JPS6345988A - 輝度信号・色信号分離回路 - Google Patents

輝度信号・色信号分離回路

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JPS6345988A
JPS6345988A JP21394886A JP21394886A JPS6345988A JP S6345988 A JPS6345988 A JP S6345988A JP 21394886 A JP21394886 A JP 21394886A JP 21394886 A JP21394886 A JP 21394886A JP S6345988 A JPS6345988 A JP S6345988A
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JP
Japan
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signal
circuit
line
separation circuit
vertical edge
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Pending
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JP21394886A
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English (en)
Inventor
Masahito Sugiyama
雅人 杉山
Himio Nakagawa
一三夫 中川
Shigeru Hirahata
茂 平畠
Kenji Katsumata
賢治 勝又
Sunao Suzuki
直 鈴木
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラーテレビジーン信号の輝度信号・色信号分
離回路に係り、特にドツト妨害を抑圧するに好適な輝度
信号・色信号分離回路に関する。
〔従来の技術〕
NTSC方式を例にとると、色信号を伝送するのに副搬
送波を色信号で変調し、4.2MH,の映像信号帯域中
の21〜4.2MH,、の部分圧重畳している。ここで
、副搬送波周波数f、aと水平走査周波。
数jHとの間には、 九。−2=fH なる関係があり、さらに水平走査周波数fHと垂直f音
周波数fvとの間には、 f1□−Lバーfv なる関係があり、輝度信号と色信号とは相互に周波数イ
ンタリープがなされている。つまり副搬送波の位相は1
フレーム期間離れた信号間で逆相になっている。この性
質を利用して、フレーム間の和で輝度信号を、差で色信
号を分離することが可能である。これにより、クロスカ
ラー、ドツト妨害すどのクロスコンポーネント成分の除
去を、はぼ完全に行うことができ高画質化がはかれる。
しかし、動画像に対してこのようなフレーム間処理を行
うと、二重像となったり、クロスコンポーネント成分の
除去効果が無くなりドツト妨害を生じるなどの画質劣化
を生じる。
時開1i1−155−125280号公報に見られる例
では、1フレーム期間離れた信号間の差から画像の動き
を検出し、検出した画像の動きが小さいならば静止画で
あるとしてフレーム間処理を行って輝度信号と色信号を
分離し、画像の動きが大きいならば動画像であるとして
フィールド内処理を行って輝度信号と色信号を分離する
といった動き適応型の処理を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、動画時に行うフィールド内処
理の一例として、副搬送波の位相が1水平走査期間離れ
た信号間で逆相になっていることを利用したラインくし
形フィルタを用いている。
ラインくし形フィルタによる輝度信号・色信号分離を行
うことKよれば、動画時における水平解像度の低下を少
なくすることができる。しかし、この方法は信号が1ラ
イン離れたところで等しい、すなわち2ラインにわたっ
て同じ輝度・色が存在することを前提としており、これ
は一般には成立しない。言い換えれば、垂直方向に変化
の小さい(相関の強い)画゛面についてのみこのフィル
タによる分離が的確に行われることになる。
したがって、上記従来技術では、動きのある画像であっ
て、画像の色が垂直方向に急激に変化する垂直エツジ部
において、色信号が輝度信号にもれこみドツト妨害を生
じるという問題があった。
本発明の目的は、動画像におけるドツト妨害発生を抑圧
し、高画質な画像を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、ライン間の相関を基に輝度信号と色信号を
分離する第1の分離回路と、水平方向に連続した画素間
の処理を行って輝度信号と色信号を分離する第2の分離
回路と、ライン間の演算を行って画像の垂直方向の輪郭
を検出する垂直エツジ検出回路と、この第1及び第2の
分離回路からの信号を入力し上記垂直エツジ検出回路か
らの信号によって上記二つの分離回路からの信号を選択
して出力する第2の選択回路とで、フィールド内の処理
を杓って輝度信号と色fM号を分離するフィールド内分
離同賂を構成することにより達成される。
このとき、第1の分離回路と垂直エツジ検出回路とで、
水平方向フィルタ回路を共鳴化することにより、回路規
模が増大するのを防ぐことができる。
〔作用〕
第1の分離回路は、色副搬送波の位相が1水平走査周期
離れた信号間で逆相になっていることを利用し、ライン
間の演算を行って輝度信号と色信号を分離する。たとえ
ば連続した2ライン間の和を取ることで輝度信号を得、
また、差を取ること。
で色信号を得る様に動作する。
一方、第2の分離回路は水平方向に連続した画。
葉間の演算を行って輝度信号と色信号を分離する。
前述した様に、色信号は輝度信号の高域部分に周波数多
重されているので、低域通過特性となる演算を行うこと
で輝度信号を得、また、21〜4.2M。
H2程度の帯域通過特性となる演算を行うことで色信号
を得る様に動作する。
垂直エツジ検出回路は、ライン間の演算と水平方向に連
続した画・葉間の演算とを共に行うようにして、画像の
垂直方向の輪郭を検出する。このときライン間の演算は
垂直方向高域通過特性とし、水平方向の演算は水平方向
低域通過特性とすることで、輝度信号が垂直方向に変化
する横縞の様な画像を検出するように動作する。
第2の選択回路は、垂直エツジ検出回路からの信号によ
り、画像の垂直エツジ量が小さいときは第1の分離回路
からの信号を選択して出力し、画像の垂直エツジ量が大
きいときは第2の分離回路からの信号を選択して出力す
るように動作する。
上記によれば、輝度信号がライン間で相関がある場合に
は第1の分離回路による輝度信号と色信号の分離が選択
され、相関がない場合には第2の分離回路による輝度信
号と色信号の分離が選択されるので、動画像の垂直エツ
ジ部に発生するドツト妨害を低減することができる。
また、第1の分離回路で用いる、色副搬送波周波数f。
。を中心とした色信号帯域を通過帯域とする水平方向帯
域通過フィルタ回路は、垂直エツジ検出回路で用いる、
色副搬送波周波数j8oを中心とした色信号帯域を除く
帯域を通過帯域とする水平方向低域通過フィルタ回路の
出力信号を、全帯域の信号から減算することで実現でき
る。
これによれば水平方向フィルタ回路を1回路削減でき、
本発明を回路規模の大きな増大なしに実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
。まず、第2図により概略の動作説明を行う。第2図に
おいて、1は入力端子、2はフレームメモリ、21はフ
レームく口形フィルタ回路、22は励き検出回路、23
はラインくし形フィルタ回路、14は帯域通過フィルタ
回路、24は垂直エツジ検出回路、25は第2の選択回
路、26は第1の選択回路、19は減算回路、20は出
力端子である。
入力端子1から入力したディジタル什した複合カラーテ
レビジョン信号をフレームメモリ2に入力する。ここで
フレームメモリ2は1フレーム周期容量のメモリ容量を
持っているものとする。フレームメモリ2の入力及び出
力信号、すなわち1フレーム周期離れた2つの信号を共
にフレームくし形フィルタ回路21に入力する。フレー
ムくし形フィルタ回路21では入力信号間、すなわちフ
シーム間の減算を行い色信号を得るようKする。
一方、フレームメモリ20入力及び出力信号を動き検出
回路22に入力し、1フレーム周期離れた2つの信号間
の差を求めて画像の動きを検出する。
動き検111回路22で検出した画像の動き量に応じて
、第1の選択回路26を制御する。このとき検出した画
像の動き避が小さいならば、主にフレームくし形フィル
タ回路21からの信号を選択して出力するよう圧し、動
き量が大きいときは後述する第2の選択回路25からの
信号を主として出力するように:li制御を行う。
入力端f−1からの信号をラインくし形フィルタ1【1
1路23及び帯域通過フィルタ回路14に入力し、それ
ぞれにおいて輝度信号と色信号の分離を行う。
ラインくし形フィルタ回路26ではライン間の減算を行
℃・色信号を得る。帯域通過フィルタ回路14では水平
方向に連続した画素間の演算を行い、色副搬送波161
波[8o(f、oは約s、ssMHz)を中心とした帯
域を取出して色信号を得る。
さらに1入力端子1からの信号を垂直エツジ検出回路2
4に入力し、画像の垂直輪郭成分を検出。
する。垂直エツジ検出回路24では、ライン間の差を求
め、差が大きいならば画像の垂直輪郭部分であるとする
前述した様に、ラインくし形フィルタ回路23ではライ
ン間の相関を利用して輝度信号と色信号の分離を行って
いる。したがって画像が垂直方向に変化した場合ライン
間の相関はなく、正確な輝度信号と色信号の分離が行わ
れな〜・。
第2の選択回路25は、垂直エツジ検出回路24により
画像の垂直輪郭成分が検出されたときは帯域通過フィル
タ回路14からの信号を選択して出力し、垂直エツジ部
分でないときはラインくし形フィルタ回路23からの信
号を選択して出力するようにl111制御される°。
以上により第1の選択回路26の出力として、画像の動
き量が小さいときはフレームくし形フィルタ回路21か
らの信号が出力され、動き菫が大きいときは第2の選択
回路25からの信号が出力される。さらにこの場合、第
2の選択回路25の出力としては、画像の垂1uエツジ
量が大き℃・ときは帯域通過フィルタ回路14からの信
号が出力され、コlL1自’、−rツジ量が小さいとき
はラインくし形フィルタ1【11略23からの信号が出
力される。
すなわL)、第1の選択回路26の出力としては、画像
の動き敏及び垂直エツジ社に応じて適応的に制御された
色信号が出力される。この第1の選択回路26から出力
された色信号を、減算回路19において、入力端子1か
らの信号から減算することで、出力端子20に前述した
ドツト妨害の様な劣化の少ない輝度信号を得るようにす
る。
次に第1図を用いて、さらに詳細な動作説明を行う。第
1図において、1は入力端子、2はフレームメモリ、3
+11.19は減算回路、4,7゜8はラインメモリ、
6は動き検出回路、9は加算回路、5.10.12は係
数回路、13.14は帯域通過フィルタ回路、15は低
域通過フィルタ回路、16は垂直エツジ検出回路、17
は選択回路、18は混合回路、20は出力端子である。
・12 ・ 入力端子1からの複合カラ−テレビジ1ン信号をフレー
ムメモリ2に入力する。フレームメモリ20入力及び出
力信号を共に減算回路3に入力し、1フレーム周期離れ
た信号間の差を求める。本実施例では、第2図における
フレームくし形フィルタ回路21と動き検出回路22の
、1フレーム周期離れた2つの信号の間の差を求める回
路部分を共有化して構成している。
減算回路3からの信号は、1H容量のラインメモリ4に
入力されて1H周期遅延される。これは、後述する様に
第2図で示したラインくし形フィルタ回路23において
、信号の重心が1Hずれる為にこれと時間合わせをする
ものである。
ラインメモリ4から出力される時間合わせされたフレー
ム間差信号は、画像の動きを表わす情報と色信号の情報
と・を共に含んでいる。これを動き検出回路6に入力し
て、画像の動き量を検出する。
動き検出回路6では、入力した信号の低域部分だけを取
出して色信号を除去した後、信号のレベルに応じて動き
情報に変換して出力する。
本実施例では、第2図における第1の選択回路26とし
て混合回路18を用いている。混合回路。
18は入力した2つの信号、すなわちラインメモリ4か
らの信号を係数回路5で7倍した信号と、後述する選択
回路17からの信号との混合比を、動き検出回路6から
の信号に応じて連続的に変えて出力する。これは、輝度
信号と色信号を分離する際に、画像の動きに応じて静止
画用処理と動画用処理とが急激に切換わり不自然な画像
となるのを防ぐ為である。例えば、動き検出回路6から
の信号、すなわら画像の動き情報を表わす信号を6bi
tとするならば、混合比を8段階に制御でき、十分に滑
らかな切換えとすることができる。
なお、画像の動きがないときは、混合回路1.8の出力
には係数回路5からの信号がそのまま出力される。した
がって、出力端子20に得られる輝度信号の特性は下式
で表現される。
H(Z) −1−−(1−Z ’) −7(1+Z) (Z−1は単位遅延で1フレーム周期)すなわち、単に
フレーム間の和を取っていることと等価である。
一方、入力端子1からの信号をラインメモリ7に入力し
1H周期遅延する。ラインメモリ7の出力をラインメモ
リ8に入力しさらに1H周期遅延した信号と、入力端子
1からの信号とを加算回路19で加算した後、係数回路
10で7倍する。
次に減算回路11によってラインメモリ7の出力から、
係数回路10の出力を減算した後に、係数回路12で7
倍する。
以上の操作により、係数回路12の出力は、垂直空間周
波数軸上で高域通過特性を持ち、画像の垂直エツジを表
す信号と色信号の情報とを共に含んでいる。本実施例で
は、第2図におけるラインくし形フィルタ回路23と垂
直エツジ検出回路24との、ライン間の相関を求める回
路部分を共有化して構成している。なお、係数回路12
の出力信号の特性は下式で表現される。
H(ω)−(−1+2ω −ω ) (ω−1は単位遅延で1H周期) 係数回路12からの信号を帯域通過フィルタ回路13に
入力し、色信号を取出す。なお、帯域通過フィルタ回路
13の通過特性は、fl。を中心とした色信号帯域とな
るようにする。
また、係数回路12からの信号を低域通過フィルタ回路
15に入力して色信号を除去し、輝度信号の垂直幅部を
表す情報のみとした後、垂直エツジ検出回路16に入力
して画像の垂直エツジ量を求める。
ラインメモリ7からの信号を帯域通過フィルタ回路14
に入力し、fsoを中心とした色信号帯域の信号を取出
して選択回路17に入力する。選択回路17は、垂直エ
ツジ検出回路16で検出した画像の垂直エツジ蓋が大き
いときは帯域通過フィルタ回路14からの信号を選択し
て出力し、垂直エツジ量が小さいときは帯域通過フィル
タ回路13からの信号を選択して出力するように制御さ
れる。
以上により混合回路18の出力として、画像の動き鼠及
び画像の垂直エツジ量により適応的に制御された色信号
を得、この色信号を減算回路19でラインメモリ7から
の信号から減算して、出力端子20にドツト妨害などの
劣化の少ない輝度信。
号を得ている。
本実施例によれば、フレームくし形フィルタ回路と動き
検出回路とを、また、ラインくし形フィルタ回路と垂直
エツジ検出回路とを、それぞれ回路の一部を共有化して
構成しており、全体として回路規模を削減している。
第1の選択回路としては混合回路を用い、静止画処理と
動画処理との切換えが滑らかに行われるようにして、画
像の動き量が変化したときに不自然な画像となるのを防
いでいる。また、動画処理の切換えを行う第、2の選択
回路は、2値切換えでも動画に対する人間の視覚特性か
ら劣化は目立たないとして、2値切換えの選択回路を用
い、回路規模を削減している。
なお、本実施例において、係数回路s、1o  。
12の係数は7倍であるため、特別な回路を必要としな
い。2進数で表現されたデータのbitを、それぞれ1
 bitずつ下位にシフトすることで、デ−タを7倍し
た値を得ることができる。また、係数回路5,12は、
混合回路18の2つの入力信号間及び、選択回路17の
2つの入力信号間それぞれの、利得を一致させるための
ものであって、この位置に限らない。
第3図に本発明による別の一実施例を示す。第3図にお
いて、27.28.29.30.31は係数回路、他は
第1図と同じである。
本実施例では、演算結果へのまるめを信号処理の最後に
一括して行っている。これにより、演算連中でのbit
数が増え回路規撲は若干太き(なるが、まるめ誤差を小
さくでき精度のよい信号処理を行うことができる。
前記の実施例では第1の選択回路として混合回路を用い
ているが、本発明はこれに限らない。2値切換えの選択
回路により、静止画処理と動画処理を切換えるようにし
てもよい。このとき、画像の動きが変化する場合に若干
の不自然さはあるが、回路構成を非常に簡単にできる。
また、第2の選択回路として混合回路を用いるようにし
てもよい。この場合の一実施例を第4図に示す。第4図
において、32は混合回路、他は第1図と同じである。
本実施例では、ラインくし形フィルタ回路による色信号
と帯域通過フィルタ回路による色信号との切換えを、混
合回路32において、垂直エツジ検出回路16で検出し
た画像の垂直エツジ量に応じて、連続的に行って(・る
。これにより、画像の垂直エツジによる処理の切換えを
滑らかに行うことができ、不自然な画像となることが少
ない。
また、本実施例では第1図に示す帯域通過フィルタ回路
13に相当する帯域通過フィルタ回路1回路分の削減を
行っている。これにより、ラインくし形フィルタによる
分離としては出力端子20に得られる輝度信号の垂直解
像度の高い成分が失われることになるが、この垂直解像
度の高い成分は垂直エツジ検出回路16によって検出さ
れ、帯域通過フィルタ回路14からの信号が主に選択さ
れる為、実際にはこの垂直解像度の高い成分が失われる
ことはない。さらに画像により、ラインくし形フィルタ
回路と帯域通過フィルタ回路とが頻繁に切換わるよ5な
場合でも、前述したようにこの切換えを混合回路32に
より滑らかに行っているので、不自然な画像となること
を少なくできる。
第5図に本発明による他の一実施例を示す。
本実施例では、入力端子1より入力した後金カラーテレ
ビジョン信号をラインメモリ7によって111遅延した
後に、フレームメモリ2に供給している。フレームメモ
リ20入出力信号は減算回路5に入力されて、フレーム
間の差信号が求められる。減算回路3からの信号は動き
検出回186に入力されると共に、係数回路5に入力さ
れる。他の回路部分につ(・ては、第1図と同様であり
、詳細な動作説明は省略する。
本実施例によれは、フレーム間処理を、ラインメモリ7
によって111遅延された信号に対して行っており、フ
レーム間処理とフィールド内処理との遅延量の差を一致
させるためのラインメモリ、例えば第1図におけるライ
ンメモリ4を削減することができる。
第6図に本発明による別の一実施例を示す。第6図にお
いて、33はラインメモリ、34は減算回路、65は係
数回路、他は第1図と同じである。
本実施例では、入力端子1から入力した複合カラーテレ
ビジョン信号をラインメモリ33に供給して1H遅延し
、ラインメモリ330入出力信号の差を求めることで垂
直方向の処理としている。
減算回路34からの信号には、色信号の情報と、輝度信
号の垂直エツジを表す情報とを共に含んでいる。本実施
例では、減算回路64からの信号を係数回路35でテ倍
して、帯域通過フィルタ回路14からの信号と利得を一
致させた後に、帯域通過フィルタ回路13に入力して色
信号を得ている。
一方、減算回路34からの信号を低域通過フィルタ回路
15に入力して色信号成分を除去した後、垂直エツジ検
出回路16に入力して、輝度信号の垂直エツジ成分を除
去している。
本実施例における他の回路部分は第1図と同じであり、
詳細な動作説明は省略する。
本実施例では、垂直方向の処理を走査線2本分の信号を
用いて行っており、第1図の実施例と比較してラインメ
モリを削減することができる。また、これに伴いフレー
ム間処理を行った信号とフィールド内処理を行った信号
との、遅延量を一致させるためのラインメモリも不要と
できる。
肋記の実施例では、画像の動き量及び画像の垂直エラ/
Iにより適応的に選択した色信号を、接合カラーテレビ
ジョン信号から減算して輝度信号を得ているが本発明は
これに限らない。フレーム間処理とライン間の相関を基
にした処理及び水平方向に連続した画素間の処理のそれ
ぞれによって得た輝度信号を、画像の動き置及び画像の
垂直エツジ量により適応的に選択するようにしてもよい
このときの−実施例を第7図に示す。7図に−おいて、
36は加算回路、37は減算回路、38は低域通過フィ
ルタ回路、他は第1図と同じである。
本実施例では、入力端子1より入力した複合カラーテレ
ビシロン信号をフレームメモリ2によって1フレーム遅
延した後、さらにラインメモリ4によって111遅延し
た信号と、該複合カラーテレビジlン信号をラインメモ
リ7によって1H遅延した信号との減算を減算回路3で
、加算を加算回路36で行う。
減算回路5より出力する信号はフレーム間差信号となっ
ており、動き検出回路6に入力し、画像の動きを検出す
る。また、加算回路56の出力を係数回路5で7倍して
フレーム間和信号を求め、これを静止画用の輝度信号と
する。
一方、帯域通過フィルタ回路13の出力には、ラインく
し形処理によって分離した色信号を得られるので、これ
をラインメモリ7から出力する信号から減算し、輝度信
号を求める。
さらに、ラインメモリ7の出力を低域通過フィルタ回路
58に入力し、輝度信号の低域成分を求める。
選択回路17は垂直エツジ検出回路16によって制御さ
れる。検出したエツジ量が小さ〜・ときは減算回路57
からの輝度信号を選択して出力し、エツジ量が大きいと
きは低域通過フィルタ回路38からの輝度信号を選択し
て出力する。
混合回路1日は動き検出回路6によって制御される。検
出した動き鼠が小さいときは係数回路5からの輝度信号
を主に出力し、動き量が大きいときは選択回路17から
の輝度信号を主に出力するように、混合比が制御される
前に説明した実施例では例えば第1図に示すように、混
合回路18より出力する色信号を回路の最終段において
、複合カラーテレビジョン信号から減瀞して輝度信号を
求めている。これに対し本実施例では、フレーム間処理
とライン間の処理及び水平方向に連続した画素間の処理
のそれぞれによって得た輝度信号を、画像の動き量およ
び画像のエツジ量により適応的に選択するようにしてい
る。これにより、複合カラーテレビジ曹ン信号を回路の
最終段まで遅らせるための遅延回路を不要にできる。具
体的には、選択回路17と混合回路18に相当する遅延
段数を不要にできるので、回路規模を低減できる。
また、第1図の実施例では、係数回路12の出力61号
は帯域通過フィルタ回路13を経由して選択回路17に
入力される。一方、係数回路12の出力信号は低域通過
フィルタ回路15、垂直エツジ検出回路を経由した後に
、選択回路17を制御している。したがって帯域通過フ
ィルタ回路13と低域通過フィルタ回路15の遅延量は
ほぼ同じと考えるなら、帯域通過フィルタ回路13の出
力から選択回路170入力までには、垂直エツジ検出回
路16の遅延量に相当する遅延回路が必要と。
なる。これに対し本実施例では、帯域通過フィルタ回路
13の出力信号は、減算回路37を経由して選択回路1
7に入力している。これにより、減算回路37の遅延量
に相当する遅延回路を不要にできる。
本発明による別の一実施例を第8図に示す。第8図にお
いて、39は低域通過フィルタ回路、40は減算回路、
他は第1−と同じである。
第1図において低域通過フィルタ回路15は、垂直方向
高域通過特性を持つようにライン間処理のされた信号の
うち、色副搬送波周波数f、。を中心とする色信号帯域
を除いた低周波成分を取出すものである。一方、帯域通
過フィルタ回路13は、垂直方向高域通過特性を持つよ
うにライン間処理のされた信号のうち、色副搬送波周波
数18゜を中心とする色信号帯域を取出すものである。
水平方向低域通過フィルタの特性の一例を第9図(α)
K1水平方向帯域通過フィルタの特性の一例を第9図(
b)に示す。
本実施例において、垂直方向高域通過特性を持つように
ライン間処理のされた信号は、係数回路12の出力に得
られる。係数回路12の出力を低域通過フィルタ回路5
9に入力し、色副搬送波周波数f、。を中心とする色信
号帯域を除いた低周波成分を取出す。
一方、減算回路40において、係数回路12の出力から
低域通過フィルタ回路39の出力を減算することにより
、出力に色副搬送波周波数fBoを中心とした色信号帯
域の信号を得ている。
すなわち、本実施例では、第1図における帯域通過フィ
ルタ回路15を、低域通過フィルタ回路59と減算回路
40とで構成し、この低域通過フィルタ回路39を第1
図における低域通過フィルタ回路15として用いている
。したがって、第1図における実施例と比較して、帯域
通過フィルタ回路13に相当する回路規模の低減が可能
となる。
第10図は、第7図に示す実施例のように輝度信号を適
応的に切換える構成において、帯域通過フィルタ回li
!815を低域通過フィルタ回路59と減算回路40と
で構成とした場合の一実施例である。
本実施例においても、第7図の実施例と比較して、帯域
通過フィルタ回路13に相当する回路規模の低減が可能
となる。また、第1図の実施例と比較すれば、第7図の
実施例で説明したのと同様に遅延回路の低減ができる。
前の実施例では、帯域通過フィルタ回路を、低域通過フ
ィルタ回路と減算回路とで構成し、帯域通過フィルタ回
路に相当する回路規模を低減したがこれに限らない。
第11図に本発明による別の一実施例を示す。
本実施例では第1図に示す低域通過フィルタ回路27 
・ 15を、帯域通過フィルタ回路13と減算回路4゜とで
構成している。これにより第1図の実施例と比較して、
低域通過フィルタ回路15に相当する回路規、挨な低減
できる。
第12図に本発明による別の一実施例を示す。
本実施例では、第6図の実施例と同様に垂直方向の信号
処理を走査線2本分の信号を用いて行っており、フィン
メモリの削減を図っている。また、第10図の実施例で
甑;明したのと同様に1帯域通過フィルタに相当する回
路規模および選択回路17、混合回路18、減算回路3
7の遅延量に相当する遅延回路の低減を図っている。本
実施例の回路動作については前の実施例と同様であり、
詳しい説明はL略−fる。
〔発明の効果〕
本発明によれは、知合力ラーグレビジlン信号から輝度
色七と色信号とを分離する際に、静止画像についてはフ
レーム間処理で分離を行(・、動画像についてはフィー
ルド内処理を行って分離を行うが、このフィールド内処
理による分離において、画像の垂直エツジ成分を検出し
、垂直エツジ部では水平方向に連続した画素間の処理を
行りて分離し、垂直エツジ部以外ではライン間の相関を
基に分離しているので、色信号が輝度信号に混入するこ
とが少なく、ドツト妨害の様な劣化を少なくすることが
できる。
また、第1の分離回路と垂直エツジ検出回路とで、水平
方向フィルタ回路を共用するようにm成するならば、水
平方向フィルタ回路を削減でき、回路規模の増加を少な
くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の概略動作を説明するブロック図、第3図乃至第8図
は本発明の他の実施例のブロック図、第9図はフィルタ
特性の一例を示す図、第10図乃至第12図は本発明の
他の実施例のブロック図である。 2・・・フレームメモリ、4,7.8・・・ラインメモ
リ、6,22・・・動き検出回路、13.14・・・帯
域通過フィルタ回路、15.38.39・・・低域通過
フィルタ回路、16.24・・・垂直エツジ検出回路、
17゜25.26・・・選択回路、18.32・・・混
合回路、21・・・フレームくし形フィルタ回路、23
・・・ラインくし形フィルタ回路。 /−ゝ\ (・ 代理人弁理士 小  川  勝  男〜。 千8n e 躬 9 口         万 (cL’l         ” 躬10団 第11国 丁 躬 12 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、輝度信号の高周波部分に色信号が周波数多重された
    カラーテレビジョン信号を入力して1フレーム周期遅延
    する少なくとも1個のフレーム遅延素子と、これらフレ
    ーム遅延素子の入出力カラーテレビジョン信号を入力し
    フレーム間処理を行って輝度信号と色信号を分離するフ
    レーム間分離回路と、フィールド内の処理を行って輝度
    信号と色信号を分離するフィールド内分離回路と、該フ
    レーム遅延素子の入出力カラーテレビジョン信号を入力
    しフレーム間の信号差を基にして画像の動きを検出する
    動き検出回路と、該フレーム間分離回路及び該フィール
    ド内分離回路からの信号を入力し該動き検出回路からの
    信号に応じて該2つの分離回路からの信号を選択して出
    力する第1の選択回路とから成る輝度信号・色信号分離
    回路において、該フィールド内分離回路として、ライン
    間の相関を基に輝度信号と色信号を分離する第1の分離
    回路と、水平方向に連続した画素間の処理を行って輝度
    信号と色信号を分離する第2の分離回路と、画像の垂直
    方向の輪郭部を検出する垂直エッジ検出回路と、該第1
    の分離回路及び該第2の分離回路からの信号を入力し該
    垂直エッジ検出回路からの信号に応じて該第1の分離回
    路及び該第2の分離回路からの信号を選択して出力する
    第2の選択回路とを設けたことを特徴とする輝度信号・
    色信号分離回路。 2、特許請求の範囲第1項記載の輝度信号・色信号分離
    回路において、前記垂直エッジ検出回路はライン間の処
    理と、水平方向に連続した画素間の処理とを共に行って
    、輝度信号の低域成分の垂直エッジを検出することを特
    徴とする輝度信号・色信号分離回路。 3、特許請求の範囲第1項ないし第2項記載の輝度信号
    ・色信号分離回路において、前記垂直エッジ検出回路は
    、カラーテレビジョン信号に対し、垂直方向高域通過特
    性となるようにライン間処理を行い、該ライン間処理済
    信号に対し水平方向低域通過特性となるように水平方向
    に連続した画素間の処理を行うことにより、輝度信号低
    域成分の垂直エッジを検出し、また、前記第1の分離回
    路は、該ライン間処理済信号に対し水平方向低域通過特
    性の処理を行った信号を、該ライン間処理済信号から減
    算することにより、該ライン間処理済信号に対し水平方
    向高域通過特性の処理を行った信号を得るようにしたこ
    とを特徴とする輝度信号・色信号分離回路。 4、特許請求の範囲第1項ないし第2項記載の輝度信号
    ・色信号分離回路において、前記第1の分離回路は、カ
    ラーテレビジョン信号に対し垂直方向高域通過特性とな
    るようにライン間処理を行い、該ライン間処理済信号に
    対し、色副搬送周波数f_s_oを中心とした色信号帯
    域を通過帯域とする水平方向帯域通過特性となるように
    水平方向に連続した画素間の処理を行うことにより、ラ
    イン間の相関を基に輝度信号と色信号を分離し、また、
    前記垂直エッジ検出回路は、該ライン間処理済信号に対
    し水平方向帯域通過特性の処理を行った信号を、該ライ
    ン間処理済信号から減算することにより、該ライン間処
    理済信号に対し水平方向低域通過特性の信号を得るよう
    にして、輝度信号低域成分の垂直エッジを検出するよう
    にしたことを特徴とする輝度信号・色信号分離回路。
JP21394886A 1986-04-09 1986-09-12 輝度信号・色信号分離回路 Pending JPS6345988A (ja)

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