JPH01176189A - 動き適応型輝度信号色信号分離装置及び動き検出回路 - Google Patents

動き適応型輝度信号色信号分離装置及び動き検出回路

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JPH01176189A
JPH01176189A JP62336122A JP33612287A JPH01176189A JP H01176189 A JPH01176189 A JP H01176189A JP 62336122 A JP62336122 A JP 62336122A JP 33612287 A JP33612287 A JP 33612287A JP H01176189 A JPH01176189 A JP H01176189A
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賢二 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はテレビジョン受像器等、画像を取り扱う機器に
おいて、複合カラーテレビジョン信号から輝度信号と色
信号を分離して取ワ呂す輝度信号色信号分離装置に関す
る。
[従来の技術] 現在、テレビ放送等で一般に使われるカラーテレビジョ
ン標準方式は輝度信号成分と色信号成分が周波数多重化
された複合信号となっている。そのため、カラーテレビ
ンヨン受像器等では複合信号から輝度信号と色信号を分
離して取り出す必要があり、正確な分離手法が種々開発
されている。
その方法の一つとして、特公昭61−58079号公報
に示されている「輝度・色差信号分離装置」がある。
この手法は、輝度信号色信号分離フィルタにおいて、画
像が静止の時にはフレーム間で時間軸方向の処理を行い
、動いている所ではフィールド内で空間(垂直方向・水
平方向)処理を竹う動き適応型処理を杼うことにより精
度の高い分離を可能とするものである。この様な動き適
応型処理において重要となるのが画像のどの部分が動い
ているかの検出である。この検出が不適当であるとフレ
ーム間処理をすべき所でフィールド内処理を、逆にフィ
ールド内処理をすべき所でフレーム間処理をすることに
なる。前者の場合、フレーム間処理により輝度信号と色
信号のクロストークがな(、解像度の損失もなく、でき
るところでフィールド内処理となるためにある程度のク
ロストークや解像度の低下が生じることになる。一方、
後者の場合、動きに対するボケとともに色のある部分で
色のキャリヤ成分が輝度信号に残留することになり、大
面積でドツト妨害が網目状に発生することになる。
すなわち、前者の場合には劣化といってもせいぜい通常
の2次元くし形フィルタを用いたものと同等で実用上大
きな問題とならないが、後者の場合着しい画質劣化とな
る。
そこで動き検出系においては静止している部分を動いて
いると誤検出することがあっても、動いている部分を静
止していると見誤らないようにする必要がある。そこで
1987年テレビノヨン学会全国大会13−1 (P2
O3−P2O3)の論文に示されてνするように、動き
検出信号(動き係数)であるにフレーム差信号に対して
時空間処理を行うことにより動き慨域を拡大、平滑化し
、動きを見落とすことがないようにし一ζいる。ここで
時間軸方向のフィルタはメモリ素子のコストや動き適応
型走査線補間処理との動き検出の共用を考慮してフィー
ルドデイレイを持った巡回型のものとなっている。一方
、複合カラー信号から動きを検出しようとした場合、1
フレーム差の信号は色副搬送波の位相が逆になっている
ので、輝度の変化については差信号にローパスフィルタ
(LPF)をかけて取り出し、色の変化については和信
号に対してバンドパスフィルタ(BPF)を通すことに
よって取り出される。しかしこの場合の色の変化はクロ
スカラー成分を大量に含むことになり、誤検出となりや
すく使用困難である。したがって色の変化についても検
出しようとすると色副搬送波の位相が合っている2フレ
一ム差信号を用いる必要がある。
しかし、比較的速い動き、すなわちフレーム間で画像の
移動量が多い場合に、2フレ一ム間では差がなくても、
その中の1フレーム間で差が生じることがあり、これだ
けでは誤検出となる。そこで萌記の文献等では1フレー
ム差と2フレーム差の両方を使うことにしている。この
場合、輝度の変化は両者で検出されるが、色の変化は2
フレーム差のみで検出されることになる。
[発明が解決しようとする間m点] 従来の動き適応型輝度信号色信号分離装置では各ドツト
ごとの動き検出信号に対し領域拡大を行っているので次
のような問題を生じる。まず、パルス性のノイズが画像
に混入した場合、そのノイズによ+)孤立点として発生
する動き点が処理において領域拡大されるので、信号の
S/Nが悪い場合、不必要に動きとして検出されてしま
う。そこでその対策として検出感度を下げると画像信号
の振幅が大きな部分では良好に動きが検出できるものの
、振幅が少ない部分ではたとえ画像が動いていても差信
号の振幅も小さいので動きとして検出することが困難で
、誤検出となる。逆に画像がカメラの振動等やテレシネ
などにより微少に動いてν)る場合、画像の急峻なエツ
ジ部分ではその動きが、サンプル間隔に対して十分小さ
(でも差信号はかなりの値となるので、領域拡大により
不必要に動きとして検出されやすい。
また現フィールドに対して垂直方向のフィルタがかから
ないので画像が速(動いた場合、動き頒域の拡大が十分
行なわれず、誤検出を起こしやすくなる。
一方従来手法では、1フレーム差と2フレーム差を用い
た検出を行っているが、これらの結果を用いて加算また
は論理和をとるので、色の変化に対する検出感度が輝度
より低くなりがちである。
また1フレーム差信号はその帯域を広げすぎるとドツト
妨害の分が混入し誤検出をすることになり、逆に帯域を
狭くすると検出感度を下げることになる。
さらに時間方向フィルタとして1フイールド遅延を持っ
た巡回型を用いているので、実際のフレーム間処理にお
いて使用されないフィールドのタップが変化した場合に
も動きとして検出される。また、1フレーム差で色変化
が検出されていないので、巡回型フィルタを用い2フレ
ーム差で検出した色変化により補おうとすると巡回型フ
ィルタの時定数をかなり長くする必要がある。この場合
、速い動きでは動き領域がかなり尾を引く形となり実際
の動き領域からかなり離れた部分までが動きとして検出
され、画質の劣化が目立ちやすくなる。
[問題点を解決するための手81 本発明は上記従来の動き適応型輝度信号色信号分離装置
の問題点を解決するため、動き検出回路における時空間
フィルタ又は空間フィルタの前後に非線形回路を置いた
ものである。すなわち、本発明によればコンポジットカ
ラー信号にそれぞれ応答する動き検出回路及び時空間フ
ィルタと、前記動き検出回路にて検出した画像の動きを
示す信号に応じて前記時空間フィルタにおける処理を適
応的に変化する手段と、前記時空間フィルタの出力信号
と前記コンポジットカラー信号から色信号と輝度信号を
作る手段からなる動き適応型輝度信号色信号分離装置で
あって、前記動き検出回路が前記コンポジットカラー信
号のフレーム単位の差をとる手段と、前記フレーム単位
の差をとる手段で得られた差信号を絶対値化する手段と
、前記絶対値化する手段で得られた絶対値信号に応答す
る空間ローパスフィルタ又は時空間ローパスフィルタを
有するものにおいて、前記空間ローパスフィルタ又は時
空間ローパスフィルタの前に飽和値を有する第1非線形
回路を設け、前記空間ローパスフィルタ又は時空間ロー
パスフィルタの出力に応答し飽和値を有する第2非線形
回路を設けたことを特徴とする特許MyFcの範囲第1
項記載の動き適応型輝度信号色信号分離装置が提供され
、更にコンポジットカラー信号のフレーム単位の差をと
る手段と、前記フレーム単位の差をとる手段で得られた
差信号を絶対値化する手段と、前記絶対値化する手段で
得られた絶対値信号に応答する空間ローパスフィルタ又
は時空間ローバスフィルタラ有する動き検出回路におい
て、前記空間ローパスフィルタ又は時空間ローパスフィ
ルタの前に飽和値を有する第1非線形回路を設け、前記
空間ローパスフィルタ又は時空間ローパスフィルタの出
力に応答し飽和値を有する第2非線形回路を設けたこと
を特徴とする動き検出回路が提供される。又、動き適応
を走査線補間とは共用しないという前提がある場合は、
画像の動きの検出は2フレーム差で付い、時空間フィル
タにおける時間軸方向フィルタは1フレーム遅延を用い
た非巡回型フィルタとしている。
[実施例1 以下図面と共に本発明の実施例について説明する。第1
図は本発明による動き適応型輝度信号色信号分離装置の
実施例を示すブロック図である。
入力端子10は図示しないA/D変換器でデジタル信号
とされた複合カラーテレピノラン信号(以 ・下フンポ
ジ7)カラー信号という)の入力端子であり、このコン
ポジットカラー信号は動き検出回路12に入力される。
動き検出回路12は524H(Hは1ラインを示す)遅
延回路14.20、IHi延回路16.18を有してお
り、これらの遅延回路は2フレ一ム遅延回路を構成して
おI)2フレーム差を有する2つのコンポジットカラー
信号が減算器22に4乏られて差磐号が得られる。上記
遅延回路14.16.18.20は動き検出回路の構成
要素であると共に、後述する時間方向バンドパスフィル
タ(BPF)及1垂直方向BPFの構成要素とらなって
いる。
この減算器22の出力は絶対値化回路24に与えられて
絶対値信号とされ、この絶対値信号は第1非線形回路2
6を介して525H遅延回路28及び最大値選択回路3
0の1つの入力に与えられ、又525H遅延回路28の
出力は最大値選択回路30の他の入力に4元られている
。この5258!延回路28と最大値選択回路30は時
間方向ローパスフィルタ(LPF)を構成するものであ
る。最大値選択回路30の出力は空間LPF32を介し
て第2非線形回路34に与えられ、第2非線形回路34
の出力は動き係数kを示す信号として乗算器52に与え
られている。上記空間LPF32は垂直方向LPF及び
水平方向LPFの縦続接続により構成されるものである
遅延回路14と遅延回路16の間のタップは加算器36
の1つの入力に与えられ、遅延回路18と遅延回路20
の間のタップは加算器36の他の入力に与えられて加算
されている。又、入力端子のコンポジットカラー信号と
遅延回路20の出力から得られる2フレーム遅れのコン
ポジット信号は加算器38にそれぞれ与えられて加nさ
れる。遅延回路16.18間のタップは減算器40.4
2の十端子にそれぞれ与えられると共に遅延回路からな
る遅延補償回路46を介して減算器58の十の端子に4
乏られる。加算器36.38の出力は減算器40.42
の一端子に与えられ、減算器40.42の出力はそれぞ
れ遅延回路からなる遅延補償回路44.48に与えられ
る。遅延補償回路44の出力は減算器50の十端子に与
えられ、一方遅延補償回路48の出力は減算器50の一
端子と加算器54の1つの入力端子に与えられる。減算
器50の出力は乗算器52にて上記動き係数にとの間で
乗算が行なわ八、その積信号が加算器54の他の入力に
与えられる。加算器54ので出力は水平BPF56を介
して色信号(C)出力端子62と減算器58の一端子に
与えられる。ここで減算器58の十端子に与えられてい
るコンポジットカラー信号から色信号が減算され、輝度
信号(Y)が輝度信号出力端子60へ出力される。
上記構成において、遅延回路14.16、IS、加算器
36、減算器40が垂直方向BPFを構成し、遅延回路
14.16.18.20、加算器38、減算器42が時
間方向BPFを構成している。
第1図の実施例においては動き検出回路12を除くフレ
ーム間の処理回路(時間方向BPF)やフィールド内の
処理回路(垂直方向BPF、水平方向BPF)は最も基
本的なものを示したが、さらに複雑で高度の処理の場合
でもこの励き検出回路12が適応できる、ただし、その
場合に、時間方向フィルタは1フレームおきにタップを
持ち、そのタップ間のフィールド信号はデノタルフィル
タの夕7ブとして用いないものでなければならない。こ
れは本動き検出回路が1フレームごとの変化のみを検出
する形式のためであるが、時間方向フィルタは1フレー
ムごとにタップを持つもので十分処理できるので笑用土
あまり間通とならない。なお、動き検出回路12を除く
処理については特公昭61−58079号公報の「輝度
・色侶号分a装置」などで述べられているものと同様で
ある。ただし第1図のものは時間方向BPFと垂直方向
BPFの出力はスイッチによる切換ではなく、動きの程
度によっ′C連続的に混合するものとなっている。次に
動き検出回路12の動作について説明する。まず入力さ
れたコンポジットカラー信号は遅延回路14.16.1
8.20からなる2フレ一ム分の遅延回路と減算器22
にて差信号が得られる。
ここでこの2フレ一ム分の遅延回路は途中にタップを持
ち、前述のように色信号を分離する位相関係の直線な時
間方向BPFと垂直方向BPFを形成するのにも用いら
れている。この2フレ一ム差信号は絶対値化さhた後第
1非線形回路26に入力される。
この第1非線形回路26はその入出力特性が第2図に示
すようなものとなっている。すなわち、絶対値化回路2
6からの入力信号レベルがOから255まで変化するも
のとすれば、入力レベルがOがらフイズレベルに相当す
る例えば4までの間は出力信号レベルはOであり、入力
レベルが4から16まで増加するとき、出力信号も0か
ら1まで単調増加し、ここで飽和する特性となっている
。この第1非線形回路26は絶対値信号からただちに動
き係数を得るためのものではなく、各ドツトのフレーム
間差をむだのない信号に変換するためのものである。し
たがって微少差は無視し、逆にある程度以上の変化には
制限をかけ、画像の振幅の程度にあまり関係なく動き検
出ができるようにする。また、ここでの制限により、パ
ルス性ノイズによる誤動作を最小限にする。非線形変換
された信号は2ビツト(4レベル)から4ビツト(16
レベル)程度の信号となり時空間フィルタへと入力され
る。まず遅延回路28と選択回路30により構成される
時間方向LPFがあるがこれは主に2フレーム差検出に
よって検出できない、中央のタップの変化を検出するた
めに用いられる。すなわち、遅延回路28で1フレーム
分遅延した差信号を加えることにより、3個のタップの
うちどれかひとつでも変化していれば動きと検出される
ようになる。
ここでこの様子を第3図に示す。第3図はある幅の縦線
が損に移動した場合の例であるが、理想的な動き検出に
対し、2フレーム差のみでは中央が欠落している。これ
に対し従来用いられるフィールド遅延を用いた巡回型(
IIR)フィルタで補おうとした場合、目的とする部分
は2フイールド目になるので本来のレベルよりある程度
小さくなってしまう6 また不必要なフィールド成分に
も動き検出が生じ、これがかなり尾を引く形となる。こ
れに対しフレーム遅延を用いた非巡回型(FIR)フィ
ルタでは1フレーム分不必要な成分が発生するものの、
3個のタップに対しておおよそ適切な検出が行なわれる
ことになる。ここで時間フィルタは2つの着信号を単純
に加算するリニア処理でもよいが、加算のため2つの差
信号で両方動きになっている部分だけが不必要に大きな
値を持つことになる。そこで、この処理は両者の最大値
を選択するような処理とするのが適切である。従って選
択回路30は2つの差信号のうち大きい方の信号を選択
して出力するものである。
次に空間LPF32であるが、これは動き判定をするた
めにある面積をもった領域を見て、その中のドツトがど
の程度変化しているか見るために用いられるものである
。ここで、この空間LPF32とその後段の第2非線形
回路34により、各ドア)変化の大きさと変化している
ドツトの数によって動きが判定される。これは動き信号
を時空間処理により領域拡大すると行った従来手法とは
基本的に考えを異にするものである。本発明の手法では
たとえどのように大きな変化でもそれが孤立していれば
動きとはならず、パルス性ノイズや、エツジの微少なず
れ等は動きとならない。逆に比較的変化の振幅が小さく
ても空間LPF32の領域全体で発生している変化は動
きとなりやすく、振幅の小さな部分も動きが検出される
ようにしている。
ここで第2非線形回路34の特性を第4図に示す。
図に示すように第2非線形回路34は第1非線形回路2
6と類似の入出力特性を有していて、入力信号レベルが
ある程度以下のときは動きとはせず、逆にある程度以上
のときはすべて動きとなる。ここで第1非線形回路Z6
が完全に2値化回路で、又、空間LPF32が短形レス
ポンスを持つものとすると、空間フィルタのタップ領域
内で変化しているドツトの数のみによって動きが判定さ
れることになり、本手法の考え方をより明確なものとす
ることができる。しかし実際には完全な2値化はせずに
ある程度のレベル数を持たせ、フィルタのレスポンスカ
ーブもなだらかにすることにより、動きと静止のスムー
ズな処理変更ができるようにしている。
ここで空間LPF32のタップは垂直で3〜5ライン、
水平で7〜11ドツト程度(色副搬送波の4倍の周波数
でサンプルした場合)が適切で、この場合領域内に21
〜55ドツト程度が入ることになる。
一方、ここでの処理ビット数は第1非線形回路26によ
りビット数が2〜4ビツトと制限されているのでそれに
対応したものでよく、通常の信号系と比較してかなり簡
単なものとなっている。
上記実施例では第1非線形回路26の出力が525H遅
延回路28と最大値選択回路30からなる時間方向LP
Fを介して空間LPF32に与えられているが、この時
間方向LPFを省いて、第1非線形回路26の出力を直
接空間LPF32に与えるようにしてもよい。
[発明の効果1 本発明の動き適応型輝度信号色信号分難装置及び動き検
出回路は、動き検出回路の入力部を出力部にある非線形
回路と時空間フィルタ又は空間フィルタを組み合わせる
ことにより、ノイズや微少動きと言った本来フレーム間
処理をWうのが適切と考えらる画像の部分で、動き検出
をしないよう溝成されている。そのため、従来フィール
ド内処理となり画質が低下していた部分も輝度信号と色
信号のクロストークがなく、解像度の低下もないフレー
ム間処理が行なわれることになり画質が改善される。逆
に従来、比較的信号振幅の小さい部分で動きとして検出
され難かった部分も、ある面積にわたり変化していれば
動きとして検出され、動きによるボケや残像が発生する
ことが少なくなっている。又、動き検出回路12に時間
方向フィルタを用いる場合はフレーム遅延を用いた非巡
回型とし、検出を2フレーム差としているので、輝度の
変化と色の変化を平等に検出でき、分離処理で用いる時
間軸方向BPFの各タップに対しても平等に変化を検出
できる。このためバランスのとれたムダのない検出が可
能となっている。検出頌域も不必要なフィールドについ
て検出しないので画像が速く動いた場合に、動きとして
検出されフィールド内処理となる部分は必要な部分に対
してさほど拡大せず、画質の低下が小さくなっている。
更に本発明における動き検出回路での信号処理は大半の
部分が2〜4ビット程度の処理でよく、回路規模やメモ
リー容量も比較的小さくてすむから安価に生産すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動き適応型輝度信号色信号分離装置の
実施例のブロック図、第2図、第4図はそれぞれ第1図
に示した第1非線形回路および第2非線形回路の特性図
、第3図は動き検出用時間方向LFPの動作を説明する
図である。 12・・・動き検出回路  14.16.18.20.
2S・・・遅延回路22.40.42.50.58・・
・減算器 24・・・絶対値化回路26.34・・・非
線形回路  30・・・最大値選択回路32・・・空間
LPF   36.38.54・・・加算器52・・・
乗算器  56・・・水平方向BPF発  明  者 
      杉  山   賢  二出 閣 人  日
本ビクター株式会社 代 理 人  弁理士  二 瓶 正 敬第3図 フィールドム−−−−−−一一一−−−−−−−−−−
 水平方向第2図    II4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)コンポジットカラー信号にそれぞれ応答する動き
    検出回路及び時空間フィルタと、前記動き検出回路にて
    検出した画像の動きを示す信号に応じて前記時空間フィ
    ルタにおける処理を適応的に変化する手段と、前記時空
    間フィルタの出力信号と前記コンポジットカラー信号か
    ら色信号と輝度信号を作る手段からなる動き適応型輝度
    信号色信号分離装置であって、前記動き検出回路が前記
    コンポジットカラー信号のフレーム単位の差をとる手段
    と、前記フレーム単位の差をとる手段で得られた差信号
    を絶対値化する手段と、前記絶対値化する手段で得られ
    た絶対値信号に応答する空間ローパスフィルタ又は時空
    間ローパスフィルタを有するものにおいて、前記空間ロ
    ーパスフィルタ又は時空間ローパスフィルタの前に飽和
    値を有する第1非線形回路を設け、前記空間ローパスフ
    ィルタ又は時空間ローパスフィルタの出力に応答し飽和
    値を有する第2非線形回路を設けたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の動き適応型輝度信号色信号分
    離装置。 (2)前記フレーム単位の差をとる手段が前記コンポジ
    ットカラー信号を2フレームだけ遅延する手段を有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の動き
    適応型輝度信号色信号分離装置。 (3)前記第1非線形回路が前記絶対値信号のレベルが
    0からノイズレベルに相当する第1の所定値まで増加す
    るとき出力レベルが0であり、前記絶対値信号のレベル
    が前記第1の所定値を超えて前記第1の所定値より大き
    い第2の所定値まで増加するとき出力レベルが単調増加
    し、前記絶対値信号が前記第2の所定値以上で出力レベ
    ルが飽和する構成を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の動き適応型輝度信号色信号分離装置。 (4)前記第2非線形回路が前記絶対値信号のレベルが
    0からノイズレベルに相当する第1の所定値まで増加す
    るとき出力レベルが0であり、前記絶対値信号のレベル
    が前記第1の所定値を超えて前記第1の所定値より大き
    い第2の所定値まで増加するとき出力レベルが単調増加
    し、前記絶対値信号が前記第2の所定値以上で出力レベ
    ルが飽和する構成を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の動き適応型輝度信号色信号分離装置。 (5)前記時空間ローパスフィルタを構成する時間方向
    ローパスフィルタが非巡回型フィルタであり、前記第1
    非線形回路からの信号を1フレームだけ遅延する手段と
    前記第1非線形回路からの信号と前記1フレームだけ遅
    延する手段からの信号のうち、値の大きい方の信号を出
    力する選択手段からなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の動き適応型輝度信号色信号分離装置。 (6)前記時空間フィルタを構成する時間方向バンドパ
    スフィルタが1フレームおきにタップを有し、そのタッ
    プの間のフィールド信号をデジタルフィルタのタップと
    して用いていない構成であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の動き適応型輝度信号色信号分離装置
    。 (7)前記2フレームだけ遅延する手段が第1の524
    H遅延回路と、第1及び第2の1H遅延回路と、第2の
    524H遅延回路の縦続接続からなり、前記各遅延回路
    が前記時空間フィルタを構成する素子として共用されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の動き
    適応型輝度信号色信号分離装置。 (8)コンポジットカラー信号のフレーム単位の差をと
    る手段と、前記フレーム単位の差をとる手段で得られた
    差信号を絶対値化する手段と、前記絶対値化する手段で
    得られた絶対値信号に応答する空間ローパスフィルタ又
    は時空間ローパスフィルタを有する動き検出回路におい
    て、前記空間ローパスフィルタ又は時空間ローパスフィ
    ルタの前に飽和値を有する第1非線形回路を設け、前記
    空間ローパスフィルタ又は時空間ローパスフィルタの出
    力に応答し飽和値を有する第2非線形回路を設けたこと
    を特徴とする動き検出回路。 (9)前記フレーム単位の差をとる手段が前記コンポジ
    ットカラー信号を2フレームだけ遅延する手段を有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の動き
    検出回路。(10)前記第1非線形回路が前記絶対値信
    号のレベルが0からノイズレベルに相当する第1の所定
    値まで増加するとき出力レベルが0であり、前記絶対値
    信号のレベルが前記第1の所定値を超えて前記第1の所
    定値より大きい第2の所定値まで増加するとき出力レベ
    ルが単調増加し、前記絶対値信号が前記第2の所定値以
    上で出力レベルが飽和する構成を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項記載の動き検出回路。 (11)前記第2非線形回路が前記絶対値信号のレベル
    が0からノイズレベルに相当する第1の所定値まで増加
    するとき出力レベルが0であり、前記絶対値信号のレベ
    ルが前記第1の所定値を超えて前記第1の所定値より大
    きい第2の所定値まで増加するとき出力レベルが単調増
    加し、前記絶対値信号が前記第2の所定値以上で出力レ
    ベルが飽和する構成を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第8項記載の動き検出回路。 (12)前記時空間ローパスフィルタを構成する時間方
    向ローパスフィルタが非巡回型フィルタであり、前記第
    1非線形回路からの信号を1フレームだけ遅延する手段
    と前記第1非線形回路からの信号と前記1フレームだけ
    遅延する手段からの信号のうち、値の大きい方の信号を
    出力する選択手段からなることを特徴とする特許請求の
    範囲第8項記載の動き検出回路。
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KR1019880017749A KR920001011B1 (ko) 1987-12-29 1988-12-29 이동적응형 휘도신호 색신호 분리장치
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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