JPH01318491A - 動き検出回路及びエッジ検出回路 - Google Patents

動き検出回路及びエッジ検出回路

Info

Publication number
JPH01318491A
JPH01318491A JP63150326A JP15032688A JPH01318491A JP H01318491 A JPH01318491 A JP H01318491A JP 63150326 A JP63150326 A JP 63150326A JP 15032688 A JP15032688 A JP 15032688A JP H01318491 A JPH01318491 A JP H01318491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
edge
color
motion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63150326A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Sugiyama
雅人 杉山
Shigeru Hirahata
茂 平畠
Kenji Katsumata
賢治 勝又
Takaaki Matono
孝明 的野
Shinobu Torigoe
鳥越 忍
Toru Suzaki
須崎 徹
Toshimitsu Ozawa
小澤 利光
Sunao Suzuki
直 鈴木
Yoshimasa Miyake
三宅 賢昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63150326A priority Critical patent/JPH01318491A/ja
Publication of JPH01318491A publication Critical patent/JPH01318491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジョン信号に含まれた画像の動きの程度
を検出する動き検出回路にかかり、特に、NTSC方式
のような色信号が輝度信号の高域部分に周波数多重され
た、複合カラーテレビジョン信号に含まれる画像の動き
を検出するに好適な動き検出回路に関する。
〔従来の技術〕
複合カラーテレビジョン信号としてNTSC方式を例に
取ると、色信号を伝送するのに色副搬送波を色信号で変
調し、4.2MHzの映像信号帯域中の21〜4.2M
H5の部分に多重している。このとき、色副搬送波周波
数fsc (約158MHz)と水平走査周波数fhと
は、 l という関係を持つ。また、水平走査周波数fhと垂直走
査周波数fvとは、 という関係を持つ。したがって、色副搬送波の位相は1
フレ一ム周期離れた信号間で逆相になっている。この性
質を利用して静止画に対しては、フレーム間の和で輝度
信号を、差で色信号を分離することが可能となる。これ
により、クロスカラー、ドツト妨害などのクロスコンポ
ーネント成分の除去を、はぼ完全に行うことができ、高
画質化が因れる。
しかし、動画像に対してこのようなフレーム間処理を行
うと、二重像となったシ、クロスコンポーネント成分の
除去効果がなくなりドツト妨害を生じるなどの画質劣化
を生じる。
これに対し、たとえば1フレ一ム周期離れた信号間の差
から画像の動きを検出し、検出した画像の動きが小さい
ならば静止画であるとしてフレーム間処理を行って輝度
信号と色信号を分離し、画像の動きが大きいならば動画
像であるとしてフィールド内処理を行って輝度信号と色
信号を分離するといった動き適応型の処理が考えられる
一方、NTSC方式で行っているインタレース走査を、
受像機側で走査線を補関し、順次走査信号に変換して表
示するという技術がある。フィールドメモリを利用し、
1フイールド前の走査線信号を用いて補間走査線信号を
作成し、順次走査に変換して表示すれば、横線のエツジ
部に生じるラインフリッカを除去でき、垂直解像度を改
善できる。
但し、このフィールド間補間は静止画に対して大きな効
果が得られるが、動画に対しては、くし歯状の二重像を
生じるなど、大きな劣化を生じる。
これKたいしても、たとえば1フレ一ム間差信号を基に
画像の動きを検出し、画像の動きが小さいならばフィー
ルド間補間を行い、画像の動きが大きいときは伝送され
たフィールド内の走査線信号を用いて補間走査線信号を
作成するといった動き適応型の処理が考えられる。
上記動き適応型の処理においては、テレビジョン信号に
含まれる画像の動きをいかに正確に検出するかにより、
画質が大きく左右される。
特開昭60−106288号公報にみられる従来例では
、色信号の極性反転を行って複合カラーテレビジョン信
号のフレーム差分信号を求める手段と、輝度信号の画素
差分信号の絶対値または空間的に近傍な複数の画素差分
信号の絶対値の累積値を求める手段とから動き検出回路
を構成し、該絶対値または該累積値と前記フレーム差分
信号とから、テレビジョン信号に含まれる画像の動きの
程度を検出することによυ、動き検出精度の向上を図っ
ている。
本従来例の構成を第6図面の簡単な説明する。
第6図において、101は入力端子、102はアナログ
・ディジタル変換回路(以下、ADCと略す)、103
はフレームメモリ、104,117,121.122は
減算回路、105,123,124は低域通過フィルタ
(以下、LPFと略す)、106 、118 、125
 、126は絶対値回路、107,11(S、119 
は遅延回路、108は変換回路、109は出力端子、1
10,111はラインメモリ、112,113,114
,129は係数回路、115.120,127,128
は加算回路である。
入力端子101には色副搬送波周波数fscの4倍の周
波数でサンプリングされた複合カラーテレビジョン信号
が供給される。まず、フレームメモリ103、減算回路
104、LPF105、絶対値回路106を用いて、輝
度信号低域成分のフレーム差の絶対値が算出される。
一方、ラインメモリ110,111 、係数回路112
゜113.114、加算回路115による垂直方向5i
n2形の高域通過フィルタ(以下、HPFと略す)によ
シ垂直方向のエツジ情報を求めた後、水平方向隣接画素
間の差分の絶対値を算出し、さらに隣接画素間の和を求
めている。また、ラインメモリ110゜111、LPF
l 25 、124、絶対値回路125 、126によ
シ輝度信号低域成分の垂直エツジ情報を求めている。
上記エツジ情報を加算した後、フレーム差絶対値信号と
ともに変換回路108に入力し、画像の動き信号を出力
端子109に得ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来例におけるエツジ情報算出回路の通過周波数領
域を、水平空間周波数μと垂直空間周波数νで表すと第
7図および第7図および第8図のようになる。第7図お
よび第8図において、色副搬送波周波数fscは2ライ
ン間で位相が反転していることから、μ=158 CM
Hz )、ν=525/4(1ines per he
ight 、 lph )の位置で表され、色信号はこ
の周辺に分布する。
減算回路117の出力信号の通過帯域を第7図において
斜線で示す。なお、ここでは通過帯域を一6dbとして
表した。第7図から明らかのように、水平通過帯域の中
心周波数が7.16MHzと高く、映像信号の存在しな
い部分を検出しているとともに、色信号の存在によって
、エツジ有9と誤検出をしてしまう。
次に、加算回路127の出力信号の通過帯域を第8図に
おいて斜線で示す。第8図かられかるように、輝度信号
低域成分の垂直エツジのみが検出される。
一方、画像の動き検出において、色信号の影響を除去す
るためのLPFとして、cos2型のフィルタでよいと
している。このとき、−6dbとなる周波数は約1.8
 M Hzとなるが、これでは検出領域が狭くなりすぎ
、画像の細かいパターンの動きを検出できない。また、
反対に、とのLPFの通過帯域をあまり広くとシすぎる
と、色信号の影響によシ静止画であっても動画と判断さ
れるおそれがある。
以上のように本従来例では、画像の水平エツジを正確に
検出することができず、色信号のエツジ検出についても
考慮がされていなかった。また、垂直エツジ検出用にラ
インメモリを必要とし、回路規模が大きくなっていた。
本発明の目的は上記問題点を解決し、画像の正確なエツ
ジ検出を可能とすることにあり、これによシ画像の正確
な動き検出を可能とした動き検出回路を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、通過帯域の中心周波数がfsc/2、帯域
中が士fsc/4以下の帯域通過フィルタ(以下、BP
Fと略す)により、画像の水平エツジ検出回路を構成し
、垂直エツジ検出用のラインメモリとして、動画用の輝
度信号色信号分離(以下、YC分離と略す)用のライン
くし形フィルタで用いるラインメモリを共用するように
構成し、このエツジ検出回路で検出したエツジ信号が大
きい場合は、動き検出回路の検出感度が低くなるように
検出特性を制御することによシ達成される。
〔作用〕
上記水平エツジ検出回路は、0.9MHzから2.7M
Hziでの帯域の信号を検出する。これにより、fsc
近傍にある色信号低域成分の影響を除去できるとともに
、色信号の高域成分を検出できるので、精度の高い水平
エツジ検出を行うことができる。
また、輝度信号のエツジ信号についても、エツジ部分で
は高域成分のみでなく中域成分も持つと考えられるので
、十分に精度良く検出できることが期待できる。
一方、垂直エツジ検出回路は、ライン間の差分を求めた
後KLPFにより色信号帯域を除去し、輝度信号低域成
分の垂直エツジ信号を検出する。
このとき、ライン差算出用のラインメモリとして、ライ
ンくし形フィルタ回路で用いるラインメモリを共用する
ととKより、回路規模が大きくなるのを防ぐことができ
る。
上記エツジ検出回路で検出した水平エツジ信号と垂直エ
ツジ信号とを合成し、このエツジ信号により画像の動き
検出回路における検出感度を制御する。このとき、エツ
ジ信号が小さいならば動き検出感度を高く設定し、エツ
ジ信号が大きい場合は動き検出感度が低くなるように制
御を行う。これにより、画像のエツジ部分において、色
信号のもれこみゃノイズ等の影響のために静止画であっ
ても動画と誤検出されやすいのを防ぐことができ、精度
の高い動き検出を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図によシ説明する。第1
図において、1は入力端子、2,34.35はアナログ
・ディジタル変換回路(以下、ADOと略す)、3 、
37 、38はフレームメモリ、4 、13゜40.4
6はラインメモリ、5,8,9,27,3?は減算回路
、6,11.15,42,44.48は係数回路、7゜
28はLPF、 10,14,41,43.47は加算
回路、12.17.45 は混合回路、16はフィール
ドメモリ、18,51.52は倍速変換回路、19 、
53 、54はディジタル・アナログ変換回路(以下、
DACと略す)、20,55.56は出力端子、21,
24,29゜57は絶対値回路、22.25はエツジ変
換回路、23.31は帯域通過フィルタ(以下、BPF
と略す)、26.59は合成回路、50 、58は動き
変換回路、32はAGO用増幅回路、36は色復調回路
、36は多重回路、49.50は分離回路である。
以下、第1図の回路動作を、YC分離処理、走査線補間
処理、エツジ検出及び動き検出の3つに分類して説明す
る。
(1)YC分離処理 入力端子1から入力したテレビジョン信号は第1OAD
C2へ供給され、ディジタル信号に変換される。第1の
ADO2におけるサンプリング周波数は、サンプリング
定理よシ、テレビジョン信号の周波数帯域の2倍以上の
値が必要である。例えば、色副搬送波fsoの4倍(約
143MHz)が一般に用いられる。静止画用輝度信号
を、第1のフレームメモリ3、加算回路io、係数回路
11によるフレームくし形フィルタによって得、第1の
混合回路12に供給する。動画用輝度信号を、第1のラ
インメモリ4、減算回路5゜8.9、係数回路6、第1
のLPF 7、によって得、第1の混合回路12に供給
する。なお、第1のLPF7の通過帯域は約2.1MH
z程度とし、色信号を除去するようKする。第1の混合
回路12は画像の動きの程度により混合比が変化するよ
うに動作する。この時、動きが少ないときは係数回路1
1の出力信号を主に選択して出力し、動きが大きいとき
は減算回路9の出力信号を主に選択して出力する。なお
、この動きによる切り換えは10段階程度とすれば、不
自然さのない滑らから制御とすることができる。
一方、入力端子1からのテレビジ璽ン信号を、第2のB
PF51へ供給し、色副搬送波fsce中心としだ色信
号帯域の信号を出力する。ACC用増幅回路62では、
この第2のBPF51の出力信号に含まれたバースト信
号のレベルを一定とするように動作し、ACC用増幅回
路の出力に、伝送路の周波数特性による色信号レベルの
変動を補正した、tlは一定の信号を得る。色復調回路
33は入力した色信号帯域の信号を色復調し、2種類の
ベースバンドの色差信号を得る。
多重回路36は第2.第3のADO34,35でそれぞ
れAD変換された2つの色差信号を入力し、交互に切換
えて出力することにより時間軸多重を行っている。ベー
スバンドの色差信号の帯域は0.5〜1.5MHz程度
と、輝度信号の信号帯域的4.2MHzに対して狭いこ
とから、色差信号のサンプリング周波数を輝度信号のサ
ンプリング周波数の1/4にすることができる。したが
って、時間軸多重を行って2つの色差信号を一括して処
理しても、処理回路の動作速度は輝度信号処理回路の1
/2であり問題はない。この時間軸多重によシ、色差信
号処理用の回路規模の削減を図っている。
第2のフレームメモリ67、加算回路43、係数回路4
4により、2つの色差信号が多重された信号に対しフレ
ーム間YC分艦処理を行って、2つの色差信号に混入し
ていた輝度信号の高域成分をそれぞれ除去し、静止画用
色信号として第3の混合回路45へ供給する。また、動
画用信号を第3のラインメモ1J40.加算回路41、
係数回路42によシ求め、第3の混合回路45へ供給す
る。第3の混合回路45の動作は第1の混合回路12の
動作と同じであり、説明は省略する。
(2)走査線補間処理 第1の混合回路12から出力される動き適応型YC分離
のされた輝度信号を、フィールドメモリ16に供給して
静止画用補間走査線信号を得、第2の混合回路17へ供
給する。また、動画用補間走査線信号は第2のラインメ
モリ16、加算回路14、係数回路15によって求める
この第2の混合回路17も、第1の混合回路12と同様
に画像の動きによって制御される。
第1の倍速変換回路18は、第1の混合回路12の出力
信号を実走査線信号、第2の混合回路17の出力信号を
補間走査線信号として入力し、1/2に時間圧縮した後
に、1走査線毎に実走査線/補間走査線を切換えて出力
することKより、順次走査の信号に変換する。この時間
軸圧縮は例えばラインメモリを用い、書込みクロックの
2倍の周波数を胱出しクロックとすることにより容易に
実現できる。
第3の混合回路45の出力信号から、第4のラインメモ
リ46.加算回路47.係数回路48により、同一フィ
ールド内の隣接した2本の走査線信号を平均して得た信
号を得る。係数回路48の出力信号を補間走査線信号、
第3の混合回路45の出力信号を実走査線信号として、
それぞれ第1.第2の分離回路49.50に入力し、2
つの色差信号の時間軸多重を元へ戻す。第2゜第6の倍
速変換回路51.52は2つの色差信号についてそれぞ
れ実走査線信号と補間走査線信号とを入力し、1/2に
時間圧縮した後に、1走査線毎に実走査線と補間走査線
とを切換えて出力することによシ、順次走査の信号に変
換する。
第1.第2.第6の倍速変換回路1B、51.52の出
力信号をそれぞれ第1.第2.第3ODAC19,55
,54に入力しアナログ信号に変換する。
(3)  エツジ検出及び動き検出 水平エツジ検出回路は第1のBPF23、絶対値回路2
4、第2のエツジ変換回路25によって構成される。第
1のBPF250通過帯域は中心周波数がfsc/2、
帯域中を約±α6MHzとなるように構成する。したが
って、通過帯域は約1.2〜2.4MHzとなる。色信
号はf sc t−中心として分布しているので、色信
号の高域成分をこの通過帯域中に含むことができる。こ
の構成によシ色信号低域成分の影響を除去しながら、色
信号の水平エツジと輝度信号の水平エツジとを検出する
ことができ、精度の高い水平エツジ検出が可能となる。
また、サンプリング周波数が4倍のfscであるのにだ
いし、第1のBPF23の中心周波数1fsc/2に選
ぶことにより、BPFを比較的簡単に構成でき、回路規
模を削減することができる。水平エツジ検出回路の特性
を第2図に示す。絶対値回路24によシエッジ情報の絶
対値を求め、第2のエツジ変換回路25によシエッジ信
号を求める。このエツジ変換回路は、フィルタの出力信
号をエツジを表す信号に変換するもので、たとえば第4
図に示す特性のROMにより構成される。
一方垂直エッジ変換回路は前述の輝度信号ラインくし形
フィルタと一体化して構成され、回路規模の削減を図っ
ている。係数回路乙の出力に得たライン差信号を第1の
LPF’7に供給し、色信号の影響を除去することによ
り、輝度信号低域成分のエツジ情報を求めている。垂直
エツジ検出回路の検出領域を第3図に示す、このエツジ
情報の絶対値を絶対値回路21で求め、第1のエツジ変
換回路22によりエツジ信号を求める。この第1のエツ
ジ変換回路22の変換特性も、第2のエツジ変換回路2
5と同様に第4図に示すような特性のROMによシ構成
すればよい。このとき、第1のエツジ変換回路22と第
2のエツジ変換回路25は全く同じ特性に限らず、異な
る変換特性としても良い。この場合、水平エツジと垂直
エツジとにそれぞれ最適な特性を設定でき、エツジ検出
の精度を向上できる。
次に動き検出について説明する。第1のフレームメモリ
3、減算回路27により得たフレーム間差信号を、第2
のLPF2Bに供給して色信号の影響を除去し、輝度信
号低域成分の動き情報を求める。これの絶対値を、絶対
値回路28によシ求めた後に第1の動き変換回路30に
供給し、動き信号を得ている。
第5図に動き変換回路の変換特性の一例を示す。前述し
たように、第1.第2.第3の混合回路12,17.4
5の制御は10段階程度おればよく、したがって動き信
号も4 bit程度おればよい。この動き変換において
、エツジ信号が大きいときは動き検出画像のエツジ部分
において静止画でおっても動画と誤検出されやすいのを
防ぐことができる。
一方、色信号帯域の動き検出は、第2.第3のフレーム
メモリを用い、2フレーム差による検出を行っている。
これは、色信号帯域中に混入した輝度信号高域成分が色
復調により、フレーム間で反転している影響を除去する
ためである。この2フレ一ム間差によυ得た動き情報の
絶対値を絶対値回路57により求め、第2の動き変換回
路58により動き信号を算出している。
この第2の動き変換回路58の変換特性は第1の動き変
換回路30と全く同じ特性に限らず、異なる変換特性と
しても良い。この場合、輝度信号と色信号とにそれぞれ
最適な特性を設定でき、動き検出の精度を向上できる。
以上のように本実施例では、輝度信号低域成分と色信号
帯域の信号の動きを検出しておシ、複合カラーテレビジ
ョン信号の全帯域の動きを検出できる。このとき、画像
のエツジ情報に応じて動き検出の感度を制御してお9、
精度の高い動き検出が可能となる。
なお、本実施例では、輝度信号処理と色信号処理とを別
構成とし、それぞれで動きを検出したが、本発明はこれ
に限らない。複合カラーテレビジョン信号を記憶した、
共通のフレームメモリを用いて、輝度信号と色信号の動
きを検出するようにしてもよい。
また、本実施例では、色信号の動き検出として、2フレ
ーム差をもとにした検出を行うとして説明したが、本発
明はこれに限らない。第9図に本発明による別の実施例
を示す。
第9図において、60は第5のラインメモリ、61は加
算回路、62は係数回路、63.64は絶対値回路、他
は第1図と同じである。
本実施例では色信号の動きを、ライン和・絶対値のフレ
ーム差によシ検出している。これは、色信号帯域中にも
れこんでいる輝度信号の高域成分が、色復調によシライ
ン間でその位相が反転しているのを利用している。これ
によプ本実施例では、第1図の実施例と比較してフレー
ムメモリ1個を削減することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、入力したテレビジョン信号に含まれる
画像の動き検出において、画像のエツジ情報によシ動き
検出の感度を制御するようKしてお9、画像のエツジ部
分圧おいて色信号のもれこみゃノイズ等の影響により、
静止画であっても動画と誤検出しやすいのを防ぐことが
できる。
このエツジ検出においては、fsc/2±fsc/4程
度の帯域中を持つBPFKより水平エツジを検出するこ
とにより、色信号低域成分の影9により誤ってエツジあ
りと検出されることがない、また、色信号の水平エツジ
もともに検出可能であり、輝度信号の中域までの検出を
行っているので、精度の高いエツジ検出ができる。さら
に、垂直エツジ検出回路はラインメモリをラインくし形
フィルタ用のラインメモリと共用しており、回路規模を
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第2図は本発明の水平エツジ検出回路の特性の一例を水
平空間周波数と垂直空間周波数で表す特性図、第3図は
本発明の垂直エツジ検出回路の特性の一例を表す特性図
、第4図はエツジ検出回路のエツジ変換特性の一例を表
す特性図、第5図は動き検出回路の動き変換特性の一例
を表す特性図、第6図は従来例を示すブロック図、第7
図、第8図は従来別のエツジ検出回路の検出領域を表す
図、第9図は本発明の別の実施例を示すブロック図であ
る。 2j4,35・・・ADC,3,37,38・・・フレ
ームメモリ、4.13,40,46.60・・・ライン
メモリ、7,28・・・LPF、 12,17.45・
・・混合回路、16・・・フィールドメモリ、18,5
1,52・・・倍速変換回路、19,53゜54・・・
DAC,22,25・・・エツジ変換回路、l 、 5
B・・・動き変換回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テレビジョン信号が入力され、入力されたテレビジ
    ョン信号に含まれる画像の水平方向のエッジ信号を算出
    する水平エッジ信号作成回路と、画像の垂直方向のエッ
    ジ信号を算出する垂直エッジ信号作成回路とのいずれか
    、あるいはその両方を有するエッジ検出回路と、エッジ
    検出回路で検出したエッジ信号により動き検出の検出感
    度が制御される、動き信号作成回路とから構成されるこ
    とを特徴とする動き検出回路。 2、テレビジョン信号が入力され、入力されたテレビジ
    ョン信号の色副搬送波周波数の1/2を中心として、±
    (色副搬送波周波数の1/4)以下の通過帯域をもつ帯
    域通過フィルタにより画像の水平方向のエッジ信号を算
    出する水平エッジ信号作成回路を有することを特徴とす
    るエッジ検出回路。 3、テレビジョン信号が入力され、入力されたテレビジ
    ョン信号の垂直方向の相関性を利用して、輝度信号と色
    信号とを分離するラインくし形フィルタ回路内の、少な
    くともラインメモリを共用して構成される垂直エッジ作
    成回路を有することを特徴とするエッジ検出回路。
JP63150326A 1988-06-20 1988-06-20 動き検出回路及びエッジ検出回路 Pending JPH01318491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63150326A JPH01318491A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 動き検出回路及びエッジ検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63150326A JPH01318491A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 動き検出回路及びエッジ検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01318491A true JPH01318491A (ja) 1989-12-22

Family

ID=15494573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63150326A Pending JPH01318491A (ja) 1988-06-20 1988-06-20 動き検出回路及びエッジ検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01318491A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005184849A (ja) * 2003-12-23 2005-07-07 Genesis Microchip Inc ビデオ信号における動き検出
JP2006115503A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Genesis Microchip Inc 動きスレッショルドロジックのための副搬送波検出(scd)
JP2006237924A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Oki Electric Ind Co Ltd 映像信号処理装置
US8019124B2 (en) 2003-12-23 2011-09-13 Tamiras Per Pte. Ltd., Llc Robust camera pan vector estimation using iterative center of mass
US8335257B2 (en) 2003-12-23 2012-12-18 Tamiras Per Pte. Ltd., Llc Vector selection decision for pixel interpolation
US8588306B2 (en) 2003-12-23 2013-11-19 Tamiras Per Pte. Ltd., Llc Temporal motion vector filtering

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005184849A (ja) * 2003-12-23 2005-07-07 Genesis Microchip Inc ビデオ信号における動き検出
US8019124B2 (en) 2003-12-23 2011-09-13 Tamiras Per Pte. Ltd., Llc Robust camera pan vector estimation using iterative center of mass
US8315436B2 (en) 2003-12-23 2012-11-20 Tamiras Per Pte. Ltd., Llc Robust camera pan vector estimation using iterative center of mass
US8335257B2 (en) 2003-12-23 2012-12-18 Tamiras Per Pte. Ltd., Llc Vector selection decision for pixel interpolation
US8588306B2 (en) 2003-12-23 2013-11-19 Tamiras Per Pte. Ltd., Llc Temporal motion vector filtering
JP2006115503A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Genesis Microchip Inc 動きスレッショルドロジックのための副搬送波検出(scd)
JP2006237924A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Oki Electric Ind Co Ltd 映像信号処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4530004A (en) Color television signal processing circuit
US5347314A (en) Video scan converter
KR910003394B1 (ko) 텔레비젼 수신기에 사용된 비디오 신호의 움직임 검출 회로
US5249037A (en) Image signal correction circuit and image signal processor using the circuit
KR950002656B1 (ko) 텔레비젼 화상의 움직임 검출 회로
KR930002143B1 (ko) 텔레비젼신호 처리장치
JPS6388980A (ja) 補間信号発生システム
US5488422A (en) Video scan converter including the modification of spatially interpolated pixels as a function of temporal detail and motion
JPH0257081A (ja) テレビジョン信号送信装置およびテレビジョン信号受信装置
US5107340A (en) Digital video signal noise-reduction apparatus with high pass and low pass filter
JPH01318491A (ja) 動き検出回路及びエッジ検出回路
US5548342A (en) Luminance/chrominance separating circuit using predetermined separations
JPH0832025B2 (ja) 動き摘応型信号処理回路
JP2942261B2 (ja) 動き検出回路
EP0488498B1 (en) Motion signal detecting circuit
JPS6345988A (ja) 輝度信号・色信号分離回路
JP2689580B2 (ja) 動き検出回路
JP2840754B2 (ja) フイルタ回路
JP2602854B2 (ja) 動き検出回路
JPH0716255B2 (ja) 動き適応型輝度信号色信号分離装置
JP2804795B2 (ja) 動き検出回路
JP2784806B2 (ja) 動き領域検出回路
JPH05219531A (ja) 動き信号発生回路
JPH0229170A (ja) 映像信号処理回路
JPH01176189A (ja) 動き適応型輝度信号色信号分離装置及び動き検出回路