JP2022050454A - 被せ具を有する可搬機械工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】板工具の加工面の縁部又は横方向縁領域の範囲に延在する角領域が保護壁に妨げられることなく、被加工材表面の縁部の加工を行うことができる可搬機械工具を提供する。【解決手段】板工具と駆動モータとを有する可搬機械工具に関し、主加工方向HAにおいて前方へ、且つ、少なくとも1つの横加工方向QR、QLにおいて主加工方向HAを横切って横へ、加工面31とともに案内されることが可能であり、可搬機械工具は、板工具用の被せ具60を有する。被せ具は主加工方向、横加工方向において、加工面31の隣に延在する、ディスク工具の少なくとも1つの横方向面の上流に配置される、少なくとも1つの保護壁77、78を有する。保護壁は少なくとも1つの凹部71を有する。板工具の横方向縁領域は、凹部を通って、加工面の領域にある被せ具の外周輪郭80の先へ、自由に突出する。【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
[技術分野]
本発明はディスク工具と駆動モータとを有する可搬機械工具に関し、ディスク工具は特に研磨ディスク又は艶出しディスクであり、駆動モータは機械ハウジング内に配置され、ディスク工具を駆動してその加工面の振動、回転、及び/又は、偏心の運動を生じさせる。可搬機械工具は、被加工材の研磨又は艶出し加工のため、主加工方向における前方へ、また、主加工方向に対する横方向の少なくとも1つの横加工方向へ、加工面とともに案内されることができる。可搬機械工具は障害物との接触から保護するためにディスク工具用の被せ具を有し、被せ具は少なくとも1つの保護壁を有し、少なくとも一つの保護壁は、ディスク工具の加工面に隣接して主加工方向及び/又は少なくとも1つの横加工方向に延在する少なくとも一つの側面の上流に配置される。
[背景技術]
例えば、本願出願人による独国特許出願公開第202005009030号明細書に差込み型構成部品として記載されるような、そのような被せ具は、必要なときに機械ハウジングに取り付けることができ、取り付けにより、主加工方向及び少なくとも1つの横加工方向においてディスク工具の側面を被覆する。そうすることによって、ディスク工具の側面は障害物に衝突することはなく、被せ具の保護壁によって被覆される。そして、側面は、例えば障害物、特に被加工材自体に、例えば衝撃荷重や摩擦などによって破損を生じさせることがなく、一方、概して破損し易いディスク工具の側面も保護される。側面が破損し易いのは、ディスク工具には、一般的に、研磨手段又は艶出し手段を載置するためのクッション又はパッドが備えられるからである。結果として、保護壁はディスク工具と被加工材の両方を保護する。しかしながら、ディスク工具によって被加工材表面の縁部側の加工を行う必要がある場合、作業者は再度被せ具を取り外さなければならず、手間がかかる。
[概要]
故に本発明の目的は、ディスク工具のための被せ具を備えた、改良された可搬機械工具を提供することである。
その目的を達成するために、前述した類の可搬機械工具とともに、少なくとも1つの保護壁は、主加工方向、及び/又は、少なくとも1つの横加工方向において、少なくとも1つの凹部を有するように提供される。ディスク工具の側縁領域は、少なくとも1つの凹部を通って、加工面の領域にある被せ具の外周輪郭の先へ、自由に突出する。それにより、側縁領域の範囲で延在する、ディスク工具の加工面の縁部又は角領域は、少なくとも1つの保護壁に妨げられることのない状態で、被加工材表面の縁部側の加工をするための準備ができている。
こうして、本発明に係る手法により、少なくとも1つの保護壁は、それ自体が、ディスク工具の少なくとも1つの側面を被覆し保護する。そうであっても、主加工方向、及び/又は、少なくとも1つの横加工方向における加工のために凹部を提供し、凹部を通じてディスク工具が言わば被せ具から突出し、又は、被せ具を通して突出する。それにより、ディスク工具の突出する側縁領域、及び、結果として側縁領域における加工面は、被加工材表面の縁部側の加工をするための準備ができている。そして、突出する側縁領域を有するディスク工具は、例えば、幅木、側壁などの範囲で、使用者によって、慎重に案内されることで、研磨方法、艶出し方法などにより被加工材表面を加工するために当該場所で用いられてもよい。この場合、主加工方向、及び/又は、少なくとも1つの横加工方向において、側面の他の部分、又は、ディスク工具又は部分の側面が、被せ具によって効果的に被覆される。それにより、被せ具の少なくとも1つの保護壁によって被覆される側面の部分、又は、ディスク工具の側面に関して、ディスク工具の側面と障害物とを接触させることなく、可搬機械工具及びそのディスク工具を障害物に向かって案内することが可能である。保護壁がその場所でディスク工具を保護するためである。
加工面は、例えば、少なくとも1つの凹部の部分において、被せ具の突出部を越えて、被加工材表面上へと突出する。
少なくとも1つの凹部の部分にあるディスク工具の加工面は、凹部における保護壁の互いに対向し合う端面の間を結ぶ概念的な線の先へ、突出するとも言うことができる。
「そこを通って、ディスク工具の側縁領域は、加工面の領域にある被せ具の外周輪郭の先へ、自由に、突出する」という定義に代わって、又は、それに加えて、「そこを通って、ディスク工具の側縁領域は、加工面の領域にある被せ具の外被(envelope)の先へ、自由に、突出する」と言うことも可能である。ここで外被は、幾何学的な外被を意図するところの外被である。
少なくとも1つの凹部は、例えば、少なくとも1つの保護壁からのU字状又はV字状の切り欠きであり、又は、そのような切り欠き部を備える。
少なくとも1つの保護壁には、1つのみの凹部が設けられてもよい。ただし、列方向において、互いに隣同士に配置される複数の凹部が設けられることも可能である。凹部は、例えば、鋸歯状の構造を有してもよい。凹部は、波状の輪郭により規定されてもよい。さらに、少なくとも1つの保護壁又は保護壁全体の、特に長方形の歯状である歯のような形状の部分の間に、凹部が設けられてもよい。
被せ具は、ディスク工具の加工面とは反対の側を、少なくとも部分的に被覆する、被覆庇を形成してもよい。
可搬機械工具は、艶出し機械工具又は研磨機械工具と称してもよい。可搬機械工具上に、異なるディスク工具、すなわち、研磨手段又は艶出し手段、又は少なくとも、ディスク工具上の対応する加工面を設けることが可能なため、可搬機械工具は研磨又は艶出しに使用可能である。ディスク工具又はその加工面が交換可能である場合は、可搬機械工具が研磨及び艶出しの両方のために変更可能であると有利である。
駆動モータは、例えば、電気モータ又は空圧モータである。例えば、可搬機械工具は、電気エネルギ、空気エネルギ又は圧縮空気によって駆動可能である。好ましくは、可搬機械工具は、特に電池パックである可搬電気エネルギ貯蔵装置とのインタフェースを有する。ただし、機械工具は有線で稼動されてもよく、つまり、電気又は空気供給ネットワークに接続するための少なくとも1つのネットワークインタフェースを有する。
ディスク工具は、好ましくは板状である。
ディスク工具又は可搬機械工具は運搬板を有すると有利である。運搬板は実質的に耐捻り性を有し、且つ/又は、金属、及び/又は、プラスチック材から成ると有利である。運搬板は、肋状又は他の強化構造を有してもよい。運搬板は、駆動モータ又は駆動モータによって駆動されるギア機構の出力部に固定接続されてもよい。運搬板は、ギア機構又は駆動モータの出力部を形成してもよい。あるいは、運搬板は、そのようなギア機構又は駆動モータの出力部に取り外し可能に接続できるものであってもよい。例えば運搬板は、例えば紙やすり、艶出し又は編み状研磨繊維などの研磨手段又は艶出し手段のための加工面に対応する保持面を有すると有利である。運搬板上には、研磨手段又は艶出し手段のためのクッション又はパッドも設けられてもよい。
ディスク工具又はディスク工具用の運搬板は、クッション又はパッドを有すると有利である。クッション又はパッド上に、例えば紙やすり、研磨パッド、艶出し手段などの研磨手段又は艶出し手段を取り付けるための接着層又は面ファスナー層が配置されると有利である。それにより、摩耗したときは、容易に交換可能である。クッション又はパッドは、艶出し手段、研磨手段などをその作業面上に、一体的に有することも可能である。
被せ具の少なくとも1つの保護壁は、加工面の範囲にわたって延在すると有利である。それによって、作業面のみ、又は、例えば約1mm、2mm又は3mmの作業面の上の狭い部分のみが、自由に、被せ具の保護壁の先へ突出すると有利である。
被せ具の少なくとも1つの保護壁は、加工面の範囲で、ディスク工具の側面を、完全に又は実質的に被覆するよう提供されるのが好ましい。
被せ具の少なくとも1つの保護壁が、例えば紙やすりである研磨手段又は艶出し手段のための又は研磨手段又は艶出し手段を有するディスク工具のクッション又はパッドを完全に又は実質的に被覆すると有利である。
ディスク工具は、可搬機械工具の固定される構成要素を、少なくとも部分的に形成してもよい。したがって、例えば、運搬板、及び/又は、クッション又はパッドは、例えばネジ止めや、接着剤による接着などで、可搬機械工具に固定接続されてもよい。
ただし、ディスク工具は可搬機械工具の工具受け部に取り外し可能に固定されることも可能である。それによって、ディスク工具は、摩耗の場合又は別のディスク工具が必要な場合は、容易に交換することが可能である。工具受け部上には、例えば、ディスク工具を工具受け部に取り外し可能に固定するための、バヨネット外形やネジ止め手段や差込み用外形などを設けてもよい。ディスク工具は、例えば対となるバヨネット外形、ネジのための貫通穴などの対となる外形を有する。
有利さを考慮すれば、ディスク工具は、被せ具の空いている部分を通って主加工方向と反対の方向へ後方に、自由に突出する。したがって、単数または複数の保護壁は、主加工方向及び好ましくは少なくとも1つの横加工方向において横方向にディスク工具を被覆するが、後ろに向かっては被覆しない。その結果、被加工材表面の縁部側の加工作業に必要とされる、ディスク工具の加工面の後ろの縁領域の、導入部分で説明した状態のものが、比較的広い範囲で得られる。加えて、被せ具の少なくとも1つの保護壁にある、少なくとも1つの凹部を通って突出する、加工面の縁部側部分もある。
被せ具が、主加工方向において、ディスク工具の後ろ部分、例えば後端部側又は後ろにある狭い側などを、完全又は部分的に被わないことも有利である。
被せ具が、後方で主加工方向を横切って、特に主加工方向を横切ってディスク工具の横幅全体において、ディスク工具を被覆しないことが好ましい。例えば長方形の加工面を有するディスク工具は、本実施形態において後ろの横方向の狭い側又は横方向端部側は、被せ具によって被覆されない。実質的に三角形の加工面を有するディスク工具においては、例えば作業方向において後方に配置される三角形の部材は、被せ具によって被覆されない。
特にハンドル部である主加工方向における機械ハウジングの後ろ部分、及び/又は、粉塵を含む空気のための抽気接続部分は、ディスク工具の加工面の上で後方に、主加工方向の反対方向へ突出することが可能である。その後ろ部分、又は、例えば吸い込みホースに接続可能である粉塵を含む空気のための抽気パイプが、ディスク工具の加工面の縁部側の使用を妨げる場合、又は、阻む場合であっても、本発明によって設けられる少なくとも1つの凹部によって、保護壁を通って突出する加工面の端部又は角領域は、そのときでもまだ被加工材表面の縁部側の加工に確実に使用可能である。
本発明の一実施形態では、被せ具は可搬機械工具の固定構成部品であってもよい。例えば、機械ハウジングに一体的又は固定的に接続されてもよい。
必要に応じて、被せ具は、可搬機械工具又は機械ハウジングから取り外し可能であると好都合である。
被せ具は、工具を必要とせず機械ハウジングに固定可能であり、且つ/又は、被せ具は、工具を必要とせず機械ハウジングから取り外し可能であることが好ましい。
被せ具は、固定手段を使用して、機械ハウジングに取り外し可能に固定できることが好ましい。固定手段は、例えば、係止手段、クランプ手段、及び/又は、少なくとも1つの差込み受け部を含んでもよい。固定手段は、つめ、クランプ、及び/又は、ネジなどを含んで簡単に構成されてもよい。被せ具が機械ハウジングから取り外されると、ディスク工具は外周において、完全に自由な状態、つまり、外周領域、横方向縁部領域、又は、ディスク工具全体は、被覆が無い状態となることが望ましい。それによって、ディスク工具の側縁領域の全体又は外周領域を、障害物に隣接する被加工材表面の縁部領域の方へ案内することが可能である。
望ましい実施形態では、固定手段は、被せ具を嵌合するための差込み受け部を、機械ハウジング上に備える。
差込み受け部は、被せ具を機械ハウジングに取り付けられる差込方向を横切るように、凸ロック状態で、被せ具を案内し、且つ/又は、保持する、差込みガイド又は差込み外形を含むと有利である。
被せ具は、係止手段又は係止具を使用して、機械ハウジングに係止可能であることが望ましい。係止具は、例えば、少なくとも1つの係止突起と、少なくとも1つの係止受け部とを含み、少なくとも1つの係止突起は係止位置において少なくとも一つの係止受け部と係合する。
被せ具は、例えば、互いに反対の側で機械ハウジングを囲む複数の側部を有する留め具又はクランプとして構成される。この互いに反対の側は、例えば、少なくとも1つの横加工方向に関連付けられる。留め具又はクランプが機械ハウジングに固定されると、留め具又はクランプの基部は、主加工方向を向く機械ハウジングの前側に当接することが好ましい。
クランプ又は留め具の側部は、機械ハウジングとの係合のために設けられる、例えば係止突起又は係止受け部である係止手段を有すると好都合である。相補的な係止手段、つまり係止受け部又は係止突起が機械ハウジング上に設けられると好都合である。係止手段は、被せ具の側部の自由端の領域に設けられると有利である。
クランプは、例えばクランプ手段を形成する。
機械ハウジングへの固定のために、クランプの側部は、互いに向かい合う方向の張力を有し、且つ、広げられ、もしくは、互いに離隔する方向へ向けられ得ることが好ましい。
クランプ又は留め具の側部は、機械ハウジングへの固定のため、互いに離隔し合う方向へ向けられ得ることが好ましい。クランプ又は留め具は機械ハウジングに固定できるよう、広げることができる。そこで側部は、互いに向かい合う方向にあらかじめ弾性的に負荷を掛けられ、かつ/又は、張力を有することが好ましく、これにより、例えば前述の、特に側部の自由端の領域内の留め具は、機械ハウジングの相補的係止手段と、係止的係合状態となり得ることが好ましい。この実施形態において係止は絶対に必要ということはない。特に、例えばクランプ座部において、クランプを機械ハウジング上に保持することは可能である。
機械ハウジングの凸状ロックの対の外形との凸状ロック係合のために、被せ具の基部上に、少なくとも1つの凸状ロック外形を設けると好都合である。例えば、凸状ロック外形は、被せ具を機械ハウジング上に正確な回転角度で装着するよう機能する。さらに凸状ロック外形は、符号化部を構成してもよく、それにより、機械ハウジングに適合する被せ具のみが機械ハウジングに固定可能となる。そして機械ハウジング上には、被せ具の符号化固定のために、凸状ロックの対の外形によって形成される、対応する受け符号化部が設けられる。
ディスク工具は、例えば多角形の加工面を有する。例えば、加工面は実質的に三角形又は長方形である。特に、前述の三角形の加工面を有する対応する研磨ディスク、艶出しディスク又は他のディスク工具が備えられる場合は少なくとも、可搬機械工具は、いわゆる長方形グラインダ又は三角形グラインダであってもよい。ここで、実質的に三角形の加工面を有するディスク工具は、丸い又は丸められた縁を有してもよい。
ただし、本発明は、特に円形である丸いディスク工具と共にであっても容易に使用され得る。ディスク工具又はその加工面又は双方とも、例えば円形、長円形、卵形などであってもよい。
少なくとも1つの凹部の部分を除いて、加工面の領域にある被せ具の外被又は外周輪郭の形状は、加工面の外周輪郭の形状と概ね対応すると有利である。したがって、三角形のディスク工具又は三角形の加工面を有する被せ具の外被又は外周輪郭もまた三角形であることが有利であり、丸い加工面を有する場合には、丸いこと、特に円形、長円形、又は卵形であることが有利であり、長方形の加工面を有する場合には、長方形であることが有利である。
ディスク工具の、偏心、振動、内擺線、及び/又は、回転の駆動運動を生じさせるためのギア機構は、駆動モータとディスク工具との間に配置され、ギア機構は前述の類の運動の少なくとも2つに切り替え得ることが有利である。
丸いか、又は円形のディスク工具は、駆動モータによって回転状又は環状に駆動され得ると有利である。その回転運動は、軸の周りを回る運動のみであってもよい。ただし、内擺線回転運動、つまり、ディスク工具の重ね合わせの円回転運動であってもよい。
ただし、円形ではないディスク工具においては、回転不可能なディスク工具、又は、横方向に制約がある回転運動が有利である。例えば、可搬機械工具は、ディスク工具の回転運動を横方向において制約する、少なくとも1つの回転制止部を有する。回転制止部は例えば、ギア機構又は別の装置の構成部品であってもよい。
特に多角形のディスク工具である非円形のディスク工具は、駆動モータとディスク工具との間に配置されるギア機構の使用により、駆動モータにより偏心、及び/又は、振動するように駆動可能であると有利である。ギア機構は切り替えが可能で、例えば偏心動作から回転動作へなど、少なくとも2つの種類の動作の間で切り替えが可能であると有利である。
少なくとも1つの保護壁は、主加工方向においてディスク工具を被覆し、又は、ディスク工具の上流の前方に配置されると有利である。これにより、その場所では、当てはまる場合には少なくとも1つの保護壁が可搬機械工具の前方にある障害物に衝突する一方で、少なくとも1つの凹部が側面に設けられるので、作業者は、言うなれば妨げられることなく、前へと、つまり主加工方向へと、作業可能である。
ディスク工具が多角形であり、且つ/又は、特に40度以上である30度以上の回転運動には適さない外周輪郭又は表面形状のみを有することも可能である。ただし、例えば、加工面の角領域は、特に振動可能であるように、少なくとも1つの凹部に受け入れられ得る。
主加工方向において、少なくとも1つの保護壁又はその部分は、可搬機械工具の最先端部又は前の部分を形成することが有利である。したがって、当てはまる場合、保護壁は、主加工方向において可搬機械工具の先の前方の真正面に位置する障害物に衝突する。
そのため、主加工方向の前方の真正面となる状態で、保護壁の部分又は保護壁の全体が設けられることが有利である。保護壁の当該部分と横方向に隣接して、加工面の少なくとも角領域が、少なくとも1つの凹部を通って、被せ具の外周輪郭の先へ突出する。したがって、言わば主加工方向において、前方へ向けられている加工面の部分は、被加工材表面の縁部側の加工に使用できる。
角領域は、主加工方向に対して垂直に横切るように延在する少なくとも1つの側縁を有することが有利である。例えば、加工面は長方形であり、加工面の前側の面は、主加工方向を横切って延在する。この前側の縁は、保護壁の少なくとも1つの部分によって被覆されるが、縁の少なくとも一方の側は被覆されない。
主加工方向において前方を被覆する保護壁の部分に加えて、加工面の角領域が各場合において突出する配置は特に好ましい。こうして、保護壁は、各場合において加工面の角領域が通って突出する凹部の間に配置される。
ただし、主加工方向において、言わば加工面の角又は先端が、被せ具の少なくとも1つの凹部を通って、前方へ突出することも可能である。少なくとも1つの保護壁は、角又は先端に隣接して横方向へ延在し、ディスク工具の側面を保護する。例えば、加工面は三角形であり、加工面の前方の角領域は、角又は先端のように突出する。例えば、作業者は主加工方向における移動の場合においてのみ、ある程度の注意を払うことで、ディスク工具の側面は障害物に衝突せず、一方で、主加工方向を横切る、少なくとも1つの横加工方向で、保護壁又は保護壁の部分はディスク工具を被覆し、結果としてディスク工具を保護する。
例えば、機械ハウジングは、被せ具の外周輪郭、及び/又は、ディスク工具の加工面の先へ突出しないことによって、主加工方向又は少なくとも1つの横加工方向、又は、それら両方向において、作業を妨害しないことが好ましい。つまり、主加工方向又は少なくとも1つの横加工方向において可搬機械工具を移動させるとき、機械ハウジングは障害物に衝突しない。ディスク工具及び被せ具は、主加工方向、及び/又は、少なくとも1つの横加工方向において、被加工材表面又は加工面上に、機械ハウジング又は機械ハウジングの突出した部分より先へ突出する。したがって、被せ具は、加工面の範囲で、少なくとも1つの凹部に隣接して言わば可搬機械工具の前側を形成し、一方で、ディスク工具は側縁領域により、少なくとも1つの凹部において、言わば可搬機械工具の前の外側領域を形成する。
機械ハウジングは、例えばハンドル部を有してもよい。ハンドル要素は、機械ハウジングに固定的に接続又は一体化されるのが好ましい。例えば、ハンドル部又はハンドル要素は作業者の手によって握られることが意図される。ハンドル部又はハンドル要素は、手首補助部を有すると有利である。
ただし、それに代えて、特に棒状のハンドル要素は、例えば1つ以上の回転軸受けを有する関節配置である、関節配置によって、機械ハウジングと関節接続されるように、支持されることもできる。それによって、機械ハウジングは、例えば関節配置によって、ハンドル要素に対して1つ以上の回転軸の回りを回ってもよい。特に、可搬機械工具は、壁研磨手段又は天井研磨手段であってもよい。
被せ具は、1つ以上の貫通開口を有すると有利である。貫通開口は、1つ以上の列状の配置において、互いに隣接するように配置されてもよい。各場合において少なくとも1つの貫通開口が、又は、少なくとも2つの貫通開口の列状の配置が、被せ具の長手側に配列され、特に主加工方向と平行又は主加工方向に対して斜めとなる小さな角度を持って配列されることがとりわけ好ましい。少なくとも1つの貫通開口が被せ具の上側に配置されるのが好ましい。
少なくとも1つの貫通開口を通して、例えばディスク工具、特にその運搬板を見ることが可能である。特に上方から被せ具を通して、運搬板又はディスク工具を見ることが可能である。
少なくとも1つの貫通開口は、ディスク工具の領域に外気を流入させるように機能してもよい。外気は、好ましくは、可搬機械工具の抽気接続部において抽出され得る。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
互いに離れた状態の可搬機械工具及び関連する被せ具を示す斜視図である。 被せ具が取り付けられた状態の図1の可搬機械工具を示す。 異なる被せ具を有する上図の可搬機械工具であって、互いに離れた状態を示す。 図3の可搬機械工具及び被せ具の配置を示し、被せ具が可搬機械工具上に配置されている。 さらに別の被せ具を有する上図の可搬機械工具であり、互いに離れた状態を示す。 被せ具が取り付けられた図5の可搬機械工具を示す。
図示される可搬機械工具10は、ディスク工具30を駆動するための駆動モータ12が配置される機械ハウジング11を有する。例えば、機械ハウジング11に対するディスク工具30の内擺線運動(ハイポサイクロイド運動)を生じさせる偏心ギア機構などのギア機構14を、駆動モータ12とディスク工具30の間に備えてもよい。ディスク工具30は、例えばギア14の出力部13上に配置される。ギア機構14は、駆動モータ12の出力と出力部13との間で、減速又は他の速度変化を生じさせてもよい。
例えば手で包まれるハンドル部15の使用により機械ハウジング11が握られてもよく、ハンドル部15の前方の領域には駆動モータ12をスイッチオン及びスイッチオフするための駆動スイッチ16が備えられる。
駆動モータ12自体は、機械ハウジング11の駆動部17内に配置される。ディスク工具30は、ハンドル部15から離隔した、図では駆動部17の底部となる機械ハウジング11の土台領域18に配置される。例えば研磨加工作業又は艶出し加工作業といった状況の中で、ディスク工具30の加工面31によって、被加工材Wの被加工材表面Oが加工され得る。作業者は、例えばハンドル部15で可搬機械工具10を握って、加工面31とともにディスク工具30を被加工材表面Oの上を案内してもよく、例えば、主加工方向HAに真っ直ぐに前進させ、又はさらに主加工方向HAを横切って側方に向かって横加工方向QR右へ、及び、横加工方向QL左へ、と案内してもよい。この場合、例えば被加工材表面O上の円運動も、容易に実施可能である。
加工面31上においては、加工表面は、例えば対応する粒状コーティングや研磨繊維などのコーティングが一体的に備えられてもよい。ただし望ましくは、加工面31領域に例えば面ファスナー手段や接着層といった保持手段を備えて、実際の加工面31を提供する、例えば編み状研磨繊維といった研磨シート又は別の研磨手段40を保持してもよい。このように、加工面31は交換可能な研磨手段又は艶出し手段で形成されもよい。被加工材表面Oは、研磨手段40を使用して、例えば研磨されてもよい。あるいは、艶出し用ディスク、又は、例えば編み状艶出し用繊維といった同様の他の艶出し手段も、容易に使用可能である。
出力部13の領域又は運搬板33の上には、機械ハウジング11内において、図では表れない抽気室19が備えられ、流れに関して、抽気室19は機械ハウジング11の抽気接続部21へと接続される。被加工材の加工作業によって生じる塵やそれに類する他の粒子は、抽気接続部21を介してディスク工具30の領域から抽出することができ、そのために、ディスク工具30は、例えば横方向流入口32、及び、ディスク工具30の下側と連絡する流入口を有する(概略的に図示する)。
本例において、ディスク工具30は、出力部13、つまり運搬板33と、少なくとも部分的には固定的に接続される。ただし、出力部12は、運搬板33を取り外し可能に固定し得る、例えばバヨネット外形や、ネジ受け部などを有する工具受け部を有することも可能である。
運搬板33の保持面35上には、例えばパッドなどのクッション34が配置される。クッションは、例えば発泡体やゴムなどの弾性材を含む。クッション34は運搬板33に対して、例えばネジ固定され、接着剤で接着され、又は他の方法で固定接続されるが、好ましくは交換可能である。一方、研磨手段40は、例えば面ファスナー手段などを有するクッション34の固定面36に取り外し可能に固定されてもよく、すなわち、摩耗や他の品質的必要性が生じた際は、容易に取り替え可能である。
ディスク工具30は、その部分37が主加工方向HAに突出し、部分38が横加工方向QR及びQLに側方へ突出し、部分39が主加工方向HAと反対に後方へ突出し、ディスク工具30の領域において、機械ハウジングの外周輪郭20の先に突出している。それにより、ディスク工具30は言わば露出されているので、図1に示される可搬機械工具10の状態で、被加工材表面Oの縁部側の加工が容易となる。例えば、部分37は機械ハウジング11の前側22の先に、部分38は側方へ機械ハウジング11の横側23の先に、突出する。後方の部分38はある程度抽気接続部21に保護されているが、機械ハウジング11の後ろ側24の先に突出する。
図1に示される言わば被覆がない状態において、ディスク工具30は、その前側面47が、被加工材表面Oの先において突出する障害物HVに衝突するまで、加工面31とともに主加工方向HAの前方へ障害物HVまで案内され得る。側方へも、ディスク工具30は、その横側面48が障害物HR又はHLに衝突するまで、障害物HR又はHLに向かって横加工方向QR及びQLへ案内され得る。後方、つまり主加工方向HAと反対の向きにも、縁部側の加工が容易に実施可能であって、加工面31は、被加工材表面Oの先において突出する、例えば幅木などの障害物HHに、ディスク工具30の後ろ側面49が衝突するまで、案内され得る。
ただし、作業者は概して、ディスク工具30の破損しやすい側面と障害物自体を破損させないため、そのような衝突を避けたがる。その理由は、弾性のあるクッション34及び研磨手段40の狭い側面も破損しやすく、障害物HV、HR、HLとの衝突によって破損する可能性がある、と考えるからである。さらに、特に硬質プラスチック材や金属といった硬い材質を含むことが望ましい運搬板33の狭い側面は、障害物HV、HR、HLを破損させる可能性もある。加えて、ディスク工具30の加工面31は多角形(本例では長方形)の構造を有し、ディスク工具30の直線状の角領域41は、主加工方向HAおよび横加工方向QR及びQLにおいて角43又は外側の角を有しており露出されているので、特に障害物と衝突するおそれがある。
ディスク工具30に代えて三角形のディスク工具130を有する図3及び図4に示す可搬機械工具110の場合でも同様の状況が生じる。例えば、ディスク工具130は、実質的に三角形の加工面131と、同様に実質的に三角形で、三角形のクッション134が保持される、運搬板133とを、有する。円形のディスク工具230を有する図5及び図6に示す可搬機械工具210においても同様の状況が生じる。つまりディスク工具130、230は各々、接線方向において障害物に衝突し、それによって工具自体が破損し、又は障害物HV、HR、HLが破損し、又はその双方が破損する。
前方へ突出する部分137、横の部分138、及び後ろの部分139はいずれも、機械ハウジング11の突出した部分より先へ、被加工材表面O上に突出しており、つまり、露出されている。突出する部分137は先端143又は先端領域141を形成し、先端143又は先端領域141は主加工方向HAの前方で露出されている状態にあり、機械ハウジング11又はその前側22の先へ突出する。ディスク工具130の側面248は、先端領域141から、後ろの縁部側の側面149が設けられる後ろの部分139まで延在する。側面148、149は、例えば、被加工材表面Oの先において突出する障害物に接触し、容易に破損され得る。
ディスク工具230は、実質的に丸い円形状の外側輪郭と加工面231とを有する。加工工具の運搬板233又はディスク工具230及び運搬板233上に配置されるクッション234も同様に丸く、特に円形である。ディスク工具230は、ディスク工具30、130より幾分コンパクトであるが、機械ハウジング11に対しては完全に露出されており、特に、被加工材表面Oの縁部側を加工する際、その上方へ突出する障害物によるリスクがある。
ディスク工具230はその前の部分237が、機械ハウジング11の前側22の先において、例えば前方へと突出する。ディスク工具230の横の部分238は、側方へ同様に、機械ハウジング11の横側23の先において、言わば横へと突出する。対して、機械ハウジングの後ろ側24又は外周輪郭20の先において突出する後ろの部分239は、実質的に抽気接続部21の下に配置されるので、それによって保護される。そうであっても、ディスク工具230の少なくとも横の部分238と前の部分237とは、どちらも露出されており、障害物に衝突する危険があり、一方ではディスク工具230に、他方では障害物HV、HR又はHLに、破損が生じる可能性がある。
これらの問題を解決するために、被せ具60、160、260が提供され、それらの被せ具60、160、260は必要に応じて、ディスク工具30、130、230を被覆するために機械ハウジング11に固定することが可能である。
被せ具60、160、260はそれぞれ、ベース部61、161、261を有し、それらのベース部61、161、261は各々、基部62、162、262を有し、そこから側部63、163、263及び64、164、264が突出して、受け部65を規定する。受け部65には、機械ハウジング11が言わば挿入可能であり、又言い換えれば、受け部65によって被せ具60、160、260は機械ハウジング11に対して挿入方向Eに嵌合可能である。そして、側部63、163、263及び64、164、264は、機械ハウジング11の横側23と当接し、基部62、162、262は機械ハウジング11の前側22と当接する。こうして、被せ具60、160、260と機械ハウジング11との間の差込型(プラグタイプ)の接続が可能である。
機械ハウジング11の外周輪郭20上には、固定手段25の構成部品としての差込み受け部26が設けられ、側部63、163、263及び64、164、264により形成される差込み突出部66を受け入れる働きをする。
被せ具60、160、260はクランプ85として構成され、クランプのように機械ハウジング11に嵌合可能である。
機械ハウジング11上での被せ具60、160、260の中央の中心位置合わせのために、例えば凸状ロック受け部のような凸状ロック外形部67が例えば基部62、162、262に設置される。凸状ロック外形部67は、被せ具60、160、260が機械ハウジング11に嵌合された状態で、機械ハウジング11の前側22において凸状ロックの対の外形27と係合する。
機械ハウジング11と被せ具60、160、260との間の差込み型接続は機械ハウジング11に設けられるガイド受け部28を含む。ガイド外形部68はガイド受け部28の中へ突出し、ガイド外形部68は受け部65が突出する方向に内側に向かって突出している。各被せ具60、160、260が機械ハウジング11に嵌合されるとき、ガイド外形部68は凸状ロックの態様でガイド受け部28に係合する。結果として、被せ具60、160、260は挿入方向Eに対して横方向において、凸状ロックの態様で保持される。
挿入方向Eに対する保持は、側部63、163、263及び64、164、264の自由端領域にある係止突起69を有する係止手段による係合によって確実に行われる。係止突起69は、各被せ具60、160、260が機械ハウジング11に嵌合されるとき、機械ハウジング11の横側23もしくはガイド受け部28の長手方向の端の領域にある係止受け部29と係合する。本例においては、側部63、163、263と64、164、264は、双方が離隔する方向もしくは受け部65を広げる方向に柔軟に又は弾性的に方向を変えることが可能であり、且つ、係止突起69が係止受け部29に対向する位置にあるときは、再び双方は互いの方へ向かって移動することが可能であると有利である。
被せ具60、160、260の係止突起69の差込み受け部26への導入は、側部63、163、263の自由端領域にある傾斜導入部74により容易となる。係止されている係止突起69の係止を外すことは、側部63、163、263及び64、164、264上の係止突起69の領域に設けられる抓み75により援助され容易となる。
その結果、被せ具60、160、260の機械ハウジング11に対する簡単な取り付けが可能である。被せ具60、160、260は、必要でないときは簡単に外すことができるが、被せ具60、160、260を機械ハウジング11に取り付けたままで被加工材表面Oの縁部側の加工が可能であるため、比較的長時間にわたって被せ具60、160、260を機械ハウジング11に取り付けたままにしておくことも可能である。
被せ具60は被覆壁70を有し、被覆壁70は被覆部72と共に機械ハウジング11の側方から、図では上から、運搬板33を被覆する。被せ具60はさらに、保護壁部とも称し得る保護壁77、78を有する。被覆部72の上には、立ち襟のように突出し、受け部65の範囲を定める立ち壁領域73が設けられる。
保護壁77は、ディスク工具30の側面47の上流に、つまり、主加工方向HAにおける側面47の上流に配置されることで、障害物HVとの正面接触から側面47を保護する。保護壁78は、横加工方向QR及びQLに対して、側面48の上流に配置されることで、側方の障害物HR及びHLとの接触からディスク工具30を保護する。
そうであっても、被加工材表面Oの縁部側の加工は容易に実施可能である。保護壁77と78との間には凹部71が設けられており、そこを通って、ディスク工具30の角領域41は外周輪郭80より先へ出る。凹部71領域において外周輪郭80は長方形ではなく、対応する凹部又は凹み81を有する。凹部又は凹み81においては、加工面31は、被加工材表面Oの縁部側加工を行う縁部側に向かって言わば自由な状態で、いかなる被覆も無く、備えられる。角領域41において、側面47及び側面48の範囲では、加工面31の側縁領域42は被せ具60による前方側の被覆が無く、自由な状態である。それにより、極端な場合、ディスク工具30は角領域41において、障害物HVとの、又は、障害物HR及びHLの側との、直接の接触に至る可能性がある。ただし、作業者は概して、障害物HV、HR及びHLとのそのような直接接触を生じることなく、角領域41における加工面31よって被加工材表面Oを加工するよう試みるだろう。
さらに、加工面31の主加工方向HAにおける後方の領域、つまり後ろ部分39は独立している。つまり、そこは被せ具60による被覆が無いので、後ろ側面49は、被加工材表面Oの縁部側加工の準備が元々できている。ただし、機械ハウジング11の後ろ側24の上で後方へと突出するハンドル部15、及び、その下にある抽気接続部21(本例では抽気パイプ)は、後方での作業の妨げになると考えられる。
凹部71は被覆部72の範囲において、保護壁77、78からそれぞれ延在する狭側壁79を有し、両狭側壁79の間には、被覆部72に狭側壁76が延在する。そのため、上方からは、角領域41における運搬板33すら見ることができ、その結果、同一の表面的な広がりの加工面31も見ることができる。
可搬機械工具110の被せ具160は、実質的に三角形の外周輪郭180を有し、先端領域141に凹み181が設けられている。したがって、先端143は、被せ具160の先に自由に突出する。そのため、凹み181の領域に位置する側面148の部分と、結果的に、加工面131の隣の側面148の当該部分の側縁は、被加工材表面Oの縁部側又は角の加工作業のための準備ができている自由な状態である。
後ろ部分133も、後ろ側面49と、その部分における加工面131の側縁が常時自由な状態であり、つまり被せ具160によって被覆されていないので、ディスク工具130の後ろ部分133は、被加工材表面Oの縁部側の加工作業の準備ができている。
被せ具60のベース部161は、先端143又は先端領域141の領域内の凹部171を除いて、ディスク工具30を被覆する被覆部172を有する。側面143の先において、被覆部172から下方に突出する保護壁178は、先端領域141を除いて側面148を実質的に被覆する。結果として、当該箇所では、破損し易いディスク工具130や、ディスク工具によって破損する可能性がある障害物HV、HR及びHLのための、縁部分の保護又は側面衝撃保護が提供される。ただし、例えば、被せ具60の側面保護壁77のような、前方の被覆はない。
凹部171において、外周輪郭180の先に、ディスク工具130の側縁領域142は、妨げられることなく突出する。
凹部171は、保護壁178の領域内の狭側壁179と、被覆部172と隣接する狭側壁176とを有する。
さらに、貫通開口190が有利に設けられており、それらを通して、例えば運搬板133又はディスク工具130を上方から見ることができる。貫通開口190は又、抽気接続部21で取り出される外気を選択的に流入させるために、使用されてもよい。
被せ具260は、ディスク工具260の後ろ部分239を自由な状態とする(被覆しない)。しかしながら、横部分238及び前部分239は、被せ具260によって実質的に被覆される。そのベース部261の上には、特に被覆部272の上には、例えば外気の流入又はディスク工具330のより良い視認性のために、流入開口290が設けられる。被覆部271の先には、ディスク工具230の前の部分237を被覆する、被せ具260の前方保護壁277が突出する。前方保護壁277と、ディスク工具230の側面248を部分的に被覆する保護壁278との間には、複数の凹部271が設けられ、そこからディスク工具230の側縁領域242と、結果的には加工面231が、自由に突出する。したがって、凹部271の一つに配置されるディスク工具230の縁部241によって、縁部側、例えば障害物HR又はHLの領域において、被加工材表面Oの加工が可能である。
凹部271(凹部271は1つでもよく、側部263又は264の1つに設けられてもよい)は、保護壁277、288の領域に、例えば狭側壁279を有し、両狭側壁279の間に、被覆部272に沿って狭側壁276が延在する。
図6には、被せ具260の代替である、被せ具360を用いる他の実施形態が示される。被せ具360は例えば複数の凹部371を有し、複数の凹部371は、被せ具360の外周に角度を持って離して配置される。ディスク工具230の端部領域は、複数の凹部371を通って、被せ具360の外周輪郭の先へ、自由に、ここでは詳細には説明されない態様で、突出する。
図6には、被せ具260の代替である、被せ具360を用いる他の実施形態が示される。被せ具360は例えば複数の凹部371を有し、複数の凹部371は、被せ具360の外周に角度を持って離して配置される。ディスク工具230の端部領域は、複数の凹部371を通って、被せ具360の外周輪郭の先へ、自由に、ここでは詳細には説明されない態様で、突出する。

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 特に研磨ディスク又は艶出しディスクであるディスク工具(30、130、230)と、駆動モータ(12)とを、有する可搬機械工具であって、前記駆動モータ(12)は機械ハウジング(11)内に配置され、前記ディスク工具(30、130、230)を駆動して、前記ディスク工具(30、130、230)の加工面(31、131、231)の振動、回転、及び/又は、偏心の運動を生じさせ、
前記可搬機械工具(10、110、210)は、被加工材表面(O)の研磨又は艶出し作業のために、主加工方向(HA)において前方へ、また、少なくとも1つの横加工方向(QR、QL)において主加工方向(HA)を横切って横へ、前記加工面(31、131、231)とともに案内されることが可能であり、
前記可搬機械工具(10、110、210)は、障害物(HV、HR、HL)との接触からの保護のために、前記主加工方向(HA)及び又は少なくとも1つの前記横加工方向(QR/QL)において、前記加工面(31、131、231)の隣に延在する、前記ディスク工具(30、130、230)の少なくとも1つの側面(47、48、49)の上流に配置される、少なくとも1つの保護壁(77、78)を有する、前記ディスク工具(30、130、230)用の被せ具(60、160、260)を有し、
少なくとも1つの前記保護壁(77、78)は、前記主加工方向(HA)、及び/又は、少なくとも1つの前記横加工方向(QR、QL)に、少なくとも1つの凹部(71、171、271)を有し、前記ディスク工具(30、130、230)の側縁領域(42、142、242)は、少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)を通って、前記加工面(31、131、231)の領域内の前記被せ具(60、160、260)の外周輪郭(80、180、280)の先へ自由に突出し、それにより、前記側縁領域(42、142、242)の範囲で延在する、前記ディスク工具(30、130、230)の前記加工面(31、131、231)の縁部又は角領域(41)は、少なくとも1つの前記保護壁(77、78)に妨げられることがない状態で、前記被加工材表面(O)の縁部側の加工をするための準備ができている、ことを特徴とする可搬機械工具。
[2] 前記ディスク工具(30、130、230)は、前記被せ具(60、160、260)による被覆が無い部分を介して、前記主加工方向(HA)と反対に後方へ自由に突出し、且つ/又は、前記被せ具(60、160、260)は、前記ディスク工具の、特に前記主加工方向(HA)における後縁部側又は狭い側である、前記主加工方向(HA)における後ろ部分を、被わない、ことを特徴とする[1]に係る可搬機械工具。
[3] 前記被せ具(60、160、260)は、前記機械ハウジング(11)に対して、固定具(25)により取り外し可能に固定できる、ことを特徴とする[1]又は[2]に係る可搬機械工具。
[4] 前記ディスク工具(30、130、230)は、前記被せ具(60、160、260)が取り外されているとき、外周又は側縁領域の全体に被覆が無い、ことを特徴とする[3]に係る可搬機械工具。
[5] 前記固定具(25)は、前記機械ハウジング(11)上に、前記被せ具(60、160、260)を嵌合するための差込み受け部(26)を備え、且つ/又は、前記被せ具(60、160、260)を前記機械ハウジング(11)に係止するための係止具(29,69)を備える、ことを特徴とする[3]又は[4]に係る可搬機械工具。
[6] 前記被せ具(60、160、260)は、工具を必要とすることなく前記機械ハウジング(11)に固定可能であり、且つ/又は、前記機械ハウジング(11)から取り外すことが可能である、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[7] 前記被せ具(60、160、260)は、前記機械ハウジング(11)の互いに反対の側面を取り囲む複数の側部(63、64)を有するクランプ(85)又は留め具として構成される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[8] 前記機械ハウジング(11)との係合のための係止手段が前記クランプ(85)又は前記留め具の前記側部(63、64)上に設けられ、且つ/又は、前記機械ハウジング(11)に固定するための前記側部(63、64)は、双方が離隔する方向に向きを変えられることが可能であり、且つ/又は、前記被せ具(60、160、260)が前記機械ハウジング(11)に装着されている状態において、前記側部(63、64)は、クランプ座部内で前記機械ハウジング(11)に隣接することが可能である、ことを特徴とする[7]に係る可搬機械工具。
[9] 前記加工面(31、131、231)は、特に実質的に三角形又は長方形である多角形、又は、特に円形である丸い形である、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[10] 前記ディスク工具(30、130、230)の、偏心、振動、内擺線、及び/又は、回転の駆動運動を生じさせるためのギア機構(14)が、前記駆動モータ(12)と前記ディスク工具(30、130、230)との間に配置される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[11] 前記ギア機構(14)は、前述の運動の少なくとも2つの間で切り替え可能であり、且つ/又は、固定又は非固定の回転軸の周りにおける前記ディスク工具(30、130、230)の回転運動を、最大30度、特に最大20度、好ましくは最大10度または最大5度だけ、専ら生じさせる、ことを特徴とする[10]に係る可搬機械工具。
[12] 少なくとも1つの前記保護壁(77、78)は、前記主加工方向(HA)において前記ディスク工具(30、130、230)を被覆し、且つ/又は、前記主加工方向(HA)において前記可搬機械工具(10、110、210)の最先端部を形成する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[13] 前記加工面(31、131、231)の少なくとも1つの角領域(41)は、前記主加工方向(HA)における前記ディスク工具(30、130、230)の前方を被覆する前記保護壁(77、78)の部分に隣接して横方向に、少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)を通って、前記被せ具(60、160、260)の前記外周輪郭(80、180、280)の先に突出し、又は、前方を被覆する前記部分は、各場合において凹部(71、171、271)を通って前記被せ具(60、160、260)の前記外周輪郭(80、180、280)の先に突出する前記加工面(31、131、231)の角領域(41)の間に配置される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[14] 前記加工面(31、131、231)は角又は先端を有し、前記角又は前記先端は、前記主加工方向(HA)に突出し、且つ、前記主加工方向(HA)にある前記被せ具(60、160、260)の少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)を通って前方へ突出する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[15] 前記駆動モータ(12)で駆動可能な、前記ディスク工具(30、130、230)用の運搬板(33)、又は、前記ディスク工具(30、130、230)の一部である運搬板(33)を更に有する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[16] 前記運搬板(33)は、研磨手段又は艶出し手段のための前記加工面(31、131、231)に対応する、例えば保持面(35)を有し、且つ/又は、特に紙やすりである研磨手段又は艶出し手段のためのクッション(34)又はパッドが前記運搬板(33)の上に配置される、ことを特徴とする[15]に係る可搬機械工具。
[17] 前記機械ハウジング(11)は、前記主加工方向(HA)において、及び/又は、少なくとも1つの前記横加工方向(QR、QL)において、前記被せ具(60、160、260)の前記外周輪郭(80、180、280)、及び/又は、前記ディスク工具(30、130、230)の前記加工面(31、131、231)の先には突出しない、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[18] ハンドル要素は、前記機械ハウジング(11)に固定接続され、前記機械ハウジング(11)と一体であり、又は、関節配置により前記機械ハウジング(11)上に関節接続されるように配置される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[19] 少なくとも1つの前記凹部(71)は、前記被せ具(60、160、260、360)の単独の凹部を形成する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[20] 前記被せ具(160)は、少なくとも2つ又はそれ以上の凹部(371)が列方向において互いに隣り合うように配置される構成を有し、且つ/又は、
前記被せ具(60、260)は、専ら横加工方向(QR、QL)に複数の凹部(71)を有する、ことを特徴とする[1]~[18]のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[21] 前記主加工方向(HA)における前記機械ハウジング(11)の後ろ部分、及び/又は、粉塵を含む空気のための抽気接続部(21)は、前記主加工方向(HA)と反対方向に、前記ディスク工具(30、130、230)の前記加工面(31、131、231)の上の後方へ突出する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[22] 前記被せ具(60、160、260、360)の少なくとも1つの前記保護壁(77、78)は、前記ディスク工具(30、130、230)、及び/又は、研磨手段又は艶出し手段用の、又は、前記加工面(31、131、231)の範囲で研磨手段又は艶出し手段を有する、前記ディスク工具(30、130、230)のクッション(34)又はパッド、の側部を完全に又は実質的に被覆し、且つ/又は、前記加工面(31、131、231)の範囲で延在する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[23] 前記被せ具(60、160、260)は少なくとも1つの開口(190、290)又は複数の開口(190、290)の配置を有し、前記開口(190、290)を介して、前記ディスク工具(30、130、230)、特に前記ディスク工具(30、130、230)の運搬板(133)を見ることが可能であり、且つ/又は、前記開口(190、290)は、特に前記可搬機械工具の抽気接続部(21)における抽気のための外気の流入に使用される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[24] 前記被せ具(60、160、260、360)の少なくとも1つの前記保護壁(77、78)は、前記ディスク工具(30、130、230)を、前記主加工方向(HA)、及び/又は、少なくとも1つの前記横加工方向(QR、QL)において横方向に被い、且つ、後方では被わない、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[25] 前記外被の形状又は前記被せ具(60、160、260、260)の前記外周輪郭(80)は、少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)の部分を除いて、前記ディスク工具(30、130、230)の前記加工面(31、131、231)の前記外周輪郭の形状に対応する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
[26] 前記外被の形状又は前記被せ具(60、160、260、260)の前記外周輪郭(80)は、少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)の部分を除いて、特に実質的に三角形又は長方形である多角形、又は、特に円形である丸い形、である、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。

Claims (26)

  1. 特に研磨ディスク又は艶出しディスクであるディスク工具(30、130、230)と、駆動モータ(12)とを、有する可搬機械工具であって、前記駆動モータ(12)は機械ハウジング(11)内に配置され、前記ディスク工具(30、130、230)を駆動して、前記ディスク工具(30、130、230)の加工面(31、131、231)の振動、回転、及び/又は、偏心の運動を生じさせ、
    前記可搬機械工具(10、110、210)は、被加工材表面(O)の研磨又は艶出し作業のために、主加工方向(HA)において前方へ、また、少なくとも1つの横加工方向(QR、QL)において主加工方向(HA)を横切って横へ、前記加工面(31、131、231)とともに案内されることが可能であり、
    前記可搬機械工具(10、110、210)は、障害物(HV、HR、HL)との接触からの保護のために、前記主加工方向(HA)及び又は少なくとも1つの前記横加工方向(QR/QL)において、前記加工面(31、131、231)の隣に延在する、前記ディスク工具(30、130、230)の少なくとも1つの側面(47、48、49)の上流に配置される、少なくとも1つの保護壁(77、78)を有する、前記ディスク工具(30、130、230)用の被せ具(60、160、260)を有し、
    少なくとも1つの前記保護壁(77、78)は、前記主加工方向(HA)、及び/又は、少なくとも1つの前記横加工方向(QR、QL)に、少なくとも1つの凹部(71、171、271)を有し、前記ディスク工具(30、130、230)の側縁領域(42、142、242)は、少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)を通って、前記加工面(31、131、231)の領域内の前記被せ具(60、160、260)の外周輪郭(80、180、280)の先へ自由に突出し、それにより、前記側縁領域(42、142、242)の範囲で延在する、前記ディスク工具(30、130、230)の前記加工面(31、131、231)の縁部又は角領域(41)は、少なくとも1つの前記保護壁(77、78)に妨げられることがない状態で、前記被加工材表面(O)の縁部側の加工をするための準備ができている、ことを特徴とする可搬機械工具。
  2. 前記ディスク工具(30、130、230)は、前記被せ具(60、160、260)による被覆が無い部分を介して、前記主加工方向(HA)と反対に後方へ自由に突出し、且つ/又は、前記被せ具(60、160、260)は、前記ディスク工具の、特に前記主加工方向(HA)における後縁部側又は狭い側である、前記主加工方向(HA)における後ろ部分を、被わない、ことを特徴とする請求項1に係る可搬機械工具。
  3. 前記被せ具(60、160、260)は、前記機械ハウジング(11)に対して、固定具(25)により取り外し可能に固定できる、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に係る可搬機械工具。
  4. 前記ディスク工具(30、130、230)は、前記被せ具(60、160、260)が取り外されているとき、外周又は側縁領域の全体に被覆が無い、ことを特徴とする請求項3に係る可搬機械工具。
  5. 前記固定具(25)は、前記機械ハウジング(11)上に、前記被せ具(60、160、260)を嵌合するための差込み受け部(26)を備え、且つ/又は、前記被せ具(60、160、260)を前記機械ハウジング(11)に係止するための係止具(29,69)を備える、ことを特徴とする請求項3又は請求項4に係る可搬機械工具。
  6. 前記被せ具(60、160、260)は、工具を必要とすることなく前記機械ハウジング(11)に固定可能であり、且つ/又は、前記機械ハウジング(11)から取り外すことが可能である、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  7. 前記被せ具(60、160、260)は、前記機械ハウジング(11)の互いに反対の側面を取り囲む複数の側部(63、64)を有するクランプ(85)又は留め具として構成される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  8. 前記機械ハウジング(11)との係合のための係止手段が前記クランプ(85)又は前記留め具の前記側部(63、64)上に設けられ、且つ/又は、前記機械ハウジング(11)に固定するための前記側部(63、64)は、双方が離隔する方向に向きを変えられることが可能であり、且つ/又は、前記被せ具(60、160、260)が前記機械ハウジング(11)に装着されている状態において、前記側部(63、64)は、クランプ座部内で前記機械ハウジング(11)に隣接することが可能である、ことを特徴とする請求項7に係る可搬機械工具。
  9. 前記加工面(31、131、231)は、特に実質的に三角形又は長方形である多角形、又は、特に円形である丸い形である、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  10. 前記ディスク工具(30、130、230)の、偏心、振動、内擺線、及び/又は、回転の駆動運動を生じさせるためのギア機構(14)が、前記駆動モータ(12)と前記ディスク工具(30、130、230)との間に配置される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  11. 前記ギア機構(14)は、前述の運動の少なくとも2つの間で切り替え可能であり、且つ/又は、固定又は非固定の回転軸の周りにおける前記ディスク工具(30、130、230)の回転運動を、最大30度、特に最大20度、好ましくは最大10度または最大5度だけ、専ら生じさせる、ことを特徴とする請求項10に係る可搬機械工具。
  12. 少なくとも1つの前記保護壁(77、78)は、前記主加工方向(HA)において前記ディスク工具(30、130、230)を被覆し、且つ/又は、前記主加工方向(HA)において前記可搬機械工具(10、110、210)の最先端部を形成する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  13. 前記加工面(31、131、231)の少なくとも1つの角領域(41)は、前記主加工方向(HA)における前記ディスク工具(30、130、230)の前方を被覆する前記保護壁(77、78)の部分に隣接して横方向に、少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)を通って、前記被せ具(60、160、260)の前記外周輪郭(80、180、280)の先に突出し、又は、前方を被覆する前記部分は、各場合において凹部(71、171、271)を通って前記被せ具(60、160、260)の前記外周輪郭(80、180、280)の先に突出する前記加工面(31、131、231)の角領域(41)の間に配置される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  14. 前記加工面(31、131、231)は角又は先端を有し、前記角又は前記先端は、前記主加工方向(HA)に突出し、且つ、前記主加工方向(HA)にある前記被せ具(60、160、260)の少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)を通って前方へ突出する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  15. 前記駆動モータ(12)で駆動可能な、前記ディスク工具(30、130、230)用の運搬板(33)、又は、前記ディスク工具(30、130、230)の一部である運搬板(33)を更に有する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  16. 前記運搬板(33)は、研磨手段又は艶出し手段のための前記加工面(31、131、231)に対応する、例えば保持面(35)を有し、且つ/又は、特に紙やすりである研磨手段又は艶出し手段のためのクッション(34)又はパッドが前記運搬板(33)の上に配置される、ことを特徴とする請求項15に係る可搬機械工具。
  17. 前記機械ハウジング(11)は、前記主加工方向(HA)において、及び/又は、少なくとも1つの前記横加工方向(QR、QL)において、前記被せ具(60、160、260)の前記外周輪郭(80、180、280)、及び/又は、前記ディスク工具(30、130、230)の前記加工面(31、131、231)の先には突出しない、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  18. ハンドル要素は、前記機械ハウジング(11)に固定接続され、前記機械ハウジング(11)と一体であり、又は、関節配置により前記機械ハウジング(11)上に関節接続されるように配置される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  19. 少なくとも1つの前記凹部(71)は、前記被せ具(60、160、260、360)の単独の凹部を形成する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  20. 前記被せ具(160)は、少なくとも2つ又はそれ以上の凹部(371)が列方向において互いに隣り合うように配置される構成を有し、且つ/又は、
    前記被せ具(60、260)は、専ら横加工方向(QR、QL)に複数の凹部(71)を有する、ことを特徴とする請求項1~18のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  21. 前記主加工方向(HA)における前記機械ハウジング(11)の後ろ部分、及び/又は、粉塵を含む空気のための抽気接続部(21)は、前記主加工方向(HA)と反対方向に、前記ディスク工具(30、130、230)の前記加工面(31、131、231)の上の後方へ突出する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  22. 前記被せ具(60、160、260、360)の少なくとも1つの前記保護壁(77、78)は、前記ディスク工具(30、130、230)、及び/又は、研磨手段又は艶出し手段用の、又は、前記加工面(31、131、231)の範囲で研磨手段又は艶出し手段を有する、前記ディスク工具(30、130、230)のクッション(34)又はパッド、の側部を完全に又は実質的に被覆し、且つ/又は、前記加工面(31、131、231)の範囲で延在する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  23. 前記被せ具(60、160、260)は少なくとも1つの開口(190、290)又は複数の開口(190、290)の配置を有し、前記開口(190、290)を介して、前記ディスク工具(30、130、230)、特に前記ディスク工具(30、130、230)の運搬板(133)を見ることが可能であり、且つ/又は、前記開口(190、290)は、特に前記可搬機械工具の抽気接続部(21)における抽気のための外気の流入に使用される、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  24. 前記被せ具(60、160、260、360)の少なくとも1つの前記保護壁(77、78)は、前記ディスク工具(30、130、230)を、前記主加工方向(HA)、及び/又は、少なくとも1つの前記横加工方向(QR、QL)において横方向に被い、且つ、後方では被わない、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  25. 前記外被の形状又は前記被せ具(60、160、260、260)の前記外周輪郭(80)は、少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)の部分を除いて、前記ディスク工具(30、130、230)の前記加工面(31、131、231)の前記外周輪郭の形状に対応する、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
  26. 前記外被の形状又は前記被せ具(60、160、260、260)の前記外周輪郭(80)は、少なくとも1つの前記凹部(71、171、271)の部分を除いて、特に実質的に三角形又は長方形である多角形、又は、特に円形である丸い形、である、ことを特徴とする前述の請求項のいずれか一項に係る可搬機械工具。
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