞれ第1図又は第6図に
おける垂直輪郭成分検出回路の具体例を示す回路図、第
10図、第11図はそれぞれ時空間2次元周波数表示の
帯域特性図、第12図は分離されたY/C信号に対する
垂直輪郭成分検出回路の具体例を示す回路図、第13図
乃至第15図はそれぞれ分離されたY/C信号と分離さ
れない複合映像信号の双方に対応できる垂直輪郭成分検
出回路の具体例を示す回路図、第16図は本発明の雑音
低減回路のさらに別の実施例を示す回路図、第17図は
本発明の第4の実施例として、クロスカラー除去回路の
実施例を示す回路図、第18図は第17図における帯域
濾波器(BPF)216の周波数特性を示す周波数特性
図、第19図は第17図の回路動作を説明する波形図、
第20図は本発明の第5の実施例として、クロスカラー
除去回路の別の実施例を示す回路図、第21図は帯域濾
波器の具体例を示す回路図、第22図は本発明の第6の
実施例を示す回路図、第23図は本発明の第7の実施例
として、クロスカラー除去回路の他の実施例を示す回路
図、第24図は本発明の第8の実施例として、クロスカ
ラー除去回路の更に他の実施例を示す回路図、第25回
は輝度信号のクロスカラーを発生させる信号の時空間2
次元周波数表示の帯域特性図、第26図は本発明の第9
の実施例として、色雑音低減とクロスカラー除去を行う
回路の実施例を示す回路図、第27図は第9の実施例の
具体的回路例を示す回路図、第28図は本発明の第10
の実施例として、色雑音低減とクロスカラー除去を行う
回路の実施例を示す回路図、第29図は第10の実施例
の具体的回路例を示す回路図、である。 符号の説明 1.51.52・・・1H遅延回路、8・・・リミッタ
回路、lO・・・係数器、9・・・垂直輪郭成分検出回
路、40・・・巡回型フィルタを含む雑音低減回路、4
1・・・検波回路、29・・・可変減衰器。 第 3 図 第5図 填 図 μ ICl3図 μ 第11図 υ[cph〕 4.2 P[Mt−1z] 第17図 第18F: 周抽数 (M+−12) ]7 04 第19図 @2o図 bl:l 第21図 11125図 ノ1(r!− (MH2) CQ、) 1H?:坤出しr、場合 水ヰ (MH2) (b) 2H2・t1土した1号合 826図 @27図
、第2図は雑音低減回路の従来例を示す回路図、第3図
は第2図の従来例を示す回路の各部波形を示す波形図、
第4図は第2の従来例としてクロスカラー除去回路の従
来例を示す回路図、第5図は第1図の本発明の実施例に
おける各部信号波形を示す波形図、第6図は本発明の第
2の実施例として、雑音低減回路の他の実施例を示す回
路図、第7図乃至第9図はそれぞれ第1図又は第6図に
おける垂直輪郭成分検出回路の具体例を示す回路図、第
10図、第11図はそれぞれ時空間2次元周波数表示の
帯域特性図、第12図は分離されたY/C信号に対する
垂直輪郭成分検出回路の具体例を示す回路図、第13図
乃至第15図はそれぞれ分離されたY/C信号と分離さ
れない複合映像信号の双方に対応できる垂直輪郭成分検
出回路の具体例を示す回路図、第16図は本発明の雑音
低減回路のさらに別の実施例を示す回路図、第17図は
本発明の第4の実施例として、クロスカラー除去回路の
実施例を示す回路図、第18図は第17図における帯域
濾波器(BPF)216の周波数特性を示す周波数特性
図、第19図は第17図の回路動作を説明する波形図、
第20図は本発明の第5の実施例として、クロスカラー
除去回路の別の実施例を示す回路図、第21図は帯域濾
波器の具体例を示す回路図、第22図は本発明の第6の
実施例を示す回路図、第23図は本発明の第7の実施例
として、クロスカラー除去回路の他の実施例を示す回路
図、第24図は本発明の第8の実施例として、クロスカ
ラー除去回路の更に他の実施例を示す回路図、第25回
は輝度信号のクロスカラーを発生させる信号の時空間2
次元周波数表示の帯域特性図、第26図は本発明の第9
の実施例として、色雑音低減とクロスカラー除去を行う
回路の実施例を示す回路図、第27図は第9の実施例の
具体的回路例を示す回路図、第28図は本発明の第10
の実施例として、色雑音低減とクロスカラー除去を行う
回路の実施例を示す回路図、第29図は第10の実施例
の具体的回路例を示す回路図、である。 符号の説明 1.51.52・・・1H遅延回路、8・・・リミッタ
回路、lO・・・係数器、9・・・垂直輪郭成分検出回
路、40・・・巡回型フィルタを含む雑音低減回路、4
1・・・検波回路、29・・・可変減衰器。 第 3 図 第5図 填 図 μ ICl3図 μ 第11図 υ[cph〕 4.2 P[Mt−1z] 第17図 第18F: 周抽数 (M+−12) ]7 04 第19図 @2o図 bl:l 第21図 11125図 ノ1(r!− (MH2) CQ、) 1H?:坤出しr、場合 水ヰ (MH2) (b) 2H2・t1土した1号合 826図 @27図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、帰還係数Kの巡回型フィルタを含み、複合映像信号
から分離された搬送色信号と輝度信号のうち、搬送色信
号を入力信号とし、それから雑音を低減し出力信号とし
て出力する雑音低減回路(40)を備えたテレビジョン
受像機において、 前記輝度信号を与えられ、それから垂直輪郭成分を検出
して出力する輪郭検出回路(9)と、検出された該垂直
輪郭成分を用い前記雑音低減回路を制御して前記出力信
号における垂直輪郭成分の劣化を防止する制御回路と、
を具備したことを特徴とするテレビジョン受像機。 2、請求項1に記載のテレビジョン受像機において、前
記雑音低減回路は、 前記入力信号と前記出力信号の1H遅延出力信号(1H
は1水平走査周期を表す)とを加算して再信号間の非相
関信号を検出し出力する加算器(11)と、該加算器(
11)の出力を入力されその中の輪郭成分を除去して出
力するリミッタ回路(8)と、該リミッタ回路(8)の
出力を入力される利得係数Kの係数器(10)と、該係
数器(10)の出力と前記入力信号とを与えられ両者間
の減算を行いその結果を前記出力信号として出力する減
算器(12)と、から成り、 前記制御回路は、前記垂直輪郭成分を用い、垂直輪郭成
分のあるときは前記利得係数にを小さくし、垂直輪郭の
ないときは前記利得係数にを大きくするように前記係数
器(10)を制御する制御回路から成ることを特徴とす
るテレビジョン受像機。 3、請求項1に記載のテレビジョン受像機において、前
記雑音低減回路は、 前記入力信号と前記出力信号の1H遅延出力信号(1H
は1水平走査周期を表す)とを加算して両信号間の非相
関信号を検出し出力する加算器(11)と、該加算器(
11)の出力を入力されその中の輪郭成分を除去して出
力するリミッタ回路(8)と、該リミッタ回路(8)の
出力を入力される利得係数Kの係数器(10)と、該係
数器(10)の出力と前記入力信号とを与えられ両者間
の減算を行いその結果を前記出力信号として出力する減
算器(12)と、から成り、 前記制御回路は、前記垂直輪郭成分を用い、垂直輪郭の
ある時はリミッタレベルを小さくし、垂直輪郭のない時
はリミッタレベルを大きくするように前記リミッタ回路
(8)を制御する制御回路から成ることを特徴とするテ
レビジョン受像機。 4、請求項1,2または3に記載のテレビジョン受像機
において、前記輪郭検出回路は、複合映像信号を入力さ
れ1H遅延させて出力する第1の1H遅延回路(51)
と、該第1の1H遅延回路(51)の出力と前記複合映
像信号との間で減算を行う減算器(14)と、該減算器
(14)の出力を入力され1H遅延させて出力する第2
の1H遅延回路(52)と、該第2の1H遅延回路(5
2)の出力と前記減算器(14)の出力との間で加算を
行う加算器(53)と、該加算器の出力を入力されそれ
から垂直輪郭成分を検出して出力するフィルタ(54)
と、から成ることを特徴とするテレビジョン受像機。 5、請求項1,2または3に記載のテレビジョン受像機
において、前記輪郭検出回路は、複合映像信号を入力さ
れ1H遅延させて出力する第1の1H遅延回路(51)
と、該第1の1H遅延回路(51)の出力を入力され1
H遅延させて出力する第2の1H遅延回路(52)と、
該第2の1H遅延回路(52)の出力と前記複合映像信
号との間で減算を行う減算器(55)と、該減算器(5
5)の出力を入力されそれから輝度信号の垂直輪郭成分
を検出して出力するフィルタ(56,57)と、から成
ることを特徴とするテレビジョン受像機。 6、請求項1,2または3に記載のテレビジョン受像機
において、前記輪郭検出回路は、複合映像信号から分離
された輝度信号を入力され1H遅延させて出力する1H
遅延回路(51)と、該1H遅延回路(51)の出力と
前記輝度信号との間で減算を行う減算器(14)と、該
減算器(14)の出力を入力されそれから輝度信号の垂
直輪郭成分を検出して出力するフィルタ(54)と、か
ら成ることを特徴とするテレビジョン受像機。 7、請求項5に記載のテレビジョン受像機において、前
記フィルタ(56,57)は、入力信号を遅延させて出
力する遅延回路(56)と、該遅延回路(56)の出力
と前記入力信号を加算して出力する加算器(57)と、
から成ることを特徴とするテレビジョン受像機。 8、請求項4または5に記載のテレビジョン受像機にお
いて、前記第1の1H遅延回路(51)は、入力される
複合映像信号から輝度信号と搬送色信号を分離するY/
C分離用としても機能することを特徴とするテレビジョ
ン受像機。 9、請求項1,2または3に記載のテレビジョン受像機
において、前記輪郭検出回路は、複合映像信号または輝
度信号を選択的に入力されて出力する第1のスイッチ回
路(132)と、該第1のスイッチ回路(132)の出
力を入力され1H遅延させて出力する第1の1H遅延回
路(51)と、該第1の1H遅延回路(51)の出力を
入力され1H遅延させて出力する第2の1H遅延回路(
52)と、該第2の1H遅延回路(52)の出力と前記
第1のスイッチ回路(132)の出力との間で減算を行
う第1の減算器(55)と、該第1の減算器(55)の
出力を入力されそれから輝度信号の垂直輪郭成分を検出
して出力するフィルタ(56、57)と、前記第1の1
H遅延回路(51)の出力と前記第1のスイッチ回路(
132)の出力との間で減算を行う第2の減算器(14
)と、該第2の減算器(14)の出力または搬送色信号
を選択的に入力されて出力する第2のスイッチ回路(1
33)と、該第2のスイッチ回路(133)の出力を入
力されそれから搬送色信号を抽出して出力するフィルタ
(16)と、前記第1のスイッチ回路(132)の出力
を入力され遅延させて出力する第3の遅延回路(15)
と、 前記第1のスイッチ回路(132)が輝度信号を入力さ
れ、前記第2のスイッチ回路(133)が搬送色信号を
入力されているときは、入力端子131から入力される
切り替え信号により、前記フィルタ(16)の出力をオ
フして出力せず、前記第1のスイッチ回路(132)が
複合映像信号を入力され、前記第2のスイッチ回路(1
33)が前記第2の減算器(14)の出力を入力されて
いるときは、入力端子131から入力される切り替え信
号により、前記フィルタ(16)の出力をオンしてこれ
を出力する第3のスイッチ回路(134)と、前記第3
の遅延回路(15)の出力と前記第3のスイッチ回路(
134)の出力との間で減算を行って輝度信号を出力す
る第3の減算器(17)と、から成ることを特徴とする
テレビジョン受像機。 10、請求項1,2または3に記載のテレビジョン受像
機において、前記輪郭検出回路は、複合映像信号または
輝度信号を選択的に入力されて出力する第1のスイッチ
回路(132)と、該第1のスイッチ回路(132)の
出力を入力され1H遅延させて出力する第1の1H遅延
回路(51)と、該第1の1H遅延回路(51)の出力
と前記第1のスイッチ回路(132)の出力との間で減
算を行う第1の減算器(14)と、該第1の減算器(1
4)の出力を入力され1H遅延させて出力する第2の1
H遅延回路(52)と、該第2の1H遅延回路(52)
の出力と前記第1の減算器(14)の出力との間で加算
を行う加算器(11)と、該加算器(11)の出力を入
力されそれから輝度信号の垂直輪郭成分を検出して出力
する第1のフィルタ(54)と、前記第1の減算器(1
4)の出力または搬送色信号を選択的に入力されて出力
する第2のスイッチ回路(133)と、該第2のスイッ
チ回路(133)の出力を入力されそれから搬送色信号
を抽出して出力する第2のフィルタ(16)と、前記第
1のスイッチ回路(132)の出力を入力され遅延させ
て出力する第3の遅延回路(15)と、 前記第1のスイッチ回路(132)が輝度信号を入力さ
れ、前記第2のスイッチ回路(133)が搬送色信号を
入力されているときは、入力端子131から入力される
切り替え信号により、前記第2のフィルタ(16)の出
力をオフして出力せず、前記第1のスイッチ回路(13
2)が複合映像信号を入力され、前記第2のスイッチ回
路(133)が前記第1の減算器(14)の出力を入力
されているときは、入力端子131から入力される切り
替え信号により、前記第2のフィルタ(16)の出力を
オンしてこれを出力する第3のスイッチ回路(134)
と、前記第3の遅延回路(15)の出力と前記第3のス
イッチ回路(134)の出力との間で減算を行って輝度
信号を出力する第2の減算器(17)と、から成ること
を特徴とするテレビジョン受像機。 11、請求項4に記載のテレビジョン受像機において、
前記フィルタ(54)の出力である輝度信号の垂直輪郭
成分検出の垂直空間周波数帯域と、前記減算器(14)
で非相関信号を検出するまでの総合の垂直空間周波数帯
域とが一致するように、前記第1の1H遅延回路(51
)と第2の1H遅延回路(52)の2H遅延構成とした
ことを特徴とするテレビジョン受像機。 12、請求項2または3に記載のテレビジョン受像機に
おいて、入力信号である前記搬送色信号は、複合映像信
号を1Hラインくし形フィルタにより分離して得た搬送
色信号であり、前記輪郭検出回路は2H遅延回路で構成
されたことを特徴とするテレビジョン受像機。 13、搬送色信号からなる入力信号と出力信号とを加算
して両者間の非相関信号を検出して出力する加算器(1
1)と、該加算器(11)の出力を入力され、その中の
垂直輪郭成分を除去して出力するリミッタ回路(8)と
、該リミッタ回路(8)の出力を入力される利得係数に
の係数器(10)と、前記入力信号から前記係数器(1
0)の出力である非相関信号を減算して出力する減算器
(12)と、該減算器(12)の出力を入力され前記加
算器(11)へ前記出力信号として帰還させる1H遅延
回路(1)と、から成り、入力信号である搬送色信号に
含まれる雑音を低減し前記出力信号として出力する雑音
低減回路(40)を備えたテレビジョン受像機において
、 前記加算器(11)の出力を取り込んで垂直輪郭成分を
検波する検波回路(41)と、該検波回路の出力で前記
リミッタ回路(8)のリミッタレベルまたは前記係数器
(10)の利得係数にを制御する制御回路と、を具備し
たことを特徴とするテレビジョン受像機。 14、入力された複合映像信号を1水平走査周期だけ遅
延する第1の1H遅延回路(51)と、入力と第1の1
H遅延回路の出力との差をとる第1の減算器(14)と
、第1の1H遅延回路の出力をさらに1水平走査周期だ
け遅延する第2の1H遅延回路(52)と、入力と第2
の1H遅延回路の出力との差をとる第2の減算器(55
)と、第1の減算器(14)の出力の搬送色信号のみを
取り出す第1の帯域濾波器(16)と、第2の減算器(
55)の出力から制御に必要な信号のみを取り出す第2
の帯域濾波器(216)と、第1の帯域濾波器(16)
の出力を入力され、それを第2の帯域濾波器(216)
の出力で制御し搬送色信号として出力する減算器(29
)と、から成るクロスカラー除去回路を備えたことを特
徴とするテレビジョン受像機。 15、入力された複合映像信号を1水平走査周期だけ遅
延する第1の1H遅延回路(51)と、第1の遅延回路
の出力をさらに1水平走査周期だけ遅延する第2の1H
遅延回路(52)と、入力された前記複合映像信号を1
/4倍する第1の1/4乗算器(251)と、第1の1
H遅延回路の出力を1/2倍する1/2乗算器(252
)と、第2の1H遅延回路の出力を1/4倍する第2の
1/4乗算器(253)と、前記1/2乗算器の出力か
ら第1,第2の1/4乗算器の出力を減算する加減算器
(254)と、入力された前記複合映像信号と第2の1
H遅延回路の出力との差をとる減算器(55)と、前記
加減算器(254)の出力の搬送色信号のみを取り出す
第1の帯域濾波器(16)と、前記減算器(55)の出
力の制御に必要な信号のみを取り出す第2の帯域濾波器
(216)と、第1の帯域濾波器(16)の出力を入力
され、それを第2の帯域濾波器(216)の出力で制御
して搬送色信号を出力する減算器(29)と、から成る
クロスカラー除去回路を備えたことを特徴とするテレビ
ジョン受像機。 16、入力された複合映像信号を1水平走査周期だけ遅
延する第1の1H遅延回路(51)と、前記入力映像信
号と第1の1H遅延回路の出力との差をとる第1の減算
器(14)と、第1の1H遅延回路の出力をさらに1水
平走査周期だけ遅延する第2の1H遅延回路(52)と
、前記入力映像信号と第2の1H遅延回路の出力との差
をとる第2の減算器(55)と、第1の減算器(14)
の出力の搬送色信号のみを取り出す第1の帯域濾波器(
16)と、第2の減算器(65)の出力から制御に必要
な信号のみを取り出す第2の帯域濾波器(216)と、
第1の帯域濾波器の出力の利得を制御するACCアンプ
(271)と、ACCアンプの出力を検波して制御信号
を出力するACC検波器(272)と、前記第2の帯域
濾波器(216)の出力とACC検波器(272)の出
力を加算し、その加算出力により前記ACCアンプの利
得を制御する加算器(273)と、から成るクロスカラ
ー除去回路を具備したことを特徴とするテレビジョン受
像機。 17、入力された複合映像信号を1水平走査周期だけ遅
延する第1の1H遅延回路(51)と、前記入力信号と
第1の1H遅延回路の出力との差をとる第1の減算器(
14)と、第1の1H遅延回路の出力をさらに1水平走
査周期だけ遅延する第2の1H遅延回路(52)と、前
記入力映像信号と第2の1H遅延回路の出力との差をと
る第2の減算器(55)と、第1の減算器の出力から搬
送色信号のみを取り出す第1の帯域濾波器(16)と、
第2の減算器の出力から制御に必要な信号を取り出す第
2の帯域濾波器(216)と、第1の帯域濾波器(16
)の出力を一定時間だけ遅延する第1の遅延回路(28
1)と、第1の遅延回路の出力をさらに一定時間だけ遅
延する第2の遅延回路(282)と、第1の帯域濾波器
(16)の出力と第2の遅延回路(282)の出力を加
算する加算器(283)と、該加算器の出力で前記第2
の帯域濾波器(216)の出力をON/OFFするスイ
ッチ(284)と、該スイッチの出力で第1の遅延回路
(281)の出力である搬送色信号を減衰制御させる減
衰器(29)と、から成るクロスカラー除去回路、を備
えたことを特徴とするテレビジョン受像機。 18、請求項14から17の中の任意の一つに記載のテ
レビジョン受像機において、前記第1の1H遅延回路(
51)の前に入力複合映像信号と予め分離された輝度信
号とを切り替える第1のスイッチ(132)と、前記第
1の帯域濾波器(16)の前に前記第1の減算器或は予
め分離された搬送色信号とを切り替える第2のスイッチ
(133)と、前記第1の帯域濾波器(16)の出力を
OFFする第3のスイッチ(134)を設けたことを特
徴とするテレビジョン受像機。 19、請求項18に記載のテレビジョン受像機において
、前記第2の帯域濾波器(216)の出力にスイッチを
設けたことを特徴とするテレビジョン受像機。 20、請求項14から17の中の任意の一つに記載のテ
レビジョン受像機において、前記第1と第2の帯域濾波
器は、インダクタ,コンデンサ,抵抗で構成されること
を特徴とするテレビジョン受像機。 21、請求項14から17の中の任意の一つに記載のテ
レビジョン受像機において、前記第1と第2の帯域濾波
器は、遅延回路と加減算器で構成されることを特徴とす
るテレビジョン受像機。 22、請求項14から17の中の任意の一つに記載のテ
レビジョン受像機において、前記減衰器は、入力された
搬送色信号をもう一方の入力である制御信号のレベルに
応じて減衰させることを特徴とするテレビジョン受像機
。 23、請求項14から17の中の任意の一つに記載のテ
レビジョン受像機において、前記減衰器は、入力された
搬送色信号をもう一方の入力である制御信号で通すか通
さないかを制御することを特徴とするテレビジョン受像
機。 24、請求項14から17の中の任意の一つに記載のテ
レビジョン受像機において、前記第2の1H遅延回路は
搬送色信号帯域を含まないことを特徴とするテレビジョ
ン受像機。 25、請求項14から17の中の任意の一つに記載のテ
レビジョン受像機において、前記第2の帯域濾波器は、
色復搬送波周波数の1/2または1/3の周波数が通過
帯域内に含まれることを特徴とするテレビジョン受像機
。 26、帰還係数Kの巡回型フィルタを含み、複合映像信
号から分離された搬送色信号と輝度信号のうち、搬送色
信号を入力信号とし、それから雑音を低減し出力信号と
して出力する雑音低減回路(40)を備えたテレビジョ
ン受像機において、 前記輝度信号を与えられ、それから垂直輪郭成分を検出
して出力する輪郭検出回路(301)と、検出された該
垂直輪郭成分から制御に必要な信号のみを取り出す帯域
濾波器(216)と、検出された該垂直輪郭成分から制
御に必要な信号のみを取り出す低域濾波器(54)と、
帯域濾波器の出力を用いて入力された搬送色信号の利得
を制御してから前記雑音低減回路へ入力信号として供給
する減衰器(29)と、低域濾波器の出力を用いて前記
雑音低減回路を制御して減衰器から出力された搬送色信
号における垂直輪郭成分の劣化を防止する制御手段と、
を具備したことを特徴とするテレビジョン受像機。 27、入力された入力映像信号を1水平走査周期だけ遅
延する第1の1H遅延回路(51)と、入力と第1の遅
延回路との差をとる第1の減算器(14)と、第1の1
H遅延回路の出力をさらに1水平走査周期だけ遅延する
第2の1H遅延回路(52)と、入力と第2の1H遅延
回路の出力との差をとる第2の減算器(55)と、第1
の減算器の出力の搬送色信号のみを取り出す第1の帯域
濾波器(16)と、第2の減算器の出力から制御に必要
な信号のみを取り出す第2の帯域濾波器(216)と、
第2の減算器の出力から制御に必要な信号のみを取り出
す低域濾波器(54)と、第1の帯域濾波器の出力を入
力され、それを第2の帯域濾波器の出力で制御し搬送色
信号として出力する減衰器(29)と、該減算器の出力
を入力され、それを低域濾波器の出力で制御して搬送色
信号の出力として出力する雑音低減回路(40)と、を
具備したことを特徴とするテレビジョン受像機。 28、帰還係数Kの巡回型フィルタを含み、複合映像信
号から分離された搬送色信号と輝度信号のうち、搬送色
信号を入力信号とし、それから雑音を低減し出力信号と
して出力する雑音低減回路(40)を備えたテレビジョ
ン受像機において、 前記輝度信号を与えられ、それから垂直輪郭成分を検出
して出力する輪郭検出回路(301)と、検出された該
垂直輪郭成分から制御に必要な信号のみを取り出す帯域
濾波器(216)と、検出された該垂直輪郭成分から制
御に必要な信号のみを取り出す低域濾波器(54)と、
低域濾波器の出力から帯域濾波器の出力を減算する減算
器(302)と、搬送色信号が入力され、それを減衰器
の出力で制御して搬送色信号として出力する前記雑音低
減回路(40)と、を具備したことを特徴とするテレビ
ジョン受像機。 29、入力された入力映像信号を1水平走査周期だけ遅
延する第1の1H遅延回路(51)と、入力と第1の遅
延回路の出力との差をとる第1の減算器(14)と、第
1の1H遅延回路の出力をさらに1水平走査周期だけ遅
延する第2の1H遅延回路(52)と、入力と第2の1
H遅延回路の出力との差をとる第2の減算器(55)と
、第1の減算器の出力の搬送色信号のみを取り出す第1
の帯域濾波器(16)と、第2の減算器の出力から制御
に必要な信号のみを取り出す第2の帯域濾波器(216
)と、第2の減算器の出力から制御に必要な信号のみを
取り出す低域濾波器(54)と、低域濾波器の出力から
第2の帯域濾波器の出力を減算する第3の減算器(30
2)と、第3の減算器の出力を入力され、搬送色信号を
制御して出力する雑音低減回路(40)と、を具備した
ことを特徴とするテレビジョン受像機。 30、請求項26から29の中の任意の一つに記載のテ
レビジョン受像機において、前記雑音低減回路は請求項
2又は3に記載の雑音低減回路であることを特徴とする
テレビジョン受像機。 31、請求項26又は28に記載のテレビジョン受像機
において、前記輪郭検出回路は、請求項4から6、及び
9、10の中の任意の一つに記載の輪郭検出回路である
ことを特徴とするテレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176449A JPH03263977A (ja) | 1989-11-27 | 1990-07-05 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-304880 | 1989-11-27 | ||
JP30488089 | 1989-11-27 | ||
JP2-19015 | 1990-01-31 | ||
JP2176449A JPH03263977A (ja) | 1989-11-27 | 1990-07-05 | テレビジョン受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03263977A true JPH03263977A (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=26497366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176449A Pending JPH03263977A (ja) | 1989-11-27 | 1990-07-05 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03263977A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08317252A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-29 | Ikegami Tsushinki Co Ltd | 輪郭補正方法および装置 |
US6226050B1 (en) | 1997-04-04 | 2001-05-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Signal adaptive filtering method for reducing ringing noise and signal adaptive filter |
US6915023B2 (en) | 1999-11-30 | 2005-07-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Contour correction device |
JP2010081497A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Fujitsu Microelectronics Ltd | ノイズ除去装置及びノイズ除去方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5857881A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-06 | Sony Corp | 輝度・色度信号分離回路 |
JPS61256884A (ja) * | 1986-05-09 | 1986-11-14 | Hitachi Ltd | カラ−テレビジヨン用雑音低減装置 |
JPS6430387A (en) * | 1987-07-27 | 1989-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Y/c separator circuit |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP2176449A patent/JPH03263977A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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