JPH0486194A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は色信号低域変換型映像記録再生装置に関するも
のである。

従来の技術 近年、色信号低域変換型映像記録再生装置はＳｔｌ　商
漂〕 −ＶＨ８方式をはじめとして高画質化が進むに連れで磁
気テープ上に記録する信号の波長がますます短くなって
きている。このため、記録波長の短い高周波域でのテー
プの減磁による画質の劣化が生じやすくなる。

以下、図面を参照しながら従来の色信号低域変換型磁気
記録再生装置（以下、ＶＴＲと略す）の−例について説
明する。

第２図は従来のＶＴＲの再生信号処理系のブロック図で
ある。

図において、２０１はビデオヘッドでテープから信号を
読みとる。２０２は前置増幅器で、２０１のビデオヘッ
ドの出力を増幅する。２０３は等化器で、再生した周波
数変調信号の周波数特性を補正する。２０４はリミッタ
で、再生した周波数変調信号の振幅を制限する。２０６
は復調器でのリミッタ２０４の出力から映像信号を復調
する。

以上の構成要素のＶＴＲについて、以下にその動作を説
明する。

ビデオへラド２０１で読みだしたテープからの信号を前
置増幅器２０２で増幅する。等化器２０３を用いて再生
した周波数変調信号の周波数特性と位相特性を補正する
。等化器２０３で補正した信号をリミッタ２０４で振幅
制限し、振幅変調成分を取り除く。リミッタ２０４の圧
力から復調器２０５を用い映像信号を復調する。

発明が解決しようとする課題 このような従来の磁気記録再生装置では、減磁などによ
って高域成分が減少し、相対的に低域成分が強調される
と、リミッタによる振幅制限時に再生信号のゼロクロス
点が欠落し、いわゆる反転現象が起こる。また、上記の
現象を防ぐためにあらかじめ高域成分を強調しておくと
Ｃ／Ｈの悪い領域を用いて再生を行うことになυ、結果
的にＳ／Ｎ比を劣化させてしまう。

本発明は上記の問題を解決するもので、相対的に低域成
分が強調されることの無い磁気記録再生装置を提供する
ことを目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、色信号のバースト
部分を抜取りそのレベルを検出する第１の検出器と、輝
度信号のベデヌタル部分を抜取シそのレベルを検出する
第２の検出器と、前記第１と第２の検出器の出力を比較
しその比率に応じた制御信号を圧力する比較器とを含み
、前記制御信号によって再生した信号の周波数特性を等
化する等化器を制御するように配してなるものである。

作　　　用 本発明は上記した構成により、バースト部分とペデスタ
ル部分との信号レベルとを比較して減磁などによる相対
的な低域成分の強調を検知し、等化器を制御してリミッ
タによるゼロクロス点欠落を防止し、また、Ｃ／Ｎの良
い周波数領域を用いて再生することができるものである
。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第１図は、本発明のＶＴＲの再生信号処理系の
ブロック図である。図において、１０１はビデオヘッド
でテープから信号を読みとる。１０２は前置増幅器でビ
デオヘッド１０１の出力を増幅する。１０３は等化器で
再生した周波数変調信号の周波数特性を入力される制御
信号によって補正する。１０４はリミッタで再生した周
波数変調信号の振幅を制限する。１０５は復調器でリミ
ッタ１０４の圧力から映像信号を復調する。

１０６は低域通過フィルりで再生された信号の中から低
域変換色信号を含む周波数領域を抜き取る。

１０７は低域通過フィルり１０６の出力レベルを測るレ
ベル検出器である。１０８はサンプルホールド回路でレ
ベル検出器１０７の出力を一定時間ホールドする。１０
９は帯域通過フィｌレタで再生された信号の中から周波
数変調された輝度信号のペデスタル部分に相当する周波
数成分を抜き取る。

１１０は帯域通過フィルタ１０９の出力レベｙｖヲ測定
するレベル検出器である。１１１はサンプルホールド回
路レベル検出器１１０の出力を一定時間ホールドする。

１１２はサンプルホールド回路１１１と１０８の出力を
比較しその比率に応じて制御信号を出す比較器である。

１１３は標本化器で再生された信号からバーストおよび
ペデスタル部分に相当する期間を抜き取るものである。

１１４は標本化信号発生器で再生した映像信号の同期信
号から、標本化器１１３の標本化制御信号を発生する。

以上のように構成されたＶＴＲについて、以下にその動
作を説明する。

ビデオヘッド１０１で読みだしたテープから信号を前置
増幅器１０２で増幅する。その信号を標本化器１１３と
等化器１０３に入力する。標本化器１１３は標本化信号
発生器１１４の信号により再生された信号からバースト
およびペデスタル部分に相当する期間を抜き取る。低域
通過フィルり１０６と帯域通過フィルタ１０９でそれぞ
れバースト部分とペデスタル部分の信号成分を抜き取９
レベル検出器１０７と１１０に入力する。各々の出力を
サンプルホールド回路１０８と１１１で保持し、比較器
１１２にそれぞれの信号を入力する。

比較器１１２はバースト部分と周波数変調された映像信
号のペデスタル部分との信号振幅レベルを比較し、ペデ
スタル部分の信号のレベルがバースト部分のレベルに比
較して小さい場合、高域成分を強調するように等止器１
０３を制御する制御信号を送出する。その結果、再生信
号の周波数特性のバランスが適切に保たれ、リミッタ１
０４で振幅制限を行い、復調器１０５で復調を行っても
、反転現象などによる画質の劣化を防ぐことができる。

一方、ペデスタル部分の信号のレベルがバースト部分の
レベルに比較して大きい場合、低域成分を強調するよう
に等止器１０３を制御し、Ｃ／Ｎの良い低域成分をおも
に用いて再生することでＳ／Ｎを向上することが呂来る
。

このように本発明の実施例の磁気記録再生装置によれば
、再生信号の高域と低域周波数成分のバランスを常にモ
ニタし調整するように配しであるので、反転現象は起こ
らず、そして高Ｓ／Ｈの信号を再生できる。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、バー
スト部分とペデスタル部分との信号レベルを比較し等止
器を制御するように配しであるので、反転現象などによ
る画質の劣化のない優れた色信号低域変換型映像磁気記
録再生装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のＶＴＲの再生信号処理系の
ブロック図、第２図は従来のＶＴＲの再生信号処理系の
ブロック図である。 １０３・・・・・・等止器、１０６・・・・・・低域通
過フィルり、１０７・・・・・・レベル検出器、１０８
・・・・・サンプルホールド［［，１０９・・・・・・
帯域通過フィルタ、１１０・・・・・・レベル検出器、
１１１・・・・・・サンプルホールド回路、１１２・・
・・・・比較器、１１３・・・・・・標本化器、１１４
・・・・・・標本化信号発生器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 色信号低域変換型映像信号磁気記録再生装置であって、
   色信号のバースト部分を抜取りそのレベルを検出する第
   １の検出器と、輝度信号のペデスタル部分を抜取りその
   レベルを検出する第２の検出器と、前記第１と第２の検
   出器の出力を比較しその比率に応じた制御信号を出力す
   る比較器とを含み、前記制御信号によって再生した信号
   の周波数特性を等化する等化器を制御するように配した
   磁気記録再生装置。